2008年06月30日

中日韓、ニッポン上位独占

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日本チーム集合写真。左からエスメ、のふーぞ、きねきねの各チーム。真ん中はJSAF理事の児玉さん、右端は通訳の馬さんたち。photo by Junichi Hirai

 中日韓キールボート親善レガッタ最終日は、スタート時刻を11時に早めて2レースをおこないました。結果は1位(1-1-1-1)エスメラルダ、2位(3-2-3-2)韓国、3位(2-3-2-3)のふーぞ、4位(5-5-4-4)きねきねという成績でした。とりあえず、時間がないのでこの辺で。。。

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2008年06月29日

中日韓2日目、風なくAPA

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ワンデザインクラスとは別にクルージングボートもレースに出場しています。photo by Junichi Hirai

 中日韓キールボート親善レガッタ2日目。スタート前に風がなくなり、波と、うねりが残る嫌なコンディション。しばらく海上で風待ちしていましたが、吹き上がる気配はなし。約2時間の風待ちの後、本日ノーレースを知らせるAPAのフラッグがあがり、戦いは明日へ延期されました。最終日はスタート時刻を早めておこなわれます。

 本大会は全6レースが予定され、4レース以上行われた場合、最低得点がカットされる得点方式です。現在2レースしか終えていないので、レース運営としては最終日になるべく多くのレースをおこないたいところでしょう。最終日の風に期待です。

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以前バルクヘッドマガジンで紹介した中国が開発したスピードボート〈Longtze〉もレースに出ています。photo by Junichi Hirai

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時間ができたので日照の町を散歩。裏路地に入るとアジアっぽい露天が並んでいました。photo by Junichi Hirai

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道ばたでトランプをしている人たち。トランプ、麻雀、石を使ったオセロなどで賭け事をしているようです。photo by Junichi Hirai

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カメラを向けると照れてしまった肉屋の女の子とおばちゃん。photo by Junichi Hirai

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にわとりの販売店。左の犬も売っているんだと思います。photo by Junichi Hirai

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2008年06月28日

安山、スナイプ南欧州4位

 20〜22日まで、イタリア東部のチェルビアでスナイプ級のPiada Trophy(South Europian Championship)が開催されました。日本からは、07年度スナイプ級世界選手権2位の安部/山近(シルトロニック・ジャパン)が招待選手として出場。大会に出場したスキッパーの阿部選手からレポートが届きました。

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スナイプ南ヨーロッパ選手権に出場して
レポート/安部賢司

 総合成績は4位入賞という結果でした。レースは6/20から22までの3日間行われ、出場チームは45チーム。レース数は予定の8レース消化できなかったものの、7レースを消化しました。

 とても、ハイレベルで有意義な大会で、何度レースしてもいつも上位は変わることなく、上位4艇のマッチレースのようでした。

 今後、日本チームが同大会に積極的に出場できることと、同大会の反映を切に願います。日本のセーラーにとって必ず素晴らしく良い経験になるはずです。

 以下に成績とコメントを記します。

優勝 Pons Jordi Triay,Garrio Borja(ESP)
 score 1-1-2-(4)-2-(3)-1 total 6.25point
 新鋭です(若干23歳だそうです)

2位 Bruno Bethlem,Paradeda Roberto(BRA)
 score (4)-3-3-1-1-1-(ocs) total 8.25point
 過去何度もワールドや西半球、南米大会で入賞している最も実力のあるセーラー

3位 Augie Diaz,Tocke Kathleen(USA)
 score 2-(10)-1-3-(4)-4-3 total 12.75point
 言わずと知れた、スナイプ界のスーパースター(2003、2005のワールドチャンピオン)

4位 安部/山近
 score 3-2-4-(ocs)-(6)-5-2 total 16point

5位 Hens Manu,Launtier Laura(BEL)
 score 7-(18)-5-2-(10)-2-4 total 20point
 ヨーロッパではかなり有名な選手だそうです

大会の記事と成績
大会時の写真

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posted by BULKHEAD at 10:13| Comment(0) | ディンギー

日本チーム、中国で快進撃

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初日1-1位の〈エスメラルダ〉。今回の中国遠征には、PUMA Japanよりウェアをサポートしていただきました。今回のメンツは、植松眞(オーナー/メインシート)、荒川海彦(ヘルムスマン)、伊藝徳雄(バウ)、田口裕介(ピット)、吉田学(トリマー)、平井淳一(セカンドピット)です。photo by Junichi Hirai

 中国日照で29日まで開催される「中日韓キールボート親善レガッタ」。大会初日の27日は、日照マリーナで盛大な開会式からはじまりました。

 真っ赤にしつらえた壇上には来賓席が設けられ、中国、各国のオエライ方々が並びます。式典の長〜いスピーチは、日本のと同じ。違うのは開会式の終わりの合図に、本物の大砲が打たれたことです。もちろん空砲ですけれど、迫力の爆音にびっくりしました。

IMG_5125.jpg
すべてが真っ赤の開会式。運動会の開会式という印象です。photo by Junichi Hirai

 さて、レースは昨日とは変わってどんよりとした曇り空です。第1レースの風は5〜7ノット。不規則で走らせにくい波があり、ボートを安定させるのがむずかしいコンディションです。

 〈エスメラルダ〉は、アウター側からスタートを試みるも無惨にリコール。今大会はすべてラウンド・ジ・エンドルール(リコールをした場合、両エンドを回り直してペナルティを解消する)が適用されるために、大きく出遅れてしまいました。

 しかし、そこからボートコントロールに集中し、パワーを意識した海面の選択で、急浮上。上マークを〈のふーぞ〉に続いて2位で回航することに成功します。

 ダウンウインドでは、韓国の〈Winave〉のスピード追撃を受けますが、普段からジェネカーの取り扱いに慣れている〈エスメラルダ〉がやや有利。ジャイブを繰り返すうちに差は広がり、韓国と距離を若干広げて下マークを回航します。

 アップウインドでは、体重を最大活用してフルハイクアウト。とにかく風のパワーを逃がしたくなかったので、メインシートトリマーまで、仕事をヘルムスマンに任せてフルハイクアウト。これはメチャクチャ効きました。みんなデブでよかった(笑)。このレグでトップに立った〈エスメラルダ〉は、ダウンウインドも無難に走り、1位でフィニッシュしました。

 続いておこなわれた第2レースでは、一気に風が弱まって2〜4ノット。ただし、走らせにくい波が残り、さらに干潮に近づくにつれて潮の流れも速くなってきました。

 スタート後、風と不安定な波でタッキングポイントを逃した〈エスメラルダ〉は、ポートに返してスピード勝負にでる作戦へ。ポートロングの直線コースで、やや風上側に位置しながら慎重にコントロールします。

 このスピード勝負で競り勝った〈エスメラルダ〉が風上マークをトップ回航。2位から後は大混戦となり、その混戦をよそ目にクリアエアを得た〈エスメラルダ〉は、じょじょに差を広げてトップフィニッシュを飾りました。

◎中日韓キールボート親善レガッタ・フライングタイガー10クラス 大会初日
1 エスメラルダ 2p
2 韓国 5p
3 のふーぞ 5p
4 中国 10p
5 きねきね 10p
6 中国 12p
7 韓国 14p
8 中国 17p
9 韓国 20p
10 中国 21p

 フライングタイガー10クラスのクルーウェイトは、クラスルールで最大525kgに設定されていますが、このレガッタでは6人という人数の指定があります。6人がターゲット体重にあわせるには1人あたり87.5kg。日本人では、かなりむずかしい体重設定ということになります。

 ただ、よりボートスピードを出すためには、可能な限りターゲットにあわせる必要があります。デブが揃う〈エスメラルダ〉がクローズのストレートラインで走ったのは、体重の要素が大きかったと思います。

 ヨットに乗るには体重があることが必須条件。つまり、キールボートはデブがモテモテのスポーツなのです。冗談と思う方もいるかもしれませんが、欧米を標準にして設計された船に乗る以上は、日本人のデブでちょうどいいぐらい。

 というわけで、日本チームは初日から大活躍を見せました。この調子で中国、韓国にリードを広げたいところです。

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日照マリーナのさん橋の一角にフライングタイガー10が整列しています。photo by Junichi Hirai

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2008年06月27日

中国のクルマ事情は危険

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交通ルール上等。道路上は出たモノ勝ちの戦争です。まじ危ない。photo by Junichi Hirai

 青島国際空港から高速道路で約2時間。長距離バスに乗って約170km離れた日照市までやってきました。

 噂には聞いていましたが、クルマの運転がとにかく危険です。なぜ対向車がバンバン向かってきているのに、反対車線を堂々と走るのでしょうか? わけが分かりません。移動2時間の間に2つの交通事故と2つの車両故障を見ました。エキサイティングな国です。

 さて、中日韓キールボートレガッタが開催される日照市は、マリンスポーツに力を入れている町で、ヨットハーバーも日本で造るにはむずかしいぐらい巨大。しかし、定置されているヨットボートの数はほとんどなく、子どもたちがトレーニングのために使用している程度のようです。

 もともと五輪セーリング競技誘致のために作られたマリーナらしく、「マリーナを作ってしまったが、五輪は青島へ。それならこの施設を国際的に有効利用しよう」という自治体の意図があるようです。

 ホテルやマリーナには、日中韓各国の国旗が並び、今大会を意味する「中日韓国際大帆船比賽」のたれ幕がいくつも掛かり、このイベントの大きさを知ることができます。

 以下、なかなか記事を書く時間がないので、備忘録メモしておきます。
・レースは27日から3日間。毎日午後1時からはじまる。ハーバーまでは選手専用バスで15分程度。
・ワンデザインクラスで使用されるフライングタイガー10は、くじ引きで配艇。船底が汚れていたり、壊れていたり、ジブがファーラーだったりハンクス仕様だったり、セールにバテンがあったりなかったり、個体差が激しい。中国チームだけはニューセールを用意しているっぽい。
・レース海面はハーバーの目の前。そこそこの風は期待できるが、潮がきつい。1ノットぐらいありそう。
・ボートのパフォーマンスは(真剣にセッティングすれば)高い。ジェネカー艇なので、ダウンウインドのスピードもたのしく、欧米でワンデザインクラスとして人気があるのも納得。
・韓国の1チームは、同国470級のベテラン、キムさんだった。彼がコリア・マッチカップの韓国代表だったらしい。クルーのキムさんも同チーム。
・日本からは、ワンデザインクラスとは別に鹿児島から〈さつま〉も出場しています。鹿児島から韓国を経て、クルージングやカヌー冒険をしながら回航してきた。
・その他のチームはよくわからず。中国チームは、アメリカズカップのチームチャイナのクルーもいるとか。ざっと見まわした感じでは、みなカラダがでかい。
・ホテルの同室は、現地で日本チームの通訳を務めてくれる青島銀海国際ヨットクラブの馬(マ)さん。セーラーでもある彼は、青島から日照まで(70マイル)自分の30フィートクルーザーに乗ってきたらしい。ぼくと同世代。

 というわけで、これからレースがはじまります。

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2008年06月25日

バルクヘッドは中国遠征へ

 突然ですが、きょうから中国・日照市へ行ってきます。渡航の目的は、取材ではなく「中日韓キールボート親善レガッタ」に出場するためです。

 日照は、2006年に470級世界選手権が開催された場所です。今回は、中国ヨット協会がワンデザインキールボートクラスのフライングタイガー10を10艇用意し、中国、日本、韓国の3カ国による親善レガッタを企画しました。このボートをチャーターして、27〜29日までの3日間、国対抗ヨットレースがおこなわれます。

 日本からは、日本セーリング連盟より選出された、エスメラルダ、のふーぞ、きねきねが出場します。ぼくは、エスメラルダチームで参戦します。

 さて、この中日韓レガッタ。主催をつとめる中国サイドから連絡が遅れ、要領がつかめていないため、ドタバタ感が否めません。なにせ帆走指示書が中国語で届いているぐらいですから(英語版帆走指示書は結局届かなかった)。

 このところ、ちょくちょく海外取材に出ていますが、選手として海外レースに出場するのは、昨年のJ/24メキシコワールド以来です。ドイツ・キールと青島でトレーニングしているオリンピックチームに負けないよう、しっかり走ってきます。

※現地の通信事情により、バルクヘッドマガジンの更新が遅れるかもしれません。その場合は、申し訳ございません。更新されるまでジッとお待ちください。帰国は6月30日です。

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2008年06月24日

チームブロス遠征レポート

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シチリア島で開催されたPLATU25イタリアサーキット第2戦。photo Italy Platu 25

 イタリアサーキット第2戦に出場したチームブロスより、できたてホヤホヤのレースレポートが届きました。結果は最終レースで逆転されて3位。イタリア国内戦連覇はストップしてしまいましたが、セッティング等の試行錯誤を重ねて、9月のギリシア世界選手権優勝を目指しています。

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イタリア選手権3位に終わる
レポート/小林正季(チームブロス)

最終日、VONAVENTURAを追撃

 22日最終日は、朝から風が少し弱くスタート時間が延期され、予定していた残りの3レースが難しくなりはじめました。逆転優勝を狙う〈ブロス〉は、プロチームの〈VONAVENTURA〉をスタート前からマークし、行きたい海面側を常にキープします。

 しかし、ゼネラルリコールで何度か抑え込んでいたスタートは流れてしまい、〈ブロス〉を逃げかわしたスタートでレースがはじまりました。わずかなシフトと上り角度のパフォーマンスを生かし、集団から頭を出した〈VONAVENTURA〉が上マークをトップ回航しました。

 ブロスは少し出遅れて6番回航でしたが、タクティクスとボートスピードで猛追。最終のダウンウインドレグでは2位まで浮上し〈VONAVENTURA〉に5、6艇身まで迫りました。

 〈VONAVENTURA〉は動揺したのか、フィニッシュ手前のリーチングレグで、スピンドロップの際にハリヤードがアイポイント付近でロックするトラブルでスピン回収不能になり、一気に〈ブロス〉が近づきましたがフィニッシュラインまで逃げ切られてしまい、更に1ポイント分差が広がりました。

消化不良に終わった最終レース

 風が少しずつ弱まる中、最終レーススタート時間ギリギリで予告信号上がり勝負の2レース目がはじまりました。6点差で苦しい状況ですが〈VONAVENTURA〉との優勝争いは更にヒートアップ。徹底的にマークする〈ブロス〉に対して、〈VONAVENTURA〉は他艇を使って逃げにはいります。

 ゼネラルリコール後にはブラックフラッグが上がり、〈ブロス〉から逃げ離れた位置で両艇がレーススタート。ここで〈VONAVENTURA〉がフラッグフラッグにかかりハーバーバックになるラッキーを見届けていた〈ブロス〉ですが、肝心なところでスタートで失速し出遅れてしまいます。

 風はますます弱まり、コース短縮のフラッグが揚がりました。猛追も虚しく中盤の順位でフィニッシュ。優勝狙いだった〈ブロス〉としては消化不良の最終レースになってしまっただけでなく、僅差だった5位の艇がトップをとり逆転されてしまい、最終成績を3位に後退させてしまう結果となりました。

 今回のマストやセールのチューニングのテストで、少しずつですがパフォーマンスは上がっている実感はあります。PLATU25は、ワンデザインとは言えども、日本国内にある〈ブロス〉のPLATU25とはビルダーもマストメーカーも異なります。そのため、イタリアでのレースでしかテストができない難しさはありますが、それも楽しんでいけるのがワンデザインクラスの良さです。

 常に進化を目標にしていくチームブロスは、来月イタリア・トラパーニで行われるイタリア選手権での2連覇を目標にすると共にギリシアワールドを目指します。
 
続きレポート(PLATU25ノススメ)を読む
posted by BULKHEAD at 12:42| Comment(0) | キールボート

強烈、バミューダレース

Speedboat-b.jpg
99フィートマキシ〈SPEEDBOAT〉。総勢28名が乗り込みました。photo by dorsey beard

 アメリカ東海岸を代表するヨットレースといえば、635マイルを走るニューポート・バミューダレースです。1906年にはじまったこのヨットレースは、米ロードアイランド・ニューポート(Narragansett bay)のキャッスルヒル灯台から、北大西洋のバミューダ諸島東部のセントデビッド灯台までを走るオフショアレースです。

 第1回大会は3艇でおこなわれたバミューダレースですが、前回の2006年大会には263艇(!)を集める巨大オフショアイベントに成長しました。隔年開催されるバミューダレースは、今年198艇を集めて6月21日にスタートしました。

 艇団はメキシコ湾流と交差しながらバミューダへ一直線。そして、99フィートのスーパーマキシ、〈SPEEDBOAT〉(Alex Jackson)が、64時間42分56秒でファーストフィニッシュを飾りました。〈SPEEDBOAT〉に乗り込んでいたのは、Mike Sanderson(スキッパー)をはじめ、Stan Honey(ナビゲーター)、Robbie Naismith、Bob Wylie、Brad Read……。ものすごいメンツ。

 2着は、90フィートマキシの〈Rambler〉(George David)。今年2月のブエノスアイレス・リオデジャネイロレースで、ケン・リードが乗って新記録を達成したマキシです(ケン・リードは、ボルボオーシャン世界一周レース用のボルボオープン70〈Il Mostro Puma〉で参戦しています)。

 バミューダレースの記録は、トランスパック(ロス〜ハワイのオフショアレース)でおなじみの〈Pyewacket〉(Roy Disney)による53時間39分39秒です。記録には及びませんでしたが、こうしたスーパーマキシが争っていると、60フィートクラスが小さく感じてしまうから不思議ですね。

◎2008 Newport Bermuda Race
http://www.bermudarace.com/

Rambler-b-1.jpg
2着〈Rambler〉。こちらは90フィート。photo by dorsey beard

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プーマチームの新艇〈Il Mostro〉(VO70)。photo by dorsey beard


↑〈SPEEDBOAT〉(動画)。メインセールをあげるのに何分かかるんでしょう???

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2008年06月22日

ブロス、イタリア第2戦

 Platu25(Beneteau25)で活動する〈ブロス〉(亀井直文オーナー)が、シチリア島のサン・ヴィート・ロ・カーポで開催されているPlatu25イタリアサーキット第2戦に出場しています。

 5月に開催された第1戦ではイタリア勢を制し優勝を飾りました。第2戦は、仕事の事情により浜崎ヘルムスマンに代わり山田 寛が担当しています。現在、2日目を終えて、1位の〈VONAVENTURA〉に5点差の2位につけています。

 2日目のコンディションは5〜10ノットで少々物足りなかったようですが、比較的安定していたために6レースを消化しました。〈ブロス〉は、第4レース目の最終ボトムマークでトップの〈VONAVENTURA〉と接触があり、相手艇の割り込みによるケースだったのでプロテストをしたものの審問で却下。

 現在、7位まではいつも入賞しているチームが僅差で連なり、最終日の3レースでは上位陣での混戦が予想されます。

 今回の〈ブロス〉は、NEWマストとNEWセールのチューニングテストを兼ねながら臨むレガッタになっていて、初日の昨日は少し崩したものの徐々に新しいセッティングが仕上がってきているとのこと。

 ただいま同チームは、イベリコ豚のカレーを自炊してがんばっているそうです。がんばれ!(情報提供:KOBA)

◎Platu25イタリアサーキット
第2戦 6/20~22 San Vito Lo Capo
第3戦 7/17~20 Trapani
◎Platu25 ギリシア世界選手権
2008 9/13~20 Creta - Heraklion

◎Platu25協会(イタリア)
http://www.platu25.com/master.asp?ft=3&lg=1

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2008年06月21日

アリンギとSUI12の関係

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アリンギがサポートするスイスの470級女子代表チーム。photo by Carlo Borlenghi/Alinghi

 かなりマニアックなネタではありますが、世界470級女子でひときわ目を引くカワイイ女子といえば、SUI12のスキッパーをつとめるEmmanuelle Rol。ハーバーでは大胆セクシーなウエアを着ちゃったりして、けっこう目立っている選手です。

 今月15日までイタリアで開催された470級ヨーロッパ選手権では、SUI12(Emmanuelle Rol / Anne Sophie Thilo)が、銀メダルを獲得しました。ん、そんなに速かったっけ? 彼女たちは、これまで10から20番台の成績が多く、飛躍的にジャンプアップしたヨーロピアンの結果に驚いた次第です。

 と同時にアメリカズカップ王者のアリンギからプレスリリースが流れ、同シンジケートが総力をあげて彼女たちを応援している(才能ある選手を育成するアリンギ・パフォーマンスプログラムによる)、とのこと。

 アリンギのストラテジストのJordi Calafat(バルセロナ金メダル)がコーチしたり、五輪本番では気象解析をアリンギ気象チームが担当するそうです。

 アリンギがバックアップするオリンピック代表女子チーム。しかも、カワイイ。この上ないセーリングゴシップですね。もしかしたら北京五輪の台風の目になるかもしれません。

◎SWISS 470 Sailing Team
http://www.rol-thilo.ch/

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Emmanuelle Rol(右)とクルーのAnne Sophie Thilo。日本代表ジャージコンビのライバルです。photo by Carlo Borlenghi/Alinghi

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2008年06月20日

続々・コリアマッチ参戦記

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レースは観客が見やすいように、岸から非常に近い海面でおこなわれました。photo by SIESTA

世界トップランカーと対戦して感じたこと(3)
レポート/シエスタ 坂本 亘

クルーワーク

 トップチームのクルーワークですが、彼らは普段から大小様々な艇種に乗っているので、クルーの持っている「引き出し」がたくさんあると感じました。われわれがジェネカーに慣れていないのもありましたが、彼らは本当にそつなくこなします。

 この大会のレベルになれば当然なのかもしれませんが、クルーワークの役割分担が明確化されているようで、指示を飛ばさなくても完璧にクルーワークをこなしているようでした。タクティクス、ポジショニングに対してもメンバー全員が動きを理解しているので、厳しい下マーク回航でもスムースにジェネカーダウンしていきます。

 クルーの個々のテクニック、経験が素晴らしいのももちろんですが、見えない部分ではチームの意思疎通、伝達能力が完璧だったと思います。レースを観戦していると、決して急いでクルーワークを行っているようには見えませんでした。すべての動きに無駄がなく、考えて行動しているようにも見えませんでした。

最後に

 はじめてのグレード1の参加ということもあり、大会を通じて、WMRTの規模、企画の大きさに驚くばかりでした。選手に対するもてなしも完璧で、プロセーラーとしての立場、地位が確立されていました。

 選手たちはいつでもメディアやファンに対して快く応え、観戦できるスポーツとしてセーリング競技を作りあげていました。しかしながら観戦できるということが目的となっているために、スタートエリア等も狭く非常に苦労した部分もありました。

 今後の日本は、セーラーとして楽しむセーリングだけでなく、魅せる競技としてアピールしていく、そして魅力のあるセーラーとしてまわりに伝えていかないといけないのかもしれません。セーリング全体の魅力を伝えていくことで、企業のスポンサー、地方行政への理解を得られるのだと感じさせられました。

 また、韓国では、今後年に1度か2度はアジア向けのワイルドカードを用意したマッチを企画するという話を聞きました。マッチレース界の新たな目標として盛り上がっていくことは間違いないと思います。日本チームとしてファイナリストになれるように、みんなでがんばっていきましょう。(終)

※3回にわたるコリアマッチレポートは、これで終わりです。シエスタ坂本選手、どうもありがとう!

◎バルクヘッドマガジン過去記事
コリアマッチ参戦記 (1)
コリアマッチ参戦記 (2)

◎Korea Match cup 2008
http://www.koreamatchcup.com/
◎World match racing tour
http://www.worldmatchracingtour.com

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さん橋にはマッチレースを観戦する観衆。コリア・マッチカップでは、魅せるヨットレースがおこなわれていました。photo by Christopher Cameron

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イベント会場に入るため長蛇の列を作る子供たち。photo by TackDucks

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2008年06月19日

カウントダウン、北京五輪

 8月の北京五輪を目前に控え、セーリング競技の開催地となる中国青島では、各国の代表チームが現地入りしてトレーニングをはじめているようです。ただいまの青島は、霧が多く軽風コンディション。「微軽風+潮」の戦いが予想される本番では、どのようなドラマがうまれるのでしょうか。

 すでにオリンピックハーバー周辺は、空港と同じようにきびしい警備がされ、入るにはX線による荷物の検閲、パスポート、許可証の提示が求められているそう。さらに本番では、警備のために機関銃を持った中国軍が町中に配置されると思われます。考えるだけでゾッとします。

 青島に現地入りしたアメリカチームは、他国と同様に食事については相当の準備をしています。4度の五輪出場、アテネ五輪トーネード級銀メダルのJohnny Lovellは、「北京五輪は、潮と風のパターンを解析するのと同じぐらい食事に気をつけなければならない」と述べ、トレーニング期間中に宿泊するホテルでも特別の用意をしているそうです。

◎US OLYMPIC PARALYMPIC SAILING TEAM
http://olympics.ussailing.org/Olympics.htm

 さて、日本チームは、明日(20日)に東京有楽町でおこなわれる日本代表選手団激励壮行会の後、レーザー級やRS:X級などは現地トレーニングに入るようです。現地では、オナカを鍛えるのが第一の目的かもしれませんね。

 ところで、五輪本番が近づいてくるにつれて、選手たちがテレビや新聞、ラジオ等のメディアで、頻繁に取り上げられるようになりました。昨日は、フジテレビで、470級女子の近藤/鎌田のミニ特集が放送されていました。なかなかの美女に映ってましたね、ふたりとも。

 また、明日20日には、470級男子の松永/上野が、フジテレビの「とくダネ!」(8時〜9時55分)で紹介されるようです。これはぜひとも見なくては。

 各選手の出演情報は、選手たちの個人ブログやウェブサイトに詳しい情報が掲載されます。要チェックですね。

◎470級女子 近藤 愛/鎌田奈緒子
チームアビーム http://www.teamabeam.jp/
◎470級男子 松永鉄也/上野太郎 http://www.470feelfine.jp/
松永 http://matsunaga.hiroshima-info.com/
上野 http://ueno.hiroshima-info.com/
◎レーザー級 飯島洋一 http://yoichimail.cocolog-nifty.com/blog/
◎49er級 石橋 顕/牧野幸雄 http://believe49er.net/
石橋 http://49er-diary.blog.so-net.ne.jp/
牧野 http://jpnmakino.cocolog-nifty.com/believe/

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続・コリアマッチ参戦記

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COL(FRA)とWILLIAMS(GBR)のプレスタート。photo by Christopher Cameron

世界トップランカーと対戦して感じたこと(2)
レポート/シエスタ 坂本 亘

プレスタート

 各セーラーそれぞれ船の運びに特性があります。しかし、それは1分前までで、1分を切るとどの選手も同じ。自分がどちらから出ていくのか、しっかりとしたプランニングに基づいてポジショニングを取っていきます。この辺りはイーブンスタート、リスクを背負わずにスタートするというスタイルでしょう。

 われわれ日本人チームと大きく異なったのは、1分前までは徹底的に攻撃をしてきたことです。この部分はレガッタを通して苦しめられました。とくにダイヤルアップ直後はかなり粘られました。簡単にはカバーをはずしてくれません。ポートでエントリーした際も相手にプレッシャーを与えながら、風下から攻撃をするようにしないとしつこく抑え込まれました。

 タイム&ディスタンスですが(距離に対する時間の感覚)、本当にギリギリの所まで時間を詰めていました。言葉では伝わりにくいですが、残り時間に対してピンまでの距離(消化時間)が短い場合、われわれの場合は諦めてラインから追い出されたりしますが、トップセーラーはこの辺りのボートコントロールは、目からウロコが落ちるくらいのテクニックを見せつけられました。

 特筆すべきはレイラインです。普段、国内でマッチレースを行う場合のレイライン(アウターマーク側)感覚では、到底太刀打ちできません。船が大きくなるほど、シューティングレイラインが伸びてきます。大半の選手がシューティングラインを使ってスタートしていきます。

 スタート前1分30秒から1分20秒ぐらいでテールバック(相手の後ろについている状態)している際、相手を出来るだけスターボーのレイラインにプッシュしていくのですが、この追い込みが甘いとバウアップした際(ラインに向かい始める)予想以上にシューティングレイラインが高く、自分たちがスタートラインの右サイド(ボートサイド)に追い込まれます。

 そのため、アウターマークのレイラインを割るぐらいの追い込みを行い、そこからラインに向かわないとイーブンスタートはさせてもらえませんでした。

(シエスタレポートは次回最終回。レポート第1弾はこちら

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表彰式では韓国の伝統芸能が披露されました。photo by Christopher Cameron


↑COLとWILLIAMSのファイナル上マーク(動画)。thanks TackDucks!

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2008年06月18日

関西ミドルはIRC採用へ

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サントピアで開催された関西ミドル。弱い風と潮、そして深い水深は運営を悩ませました。photo by Taketoshi Yamazaki

 5月31、6月1日の2日間、兵庫県淡路島のサントピアマリーナで、関西ミドルボート選手権が開催されました。2年連続のサントピアマリーナ開催となる関西ミドルには、大阪湾で活動するミドルボートレーサーを中心に、四国や九州からも参加を集め、全17艇(ORC-C)でおこなわれました。

 2日間とも風が弱く、初日はノーレース。2日目は、微風と2ノット弱の向かい潮に選手たちは悩まされたようです。結局、シリーズは1レースをもって成立し、トップフィニッシュの〈DESSE OSAKA〉(YAMAHA33S)が総合優勝、ORC-C Aクラス優勝。ORC-C Bクラスは、着順6位の〈IZUMO〉(YAMAHA30S)が優勝を飾りました。

 また、大会期間中に開催された関西ミドルボートクラブの会議で、来年よりIRC(ノーマル)レーティングを採用することが決定。このIRC採用により、あたらしい参加艇が増え、より盛りあがることが予想されます。

 この発表は、ヨットレースの参加者にとって、とても大切なことです。「次回は、いつどこで、どんなルールでおこなうのか。大きな変更はあるのか、ないのか」。これを発表するだけで、参加チームの負担がどれほど減るでしょう(選手のみなさんならわかりますよね?)。

 今回、関西ミドルボートクラブが、とくべつ優れたことを発表したわけではありません。当たり前のコトをしただけです。ただし、クルーザーレースが迷走している日本の現状を考えると、当たり前のコトを当たり前におこなうのが重要だと感じるのです。

kansaimb_result.jpg
2008関西ミドルボート選手権 in サントピア 成績

◎関西ミドルボートクラブ
http://www.geocities.jp/middleboat_kansai/

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総合、ORC-C Aクラス優勝の〈DESSE OSAKA〉。photo by Taketoshi Yamazaki

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ORC-C Bクラス優勝の〈IZUMO〉。photo by Taketoshi Yamazaki

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吹かない風に業を煮やしてサメ浮上。photo by Taketoshi Yamazaki

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コリアマッチ参戦記

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若いマッチレーサーが大活躍したコリア・マッチカップ。優勝はフランスのSebastien COLでした。photo by Christopher Cameron

 6月15日まで韓国で開催されたコリア・マッチカップ。韓国ではじめて開催されたISAFグレード1のマッチレースは、韓国国際ボートショーと併催されたこともあり大盛況におわりました。

 アジアを代表して出場したシエスタは、3勝8敗で10位の成績。世界のマッチレーストップランカーを相手に、存分に戦ってくれてくれたことと思います。

 さて、シエスタチームのスキッパーをつとめた坂本 亘選手より、バルクヘッドマガジンへレポートが届きました。世界のトップランカーと戦った貴重な体験レポートでもあり、きっとみなさんの役に立つでしょう。長いレポートになるので、数回にわけて掲載します。

◎Korea Machcup Reult(スキッパー名、チーム名、獲得賞金)
1. Sebastien COL (FRA), K Challenge/French Match Racing Team $75,000
2. Ian WILLIAMS (GBR), Team Pindar $51,000
3. Adam MINOPRIO (NZL), Emirates Team New Zealand/BlackMatch Racing $42,000
4. Jesper RADICH (DEN), Rudy Project Sailing Team $30,000
5. Mathieu RICHARD (FRA), French Match Racing Team $24,000
6. Paolo CIAN (ITA), Team Shosholoza $21,000
7. Bjorn HANSEN (SWE), Alandia Sailing Team $18,000
8. Torvar MIRSKY (AUS), Mirsky Racing Team $15,000
9. Peter GILMOUR (AUS), Team PST $10,500
10. Wataru SAKAMOTO (JPN), Siesta Team $6,000
11. Magnus HOLMBERG (SWE), Victory Challenge $4,500
12. Seung Cheol LIM (KOR), Korea Gyeonman Team $3,000

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世界トップランカーと対戦して感じたこと(1)
レポート/シエスタ 坂本 亘

 コリア・マッチカップに出場し、彼らと対戦するまではどのようなマッチレースをしてくるのか緊張もありました。でも、ひとつひとつ冷静に振り返ると、彼らは基本に忠実で、至ってシンプルなレースでした。国内で行っているマッチレースと変わりはありません。しかし精度は違います。荒削りな部分はなく、本当に無駄がないという印象を持ちました。

 今大会で活躍したAdam Minoprio(3位)、Tover Mirsky(8位)は20代前半で、彼らはUnder25の大会で1、2位を争う選手でした。オーストラリア、ニュージーランドでは、ディーン・バーカー、ジェームス・スピットヒルに続く次世代の選手と噂されているようです。

 彼らのような年齢でマッチレースをはじめ、このレベルのレースを行っているのは本当に凄いことだと感心しました。日本でもディンギーだけにとらわれずマッチレースに挑戦してくる、挑戦的な選手が出てくることを期待したいと思います。

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ファイナルのCOL(FRA)対WILLIAMS(GBR)の1戦。WILLIAMSはCOLと同い年です(30歳)。photo by Christopher Cameron

セーリング、セッティングについて

 トップランカーたちは、どのような艇種に乗ってもその艇の最大限のパワーとスピードを引き出します。基本に忠実で、ベストのセッティングトリムを再現するため、すべてのシートにマーキングを行います。われわれはこのベストセッティングを作り出すのに時間を要しますが、彼らはレース前日の練習時間(2時間)でつかんでいたのではないかと思います。

 ベストセッティングを早くつかむには、できるだけ多くの艇種に乗り、その船の特性を掴むトレーニングを行うしかないと思います。可能ならばその艇種も30フィート以上の船がよいと思います。

 キールボートはディンギーと比べると加速性能が悪く、さらにバルブキールになるとさらに加速(走り出し)は悪くなります。この辺りの特性を良く理解しセッティングに臨むことができれば改善されると思います。

 今回われわれが乗った艇はバルブキールでしたが、一度スピードがつくと本当に良いスピード性能で走ります。あれだけのバルブ(鉛)がキール下にあるのですから当然スタビリティーは高くなります。このような艇種でレースを行うと、少しのスピード差が本当に明暗を分けます。

 具体的にいえば、タック後のスピードが0.5ノット違うだけでバウダウンの角度、セールの引き込み量が変わってくるのです。スピードビルド(加速させる)だけに意識をしてはいけません。

 コンディションを見て、タックの回し方を選択する方法があると感じました。船のスタビリティーが高くなるという事は、惰性(だせい)能力も高くなります。この惰性を上手く使いタックしなければなりません。すなわちタックで高さを稼ぐということです。

 書いていることが矛盾しているのですが、タックで高さを稼ぐのか、スピードビルドしなければならないのかを常に感じて選択しなければベストのセーリングはできません。トップセーラーたちはこの辺りの無駄が見られませんでした。

(シエスタレポートは次回へ続きます)



↑坂本対ギルモア戦のスタート〜アップウインドシーン(動画)。thanks TackDucks!

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posted by BULKHEAD at 07:42| Comment(0) | キールボート

2008年06月17日

バルクヘッドマガジン告知

 梅雨前線が勢力を潜め、カラリとした気持ちよい夏日に恵まれた週末。相模湾には、たくさんのヨットが浮かんでいました。

 葉山ではHMYCのクラブレース、OP級レース。江の島では関東470予選。そのほか、ジュニアや学生、社会人セーラーの練習など。佐島、小網代方面にもレースをしているクルーザー集団がみえました。この水域が、ヨット天国であることをつくづく感じた次第です。

 このごろヨットハーバーを歩いていると、以前に増して声をかけてもらう機会が多くなりました。みなさん、バルクヘッドマガジンをたのしみにしてくれているようで、製作者としてとても励みになります。おかげさまでアクセス数は、絶好調に伸びてます。

 というわけで、本日はバルクヘッドマガジンの製作活動継続の源でもあるスポンサー各社をご紹介します。

 バルクヘッドマガジンは、学生をはじめ若いセーラーたちの情報源となっています。広告は優秀な人材のリクルートにも最適。ヨットレースが盛り上がり、アクセス数が爆発する夏から秋にかけて効果的にアピールできます。

 広告に興味を持たれた方は、お気軽にお問い合わせください(e-mail:editor@sailmagazine.jp)。

◎BULKHEAD magazine 媒体資料(PDF)
ご案内:http://www.sailmagazine.jp/ad/advertise01.pdf
料金等:http://www.sailmagazine.jp/ad/advertise02.pdf

トーヨーアサノ
仕事にも、ヨットにも真剣に打ち込みたい、と考えてはいるけれど、どうしたらいいのか悩んでいるセーラーは多いことでしょう。悩んでいるなら、はじめの一歩を踏みだそう! トーヨーアサノは、仕事も趣味も一生懸命やりたい社員を募集しています。

SWING
日本のみならず、海外でも数々の戦歴を持つレーシングチーム、SWING。西宮を中心に活動するSWINGでは、クルーザーレースに興味を持つセーラーを募集しています。ディンギーセーラーも大歓迎。外洋ヨットレースのイロハを学べます。

パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
いま世界的に注目されているヨットといえば、イギリス誕生のレーザーSB3。欧米諸国はもちろん、オーストラリアやアジア圏にも続々と普及しています。また、オーストラリアではSB3によるマッチレースもはじまったようです。BHM記事参照

ノースセールジャパン
時々、バルクヘッドマガジンへセールカーブについて質問してくる方がいますが、質問先として正しい選択ではありません。セールのことならプロに直接アドバイスをもらうのが確実。世界でナンバーワンを維持するノースセールジャパンに連絡を。

ファクトリーゼロ
イギリスをはじめ、欧州で人気のRSシリーズを提供するファクトリーゼロ。ガッツリとレースするにも、家族で気ままなセーリングをたのしむにも最適なのがRSシリーズです。6月28、29日には、葉山森戸海岸で全日本大会が開催されます。

ハーケンジャパン
セーリング経験の豊富なセーラーなら、信頼できる艤装品を使うことが、スピードに繋がることを身にしみてわかっているでしょう。艤装品への信頼は安全の証。ハーケン社の艤装は、世界でもっとも高い評価を受けています。

プラネット・グリーン
ヘリーハンセンをはじめアウトドアウェアのウェブストア、プラネットグリーン(ゴールドウイン社)。同社は、英スピード社のハイテクノロジー水着でも大注目されています。あの素材をセーリングに生かすことはできないのか? なんて素朴な疑問

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関東J/24の活動が元気にみえる理由のひとつは、毎週必ず海にでているSOHOのせいかもしれません。SOHOは女子主導型のチーム。最近は練習の成果も出てきていて、フリートレースでは安定した結果を残しています。課題はダウンウインド?

シエスタ
世界で活躍する日本のキールボート集団。ディンギーからJ/24、ビッグボートやマッチレースまでなんでも乗りこなします。今年からエッチェル級にも乗りはじめました。ヨットばかりやっているように見えますが、普段の仕事もがんばっているようです。
posted by BULKHEAD at 06:44| Comment(0) | コラム

2008年06月15日

470ヨーロピアン最終日

 470級ヨーロッパ選手権最終日。午後からおこなわれたメダルレースは、強風の極寒コンディションとなりました。前日までトップを走っていたオーストラリア女子は、スタートラインで沈をしてしまい、ブラックフラッグによる失格で3位まで順位を落としてしまいました。

 女子優勝は、メダルレースで3位フィニッシュをはたしたオーストラリアのSylvia Vogl/Carolina Flatscherです。日本の近藤愛/鎌田奈緒子は、メダルレースを6位で終え、総合成績も一昨日とかわらず6位となりました。

 また、男子は、オーストラリアのWilmot Nathan/Malcom Page が久々の優勝をはたしました。日本勢は、石川/柳川が22位、原田/吉田が31位、松永/上野が32位。松永/上野は、五輪用のボートを青島に送ってしまっているため、今回のヨーロピアンは調整レースとなりますが、オリンピックへ向けて課題の残る結果となりました。

 ところで…。チームアビームの小松コーチのレポートは、レースの詳細や、五輪へ向けた対策などが丁寧に記されていてとても勉強になります。最終日のレポートはまだ掲載されていませんが、学生や若いセーラーの方は、読んで損はナシ。レースに対する考え方なども勉強になります。必見。

◎2008 OPEN 470 EUROPEAN CHAMPIONSHIP
1.AUT Vogl Sylvia/Flatscher Carolina 85p
2.SUI Rol Emanuelle/Thilo Anne-Sophie 95p
3.AUS Rechichi Elise/Parkinson Tessa 96p
4.SLO Dekleva Paoili/Vesna Maucec Klara 103p
5.USA Clark Amanda/Mergenthaler Sarah 108p
6.JPN Kondo Ai/Kamata Naoko 111p
7.FRA Petitjean Ingrid/Lemaitre Gwendolyn 112p
8.CZE Smidova Lenka/Mrzilkova Lenka 136p
9.DEN Henriette Koch/Sommer Lene 138p

1.AUS Wilmot Nathan/Malcom Page 70p
2.GBR Asher Nic/Willis Elliot 74p
3.NED Coster Sven/Koster Kalle 77p
22.JPN Yuya Ishikawa/Yanagawa Shouichi 176p
31.JPN Harada Ryunosuke/Yuugo Yoshida 233p
32.JPN Matsunaga Tetsuya/Ueno Taro 96p

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総合6位で終えた近藤/鎌田。写真は6/13のもの。photo by Promovideo produzioni televisive - info@promovideo

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8月の五輪本番までにどこまであげられるのか? 日本代表の松永/上野。photo by Promovideo produzioni televisive - info@promovideo

2008 OPEN 470 EUROPEAN CHAMPIONSHIP
◎JSAF オリ特レポート
http://www.jsaf.or.jp/sailing/2008/470-europe/index.html
◎チームアビーム(ブログ)
http://www.teamabeam.jp/

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2008年06月14日

コリアンマッチ8強出揃う

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韓国で開催中のコリア・マッチカップ。かつて葉山で開催されていたニッポンカップ開催当初のような活気が感じられます。photo by Christopher Cameron

 韓国で開催中のコリア・マッチカップ。昨日13日は、ラウンドロビン最終日となり、アジア代表のシエスタは4敗を喫して3勝8敗。残念ながら、準決勝進出できませんでした。

 また、本大会では、ベテランのPeter Gilmour、Magnus Holmberg が予選落ちをしています。マッチレースの世界にも世代交代の波がおとづれているのでしょうか。

◎Round Robin Results:
Mathieu Richard (FRA) 9-2
Jesper Radich (DEN) 8-3
Sebastien Col (FRA) 8-3
Adam Minoprio (NZL) 8-3
Ian Williams (GBR) 7-4
Torvar Mirsky (AUS) 7-4
Bjorn Hansen (SWE) 6-5
Paolo Cian (ITA) 5-6
Peter Gilmour (AUS) 3-8
Wataru Sakamoto (JPN) 3-8
Magnus Holmberg (SWE) 2-9
Seung Chul Lim (KOR) 0-11

◎Quarter Final Results: (First To Two Points)
Mathieu Richard (FRA) 0-1
Jesper Radich (DEN) 0-0
Sébastien Col (FRA) 1-0
Adam Minoprio (NZL) 1-0
Ian Williams (GBR) 1-0
Torvar Mirsky (AUS) 0-1
Bjorn Hansen (SWE) 0-0
Paolo Cian (ITA) 0-1

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本大会は韓国ボートショート併催されていて、3日間で10万人の観客がおとづれたとのこと。すごい。photo by Christopher Cameron

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アジア代表シエスタチーム。photo by Christopher Cameron

◎Korea Match cup 2008
http://www.koreamatchcup.com/
◎World match racing tour
http://www.worldmatchracingtour.com

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ITA勝利、J/24世界選手権

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J/24世界選手権の写真はこちらにアップされています。photo by Antonio Mannu

 13日まで、イタリア・サルディニアで開催されたJ/24世界選手権。前哨戦のイタリア選手権を制したAndrea Casale の〈FIAMMA GIALLA 〉が逃げ切り、優勝したようです。日本勢は〈だぼはぜ〉が27位、〈リップル〉は45位という結果におわりました。2009年世界選手権は、5月アメリカ・アナポリスで開催されます。

◎J/24 World Championship RESULT
1.ITA Andrea Casale 36p
2.GBR Milev Rossi 42p
3.GBR Ian Southworth 50p
4.BRA Daniel Glomb 54p
5.BRA Mauricio Santa cruz 54p
6.USA Mark Hillman 55p
7.ARG Matias Pereira 78p
8.USA Whittemore Keith 79p
9.ARG Francisco Campero 113p
10.ITA Aurelio Bini 116p
27.JPN Kazuki Kumagai 193p
45.JPN Tsuji Hiromoto 274p

◎J/24 World Championship 2008
http://www.j24arzachena.it/index.php?lang=en
◎DABO blog(だぼはぜチームのレポート)
http://jpn4907.blog21.fc2.com/
◎J24blog.com(現地よりレース速報ブログ)
http://www.j24blog.com/

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2008年06月13日

欧470。豪チーム男女爆発

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北京五輪までの最終ビッグレガッタとなる470級ヨーロピアン。日本勢は苦戦を強いられています。photo by Promovideo produzioni televisive - info@promovideo

 イタリア・ガルダ湖で開催されている470級ヨーロッパ選手権。大会5日目は、男子2、女子3レースがおこなわれました。近藤/鎌田は14-21-19位で総合6位へダウン。大会5日目はオーストラリアンデイだったようで、男女とも豪チームが抜群に伸びました。

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現在6位の近藤/鎌田。終盤の巻き返しに期待です。photo by Promovideo produzioni televisive - info@promovideo

◎2008 OPEN 470 EUROPEAN CHAMPIONSHIP DAY 5
女子
1.AUS Rechichi Elise/Parkinson Tessa 59.0p
2.AUT Vogl Sylvia/Flatscher Carolina 67.0p
3.USA Clark Amanda/Mergenthaler Sarah 77.0p
4.SUI Rol Emanuelle/Thilo Anne-Sophie 79.0p
5.SLO Dekleva Paoili Vesna/Maucec Klara 81.0p
6.JPN Kondo Ai/Kamata Naoko 96.0p
7.FRA Petitjean Ingrid/Lemaitre Gwendolyn 97.0p

男子
GOLD FLEET
1.NED Coster Sven/Koster Kalle 54.0p
2.ISR Kliger Gideon/Gal Udi 54.0p
3.AUS Wilmot Nathan/Malcom Page 60.0p
21.JPN Yuya Ishikawa/Yanagawa Shouichi 128.0p
31.JPN Harada Ryunosuke/Yuugo Yoshida 170.0p
SILVER FLEET
2.JPN Matsunaga Tetsuya/Ueno Taro 94.0p

2008 OPEN 470 EUROPEAN CHAMPIONSHIP
◎JSAF オリ特レポート
http://www.jsaf.or.jp/sailing/2008/470-europe/index.html

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シエスタ、韓国で大金星!

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2007年アメリカズカップでは、Victory challengeのスキッパーをつとめたMagnus Holmberg(SWE)とシエスタチームとの一戦。Magnus Holmbergは、五輪にも3度出場しています。photo by Christopher Cameron

 韓国で開催されているコリア・マッチカップ。アジア代表のシエスタチームは昨日7チームと対戦し3勝4敗の成績。なんと、世界ランキングナンバーワンのイアン・ウィリアムスに勝ちました。えええええーーーーっ! これは、あっぱれな大事件です。

 バルクヘッドマガジンは、ウェブサイトの成績表をチェックしていましたが、失礼ながら「成績表は書き間違いだろう」と思ったほどです。

 さっそくシエスタチームの坂本ヘルムスマンより、興奮さめやらぬ当日のレポートが届きました。初体験のプレスカンファレンスでは、当然、イアン・ウィリアムスとの一戦を聞かれたそうです。

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コリア・マッチカップ ラウンドロビン初日
レポート/シエスタ


 6月12日、7チームと対戦しました。結果は、3勝4敗。勝ち星を上げることが出来たのは、Ian Williams(GBR)、Tovar Mirsky(AUS)、Lim Seung Chul(KOR)です。

 朝一番目におこなわれた、Paolo Cianとのマッチでは、軽風で上手く走らせることができませんでした。一方、彼らはすばらしいスピードコントロールを見せてくれました。結果は負けましたが、問題点を修正し、次のレースに臨みました。

 続いてIan Williamsとのマッチでは、プレスタートでプッシュされながらも、スタート1分前に相手の前に出ることができ、そのまま抑え込んだ形でスタートとなりました。1下マークでは真後ろまで追い上げられましたが、自分たちのコース、スピードで差を広げ、フィニッシュしました。

 Tovar Mirskyとのマッチでも、プレスタートで苦しめられます。固められかけたのですが、スタート1分前に上手く抜け出すことができ、良い形でスタートします。

 1上マークでミートになり競り負けてしまいました。われわれは相手の後ろにつけたまま回航。相手のジャイブに合わせ、われわれもジャイブ。ラフィングを仕掛けてきましたが、お互いY旗を揚げ、相手チームがペナルティー。その隙に、われわれは上手く加速させ逆転。その後は、差を守り抜き2勝目となりました。

 Magnus Holmbergとのマッチでもプレスタートで苦しめられます。スタート30秒前の判断を間違えてしまい、スタートで差をつけられてしまいます。その後は追いつくこともむずかしく、2敗目。
 
 予定ではここでPeter Gilmourと戦う予定でしたが、他艇のボートトラブルがあり、このマッチは最終フライトに繰り下げになりました。

DSC01034.jpg
シエスタチームのメンバーは、坂本、岡本、加原、西畑、和田。全員、日本男児というイメージの骨太セーラーです。photo by TackDucks

 休憩後のAdam Minoprioとのマッチでは午前中のコンディションとは異なり、6mぐらいの風の中行いました。他のチームと乗り換えた後のマッチだったのですが、急にこのコンディションでスタートするのはむずしかったです。

 このあたりがマッチレースのむずかしい部分でもあると思うのですが、相手はわれわれの前に数チームと戦っています。この風にもなれていました。

 プレスタートで苦しむも何とかイーブンでスタートします。最初のミートで相手チームがわれわれの後ろを通るものの、次のミートで判断を間違えてしまい、大きくロスをしてしまいました。その差を縮めていきたかったのですが、彼らのハンドリングは素晴らしく、逆に差を広げられてしまいました。

 Lim Seung Chulとの一戦では、われわれのマッチレースとキールボートの経験を生かし、勝ちました。Jesper Radichとのレースではスタートで不利なサイドに追いやられす。その後、相手との差を縮めることができたのですが、負けてしまいました。

 全体を通して、プレスタートではかなり苦しめられています。さすがG1のマッチレースです。ハッキリ言ってプロのマッチレーサーはとてもしつこいです。攻撃の手が緩められることはありません。

 プレスタートの奥深さを思い知らされた一日でした。ここまでスタートで追い込まれる理由を自分で考えたのですが、
1、今大会の船に慣れていない。
2、36フィートのサイズでマッチレースをしたことがない。
3、時間と距離の感覚があっていない。

 すべては船の性質をつかむことに共通するのですが…。明日はこのあたりを修正して思い切って攻めてスタートをしたいと思います。

14日の対戦相手
Mathieu Richard(FRA)
Sebastien Col(FRA)
Bjorn Hansen(SWE)
Peter Gilmour(AUS)

 毎回強敵ですが、なんとか踏ん張ってStage2 Quarter Final に進みたいところです。

result_13.jpg
ラウンドロビンの成績

◎Korea Match cup 2008
http://www.koreamatchcup.com/
◎World match racing tour
http://www.worldmatchracingtour.com

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2008年06月12日

J/24W。だぼはぜ14位へ

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上マークを回航する〈だぼはぜ〉。ただいま14位につけています。photo by Antonio Mannu

 J/24世界選手権3日目は1レースがおこなわました。5レースを消化したことで1レースがカットされ、順位に変動がみられます。イタリア、イギリス、アメリカ、ブラジルの上位4チームが超大接戦。ただいま日本の〈だぼはぜ〉は14位。〈リップル〉は41位に甘んじています。

◎J/24 World Championship RESULT(国名・ヘルムスマン・艇名)
1. ITA Casale Andrea, FIAMMA GIALLA 23.0p
2. GBR Rossi Milev, SERCO 24.0p
3. USA Hillman Mark, WIP 25.0p
4. BRA Santa Cruz Mauricio, BRUSCHETTA 25.0p
5. BRA Glomb Daniel, BRAVISSIMO 39.0p
6. GBR Southworth Ian, HEDGEHOG 40.0p
7. USA Whittemore Keith, FURIO 43.0p
8. ITA Trumpy Eugenio, MIKI II 47.0p
9. GER Karsunke Stefan, MAX BAHR 48.0p
10. ITA Bini Aurelio, SARDARES 51.0p
14. JPN Kumagai Kazuki, DABOHAZE JR. 73.0p
41. JPN Hiromoto Tsuji, RIPPLE1 137.0p

◎J/24 World Championship 2008
http://www.j24arzachena.it/index.php?lang=en
◎DABO blog(だぼはぜチームのレポート)
http://jpn4907.blog21.fc2.com/
◎J24blog.com(現地よりレース速報ブログ)
http://www.j24blog.com/

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今回の〈だぼはぜ〉は7人編成(?)。photo by Antonio Mannu

RIPPLE-146mdf.jpg
美しいサルディニアの海を走る〈リップル〉(黄色スピン)。後半戦は、上昇してほしいところです。photo by Antonio Mannu

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470近藤/鎌田、2位浮上

 イタリア・ガルダ湖で開催されている470級ヨーロッパ選手権。女子の近藤愛/鎌田奈緒子(アビームコンサルティング)が、トップのUSAに1ポイント差に迫る2位に浮上しました。

 いつになく調子に波がある近藤/鎌田ですが、中盤戦に入り連続2位などで一気にのぼってきました。近藤/鎌田がこの大会で優勝する実力は十分。ぜひとも勢いに乗ってヨーロッパ王座を獲得してほしいところです。

 また、男子は大会4日目を終えて、石川/柳川が17位、原田/吉田が31位。北京五輪代表の松永/上野はシルバーフリート3位(34位)となっています。

◎2008 OPEN 470 EUROPEAN CHAMPIONSHIP DAY 4
女子
1.USA Clark Amanda/Mergenthaler Sarah 41.0p
2.JPN Kondo Ai/Kamata Naoko 42.0
3.AUT Vogl Sylvia/Flatscher Carolina 49.0p

男子
GOLD FLEET
1.ARG Conte Javier/De la Fuente Juan 25,0p
2.ISR Kliger Gideon/Gal Udi 34.0p
3.GBR Asher Nic/Willis Elliot 37.0p
17.JPN Yuya Ishikawa/Yanagawa Shouichi 81.0p
31.JPN Harada Ryunosuke/Yuugo Yoshida 124.0p
SILVER FLEET
3.JPN Matsunaga Tetsuya/Ueno Taro 88.0p

2008 OPEN 470 EUROPEAN CHAMPIONSHIP
◎JSAF オリ特レポート
http://www.jsaf.or.jp/sailing/2008/470-europe/index.html

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posted by BULKHEAD at 09:27| Comment(0) | オリンピック

Giraglia Rolex Cup 2008

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サントロペを拠点に開催中のGiraglia Rolex Cup。ただいま艇団は、イタリア・ジェノバへ向けて出発しました。photo ROLEX/Carlo Borlenghi

 6月14日まで、フランス・サントロペで開催されている「Giraglia Rolex Cup 2008」 。この大会は、1953年にはじまったフランスの伝統的なレースで、開催地サントロペで3日間のインショアレース。その後、サントロペからコルシカ島北端のGiraglia rockをまわり、イタリア・ジェノバまで243マイルを走るオフショアレース・フェスティバルです。

 今回のGiraglia Rolex Cupには、約170艇が出場。日本からも〈ANTICIPATION 3〉(HARA SHOZO)が出場しています。

 この大会には、ヨーロッパ標準のグランプリクラスになりつつあるGP42クラスも同時開催され、このクラスに8チームが出場しました(GP42はインショアレースのみ)。全9レースを消化し、激戦の末、2位の〈Desafio〉(スペイン)と同ポイントながらもイタリアの〈AIRIS〉が勝ち取りました。

◎Quebramar GP42 Cup Giraglia Rolex Cup
1.AIRIS 28p
2.Desafeo 28p
3.Canarias Puerto Calero 29p
◎GP42 Official website
http://www.gp42.it/

 また、1ポイント差で3位となった〈Canarias Puerto Calero〉(スペイン)のタクティシャンは、若干24歳の Rayco Tabaresがつとめて話題になりました。ヨーロッパの若いセーラーたちは、グランプリレースの世界にでも果敢に挑戦しているようです。

 ふと、バルクヘッドマガジンは、日本の24歳にグランプリボートのタクティシャンができるのかな? と考えてしまいました。でも……。タクティシャン以外は任せられませんね。これが日本人セーラー最大の弱点でしょう。

 弱点の理由は、体力がないことに尽きます。世界で勝つためには、まずカラダ。体ができていないのは、スタートラインにすら並んでいないようなものです。

 ジュニア、ユースのみなさん、世界を目指すなら、いまからカラダを鍛えておきましょう。そして、指導者みなさん、ジュニア、ユースの選手に減量などさせず、世界中どこでも通用するセーラーを育ててください。

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現在、世界で約15艇浮かぶGP42(写真は〈Desafio〉)。地中海を中心に年間サーキットが開催されています。photo ROLEX/Carlo Borlenghi

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GP42とは変わって本筋のGiraglia Rolex Cupは、フランスを代表するお祭りオフショアレースです。オンボードではギターを弾くセーラーも。日本のパールレースみたいなものです。photo ROLEX/Carlo Borlenghi

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美しいサントロペの夜景。Giraglia Rolex Cupを撮影するのは、バルクヘッドマガジンが、いま世界でいちばんセーリング写真が上手だと思うベテラン・フォトグラファー、Carlo Borlenghiです。世界では若いセーリングフォトグラファーがチラホラ登場していますが、この域に達するまでは……。まだまだですねぇ。photo ROLEX/Carlo Borlenghi

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posted by BULKHEAD at 08:33| Comment(0) | 外洋レース

日本中注目!韓国G1マッチ

17017_CC.jpg
韓国で初開催となるコリア・マッチカップ。世界のトップマッチレーサーが集まりました。photo by World match racing tour

 6月11〜15日まで、韓国で「京畿道(ギョンギド)マリンフェスティバル2008」が開催されます。韓国で初開催となるこのイベントでは、「韓国国際ボートショー」と、マッチレースのグレード1(もっとも規模の大きいマッチイベント)となる「コリア・マッチカップ2008」が開催されます。

 コリアンマッチに出場するのは、下記の12チームです。世界ランキングトップのIan WILLIAMS をはじめ、2位のBjorn HANSEN、日本でもおなじみのPeter GILMOURなど、アメリカズカップやマッチレースで活躍する世界の“すご腕”が揃いました。

 コリア・マッチカップには、6月のアジア予選を勝ち抜いたシエスタチームが、アジアを代表して出場します。このメンツを相手に勝つのは、ハードルの高いことでしょうが、戦えることだけでも大きなチャンス。胸を借りるつもりで、ぶつかってほしいところです(もちろん金星も期待してますよ!)。

 いま韓国は、とてもマリーナ施設の建設、マリンイベントの開催に力を入れているようで、コリア・マッチカップの開催場所であるJeongok marinaも新設のマリーナです。そして、マッチで採用されるボート(KM36)は、今回のために韓国がオリジナルで製作したボートとのこと。韓国のやる気が伝わってきます。

 注目の日本代表、シエスタチームの戦いは12日から。日本のセーリングファンのみなさん、大注目です!

KM-36---fwd-profile2.jpg
コリア・マッチカップに採用されたKM36。バウポール、ジェネカー、バルブキールを備える、イマドキのかっこいいボートです

DSC00909.jpg
会場には、選手の顔写真巨大ポスターが。有名ヘルムスマンに混じって坂本ヘルムスマンの顔写真(右上から2番目)もあります。このポスターを見て、苦い顔をしている同チームの岡本、加原の顔が目に浮かびます。photo by TackDucks(thanks!)

◎Korea Match Cup 予選初日成績
Jesper RADICH (DEN), Rudy Project Sailing Team 4-1
Bjorn HANSEN (SWE), Alandia Sailing Team 3-2
Mathieu RICHARD (FRA), French Match Racing Team 3-2
Sebastien COL (FRA), K Challenge/French Match Racing Team 3-2
Adam MINOPRIO (NZL), Emirates Team New Zealand/BlackMatch Racing 2-3
Seung Cheol LIM (KOR), Korea Gyeonman Team, Qualifier from KMC Asian Qualifier, Korea 0-5
Ian WILLIAMS (GBR), Team Pindar - Yet To Race
Paolo CIAN (ITA), Team Shosholoza - Yet To Race
Magnus HOLMBERG (SWE), Victory Challenge - Yet To Race
Torvar MIRSKY (AUS), Mirsky Racing Team - Yet To Race
Peter GILMOUR (AUS), Team PST - Yet To Race
Wataru SAKAMOTO (JPN), Siesta Team, Qualifier from KMC Asian Qualifier, Hayama , Japan - Yet To Race

◎Korea Match cup 2008
http://www.koreamatchcup.com/
◎World match racing tour
http://www.worldmatchracingtour.com
◎コリア・マッチカップ予選(バルクヘッドマガジン記事)
http://bulkhead.sblo.jp/article/14857039.html

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posted by BULKHEAD at 07:33| Comment(0) | キールボート

2008年06月11日

サルディニアJ/24W2日目

 イタリアで開催中のJ/24世界選手権2日目。日本代表の〈だぼはぜ〉、〈リップル〉は、76艇の大フリートから抜け出せず、思うように走れていません。う〜ん、頭をクリアにして復活してもらいたいところ。きょうもkana選手のレースレポートを紹介します。

 ルネッサーンス! ただ今、夕方5時。本日も2レースを消化しました。まだ抗議終了時間ではありませんが、暫定順位を報告いたします。

1位 GBR SERCO 24 points (15-5-2-2)
2位 BRA BRUSCHETTA 25 points (4-7-7-7)
・・・・
29位 JPN DABOHAZE 131 points (2-29-51-19)
47位 JPN RIPPLE 169 points ( 20-58-46-45)

といった感じです。

 島々の間から吹き抜けてくるシフトを全然うまくつかめていません。スタートは良いのですが、スタート5分後のフリートの展開についていけてないのが↑の順位にあらわれています。

 昨晩、というか毎晩パーティーが続いておりますが、今日はバミューダチームがRUM PARTYを開催する模様。昨日のパーティーでは、DABOHAZE and RIPPLEで世界に通用するEXILEダンスを披露いたしました。

 なんだか今日はテンションが上がりません。仕切りなおしで、また、あ・し・た。。

〈Ripple〉Kana


 がんばれ。

◎J/24 World Championship RESULT
1.GBR SERCO Milev Rossi 24p
2.BRA Bruschetta Mauricio Santa cruz 25p
3.USA WIP Mark Hillman 31p
29.だぼはぜ 131p
47.リップル 169p

◎J/24 World Championship 2008
http://www.j24arzachena.it/index.php?lang=en
◎DABO blog(だぼはぜチームのレポート)
http://jpn4907.blog21.fc2.com/

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posted by BULKHEAD at 06:27| Comment(0) | J/24

2008年06月10日

J/24世界選手権、はじまる

 イタリア・サルディニアで開催しているJ/24世界選手権。レース初日は弱い風のなか2レースが行われたようです。kana選手のレポート第3弾です。

ボナセーラ! kanaです!

 今日は昨日とうってかわって朝から風がなく、スタートは昼過ぎ。第1レースから〈だぼはぜ〉が飛ばしており、2位フィニッシュを決めました。

 さすが塩昆布おにぎりを船に積んでるチームは違うな。2レースを消化した時点で〈だぼはぜ〉は11位です。我らリップルチームは、20-59と順位を崩し、40位です。。。

 前回優勝のブルスケッタは総合2位。スタートで崩れてもコンスタントに前に出てきます。けっこう、おっちゃんが乗ってるけど速いですね。

 現時点トップはアルゼンチン/Audiチーム。バウマンは超ナンパ男です。余談ですが。

 明日は、もっとまともなレポートできますように!!!

〈Ripple〉Kana


◎J/24 World Championship RESULT
1. ARG 5242 2.BRA 37 3.ITA 434 4.ITA 461 5.PER 4915 6.GBR 4247 7.ITA 212 8.ITA 233 9.USA 2274 10.ARG 5194 11.JPN 4907 だぼはぜ 40.JPN 5268 リップル

◎J/24 World Championship 2008
http://www.j24arzachena.it/index.php?lang=en
◎DABO blog(だぼはぜチームのレポート)
http://jpn4907.blog21.fc2.com/

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posted by BULKHEAD at 07:05| Comment(0) | J/24

シエスタ エッチェル試乗記

P6070085.jpg
8日まで開催されたオーストラリアウインター選手権。優勝はGraeme Taylorでした。photo by SIESTA

 選手末までオーストラリア・ブリスベンで開催されたエッチェル級オーストラリアウインター選手権に出場していた日本のキールボート軍団、シエスタチームから、エッチェル初レースレポートが届きました。

 この大会では、オーストラリアの英雄、ジョン・バートランド(1983年アメリカズカップ〈オーストラリアII〉ヘルムスマン、1976年モントリオール五輪・フィン級銅メダル)も出場。彼のような世界的なセーラーと対決できるのもエッチェル級の魅力でしょう。

 オーストラリアではじめてエッチェルに乗ったシエスタチームは、じゃじゃ馬ヨットに手痛い洗礼を受けてきた様子。坂本ヘルムスマンからレポートと写真が届いたのでご紹介します。

◎MUSTO 2008 ETCHELLS AUSTRALIAN WINTER CHAMPIONSHIP
http://www.mooetchells.yachting.org.au/

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エッチェル級オーストラリアウインター選手権に出場して
レポート/シエスタ

 6月4日にチャーター艇を受け取り整備。出艇を試みるも、風がなく断念。6月5日、受付等をすませ、午後から練習し、微風のなか感触を確かめました。

 率直な感想としては、ハンドリングは重く、舵を動かしても思うように反応しないとこいうこと。チューニングも奥が深いようで、名セーラー達は、この船でヨットの基本的な性質、チューニングを学んだということが実感できました。

 6月6日からレースが始まりました。2レース予定でしたが、風が弱く1レースのみとなりました。第1レースは31位でした。

P6080106.jpg
Mooloolaba yacht clubのさん橋の様子。photo by SIESTA

 スタートはゼネラルリコールを2度繰り返し、3回目でスタートしました。スタートで少々失敗しましたが、うまくリカバリーができ、その後1レグ半ばでは15位前後につけていました。

 しかし、レグ終盤にポジションを下げ25番ぐらいで回航。ダウンウィンドも難しく1下マークでは30位ぐらいで回航。その後は挽回もなく、31位でフィニッシュしました。ジョン・バートランドは7位でした。

 6月7日、3レース行われました。結果は、第2レース26位、第3レース20位、第4レース29位でした。この日は、朝から5m〜7mの良い風でした。

 ハンドリングも少しづつ慣れてきたのですが、10番台でフィニッシュすることができませんでした。

 甘くはありませんでした。これだけのベテランクラスになるとタクティクス部分もレベルが上がっています。目標をシングル獲得に置いているのですがなかなか前を走らせてもらえません。

 理由としては、まず、スタートの飛び出しが出来ていませんでした。我々は第一線からはスタートするものの、トップチームはスタート後の飛び出しがかなり上手です。

 また、帆走スピードも惰性(だせい)を上手に使って走らせているので、ほとんど失速していません。我々はまだその辺りのハンドリングができていないので、波とブローが入るたびに切りあがって失速していました。
 
「エッチェル試乗記」続きを読む
posted by BULKHEAD at 06:45| Comment(0) | キールボート

二宮杯アーリーサマー

 6月7、8日。三重県志摩ヨットハーバーで「二宮杯アーリーサマーマッチ」が開催されました。同大会は、昨年9月に急死された二宮隆雄さんの遺志を継ぎ、今年から開催されたマッチレース。優勝チームには、11月に葉山で開催される、全日本アジアパシフィックマッチの出場権が与えられました。

 山田と荒川(海)の対決となったファイナルは、1対1にまでもつれ込みましたが、時間切れとなり、ラウンドロビンの成績から山田チームの優勝となりました。

優勝 山田 寛 2位 荒川海彦 3位 長堀裕樹
4位 荒川友紀彦 5位 進藤雄介 6位 村越俊介
7位 星野ひろみ 8位 前田康子

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posted by BULKHEAD at 06:02| Comment(0) | キールボート

2008年06月09日

明日9日よりJ/24W開始

 サルディニアで開催中のJ/24世界選手権。kana選手よりレポート第2弾が届きました。

「ciao! mi camo kana! 今日はプラクティスレースを行いました。昨日ほど風は吹いていませんが、天気が良いとMAX10メートルオーバーの風がコンスタントに吹きます。

陸風で遠浅なのでなかなか吹き出し口がつかめず苦労しておりますが、〈Ripple〉のボートスピードは悪くないようです。

明日(9日)はいよいよ本番1レース目です。11時半スタートだからゆっくりできるはずなので、少し早めに出て練習して、少しでも海面の特徴をつかみ、前を走れるよう頑張りまーーーーす。

今夜は、とんこつラーメンを食べて精をつけました。

明日はとんかつ!!!!    いくどーーーーー」
〈Ripple〉Kana


 明日は、とんかつだそうです。

◎J/24 World Championship 2008
http://www.j24arzachena.it/index.php?lang=en
◎DABO blog(だぼはぜチームのレポート)
http://jpn4907.blog21.fc2.com/

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posted by BULKHEAD at 09:36| Comment(0) | J/24

470ヨーロピアンスタート

 イタリア・ガルダ湖で、6月14日まで開催される470級ヨーロッパ選手権。北京五輪直前のビッグレガッタといえるこの大会に、32カ国から男子91艇、女子33艇が集まりました。各国の五輪代表選手(特に男子)、そして次期五輪を目指す若手選手が集結しており、ハイレベルな戦いが期待されます。

 日本から出場するのは次の4チームです。
女子:近藤 愛/鎌田奈緒子(アビームコンサルティング)
男子:松永鉄也/上野太郎(スリーボンド)、石川裕也/柳川祥一(関東自動車工業)、原田龍之介/吉田雄吾(アビームコンサルティング)

 大会初日となった8日の予選は、8ノットの風のなか1レースがおこなわれ、近藤/鎌田は5位、松永/上野はOCSの発進となりました。

 4月にフランス・イエールで開催されたフランス・オリンピックウィーク(SOF)では、近藤/鎌田が日本人ではじめて優勝しており、今大会も優勝候補ナンバーワン。5月後半にオランダで開催されたデルタロイドレガッタでは、スタートで苦しみながらも最終メダルレースでトップフィニッシュを果たし、総合5位まで追い上げました。

 ただし、オリ特の斎藤愛子さんのJSAFレポートによれば、イタリア、イギリス女子、ドイツ女子、オランダ女子などは、このレースには出場せず、青島へ早めに入るとのことです。

 バルクヘッドマガジンは現地へ取材に行けないので、日本から応援しています。がんばれ!

 ところで。

 先々週から気になっていたことがありました。前記事でも紹介したメルゲス24世界選手権。この大会に〈JOEFLY〉のGabrio Zandonaが出場していたからです。彼は470級のイタリア代表なので、「ヨーロピアンと日程が重なるけど、どうするんだろう?」と思っていたら、470には出場していないようです。

 〈JOEFLY〉は、FARR40でも活動する世界的なキールボートチームです。Gabrio Zandonaは、〈JOEFLY〉チームの一員でもあり、チームから援助を受けて活動しています。

 日本チームは、同じ艇種だけに乗り込み、オリンピックへ向かうという流れがあります。かたや、イタリアの代表チームはキールボートの世界選手権で最終調整。また、49er級のスペイン代表チームは、北京オリンピック後に、ボルボオーシャン世界一周レースに出場することを表明しています。

 オリンピックまでのアプローチの違い、というか、セーリングに対しての考え方の違い、とも言えますが、世界で一番になるには、他の選手と同じことをしていては絶対に勝てません。バルクヘッドマガジンは、イタリアチームの経験が、五輪本番でどう活かされるのかをひそかに注目しています。

◎470 OPEN EUROPEAN CHAMPIONSHIP
http://www.fragliavelariva.it/public_new/RegataDetail.asp?RegataID=169


(↑の動画)4月にイタリア・ガルダ湖で開催されたオリンピックガルダ中、バルクヘッドマガジンが撮影したイタリアチームの軽風タックです。クルーの体重移動がポイントですね。レース中にビデオ撮影することはほとんどないのですが、ご要望のメールが届いたんで掲載しておきます。この時イタリアは、ビリスタートから左海面の一発大シフトをつかんでトップ回航、というメチャクチャ劇をみせてくれました。

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熱狂メルゲス24世界選手権

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優勝した〈Uka Uka Racing〉。右に立っているのがヘルムスマンのLorenzo Bressaniです。今大会は、地元イタリア勢が上位を独占しました。photo by PAUL TODD

 イタリア・サルディニア島の北西ポルトチェルボで、メルゲス24世界選手権が開催されました。今回は、ボルボ社が冠スポンサーをつとめ、また、名門コスタ・エルメラルダヨットクラブがホストをつとめたこともあり、16カ国114艇が出場するビッグレガッタになりました。

 優勝は、2位に圧倒的な差をつけたイタリアの〈Uka Uka Racing〉です。全12レース(1レースカット)を消化しましたが、2位以下は激戦につぐ、激戦で予想はつかず。結局、最終レースまで続くバトルとなり、2位〈PILOT ITALIA〉71p、3位〈ALINA HELLY HANSEN〉80p、4位〈BLU MOON〉83pとなりました。

 優勝した〈Uka Uka Racing〉のヘルムスマン、Lorenzo Bressaniは、J/24の世界チャンピオンのタイトルを持ち、マム30、Farr40をはじめ多くの艇種で活躍するプロセーラーです。〈Uka Uka Racing〉のクルーは、アメリカズカップ選手から49er元五輪代表が乗り込む、まさにプロ軍団でした。

 今回のヨーロッパ開催の世界選手権の大成功で、メルゲス24フリートはしばらく安泰でしょう。残念ながら、日本は2001年大会を最後に世界選手権へ出場していません。日本で活動するチームは少ないメルゲス24ですが、このサイズ(24、5フィート)では、現時点で最高レベルの戦いができるクラスといえます。

 来年のメルゲス24世界選手権は、2009年10月アメリカ・アナポリスで開催される予定です。

G28_7835_large.jpg
同サイズで世界ナンバーワンの人気を誇るメルゲス24。ジェネカーで爆走するハイスピード・キールボートです。photo by PAUL TODD

◎Volvo Melges 24 World Championship 2008
1. UKA UKA RACING - ITA 39.00p
2. PILOT ITALIA - ITA 71.00p
3. ALINA HELLY HANSEN - ITA 80.00p
4. BLU MOON - SUI 521 83.00p
5. ETABETA - ITA 89.00p
6. MARCHINGENIO - ITA 94.00p

◎Melges 24 World 2008
http://www.melges24worlds2008.com/

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2008年06月07日

J/24ワールド計測始まる

 イタリア・サルディニアで開催されているJ/24世界選手権。9日からのレースを前に、艇の受付・計測がはじまったようです。バルクヘッドマガジン特派員であり、J/24のみならず、ディンギー界のアイドルでもあるkana選手よりレポートが届きましたので、ワールドレポート第1弾を紹介します。

「Ciao! kanaです。昨晩遅くサルディニアに到着し、今朝からさっそく計測準備です。イタリア シエスタ時間のため、ぜーーーんぜん自分たちの順番が回ってこず、みなさんイライラ、、、、しょうがないですね。ここイタリアですもん。。。

 とりあえずセール計測とウェイトは大丈夫でしたので、あとは船の順番を待ち、早ければマストを立てて明日は一日練習をしたいなと思ってます。

 日本と同じくらいの気温で昼間はとっても暖かく、梅雨から少しだけでも逃れられているのがとてもうれしいです。」
〈Ripple〉Kana


◎J/24 world レース日程
Sunday 6/8 1 practice race
Monday 6/9 2 races scheduled
Tuesday 6/10 2 races scheduled
Wednesday 6/11 2 races scheduled
Thursday 6/12 2 races scheduled
Friday 6/13 2 races scheduled

◎J/24 World Championship 2008
http://www.j24arzachena.it/index.php?lang=en
◎DABO blog(だぼはぜチームのレポート)
http://jpn4907.blog21.fc2.com/

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posted by BULKHEAD at 08:58| Comment(2) | J/24

初島DH出場締切、迫る

 6月28、29日に開催される「第20回初島ダブルハンドヨットレース」。エントリーはすでに50を超え、今年は初出場艇が10艇ほどいるようです。また、今年のエントリー締切は、例年よりも早い6月8日。お間違えのないように。

◎大会日程
6月08日(日) 12:00 参加申込締切
6月15日(日) 12:00 レイトエントリー締切
6月21日(土) 16:00〜 安全講習会
 18:00〜 艇長会議受付
 18:30〜 艇長会議
 19:30〜 ウェルカムパーティー
6月28日(土)
 07:00 レーススタート
6月29日(日)
 11:00〜 表彰式・パーティー

◎第20回 初島ダブルハンドヨットレース2008
http://www.zmyc.org/08hdhtop.html

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posted by BULKHEAD at 08:28| Comment(1) | 外洋レース

東京が五輪No.1候補に

 4日に開催されたIOC理事会で、2016年の夏季五輪開催地に、東京(日本)、マドリード(スペイン)、シカゴ(アメリカ)、リオデジャネイロ(ブラジル)の4都市が選ばれました(第一次選考)。中東のドーハ(カタール)は、4番目の候補に挙がりましたが、10月という開催時期が難点となり、代わりにリオが選ばれました。

IOCによる開催地評価
 東京 8.3点 (東京湾)
 マドリード 8.0点 (バレンシア)
 シカゴ 7.0点 (オリンピックビレッジハーバー)
 ドーハ 6.9点
 リオデジャネイロ 6.4点 (フラミンゴパーク)
 プラハ 5.4点
 バクー 4.3点
(カッコ内はセーリング競技の会場)

 なかでも東京の評価は高く、開催候補地のなかでいちばん高い点数を得ています。2012年ロンドン五輪の次大会にあたる2016年五輪。日本で開催されることになれば、セーリング競技にも莫大な資金が投入され、大きくかわることが予想されます。

◎ISAF NEWS
http://www.sailing.org/23541.php

 また、文部科学省は、5月28日に和歌山市の和歌山マリーナシティをセーリング競技のナショナルトレーニングセンターに指定しました。今後、和歌山マリーナシティが、五輪などに出場する選手強化の拠点になります。和歌山は、2009年にテーザー世界選手権が開催されるし、今後、なにかと話題を提供してくれそうです。

 2012年、2016年のオリンピックへ向けて、計画は着々と進行しています。

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posted by BULKHEAD at 08:25| Comment(0) | オリンピック

2008年06月06日

激突TP52、MEDCUP

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バウが陥没した〈CxG Caixa Galicia〉(ESP)。photo by Ian Roman/AUDI MEDCUP

 マルセイユで開催されているMEDCUP3日目。コースタルレースの上マークで、〈CxG Caixa Galicia〉と〈MATADOR〉が激突(下の動画1分10秒ぐらい)。強烈です。



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posted by BULKHEAD at 13:07| Comment(0) | 外洋レース

2008年06月05日

OP級ハイクアウトベンチ

bench1.JPG
自宅でもトレーニングできるOP級ハイクアウトベンチ。売ってるわけじゃありません。photo San Francisco Bay Opti sailing

 ナイスなアナログマシンです。こちらは、『San Francisco Bay Opti sailing』に掲載されたOP級ハイクアウトベンチ。合板を使った自作です。考えることは、世界中どこでも変わりませんね。日本のお父さん、今週末あたり、工作に励んでみてはいかがでしょう?

bench2.JPG
よく考えたらOP級に限定する必要はありませんね。どんな船でも体重移動は最重要項目ですから。photo San Francisco Bay Opti sailing

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posted by BULKHEAD at 08:17| Comment(7) | 小ネタ

2008年06月04日

J/24イタリアワールド開幕

 イタリア・サルディニア島カンニジョネで、6月5〜13日までJ/24世界選手権が開催されます。昨年のメキシコワールドが70艇の参加でしたから、それをうわまわるJ/24が集まりました。イタリアや欧州でのJ/24の根強い人気がうかがわれます。

 日本から出場するのは、昨年の全日本選手権3位の〈リップル〉と7位の〈だぼはぜ〉。どちらも関東フリートを代表するJ/24チームです。

 昨年3月のメキシコ大会では、〈セレッソ〉が総合4位、〈シエスタ〉が5位と、日本チームが奮戦。優勝したのは、ブラジルの〈ブルシュケッタ〉で、最終レースを待たずに余裕のワールド2連覇を決めました。

 さて、今年はどんな戦いが繰り広げられるのか大注目です。前週に開催されたイタリアンナショナルは、1.ITA 434(Andrea Casale)2.ARG 5194(Matias Pereira)3.BRA 46(Daniel Glomb)という結果でした。

◎J/24世界選手権 参加国(艇数)
アルゼンチン…2 オーストラリア…4 バミューダ…3
ブラジル…2 イギリス…10 アイルランド…1
ドイツ…10 ギリシア…1 イタリア…25
日本…2 メキシコ…2 モナコ…1
オランダ…4 ペルー…2 シンガポール…1
スウェーデン…2 ウルグアイ…1 アメリカ…4

 大会期間中は、バルクヘッドマガジンJ/24特派員より、レースレポートが届く予定(平井は日本で留守番です)。また、〈だぼはぜ〉チームはブログを開設し、遠征の様子をレポートしてくれるようです。

 がんばれ日本チーム!

◎J/24 World Championship 2008
http://www.j24arzachena.it/index.php?lang=en
◎DABO blog
http://jpn4907.blog21.fc2.com/
◎GBRチームの紹介
http://www.yachtsandyachting.com/news/?article=141629

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posted by BULKHEAD at 16:21| Comment(0) | J/24

TP52軍団はマルセイユへ

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初日トップに立ったアルゼンチンの〈Matador〉。photo by Ian Roman/AUDI MEDCUP

 グランプリレースの頂点に立つ、TP52欧州サーキット「Audi Med cup」。TP52の御一行は、第1戦のスペイン・アリカンテからフランス・マルセイユへ移動しました。

 第2戦大会初日となった3日は、ミストラル20ノットのなか3レースがおこなわれ、ビンス・バーン(USA)がタクティクスを務める〈Matador〉(ARG)がトップに。

 また、今回からは、新艇〈USA17〉(オラクルチーム)が参戦。オーナーのラリー・エリソン、ジェームス・スピットヒル(AUS)、ラッセルクーツ(NZL)が乗り込んでいます。

 とにかく速いTP52。まさしく世界の頂点に君臨する怪物グランプリレーサーです。


↑昨日行われた初日のオフィシャル映像。レースが終わると即座に編集され、世界中のメディアへ配信されます。すごい世の中になりました

◎Audi MedCup 2008
http://2008.medcup.org/home/
◎TP52クラス協会
http://www.transpac52.org/

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posted by BULKHEAD at 10:36| Comment(0) | 外洋レース

2008年06月03日

日本の外洋レースを考える

 この10年ぐらい、日本の外洋レースがいまひとつ元気がありません。いや、正確にいうと、国内のグランプリっぽいレースに元気がない。もうひとついうと、地域単位で開催されるクラブレースやお祭り的要素を持つイベントレースは、逆に大盛況という事情があります。

 それでは、なぜクラブレースが盛り上がり、グランプリっぽいレースの人気がなくなってしまったのか…。

 この問題を考えるとき、必ず登場するいくつかのキーワードが浮かびあがってきます。ディンギーセーラーは、はじめて耳にする単語かもしれません。

 ボックスルール、ワンデザイン、IRC、IMS、ORCI、ORC、ジャパンカップ等々。こうしたヨットレース専門の単語が、いまキーワードとなっています。

 さて、“日本はヨットのガラパゴス”発言でおなじみ、マレーシア在住の高槻和宏さんが、新ブログ「Nippon Offshore Racing Council」(ヨット界の意見を集める評議会)を設立しました。

 このブログでは、マム30からTP52まで、アメリカを中心に10年以上もグランプリレースを体験してきた高槻さんの、経験則によるレース考が述べられています。

 「いままで知らなかった単語の説明は勉強になる」「これまでレーティングを勘違いしていた」という人もあれば、「本筋は別の部分にあるのでは?」「日本の現実は違う」と考える方もいることでしょう。しかし、バルクヘッドマガジンでは、こうした意見を出し合うことが大切だと考えます。

 「NORC」を読んでみて、日本のクルーザーレースについて一考しませんか? いちばん最初のページ(書き出し)から読むことをおすすめします。

◎Nippon Offshore Racing Council
http://norc1.exblog.jp/

norc.jpg
レースボート上の各クルーの頭のなか想像図。スターンの人がやけにリアルです。いま日本では夏でも肉まんを売ってますヨ。illustration by K.Takatsuki

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