2008年07月31日

アリンギ勝訴。世界中が?

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ALINGHIの親分、Ernesto BERTARELLI。photo by Th.Martinez/Alinghi

 アメリカズカップ抗争。大方の予想を覆し、ニューヨーク最高裁判所は、スペインのClub Náutico Español de Vela(CNEV)を正式なチャレンジャーに指名しました。オラクルのGolden Gate Yacht Club(GGYC)は???

 てっきり、最高裁判所の判決でGGYCに決まったモノと思っていましたが、そうではなかったようで。。。最高裁って最終判決じゃなかったの? さっぱりわけがわかりません。

 で、けっきょくアメリカズカップはどうなるの? 90フィートマルチハルは?

ALINGHI News

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posted by BULKHEAD at 22:05| Comment(0) | キールボート

【五輪】セーリング日程

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 五輪開会式まであと7日と数時間。日本チームは7月27日に中国青島に入りし、レース本番を待ちわびている状態だと思われます。また、日本チームは選手によるブログ更新を禁止したようで、今後、選手から情報が発信されることはありません(選手のブログ更新は、トリノ五輪後、選手たちの要望により制限をもって許可されています。詳しくはこちらのPDFファイルをご覧ください)。

 そのため最新情報は、海外サイトが有用でしょう。バルクヘッドマガジンがもっとも期待しているのは、ISAFが開設したオリンピック特設ページ。これまでの国際イベントの流れから想像すると、ISAF専属プレスチームによる情報がもっとも速く正確だと思われます。

◎ISAF 五輪特設ページ
http://www.sailing.org/olympics

◎北京五輪レーススケジュール
8/9
Finn - Open Race 1、Race 2
Yngling - Women Race 1、Race 2

8/10
49er - Open Race 1、Race 2、Race 3
Finn - Open Race 3、Race 4
Yngling - Women Race 3、Race 4

8/11
470 - Men Race 1、Race 2
RS:X - Men Race 1、Race 2
470 - Women Race 1、Race 2
RS:X - Women Race 1、Race 2
49er - Open Race 4、、Race 5、Race 6
Finn - Open Race 5、Race 6
Yngling - Women Race 5、Race 6

8/12
470 - Men Race 3、Race 4
RS:X - Men Race 3、Race 4
470 - Women Race 3、Race 4
RS:X - Women Race 3、Race 4
Laser - Men Race 1、Race 2
Laser Radial - Women Race 1、Race 2

8/13
470 - Men Race 5、Race 6
470 - Women Race 5、Race 6
Laser - Men Race 3、Race 4
49er - Open Race 7、Race 8、Race 9
Laser Radial - Women Race 3、Race 4
Finn - Open Race 7、Race 8
Yngling - Women Race 7、Race 8

8/14
RS:X - Men Race 5、Race 6
RS:X - Women Race 5、 Race 6
Laser - Men Race 5、Race 6
49er - Open Race 10、Race 11、Race 12
Laser Radial - Women Race 5、Race 6
Finn - Open Race 9、Race 10
Yngling - Women Race 9、Race 10

8/15
470 - Men Race 7、Race 8
470 - Women Race 7、Race 8
Tornado - Open Race 1、Race 2
Star - Men Race 1、Race 2
49er - Open Race 13、Race 14、Race 15(MedalRace)

8/16
470 - Men Race 9、Race 10
RS:X - Men Race 7、Race 8
470 - Women Race 9、Race 10
RS:X - Women Race 7、Race 8
Tornado - Open Race 3、Race 4
Laser - Men Race 7、Race 8
Laser Radial - Women Race 7、Race 8
Finn - Open Race 11(MedalRace)
Yngling - Women Race 11(MedalRace)

Star - Men Race 3、Race 4

8/17
Tornado - Open Race 5、Race 6
Laser - Men Race 9、Race 10
Laser Radial - Women Race 9、Race 10
Star - Men Race 5、Race 6
49er - Open Race 16

8/18
470 - Men Race 11(MedalRace)
RS:X - Men Race 9、Race 10
470 - Women Race 11(MedalRace)
RS:X - Women Race 9、Race 10

8/19
Tornado - Open Race 7、Race 8
Laser - Men Race 11(MedalRace)
Laser Radial - Women Race 11(MedalRace)

Star - Men Race 7、Race 8

8/20
RS:X - Men Race 11(MedalRace)
RS:X - Women Race 11(MedalRace)

Tornado - Open Race 9、Race 10
Star - Men Race 9、Race 10

8/21
Tornado - Open Race 11(MedalRace)
Star - Men Race 11(MedalRace)

※レース数、日程は、海上のコンディションにより変更される場合があります。青島の海面を想像すると、メダルレース以外、予定通りにはおこなわれないかもしれません。

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posted by BULKHEAD at 09:58| Comment(1) | オリンピック

豪華絢爛、Copa del Rey

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マヨルカ島で盛大に開催されているCopa del Rey。SAWAN45クラスには日本の〈YASHA〉が出場しています

 7月26〜8月2日まで、スペイン・マヨルカ島パルマで「第27回 Copa del Rey AUDI – MAPFRE」が開催されています。この夏、欧州最大級のこのレガッタは、TP52 、GP42、SWAN 45、X-35のワンデザインクラスと、ORC 570、ORC 670、IRC(0〜2)にわけられています。

 スペインといえば、ヨット大好き王室一族。カルロス国王のTP52〈Bribon〉が出場するのはもちろん、プリンセス・ソフィア(毎年3月に同地で開催される国際レガッタ)でおなじみのソフィア王妃をはじめ、多くの王室関係者が応援に訪れています。

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フアン・カルロス国王(70歳)の〈Bribon〉。国王は1972年ミュンヘン五輪の代表でした

◎Copa del Rey
http://www.regatacopadelrey.com/

 また、日本でも10数艇が進水し、各地のクラブレースで活躍するX35クラスには25艇が出場しています。地元スペインからは6艇、ほかはフランス、ノルウェー、イギリス、イタリア、オランダ、エストニア、ロシアからもエントリー。欧州で浸透したX35の人気がうかがわれます。

 日本では、10月に第1回全日本選手権が西宮で開催されるとのこと(昨年の大会はプレ全日本です)。ジャパンカップ覇者のあのチームも活動をはじめたようで注目が集まります。また、X35欧州選手権は8月ドイツ、世界選手権は9月イタリアで開催されます。

◎日本X35ワンデザインクラス協会
http://www.x-35.jp/
◎X35 International Class Association
http://www.x-35.com/

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欧州でアマチュアワンデザインの一大勢力に成長した?X35フリート

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posted by BULKHEAD at 08:52| Comment(0) | キールボート

2008年07月29日

気になるアノ船あのレース

アノ船の第1号艇が完成
 バウポール、ジェネカー、バルブキールのスピード20フッター「メルゲス20」がついに完成したようです。メルゲスシリーズの代表作といえる24、32は、アメリカのみならず世界へも広がる人気のワンデザインキールボート。しかし、メルゲス20は、ライバル艇となる同サイズのレーザーSB3より開発が大きく遅れたため、差をつけられた感があります。メルゲスはどんな戦略で攻めてくるのか? ちなみに、価格はまだ発表されていないようです。
◎Melges 20
http://www.melges20.com/

2.jpg
背もたれとなるベルトが装備され、ハイクアウトにでない仕様になっています

1.jpg
デッキ艤装はシンプルかつレーシー。メルゲスブランドだけに相当の性能を期待してしまいます

沈没したアノ船が引きあげられた
 7月はじめ、スペインバレンシアの3マイル沖でレース中に沈んだTP52〈CAM〉が、海中から引き上げられたようです。破損箇所はこれから調査されるのでしょうが、今回は冬におこなった改造が原因ではと噂されています。改造作業をしたのは造船を担当したゴーツでないとも。。。原因究明が急がれます。

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陸上にあがった〈CAM〉は、http://valenciasailing.blogspot.com/で公開されています。でっかい穴。photo by ROLEX/Kurt Arrigo

470級ジュニアワールド&関東470
 ポーランドで開催されている470級ジュニアワールド。日本からは、男子に飯束潮吹/大嶋龍介(福岡経済大学)、川添正浩/小泉諒(中央大学)。女子に大曲昭子/後藤沙希(関西大学) の3チームが出場しています。大会は29日までおこなわれます。
◎470 Junior World Championships
http://www.470.sails.pl/jwc2008/
◎JSAFレポート
http://www.jsaf.or.jp/sailing/2008/junior-470-world/index.html

 7月26、27日に江の島で関東470選手権、関東470マスターズ選手権が開催されました。関東470優勝は長橋/田淵(アルファウェーブ)、2位は原田/吉田(チームアビーム)、3位は前田/城(SPN)。ロンドン五輪を狙うチームが活動を開始しています。また、今回はじめて企画されたマスターズ(スキッパー35歳以上、合計55歳以上)には9チームが出場。第1回マスターズ優勝は信時/伊藤です。これを機にマスターズが盛り上がるといいですね。
◎日本470協会(成績等)
http://www.jsaf.or.jp/470/

夏の花火大会
 28日、生後4カ月のあかりを抱えて森戸海岸の花火大会を見学しました。鎌倉や江の島の花火にはかないませんが、こぢんまりしていてナカナカの風情。下記は夏の花火大会の予定です。セーリング後の大渋滞に注意です。

◎神奈川県の花火大会
7月30日(水) 第51回逗子海岸花火大会 7000発
7月31日(木) 芦ノ湖夏まつりウィーク 湖水まつり 4000発
8月1日(金) 第23回神奈川新聞花火大会 8000発
8月1日(金) 第58回湘南ひらつか花火大会 3000発
8月1日(金) 第59回さがみ湖湖上祭花火大会 5000発
8月2日(土) 第19回小田原酒匂川花火大会 5000発
8月2日(土) 第62回あつぎ鮎まつり大花火大会 10000発
8月2日(土) よこすか開国祭 開国花火大会 10000発
8月2日(土) 第35回サザンビーチちがさき花火大会 3000発
8月2日(土)、3日(日) 箱根園サマーナイトフェスタ 2000発
8月3日(日) 第52回湯河原温泉海上花火大会 4000発
8月3日(日) 第32回足柄金太郎まつり 500発
8月4日(月) 芦ノ湖夏まつりウィーク 湖尻龍神祭 2500発
8月5日(火) 2008江の島花火大会 5000発
8月5日(火) 芦ノ湖夏まつりウィーク 鳥居焼まつり 3000発
8月7日(木) 三浦海岸納涼まつり花火大会 3000発
8月10日(日) 第26回丹沢湖花火大会 2500発
8月11日(月) 第60回鎌倉花火大会 4000発
8月15日(金) 第25回宮ヶ瀬ふるさとまつり花火大会 2000発
8月15日(金) 平成20年度三崎みなと祭り花火大会 2000発
8月15日(金) 御幸の浜(みゆきのはま)海上花火大会 4000発
8月23日(土) 鶴見川花火大会 1000発

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森戸海岸にどーん。photo by Junichi Hirai

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posted by BULKHEAD at 01:35| Comment(1) | 小ネタ

2008年07月28日

津軽海峡横断、青函カップ

 7月19、20日に「第21回みちのく銀行青函カップヨットレース」が開催されました。この大会は、津軽海峡(青森〜函館間56マイル。奇数年青森、偶数年函館スタート)を走る外洋レースです。

 1988年の青函トンネル開通を記念して、同年に第1回が開催された本大会は、今年で21回を迎える北日本最大級の外洋レースとして定着。近年は、北海道、青森、岩手、秋田、新潟、そしてロシアからも参加を集め盛大に開催されています。

 今年はORCCクラス20艇、オープンクラス8艇の合計28艇が出場しました。青函カップの難関といえば、海峡を渡る潮です。今年は風も弱く、4艇がリタイアする長丁場の展開となったようです。ORCCクラスは〈Ocean Boy III〉(Seam 31)、オープンクラスは〈TENKAI〉(X-119)が優勝を飾りました。

 さてさて、同大会に参加した相模湾のマルチタレント、オオツボ選手からレースレポートが届いていますので紹介させていただきます。

◎青森セーリングクラブ・青函カップヨットレース(レース案内、成績等)
http://www.aomoriyacht.com/seikan/

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津軽海峡の強い潮をどう渡りきるのか?
レポート/大坪 明

 ぼく(大坪)が乗った〈Sun Power〉(Farr 40 OD)は新潟・柏崎からの参加でした。結果ファーストホームで修正3位。優勝の〈Ocean Boy〉は、相模湾・サニーサイドで1D35にて活動していた艇と同じオーナーで、一昨年に地元の北海道で活動再開しました。

 〈Sun Power〉のプランは、西をめざし津軽半島沿いを南下する予定でした。これは予報の南西風を掴むのと潮の本流をなるべく短い時間で渡りきるという理由からです。

 コースはほぼ南下の180°前後方向。風も南西から南でスタート。ライン中央付近からスタートし、風をつかむためスタボードタックをしばらく延ばし、5分ほど走ってポートへタックへ。

 本部艇付近から出たほとんどの艇は即タック。〈ESPOIR〉(First 40.7)、〈Ocean Boy〉も即タックコースへ。同型艇の〈Mistic X〉(Farr 40 OD)はわれわれの後ろを通り、さらに南東へ行ってからタックするが、風がどんどん南に振れヘディングがコースを向いてしまう…。

 〈Mistic X〉に風上先行されるも、この沖目のコースは潮の本流にガチンコにぶつかるためパワーモードで走る。途中視程10mもない霧に覆われる。30分程度で霧が晴れはじめると200mくらい真横上にいた〈Mistic X〉が2艇幅程度の真横。さらに霧が晴れると本部艇から即タックした艇団にはるかに風下先行されている。

 やはり潮の本流とはまともにぶつかって走っては行けないらしい。同型艇の〈Mistic X〉としばし走り比べ、前日に少し走り合わせた時からこちらの艇のポテンシャルがあると思っていたので風下先行する。

 耐えられなくなった〈Mistic X〉はタックで逃げる。しかし、ここでのタックはこのレースではしてはいけないセオリー(案の定〈Mistic X〉はこのタックが響き我々の2時間半後にフィニッシュ)。艇速は5kt以上あるのにSOGは1kt台、向かい潮3kt〜最大4ktくらいまでありました。

 スタートから4時間、午後2時頃になると多くの艇がタックを返し潮を渡りはじめました。〈Sun Power〉は風下先行艇にほぼ横に並んではいましたが、それでもがまんし続け風下艇の全てがタックを返すまで西へ進みました。この時約300m風下で最後まで西へ出していたのが〈Ocean Boy〉でした。

 午後3時前頃に〈Ocean Boy〉とほぼ同時にタックし、津軽半島(湾の西側の半島)を目指すと予報通りの強めの南西風。下〜後ろの艇にはこの風がなかなか入らず、全艇が見えなくなるまで振り切るも、津軽半島にとっつくとこれまた予想通りの無風。5時過ぎにわれわれの風下後ろから、さらに西側にコースへ向けて〈ESPOIR〉がどんどん近づき風上側に並ぶ。

 さらに東に残った風に乗ってスピンで〈Ocean Boy〉が迫る。ここからが神経勝負。コースとはマイナスでも少し津軽半島に寄せ、風が入ったらコースへ向ける戦略。何度となくスピンとジブの上げ下ろしを繰り返すこと6時間。そよそよときた西風で23時10分54秒にスピンのままファーストホーム。約20分後に〈ESPOIR〉と〈Ocean Boy〉が続けてフィニッシュ。後続艇はそれから2時間離れてフィニッシュしました。

 表彰式&パーティーは、翌日に浅虫温泉のホテルで盛大に行われました。ねぶた祭で活躍する若者達による太鼓の披露(選手も飛び入り参加可)などもありました。

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posted by BULKHEAD at 10:08| Comment(0) | 外洋レース

OP若林選手、女子優勝!

 7月14〜25日までトルコのイズミールで開催されたOP級世界選手権が開催され、日本代表の若林友世(江の島ヨットクラブジュニア)が女子優勝(総合5位)を飾りました。

 日本からは、国内選考された男子4名、女子1名が出場。若林選手は、最終日前日まで総合3位につけていましたが、最終日に順位を落とす悔しい展開となりました。しかし、女子優勝、世界選手権5位の結果はあっぱれ。おめでとうございます!

 上位の選手と日本チームは、これからもライバルとして戦う機会があるでしょう。いずれ、このなかから各国の五輪代表選手もあらわれるはずです。ちなみにアジア勢は、10、11位にシンガポール(11位のRachel Leeは女子総合2位)、15位に中国、24位にタイ…という結果。日本も負けてはいられません。

◎IODA WORLD SAILING CHAMPIONSHIP 2008 参加250艇
1 PUR Raul Rios
2 ISV Ian Barrows
3 DEN Kristien Kirketerp
4 FRA Mathias Derren]
5 JPN Tomoyo Wakabayashi
40 JPN Keiju Okada
43 JPN Takeru Wakizaka
90 JPN Takumi Saitama
110 JPN Kyo Ibane

◎IODA WORLD SAILING CHAMPIONSHIP 2008
http://www.optiworld2008.com/

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2008年07月27日

がんがん走った、パールR

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パールレースのスタートシーン。photo by Yu Taguchi 。ん? いつのまに写真撮ってたの?

 パールレースから戻りました。今年のパールは早い展開で、トップの〈夢ひょうたん〉(NM68)が、22時間30分でフィニッシュ。着順2位の〈エスメラルダ〉は23時間19分。参加艇の多くは24時間前後でフィニッシュする、スピードレースとなりました。

 スタート地を五カ所湾に移して5回目。“鳥羽”の愛称が消えて久しいパールレースですが、大人の夏休みは相変わらず健在です。今年のパールは、IRCクラス23艇(うち石廊崎コース3艇)、ORC Cクラス10艇、ダブルハンドクラス3艇の合計36艇が出場しました。

 艇団は、南の風を受けてスピンで快走しました。夜には30ノット近くまであがるグッドコンディションに恵まれ、星明かりのまぶしい遠州灘を爆走。そして、翌朝に利島を回航し、伊豆大島から相模湾へ。

 さてさて今年のパールレース。みなさんは、どんな展開だったのでしょう? パールレースの場合、よくステージ別に分けて話されます。風が安定して吹いた今年は、(1)スタートから神ノ島(2)神ノ島から利島(3)利島アプローチ(5)大島アプローチ(5)相模湾。こんな感じでしょうか。

 〈エスメラルダ〉は利島を5番手で回航し、大島へ寄せていた大型艇をココで抜くことに成功しました。しかし、相模湾に入って北と南で喧嘩する風に捕まり×××。このあたりで後続艇に追いつかれてしまったのかな、と想像します。

 圧巻だったのは、〈Miwa〉(Sydney 36)、〈OREOS〉(X35)、〈Gaia〉(Sydney 36)のフィニッシュ間際の江の島沖ジャイブ合戦です。〈OREOS〉と〈Gaia〉は24時間走って2秒差ですから、これほどシビレる展開はないでしょう。また、〈Miwa〉と〈Gaia〉は、同型艇ですが微妙なレーティング差があり、成績は〈Miwa〉がIRCクラス総合優勝となりました。

 今年も航跡図提出の代わりにGPSデータを集めたので、後日、各チームの航跡データが公開されると思います。「どこでもヨットレース」をみながらの解析をたのしみにしています。

 今回のパールは、船の回航から快適モードで最高の一週間でした。熱帯低気圧の影響なのかもしれませんが、風も安定していました。

 イルカの群れと併走し、目の前でシイラやエイがジャンプ、満点の星空と月あかりに照らされる静かな夜の海…。やっぱりオフショアレースは、魅力たっぷりだと再確認しました。これで勝てたらサイコーなんだけど…。それがトッテモむずかしい。

◎第49回パールレース成績
IRC A
1 Miwa Sydney 36 CR MOD
2 Gaia Sydney 36 CR
3 OREOS X35 MOD
4 CRAZY NANA FARR34
5 NOFUZO X-41 OD
6 Maupiti Cookson 12m
7 APPLE V FIRST300 SPIRIT
8 DAIICHI HANAMARU HAYASHI 34+1
9 DANCING BEANS 3 SEAM 31
10 ESMERALDA SWAN NYC 42
11 Esprit Swan NYC 42
12 SAIKI VITE 31 BK
13 CRESCENT II SEAM 33
14 Shallon V Vite 31 FK
15 JOKER II SEAM 33
16 Trekkee Dubois One Ton
17 Julian First 36.7
18 Monday NIGHT MUMM 36
19 LEGLUS OHASHI 52
20 (DNF) BARONESS FIRST45f5

IRC B
1 Laetitia Deux First 40.7 Mod
2 Seed V Tripp 36
3 Mistral 4 YAMAHA 31 S

ORC C
1 G4 FIRST 40.7 (DK)
2 LIBERTY VI X 412
3 GREAT PEOPLE FARR IMS 31
4 ODIN YAMAHA 33S
5 YUMEHYOTAN N/M 68 ※ラインオナー
6 ARIADNE SEAM 33
7 GARYU 5 YAMAHA 33S
8 COCORIN ELLIOTT 16m
9 HELIOS
10 (DNF) MORNING STAR SWING 31

W Handed
1 Thetis III U 38
2 Salaku J-37 (WK)
3 Kagetora Dufour 325

◎パールレース(JSAF外洋東海)
http://www.tosc.jp/

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posted by BULKHEAD at 13:10| Comment(0) | 外洋レース

2008年07月20日

パールレース週間の始まり

 今年もパールレースに出場してきます。20日深夜にシーボニアから三重県五ヶ所湾・志摩ヨットハーバーへ回航。22日到着で、23、24日に準備。スタートは25日12時になります。フィニッシュは土曜か日曜、かな?

 その間、PCが使えなくなるため、1週間ほどバルクヘッドマガジンの更新が滞ると思われます。毎日、たのしみに見に来てくれるみなさん、申し訳ありませんがご了承ねがいます。

※各地のヨットレース情報は随時受け付けていますので、どしどしお寄せください。

◎パールレース(JSAF外洋東海)
http://www.tosc.jp/

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2008年07月19日

ユースワールドを終えて

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デンマークで開催されたユースワールド。来年はブラジルで開催されます。photo by Ko Takahashi

 7月19日までデンマークで開催されたVolvo Youth Sailing ISAF World Championship(ユースワールド)が終了しました。強風シリーズとなった本大会。日本チームは悪戦奮闘の毎日だったようです。サポートとして同行した高橋 航コーチより、さっそくレポートと写真が届きましたので紹介します。

---------------------------------------------------
トレーニングと強風レース
レポート/高橋 航

ユースワールド成績
レーザー級
 1位CYP 2位USA 3位NZL 43位日本(参加45艇)
レーザーラジアル級
 1位AUS 2位ESP 3位NZL 34位日本(参加40艇)
29er級男子
 1位GBR 2位ARG 3位USA 21位日本(参加25艇)
29er級女子
 1位GBR 2位NED 3位AUS 18位日本(参加18艇)

 日本の敗因は海外選手との体格差とも考えられますが、全体を見ると決して大きい選手ばかりではない印象を受けました。確かに大きい選手はいますが、日本選手と同等の選手も多いようでした。

 それでは、どこに差があるかというと『トレーニングしているか否か』にあると思います。他国の選手は、セーリング競技以外のスポーツにおいても十分通用する感じです。これは、男女共にいえることであり、トレーニングに対する意識や知識の差があるのではないかと推察します。

 また、今回は平均して風速20ノットのコンディションでした。毎日、6時間くらい海の上にいるのですが、これに対する慣れのようなものが足りないことを感じました。ハードな環境でレースをすることに慣れていかないと、レースをするだけで精一杯でレースを戦うところまで到達しないような気がします。

 加えて、海外選手の強風下でのスピード感覚というのが幅広く、吹いても吹いても対応できるという感じを受けました。風が吹くことにネガティブな思考が先を行くのではなく、そのスリルを楽しめる選手の育成が必要だと思います。『トレーニングと強風レース』。この2つをユースワールド対策として掲げ、次回のブラジルではこの雪辱を晴らしたいと思います。

 Volvo Youth Worldは世界中の高校生、それもシングルもツーマンもウィンドも一緒に集まる楽しい大会です。「日本の多くの高校生にこの大会を目指してもらい、世界のライバルと戦う」。このようになれるよう努力していければと思います。

B3.jpg
ハードな環境でどれだけヨットレースができるか。日本は次回ユースワールドへ向けて課題が残されました。photo by Ko Takahashi

VYW08_M9350.jpg
今大会で話題となったキプロスのPavlos KONTIDES選手。ユースワールドで2度目の優勝を決めました。photo onEdition

◎Volvo Youth Sailing ISAF World Championship
http://www.youthworlds2008.org/

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バルクヘッドマガジン案内

SN3E0027.jpg
名前も覚えていないフランスの小さな駅。photo by Junichi Hirai

 北京五輪まであと20日。オリンピックが間近に迫り、セーリングに関係するニュースを多く目にします。先日、テレビをつけたら、偶然マコト(富澤 慎。RS:X級男子代表)が、壮行会の壇上でスピーチをしていました。日本セーリングチームは、近藤/鎌田(470級女子)の世界ランキング1位効果もあって、前回以上にメディアに登場している気がします。

 アテネ五輪が終わったとき、銅メダルを獲得した関一人と轟 賢二郎は、テレビや新聞、雑誌に登場し、また講演に呼ばれてセーリング競技をアピールすることに務めました。

 彼らは「もっとヨットのことを一般の人たちに知ってもらいたい」という気持ちから出演依頼を受け、アチコチを奔走しました。五輪後しばらく、自分のセーリングをする時間はまったくなかったと思います。

 アテネからの4年間、バルクヘッドマガジンは北京五輪を軸に取材してきました。国内にとらわれず、海外取材もおこないました。これまでおこなった海外取材の経費は、すべて自費による見切り発車です。それでも、去年からみなさんご存じのように、ウェブサイトに広告が入るようになり、かなりの負担が減りました。

 おかげでバルクヘッドマガジンは日本だけでなく、海外にも存在を広めつつあります。そして、インターネット時代の『あたらしいヨットレース報道』も身をもってわかってきました。

 取材をしていて、いいこともあったし、いやなこともあった。いろいろあって、北京五輪本番を現地(青島)で取材できないのは残念ですが、日本にいながらオリンピック・セーリング競技を追っていきたいと思います。

 さて、バルクヘッドマガジンは、読者のアクセスとスポンサー各社の応援により運営されています。広告にご興味のある企業、またバルクヘッドマガジンを応援していただける方は、下記の媒体資料をご覧になったうえで、e-mail:editor@sailmagazine.jpまでご連絡をください。

◎BULKHEAD magazine 媒体資料(PDF)
ご案内:http://www.sailmagazine.jp/ad/advertise01.pdf
料金等:http://www.sailmagazine.jp/ad/advertise02.pdf

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posted by BULKHEAD at 07:54| Comment(5) | コラム

2008年07月18日

夏から秋のJ/24の動きは?

IMG_4487.jpg
コンスタントに15艇前後集まる関東J/24のフリートレース。これだけワンデザインキールボートが集まれば、おもしろくないワケがありません。写真はFR5戦のスタートシーン。photo by SOHO

 7月13日、相模湾佐島沖でJ/24関東フリート主催のフリートレース第5戦がおこなわれました。成績はまだ届いていませんが、潮の強い軽風のなか3レースおこなわれたようです。

 今回は、関東の精鋭チームのほかに、和歌山から〈シエスタ〉が遠征。関東選手権制覇を目標にする〈シエスタ〉は、6月からフリートレースに参戦しています。6月コリアマッチで活躍した〈シエスタ〉ですが、今後は、マッチ、J/24、エッチェルの活動を行う予定とのこと。

 関東軍団も負けていません。関東の雄〈月光〉は、新ヘルムスマン養成などでチーム力アップを計画。ベテラン揃いの〈オリーブ〉は、あいかわらず速いようだし、他チームでも新メンバーが加わるなどあたらしい話題も耳にします。

 目標は、10月の関東選手権と全日本(福岡)。今年から関東選手権1位に世界選手権出場の権利が与えられることになりました。各チームとも相当、気合いが入りますね。

◎関東フリート関連のレース日程
ダブルハンドレース 8月3日
ミッドサマーレガッタ 8月23、24日
FR第6戦 9月 21日
FR第7戦 10月 19日
関東選手権 10月 25、26日
全日本選手権 11月20〜24日

◎J/24関東フリート
http://kanto-fleet.lets-sports.net/

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posted by BULKHEAD at 08:25| Comment(0) | J/24

2008年07月17日

トランスパック映画完成

 ディズニー映画「Morning Light」の予告が公開されています。この映画は、スーパーマキシ〈パイワケット〉オーナーのロイ・ディズニーがプロデュースするドキュメンタリーで、公募により選ばれたクルーがトレーニングを重ね、2007年トランスパック(ロス〜ホノルル。2300マイル)を完走する様子を描いた作品です。2008年秋全米公開。



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posted by BULKHEAD at 19:45| Comment(0) | 外洋レース

みんな、11月はどうする?

 季節は夏本番ですが、セーラーは秋の予定を考える時期でもあります。みなさん、今秋いちばん悩ましい週をご存じでしょうか? それは11月第4週となる22日(土)、23日(日)、24日(祝)です。

 この週には、4クラスの全日本選手権が同日に開催されます。470級全日本(琵琶湖)、J/24全日本(福岡)、マッチレース全日本(葉山)、49er全日本(江の島)。

 選手や運営スタッフは、「どの大会に参加しようか」頭を悩ませていることでしょう。かくいうバルクヘッドマガジンも、取材先を決めかねていて困っている次第です。

 日程が重なってしまうのは、休日、祝日を考えれば当然のこと。そして毎年同じような問題が起こります。会社員の休みが取れ、余裕をもってレース日程が組めるスケジュールとなると、祝日を絡めた連休がベストだからです。

 今年の例をみると、9月15日(敬老の日)、9月23日(秋分の日)、10月13日(体育の日)、11月3日(文化の日)、11月23日(勤労感謝の日)に、1年でもっとも重要な大会となる全日本選手権が集中しています。

 さて、ここで声を大きくして言いたいのですが、日本のレガッタは飽和状態にあります。自分が関係しているクラスを中心に考えていると気づかないかもしれませんが、ディンギーとキールボートのレガッタをチェックしているバルクヘッドマガジンはよーくわかります。週末の海は、ヨットレースでパンクしています。

 望ましいのは「ヨットレースの併催」かもしれません。選手・運営の事情、手間、費用を考えると、クラス協会同士が連絡を取り合って併催するのがベストのように思えます。日本の海で、カウズウィークやキールウィークのような異種混合戦がおこなえたらすばらしい。

 ビッグレガッタが重ならないためには、スケジュールを早く立てる必要があります。レガッタが終わった直後に次回の日程と開催場所を発表できれば、混乱は少なくなるでしょう。

 選手のためにも、ジュリーや運営スタッフのためにも、そしてバルクヘッドマガジンのためにも、ぜひとも実現してほしいものです。

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posted by BULKHEAD at 08:09| Comment(5) | コラム

2008年07月15日

TP52、バレンシアに沈む

 先週、スペインで開催された「X TROFEO S.M. LA REINA」でTP52の〈CAM〉(ESP)が浸水、沈没。その時間15分だったそう。

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photo by Rolex / Kurt Arrigo

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photo by Rolex / Kurt Arrigo

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photo by Rolex / Kurt Arrigo

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posted by BULKHEAD at 10:14| Comment(2) | 小ネタ

ユースワールド2008開催

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デンマーク・オーフスで開催中のユースワールド。60カ国193艇が出場しています。photo by David Kneale/Volvo Ocean Race

 「Volvo Youth Sailing ISAF World Championship」(ユースワールド)が、7月19日までデンマークで開催されます。この大会は、1971年から続いているユースセーラーの国際レガッタで次の7種目でおこなわれます。

◎Youth Sailing ISAF World2008採用艇種
少年男子1人乗り Laser級
少年少女1人乗り Laser Radial級
少年男子2人乗り 29er級
少年女子2人乗り 29er級
男子ウインドサーフィン RS:X級
少女ウインドサーフィン RS:X級
マルチハル SL16級

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マルチハルクラス(SL16級)トップを走るFRA。日本では見かけない艇種です。photo by David Kneale/Volvo Ocean Race

 種目は開催年により異なりますが、今年は昨年同様に29er級、レーザー級、レーザーラジアル級、RS:X級(スモールリグ)が採用されました。

 今大会は、日本から、奥村 航(レーザー級。兵庫県セーリング連盟)、安田千秋(レーザーラジアル級。京都府セーリング連盟)、牟田口 駿/峯 卓人(29er級男子。玄海セーリングクラブ)、鶴田あかね/田ア恵梨子(29er級女子。玄海セーリングクラブ)が出場しています。

 2005年大会では、420級男子の斎藤/吉永が銀メダルを獲得し、日本初の快挙を成し遂げました。しかし、日本はメダル獲得数だけをみるなら、セーリング先進国に大きく遅れをとっている状況です。

◎1971-2007年までメダル獲得数合計
1) FRA 56個 2) AUS 48 3) GBR 41
4) NZL 37 5) ESP 31 6) USA 32
7) GER 29 8) ITA 27 9) POL 24
10) ISR 19 11) SWE 18 12) NED 16
13) CAN 11 14) BRA 8 15) GRE 8
……30) JPN 1

 また、五輪の流れを汲むユースオリンピック(IOC主催)ができたことで、今後、世界のユース事情は、ユースワールドとの2本立てになると予想されます。日本は、アジア大会、アジア選手権のリージョナルレガッタも重要な国際大会です。

 しかし、日本のメイン艇種は、FJ級(インターハイ)とSS級(国体)、シーホッパーSR級(国体)。良い悪いは別問題として、高校生セーラーには、いま日本は世界の流れと別の方向を向いていることを知っておいてほしいと思います。

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420級に代わって2年連続で採用された29er級。日本チームはただいま苦戦中。がんばれ! photo by David Kneale/Volvo Ocean Race

◎Youth Sailing ISAF World2008
http://www.youthworlds2008.org/
◎JSAFレポート
http://www.jsaf.or.jp/sailing/2008/youth-isaf-world/index.html

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posted by BULKHEAD at 09:23| Comment(0) | ディンギー

RC44第4戦。伊ガルダ湖

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photo by Gilles Martin-Raget

 ラッセル・クーツがプロデュースしたフルカーボン、バルブキール、トリムタブを備えたミニACボート(ACCV5)といえば、ラッセル・クーツ44(RC44)。昨年から本格的にはじまったこのワンデザインクラスは、年間6戦が用意され、マッチレース(ラウンドロビン)とフリートレースで構成されています。

 7月9〜13日までイタリア・ガルダ湖でシリーズ第4戦「RC44 MALCESINE SLAM CUP」が開催されました。この第4戦には9チームが出場。日本からはTeam Beecomが参戦しました。

◎RC44 MALCESINE SLAM CUP Fleet race
1) Hiroshi - Citta di Milano, Armando Giulietti - 6, 1, 2, 2 - 11 points
2) Banco Espirito Santo, Patrick de Barros - 3, 2, 6, 1 - 12 points
3) Ceeref, Igor Lah - 4, 5, 1, 3 - 13 points
4) Sea Dubai, Joki Hellmich - 1, 3, 5, 4 - 13 points
5) Beecom, Isao Mita - 5, 4, 8, 5 - 22 points
6) BMW ORACLE Racing, Larry Ellison, 2, 7, 9, 6 - 24 points
7) Organika, Maciej Navrocki - 8, 8, 3, 7 - 26 points
8) Aqua, Chris Bake - 7, 6, 4, DNF - 27 points
9) Carbon Affairs, Nicolas Verwilghen - 9, 9, 7, DNF - 35 point

◎RC44 MALCESINE SLAM CUP Match race
1) BMW ORACLE Racing 6points
2) Ceere 6points
3) Hiroshi - Citta di Milano 5points
4) Banco Espirito Santo 5points
5) Sea Dubai 4points
6) Aqua 4points
7) Organika 7points
8) Beecom 2points
8) Magia - Carbon Affairs 0point

 最終日は風がなくレースがおこなえず。フリートレース優勝のTeam Hiroshi - Citta di Milano(Armando Giulietti)は、年間シリーズトップを走っています。

◎RC44 Class Association
http://www.rc44.com/en/index.php

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posted by BULKHEAD at 06:39| Comment(0) | キールボート

2008年07月11日

いちばん速いのは誰だ?

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18カ国99艇が出場しているモスワールド。日本選手も出場しています。来年の世界選手権は8月にアメリカで開催予定。photo by Thierry Martinez

 水中翼(ハイドロフォイル)により既成のディンギーセーリングを打ち破ったモス級の世界選手権が、7月11日までイギリス・ウェイマスで開催されます。

 バルクヘッドの読者なら、宙に浮いて走るモスをご存じですね。過激で目立つので、海で出合うと思わず見とれてしまいます。

 さて、今年のモスワールド序盤は強風が吹き荒れ、3日間延期。その後、スピードトライアルの大会「Velocitek Speed Challenge」がおこわれたようです。

 最高速を記録した選手には賞金1000ドル。当日の風は20〜25ノットで、バウにスポンサーでもあるVelocitek製の計器をつけて計測しました。結果は、Arnaud Psarofaghis(SUI)が26.1ノットで優勝。ちなみに2位は25.9ノット、3位は25.5ノットだそうです。

 ディンギーで26.1ノットのスピードって、どんな世界なんでしょうか。ディンギーのスピードトライアルは、ヨット競技の新しいスタイルになってもいいかも…。なんて考えてしまいました。


強風のためハーバーで待機している様子(動画)。モスはハードロックが似合うフリートですね(ハーバー待機なのに!)

◎2008 International Moth World Championships
http://www.moth-sailing.org/worlds/2008_uk.xml
◎国際モス級協会(最新情報、結果、ビデオ等あり)
http://www.moth-sailing.org/

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posted by BULKHEAD at 09:46| Comment(0) | ディンギー

2008年07月10日

今年もパールの季節です

 梅雨明けヨットレースの風物詩といえば、今年で第49回を迎えるパールレース。三重県五ヶ所湾から相模湾の江の島までを走る、日本伝統のオフショアレースです。今年は7月25日にスタートします。

 今年は2つのコースが設けられました。Aコースは、五ヶ所湾〜神ノ島〜利島〜江の島までの180マイル。こちらは、IRC-AクラスとORCCクラスが走ります。IRC-BクラスとダブルハンドクラスのBコースは、五ヶ所湾〜神ノ島〜江の島まで(石廊崎経由)の165マイルです。

 昨年のレースを振り返ると……。スタート時はそこそこ風がありましたが、その後風が弱まりまったりムード。夜になってラムラインやや沖コースを選んだ艇団が一歩リード。夜が明けると次第に南風が入ってきて快走。〈エスメラルダ〉は、大島を越えた後のコース取りで〈ラッキーレディV〉に追い抜かれた苦い記憶があります。

 昨年は、バルクヘッドマガジンの呼びかけとデジタルデータサプライ松崎さんの協力で、GPSデータを取り込んで「どこでもヨットレース」の航跡アニメがはじめて作成されました。

 これは、いま見てもおもしろい! ふむふむ、みんなに追い抜かれだしたのは、夜8時過ぎだったんですね。あのスピード(0ノット)じゃ、抜かれるわけだ。。。

 今年のパールはどんなドラマがうまれるでしょうか。パールレースの参加締切は明日11日。レイトエントリーは7月17日です。

◎JSAF外洋東海
http://www.tosc.jp/
◎どこでもヨットレース(2007年度のデータをダウンロードできます)
http://www.meizan.jp/e-yacht/index-j.html
※どこでもヨットレースは、ヨットレースをたのしむためにGPSデータを編集したものです。マーク位置は手書きだし、ボート位置、スピードも参考程度。プロテストの資料にはならないのでご注意ください。

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posted by BULKHEAD at 15:43| Comment(0) | 外洋レース

ビゴ女子マッチに日本参戦

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スペインで開催される女子マッチイベント「Caixanova Trophy」。ホストはClub Nautico Punta Lagoaです。photo by event media

 7月10〜13日までスペイン・ビゴで国際女子マッチーレースの「Caixanova Trophy」が開催されます。この大会はISAF グレード2イベントで、全12チームが出場。日本から前田康子チームが出場します。

バウ:柿原真紀、ピット:山田州子、ヘッドセールトリマー:庄崎賀絵、メインセールトリマー:星野ひろみ、ヘルム:前田康子

 日本にもがんばっている女子マッチレーサーがいます。ラウンドロビンは11日から。がんばれ!

◎Caixanova Trophy
http://www.nauticopuntalagoa.com/docs/jul08/web/mr_index.htm

 さて、このところ女子マッチレースの話題をよく耳にします。国際女子マッチレース協会(WIMRA)は、女子マッチのイベントをたくさん開催しようとしているようです。

 WIMRAのスケジュール(http://www.wimra.org/Regatta.asp)をみればわかるように、毎週のように女子マッチレースイベントが開催されています。これは超たいへん。

 先週は、スウェーデンで開催されたG1マッチのマッチカップ・スウェーデンでランキングトップのClaire Leroy(仏)が優勝。今月後半には、ポルトガルとスウェーデンでG1マッチが開催されるようです。

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女帝Claire Leroy。2007年度セーラー・オブ・ザ・イヤーを獲得した女子マッチレーサーです。逞しすぎる。photo by Dan Ljungsrik

 活発な活動の理由は、ロンドン五輪の種目に採用されたからです。想像するに、WIMRAは今年11月のISAFアニュアルミーティング(総会)までに、活動基盤とレースイベントの実績を作りたいのでしょう。

 ISAF総会では重要な決定がおこなわれます。今年はロンドン五輪の艇種決定が予定され、セーリング競技の方向を決める改革もおこなわれます。

 昨年のISAF総会で、女子キールボート種目(イングリング級)とマルチハル種目(トーネード級)が五輪種目からはずされ、女子マッチレースが採用されました。このニュースは、青天の霹靂。それまで、ISAFは、何年もかけて女子ハイパフォーマンスディンギーの開発、コンペをおこなっていたからです。

 「もう一度、艇種決めの投票をやりなおそう!」の意見は、5月に青島で開催されたISAFミッドイヤーミーティングでもありました。11月の総会でも、同様の意見が持ち上がるかもしれません。

 最近、女子マッチレースが活発になっている背景には、このような事情があるのでしょう。

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2008年07月08日

障害者向けヨットいろいろ

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上マーク回航直後、ソナー級GBRチームはヘルムスマンと手話で会話しています。写真は2008年SOF(仏)より。photo by Junichi Hirai

 ちまたでは北京オリンピックの話題で持ちきりですが、五輪後にはパラリンピックが開催されます。パラリンピックとは、オリンピック終了後に五輪開催地でおこなわれる、身体に障害ある選手のスポーツ大会です。

 パラリンピックにセーリング競技があるのをご存じの方は多いでしょう。北京パラリンピックの日程は9月6〜17日まで。セーリング競技は8〜13日まで青島でおこなわれます。

 北京パラリンピックでは次の3種目がおこなわれ、北京大会よりSKUD18級があたらしく加わりました。
1人乗りキールボート 2.4mR級
2人乗りキールボート SKUD18級
3人乗りキールボート Sonar級
※北京大会に日本選手は出場しません。

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1人乗りの2.4mR級。選手は中央のコクピットに正面を向いて座ります。photo by Junichi Hirai

 障害者が乗れるヨットはほかにもあります。最近は、ジョイスティック操船のアクセスディンギーが増えてきているようです。ずいぶん前に乗ったことがありますが、15キロのダガーボードでずっしり安定していて最高にたのしかった。

 また、日本に馴染みがありませんがマルチハルボートもあります。いま、ポルトガルで開催されているIFDSマルチハル世界選手権では、イギリスで普及するチャレンジャー級によりおこなわれています。

 障害者に向いたヨットは、1人乗りから3人乗り、マルチハルまで。いろいろありますね。

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ポルトガル・カスカイスで開催されているIFDSマルチハル世界選手権。採用されているのはトライマランのチャレンジャー級です。photo by eventmedia

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2008年07月07日

世界初登場、GP33第1号

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世界初のGP33、〈Century Fast GP〉。6月ニュージーランドでテストセーリングがおこなわれました。ただいま日本へ向けてパッキング中です。photo by Century Fast

 世界のグランプリキールボートの流れは、TP52、GP42などボックスルールに基づく、ボックスクラスが主流になりつつあります。

 ボックスルールとは、アメリカズカップ艇や、ディンギーのモス級、インターナショナル14級の限定規格級と近いモノがあり、全長や全幅、重量などの部分に規定を設け、「規定内におさまるなら自由に作っちゃっていいよ」というニュアンスのルールです。

 ワンデザインボートほどギチギチの公平性はありませんが、「同じ条件でカッチリと戦いたい。そのルールのなかで最高に速いボートをつくりたい」という、ボートオーナーの意志が尊重されます。当然、めちゃくちゃ速い。

 さて、ORC(Offshore Racing Congress)では、GP42、33、26のボックスクラスGP3兄弟を売り出し、GP42はすでに地中海でサーキットがはじまっていて、GP26はその手頃なサイズから若手デザイナーの登竜門的な匂いも感じられ、南米ウルグアイを中心に続々と建造されているとのこと。

 そして、今年、満を持して登場したのがGP33です。GP33の世界1号艇は、日本の〈Century Fast〉が建造していることは既報の通りです。6月にニュージーランドで進水し、現地でテストセーリングがおこなわれたようです。

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ダウンウインドはTWS18ktで14ktをマーク。ずいぶんな“じゃじゃ馬”ぶりですが、実際どんなものでしょう。IRCレーティングも気になります。設計はネルソン/マレック。photo by Century Fast

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日本では8月に進水予定。デビュー戦はトランスサガミ(相模湾横断レース)との情報もあり。ダウンウインド・スピード合戦がおもしろくなりそうです(南風が吹くと勝手に決めてしまっていますが…)。photo by Century Fast

 33フィートというサイズだけを考えると、大型化が進む欧米での普及はなかなかむずかしいかもしれません。しかし、日本でもっともヨットレースがおもしろいのが、30〜36フィートサイズ。国内ではミドルボートと呼ばれるサイズで、毎年開催される関東、関西のミドルボート選手権は人気のレガッタです。また、33フィートなら各地のクラブレースもたのしめるでしょう。

 GP33はこの夏、相模湾でお目にかかれると思います。その走りっぷりに注目です。

NMYD_NM136_GP33.jpg
Main characteristics
Length overall = 9.99 m
Max. beam = 3.00 m
Max. draft = 2.20 m
Displacement = 2000 - 2150 kg
Keel weight = 950 - 1050 kg
Max. crew weight = 560 kg

Rig
IG = 12.30 m
ISP = 14.20 m
P = 12.80 m
E = 4.75 m
J = 3.80 m
SPL = 5.15 m
LP = 4.10 m

Sail areas (as per IMS)
Main: 39.83 m²
Jib: 25.80 m²
Asymmetric spinnaker: 135.92 m²
(データはORCより抜粋)

◎ORC GP33
http://www.orc.org/gp33.htm

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2008年07月04日

中国青島、やっかいな問題

 ただいま中国青島で大量発生している「藻」。北京五輪開幕まであと34日となりましたが、この大量の藻を取り除くことはできるのでしょうか? この切実な悩みをアメリカのABCニュースが報道していました(下記動画)。



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2008年07月03日

近藤/鎌田世界ランク1位

08_07_02_SailRankings.jpg
世界ランキングトップ3の国別獲得グラフ

 470級女子の近藤/鎌田(アビームコンサルティング)が、7月2日付けで発表されたISAF世界ランキングで、チーム初となる首位に立ちました。近藤/鎌田は、6月のドイツ・キールウィーク、4月のフランス・SOFの優勝により大きくポイントアップ。これまでトップを走っていた2位のイタリア(キールウィークには出場せず)を追い抜き、世界ランキングトップを獲得しました。

◎World Rankings 470 women
1 KONDO Ai / KAMATA Naoko JPN 5438p
2 CONTI Giulia ITA 5307p
3 PETITJEAN Ingrid FRA 5296p
4 BASSADONE Christina GBR 5199p
5 TORGERSSON Therese SWE 5118p
6 DE KONING Marcelien NED 5106p
7 CLARK Amanda USA 5067p
8 RECHICHI Elise AUS 5053p
9 VOGL Sylvia AUT 5028p
10 KORNECKI Nike ISR 5010p

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「コンカマ」こと、470級女子日本代表の近藤 愛(右写真)と鎌田奈緒子。最近、新聞やテレビなどのメディアにいっぱい登場しています。がんばれ! photo by Junichi Hirai

ISAF World Sailing Rankings - 2 July 2008

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2008年07月02日

中日韓レースを終えて

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ワンデザインクラスは、中国が用意した10艇のフライングタイガー10でおこなわれました。photo by Junichi Hirai

 エキサイティングな中国遠征から帰国しました。東京から青島まで約3時間。日本と同じアジアとはいえ、まったく異なる文化や考え方は、理解しがたい印象が残ります。13億とも14億を超えるともいわれる中国の人口を考えると、たった1億人程度の日本の考え方が特別なのかもしれません。

 ことセーリングに関しても、イベントを企画する中国のパワーを感じました。ただし、このパワーはセーリングカルチャーからくるものではなく、中国独特のスポーツ。いや、スポーツというよりも組織的な体系に連なる体育、運動会の印象が残ります。

 遠征6日間のバルクヘッドマガジンは、エスメラルダチームのセーリングを第一優先した毎日でした。プレスボートからの取材ではなく、選手としてヨットレースに出場していたので視点が変わりますが、普段できない体験ができたと思います。

 成績をみるとオールトップの優勝。でも、その内容は余裕と呼べる展開ではありません。第1レースのリコール解消、最後尾スタートにはじまり、ほかのレースでは風上マークで集団にもまれてまわり、ダウンウインドで追い抜かれるシーンも少なくなかった。ジワジワと追い抜いて勝ち取った勝利でした。

 先の記事にも書いた体重を意識したメンバー構成も重要でしたが、その他の準備もうまくいったと思います。工具やリペアキッド、ボートチューニングの用意にはじまり、現場でおこる(信じられない)不具合の対処も的確におこなうことができました。

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北京五輪の旗を持って開会式に華を添えた子供たち。photo by Junichi Hirai

 この大会では、通常のヨットレースでは考えられないことがおこりました。のふーぞ、きねきねチームは、ボートドローで船底が汚れた状態のボートに当たり、船底掃除に相当の時間を費やされました。

 また、セールにバテンが入っていない。燃料がない。帆走指示書がない等々の問題もありました。中国のレースコミティに相談しても時間がかかり解決しないので、いろんな人間に聞きまくり、自分のアシで探しまわるほか手はありません。

 エスメラルダの植松オーナーは、自らマリーナ内外を奔走し、町外れのディンギー倉庫にあったウインドサーフィン用のバテンを探しあてました。サイズのあわないバテンでしたが、テープでつなぎ合わせてでも使えたことは、ボートスピードに大きく影響しました。まるで借り物競走そのもの。今回、日本チームが活躍したのは、こうした面倒な問題をできるかぎり最良の方法で克服できたからだと思います。
 
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posted by BULKHEAD at 09:21| Comment(2) | 外洋レース

2008年07月01日

週末ヨットレースニュース

 昨晩、中国から戻ってきました。帰国して驚いたのは、体重がアップしていたこと。滞在時は、毎日おっかなびっくりの食事で、おなかを壊すことにビクビクしていたのにどうして…。

81艇参加、初島ダブルハンド
 6月28、29日、過去最高81艇の参加を集め、初島ダブルハンドヨットレースが開催されました。このイベントは逗子沖をスタートして、熱海沖の初島を回航するワンデイレース。直線距離46マイルをたったふたりでセーリングします。逗子マリーナヨットクラブが企画、運営するこの初島ダブルハンドに、今年は過去最高となる81艇がエントリーしました。

初島ダブルハンド2008 成績
ORC C-A 11艇参加
1位 LADY LAHAINA(YAMAHA 33S)
ORC C-B 11艇参加
1位 BASIC(SEAM 31)
PHRF A 7艇参加
1位 風丸 (Y31)
PHRF B 8艇参加
1位 Blue Pulsar (Y26II)
PHRF C 11艇参加
1位 Lucky Lady VI(PLATU25)
PHRF D 12艇参加
1位 Je Reviens(Dufour 334 trophy)
PHRF E 11艇参加
1位 ZETA 12 (FARR31)
PHRF F 10艇参加
1位 OREOS(X-35OD(+1))

 多くの参加艇は夜7〜8時台にフィニッシュしたようですが、風が弱く、リタイア艇も続出するスローな展開だったようです。でも、こうした凹展開もいい思い出になるのがダブルハンドの魅力ですね。来年も盛大なる初島ダブルハンドに期待します。ただし、安全には十分気をつけて。
◎第20回初島ダブルハンドヨットレース2008
http://www.zmyc.org/08hdhtop.html

近藤/鎌田、キールウィーク完全勝利
 6月29日までドイツでキールウィークが開催されました。日本から出場した470級女子の近藤 愛/鎌田奈緒子(アビームコンサルティング)は、1-2-(2)-1-1-1-1-1-1-1-1の圧倒的なスコアで優勝を果たし、金メダルの他にベストスコア賞を獲得。北京五輪までで最後となる国際大会で最高の弾みをつけ五輪本番へ挑みます。

 また、49er級の石橋顕/牧野幸雄(チームビリーブ・福岡ヨットクラブ)は30位、470級男子の原田龍之介/吉田雄吾(アビームコンサルティング)は28位に終わりました。
◎KIEL WEEK RESULT
http://www.kielerwoche.de/eng/livecenter/olympic.php

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今冬、セーリングワールドカップ開幕
 ISAF(国際セーリング連盟)は、以前からアナウンスしていた五輪種目のレガッタをシリーズ戦とする、「ISAFセーリングワールドカップ」を今年12月から開始することを発表しました。対象種目となるのは、2012年ロンドン五輪で採用される五輪種目とパラリンピック種目。ワールドカップ初年度の対象レガッタは次の通りです。

Sail Melbourne(Australia)12〜1月
the Rolex Miami OCR(USA)1月
the Trofeo SAR Princesa Sofia MAPFRE(Palma, Spain)3月
Semaine Olympique Francaise(Hyeres, France)4月
the Delta Lloyd Regatta(Medemblik, the Netherlands)5月
Kiel Week(Germany)6月
Skandia Sail for Gold(Weymouth, Great Britain)9月?
(ワールドカップの詳細、得点方式は7/21に発表)

 事実上、上記のレガッタ+各種目の世界選手権が、トップセーラーが出場するG1レガッタとなるでしょう。五輪開催地ウェイマスでおこなわれる Sail for Goldが入っている点にも注目。ロンドン五輪へ向けたプランは動き出しているようです。

2010年ユースオリンピック。艇種決定
 2010年8月14〜26日にシンガポールで初めて開催されるユース五輪。このイベントは、次世代を担う未来の五輪選手(15〜16歳)のためのユース版オリンピックです。セーリング種目は、1人乗りディンギー男女とウインドサーフィン男女の合計4種目が予定されています。先月、ISAFよりユースオリンピック種目が発表されました。

One person dinghy boys - Byte CII
One person dinghy girls - Byte CII
Windsurfing boys - Bic Techno 293
Windsurfing girls - Bic Techno 293

◎Byte CII Specifications:
Length: 12ft.
Beam: 4ft 3ins.
Sail Area: 58 sq.ft.
Weight (Car Top): 100lbs.
Optimum Singlehanded Weight: 120-145lbs.
Construction: Glass Reinforced Polyes

 どのような経緯で選ばれたのか分かりませんが、どちらも日本ではほとんど馴染みのない艇種です。日本はどうする???

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posted by BULKHEAD at 07:59| Comment(5) | ニュース