2008年08月04日

博多発、24時間耐久レース

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昨年のトライアル大会に続いて開催された24時間耐久レース。写真は優勝の〈TOLUCKY〉。photo by eventmedia

 7月19日、20日に福岡県博多湾で24時間耐久ヨットレース「ル のこ 24」が開催されました。このイベントは、「ル・マン24時間レース」にヒントを得た、その名の通り24時間セーリングする耐久レースです。

 なんともめずらしいこの耐久レースに3チームが参加。19日(土)の12:00にスタートして翌日13:00まで、博多湾の中央にある能古島(のこのしま)を周回しました。

 「ル のこ 24」は、24時間耐久、レース中のピットイン、クルー交代、といったこれまでのヨットレースにはない、斬新なアイデアが盛り込まれています。

 これはイベントとしてもナカナカおもしろそう! レースの企画者であり、主催者である豊田修一さんから「ル のこ 24」のレポートが届きました。

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ヨットレースのあたらしいカタチ
レポート/豊田修一

 7月19〜20日。ヨットレースがスポーツイベントとして不適合な点のいくつかを克服した、21世紀型ヨットレース「ル のこ 24」が開催されました。日本では奇抜なこのレースには、次のような特徴があります。

1) レース終了時刻が明確なので、表彰式も定刻開始が可能
2) 博多湾の能古島を周回するので、LAPで暫定順位を算出可能
3) ピットインを設け、義務化しているので、クルーの帳合に便利
4) 選手、運営も含めて、気象条件に対応可能


 それ以外にもレーティングが有効に働くことなどがあります。難点は、レース結果を理解するのにちょっとした計算が必要なことかもしれません。

 ルールはいたって簡単明解。約24時間にどれだけの距離をどれだけ短時間で帆走できたかを競うものです。周りの海象に気を配り、ベタの中でも気を抜かず、夜でも、吹いているときも一生懸命に艇を起こす。ピットインの時間と回数を少なくし、全精力をセーリングに費やした艇が勝てるように、LUCKの及ぼす影響を限りなく少なくする。

 今大会の結果は、11.5周 22時間55分14秒(修正タイム)で〈TOLUCKY〉(Y31)が優勝を飾りました。Round Ownerと Fastest Lapのタイトルとを獲得した〈するすみ〉(X35)が、24時間45分16秒(修正タイム)で2位。続いて〈Jetta〉(Seem31)が27時間32分17秒(修正タイム)で3位でした。

 参加選手たちは、「疲れる。けど、がんばれば勝てる。自分とチームの総合力の闘いです」など、24時間、大好きな海とヨットとヨットレースを楽しんでいました。参加艇は少数でしたが、ヨットレースがひとつのスポーツイベントとして、確立できるように可能な限りがんばっていきます。

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2008年08月02日

世界最年長カウズウィーク

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カウズウィークのクラス分けは驚愕の37。写真はレーザーSB3です。photo onEdition

 世界でもっとも長く続く、カウズウィーク(Skandia Cowes Week)がはじめて開催されたのは1826年のこと。なんといまから182年前です。今年もイギリスの伝統行事となっている同大会が、8月2〜9日まで開催されます。

 970艇、8500人以上が参加する巨大なこのヨットイベント。クラス分けもハンパじゃありません。クルーザー、ディンギーを混合に次のの37クラスに分けられます。

1720、Beneteau 40.7、Class 1 IRC、Class 2 IRC、Class 3 IRC、Class 4 IRC、Class 5 IRC、Class 6 IRC、Class 7 IRC、Class 8 IRC、Class 9 IRC、Class Zero IRC、Contessa 32、Daring、Dragon、Etchells、Flying 15、Hunter 707、J/109、J/80、J/Sprit、Laser SB3、Mermaid、Multihull、ONDECK 65/68、Open 60、Quarter Ton、Redwing、RS-Elite、Sonar、Sportsboats、Squib、Sunbeam、Sunsail 37、Swallow、Victory、XOD

 このなかには、日本にはないクラスはもちろん、同国内で人気の艇種や、クォータートン(15艇参加)のようなナツカシの名艇のワンデザイン部門が設けられています。同国の人気ボートであり、世界展開もめざましいレーザーSB3には83艇が出場しています。

 圧巻。

◎Skandia Cowes Week
http://www.skandiacowesweek.co.uk/

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