2008年09月30日

レーザーSB3世界選手権

SB3 Worlds Day 2 008.jpg
アイルランドで開催されたレーザーSB3世界選手権。年齢性別を問わないレースが魅力です。photo by eventsite

  9月20〜26日、アイルランド・ダブリンでレーザーSB3世界選手権が初開催されました。レーザーSB3は、全長6.15mの3〜4人乗りハイパフォーマンス・キールボートで、イギリスを中心に世界的に発展しています。

 この世界選手権には、イギリス、アイルランドをはじめ、イタリア、ポルトガル、フランス、オーストラリア、フランス等11カ国から137艇がエントリー。このサイズのキールボートには珍しく予選と決勝にわかれて、全14レースがおこなわれました。

 上位には過去に五輪出場経験のある実力派セーラーが名を連ね、GBRのGeoff Carveth、Roger Gilbert、Sarah Allan、Roz Allenの男女混合チームで、最終日の大逆転により優勝を飾りました。

 137艇を集めたレーザーSB3世界選手権は大成功に終わりました。SB3は欧州だけでなく、オーストラリア、アメリカ、アジアにも進出中。また、オーストラリアでは同艇でマッチレースもおこなわれています。

 いま世界的に20フィート前後のキールボートに注目が集まっています。今年、ライバルといえるメルゲス20がようやく進水しましたが、世界の現状はレーザーSB3が圧倒的にリードしています。

◎World Laser SB3 Championship 2008
http://www.sb3worlds2008.com/

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posted by BULKHEAD at 07:53| Comment(0) | キールボート

2008年09月29日

【JC】記事を訂正します

 9月21日の記事で「来年のジャパンカップは、9月にシーボニアでIRCを採用して開催される予定」と書きましたが、その後の情報により「開催場所は未定」とのことです。ここに訂正させていただきます。また来年のジャパンカップの詳細は、後日正式に案内されるだろうレース公示をご覧ください。
posted by BULKHEAD at 12:33| Comment(4) | キールボート

斉藤実さん単独世界一周へ

 7度の単独世界一周経験と単独世界一周の世界最高齢記録を持つ斉藤実さん(74歳)が、9月28日、8度目の世界一周を目指して横浜港を出港しました。今度の航海は自身初となる地球西回り。オーストラリアからインド洋、アフリカ南端喜望峰、南米大陸南端のホーン岬をまわり日本へ戻る航程です。

 西回りは地球の自転と逆に走ることになり、しかも向かい風、向かい潮。相当の困難が予想されるため、挑戦するセーラーの少ない航路であり、最短記録目的に西回り航路を選ぶことはありません。2006年にイギリス女性のディ・カファリが、女性としてはじめて西回り単独世界一周を達成し話題になりました(彼女は11月9日にスタートする、世界で最も過酷なヴァンディグローブ・単独世界一周レースに挑戦します)。

 これまでBOCチャレンジ、アランド・アローンと世界の海を走ってきた斉藤さん。彼ほど日本に馴染めないセーラーはいないかもしれません。彼の航跡と記録は、国が変われば、とんでもない偉業と称されることでしょう。今回の挑戦も、日本より海外メディアで取り扱われる機会が多いかも知れません。

 〈酒呑童子〉斉藤実さんの御安航を祈ります。取り急ぎ、台風15号は大丈夫でしょうか。

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posted by BULKHEAD at 09:43| Comment(0) | 外洋レース

2008年09月27日

ジャパンカップで感じた事

 ジャパンカップが終わりました。これまで取材艇から観戦することは何度かありましたが、選手として参戦するのははじめてのこと。未熟ゆえにたくさんの不手際もありましたが、チームメイトに助けられながら、無事にキャンペーンを終えることができました。どうも、ありがとうございました。

 さて、ジャパンカップに選手として出場してみての感想です。もともとバルクヘッドマガジンはジャパンカップにいくつかの疑問を持っていました。ちまたでいわれるように、ジャパンカップの定義がわからず、「日本一の外洋ヨットを決める選手権」といわれても???だったわけです。その疑問は大会が終わったいまでもぬぐえていません。

 今年のジャパンカップを振り返ってみて、これはチームではなく個人的意見ですが、「たのしいヨットレースではなかった」というのが正直な感想です。

 誤解が生じるといけませんが、レース運営スタッフやレガッタ成功のために尽力された外洋東海の方々に不満があるわけではありません。蒲郡ラグナマリーナの受入体制は必要十分だったし、陸上スタッフが手がけた毎日のレース速報などはかつてないスピードでおどろきました。すばらしいのひとことです。大会運営に携わったみなさん、たいへんおつかれさまでした。

 それでは、なにが物足りなかったのか? を考えると、やはりヨットレースの内容に尽きると考えています。ヨットレースに出場していながら、ヨットレースをしている感覚が薄いのです。
 
続きを読む(長文です)
posted by BULKHEAD at 22:47| Comment(21) | 外洋レース

2008年09月25日

新しいルールができました

rrs09-12.jpg

 ただいまISAFでThe Racing Rules of Sailing for 2009-2012(RRS)が公開されています。ご存じの通りRRSはヨットレースのルールブックであり、ここで公開されているルールは2009年1月1日から適用されることになります。日本語訳はまだのようですが、みなさんヨットレースのルールが変わることを知っておきましょう。

 さて、2009-2012年版には、どんな変更点があるのでしょうか。大きな変更と思われるのは、まず2章のC節「マークおよび障害物において」にある、規則18「マークと障害物の回航と通過」、規則19「障害物においてタックするためのルーム」について。

 おそらく一番難解といわれていた当規則が、シンプルになり、理解しやすくなりました。また、「2艇身ゾーン」として有名だった、マーク周辺のエリアが単に「ゾーン」と言う表現に変わり、かつ「3艇身ゾーン」に変更されました(ただし、帆走指示書で、「2もしくは4艇身」に変更できるようです。艇種によってはクラス規則などで規定されることになりそうです)。

 また、付則P「規則42違反に対する即時のペナルティー」 が、「規則42に対する特別な手順」に改定されました。従来は規則42違反を3回犯した場合は、シリーズすべてのレースがリタイアになるという過酷な規則P3がなくなり、該当レースのみに適用されます。選手にとってはやさしい取り扱いになりました。

※後日JSAFより日本語訳が公開されますので、英文の翻訳と解釈は自身の責任で行ってください。

参考:Synopsis RRS 2005-2008 with RRS 2009-2012
(ドイツ人インターナショナルジュリーによる現行ルールとの比較が解説されています)

◎The Racing Rules of Sailing 2005-2008(ダウンロードできます)
http://www.sailing.org/rrs

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posted by BULKHEAD at 16:28| Comment(0) | 小ネタ

全日本直前、関西インカレ

 今年の全日本インカレが開催される新西宮ヨットハーバーで、9月20〜23日の期間、関西インカレが行われました。現地よりレースレポートが届きましたので、ここに紹介します。

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関関ガチンコ対決。関西インカレ

 全国有数の部員数を誇り、隣同士の艇庫・合宿所に合わせて約100名がひしめき合う関西学院大学と関西大学両ヨット部。関西学院・470級、関大・スナイプ級という、全国一を争うに充分なチーム力を有する両校の見ごたえのある、「ガチンコ勝負」となった。

 特に、南から良い風が入って安定した最終日午後のレースは、スタート〜上マーク間が1.2マイルという、「全日本並みのコース」に、470級はパンピングフラッグ掲揚、という絶好の条件で行われた。他、水域枠での全日本枠は「3」であるが、そこに地元開催枠1を加えた、各クラス4位以内という全日本出場枠を争う3〜6位校の間にも力の入った別の戦いがあった。

 例をあげると、近畿大学には、アテネ五輪代表を争った奈良コーチ、和歌山大学には北京五輪代表を争った谷口コーチ(第一経済大・現福岡経済大OB)、甲南大学にはロス五輪代表の山本悟コーチ(福岡大OB)などが普段から指導にあたり、今や「日本一熱い水域」となりつつある。そんな中、大阪大学が「2強」の狭間で健闘し、両クラスで全日本インカレ出場を決めた。

 今回の関西インカレで目立ったポイントをあげると、
・関学470チーム(昨年全日本優勝)と関大スナイプチームは、「3艇揃い」という点で、圧倒的に抜けた力を持っており、間違いなく全国一を争うにふさわしい陣容を整えている。
・近大470チームは、奈良コーチ、さらにバルセロナ五輪代表の大津氏の熱心な指導もあり急速に力を付けており、全日本でもダークホース的存在か。また、和歌山大、神戸大、甲南大なども、「関関2強」の間で健闘したが、「3艇揃わず」、で残念ながら上位校との得点差が広がった感があった。しかし、着実に地力をアップしており、来年以降が楽しみ。
・吹く風の方向により、多分にクセのあるレース海面。ほぼ全方位を防波堤で囲まれており、チョッピーな三角波をどうさばくか、がスピード維持のポイントになりそう。全日本対策としては、「関東水域横浜時代」を知る、超OBのアドバイスも傾聴に値するか?
 *全日本インカレ前週の10月26日(日)に「海徳杯」というレースが当地で開催されるとの事で、体験・小手調べに参加するのも手か。
・「関関」両校のモチベーションが「前時代的」に異常?に高く(失礼!)、引っ張られるように近大、大阪大、神戸大も地元開催を控えて熱が入り、急速に地力アップの印象。
・特に「関関」に多くのマネージャー(各10名以上)がいて、日常の部内・対OBのマネイジメントは勿論のこと、レースに際しては支援艇に乗り込んで、チームの「戦力」として立派に機能し貢献している。(レポート/外道無量院好泰昇天居士)

470級
1位…関西学院大学 174点
2位…近畿大学 252点
3位…関西大学 296点
4位…大阪大学 411点
5位…神戸大学 429点

スナイプ級
1位…関西大学 155点
2位…関西学院大学 271点
3位…大阪大学 366点
4位…神戸大学 386点
5位…甲南大学 499点

総合
1位…関西学院大学 445点
2位…関西大学 451点
3位…大阪大学 777点
4位…神戸大学 815点
5位…和歌山大学 1040点

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posted by BULKHEAD at 14:20| Comment(2) | ディンギー

2008年09月24日

蒲郡遠征から戻りました

SN3E0040.jpg
深夜12時、ペラにゴミが絡んだようで立ち往生。急遽、御前崎港へ入港し、明るくなってから作業したところ得体の知れない巨大なゴミ(右下)が絡んでいました。photo by Junichi Hirai

 昨晩、ジャパンカップの回航(蒲郡〜三浦)から戻りました。ぼくにとってジャパンカップは、〈エスメラルダ〉をホームポートに戻し、遠征の後片付けをしてようやく落ち着きます。まだ作業が残っているので、いまひとつ遠征が終わった感がありません。

 さてさて、ジャパンカップで不定期更新になったバルクヘッドマガジンですが、今週から通常モードに戻ります。9月から国内では全日本シーズン。また、海外では10月にはじまるボルボオーシャンを直前に控え盛り上がってきています。

和歌山レーザー全日本
 和歌山セーリングセンターで23日まで開催されたレーザー全日本。全7Rを消化し、北京五輪から戻った飯島洋一が経験を積んだアドバンテージをいかして優勝を飾りました。
◎レーザー全日本 9.19-23 和歌山 参加53艇
1 飯島洋一(逗葉フリート)8p
2 安田真之助(鹿屋体育大)12p
3 大塚邦弘(逗葉フリート)29p
4 ホールイアン(福岡経済大学)34p
5 永井久規(知多フリート)35p
6 植田順大(浜名湖フリート)39p
RESULT
http://www.wakayama-sailing.org/pdf/200807/2008Laser-result.pdf

ギリシアPlatu25世界選手権
 ギリシア・クレタ島で開催されたPlatu 25世界選手権。日本の〈ブロス〉(浜崎栄一郎ヘルムスマン)は総合5位で終えました。1位は470級で五輪キャンペーンをしていたPANAGIOTIS Mantis(GRE)が乗る〈MODUS VIVENDI - 3ALFA 〉。また本大会には、北京五輪470級女子代表のNatalia Via-Dufresne(ESP)も出場していました(総合6位)。
 このところ海外では、ディンギートップセーラーがキールボートに乗るのがブームのようです。日本のセーラーもキールボートレースやマッチレースに挑戦することで、あらたな感覚を養うことができると思うのですが、どうでしょう?
◎Platu25 Worlds
1 MODUS VIVENDI - 3ALFA(GRE)17p
2 FLEXI(GER)31p
3 BRIBON(ESP)34p
4 TUYPAN-DEPORTE GALEGO(ESP)34p
5 BROS.(JPN)36p
6 CENTRAL LECHERA ASTURIANA(ESP)37p
RESULT
http://www.platu25worlds08.gr/Regatta/Results/tabid/232/Default.aspx

ワールドセーラーオブザイヤー候補者選出
 毎年、活躍した男女に送られるISAF Rolex World Sailor of the Year。その候補選手が発表されました。昨年は〈アリンギ〉のヘルムスマンEd BAIRDと女子マッチレースのClaire LEROYが獲得。今年は五輪年ということで、北京オリンピックで活躍した選手が多く候補にあがっています。
女子
Sarah Ayton, Sarah Webb & Pippa Wilson (GBR)
Claire Leroy (FRA)
Elise Rechichi & Tessa Parkinson (AUS)
Alessandra Sensini (ITA)
Anna Tunnicliffe (USA)
男子
Ben Ainslie (GBR)
Tom Ashley (NZL)
Francis Joyon (FRA)
Vincenzo Onorato (ITA)
Ian Williams (GBR)
◎Rolex World Sailor of the Year
http://www.sailing.org/worldsailor

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posted by BULKHEAD at 08:30| Comment(0) | ニュース

Quantum Racing年間優勝

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テリー・ハッチンソンがヘルムスマンを務め、チームニュージーランドが乗り込む〈Quantum Racing〉。オーナーはアムウェイ取締役会長のDoug DeVosです。photo by Ian Roman/AUDI MEDCUP

 20日までポルトガル・ポルティマンで開催されたAudi MedCup(TP52)。年間サーキット最終戦となる本大会で1位を獲得した〈Quantum Racing〉が年間総合優勝を手にしました。

◎Audi MedCup Circuit 2008
Portugal Trophy final standings after 8 race
1. Quantum Racing USA (4,8,1,6,10,3,1,4, 37p)
2. Matador ARG (8,5,10,1,2,2,11,2, 41p)
3. Bribon ESP (1,11,12,5,4,10,2,5, 50p)
4. CXG Corporacion Caixa Galicia ESP (7,3,9,3,13,4,12,1, 52p)
5. Platoon p.by Team Germany GER (11,10,8,2,1,1,9,12, 54p)
6. El Desafio ESP (10,2,3,7,3,9,8,15, 57p)

Audi Medcup 2008 final results after 53 races:
1. Quantum Racing, USA, 252p
2. Bribon, ESP, 306.2p
3. Matador, ESP, 328p
4. Artemis, SWE, 347p
5. Platoon by Team Germany, GER, 364p
6. Mutua Madrilena, ESP, 393.4p
7. El Desafio, ESP, 409p
8. CxG Corporacion Caixa Galicia, ESP, 456.6p
9. Audi Q8, ITA, 511p
10. Mean Machine, MON, 631p

 さて、世界のトップグランプリレガッタに成長したAudi Medcup。今年は21チーム参戦しましたが、実質的に年間を通して戦ったのは約15チームでした。振り返えると、ラリー・エリソン(オラクル)もスポットで参戦した今年前半が人気絶頂期だったように思えます。

 来年のMedcupはどうなるのでしょう。巨大化したイベントにどのチームがいつまで興味を示すのか。スペイン国王(Bribonチーム)が関わっている限りこのレガッタは継続される、との見方もできますが、エスカレートしているキャンペーンを考えると「そろそろ…」の時期になるのかもしれません。

◎Audi Medcup
http://2008.medcup.org/

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posted by BULKHEAD at 06:54| Comment(0) | キールボート

2008年09月21日

【JC】王者スレッド勝利!

_F7R4769-1.jpg
最終レースでも1位を獲得したスレッドチーム。インショアレースで圧倒的な強さを見せ、IRC Aクラス優勝、総合優勝を決めました。〈スレッド〉は、栄誉あるジャパンカップとともに初のIRCカップを獲得。ちなみに来年のジャパンカップは、9月にシーボニアでIRCを採用して開催される予定です。photo by Yoichi Yabe

◎ジャパンカップ 最終成績
1 SLED 1-1-1-1-2-11-1 18.00p Aクラス1位
2 ESMERALDA 2-2-3-9-4-2-3 25.00p
3 SUMMER GIRL 4-6-5-3-1-10-5 34.00p Bクラス1位

4 KINE KINE 11 5-4-4-2-3-13-6 37.00p
5 GUST 6-5-2-7-5-12-4 41.00p
6 PARAPHRENIAN 12-9-6-5-7-8-8 55.00p
7 YING CHAN R 9-7-12-11-13-1-2 55.50P
8 NOFUZO 11-3-14-6-9-5-9 57.00p
9 SWING 14-11-8-4-6-6-7 57.00p
10 MIWA 8-8-10-8-8-3-13 71.50p
11 KAITO 10-10-12-10-14-4-11 71.50p
12 CENTURY FAST GP 7-14-7-14-11-6-12 71.50p
13 FLAWLESS 3-12-11-12-10-14-10 72.00p
14 ASADORI 13-15-9-13-12-9-15 86.00p
15 MYSTIC-X 14-13-15-15-14-15-14 101.50p

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最終日〈キネキネ〉との直接対決を制し、IRC Bクラス優勝(総合3位)を飾った〈サマーガール〉。photo by Yoichi Yabe

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IRC Aクラス2位。総合2位の〈エスメラルダ〉。いいムードでJCキャンペーンを終えることができました。インショアレースで一度もTP52に勝てなかったのは残念ですが、本来おなじレンジで競うボートではないと思うので、よくわかりません。どのチームも「なんだかよくわからんなぁ」というのがジャパンカップ2008の印象ではないでしょうか。明日からシーボニアに向けて回航に出るので、その辺の記事は後日。失礼。photo by Yoichi Yabe

◎ジャパンカップ
http://www.tosc.jp/japancup/index.shtml

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2008年09月20日

【JC】七転八倒40マイル

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地元ラグナマリーナで活動する〈ジンジャンR〉。地の利を生かしてショートオフショア1位を飾りました。photo by Yoichi Yabe

 21日まで愛知県蒲郡で開催されているジャパンカップ・日本外洋ヨット選手権。昨日、本州南方を通過した台風によりオフショアレース(100マイル)は中止。その代替え案として、レース委員会より伊勢湾口の航路ブイ2つを回航する50マイルのオフショアレースがアナウンスされました。

 しかし、台風一過となった本日21日は朝から凪ぎ。終日ライトウインドが想定されたためにさらにコースを短く変更し、蒲郡ラグナマリーナ沖をスタートして、伊勢湾口の沖の瀬ブイをマークに回航して戻ってくる40マイルのショートオフショアに変更されました。

 序盤は弱い南風でした。細いブローラインが見えますが、いまにも消えてしまいそうなシチュエーションです。スタートと同時に〈スレッド〉、〈エスメラルダ〉、〈朝鳥〉の集団は西浦方面を目指す右展開。〈サマーガール〉、〈ガスト〉の集団は豊橋港沖を目指す左展開。両グループは残った風を取りに分かれて両極端へ向かいます。

 風が残ったのは右展開のグループ。カームに捕まりのたうちまわりながらも〈スレッド〉、〈エスメラルダ〉が続いて野島を越え、沖の瀬ブイを回航します。さらに午後3時頃から風が東へまわり風力アップ。再びクローズリーチの風となり、スピード勝負がはじまりました。

 そして、日暮れ間近の16時半過ぎ、〈スレッド〉が6時間30分でフィニッシュすると、30分遅れて〈エスメラルダ〉、さらに〈朝鳥〉、〈センチュリーファスト〉、〈スイング〉、〈のふーぞ〉と続々とフィニッシュ。後続艇は航海灯を点灯させてフィニッシュし、前半戦の微風に対して、後半は安定したブローを走り抜ける展開となりました。

◎ジャパンカップ 4日目成績
1 SLED 1-1-1-1-2-11 17.00p
2 ESMERALDA 2-2-3-9-4-2 22.00p
3 SUMMER GIRL 4-6-5-3-1-10 29.00p
4 KINE KINE 11 5-4-4-2-3-13 31.00p
5 GUST 6-5-2-7-5-12 37.00p
6 MIWA 8-8-10-8-8-3 45.00p
7 PARAPHRENIAN 12-9-6-5-7-8 47.00p
8 NOFUZO 11-3-14-6-9-5 48.00p
9 SWING 14-11-8-4-6-6 50.00p
10 YING CHAN R 9-7-12-11-13-1 53.50
11 CENTURY FAST GP 7-14-7-14-11-6 59.50p
12 KAITO 10-10-12-10-14-4 60.50p
13 FLAWLESS 3-12-11-12-10-14 62.00p
14 ASADORI 13-15-9-13-12-9 71.00p
15 MYSTIC-X 14-13-15-15-14-15 87.50p

 ショートオフショア1位は〈ジンジャンR〉(ヤマハ33)です。ジャパンカップ最小艇ながらも、7時間53分でフィニッシュする大健闘で見事トップをつかみました。また、総合成績はトップの〈スレッド〉と〈エスメラルダ〉が5点差に接近。〈エスメラルダ〉と3位の〈サマーガール〉が7点差、4位〈キネキネ〉と9点差という戦況です。明日の最終日まで勝負は持ち越されることになりました。

 最終21日におこなわれるのはインショア1レースです。早ければ午前中に決着がつくでしょう。たのしみになってきました。

◎ジャパンカップ
http://www.tosc.jp/japancup/index.shtml

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2008年09月19日

PLATUワールド後半戦へ

 ギリシア・クレタ島で20日まで開催されるPlatu25世界選手権。現在6レースを終え、日本の〈ブロス〉は4位/27艇中につけています。残りは2日、最大11レースが予定されています。


20ノットまで上がった第6レース

◎Platu25 World championship
http://www.platu25worlds08.gr/

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【JC】台風前夜、大混戦

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ジャパンカップではORC-Iとのダブルエントリーを予定していたという〈キネキネ〉。IRCでも実力を発揮し現在2位。ヘルムをつとめる小林オーナーとオリジナルメンバーが乗り込みます。photo by Yoichi Yabe

 ジャパンカップ第2日目は予報通り朝から雨。風もヘビーコンディションで3レースを消化しました。参加艇よりひとまわり、ふたまわりも大きい〈スレッド〉(TP52)は大会を半ばにして独走態勢に入りました。また、2位の〈キネキネ〉、3位の〈サマーガール〉、4位の〈エスメラルダ〉まで1点差刻みの混戦になっています。

◎ジャパンカップ 2日目成績
1 SLED 1-1-1-1-2 6.00p
2 KINE KINE 11 5-4-4-2-3 18.00p
3 SUMMER GIRL 4-6-5-3-1 19.00p
4 ESMERALDA 2-2-3-9-4 20.00p
5 GUST 6-5-2-7-5 25.00p
6 PARAPHRENIAN 12-9-6-5-7 39.00p
7 MIWA 8-8-10-8-8 42.00p
8 NOFUZO 11-3-14-6-9 43.00p
9 SWING 14-11-8-4-6 43.50p
10 FLAWLESS 3-12-11-12-10 48.00p
11 YING CHAN R 9-7-12-11-13 52.50
12 CENTURY FAST GP 7-14-7-14-11 53.00p
13 KAITO 10-10-12-10-14 56.50p
14 ASADORI 13-15-9-13-12 62.00p
15 MYSTIC-X 14-13-15-15-14 72.50p

 また、17時15分からチーム代表による臨時ミーティングがおこなわれ、レース委員会より、近づきつつある台風の影響を考えてオフショアレースの中止が発表されました。ミーティングでは、各チームより「安全で、可能な限りレースをしたい」という意見が出され、レース委員会は、20、21日のレース内容の変更を取り決めました。変更の内容は、19日12時までに発表されます。

◎ジャパンカップ
http://www.tosc.jp/japancup/index.shtml

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鋼鉄戦闘機〈スレッド〉に初黒星をつけた〈サマーガール〉。photo by Yoichi Yabe

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2008年09月18日

ワールド前哨テーザー全日

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優勝した小松/高橋艇。ピンクのハルで来年のワールド上位を目指します。photo by Sumiko Ishimaru

 9月13(土)〜14(日)の2日間、和歌山セーリングセンターにて全日本選手権が開催され、全国からカートップで39艇が集まりました。今大会はプレワールド大会という位置付けで、来年9月に同じ和歌山で開催される世界選手権のテストイベントとなりました。

 初日の第1レースのみ東寄りの微風となりましたが、午後から入ってきた安定した北西の風に恵まれ、青空の下、予定どおり2日間で6レースを消化しました。

 優勝は小松 充/高橋憲太(葉山)。まずまずのスタートの後、レグを追うごと着実に順位を上げていく安定した走りを武器に来年の世界選手権でも上位を目指します。第2位には、レーザー界のキング、秋山紀夫/関根恒久(琵琶湖)、第3位には本吉譲治/三崎雅人(葉山)が入りました。(レポート/日本テーザー協会)

◎テーザー級全日本選手権 9.13〜14 和歌山 参加39艇
1 小松充/高橋憲太 葉山 11p
2 秋山紀夫/関根恒久 琵琶湖 17p
3 本吉譲治/三崎雅人 葉山 27p
4 内村祥史/安澤厚男 芦屋 28p
5 野嶋嘉昭/宮下知之 葉山 34p
6 小沢拓身/長野国比古 琵琶湖 39p
http://tasarjapan.org/events/2008/08nationals.pdf

テーザー最新艤装
 テーザー級には、ローテーションマストや走りながらテンション調節が可能なサイドステーなどシンプルながらパフォーマンスを最大限に発揮するための工夫が凝らされています。最新艤装の新艇にはサイドステーのトラックにボールベアリングのスライドが採用され、ラダーストックもカーボンティラーとともに一新されました。

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新しく採用されたボールベアリングのスライドステー。photo by Sumiko Ishimaru

2009年テーザー級世界選手権が和歌山で開催されます!
開催日程:2009年9月18日(金)〜27日(日)
開催場所:和歌山セーリングセンター(和歌山マリーナシティー内)
世界選手権のレースの公示リリースとエントリー開始は2008年11月の予定です。

◎日本テーザー協会
http://tasarjapan.org/

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華やか全日本女子インカレ

 9月13〜15日まで愛知県蒲郡市・海陽ヨットハーバーで全日本学生女子ヨット選手権が開催されました。前週の個人戦に続いて2週連続の同水域インカレとなります。

 さて、470級は村濱/中島/高野(明治大)、スナイプ級は増川/大内(関西学院大)が優勝を飾りました。女子の勢力拡大が著しいセーリング界ですが、この女子インカレのなかにも未来の五輪セーラーが隠れているのかもしれません。

◎第17回全日本学生女子ヨット選手権大会
470級 参加30艇
1 村濱/中島/高野 明治大学 64.4p
2 浜本/井上 早稲田大 69.1p
3 平井/来栖 日本大 79.1p
4 徳重/安田 福岡経済大 81.7p
5 矢田/上田 金沢大 91p
6 宝迫/田村/ホール真弥 法政大 99.4p
スナイプ級 参加28艇
1 増川/大内 関西学院大 53.7p
2 永井/下坂 立命館大 62.7p
3 林/河上 関西大 82.4p
4 長塚/櫻井/高木 日本大 90.4p
5 関谷/中武 立命館大 91.7p
6 稲垣/田中 日本大 94.7p

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2008年09月17日

【JC】TP52スレッド快走

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大倉オーナーがヘルムを取る〈スレッド〉。本田敏郎を中心に脇永達也、早福和彦、鹿取正信のAC2007と元ニッチャレメンバー。さらに470級から山田寛、中村健一が乗り込みます。初日1-1。photo by Yoichi Yabe

 愛知県蒲郡ラグナマリーナでジャパンカップがはじまりました。台風13号が日本列島にせまるなか、三河湾は快晴のち曇り。風は弱く、午前中は海上で風待ち。その後、南から入ってきた軽風で2レースをおこないました。

 予想通り2レースともにファーストホームは、TP52をIRC用にモディファイした〈スレッド〉です。2位の〈エスメラルダ〉に両レースとも約10分の差をつけてガッツリと総合1位に立ちました。

◎ジャパンカップ 初日成績
1 SLED 1-1 2.00p
2 ESMERALDA 2-2 4.00p
3 KINE KINE 11 5-4 9.00p
4 SUMMER GIRL 4-6 10.00
5 GUST 6-5 11.00p
6 NOFUZO 11-3 14.00p
7 FLAWLESS 3-12 15.00p
8 YING CHAN R 9-7 16.00
9 MIWA 8-8 16.00p
10 KAITO 10-10 20.00p
11 CENTURY FAST GP 7-14 21.00p
12 PARAPHRENIAN 12-9 21.00p
13 SWING 14-11 25.50p
14 MYSTIC-X 14-13 27.50p
15 ASADORI 13-15 28.00p

 初日は軽風コンディションでしたが、明日より台風の影響を受けると予想されます。明日の予報は雨。明後日のオフショアは台風圏内に入るかもしれません。台風の動きが気になります。

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ジャパンカップ初日はシフトの多いむずかしいコンディションでした。明日以降はサバイバルの予感も。photo by Yoichi Yabe

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ベテラン〈スレッド〉に対し、ヤング〈エスメラルダ〉。植松オーナーを軸に、荒川海彦(ヘルム)、中村匠、辻寛基、伊藝徳雄。そして、エスメ海外軍団からボブ・ワイリーが乗り込みます。中国遠征に続いて、プーマレッドのユニホームがまぶしい。photo by Yoichi Yabe

◎ジャパンカップ
http://www.tosc.jp/japancup/index.shtml

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2008年09月14日

蒲郡ジャパンカップ開幕

 9月14〜21日まで蒲郡ラグナマリーナをベースにジャパンカップ・日本外洋ヨット選手権が開催されます。エントリーは15艇。当初、ORC-IとIRCが採用されていましたが、ORC-Iは参加艇が規定の5艇に足らずIRCのみのレガッタとなります。

◎ジャパンカップ出場艇 参加15艇
艇名(艇種)/IRCレーティング値/ホームポート
SLED(TP 52 B&C MOD) 1.363 西宮
ASADORI(MURRAY 43 Custom) 1.197 蒲郡
ESMERALDA(SWAN NY/CLUB 42 MOD) 1.189 三浦
MYSTIC-X(FARR 40 OD) 1.184 宮城
CENTURY FAST GP(GP33 N/M) 1.164 三浦
SWING(RODMAN 42 MOD) 1.145 西宮
GUST(COOKSON 12M) 1.144 蒲郡
NOFUZO(X-41 OD) 1.119 西宮
KINE KINE 11(IMX-40) 1.084 広島
SUMMER GIRL(FIRST 40.7) 1.082 西宮
PARAPHRENIAN(FIRST 40.7) 1.071 蒲郡
KAITO(JUDEL/VROLIJK 35 CR) 1.068 冨貴
MIWA(SYDNEY 36 CR MOD) 1.062 沼津
YING CHAN R(YAMAHA 33 S) 1.042 蒲郡
FLAWLESS(FIRST 36.7) 1.028 蒲郡

◎日程
9月14日 トライアルレース(デニスコナーカップ)
15〜16日 インスペクション、艇長会議
17日、18日 インショアレース
19〜20日 オフショアレース(100マイル)
21日 インショアレース、閉会式
※オフショアレース100マイルのうち、50マイルをショートオフショア、100マイルをロングオフショアとなり、2レース分の成績となります。

 注目は、なんといってもTP52〈WIND QUEST〉(現QUANTUM RACING)の前モデルをIRC仕様にモディファイした〈SLED〉。7月に日本へ到着し、8月から西宮と蒲郡でトレーニングを積んでジャパンカップへ挑みます。はっきりいって想像を絶するスピードなので、トラブルがない限り全レースファーストホームは間違いないでしょう。

 さらに純グランプリボート、GP33の世界1号艇となる〈CENTURY FAST GP〉にも注目が集まります。同艇はニュージーランドで建造され、6月のテストセーリングを経て日本へやってきました。8月の相模湾のレースで実力は発揮され、33フィートなのに40フィートをらくらくと超える、ダウンウインド・ボートスピードに驚かされました。今回はチームニュージーランドのアフターガードを務めたケルビン・ハロップが乗り込みます。

 また、キール、ラダーの改造等を含めIRC対策を施した〈SWING〉。SWAN42クラス協会オセアニアフリート代表の〈ESMERALDA〉。2003年ジャパンカップ優勝艇で万全の体制で挑む〈SUMMER GIRL〉。全国のヨットレースを転戦する〈NOFUZO〉。本年度パールレース優勝艇の〈MIWA〉。

 そして、三河湾の地の利を生かしたレースが期待される、〈ASADORI〉〈GUST〉、〈PARAPHRENIAN〉、〈YING CHAN R〉、〈FLAWLESS〉。さらに、遠方からは広島の〈KINE KINE 11〉、宮城から〈MYSTIC-X〉が出場します。

 正直に言って、どの艇が有利なのかさっぱり予想できません。本大会は2クラスに分けられますが、全艇同一スタートでおこなわれます(従来のジャパンカップは総合1位に授与されます)。

 ぼくは、〈ESMERALDA〉で参戦しますが、選手としてジャパンカップに関わることで別の面も見えてきました。ひとことでいえば「日本外洋レース界は混乱継続中」ということ。発言、提案したいことは多々あるのですが、レース直前なのでそれはまたの機会にします。

 とはいえ、各チームにとって目標としてきたレガッタであり、用意周到、気合い十分。蒲郡ラグナマリーナには、全国のレガッタで顔を合わせるセーラーたちが集合しました。ジャパンカップ第1レースは17日にはじまります。

◎ジャパンカップ
http://www.tosc.jp/japancup/index.shtml

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2008年09月13日

松永上野インタビュー (3)

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バルクヘッドマガジン(以下・バ):オリンピック7位入賞の成績は、これまでの成績を踏まえても高く評価できると思っています。ただ、世界を基準に考えると日本男子の実力は足りていないのが現実。そのへんについてどんな考えを持っているのか、聞かせてください。

松永:やっぱり日本チームとトップセーラーとの差はあります。ぼくたちは、オリンピックでできるかぎりの走りはできたと思うけれど、メダルを獲るための走らせ方はできていなかった。トップでメダルを競い合うレベルまで達していなかったということ。

:どうしたら日本がトップの領域で戦える?

松永:日本チームは、国内レースを練習のようにとらえ、海外遠征で海外選手と戦うことを本番ととらえてる節があります。でも、トップセーラーは常に欧州を転戦しています。国際レガッタに出場することが通常の練習でもあり、いつもそこに身を置くことで高い経験値が得られている。国際レガッタ上位の戦い方をカラダが覚えてしまっているんでしょうね。海外に出て行かないと、同じレベルで戦うことはむずしいと思う。

:この4年間、ふたりの活動を見てきたからわかるけれど、山あり谷ありでした。スリーボンドがサポートしてくれるまでは環境に恵まれてなかったしコーチもいなかった。「2人だけのチーム」という印象がある。その経験をふまえて、次の世代はどんな活動を目指すべきなんだろう。

上野:会社を辞めてオリンピック活動をしていて苦労もあったし努力もしたけれど、やってよかったと思います。いちばん苦労したのがスポンサー(活動資金)集めでした。オリンピックをやるには環境が大事。自分の経験を次の世代につたえて、若い選手をバックアップしてあげたいと考えています。

松永:あくまで個人的な意見としては、日本ナショナルチームがしっかり軸をつくり、組織立ってトップ(監督)がけん引していくのが理想。ぼくたちは、日本代表に決まるまでコーチがいなかった。オリンピックまでの期間で成長できたのはコーチの力が大きいし、コーチがいたことでコンビ力がアップした。技術以外のことでもそう。陸上のコミュニケーションがうまくいったことで、のびのびできた。日本ナショナルチームがガッチリ固まって活動すれば変わってくると思う。

:最後にふたりのこれからの活動を聞かせてください。

上野:いろんな方から「選手を続けたら」というアドバイスを受けるんですけれど、そのへんはまだ決めていません。スリーボンド社とは今年いっぱい契約があるので、それまでに答えを出せばいいかなと考えています。自分のなかでは、北京五輪が終わったら会社員に戻ろうという考えで活動をしていたし、悩んでいます。ただ、若い選手の環境面でのサポートをしてあげたいという気持ちはあります。また、個人的にはビッグボートにも興味があります。

松永:ぼくもまだ何も決めていないけれど、スリーボンドチームはロンドン五輪も活動するので、選手をやるのか、若い選手を指導するのかまだ分かりませんが続けていくと思います。それとスリーボンドチームは、秋からキールボートの活動を開始します。まず、J/24をはじめますが、いずれはビッグボートにステップアップして行きたい意向があります。そちらにも関わっていくと思います。

:きょうはどうもありがとう。オリンピック選手といえども生活があるから、ゆっくりしていられないかもしれないけれど、これからもがんばって。応援してます。(終)

◎参考記事
【五輪】特集:470級男子 バルクヘッドマガジン記事
http://bulkhead.sblo.jp/article/17710605.html

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2008年09月12日

松永上野インタビュー (2)

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北京五輪470級男子トップ10成績

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バルクヘッドマガジン(以下・バ):それじゃ、オリンピックのレースを振り返っていこう。第1レースはトップフィニッシュだったね。初っ端からびっくりしました。

上野:風は10ノット前後の軽風でした。スタートがよかったわけはないけど、ファーストレグでスタート前の計画通りに右展開できたのがよかった。

松永:イメージしていたのは「風を取る」こと。相手艇を意識するよりも、先に風を見つけて早く風をつかむことを優先しました。風に素直になろう、と。

:オリンピック独特のレースの組み立て方、戦い方ってあるのかな?

松永:ありますね。ぼくたちは器用じゃないから、戦い方を変えたわけではないけど、ボートスピードに自信のあるオーストラリア(ウィルモット/ページ)は、風をものすごくよく見ていた。周囲の情報をどんどん入れながらでも速く走れるのが、彼らの強さだと思います。

上野:第1レースはよかったんだけれど、次のレースがまずかった(20位)。自分の走りたい場所を走らせてもらえなかった。

:上野は代表決定からオリンピックまでに、クルーワークの向上を目指していたよね。特にダウンウインドのクルーワーク。オリンピック本番でどうだった?

上野:メルボルンワールド(ダウンウインドで抜かれる場面が何度かあった)から比べるとだいぶ速くなりましたよ(笑)。いちばん変わったのは、波にあわせたカラダの使い方。中村さん(中村健次470級コーチ。日本チーム監督)がついてくれたことで、ビデオをつかって客観的に見ることができたし、指導してもらって大きく変わりました。

松永:スタートとフルトラピーズ以前の風域のボートスピードには自信があったから、走りが安定するようになった。ダウンウインドが速くなると、マーク回航のポジション取りにも余裕ができる。

:第2レースから第6レースまで10番台、20番台の順位が続いて第7レースで二度目のトップ。そこから調子が上がったようにみえたけれど、ターニングポイントはどこにあったのかな?

松永:第5、第6レースですね。第5レースの上マーク順位19位でフィニッシュ10位。第6レースは上マーク22位でフィニッシュ14位。地味だけれど、苦しみながらも挽回できた。スタートで出遅れても風を意識することで挽回できる、と思えるようになりました。

上野:二度目のトップの時は、スタートで出遅れて右海面へ。不利な場所を走っていたんですが、内側へ入れるタックを返したら、自分たちのところだけリフトが。あれはラッキーでした。

松永:その後のレース(第8レース)は、シングル上位で走っていたんだけど、ケースがあって落としてしまった。ひとつは上マークでスペインとポートスターボードのケース。スペインからプロテストの声を掛けられた後、スペインをディップしたギリシアが「おれは見たぞ。証言するぞ」って。第9レースは下マークでオーストリアから抗議。またしても後ろにいたギリシアから「証言する」って。その抗議はまったく関係なかったんだけど。

上野:微妙なケースは「とりあえずプロテストを言っておこう」のムードはありますね。

:相手からしたら「日本は抗議しやすい」の感覚もあるのかな。英語が苦手だし、海外選手との交流もそれほどあるわけじゃない。

松永:それは、あるかもしれない。

:10番目の切符をつかんでのぞんだメダルレースは、2位フィニッシュで総合7位へアップ。大混戦だったようだけれど、どんなカンジだったの?

上野:ぼくたちに勢いはあったと思います。2度目のトップを取ってから上り調子だったし、その勢いをメダルレースまでつなげられました。オリンピックは長い期間やっているけれど、気分的にはすごく短い。1度崩すと修正するのが大変です。

松永:メダルレースは8〜10ノットの陸風でガスティなコンディション。めちゃくちゃ混戦でした。最終的に1位から10位の差はたったの32秒です。トップのオーストラリアまであと少しまで攻めたけれど、3位のイギリスもぼくたちに接近してた。7位まであげられたのは「できすぎ」かもしれません。でも、終わりよければすべてよし。

:最終レースをフィニッシュしたあと、どんな気持ちだった?

上野:「おわったー!」という爽快な気持ち、かな。いま思うとこの4年間は早かった。フィニッシュ後は、ふたりで握手をかわしました。この時のためにこれまで握手をすることはなかったんです。

松永:太郎が「ありがとうございました」って言ってました。やり残したことがないわけではありません。これで終わりか、と思うとさみしかったですね。

上野:ぼくには、いままでいつも「もうしわけない」という気持ちがありました。みんな子供の頃からヨットをやってきているエリートで結果を残してきた。ぼくは高校、大学ともよい結果を出してきたわけではありません。ぼくよりも上手い選手はたくさんいるでしょう。ぼくがオリンピックに出られたのは、松永さんが引っ張ってくれたからだと思っています。

インタビュー(3)へ続く

◎参考記事
【五輪】特集:470級男子 バルクヘッドマガジン記事
http://bulkhead.sblo.jp/article/17710605.html

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2008年09月11日

日本、海外レガッタ参戦中

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先週のマキシワールドに続いてサルディニア・ポルトチェルボで開催されているRolex Swan Cup。スワン45には〈夜叉〉が出場しています。photo by ROLEX/Daniel Forster

 今週からはじまっている海外レガッタに、いくつかの日本チームが出場しています。ギリシアで13日から開催されるPlatu 25世界選手権には〈ブロス〉が出場。同チームは昨年よりPlatu25(beneteau 25)による欧州キャンペーンをおこなっており、今年もイタリアサーキットを経て世界選手権へ挑みます。
◎Platu 25 International
http://www.platu25.com/master.asp?ft=0&lg=0

 また、イタリア・サルディニアでは「Rolex Swan Cup」がはじまりました。このレガッタは、ナウター社(フィンランド)が建造するスワンシリーズの大会で、マキシ(IRC:29艇)、クラシック部門(IRC:35艇)とワンデザインクラスのスワン45(世界選手権。22艇)、スワン42(7艇)の合計93艇により豪勢に開催されています。地中海で活動している日本の〈夜叉〉は、ただいま5Rを終えて7位につけています。
◎Rolex Swan Cup
http://www.yccs.it/portal/regata.php?eventid=141

 さらにアメリカ西海岸サンフランシスコでは、9月11〜14日まで「Rolex Big Boat Series」が開催されます。エントリーは、ワンデザインクラスに1D35(7艇)、Beneteau 36.7(6艇)、Express 37(10艇)、J105(32艇)、J120(8艇)、Melges 32(9艇)、そしてIRC(39艇)。このレガッタには、1D35クラスにボートをチャーターしてシーボニアの〈エブタイド〉チームが参戦しています。同チームは、昨年に引き続き2度目のチャレンジになります。
◎Rolex Big Boat Series 2008
https://app1.regatta-manager.com/Regatta/RegattaHome.do
◎Live Video
http://www.rolexbbsracecam.com/

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サンフランシスコで開催されているビッグボートシリーズ。〈エブタイド〉が出場しています。photo by ROLEX/Carlo Borlenghi

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松永上野インタビュー (1)

 8月24日に閉幕した北京五輪。日本セーリングチームは、6種目9選手が出場しました。日本選手最高順位となる7位入賞を果たした470級男子の松永鉄也/上野太郎(スリーボンド)を取材したのでここに掲載します。

 松永/上野の取材は、9月1日に葉山でおこないました。ふたりとも用事があったので、上野は午前中に、松永は夜にバルクヘッドマガジンの事務所に来てもらい別々にインタビューをしました。

 ふたりがオリンピックという舞台で感じたこと、レースの内容や日本チームのこれからについて、そして自身の今後の活動などを数回に分けて紹介します。

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バルクヘッドマガジン(以下・バ):北京オリンピック、おつかれさま。青島から戻ってきてしばらく経つけれど、あらためてオリンピックを振り返ってもらおうと思ってます。どれぐらいの期間、青島に行ってたんだっけ?

上野:7月9日から20日まで日本チームの現地合宿をして、一度日本に戻ってきて7月26日から1カ月間青島にいました。日本に帰っていた一週間は、壮行会やパーティーでめちゃくちゃ忙しかったです。

:青島の事前合宿はどんなことをしていたの? 海外チームと合同練習みたいなことをやるの?

松永:事前合宿では同じボートを2艇用意して、パートナーの石川裕也/柳川祥一(関東自動車工業)と走り合わせです。ヤナ(柳川)に上野の体重にあわせてもらいました。ぼくと裕也は同じような体重なんで、スキッパー・クルーとも同ウエイトの同条件で走らせました。

上野:その後は、海外チームといっしょにコース練習。各国と走ってみて感じたのは、ニュージーランドの高校生(カール・エバンス/ピーター・ バーリング)が速くなっていたこと。ものすごく成長しているのを感じました。

松永:でも、ぼくたちも悪くなかったですよ。各国の代表チームと走ってみて、ギアの選択、セッティングに関しては、なかなか良い答えが出ていたと思います。

:結局、上野は何キロまで減量したの?

上野:最終的に体重は68キロを切っていたと思います。3月から12キロダウンです。

:なんで3月? オーストラリアのメルボルンワールド(日本チーム代表選考)が、いちばん重かったはずでしょう。

上野:実は日本代表に決まってから、壮行会やなんやらの連日で食べ過ぎ、飲み過ぎちゃいまして(笑)。でも、そこから断酒して絞りました。五輪期間中も選手村は酒の持ち込みが禁止されていたから好都合でした。

松永:でも、青島は特別だったみたいで、閉会式のときに北京の選手村に泊まったら、なんでもアリだったんですよ。なんで、青島はダメだったんだろう? ぼくは外出して食事に行くこともありましたけど。

上野:選手村はハーバーから歩いて1分。オリンピックが終わったらホテルにする計画のようで、造りはホテルそのものでした。選手村に入れないコーチやスタッフ、応援団が詰めていた日本チームのジャパンハウスは、ハーバーから500メートルのマンションの1室にあって、専属料理人の方に選手のコンディションにあわせた夕飯とお昼用のおにぎりを作ってもらいました。

:青島の生活は、ソコソコ快適だったみたいだね。オリンピックが近づくにつれて、だんだん気持ちが盛り上がってきたのかな。

松永:いえ、まったくおんなじ。もっと緊張するかと思ったけど、セーリングだけ他の競技と別の場所でやっていたせいか、世界選手権や国際大会と雰囲気は変わらない。特に海に出ちゃうと変わりなかった。

上野:友人や親類、ヨット部時代の仲間、昔の会社の同僚が青島まで応援に来てくれたので、リラックスできていたと思います。気持ちはだいぶゆったりできました。

:なにか事件はなかったの? 選手村で×××が×××して×××とか。

松永:あるわけないですよ、そんなの(笑)。いたって普通。単調な毎日でしたよ。

インタビュー(2)へ続く

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2008年09月09日

蒲郡全日本インカレ個人戦

 9月5〜7日まで蒲郡・海洋ヨットハーバーで全日本学生ヨット個人選手権(全日本インカレ個人戦)が開催されました。11月に開催される団体戦とは主旨が異なる個人戦ですが、今年の注目選手が上位に名を連ねています。両クラスともに8Rを消化し、470級は福岡経済大の宮川英之/永井俊之、スナイプ級は福岡大の川原秀之/田中勇祐が優勝を飾りました。今年の全日本インカレ(団体戦)は、10月30日から11月3日まで西宮で開催されます。

◎2008年度全日本学生ヨット個人選手権 9.5〜9.7 海洋ヨットハーバー
470級
1 宮川/永井 福岡経済大 45.7p
2 村山/作本 早稲田大 77.8p
3 市野/佐藤/堀切 関西学院大 85p
4 飯束/大嶋 福岡経済大 109.7p
5 小栗/中野/酒井 関西学院大 113.4
6 西村/池田 同志社大 131p
7 横田/稲村 早稲田大 134.7p
8 河合/渡部 慶應大 139.4p
9 冨野/内野 福岡経済大 145p
10 新郷/今井 早稲田大 151p

スナイプ級
1 川原/田中 福岡大 71.7p
2 牟田口/前田 関西大 76.4p
3 近藤/井上 明治大 85.7p
4 古谷/鈴木 早稲田大 86.4p
5 神谷/山内 早稲田大 134p
6 木内/岩崎 早稲田大 143.7p
7 中島/小又 日本大 143.7p
8 中村/原田 鹿屋体育大 154.4p
9 古江/稲田 関西大 156.7p
10 川副/松尾 同志社大 170p

 結果を見る限りでは、470級の福岡経済大、早稲田大、スナイプ級の早稲田大が安定しているようです。しかし、全日本インカレ(団体戦)では戦い方が大きく変わるし、学生は残り1カ月半の練習で驚くべき成長を遂げることがあります。

 さて、今年のインカレはどうなるのでしょうか?

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Int.14世界選手権レポート

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ドイツで開催されたInternational 14 世界選手権。86艇が集まりました。photo by Berlin Yacht Club

 7月9〜20日まで(うち9〜12日はチームレース)ドイツ・ヴァルネミュンデでInternational 14 世界選手権が開催されました。ご存じのようにInternational 14 は、ジェネカー無制限のモンスターボートです。49er級よりも過激で、ラダー、センターボードの可変翼は当たり前。最近ではモス級のようにハイドロ(水中翼)を使ったフライングボートまで登場しました。

 International 14 は、「1920年頃から続くボックスルール」という側面を持っています。規定されるのは、おおまかにいうと全長14ft(4267mm以内)、全幅6ft(1829mm以内)、重量74.25kg以上、メインセール+ジブ面積18.58m2以内、乗員2名。この範囲であれば、独自のアイデアを取り入れてオリジナルボートを製作できます。

 さて、ドイツワールドには、日本から下里/佐藤、宇都/石田、萩原/鷲野の3チームが出場しました。50艇以上がリタイア、タイムリミットとなるサバイバルコンディションもあり、ハードなレガッタとなったようです。優勝は、International 14誕生国GBRのArchie Massey / Matt Noble。また、アテネ五輪49er級銅メダルのSimon Hiscocksも出場していました。

◎International 14 WorldChampionship
1. Archie Massey / Matt Noble (GBR) 15p
2. Jarrod Simpson / Grant Rollerson (GBR) 19p
3. Dave Alexander /Cameron McDonald (AUS) 19p

 日本International 14協会より世界選手権のレポートと写真が届きましたので紹介します。

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レールのないジェットコースターの世界
report / Washino Takao(japan int.14 Association)

 7月21日までドイツ北部、バルト海に面したヴァルネミュンデ(Warnemunde)で開催されたInternational 14 級の世界選手権に参加しました。

 International 14 級はディンギー最古の歴史(A級ディンギーと同じ1928年にIYRU加盟)を持つと同時に、限定規格級であるため常に最新の技術を投入して現在でも進化を続けている、技術開発を含めた「ディンギー界のF1」と呼ばれているボートです。

 International 14 級の長い歴史には様々な逸話が残っています。たとdっsえば、現在では一般的なブームバング、軽量センターボード(金属ではなく木製センターボードによるプレーニングボートの登場)、トラピーズ(現在はダブルトラピーズ)などは、International 14 から生まれた代表的な技術です。

 ここ数年は、カーボン製の軽量ハルとマスト、水中翼が付いたラダー、ダブルトラピーズ、ジェネカー(面積無制限)、2m弱の長さがある高アスペクト比センターボード、セルフタックジブなどを装備したデザインが一般的となっています。

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日本選手最高位は宇都/石田の51位でした。photo by Berlin Yacht Club

 世界選手権は、セールメーカーや、ボートビルダー、オリンピックのメダリストなど、世界のトップクラスのスキルを持ったセーラーが最先端の技術をひっさげて世界の最高峰を狙うと同時に、着艇後には必ず全員に無料のビールが振舞われ、カップルや夫婦・親子などでスリル満点のセーリングを楽しむ、プロフェッショナルとアマチュアが融合した和気あいあいとしたイベントでもあります。(毎日のようにパーティーがあります。)

 このInternational 14級の世界選手権に、日本からチームレースに1チーム4艇8名、個人戦には3艇6名、20代から60代までの幅広いメンバーで参加しました。

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次回のワールドは2010年のオーストラリア・シドニー大会。いい風が吹きそうです。photo by Berlin Yacht Club

 今大会のコンディションは風速20ノット程度の強風の日が多く、水深が浅いため高い波に苦労させられましたが、毎日果敢に挑戦し、存分にエキサイティングな強風セーリングを楽しみました。

 面積無制限のジェネカーを揚げて波の高いトリッキーな海面を爆走すると、まるでレールなしのジェットコースターに乗っているような感覚です。

 全長約13〜15マイル(23〜27km)のチョッピーな波のあるコースを、トップ艇は平均8〜9ノット(コース全長を所要時間で割っているのでクローズドホールドの帆走距離を考慮すると、この何割増しかのスピードになります)で走り続けてフィニッシュするのに比べ、日本チームのセーリングスキルは世界には遠く及ばないものがありますが、全員がそれぞれ学んで帰るものがありました。

 海外には、この歴史ある大会でステップアップして成長していく若いセーラーがたくさんいます。世界のトップセーラーと気軽に接することができる大会ですので、若い方もベテランの方もぜひ挑戦して世界を見てほしいと思います。

 次回オーストラリア大会のキャッチフレーズは、「Air 28℃, Water 20℃, Beer 3℃」2010年正月にシドニーでセーリングを楽しみたい方はぜひご連絡ください。

◎日本International14クラス協会
http://www.i14.jp/
◎International14 WorldChampionship
http://worlds2008.de/

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2008年09月08日

蒲郡レースシーズン最高潮

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夜は満天の星と無数の流れ星 。三河湾ではスナメリとたわむれて走る。オトコ3人、ロマンチックな回航でした。photo by Junichi Hirai

 週末は、シーボニアマリーナから愛知県蒲郡のラグナマリーナまでジャパンカップ・日本外洋ヨット選手権に出場する〈エスメラルダ〉を回航しました。

 午前9時半に三浦半島シーボニアを出港。夕方に伊豆半島南端の下田、石廊崎を越えて、満天の星と三日月が照らす夜の遠州灘をひた走り、明け方に伊勢湾、三河湾の入り口、伊良湖水道へ。ジャパンカップのオフショアレースで通過する神島周辺の危険地帯(浅瀬や洗岩)をチェックしながら蒲郡へ向かいました。

 三河湾に入っていくと3年ぶりに同水域のスナメリとご対面です。ヨットの底面を仲間と勘違いしてか、しばらく追いかけてきました。オトコしかいない、すさんだ雰囲気のデッキ上がなんとも心安らぐ瞬間です。

 回航は24時間と2時間ぐらいの海面チェックで無事完了。蒲郡沖で開催されていたインカレ個人戦をちょっとだけ観戦して入港しました(どなたか成績表を送ってくれませんか?)。

 ラグナマリーナは、すでにジャパンカップ出場チームで大賑わいです。7、8チームが事前練習をおこなっていました。マリーナには知った顔ぶれがワサワサ揃ってたのしくもあり、レガッタが直前に迫ったことの緊張感も少々感じつつ…。回航直後の気だるさの残るなか、せっせと後片付けして帰ってきたのでした。

 蒲郡では、7日までおこなわれたインカレ個人戦をはじめ、13〜15日までは全日本女子インカレが開催されます。そして、14日からジャパンカップが開幕します。三河湾蒲郡のヨットレースは最高潮を迎えます。

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見た目はシオカラっぽい。photo by Junichi Hirai

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2008年09月06日

割り込み運転にご注意を

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当てられた〈TAU〉は踏んだり蹴ったり。photo by Enrico Fager/AUDI MEDCUP

 先週おこなわれたAudi Medcup第5戦(スペイン・カルタヘナ)。記事で紹介した〈MUTUA MADRILENA〉の上マークアプローチは、スターボードの〈TAU CERAMICA ANDALUCIA〉をかわしきれずに衝突していたようです。ポートサイドのデッキが陥没する大惨事でした(9/1の記事を訂正します)。〈MM〉は次にミートしたスターボード艇までを避けさせるトラブルぶり。フリートにさんざん迷惑をかける結果となりました。

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このシーンの直前にHIT。photo by Ian Roman/AUDI MEDCUP



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posted by BULKHEAD at 03:03| Comment(0) | キールボート

2008年09月04日

とんでもないマキシの事情

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サルディニア島ポルトチェルボにマキシ大集合。photo by Rolex / Kurt Arrigo

 9月1〜6日までイタリア・サルディニアで第19回マキシヨット・ロレックスカップが開催されます。約60〜100フィートまで世界を転戦するマキシ軍団40艇が、名門コスタ・スメラルダヨットクラブに勢揃いしました。

 さて、このマキシと呼ばれるスーパーヨットのなかでも賑わいをみせているのがミニマキシと呼ばれる全長18〜23.9メートル(約60〜79フィート)の範囲に入るレーシングボートです。本大会にはIRC部門に〈アルファロメオ 3〉(NZL)、〈ナンバーズ〉(USA)、〈マニーペニー〉(USA)ら19艇がエントリーしています。

 この大会でお披露目されたライケル/ピュー設計、マコナギーボート建造の〈アルファロメオ 3〉(69フィート)は、流線型を多用したキャビンがかっこいい。中央のナビゲーションテーブルは60年代に描かれた宇宙船風でシビレます。

 同チームは98フィートの〈アルファロメオ 2〉と同時キャンペーンを行っています。本大会では、98フィートにベン・エインズリー。69フィートにはトーベン・グラエルが乗っているようです。オーナーのNeville Crichtonという方は、どんだけお金持ちなんでしょうか。

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〈アルファロメオ 3〉のナビゲーションテーブル。かっこよすぎ。photo by Johan Palsson

 また、ミニマキシに入るSTP65(今大会には〈マニーペニー〉が出場)に注目が集まっています。STPとは「ストーム・トライスル・トランスパック」の略で、TP52、GP42、GP33、GP26と同じくボックスルールが採用されています(ボックスルールについては、高槻さんのブログでお勉強してください)。

 さてSTP65ですが、ついに世界で3艇目が進水目前に迫りました。そして来夏までに合計6艇の進水が予定され、クラス協会ではキャンペーンを行って大々的にアピールしたい意向のようです。この6艇とは、〈コンテイナー〉(GER。08年9月予定)、〈ルナロッサ〉(ITA。08年11月予定)、〈アタランタ 3〉(ITA。09年夏予定)、〈キャノンボール〉(09年3月予定)、〈ローズバッド/チームDYT〉(FRA。07年7月進水)、〈マニーペニー〉(USA。08年4月進水)。6艇集まればサーキットも可能ですね。

 さて、ミニマキシとSTP65に沸くマキシ業界。不況などまったく関係ない富豪たちの趣味は、どこまでエスカレートするのでしょうか。

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STP65〈マニーペニー〉のオンボード。今回はポール・ケイヤードが乗り込んでいます。photo by Rolex / Kurt Arrigo

◎Maxi Yacht Rolex Cup
http://www.yccs.it/portal/regatta.php?eventid=140
◎International Maxi Association
http://www.internationalmaxiassociation.com/
◎Storm Trysail Transpac 65
http://www.stp-65.org/

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2008年09月02日

シンガポールが金銀の快挙

 8月22〜29日までクロアチア・トロギルで「第7回レーザー4.7級世界選手権」が開催されました。レーザー級(スタンダード)の流れを汲む4.7級は、スタンダードのロアマストを交換し、30%小さいメインセールを取り付けられます。レーザーラジアル級に乗る以前の少年男女に適したパワーバランスで、世界選手権では12歳以上18歳未満という年齢制限が設けられています。

 本大会には43カ国、男子279艇、女子116艇が出場。決勝では男子4クラス、女子2クラスにわかれておこなわれ、シンガポールのセーラーがめざましい活躍をみせました。同国女子のYin Elizabethが金メダル、男子のSydney Scottが銀メダルを獲得。レーザー4.7級によるユース育成に力を入れている強豪クロアチアを抑える快挙を遂げました。

 オーストラリアからコーチを招き、国をあげてセーリングを強化しているシンガポール。北京五輪では好成績を収められませんでしたが(とはいえ同国の代表選手は20歳前後でした)、ジュニア、ユース種目では確実に結果を残してきています。女子優勝のYin Elizabeth(現在17歳)は、2012年のロンドン五輪を視野に活動するようです。

Laser 4.7 Youth RESULT
男子 参加279艇
GOLD
1 ISR Jacob Shahar 31.0p
2 SIN Sydney Scott 49.0p
3 CRO Perhat Lovre 60.0 2p
4 CRO Visic Toma 65.0p
5 GRE Chocholis Alexandros 69.0p
6 THA Bualong Keerati 75.0p
EMERALD
6 JPN Oota Takuya 321.0p
20 JPN Higuchi Tarou 373.0p
50 JPN Yoshida Shinichiro 457.0p

女子 参加116艇
GOLD
1 SIN Yin Elizabeth 26.0p
2 CRO Senkic Matea 53.0p
3 CRO Kordic Antea 73.0p
4 ESP Patricia Coro Leveque 74.0 1p
5 NED Asselt Charlotte 80.0p
6 CRO Kurtin Kasia 84.0p
24 Tada Momoko 173.0p
SILVER
27 JPN Yamaguchi Yu 287.0p

 日本は男子3名、女子2名が出場し、最高順位は女子ゴールドフリートに進出したTada Momoko選手の24位に終わりました。

◎World Laser 4.7 Youth Championship 2008
http://www.jktrogir.hr/laser/index47.htm

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2008年09月01日

モス級スピードコンテスト

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自動的にマックススピード(10秒平均)が記録されるVelocitek「SC-1」

 日本モス協会によれば、10月11〜13日に浜名湖で開催される全日本選手権でスピードコンテストをおこなうとのこと。このスピードコンテストは、レースとは別に30分程度の時間内で、どれだけのスピードが出せるかを競うもの。参加者にはVelocitek(GPSを利用した位置測定器)をつけて自由に走ります。

 7月の世界選手権ではスイスのArnaud Psarofaghisが26.1ノットを記録しました。浜名湖は水面がフラットなので、風さえあれば最高のコンディションでしょう。なかなかおもしろそうです。

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メルゲス20の乗り心地は?

 メルゲスグループのハリー・メルゲスらが中国でテストセーリングがおこなった時のビデオです。ようやく第1号艇が発表されたメルゲス20ですが、イギリスだけでなく欧米で普及しつつあるレーザーSB3に大きく水をあけられています。ビデオでは軽風のなか快調に走っていますが、その他の風域の乗り心地はどうなんでしょうか? SB3との違いも気になります。



◎Melges20
http://www.melges20.com/

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posted by BULKHEAD at 14:46| Comment(0) | キールボート

多忙なポルトガルセーラー

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8艇のGP42がカスカイスに集結。右が優勝した〈EL DESAFIO〉。photo event media

 8月28〜30日、ポルトガル・カスカイスで「Quebramar Chrysler 2008」が開催されました。この大会は複数種目のキールボートレガッタで、GP42、ORC-C、ドラゴンゴールドカップ(9月5日まで)、レーザーSB3のクラスがおこなわれました。

 本格的にサーキットがはじまり、世界的に注目されているGP42には8艇が出場。そのなかでイタリアの〈ROMA〉、スペインの〈MADRID〉には、それぞれ地元の北京五輪代表、Alvaro Marinho(470級。8位)、Gustavo Lima(レーザー級。4位)が青島からトンボ帰り。タクティシャンとして乗り込みました。

 Alvaroの経歴を調べてみると、過去に420級、470級、505級、Dart 18級、Dragon級、IMS、J/22、J/24、J/80、Mumm 30、Optimist級、Platu 25、Snipe級、Vaurien級の経験があるよう。470セーラーにはめずらしく、ディンギーからキールボートまで経験豊富なセーラーです。

 さて、レースは終始軽風戦となり、カスカイスに詳しいローカルセーラーが活躍すると思いきや、優勝したのはMedcupにも別チームが参戦していたスペインの〈EL DESAFIO〉でした。

 また、1905年に誕生した、世界でもっとも優雅で、ブルジョアで、クラシカルなキールボートのドラゴンゴールドカップ(世界選手権)には34艇が出場。現在、ウクライナがトップに立っています。

◎GP42 参加8艇
1 ESP EL DESAFIO 8.00p
2 ITA AIRIS 15.00p
3 ESP MADRID 21.00p

◎Tropeu Quebramar-Chrysler 2008
http://www.trofeu-quebramar-chrysler.com/
◎GP42 class
http://www.gp42.net/
◎DRAGON Goldcup 2008
http://www.cascaisdragongoldcup2008.com/

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Medcup第5戦BRIBON勝利

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第5戦はスペイン国王チーム〈BRIBON〉が制しました。photo by Ian Roman/AUDI MEDCUP

 8月30日までスペイン南東部・カルタヘナ(ムルシア)でおこなわれたTP52サーキットMedcup 2008第5戦。8月初めに発表された〈MEAN MACHINE〉の2008年度TP52キャンペーン停止のニュースはファンを驚かせましたが、世界のトップグランプリレースは寸分もかわらず豪華絢爛です。

 レガッタは2つのコースタルレースを含む全10レースがおこなわれ、スペインの〈BRIBON〉が逆転優勝を飾りました。〈BRIBON〉のヘルムスマンはチームニュージーランドのDean Barkerです。

 久しぶりに爽快な勝利をおさめた〈BRIBON〉は、スウェーデンの〈ARTEMIS〉を抜いて年間総合2位へ浮上しました。第5戦を終わった時点でのサーキットの順位は次の通りです。

◎Medcup 2008 result 20艇参加
1 USA QUANTUM 215p
2 ESP BRIBON 256.2p
3 SWE ARTEMIS 271p
4 ARG MATADOR 287p
5 GER PLATOON POWERED T.GERMANY 310p
6 ESP MUTUA MADRILEÑA 325.4p

 これまで、Terry Hutchinsonがヘルムを担当する〈QUANTUM〉が独走態勢です。この勢いは最終戦まで続きそう。Medcup 2008 サーキット最終戦は、9月15〜20日までポルトガル・ポルティマンで開催されます。

◎Audi Medcup
http://2008.medcup.org/

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上マーク直前、スターボードの〈TAU CERAMICA ANDALUCIA〉(ESP)とスターンミートする〈MUTUA MADRILENA〉 photo by Ian Roman/AUDI MEDCUP

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ダックしてギリギリをかわす緊張の瞬間。〈MM〉は〈TAU〉をかわしきれず直前に衝突。photo by Ian Roman/AUDI MEDCUP

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スターボード艇の壁ができるレイラインでは次のボートが迫ってきています。TP52のスピードを考えると耐え難い恐怖感でしょう。photo by Ian Roman/AUDI MEDCUP


超刺激的な〈QUANTUM〉のプロモーションビデオ。尋常ではないスピード感もさることながら、デッキを洗う波、ボートコントロールはディンギーのようです

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