2009年11月30日

松永選手結婚おめでとう!

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松永選手の結婚式にたくさんのセーラーが集まりました。二次会は藤沢で。同志社大の先輩にものすごいパフォーマーがいましたね

 先週末の相模湾はいい風が吹いたようで、江の島では49er全日本、OP練習。由比ヶ浜や逗子海岸ではウインドサーフィン。葉山ではNSTのシリーズレースや葉山マリーナヨットクラブのクラブレースがおこなわれたようです。葉山のクラブレースでは、某艇のラダーが真っ二つになったとか。大丈夫でしたか。

 さて話は変わりますが、11月28日。鎌倉で北京五輪470級代表の松永鉄也選手と池ヶ谷美香さんの結婚式がおこなわれました。当日は最高に天気がよく、式場のブラインドがあがると、相模湾が広がる素晴らしいシチュエーション。披露宴も肩肘張らず、いい感じのムードでした。

 松永選手は、琵琶湖ジュニアでOPをはじめ、清風高校、同志社大で活躍したのに対し、美香さんは、静岡清水でセーリングをはじめ、博多女子、法政大というセーリングエリートなふたり。大学最後の琵琶湖インカレでは、新郎よりも新婦の方が成績がよかったそうです。

 というわけで、披露宴会場には、たいへん多くのセーラーが集まりました。テーブル同席者だけでも、山田 寛、関 一人、柳川祥一、伊藝徳雄、久米 敏、石黒建太郎ですから、ある意味たいへん豪華です。とはいえ、だれもが「この前も会ったでしょ」という感じで新鮮味には欠けましたが。

 結婚式やパーティに出席するのは久しぶりでしたが、二次会、三次会までとてもにぎやかで楽しいひとときでした。ふたりともいつまでもしあわせに!

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披露宴会場には北京五輪で使用した470級が展示されました。搬入と艤装は前日に柳川選手が担当。「マストが長すぎて立てられず、苦労した」とのこと(ボートは斜めに設置されてます)。また、披露宴では470級の近藤 愛選手のピアノ演奏も披露されました。さすが音大付属出身。上手でした!

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巨大ウイングセールBOR90


サンディエゴに登場したウイングセールのBMW オラクル〈BOR 90〉

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大型旅客機の翼よりも大きく(190フィート)、8枚のフラップを備え、風速10ノットで、30ノットのボートスピードが可能、と理解しがたいモンスター・ウイングセール。その価格は5億円以上だそう。バルクヘッドマガジンは、現地で取材されている「かぜのたより」さんのサイトで勉強していますが、さっぱり…。

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2009年11月29日

ユース五輪アジア予選開催

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パタヤで開催されたバイトCII級アジア選手権。ユースオリンピックの予選を兼ねています。photo by eventsite

 11月23〜29日まで、タイ・パタヤでバイトCII級アジア選手権が開催されました。この大会は、来年8月にシンガポールで開催されるユースオリンピックのアジア予選を兼ねていて、タイ、シンガポール、マレーシア、中国、アラブ首長国連邦、インドなどから50選手(男子8カ国、女子4カ国)が出場。日本からは、川村 岳(和光中学校)、村山仁美(矢向中学校)、樋口太郎(宮崎大学附属中学校) の3選手が参戦しました。

 大会の詳細は、JSAFウエブサイトにレーザー級五輪代表の飯島洋一コーチにより詳しくレポートされています。この大会には、今年8月唐津ラジアルユースワールドで優勝したKeerati Bualung選手をはじめ、アジアの実力派ユースセーラーが出場しました。日本チームは健闘しましたものの、中間ポジションからあがれず苦しいレースを強いられたようです(最終成績は大会公式サイトをご覧ください)。

飯島洋一コーチによるJSAFレポート
2009 Byte CII Asian Championship YOG Qualifier
成績

 ジュニア、ユースセーラーの育成・強化は、世界各国共通で重要課題といえます。なぜなら次世代、とくに若手セーラーの育成は各国セーリングの発展に不可欠だからです。キールボートに乗る社会人セーラーも、ディンギーだからといって無関心でいる場合ではありません。若手セーラーだけでなくセーリング人口が減少しているのはご承知の通り。その背景には、健全な(=セーリングが大好きな)ジュニア、ユースセーラーが育っていない、という現状があります。

 これまでバルクヘッドマガジンでも紹介しましたが、日本のユース強化事業は、JSAF競技力向上委員会により本格的にスタートを切ったところです。日本でユース世代というと高校生前後の時期に相当しますが、多くのみなさんがご存じのようにユースセーリングはいくつもの問題を抱えています。

 ヨット部を中心に活動する高校生の例をひとつあげると、高校3年間(実質は2年半程度です)の活動には3つの流れがあります。ひとつは、学校単位で活動するインターハイの流れ。ここでは、FJ級が採用されていて、ヨット部最大の目標となっています。次にインターハイ後におこなわれる国体があります。こちらでは、ふたり乗り種目にSS級、ひとり乗り種目にシーホッパーSR級が採用されています。

 さらに、世界ユースのスタンダード艇種は、ISAFユースワールドで採用される420級、29er級があり、ひとり乗りは、レーザー4.7級やラジアル級があります。さらにユースオリンピックでは、ふたり乗りのバイトCII級が採用されています。すべての種目を乗りこなすのは不可能だし、セーリングをはじめたばかりの選手にベストなセーリング環境とはいえません。ちなみにウインドサーフィンは、ISAFユースワールドでRS:X級、ユースオリンピックではテクノ293級が採用されています。

 どうして、日本が世界と対等に戦うパワーがなくなってしまったのでしょうか。その問題を解く鍵は、中学後半、高校生、大学生前半のセーリング環境にあります。上にあげた艇種だけでなく、他にもさまざまな問題があるでしょう。この問題をどのように解決していったらよいのでしょうか。すぐさま改革して答えを出せるとは思いませんが、まずわたしたちは、アジア諸国に大きく差を広げられている現実をしっかり受け止める必要があるようです。

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2009年11月26日

葉山全日本ファイナル動画


ファイナル中村匠(黄旗・4号艇)vs荒川友紀彦(青旗・2号艇)。中村の連覇はもちろん、全日本ファイナル初出場となる友紀彦の準優勝も見事でした。最後にインタビューもあります。映像提供:dailysailing.com


ラウンドロビン山田寛(青・3号艇)vs中村匠(黄・6号艇)。山田が逃げ切り勝利です。映像提供:dailysailing.com

 葉山で開催された全日本マッチ最終日の映像です。日中、海上で撮影し、陸に戻って夜間まで編集作業をおこなうdailysailing.com(中嶋さん)の仕事には頭がさがります。

 ヨットレースだけでなくスポーツやゲームの報道は、スピード(速報)とクオリティ(内容)が重要になってきました。「その時、どこで、何が起きたのか」。オリンピックのような大会だと世界から報道体制が集まるので、日本の情報も“ある程度”手に入りますが、国内の情報はまだまだ発展途上にあります。

 数年前を思い返してみてください。例えば、江の島と葉山の至近距離で大会をやっていても、隣の海面で何のレースをやっているのか、お互いに知らなかったし興味もナイ。そんな状態だったと思います。それが、福岡の470全日本に出場している選手が、小戸のハーバーで葉山マッチレースの結果を話題にするようになりました。ものすごい変化ではないでしょうか。

 海上に観客席をもたないヨットレースを人に知らせるためには、高いハードルを越えなければなりません。ぼくが何をいいたいのかというと、大会実行委員会やクラス協会、ヨットクラブ、学校、JSAFをはじめとする組織は、自分たちがやっていることをもっともっとアピールしてほしい、ということです。

 成績表やレポート、写真、動画の公開や、GPSを利用したレースの見せ方、いまならバルクヘッドも利用しているtwitterもいいと思います。その情報を伝えるにあたり、バルクヘッドマガジンを利用してもらって構いませんし、協力も惜しみません。

 ただ、「ああしよう、こうしてほしい」と口で言うのは、それほどむずかしいことではありません。No 他力本願。有言実行で日本のセーリングを盛り上げていきましょう!

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posted by BULKHEAD at 09:28| Comment(2) | マッチレース

2009年11月24日

江の島ラジアル全日本成績

 江の島で開催された全日本レーザーラジアル 、全日本レディース、全日本レーザー4.7。高校生、女子が大活躍したようです。

◎全日本レーザーラジアル 参加96艇
1. 南里研二(唐津・唐津西高校)12p
2. 伊藤秀郎(津)15p
3. 長谷川哲子(津・豊田自動織機)20p
4. 廣瀬一貴 23p
5. 小野寺正一郎(伊達・HSC)24p
6. 河原由佳(津)25p

◎全日本レディース 参加28艇
1. 長谷川哲子(津・豊田自動織機)20p
2. 河原由佳(津)25p
3. 冨部柚三子(逗葉・日本女子大)29p
4. 蛭田香名子(津・豊田自動織機)42p
5. 松苗幸希(北海道・室蘭市)43p
6. 谷内志緒里 47p

◎全日本レーザー4.7 参加15艇
1. 中里健太(唐津・唐津東高校)4p
2. 北村勇一朗(浜名湖ジュニアYC)12p
3. 脇坂 尊(江ノ島ジュニアYC)14p
4. 射羽 京(江ノ島ジュニアYC)16p
5. 脇 貞徳(芦屋・清風中学)18p

◎レーザー逗葉フリート(成績詳細等)
http://outdoor.geocities.jp/laserzuyofleet/radial2009.html


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posted by BULKHEAD at 09:04| Comment(0) | ディンギー

チームアビーム、天下統一

 福岡小戸で5日間にわたり開催された470全日本選手権。最終日は上位10艇によるメダルレースがおこなわれました。メダルレースでは、オンザウォータージャッジが採用されるために8人が3艇のジュリーボートに乗ってレースを追いかけます。コースは上下6レグで下マークにはゲートが設けられました。

 国内の全日本選手権ではじめておこなわれるため、海外遠征に出る一部の選手をのぞいて、多くの選手ははじめてのことになります。メダルレースは五輪種目のほとんどの国際大会で採用され、これから五輪を目指す日本選手は必ず経験しないとならない必修科目。また、岸からも観戦できる近い場所でショートコースでおこなわれるという特徴があるため、通常のフリートレースとは違う「短距離走に似た」感覚も必要とされます。

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オンザウォータージャッジのメダルレースのために8名のジュリーと3艇のボートが用意されました。photo by Junichi Hirai

 さて、昨日までのポイントで早々と優勝を決めた原田/吉田ですが、メダルレースには必ず出場しなければならないため、もちろん参戦します。彼らにとってメダルレースは、ウイニングランでもあり気負いなく走れたようです。

 本日の注目は、わずか1点差の近藤/田畑と吉迫/大熊の対決。メダルレースは2倍ポイントが与えられるため、先にフィニッシュした方が勝ちという単純明快のガチンコ勝負です。2艇は、スタート前から緊張感を漂わせ、アウターサイドから並んでスタートしました。

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けん制し合いながら、上下に並んでスタート。スタートで近藤/田畑が前に出ました。photo by Junichi Hirai

 先手をとったのは、風下位置から好スタートを切った近藤/田畑です。タックを返し吉迫/大熊をの前を通った近藤/田畑は、相手をカバーするかに見られましたが、フリートが右海面に移動するのを見て、そのまま右海面へ。左へ伸ばす吉迫/大熊と完全にセパレートしました。

「風が弱く振れていたので、まずはスピードを優先しないといけないと考えていました。スタートがうまく決まったので、フリート全体をみながらの展開です」(近藤)

 近藤/田畑は右海面のパフをつかみトップ回航。左海面を伸ばしてしまった吉迫/大熊は、大きく出遅れてしまいました。

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近藤/田畑は一旦吉迫/大熊の前を切って、右フリートへ寄せました。左海面へ向かう吉迫/大熊とわかれます。photo by Junichi Hirai

 風は弱いながらも、コース全体に広がりだし、至近距離の戦いが続きます。ここから風をうまくつかんで抜け出してきたのは、福岡経済大の冨岡潤貴と関西大、濱中三巌の学生コンビです。成績上の変動はありませんが、思い切りのよい戦略が功を奏し、2位以下に差を広げてトップフィニッシュを飾りました。

 メダルレースの順位は、1位富岡/濱中、2位近藤/田畑、3位原田/吉田、4位岡/内野、5位前田/谷口、6位高橋/杉浦、7位吉迫/大熊、8位長橋/田淵、9位市野/吉見、10位石川/柳川。2位でフィニッシュした近藤/田畑は、女子優勝だけでなく、8位に低迷した長橋/田淵を逆転し、総合3位も手にしました。

「スタート前の愛ちゃんは、めちゃくちゃ緊張していていました。水をものすごく飲むから、そんなに飲んで大丈夫なのかなぁって。あの光景は異常でした。わたしは、まったく緊張してません。スタートからいい展開だったんで、自分たちの走りができように、風を選べたのがよかったです」(田畑)

 近藤は、2007年の全日本制覇に続いて2度目(06年はアジア大会、08年はラジアル全日本出場のため不参加)。田畑は4度目の優勝です(クルー優勝ははじめて)。本シリーズではうまく成績が安定せず、いまひとつ波に乗れなかった近藤/田畑でしたが、有終の美を飾ることができました。チームとしても、ひとつ成長できたことでしょう。

 また、男子優勝の原田/吉田は、
「(成績に影響しない)メダルレースは、他艇の邪魔をしないように意外と気をつかいました。そのわりには、近藤チームにリーバウをバチンと打たれたり(笑)。今回のよろこびは格別な思いがあります。スタートで失敗する場面もありましたが、リカバリがうまくいきました。これは、今年のヨーロッパ遠征で学んできたことです。自分たちが成長できた反面、来年の結果が問われると思っています。大会が終わったら、たのしみにしていたオフ(とはいえ、JISSで筋トレの毎日)、そして沖縄座間味合宿に出ます」

 最後に「もし、去年の自分たちと戦ったら?」と質問すると、「もちろん、コテンパンに叩きつぶします!」と即答。今年の原田/吉田は、470ヨーロッパ選手権で優勝、オランダ世界選手権で3位、そして全日本470で昨年に続いて優勝と、飛ぶ鳥を落とす勢いの結果を残しました。今回の全日本では圧倒的な力を見せつけた原田/吉田ですが、この結果は、彼らが成長しているのと同時に、他チームの実力が落ちている、という見方もできます。原田/吉田に実力差を見せつけられた他ナショナルチームの巻き返しに期待します。

 最後に本大会では、初のメダルレース、全艇スタートの予選、成績速報など、あたらしい試みがおこなわれました。速報に関していえば、フィニッシュボートで成績表を作成し、そのまま暫定成績としてウエブサイトで公開され、選手よりも早く正確に知ることができました。GPSによるメダルレース航跡公開は、データが取れないトラブルもあったようですが、さまざまなチャレンジをした大会実行委員会に拍手をおくります。そして、こうした大会運営による「ヨットレースを伝える」ことがスタンダードになることを願います。

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総合10位ながらもメダルレースでトップフィニッシュを果たした富岡/濱中。福経&第一軍団では、8位に岡/内野、11位に山口/磯崎(福岡第一高2年)、13位に飯束/伊藤、23位に土居/大嶋(土居は来年福岡経済大へ進学)が社会人選手と対等に戦いました。特に、軽風域で活躍した岡、山口は、荒削りな部分も多く見られますが、今後がたのしみな若手です。photo by Junichi Hirai

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女子優勝の近藤/田畑。出艇前のハーバーでは緊張からか、ぼんやりしていた近藤と、いつもと変わらず元気な田畑。レース中は、田畑が近藤をサポートし、好レースをみせました。「今回は本当に和歌ちゃんに助けられました」と近藤。精神面の強化は、彼女たちの今後の課題になるでしょう。photo by Junihi Hirai

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圧倒的な強さで連覇を飾った原田/吉田。「小松コーチの記録を抜きたい(3連覇。優勝合計6回)」と頼もしいコメント。しかし、男女優勝というこれ以上ない結果によろこびながらも小松コーチは「男子は、強引なタクティクスでレースを運ぶ節がある。こんなことをやっていては、同レベル以上の選手と戦う世界では通用しない」と厳しい意見も。バルクヘッドマガジンでは、大会前にアビームチームを特別取材しましたので、あとでまとめて発表したいと思います。photo by Junichi Hirai

◎大会ウェブサイト(成績、どこでもヨットレース等)
http://www.fsaf.net/modules/news/article.php?storyid=56

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2009年11月23日

全日本マッチ中村匠連覇

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中村匠が昨年に続いて全日本優勝です。おめでとう!photo by HMYC

 葉山全日本マッチ最終日。天気は晴れ。ぽかぽかあたたかい一日になりました。風は北で昼ごろまで1〜2m、その後3mくらい。ブローのムラと振れがあり、マークチェンジを駆使したレースとなりました。

 6フライトを消化してラウンドロビンが完了したのが14時過ぎです。トップ4が8勝で並ぶ混戦となり、4人のタイを解いた結果、中村、荒友、長堀、坂本という順位が決定。次も7勝で3人が並び、タイ解きで荒川、船澤、山田。そして村越5勝、Park4勝、今井3勝、紙1勝、藤井0勝という結果でした。

 最終日の注意信号のタイムリミットは15時だったので、その後は1-2位、3-4位、5-6位決定戦を一発勝負でやることになり、その結果、最終順位は以下のとおりでした。(HMYC)

1位 中村 匠
2位 荒川 友紀彦
3位 長堀 裕樹
4位 坂本 亘
5位 荒川 海彦
6位 船澤 泰隆
7位 山田 寛
8位 村越 俊介
9位 Park gun woo
10位 今井 信行
11位 紙 麻里亜
12位 藤井 麗

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photo by HMYC

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photo by HMYC

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福岡470アビーム男女優勝

 福岡小戸470全日本最終メダルレースは、シフトの激しい軽風のなかおこなわれ、福岡経済大の富岡/濱中がトップフィニッシュ。続いてスタートから先頭集団でリードした近藤/田畑、原田/吉田と続きました、総合優勝は原田/吉田。女子は近藤/田畑のチームアビームが優勝を飾りました。

1. アビームコンサルティング 原田龍之介/吉田雄悟 23p
2. 関東自動車工業 石川裕也/柳川 祥一 65p
3. アビームコンサルティング 近藤 愛/田畑和歌子 68p
4. アルファ・ウェーブ 長橋 誠/田淵靖浩 71p
5. ベネッセコーポレーション 吉迫由香/大熊典子 79p
6. 関西学院大学 市野直毅/吉見亮平 83p
7. エス・ピー・ネットワーク/島精機製作所 前田弘樹/谷口斉謙 94p
8. 福岡経済大学 岡 賢志/内野航太 104p
9. 豊田自動織機/トヨタ自動車 高橋洸志/杉浦弘明 108p
10. 福岡経済大学/関西大学 冨岡潤貴/濱中三巌 129p

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ラウンドロビン船澤対長堀


全日本マッチ2日目。船澤(黄:ヤス)対長堀(青:ユーキ)です。プロテストの攻防で見応えあります。長堀が勝利しました。映像提供:dailysailing.com

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2009年11月22日

葉山マッチ12フライト消化

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葉山で開催中の全日本マッチ2日目。曇り、北風5〜6メートルで12フライト消化。一日いいレースコンディションでした。あと6フライトでラウンドロビン完了となります。ラウンドロビン途中ですが、7勝1敗の長堀裕樹が調子よく勝ち星を重ねています。photo by HMYC

本日終了時点のレース成績は下記のとおり。
中村 匠   4勝1敗
山田 寛   6勝2敗
長堀 裕樹  7勝1敗
荒川 友紀彦 4勝1敗
坂本 亘   3勝2敗
藤井 麗   0勝8敗
村越 俊介  4勝4敗
荒川 海彦  7勝4敗
今井 信行  3勝8敗
紙 麻里亜  1勝8敗
船澤 泰隆  5勝3敗
Park gun woo 4勝7敗

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photo by HMYC

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photo by HMYC

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僅か1点差。明日女王決定

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アウターループを走るゴールドフリート。先頭を走る4340は最終日を待たずに優勝を決めた原田/吉田。にくらしいほど速いです。photo by Junichi Hirai

 福岡小戸で開催中の470全日本大会4日目。本日より2グループにわかれて決勝レースがはじまりました。博多湾は朝から気温が低く、いまにも雨が降り出しそうな曇り空。天気予報では、弱い風でレースができるかどうかギリギリのところでしたが、南東の軽風がコンスタントに入るコンディションです。大会4日目は、ゴールドフリート4本、シルバー3本のレースを消化。第1レースが終わる頃には冷たい雨が降り出し、風は弱いものの体力と気力が必要とされるレース内容となりました。

 本日よく走ったのは原田/吉田です。1-2-2-4位と上位安定の着順で、完全にゴールドフリートを支配していました。大きなシフトのあるレース海面でしたが、不利な海面のなかにいても小さなブローをのがさず、しっかり噛んだなかで走るため、ダメージを最小限に抑えられます。さらにボートスピードでも前に出て先に風をつかめるので「どこを走っても速い」。原田/吉田は、他艇とくらべて一段階上の領域で走っている印象を受けました。

「余裕があるなんてとんでもない。全日本でも、草レースや地域のレースでも、いつでも全力で走っています。それに、どんなに成績がよくても、陸にあがると小松さん(アビームコーチ)のきびしい指導が待っていますから気を抜くことなんてできません。メダルレースも全力で戦うのみです」(原田)

 その後、正式な成績が発表され、原田/吉田は2位の石川/柳川に28点の差をつけたため、メダルレースを待たずに優勝が決定しました(メダルレースで10位(20ポイント獲得)だとしても追いつかれないため優勝です)。

 また、本日は市野/吉見もよく走りました。彼らは、10-OCS(着順は7位)-1-1で総合5位につけています。関西学院大4年の市野は、同大学の主将を終えたばかりで、大学生のなかでは飛び抜けた実力を持っています。この2年間は、インカレを最優先していたため“自分だけの走り”を封印していた印象もありますが、本日爆発しました。

「3艇1チームで戦うインカレは、他艇の位置を考えながら、振れタックや細かく艇団に寄せる戦術を考えます。それだと、速い選手がたくさんいる全日本のような大会だとおいて行かれるように感じていました。きょうの2レース目からは、タックを少なくして、大きなシフトを考えながらコースを組み立てました。これがよかったです。それにクローズのコースをクルー(吉見)に担当してもらったので、ドライブに集中できました」(市野)

 明日最終日はオリンピックやISAFワールドカップで採用されている上位10艇によるメダルレースがおこなわれます。メダルレースの得点は2倍で、小戸ヨットハーバーのすぐ沖にショートコースが設けられます。また、オンザウォータージャッジのシステムで、プロテストがあった場合その場でペナルティ施行の有無が判断されるため、フィニッシュと同時に順位が確定します。

 成績をみてみると、1位の原田/吉田は飛び抜けたものの、4位の近藤/田畑(64点)、5位の市野/吉見(65点)、6位の吉迫/大熊(65点)は大接戦。特に全日本女子の頂点を狙うアビーム、ベネッセの戦いは見物です。また、8位の岡/内野、9位の高橋/杉浦も同点。先にフィニッシュした方が勝ちというわかりやすい図式になっています。メダルレースの開始は12時55分です。おたのしみに!

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強風仕様のメインセールを使用しているものの、軽風で連続トップを決めた市野/吉見。photo by Junichi Hirai

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近藤/田畑と吉迫/大熊はわずか1点差。メダルレースはアビーム対ベネッセの宿命の対決に大注目です。photo by Junichi Hirai

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成績に波はあるものの微風、軽風域では男子以上のスピードを持つ吉迫/大熊。photo by Junichi Hirai

◎470全日本選手権 4日目
1. 原田/吉田 1-1-3-(10)-2-1-1-2-2-4 27p
2. 石川/柳川 4-5-5-3-1-7-5-6-9-(12) 45p
3. 長橋/田淵 3-2-9-2-9-4-(13)-10-13-3 55p
4. 近藤/田畑 15-11-1-7-4-10-8-1-(29)-7 64p
5. 市野/吉見 10-4-7-5-6-21-10-(OCS)-1-1 65p
6. 吉迫/大熊 2-21-4-4-5-(39)-14-5-5-5 65p
7. 前田/谷口 11-14-2-(26)-11-12-9-7-10-8 84p
8. 岡/内野 (36)-25-16-6-10-3-2-4-21-9 96p
9. 高橋/杉浦 25-7-11-8-3-(32)-3-3-22-14 96p
10. 富岡/濱中 (31)-15-6-24-8-17-19-17-4-17 127p

◎エントリーリスト、レース公示、確定成績など
http://www.fsaf.net/modules/news/article.php?storyid=56

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葉山全日本マッチ初日動画


葉山マッチレース全日本初日の動画がプロカメラマンの中嶋さん(dailysailing.com)より届きました。微風でも1対1で戦うマッチは見応えありますね。速報に動画が加わると現場の臨場感が伝わります。ぜひHDでご覧ください。内容は、先行するシエスタ今井に中村匠が仕掛け追い抜くシーンです。お見事。後半に匠とヤスのコメントもあります。

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posted by BULKHEAD at 07:10| Comment(0) | マッチレース

2009年11月21日

葉山全日本マッチ開幕

DSC_0220.JPG
12選手により葉山で開催されている全日本マッチ。明日の風に期待です。photo by HMYC

 葉山マリーナで開催されている全日本マッチ初日。風は北からすぐに南にかわり、午前1〜2m/s、午後2〜3m/s、夕方15時半ごろにすっかり凪に。本日4フライトを消化しました。

本日分のレース成績は下記のとおり。
中村 匠   3勝1敗
荒川 友紀彦 4勝
坂本 亘   2勝2敗
荒川 海彦  2勝2敗
今井 信行  4敗
Park gun woo 1勝3敗

レースなし
山田 寛
長堀 裕樹
藤井 麗
村越 俊介
紙 麻里亜
船澤 泰隆

DSC_0397.JPG
photo by HMYC

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posted by BULKHEAD at 22:28| Comment(0) | マッチレース

6レース消化、470予選終了

RZ3H4108_800.jpg
2レースしか消化できなかった前半戦のモヤモヤを払拭し、本日4レースがおこなわれました。photo by Junichi Hirai

 福岡470全日本3日目。ここまで2レースしか消化できず、フラストレーションを感じさせる曇天の博多湾。当初、3日目から決勝が予定されていましたが、予選の規定数を終えていないために大会3日目も予選がおこなわれることになりました。また、レース委員会は、本日のスタート時刻を早め、また1日の最大レース数を4レースに変更するなど気合い十分。朝から北西の風が安定して吹く博多湾は、絶好のレースコンディションとなりました。

 風が吹き出すと主役は、練習量の豊富なナショナルチームにかわります。本日おこなわれた4レースでは、近藤/田畑、石川/柳川、渡辺/谷川、原田/吉田がトップフィニッシュを決めて上位にあがってきました。中風から強風までになると、クルーワークでも大きく差が開きます。強引なタックにもクルーがスマートについてきたり、力強いパンピングで一気に加速したり、技術を持つナショナルチームらしい場面がいくつも見られました。

 しかし、各チームのレース内容はむずかしいものでした。フィニッシュでは上位に名を連ねていますが、スタートで集団に巻き込まれ、後位置から挽回という内容も少なくありません。これまで6レースを終えて首位に立つのは、原田/吉田。ボートスピードをアドバンテージに余裕ある走りでグングンと前に出てきます。特にフリーの走りは見事で、圧倒的なスピードがあるようにみえました。

「特別なスピンを使っているわけではありません。走っているときは、いいスピードのスピンのカタチを出すように心がけています。けっきょく、スピンのカタチは、ポールをあげるか下げるか、シートを引くか出すかのシンプルなものですから。どこが最高のスピードが出るのかは、たくさん乗り込んで、ボートスピードのあると感じた時のカタチを覚えておくしかありません」(吉田)

 これまで8点という低得点で首位立つ原田/吉田ですが、本日のレースで大きなトラブルがありました。第6レースのスタート後、ポート艇に衝突され、ポート側のサイドステイ、ガイブロックを破損してしまい、着艇後、休む時間もなく修理を強いられることになりました(現在も修理中です)。

 さて、明日22日より上位(ゴールド)、下位(シルバー)にわかれて、決勝フリートがおこなわれます。そして、最終日23日は、470全日本では初の試みとなるメダルレースがおこなわれます。博多湾の風に期待しましょう!

RZ3H4034_800.jpg
昨年の全日本優勝の原田/吉田。470リーダーの風格というか、走りに断固たる決意というか、力強さが加わりました。photo by Junichi Hirai

AH1K7649_800.jpg
総合2位に浮上した石川/柳川。昨年の全日本では最終レースまで原田/吉田と攻防を繰り広げました。photo by Junichi Hirai

◎470全日本選手権 3日目 暫定成績
1. 原田/吉田(アビームコンサルティング)1-1-3-(10)-2-1 8p
2. 石川/柳川(関東自動車工業)4-5-5-3-1-(7) 18p
3. 長橋/田淵(アルファウェーブ)3-2-9-2-(9)-4 20p
4. 市野/吉見(関西学院大)10-4-7-5-6-(21) 32P
5. 近藤/田畑(アビームコンサルティング)(15)-11-1-7-4-10 33p
6. 渡辺/谷川(SPN)8-(17)-13-1-7-6 35p

◎470全日本選手権速報 ※暫定成績になります。
http://www.fsaf.net/updata/470/zantei.pdf
◎エントリーリスト、レース公示、確定成績など
http://www.fsaf.net/modules/news/article.php?storyid=56

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2009年11月20日

肌寒い博多湾、風吹かず

RZ3H3627_800.jpg
黄色いビブが前日トップの原田/吉田。赤が前日3位の長橋/田淵。フィニッシュ手前でタッキングマッチが繰り広げられました。photo by Junichi Hirai

 福岡小戸で開催されている470全日本2日目。博多湾は朝から風弱く、肌寒い曇り空。レースは、南東の風4ノットでなんとかスタートしましたが、徐々に風はなくなり第2上マークで短縮となりました。

 スタートは下有利です。さらに左海面のブローをつかみに、トップ艇団は左、左へと展開していきます。このなかで飛び出したのは前日首位の原田/吉田で、風下2、3番手からスタートして即タック。風上位置でフリートをリードしながら上マークを回航します。あとに続いたのは、長橋/田淵、市野/吉見、そして高校生2年(福岡第一高)ながら大健闘している山口/磯崎が続きます。

 風下マークをまわるころに風はさらに弱まり、トップ艇団は左海面へ寄せながら神経戦を繰り広げます。後続との差を広げて風下マークをまわった原田/吉田は、このまま余裕のフィニッシュかと思いきや、フィニッシュ直前で長橋/田淵が猛烈に追い上げ、タッキングマッチの攻防となりました。1度のタックのミスで勝敗がわかれる緊張の場面ですが、両艇ともゆずらず。スターボードサイドに位置した長橋/田淵が有利ポジションに見えましたが、ギリギリの鼻差でフィニッシュラインを切ったのは原田/吉田でした。彼らは昨日に続いて2連続トップフィニッシュです。

 その後、海上で2時間半ほど風待ちしましたが、いっこうに風は吹く気配なく、ハーバーバックとなりました。大会2日目が終わって、まだ2レースしか消化できていないため、明日21日も予選日となります(予選は3レースで成立)。

 上位チームの成績は下記の通りです。まだ2レースしか終わっていませんが若手チームが健闘しています。高校生の山口/磯崎をはじめ、インカレを終えたばかりの関西学院大の市野と福岡経済大OBの吉見、そして山口県の阿部と組むのは、先の全日本インカレで優勝した早稲田大3年の古谷です。彼はインカレではスナイプ級のスキッパーで活躍しましたが、福岡第一高時代は420級のクルーとして、アジア大会銀メダルを獲得した経歴があります。スキッパーもクルーもこなす期待のマルチセーラーです。

 さあ、大会の進行は遅れていますが、明日より中盤戦です。上位にいないナショナルチームもこのままでは終わらないでしょう。おもしろくなってきました。

◎470全日本選手権 2日目成績
1. 原田/吉田(アビームコンサルティング)1-1 2p
2. 長橋/田淵(アルファウェーブ)3-2 5p
3. 山口/磯崎(福岡第一高)5-3 8p
4. 石川/柳川(関東自動車工業)4-5p
5. 市野/吉見(関西学院大)10-4 14P
6. 阿部/古谷(山口県セーリング連盟/早稲田大)9-8 17P

◎470全日本選手権速報 ※暫定成績になります。
http://www.fsaf.net/updata/470/zantei.pdf
◎エントリーリスト、レース公示、確定成績など
http://www.fsaf.net/modules/news/article.php?storyid=56

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posted by BULKHEAD at 19:43| Comment(0) | オリンピック

2009年11月19日

福岡470全日本はじまる

IMG00033-20091119-1611.jpg
開催地の小戸ヨットハーバー。大会初日は8ノットの軽風で1レースがおこなわれました。シフトとブローの強弱が激しい海面だったようです。photo by Junichi Hirai

 11月19日〜23日まで福岡小戸で470全日本選手権が開催されます。本大会では国内初となる本格的なメダルレースをはじめ、各レースのフィニッシュ順位をウェブサイトにアップするなどの試みがおこなわれます。

 バルクヘッドマガジンではこれまでヨットレース、セーリング競技のアピール方法を模索してきました。観客席のないヨットレースは、その魅力を伝えるのがとてもむずかしい競技です。しかし、ここ数年、世界中でウェブや携帯電話を利用して、実況や速報が伝えられるようになりました。国内でもヨットレースイベントにさまざまなアイデアが盛り込まれているのは、みなさんもご存じの通りです。

 さて、470全日本選手権であたらしい試みにチャレンジをする実行委員会に拍手をおくると共に、バルクヘッドマガジンでもレポートを更新し、微力ながら協力させていただきます。つきましては、大会と連動して各レースの着順をアップしていきます。ただ、海上にパソコンを出せないので、実況を含めた速報はバルクヘッドマガジン twitter(携帯にアドレスを登録しておくと便利ですよ)にアップしようと考えています。おたのしみに!

◎470全日本選手権 初日 暫定成績
1. 原田/吉田(アビームコンサルティング)1p
2. 吉迫/大熊(ベネッセコーポレーション)2p
3. 長橋/田淵(アルファウェーブ)3p
4. 石川/柳川(関東自動車工業)4p
5. 山口/磯崎(福岡第一高)5p
6. 中岡/立石(同志社大)6p

◎470全日本選手権速報 ※暫定成績になります。
http://www.fsaf.net/updata/470/zantei.pdf
◎エントリーリスト、レース公示、確定成績など
http://www.fsaf.net/modules/news/article.php?storyid=56

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2009年11月18日

スナイプ全日本写真更新

photosailsnipe.jpg
BULKHEAD magazine × photo SAIL!に蒲郡スナイプ全日本の写真を公開しました。ぜひごらんください。

 さて、ベテラン勢が奮闘した今年のスナイプ全日本。4日間のうち、軽風から強風まで風に恵まれたレガッタとなりました。特に最終2日間は、スナイプが走れる限界まであがる強風となり、選手は心身ともにヘトヘトになったことと思います。

 取材をしていてあらためて感じたのは、スナイプ級はベテランと若手がいい関係にあるということ。学生を含めた若手選手にとって、ベテラン勢はお手本であり、目の上のタンコブです。でも、彼らと対等に戦えるまでに成長すれば、世界でもトップ10に入る実力が備わる、ことを意味します。これは、とてもわかりやすい指針ではないでしょうか。経験値でかなわないなら、負けない練習を。知識でかなわないなら、負けない体力を。スナイプ若手セーラーのさらなる向上に期待します!

 さて、バルクヘッドマガジンは、明日より福岡に入り、全日本470の取材します。いい風が吹きますように!

◎BULKHEAD magazine × photo SAIL!
http://www.bulkhead.jp/photo/photo.html

RZ3H3386.jpg
めずしく流し撮りに成功しました。被写体のスピードで変化しますが、シャッタースピードを1/40〜60程度にするといいみたいです。あくまで経験上感覚的なものですけれど。photo by Junichi Hirai

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posted by BULKHEAD at 10:57| Comment(0) | コラム

2009年11月17日

全日本マッチ出場リスト

 11月21日〜23日まで、葉山で全日本マッチレース選手権が開催されます。全日本マッチでは出場権利を持つ12選手がエントリー。骨折治療後、初の真剣マッチとなる中村、マレーシア・アジアンマッチで温まっている山田をはじめ、ひさしぶりの全日本出場となるマッチレース王者、船澤まで濃い顔ぶれが揃いました。女子は、今月の釜山女子マッチに出場した藤井。そして、ホストの葉山マリーナヨットクラブからは、多忙の紙 聡に代わり、妹の麻里亜がエントリーしています。

 こうしてエントリーリストをみると、ひとくせも、ふたくせもありそうなメンツで、すべてのマッチがおもしろそう。国内マッチが盛り上がっている理由もうなずけます。時間のある方は、葉山に足を運んではいかがでしょう。

◎全日本マッチエントリーリスト
中村 匠 JYMAランキング1位
山田 寛 JYMAランキング2位
長堀 裕樹 くるるマッチ
荒川 友紀彦 南波メモリアルマッチ
坂本 亘 二宮杯
藤井 麗 全日本女子マッチ
村越 俊介 MRシリーズランキング
荒川 海彦 MRシリーズランキング
今井 信行 関西MR
紙 麻里亜 葉山マリーナヨットクラブ代表
船澤 泰隆 伊勢オータムマッチ
Park gun woo(韓国) 海外招待

◎日本ヨットマッチレース協会
http://www.matchrace.gr.jp/

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2009年11月15日

スナイプ白石/上田優勝!

RZ3H2912.jpg
2度目の優勝を決めたスナイプ番長こと白石潤一郎(左)と優勝請負人の名にふさわしい上田真聖。いかにも“よき福岡大OB”の雰囲気を持つコンビです。photo by Junichi Hirai

 スナイプ全日本最終日。蒲郡の風は最終日も期待を裏切らず、北西の風10メートル以上にも上がる強風レースとなりました。カットレースを考慮して優勝戦線に絡むのは、首位を走る白石/上田、そして、松崎/田中、西居/橋本、児玉/杉浦、笹井/伊藤といったところ。安定している白石/上田ですが、一回の失敗でアウト。どんな逆転があるのか予想できません。

 第5レーススタートは、5〜8メートルの風ではじまりましたが、2度のゼネリコを繰り返すうちに、風は右へ大きくシフトし風力もアップ。それを予期して早急にボートセッティングを変更し、右海面を選んだチームが前へ出ました。

 首位に立つ白石/上田は、スタートを風上エンドから出て、シフトを意識しながら右展開。上マークを3位で回航し、ダウンウインドレグでトップへ。ガッチリとフリートを押さえ込んで、貫禄のトップフィニッシュを決めました。この時点で、白石/上田の優勝が決定です。

「上マークをまわったあと、ポールランチャーの作業で左手人差し指をフックでえぐってしまい、レース中はウエアが血だらけだったんです。レースに集中しながらも、「これはヤバイな」とそんなことを考えながら乗っていました(レース後、病院で検査を受け大事には至らなかったよう)。全日本優勝は、これで3度目。今年は、J/24全日本(FOX)、国体(シングルハンド)、スナイプ全日本に出て、12月は唐津の29er全日本に出場します。今年はいつもよりもヨットに乗ることができた最高の年です」(上田)

「上田とは特別な練習をしていませんが、むかしからチョコチョコ一緒に乗っていたし問題ありません。今年はサンディエゴキャンペーンもあり、スナイプにずいぶんと乗り込みました。これがよかったんだと思います。以前、優勝したのは10年前の牛窓大会です。そのときは、クルーからスキッパーに転向した翌年で、大学5年生でした。実は、クルーをやっている時期って結構長いんです。これだけ長いことスナイプに乗っていると、クルーをやっていてもスキッパーの腕が鈍るという感覚はないですね。勝つために考えていることは、両方一緒ですから。今回の優勝は、ノースセールジャパンが何年も積み重ねてきた研究開発の結果でもあります。だから最高にうれしい!」(白石)

 軽風から強風まで、シリーズを通してもっとも安定していた白石/上田は、ボートスピードだけでなく、他チームからは、他艇との駆け引き、タクティクスも見事だったという声が聞かれました。優勝おめでとう!

 優勝が決まった白石/上田は、第6レースを自身のカットレースとしてリタイア。すぐさまハーバーへ帰港しましたが、そのあとタイムリミットぎりぎりにおこなわれた第6レースは、さらに風が吹き上がるサバイバルレースとなりました。

 強風のため「よもやノーレース。要レスキューか」と思われた第6レースは、沈艇、リタイア艇が続出。海上は、不規則な波とドンっと重いガストが吹き荒れました。しかし、そんななかでも、やはりベテラン勢は崩さず、走れなくなったチームから順番に消えていくというサドンデスとなりました。この強風レースはトップを児玉/杉浦、2位を松崎/田中とベテランが入り、総合成績も松崎/田中2位、児玉/杉浦3位と豊田織機チームが揃って入賞しました。

 選手たちが陸に戻る頃には、風はさらにあがり、レース不可能な海面に。ぎりぎりまで最終レーススタートをあきらめなかったレース委員会の判断も見事でした。終わってみれば、運営のむずかしいコンディションだったにもかかわらず6レースを消化できました。選手には満足の風だったことでしょう。来年のスナイプ全日本は長崎で開催される予定です。

◎全日本スナイプ選手権 参加62艇 大会3日目成績
1. 白石潤一郎/上田真聖(NORTH SAIL JAPAN) 3-5-3-2-1-(DNF) 14p
2. 松崎 茂/田中年彦(豊田自動織機) 6-(10)-1-6-2-2 17p
3. 児玉芭晴/杉浦博之(豊田自動織機) (11)-11-6-1-6-1 25p
4. 笹井正和/伊藤和央(アイシン・エーアイ) 1-2-8-(DNS)-7-17 35p
5. 西居基晴/橋本達士(松喜屋) 2-1-15-10-8-(DNF) 36p
6. 吉岡岳史/斉藤浩二(SPN)19-(20)-5-5-5-3 37p

◎日本スナイプ協会(成績速報)
http://www.snipejp.org/

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2009年11月14日

強烈ガスト、蒲郡スナイプ

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強風の蒲郡。今年もいい風が吹いてくれています。photo by Junichi Hirai

 全日本スナイプ3日目。ここまで2レースしか消化できていないこともあり、スタート時刻を早めるアナウンスがされましたが、海陽ヨットハーバーは朝方に低気圧前線が通過。強烈な土砂降りに見舞われ、レースは一時延期となりました。

 前線通過後、レース艇は海上へ出ますが、空にはどんよりと低い雲がひろがり、風は北西6〜8メートル強のフルハイクアウト。ハードなコンディションになると、経験豊富なベテランスナイパーがずんずんと前に出てきます。

 第1レースでは、松崎 茂/田中年彦(豊田自動織機)がスマートにトップフィニッシュ。さらに12メートルまで吹き上がった第2レースでは、児玉芭晴/杉浦博之(豊田自動織機)が、上サイドのリーチングレグで爆走し、トップを決めました。

 第3レースがはじまろうという時間になると、風はさらにアップ。沈艇、リタイア艇も続出し、スナイプクラスの規定にある風速25ノット(約12.8メートル)を超えたためにレース艇はハーバーバックとなりました。

 総合で首位に立ったのは、本日3-2位の成績の白石/上田です。サンディエゴワールドまでは、中村 匠のクルーとしてキャンペーンをおこなっていた白石ですが、今回は福岡大の後輩にあたる上田をクルーにスキッパーで出場しています。ハーバーに戻ってきた白石は、「きょうの風で、おなかいっぱい。突然、ガツンと入るガストが強烈でした」とつかれた表情を見せていました。

 これだけの強風になると、ハンドリングの経験、デパワーの技術、体力が不可欠になります。風があがると学生選手はみずから順位を下げていきますが、その理由のひとつは体力不足であるように見受けられました。

 さて、明日はスナイプ全日本最終日です。本大会は6レース成立でもっとも悪い成績が捨てられるので、2レース以上おこなわれた場合、成績は変動します。さて、最終日にドラマはおきるのでしょうか?

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首位に立った「スナイプ番長」こと白石/上田。やたら速ぇーと評判です。photo by Junichi Hirai

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最高潮に風があがった第4レース。迫力の織機チーム同士のダウンウインドバトルです。photo by Junichi Hirai

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第4レース終了後、風がさらにあがりAPHでハーバーへ。勝負は最終日へ持ち越されます。photo by Junichi Hirai

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ベテラン・ハイクアウト参考例その1。下マーク回航直後の児玉/杉浦。photo by Junichi Hirai

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ベテラン・ハイクアウト参考例その2。スキッパーの視界をクリアにする松崎/田中。photo by Junichi Hirai

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ベテラン・ハイクアウト参考例その3。波にあたっても軸がブレない井田/山崎。photo by Junichi Hirai

◎全日本スナイプ選手権 参加62艇 大会3日目成績
1. 白石潤一郎/上田真聖(NORTH SAIL JAPAN) 3-5-3-2 13p
2. 松崎 茂/田中年彦(豊田自動織機) 6-10-1-6 23p
3. 西居基晴/橋本達士(松喜屋) 2-1-15-10 28p
4. 児玉芭晴/杉浦博之(豊田自動織機) 11-11-6-1 29p
5. 井田光司/山崎 寛(島津製作所) 17-8-2-4 31p
6. 神谷航路/大井祐一(team Okumura) 16-3-16-13 48p

◎日本スナイプ協会(成績速報)
http://www.snipejp.org/

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NZマッチ。課題を持ち終了

IMG_0868.jpg
Sakamoto v Sutherlandのエントリー。photo event media

 ニュージーランドマッチ4日目。シエスタチームは8位で大会を終えたようです。なかなかきびしい内容でしたが、先におこなわれたモンスーンカップ予選も同様に、日本のマッチレースは、海外チームから学ぶことがたくさんあります。ですが、日本選手が海外マッチへ参戦することで、パワーアップしてきていることも確か。今後に期待しましょう。さて、次の戦いは来週葉山でおこなわれる全日本マッチです。こちらもたのしみになってきました。

===================
11月14日 大会4日目

 今日も朝から西寄りのRNZYSからの風向でした。コンディションは8〜18ノット。MRX36にも慣れはじめ、日を増すごとに帆走、クルーワーク共によくなってきました。ラウンドロビンの最後の2レースも接戦ながら、よいクルーワークで勝ち星を挙げることができました。

 ここでわれわれのレースが終わりだと思っていたのですが、沖での帆走指示書の変更があり、9位10位決定戦と、7位8位決定戦が行われることとなりました。われわれはラウンドロビンの結果が6勝14敗と大きく負け越しましたが、ラウンドロビンを8位で通過しており、順位決定戦に参加できることとなりました(参加は11チーム)。相手はラウンドロビンでは1勝1敗で、ほぼ互角の相手。順位決定戦の結果は、1勝2敗で負けました。最終成績は8位となりました。

 4日間で23マッチもMRX36でレースができたことは本当に良い経験になりました。改めて大型艇の難しさを再認識しました。昨年のコリアンマッチでは微風中心の大会でしたが、今回のNZマッチレースは強風中心のマッチレースでした。

 クルーワークは終始大忙しでしたが、バウの吉藤はビックボートの経験を生かし、後半はさらに良いマッチレースのクルーワークを展開してくれました。和田さんは、海外レースの経験からストラテジー含め、クルーワークでもパワー、サポート共にデッキ上で“さばき”仕事を細かくしてくれました。

 岡本も過去のレースよりもパワーアップしていることもあり、すべての動作をできるだけ“力”でカバーし、地元セーラーに劣らぬパワークルーワークを披露。今井ははじめての海外マッチレース、クルーワークで苦労していましたが、持ち前のセーリングの技術でテクニックをすばやく取得し、岡本とのコンビネーションから全体のクルーワークまで、細かく動いてくれました。よい経験になったと思います。

 私は、強風時に自分自身のボートコントロールに気を取られ、本来のマッチレースに持ち込めないレースもいくつかありました。この辺りが次の課題になりそうです。そのようなコンディションでもクリス・ディクソンや、上位のスキッパーは冷静にすべてを判断しているようでした。

 今大会の上位チームのレベルは高いのですが、下位チームのレースレベルもNZらしい選手層、レベルの高さで本当によいマッチレースをさせてもらいました。次週の全日本マッチに向けて課題もありますが、この経験を生かして結果につなげたいと思います。(文/シエスタ 坂本)

◎Telecom NZ Match Raicing Championship(RNZYS)
http://www.rnzys.org.nz/
◎SIESTA 坂本選手のブログ
http://onedesign.blog.shinobi.jp/

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posted by BULKHEAD at 17:46| Comment(0) | マッチレース

2009年11月13日

蒲郡全日本スナイプ開催中

 12〜15日まで愛知県蒲郡市海陽ヨットハーバーで開催されているスナイプ全日本。大会初日は3〜5メートルの北風で2レースがおこなわれ、西居基晴/橋本達士(松喜屋)、笹井正和/伊藤和央(アイシン・エーアイ)が、合計3点で同率首位に。3位の白石潤一郎/上田真聖(ノースセールジャパン)が8点であとを追います。大会2日目は、レースがおこなわれなかったようです。バルクヘッドマガジンは14日から現地取材をおこないます。おたのしみに!

◎全日本スナイプ選手権 大会2日目成績
1. 西居基晴/橋本達士(松喜屋) 2-1 3p
1. 笹井正和/伊藤和央(アイシン・エーアイ) 1-2 3p
3. 白石潤一郎/上田真聖(NORTH SAIL JAPAN) 3-5 8p
4. 松崎 茂/田中年彦(豊田自動織機) 6-10 16p
5. 神谷航路/大井祐一(team Okumura) 16-3 19p
6. 中村将人/田辺裕之(慶応義塾体育会) 4-16 20p

◎日本スナイプ協会(成績速報)
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posted by BULKHEAD at 20:18| Comment(0) | ディンギー

強風の厳しさ噛みしめる

 シエスタNZLレポートその2です。大会は3日目に入り、強風コンディション。クラスを問わず日本選手が苦手とする強風域の戦いに、シエスタは苦戦している様子です。

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11月13日 大会3日目
 朝から西寄りのRNZYSからの良い風が吹きました。出艇後しばらくしてNo2ジブに変更になりました。その時点では12ノットぐらいでしたが、しばらくすると、風も上がり、われわれには厳しいコンディションのレースとなりました。

 コンディションは12〜25ノットオーバー。結果は4マッチ行い4敗でした。終盤に他2艇がスピンをバーストしたため、予定より早めにレースが中止になりました。明日にラウンドロビンの2フライトが残り、われわれは2マッチ行います。

 この西からの代表的な風では、初日の1勝しか勝ち星があげられませんでした。潮流も非常に早く、レイライン、ボートコントロールに苦しみました。クルーワークも日を増すごとに良くなってきているものの、ディクソンとのマッチでは20ノットオーバーになり、プレスタートのボートコントロールに苦しみマッチレースになりませんでした。

 本日行った4マッチの内、2マッチはリードをしたり、食らいついたりで何とかマッチレースに持ち込みました。結果が全てなので、コメントの余地はありませんが、勝てる見込みのあるレースにまで持っていけそうでした。

 明日、ラウンドロビンの2マッチが残っています。冷静にレースを運びたいと思います。(文/シエスタ 坂本)

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posted by BULKHEAD at 20:04| Comment(0) | マッチレース

イルカがレーザーを…


びっくり。

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2009年11月12日

シエスタNZLレポート1

IMG_0867.jpg
ニュージーランドマッチに参戦中のシエスタチーム。photo by RNZYS

 11月10〜15日までオークランドでニュージーランドマッチレーシングチャンピオンシップが開催されています。参戦しているシエスタチームのレポート(文/坂本 亘スキッパー)を紹介します。

 ホストのニュージーランドヨットスコードロンにはユースプログラムがあって、若手セーラーを育成しています。本大会には、クリス・ディクソンが指導役として、ユースチームに乗っているそうです。日本では「ユース=ディンギー」ですが、世界のトップセーラーを輩出するニュージーランドでは、マッチレース、グランプリレース、オフショアレース、アメリカズカップといったキールボートレーサーを育てる土壌があります(バルクヘッドマガジン)。

===================
11月10日 大会前日
 Telecom NZ Match Raicing Championshipに参加することとなりました。ISAFグレード3、11チームの参加ですが、地元のベテランチーム、ユース強化プログラムチーム、女子チームと多彩な組合せとなりました。

 クリスディクソンも参加しますが、ユースメンバーと乗る予定で次世代を担う、メンバーを直接指導するようです。ユースメンバーとはいっても、すでに体格も十分にあり未来のスター選手のようです。

 10日、受付と公式練習時間が与えられました。本来ならば2時間の予定でしたが、交渉もスムースに行き、午後からもセーリングできました。合わせて5時間程度クルーワークを中心に追い込んだ練習ができました。

 明日11日からレースですが、クルーワークは何とか形になったので潮流と風に注意してレースを運びたいと思います。マッチレースの海外遠征は昨年の韓国以来ですが、本場のレベルを経験したいと思います。

 大会スケジュールとしては、3日間でダブルラウンドロビン、残り2日でセミファイナルとファイナルになります。全てのレースを大切に戦いたいと思います。

RNZYS.JPG
ニュージーランドヨットスコードロン。photo by SIESTA

MRX36.JPG
今回のレース艇、MRX36。photo by SIESTA

===================
11月11日 初日
 本日からレースが始まりました。8フライト、7レース行い結果は1勝。コンディションは8〜20ノット。途中2レースほどNo2ジブを使用しましたが、それ以外はジェノアでした。

 勝つことができたレースがその内3レースはあり、MRXの独特の難しさに苦しんだ初日でした。あす以降、反省を生かしてレースに繋げたいと思います。

 MRXに乗ると改めてパワーの重要性、タイミングの大切さを思い知らされます。ボートスピードに関しては、途中相手に詰め寄るシーンもあり良く走れているようですが、波の悪いコンディションに苦しんだ一日でした。

ab789e2a.JPG
本日よりレースです。photo by SIESTA

59b32b20.JPG
初日の成績表。photo by SIESTA

ae42ba1f.JPG
シエスタメンバー。左から和田、今井、吉藤、岡本、坂本。photo by SIESTA

===================
11月12日 2日目
 レース2日目。本日は昨日のコンディションとは変わり、2〜10ノットのコンディションでした。本日の結果は3勝4敗。前半のレースではオークランド独特の速い潮流に苦しめられましたが、後半は潮流も読み切り、勝ち星を挙げることが出来ました。

 しかしながら、レベルの高い相手と戦うとプレスタートで押し込まれ簡単には戦わせてもらえません。明日(13日)でラウンドロビンは終了しますが、残り6戦、見せ場を作って結果を求めたいと思います。

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posted by BULKHEAD at 21:20| Comment(0) | マッチレース

江の島OP写真集とtwitter

09.11.12opphoto.jpg

 10月30〜11月3日まで江の島で開催された全日本OPの写真をアップしました。ぜひ、ごらんください。掲載しいている写真は購入できます。ただし、バルクヘッドマガジンは報道を第1の目的に取材していて、全選手を網羅しているわけではありません。写っていない選手もいるかもしれませんが、そのへんはご了承ください。

◎江の島OP級全日本選手権 フォトギャラリー
http://www.bulkhead.jp/guest/op01.html
※上記ページは約1ヶ月間の限定公開になります。

 さて、ここでみなさまに報告、というかご連絡です。いまバルクヘッドマガジン編集部は、当ページの「バルクヘッドマガジン」と日本とアジア関連のニュースを中心とする英語版「web SAIL × バルクヘッドマガジン」(フォトギャラリーを含む)を製作しています。

 そして、これは製作という雰囲気ではありませんが、「バルクヘッドマガジン twitter」でもニュースをアップしています。twitterでは、ちょっとしたニュースを速報で伝えられるので重宝していて、携帯電話から更新できる手軽さから当バルクヘッドマガジンよりも先に、ニュースや個人的なつぶやきをアップすることも少なくありません。

 それには理由がありまして、他国のセーリングニュースサイトのほとんどがtwitterで情報発信しているため、おのずとニュースがリアルタイムで集まってくるのです。先日、世界を網羅する巨大セーリングニュースサイトのSAIL WORLD.COMがtwitterを開始して、えらく便利になりました。というわけで、セーリングニュースに興味のある方は、twitter(BULKHEAD magazine)もご覧になってみてください(さらにフォローをたどっていくとより便利になります)。

 ゆくゆくは、速報ニュースや小ネタ、個人的なつぶやきはtwitterで。映像(動画、写真)、長文レポートはバルクヘッドマガジンで。英語版と写真集は、web SAIL × バルクヘッドマガジンで。というようなすみわけを考えています。

RZ3H0275.jpg
気合い入ってますね!ひさしぶりにハイクアウト大賞です。記念品を贈呈しますので、関係者の方、編集部(editor@sailmagazine.jp)まで住所をお知らせください。photo by Junichi Hirai

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posted by BULKHEAD at 09:29| Comment(1) | コラム

2009年11月11日

山田寛4勝アジアンM初日


アジアンマッチ・ラウンドロビン初日山田 寛(Team J.F.P)4-0でニュージーランドのPhil Robertsonと同率首位です(笹木さんのブログでは4-1のようですが)。今回のメンバーは、山田寛、笹木、川西、伊藝、佐藤大介の5名です。

◎Asian Match Racing Championships
http://www.facebook.com/pages/Monsoon-Cup-Malaysia/52504271389
http://twitter.com/MonsoonCup
◎SAIL × BULKHEAD magazine記事
http://www.bulkhead.jp/
◎笹木哲也選手のブログ
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/bt_sasaki/

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posted by BULKHEAD at 10:27| Comment(1) | マッチレース

白熱J24関東フリート最終

 11月8日は今年最後のフリートレースとなり、 12〜8ノットのコンディションの中、13艇のエントリーがありました。天王山になったチーム、皆勤賞を目指しているチーム、来年へ向けて準備するチームなど各チームではいろんな課題を持っています。そして、最終フリートレースでドラマがうまれました。

 当日までの中間順位は、〈月光〉と〈リップル1〉は同点1位、13点差で〈ダボハゼ〉が追いかける形で最終フリートレースを迎えました。序盤から〈リップル〉は〈月光〉を意識したコース取りを展開し、1レースは〈月光〉が〈リップル1〉を抑え1点差で一歩リード。

 2レース目ではX旗が揚がり、〈月光〉、〈リップル1〉両艇がリスク回避で戻り、中盤の順位で〈リップル1〉が〈月光〉を抑える展開をみせました。このレースを終えて2点差で〈リップル1〉がリード! 最終レースは〈リップル1〉と〈月光〉のマッチレースとなり、〈リップル1〉がスタートから〈月光〉を抑えるレース展開をしました。〈リップル1〉はそのまま逃げ切り優勝がみえました。

 実はその間にひっそり、着実に順位を伸ばしていたのはフリートレース第7戦(本レース)優勝の〈ダボハゼ〉です。〈リップル1〉(17点)と〈月光〉(20点)の争いをしりめに5点にまとめた〈ダボハゼ〉は、13点差をひっくり返し2位へジャンプアップ! まさに漁夫の利です。

 〈月光〉は悔しくも3位となりましたが、最後の最後まで分からないフリートレースです。2009年の相模湾は本当にあつかった!(優勝は暫定で、クリスマスパーティーで正式発表されます)。(文/J/24関東フリート広報代理・細山)

◎第7回J/24関東フリートレース 11/8
1. だぼはぜJr 1-2-2 5p
2. オリーブ 4-1-5 10p
3. JellyFish 5-8-1 14p
4. PINKKISS 9-4-3 16p
5. リップル 3-6-8 17p
6. SOHO 7-7-4 18p
7. 月光 2-9-9 20p
8. SARASA 10-3-7 20p
9. スピーディーブルー 8-5-DNS 26p
10. Spirit of Nishimoto 6-10-10 26p
11. ビッキー 12-11-6 29p
12. テンプス 11-OCS-11 35p
13. 仰秀Y 13-12-12 37p

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posted by BULKHEAD at 09:14| Comment(0) | J/24

BMWオラクル新BOR90!

09.11.11.jpg
ウワサのウイングマストを装備してサンディエゴに浮いたBOR90。想像以上のびっくりサイズです。また昨日、ニューヨーク州最高裁判所により「次回開催地を2010年2月スペイン・バレンシアにする」発表がありました。滅茶苦茶やっているアメリカズカップですが、このモンスタートリマランには興味津々です。どんなレースがおこなわれるのでしょうか?

アリンギから公開された次回アメリカズカップに関する書類(PDF)
Notice of Race of the 33rd America's Cup
SNG's letter to the GGYC accompanying the Notice of Race
SNG's letter to Justice Kornreich which includes the Notice of Race


BMW ORACLE Racing: An amazing 24hrs

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posted by BULKHEAD at 08:11| Comment(0) | キールボート

ヨガ・オン・ザ・ボート


デッキでヨガ。ブームが来るかも?

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2009年11月10日

モンスーン予選AMRC開幕


本日よりマレーシア・モンスーンカップの予選となるアジアンマッチ・レーシングチャンピオンシップ(AMRC)が開催されます。エントリーは下記の7チームで、大会は12日までおこなわれます。がんばれ、山田チーム!

1. Team Hong Kong – (Royal Hong Kong Yacht Club)
Skipper: Martin H. Kaye

2. SLAM Match Race Team – (Royal Sydney Yacht Club)
Skipper: Michael Dunstan

4. Team J.F.P – (JYMA)
Skipper: Kan Yamada


5. Team 'EM' – (Royal Varuna Yacht Club)
Skipper: Morten Jakobsen

6. Team New Zealand WAKA Racing
Skipper: Phil Robertson

7. MAF 1
Skipper: Mohammad Razali Mansor

8. Taring Pelangi – (TESA)
Skipper: Hazwan Hazim b. Dermawan

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(↓たぶん一番成績情報が早い)
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posted by BULKHEAD at 07:55| Comment(0) | マッチレース

BOR90ウイングマスト発表

SD6K_0585.jpg
190フィートのウイングマスト。ジャンボジェットの主翼よりでかい。と書いてもまったく想像できません。photo by Gilles Martin-Raget / BMW Oracle Racing

 開催地をめぐりさらに混沌としているアメリカズカップ。ラルアルハイマがダメになり、アリンギはオーストラリア開催を提案だそうで、本当に来年2月に開催できるのか素人目にも不安です。それはさておき、両チームとも怪物マルチハルの開発は進んでいて、アメリカサンディエゴではBMWオラクルの挑戦艇(BOR 90)に搭載されるウイングマストが発表されました。なんとその高さ190フィート(57m)で、ボーイング747(102 ft/31m)の1.8倍。びっくりボートは今週テストセーリングだそうです。



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posted by BULKHEAD at 06:54| Comment(0) | キールボート

2009年11月09日

2009年秋クライマックス!

 秋の全日本シーズンも大詰めになりました。11月は毎週末、各地でビッグレガッタが開催されており、バルクヘッドマガジンは全国の大会を追う予定です。昨年の11月末の連休は、4つの全日本(琵琶湖470、博多J/24、蒲郡ラジアル、葉山マッチ)をデイリーでレポートしましたが、作業量が多すぎ、さすがにヘトヘトになった覚えがあります。今年はホドホドにする予定…です。とはいえ、今月の全日本も注目度が高く、内容の濃い大会が目白押し。バルクヘッドマガジンは、いつものごとく突っ走りますので、乗り遅れないようお気をつけください。

◎マレーシア アジアンマッチ 11/10〜12
 モンスーンカップのアジア枠クオリファイ大会となるアジアンマッチが開催されています。日本からは、10月開催の南伊勢マッチで優勝した山田 寛チーム(Team J.F.P)が出場。本大会には、香港、オーストラリア、タイ、ニュージーランド、マレーシア、日本より7チームがエントリーしています。優勝チームは、12月1日からはじまるモンスーンカップの出場権利が与えられます。
Asian Match Racing Championships
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◎ニュージーランドマッチ 11/11〜15 オークランド
 ロイヤルニュージーランドヨットスコードロンで、ニュージーランドマッチが開催され、和歌山シエスタ軍団の坂本 亘チームが出場します。本年のJ/24全日本では、若手ドライブで挑戦した同チームですが、全日本マッチで坂本スキッパーが復帰。他チームも週末に練習をおこなうなど、国内最高峰大会となる全日本マッチに向けて着々と準備が進んでいるようです。
New Zealand Match Racing Championships
http://www.rnzys.org.nz/

◎全日本スナイプ選手権 11/12〜15 蒲郡
 12日から今週末にかけて、愛知県蒲郡で全日本スナイプが開催されます。9月サンディエゴワールド4位を獲得したノースセールジャパンの中村匠スキッパーは出場せず、コンビを組んでいた白石潤一郎選手が上田真聖選手をクルーに参戦。また、今年もベテラン対若手(年々威勢のいい若者が参入してきます)スナイパー対決も見物です。バルクヘッドマガジンは、週末の2日間を取材に行く予定です。おたのしみに。
日本スナイプ協会
http://www.snipejp.org/

◎全日本470選手権 11/19〜23 福岡
 今年の470全日本では新企画が用意されています。最終日には、上位10艇によるメダルレースがおこなわれるほか、毎レースごと、着順を福岡県セーリング連盟のホームページにアップ。メダルレースでは、GPSを搭載して航跡を配信するとのこと。バルクヘッドマガジンでも各レースの着順をアップするほか、現地取材を決行します。おたのしみに!
日本470協会
http://www.jsaf.or.jp/470/

◎全日本レーザーラジアル 11/21〜23 江の島
 台風18号の影響で開催場所が葉山から江の島に変更されましたが、ただいま112艇のエントリーを集めているレーザーラジアル全日本(兼レディース全日本、兼4.7全日本)。今年は唐津開催のラジアルワールドで盛り上がりました。ユース選手の参加も増えてきており、日本も世界の流れに少しづつ近づいてきているようです。こちらもたのしみ。
全日本レーザーラジアル(逗葉フリート)
http://outdoor.geocities.jp/laserzuyofleet/radial2009.html

◎全日本マッチレース 11/21〜23 葉山
 韓国の招待選手を含めた出場権利を持つ12チームでおこなわれる全日本マッチ。出場するのは、ランキング1位の中村匠選手をはじめ、マッチレース、ディンギー、キールボートで活躍する国内屈指のセーラーです。南伊勢マッチで最後にクオリファイを獲得した舩澤泰隆選手を含めて、ハイレベルな戦いがくり広げられるでしょう。日本マッチレース協会では、運営スタッフを募集しているそうなので、マッチレース勉強&観戦がてら参加してみたらいかがでしょう? 問い合わせは、JYMA広報(伊藝) igei@matchrace.gr.jp まで。
日本ヨットマッチレース協会
http://www.matchrace.gr.jp/

IMG_00611.jpg
11月6日。純国産グランプリボートとして今春登場したACT GP33のモールドが、解散したツボイヨットから、今後製作されるGHクラフト社工場へ移動されました。同社はニッポンチャレンジ艇を建造した実績があり、新天地で製作されるGP33に注目が集まります。photo by ACT

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和歌山SHIMA SEIKI写真集

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photo by Taketoshi Yamazaki

 10月31、11月1日に和歌山で開催されたSHIMA SEIKI CUPの写真が届きました。撮影した山崎武敏カメラマンは、これまで関西ヨッティングシーンを撮り続けてきたバルクヘッドマガジンの大先輩。以前は、取材で何度も御一緒させていただき、撮影現場のイロハを教えていただきました。山崎さんの写真には、迫力かつ、独特の“味”があり、撮影風景が目に浮かびます。SHIMA SEIKI CUPのなかから15カットを掲載します。

SHIMA SEIKI CUP
◎IRC 参加18艇
1. SLED(TP52 B&C)1-3-2-1-1 8p ※Class1優勝
2. SUMMER GIRL(FIRST40.7)2-1-1-2-2 8p
3. BAFFI(J/V35)4-2-3-3-3 15p
4. IRRESISTIBLE(SLY42)5-5-5-5-4 24p
6. WAIREA(X35OD 3-4-4-9-10 30p ※Class2優勝

◎和歌山セーリングフェスティバル 参加20艇
1. 海燕2(X99)1-1 2p ※クラス1優勝
2. TWOTON(J92)2-2 4p
3. ORANGE FIN(YAMAHA31S)3-4 7p
4. スターダスト(ベネトウ36SF)5-3 8p
5. 響(YAMAHA26S2)4-5 9p ※クラス2優勝
6. 航生(タカイ28)7-6 13p

※ご注意:すべての写真著作権は撮影者にあります。撮影者の許可なく、無断転載できません。

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photo by Taketoshi Yamazaki

03_Simaseiki-B-099.JPG
photo by Taketoshi Yamazaki

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photo by Taketoshi Yamazaki

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photo by Taketoshi Yamazaki

06_Shimaseiki-D-198_1.JPG
photo by Taketoshi Yamazaki

07_Shimaseiki-D-053_1.JPG
photo by Taketoshi Yamazaki
 
SHIMA SEIKI CUP写真集の続きを見る
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2009年11月06日

全日本インカレ総括・後編

 全日本インカレ総括・前編からの続きです。

◎「早慶関関」の明暗を分けたポイント

 関東インカレの翌週に開催された10月17、18日の早慶戦。今年は双方の部員が一緒に聞くことになった「講演」に意味があった。詳細については省くが、現役早稲田ヨット部員も、こと「ヨット」に関しては慶應に対してあまりリスペクトを感じられないが、「早稲田と慶應」という「私学の名門」として、お互いに譲れない面があるとともに、一学生として、深層での「相互リスペクト」がある。

 一方、「関関」に関しては、関西での名門同士でありながら、ヨットに関しても学生、OB同士としても変な意地を張り合うだけで、この「相互リスペクト」が感じなれない。結果、「早慶」は、余分な神経を使わずに戦え合えたのに比べ、「関関」は、必要以上の神経を使いすぎたのではないか?

◎最後に今大会の「勝負の分れ目」について

 ズバリ、勝負を分けたのは、初日に起きたスナイプ級の第1レース、慶應義塾・中村艇(主将)から関西学院・笠井艇に出されたプロテスト。全シリーズを通して出された抗議書が6件と少ない(インカレとしては)中、優勝絡みとしては唯一成立したこの関西学院・笠井艇のDSQが、最後の最後までチーム全体に重くのしかかった。

 審問前まで、470級1位、スナイプ級2位で、総合1位と、狙い通りのスタートを切ったと思われた関西学院だったが、この審問の結果、得点面(+58)だけでなく、後のレースにまで心理的に大きく影響を及ぼした。

 同じスナイプ級のレースで、後に関西学院は早稲田などに度々プロテストされる度に720度を3回転。また、17点リードの首位で迎えた470級の最終レースでは、小栗、松下の2艇がスタート時に福岡経済の3艇に狙われて、それぞれ720度回転を強いられて致命的な出遅れ。

 他でもレポートされているように、変則的なコンディションとなったこの最終レースでの追い上げは物理的に無理で、470級のクラス優勝まで手放すハメに陥った。関西学院の「後の5回転」につき、それぞれ「最初のDSQ」を食らっていなければ、審問に持ち込んでも成立は難しいようなケースも大半とも思われるが、「また、審問で殺される」、という恐怖心が選手に重くのしかかり、回らなくても良いケースで回ったのは想像に難くない。

 結果、470級5レース、スナイプ級3レースと、成立数の少なさも手伝って、スナイプ級の初日の大量リードで俄然有利になった早稲田が心理的にも余裕を持ち、スナイプ級と総合で楽々と逃げ切り。一方、470級の最終レースでは、関西学院・エース市野艇には敵わない、とみて2、3番艇を3艇で潰しにいった作戦がまんまと嵌った福岡経済に軍配があがった。

 以上が、鉄火場に命を張って生き残ってきた、「勝負の専門家」にだけ分る「別れ目」である。

 より踏み込んだ「総括・特別版」は、昨年同様に希望者のみに私信として送る。希望者は(※印を@に変えて)、 QZT00265※nifty.ne.jpまで。(文/外道無量院)

※総括特別版の配信受付は、締め切らせていただきました。

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2009年11月05日

全日本インカレ総括・前編

 レース結果は、既報の通り「早稲田、初の総合連覇&スナイプ級優勝」、と「福岡経済、470級2連覇」で幕を閉じた。470級5本、スナイプ級3本、と実施方式と同様、変則的な大会となった。

◎総合の順位は「早慶関関」

 私学のヨット部員減少が危機的に叫ばれる中、この上位4校(早稲田大、慶應大、関西学院大、関西大)の部員数は、すべて選手だけで30人以上だ。しかも、レースに出ているレギュラーメンバーに、「大学からヨットを始めた」、という一般受験組部員を含む。

 一方では、それぞれに高校以前から経験があり、いわゆる「セレク」で入学しながら、レース出場の機会がなかった「控え」に甘んじる選手も存在しているのも事実。この事実を知らない方々には意外に思えるだろうが、「セレク組」で固めるかつての強豪校が、優勝争いはおろか、入賞すら逸してしまうところも出てきている現象とつながるのではないだろうか?

◎総合2連覇(スナイプ級初優勝含む)を果した早稲田を分析する

 鈴木恵詞主将(スナイプ・3番艇加藤スキッパーのクルー)は、早大学院(高校)入学後、潰れかかった「部員1名」のヨット部に入部、ヨットを始めた。同期の470エースクルー・作本大朗も同様である。今大会では、ともにルーキー・スキッパーが舵を握る「両クラスの3番艇」の「クルー」として出場、その重責を立派に果たした。目立ちはしないが、この2名が今回の総合優勝への一番の貢献者だろう。

 今から遡る事3年前、小松一憲(現・アビームコンサルティング)コーチが、「早稲田ヨット部史上最強」と称したチームでも、スナイプ級の第1レースで、梅野艇が後続の自チーム2艇をDNFにおとしめるダントツのトップフィニッシュをしてしまったり、470級では、ルーキーだった新郷艇が福岡経済にプロテストで殺されたりして、前々年3位、前年2位と近づきつつあったかに思えた「総合優勝」からは、かえって遠ざかってしまった。

 その当時、控え部員はロクに得点計算もできず、海上にいる選手は、どこに勝っているのか負けているのか、トップとの差は何点あるのかもはっきりと分らず戦っていた。セーリング以前に「インカレの戦い方」という面において、優勝を争うような他チームに大きく遅れをとっていたのである。

 その後、その弱点に気付いた西宮大会の神谷主将、今年、牛窓大会の鈴木主将は、「戦力」の面では年々弱体化する中、「インカレで勝てるチーム」として、部全体をきっちりとまとめあげてきた。今では、海上の選手のみならず、自チームのホームページ掲示板にも得点経過の速報が「日本一早く載る」と評判である。

 レースの出場選手のみならず、「控え」やバックアップに徹する部員一人ひとりが自分に与えられたアサイメント(役割)を着実にこなし、「総合力」として日本一のヨット部に仕上がったのだろう。「総合2連覇」はその証となった。

 一方、大学ヨット部へ一番の選手供給源となってる九州水域においてさえ、今年を最後に博多女子や五輪選手を輩出した東海二のヨット部が消滅するなど、高校ヨット部が先細りの現状、セレク組だけに頼っていては大学のヨット部は成り立たない、という無言のメッセージを残してくれた早稲田の総合優勝と、「早慶関関」という総合のベスト4ではなかったか?

 また、総合ベスト3の「早慶関」と470級優勝の福岡経済は、冒頭で取り上げた早稲田・鈴木、作本に代表される、付属高上がりの「自前で育てた選手」がチームの中心となって活躍している。慶應の470級エーススキッパー・河合龍太郎、関西学院のエース市野艇のクルー・西尾将志、福岡経済のエーススキッパー・飯束潮吹はいずれも付属高校時代からの中心選手である。(文/外道無量院)

 次回、全日本インカレを総括する・後編へ続く

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牛窓全日本インカレフォト

 ベストウインドの高木克也さんから、全日本インカレの写真が届きました。吹き上がった大会3日目は、沈艇、ディスマスト、セール破損の艇が続出。最終日も、2〜4メートルの風で約90度もふれまわるトリッキーなコンディションだったようです。あらためまして、470優勝の福岡経済大、スナイプ、そして総合2連覇の早稲田大、おめでとうございます!

◎ベストウインド社(コーチング、メインテナンス、用品販売)
http://www.best-wind.jp/

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photo by BEST WIND

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photo by BEST WIND

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photo by BEST WIND

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photo by BEST WIND

◎全日本学生ヨット選手権 最終成績
470級(5レース)
1. 福岡経済 221点
2. 関西学院 244点
3. 早稲田 285点
4. 法政 290点
5. 慶應 310点
6. 同志社 341点

スナイプ(3レース)
1. 早稲田 111点
2. 関西大 133点
3. 慶應 154点
4. 中央 194点
5. 福岡 233点
6. 関西学院 236点

総合
1. 早稲田 396点
2. 慶應 464点
3. 関西学院 480点
4. 関西大 514点
5. 法政 577点
6. 立命館 587点

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2009年11月03日

広島山本、OP全日本優勝

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映える富士山を背景にスタートするOP軍団。photo by Junichi Hirai

 紺碧の空と北風で迎えた江の島OP全日本最終日。通常のヨットレースと比べるとやや早い8時55分からレースがはじまりました。本大会のコースはアウターループが採用されていますが、2度目のアップウインドでフィニッシュとなるショートコースです。船足の遅いOP級ならではのコースで、1レースの時間は40分程度。そのため、風に恵まれた最終日は午前中というタイムリミットがあるにもかからわらず、3レースを消化しました。

 大会3日目まで圧倒的なスコアで差をつけた山本一徹選手に注目が集まりますが、本日の主役は首位を追うライバル、岡田奎樹選手でした。なんと3レースすべてトップフィニッシュを果たし、一気にトップへ詰め寄ります。逃げる山本選手も負けずにシングルを連続で獲得。しかし、最終レース風下マークを3番手でまわったものの、アップウインドでシフトを読み間違えて大きく後退。最終レースを18位でフィニッシュし、この成績が2つ目のカットレースとなりました。

 総合得点では、山本19点、岡田21点と、わずか2点差で山本選手が逃げ切りに成功。OP全日本初優勝を飾りました。

「今年はOP最後の年。優勝できて本当によかったです。でも、最終レースは最悪でした。内容で(岡田選手に)負けていたと思う。ペナルティ(3日目の出艇申告ミス)があったから、勝つことができた。中学を卒業したらインターハイに出たい。将来の夢はオリンピックです」(山本)

 山本選手は、表彰式のステージで岡田選手に「来年、ぜったいに優勝してほしい」とエールを送りました。そのほか小学生の部優勝は、田中美紗樹選手(兵庫県)。女子優勝は市川夏未選手(夢の島)です。また、OPを卒業する選手以外の上位者は来年度のナショナルチーム選考レースの出場権利を獲得しました。来年のOP全日本は、山口県光市で開催される予定です。

◎第41回日本オプティミストセーリング選手権
1. 山本一徹 3017 広島 1-2-1-1-3-1-(8)-4-6-(18) 19p
2. 岡田奎樹 3210 福岡 1-1-(8)-1-2-7-(9)-7-1-1-1 21p
3. 樋口 舵 3152 横浜市民 14-1-2-6-(20)-14-4-2-3-(20) 46p
4. 渡辺 駿 3154 藤沢市 (18)-9-4-3-(48)-1-6-17-4-2 46p
5. 中間浩平 3093 江の島 22-(37)-5-(32)-2-3-5-1-12-1 51p
6. 市川夏未 3009 夢の島 (29)-5-8-(38)-11-20-2-2-5-7 60p

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小4からヨットをはじめたという山本選手。名誉ある全日本OP級優勝のタイトルを獲得しました。photo by Junichi Hirai

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最終日は北風で3レース消化し、全10レースがおこなわれました。photo by Junichi Hirai

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3連続トップ(レガッタ合計5本のトップ)を飾った総合2位の岡田選手。最終学年となる来年は名実ともに日本のリーダーです。photo by Junichi Hirai

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最終日も崩さずに成績をあげて3位を獲得した樋口 舵選手。photo by Junichi Hirai

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総合表彰(1〜8位)のみなさん。photo by Junichi Hirai

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鎌倉山にのぼる満月がきれいでした。photo by Junichi Hirai

◎第41回全日本オプティミストセーリング選手権大会
http://www.f-ssc.com/josc2009.htm

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posted by BULKHEAD at 23:19| Comment(0) | ディンギー

【速報】早稲田総合連覇

牛窓インカレ最終日。470、スナイプともに1レースが行われました。470は福岡経済大が逆転勝利。スナイプは早稲田大が逃げ切り。総合は2年連続で早稲田大です。

470級
1.福岡経済
2.関西学院
3.早稲田

スナイプ級
1.早稲田
2.関西大学
3.慶應義塾

総合
1.早稲田
2.慶應義塾
3.関西学院
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2009年11月02日

江の島集結、OP全日本

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軽風のなか4レースがおこなわれた大会3日目。1フリート70数艇にもなるため、マーク回航時は大混雑。そんななかを涼しい顔で通り抜けていくスマートな戦術を身につけている選手もいます。photo by Junichi Hirai

 10月31日から江の島で開催されているOP級全日本選手権。全国水域を代表する145艇がエントリーする本大会は、2010年度ナショナルチーム選考とアジアセーリングチャンピオンシップ選考を兼ねています。また、本大会には香港から5選手も出場しています。

 大会3日目は、南西風のサバイバルレースとなった前日とは反対に、朝から冷たい北風の軽風コンディション。江の島沖の空は深く低い雲に覆われ、風は北から南東へ大きく右まわりに振れていきました。

 OP全日本は、国内ではめずらしいビッグフリートのため、予選〜決勝方式ではなく、最終までグループ分けでおこなわれます。選手を黄、赤、緑、青の4グループ2フリートにわかれ、黄+青、赤+緑、のように1レースごとに組み合わせを変更します。多くの選手と戦えるというメリットもありますが、別グループにいるライバルをケアできず、自分の成績がわかりにくいという欠点もあります。

 本日は不安定な風のなか4レースがおこなわれ、山本一徹(広島。08年全日本5位)が、初日からの好調をキープし、独走体勢に入ろうとしています。6レースを終えて、カットレースをのぞくと総合9ポイントと、2位の岡田奎樹選手(福岡。08年全日本2位)の26ポイントに大きくリード。3位には、広島の高竹選手が後につけています。大会は明日が最終日。北東風の良いブローが入りそうな気配です。

◎第41回日本オプティミストセーリング選手権 大会3日目
1. 山本一徹 3017 広島 1-2-1-1-3-1-(8) 9p
2. 岡田奎樹 3210 福岡 1-1-8-1-2-7-(9)-7 26p
3. 高竹義樹 3142 広島 2-4-4-(21)-7-14-4-3 34p
4. 樋口 舵 3152 横浜市民 14-1-2-6-(20)-14-4 41p
5. 渡辺 駿 3154 藤沢市 18-9-4-3-(48)-1-6 41p
6. 須河内健太 2614 福岡 5-8-7-8-8-(74)-6 42p

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暫定首位の山本選手。今年のブラジルワールドは49位に甘んじましたが、本大会では常にフレッシュな風をつかんで前に出ています。photo by Junichi Hirai

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実力ナンバーワンと評価の高い岡田選手。ボートスピードあります。ブラジルワールド12位(日本チーム最高順位)。photo by Junihi Hirai

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江の島沖は1日中あやしい雲に覆われており、日が差したかと思うと暗黒の世界のような低い雲がたちこめます。時折、雨に降られることもありました。photo by Junichi Hirai


相模湾では南西が吹き上がった大会2日目。OP級は風が止んだ瞬間を見計らって1レースを行いましたが、レスキュー続出。90艇近くがDNFになるというサバイバルレースとなりました。撮影:中嶋一成 / DailySailing.com

◎第41回全日本オプティミストセーリング選手権大会
http://www.f-ssc.com/josc2009.htm

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