2009年12月31日

セーラーオブザイヤー発表

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2009年度バルクヘッドマガジン・セーラー・オブ・ザ・イヤーは、チームアビームの原田/吉田に決定です。photo by Junichi Hirai

 2009年の最後は、いまのところ日本で唯一の存在となる、セーラー・オブ・ザ・イヤーの発表で締めくくりたいと思います。このアワードは、バルクヘッド編集部が独断と偏見で決めているもので、「ヨット馬鹿・オブ・ザ・イヤー」の別名があります。馬鹿は不謹慎、と思われる方もいるかもしれませんが、セーリングが大好きなセーラーにとって最高の褒め言葉だと編集部は勝手に判断しています。

 選考の基準は、単発の成績だけでなく、固定観念にとらわれず、日本にこれまでになかった活動や、少々軌道を逸した記録など。そんな、ちょっとした「スゲー」を対象としています(あくまで独断ですので…)。2008年第1回は、ディンギーからクルーザーレース、マッチレースまで、編集部が呆れるほど乗りまくっていた山田 寛が選ばれました。

 さて、2009年度のセーラー・オブ・ザ・イヤーは、チームアビームに所属する原田龍之介、吉田雄吾に決定しました。470級でロンドン五輪を目標に活動する原田/吉田は、13年ぶりに470級世界選手権で銅メダルを獲得、ヨーロピアン選手権で優勝の快挙。さらにロスからハワイまでを走るオフショアレース「トランスパック」に参戦するなど、近年のセーラーにない破天荒な活動が注目されました。

 また、編集部が注目したのは、2008年10月に彼らが挑戦した、470級による相模湾オーバーナイトセーリングです。午前中に葉山マリーナを出港して、相模湾沖の某島を回航するという挑戦で、日が暮れたときは島影にいたそうで、葉山にフィニッシュしたのが真夜中の午前2時。なんと16時間かけて約70マイルを走破しました。「食事はトラピーズに出たままです」「帰りは間違えて(葉山とは逆方向の)真鶴半島に行っちゃいました」とふたりは笑っていましたが、まったくもってすばらしき根性です(※サポートのない状況で真似しないように)。

 ディンギーの長距離航海といえば、1949年におこなわれた横山 晃氏によるシーホース級の航海(横浜から大島、式根島)が有名ですが、原田/吉田の挑戦も勝るとも劣らず。自身が設計したボート性能を確かめる、という目的があった横山さんの偉業に対し、彼らは470級のトレーニングとして挑戦しました。レーシングモードで走り切ったこともおどろきですが、16時間という短時間記録にもびっくりです。この海域を走った経験のあるクルーザー乗りならよく分かるでしょう。

 さらに、今年のトランスパック2009では、2225マイルを13日6時間33分24秒で走破しました。彼らはオリンピックという目標があり、本業ではワールド銅メダル、ヨーロピアン優勝という成績を残し、一方では、オフショアセーリングを体験するなど、両極端にも思える活動をしてきました。彼らの経験がいつどんな状況で発揮されるのか、たのしみにしています。

◎2009年度 チームアビーム・原田/吉田の主な成績
2月 和歌山・2009年ナショナルチーム選考 1位
4月 スペイン・プリンセスソフィア 21位
  フランス・スプリングカップ 4位
  フランス・イエールSOF 5位
5月 イタリア・オリンピックガルダ 5位
  オランダ・デルタロイド 9位
6月 オートリア・470ヨーロピアン選手権 1位
7月 ロス〜ハワイ・トランスパック〈Tachyon III〉出場。クラス3位
8月 デンマーク・470世界選手権 3位
9月 イギリス・セールフォーゴールド 13位
10月 江の島オリンピックウィーク 1位
11月 福岡・470全日本選手権 1位

 上記の成績だけをみると「破竹の勢い」のようにみえますが、結成当時からの成績を振り返ると、信じられないほどの成長ぶりがわかります。その辺のことはまた今度。

 というわけで2009年度のバルクヘッドマガジン・セーラー・オブ・ザ・イヤーは、原田龍之介/吉田雄吾に決定です。賞金とか、でっかいトロフィーとかありませんが、ふたりともおめでとう!

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原田龍之介。1985年5月6日。長崎県長崎市出身。海星高等学校〜早稲田大。父親の影響で小学5年でOPをはじめる。ジュニア時代に済州島へ航海した経験あり。北京五輪では470女子代表の近藤/鎌田のセーリングパートナーをつとめた。アビームコンサルティング所属。趣味はテレビ。ディープなバルクヘッダー(バルクヘッド読者)でもあります。

:
吉田雄悟。1983年11月11日。佐賀県唐津市出身。唐津西高等学校〜法政大学。北京キャンペーンでは川田貴章(東京大)と組んで挑戦。クルーワークは日本ナショナルチーム随一。アビームコンサルティング所属。趣味は自転車。オフの日はよく三浦半島を一周しているそうです。

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2009年12月30日

モスワールドキャプサイズ


2009年モスワールドから、キャプサイズ(沈)をまとめたビデオです。こうして見るといろいろな沈のパターンがありますね。みごとにひっくりかえってます。

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2009年12月29日

バハマ49erワールド直前

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リゾート地バハマではじまる49erワールドを控え、日本チームの練習がはじまりました。49erは、ハワイでワールドをやったこともあるし、ナカナカ魅力的な場所でやりますね。写真提供:関自工49erチーム

 年明け早々、1月2日からバハマ(グランド・バハマ島)で2010年49er世界選手権がはじまります。バハマはアメリカフロリダ半島の下、カリブの上、西インド諸島にある島国です。参加は60艇で、日本からは牧野幸雄/高橋賢次(関東自動車工業)が出場。今年7月のガルダワールドでは89艇中39位の成績と、初海外遠征、初ワールドながら健闘しました。レースは1月4日からはじまります。応援しましょう!

◎49er Worlds 2010
http://www.49erworlds.org/

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ALFAROMEOフィニッシュ

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軽風戦となっている今年のシドニーホバートヨットレース。628マイルを制したのは〈ALFA ROMEO〉です。4年連続ラインオナーの〈Wild Oats XI〉の記録を止めました。記録は2日9時間2分10秒。〈ALFA ROMEO〉はライケル・ピュー設計、マコナギーボート(シドニー)建造、カンティングキールの100フィートマキシです。今年のトランスパックのラインオナーでもあります。photo Rolex/Daniel Forster

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〈ALFA ROMEO〉のNeville Crichtonオーナー(NZL)。賞品はもちろんロレックスの時計です。たしか、アルファロメオ他輸入車代理店業を営んでいる、と聞きました。間違っていたらすみません。photo Rolex/Kurt Arrigo

◎65nd Rolex Sydney Hobart Yachtrace Official website
http://rolexsydneyhobart.com/

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posted by BULKHEAD at 05:59| Comment(0) | 外洋レース

2009年12月28日

シドニーホバート激戦中

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クリスマス翌日のボクシングデイ(26日)にシドニー湾をスタートしました。photo Rolex/Daniel Forster

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100ftスーパーマキシ。左からWILD OATS XI、ICAP LEOPARD、ALFA ROMEO。photo Rolex/Kurt Arrigo

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今回はFarr40、Sydney 38、X41、Beneteau First 40等33艇がORC Iクラスで出場しています。写真のCALM(TP52)のようにIRCとダブルエントリーする艇も少なくありません。Sydney 38はワンデザインクラス(5艇)が設けられています。photo Rolex/Kurt Arrigo

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スタート前のIRCフリート。IRCクラスは4つのディビジョンにわかれいています。photo Rolex/Kurt Arrigo

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CYCAのコモドア、Matt AllenのICHI BAN。ボルボ70です。photo Rolex/Daniel Forster

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1974年、1978年、そして2006年に優勝した名艇、LOVE & WAR(S&S47。1973年進水)。photo Rolex/Daniel Forster

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ICAP LEOPARDとWILD OATS XI。スーパーマキシ軍団は残り130マイル。あと1日ぐらいでフィニッシュでしょうか。photo Rolex/Daniel Forster

◎65nd Rolex Sydney Hobart Yachtrace Official website
http://rolexsydneyhobart.com/

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posted by BULKHEAD at 07:26| Comment(0) | 外洋レース

2009年12月26日

セーリングソリで北極点へ

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フランスのSébastien Roubinetさん(34歳)の冒険。2010年はセーリングボートならぬ、このセーリングソリでアラスカから北極点まで突っ走る計画のようです。フランス人セーラーは、ものすごいことを考えるものですね。



◎Sebastien Roubinet
http://www.sebroubinet.eu/

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posted by BULKHEAD at 06:21| Comment(0) | 小ネタ

2009年12月24日

シドニーホバート開始直前

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 12月26日に第65回シドニーホバートヨットレースがスタートします。この大会は、オーストラリア・シドニーからホバートまで628マイルを走るオフショアレースです。今年のエントリーは100艇。毎年ドラマが生まれるシドニーホバートですが、今年は、スーパーマキシが7艇も集まる盛況をみせています。また、40フィート前後も数多く出場している点にも注目。スタートは現地時間13時です。

◎シドニーホバート出場スーパーマキシ(約90フィート以上)
1. Alfa Romeo2 NZL 全長30.48m Reichel Pugh設計 2005進水
2. WildoatsXI AUS 30.48m Reichel Pugh 2005
3. ICAP Leopard GBR 30.48m Farr 2007
4. Investec LOYAL AUS 30.48m Elliot 2005 旧Maximus
5. Etihad Stadium AUS 30m Don Jones 2003 旧Skandia Wild Thing
6. Lahana AUS 30m Bakewell-White 2003 旧Zana/Konica Minolta
7. YuuZoo AUS 27.38m Simonis Voogd 2004 旧Nicorette


2008年大会のオフィシャルビデオ。パート3まであります

◎65nd Rolex Sydney Hobart Yachtrace Official website
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2009年12月23日

HMYC年間スケジュール

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 葉山マリーナヨットクラブ(HMYC)の2010年度スケジュールが発表されました。来年度は年間24戦のクラブレースをはじめ、4月には葉山町の「くるる祭り」とのジョイントイベントを開催。また、関連イベントとして第60回記念「大島レース」の運営も担当します。さらにクラブイベントとしてビギナーを対象にしたマッチレースも予定されているとのこと。来年も強力イベントが盛りだくさんの葉山マリーナヨットクラブです。

◎葉山マリーナヨットクラブ
http://www.hmyc.or.jp/

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posted by BULKHEAD at 09:26| Comment(0) | キールボート

2009年12月21日

ISAF WCセールメルボルン



 12月14〜19日まで、オーストラリアでISAFセーリングワールドカップ第1戦セールメルボルンが開催されました。日本から出場の小菅寧子は4位(RS:X級女子。6艇参加)、ホールイアン(レーザー級。43艇参加)は21位でした。

 さて、今年はヴァーチャルアイが導入されたり、大会期間中にファッションショーなどもおこなわれたり、イベントアイデアが盛り込まれたようです。ヴァーチャルアイは、今年のルイヴィトンパシフィックシリーズやアウディメッドカップでも採用されるグラフィカルなトラッキングアニメーション。今後、五輪種目のワールドカップでも採用されるのか気になるところですね。

 ところで、セイルメルボルンのヴァーチャルアイは、どこかでみられるのでしょうか???

◎セールメルボルン
http://www.sailmelbourne.com.au/
◎Animation Research社(ヴァーチャルアイ)
http://arl.co.nz/

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posted by BULKHEAD at 11:25| Comment(0) | オリンピック

IODAアジア選手権終了

 20日までマレーシア・ランカウイで開催されたIODA(OP級)アジア選手権。121選手が出場し、全8レースがおこなわれました。優勝はタイのNOPPAKAO POONPAT選手。日本チームの最終成績は下記の通りです。

◎IODA アジア選手権
1位 NOPPAKAO POONPAT(THA)
2位 CARLOS ROBLES(ESP)
3位 MOHAMMAD FAIZAL(MAS)
14位 渡辺 駿
25位 深沢 瑛里
38位 新谷 つむぎ
48位 平原 みちる
56位 樋口 碧
68位 村山 仁美
75位 玉山 千登

◎IODA アジア選手権応援ホームページ
http://opasia2009.web.fc2.com/

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posted by BULKHEAD at 10:11| Comment(0) | ジュニア・ユース

クリスマスマッチ浜崎勝利

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12チームにより2日間おこなわれたクリスマスマッチ。2日間ともうねりが高く、徐々に西風が強くなるラフコンディションとなりました。photo by Junichi Hirai

 20日、葉山クリスマスマッチ大会2日目。前日からのうねりが入る葉山沖は、朝から西の風が吹き上がる予報です。レースはまだ予選を終えていないBブロックから開始され、吹きあがる風を予期して、ワンポイントリーフ、ノンスピネーカーで残りフライトを消化。この時点で、Aブロックの本吉夏樹、浜崎栄一郎、Bブロックの坂本 亘、山田 寛が準決勝へ進みました。

 準決勝は4チームによる総当たり戦です。このなかで威勢良く勝ち星を重ねたのは、チームブロスの浜崎栄一郎。マッチレース参戦はひさびさですが、クルーの小林正季(トリマー)、荒川友紀彦(マスト)、バウの川西立人(バウ)は、同チームでPlatu25イタリア遠征を経験してコンビネーションも万全。また、メインセールトリマーには浜崎の大学時代の後輩にあたる久米 敏を起用し、「攻める」をキーワードに最終日へ挑みました。

 予選同グループで敗れた本吉夏樹を破って勢いづいた浜崎は坂本、山田も撃破。スタートのマニューバでも調子よく、準決勝で全勝を決めました。予定では、決勝がおこなわれるはずでしたが、準決勝が終わるころ急激に風があがりレース続行の困難なコンディションに。クリスマスマッチの成績は、準決勝までの結果で上位選手の成績が決まることになりました。優勝は準決勝3勝の浜崎、2位坂本、3位本吉、4位山田です。

「きょうは、本当に気持ちのいいマッチでした。勝てたということが大きいですけれど(笑)。初日がいまひとつ積極的になれなかったので、朝からみんなで「攻めていこう」と。今年はブロスキャンペーン中心の活動だったので、マッチレースもイタリア遠征の練習として位置づけていました。だからマッチに関しては中途半端になってしまいましたね。今回のクルーは1年間活動したメンバーでもあるので、コンビネーションがうまくいったと思います」(浜崎)

 11月の全日本マッチには、クオリファイが得られずに出場できなかった浜崎ですが、本大会で爆発しました。うねりのあるラフな海面でドライブ技術が求められるコンディションでしたが、ビッグボートの経験も豊富なチームだけにボートコントロールでも他チームを一歩引き離すことができたようです。おめでとうございます!

 さて、新選手や若手、女子チームの参入もあり、盛り上がりをみせている国内マッチレース。日本ヨットマッチレース協会では年間で大会が組まれ、各大会に全日本などの出場権がかけられていますが、数年前に比べるとエントリーが非常に混み合っている状況です。

 2010年は11月に中国広州で開催されるアジア大会のセーリング競技に日本から代表が選出されるなどのニュースもあります(2006年ドーハアジア大会のマッチレース種目に日本は不参加でした)。また、表彰式では、戸谷会長より、3月20日より開催されるアジア選手権大会(プレアジア大会)に全日本で優勝した中村匠が選出されたこと。来年1月にオーストラリア・パースでおこなわれるユースマッチ(Warren Jones International Youth Regatta予選)に吉田工作(19歳)が日本代表に選考されたことが報告されました。

 来年の国内マッチレースも大いに話題を提供してくれそうです。

◎クリスマスマッチ成績
1. 浜崎栄一郎
2. 坂本 亘
3. 本吉夏樹
4. 山田 寛
5. 舩澤泰隆
6. 荒川海彦
7. 佐藤麻衣子
8. 今井信行
9. 吉田工作
10. キム・テ・ジュン
11. 藤井 麗
※中村匠は不参加

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優勝の浜崎艇。準決勝はスタートから相手艇を抑え、逃げ切りの理想的なマッチをみせました。photo by Junichi Hirai

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予選では山田、準決勝では本吉を強烈なダウンウインドの走りで追いつき逆転までもっていった坂本(シエスタ)。スター級ナショナルチームでもある和田メイントリマーのパンピングが印象に残ります。photo by Junichi Hirai

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久々マッチ登場の本吉艇。準決勝の山田との対決で本部船にマークチェンジのフラッグ掲揚ミスがあり(両艇が別マークを回航してしまった)、そのマッチが不成立となったため山田と同率でタイを解いて3位に。2010年は本吉のセーリング活動新展開に期待です。photo by Junihi Hirai

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4位山田艇。押さえ込んで先行していた本吉艇とのマッチが不成立となり「今年は最後にスッキリしなかったですね」と山田。しかしクローズのドライブ能力はピカイチ。スタートのミスもアップウインドで挽回していました。photo by Junichi Hirai

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予選を終え、一旦陸上へ戻りスキッパーミーティング。予選後のフォーマットを横山レース委員長が報告します。今回は本部船、マークボート、アンパイアボートがむずかしいハードコンディションのなか運営を担当しました。ごくろうさま!photo by Junichi Hirai

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浜崎チーム左から小林、川西、荒川友紀彦、久米、浜崎。浜崎と小林は日本大ヨット部の同期で、久米、荒川は後輩にあたります。オンボードの微妙で絶妙な雰囲気が想像できますね。photo by Junichi Hirai

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2009年12月19日

葉山クリスマスマッチ初日

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うねりのある海面で、風も徐々にアップ。最終フライトはノースピンでおこなわれました。風が上がるとクルーワークに不安が残るチームもいるようです。photo by Junichi Hirai

 12月19、20日。葉山で国内マッチレース最終戦となるクリスマスマッチが開催されています。海上は前日までのうねりが残るラフなコンディションです。序盤は風が弱かったものの、次第に北西から西へまわって風力も上昇。おかげで、予選Bブロック3フライト、Aブロック4フライトを終えることができました。暫定成績は下記の通り。予選の段階ですが、Bブロックでは、坂本、山田、Aブロックでは本吉、浜崎が白星を重ねています。また、国内ランキングナンバーワンの中村匠選手は、高熱による体調不良により急遽不参加となっています。

Aブロック
中村 0勝5敗
浜崎 4勝1敗
本吉 4勝0敗
今井 2勝3敗
船澤 3勝1敗
KIM 1勝4敗

Bブロック
山田 3勝0敗
坂本 3勝0敗
佐藤 1勝2敗
荒川 1勝2敗
藤井 0勝3敗
吉田 1勝2敗

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2009年12月17日

ミニトランサット睡眠方法


6.5メートルの外洋艇をひとりで操り、4200マイルを走破するトランサット6.50(ミニトランサット)。上はレース中どのように寝ているのか、という再現動画です。目覚ましをかけて、手作りの簡易つり型バースで横になるだけ。たいした内容ではないのですが、あらためて考えると、ひとりしかいない船で寝てしまう、という行為がとても恐怖に感じられます。

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2009年12月15日

今週末クリスマスマッチ

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昨年のクリスマスマッチはひどく吹きました。写真は昨年のファイナル、山田対中村。今年はいい風が吹きますように。photo by Junichi Hirai

 この数年で大きな盛り上がりをみせ、新選手の登場などあらたな局面を迎えている国内マッチレース。12月19、20日に年末恒例のクリスマスマッチが葉山で開催されます。エントリーは12選手。11月の全日本に引き続き、ディンギー、キールボート界から“ひと癖も、ふた癖もある顔ぶれ”が集まりました。これはおもしろくなりそう。今年最後の熱いマッチに期待します!

◎クリスマスマッチ・スキッパー紹介
1. 中村 匠
 09年全日本優勝。ISAFランキング31位。スナイプからグランプリボートまで乗りこなすマルチセーラー。福岡出身。ノースセイルジャパン所属。もつ鍋にうるさい。
2. 山田 寛
 前年度クリスマスマッチ優勝。マレーシア・アジアンマッチ3位。北京五輪470キャンペーンを終えてからは、主にキールボート、マッチレースで活動。元祖ヨット馬鹿。
3. 坂本 亘
 和歌山シエスタ軍団。09年前半はJ/24ワールド、J/24全日本を目標に活動し、後半はマッチレースへ。シエスタからは2チーム出場するが、今のところこちらが1軍。
4. 浜崎 栄一郎
 シドニー五輪代表。09年はplatu25〈ブロス〉でイタリア遠征、NYYCインビテーショナルカップでJSAFチームのタクティシャンを担当。
5. 本吉 夏樹
 07年度全日本優勝。今年は470を軸に〈パピヨン〉等ビッグボートレースでも活躍。活動環境は不安定ながらも実力あり。で、今回は誰がクルーで乗るの?
6. 佐藤 麻衣子
 シドニー、アテネ五輪ヨーロッパ級代表で、いわずとしれた国内シングルハンドの女王。毎週のように全国の海を転々とする放浪者。全国に子分がいっぱいいます。
7. 荒川 海彦
 〈エスメラルダ〉〈ケットフィーク〉で活躍するプロセーラー。Musto販売でも敏腕発揮。セーリングに関しては極めてマジメ。はしたないトークも天下一品。
8. 今井 信行
 シエスタ軍団がおくり込む若手代表。シエスタには今春に新人3名(今井、宮川、猿渡)が加入し、J/24とマッチでゴリラのような諸先輩に鍛えられている最中。
9. 舩澤 泰隆
 10月南伊勢、11月全日本で復活。〈サマーガール〉ヘルムスマンを務めるプロセーラーでもあり、マッチレース王者奪還をもくろむ。実力、経験ともに十分あり。
10. 藤井 麗
 全日本OPを制覇した経歴(女子初)を持つ、ディンギーからJ/24まで乗りこなすママさんセーラー。11月釜山女子マッチに日本代表として出場。旧姓:山下。
11. 吉田 工作
 関西マッチ界からあらわれた最若手スキッパー。ジュニア(OP)、インターハイ(FJ)で活動後、マッチへ進出。今後がたのしみな大学生セーラーです。
12. キム・テ・ジュン
 韓国で活動するプロセーラー。本大会には会長推薦枠で出場。韓国にはキムさんというセーラーがたくさんいて、迷ってしまいます。

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2009年12月14日

KYC2010年レガッタ予定

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関西ヨットクラブより2010年度の仮レーススケジュールが発表されました(最終は1月30日の総会で決まります)。全国各地でクラブレースが盛んですが、関西ヨットクラブではIRCをはじめ、X35、J/24やドラゴンのワンデザイン、PHRFによるホワイトクラスやクルージングレースまで、ほぼ毎週レースがおこなわれています。また、2010年は8月にジャパンカップ、全日本ミドルボート選手権、9月にドラゴン全日本、10月にX35全日本が予定されています。

◎関西ヨットクラブ
http://www.kyc.or.jp/

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posted by BULKHEAD at 08:15| Comment(0) | キールボート

OP級アジア選手権開幕

PC110666.jpg
日本チームは11日に成田を出発。古谷萌海監督、高木克也コーチがバックアップします

 12月14〜19日まで、マレーシア・ランカウイ島でIODA(OP級)アジア選手権が開催されます。本大会には27カ国90艇(ぐらい)が出場。大会中日の16日には国対抗チームレースもおこなわれます。日本からは、今年2月の選考レースで決定した7名(渡辺 駿、玉山千登、深沢瑛里、平原みちる、村山仁美、新谷つむぎ、樋口 碧)が出場します。がんばれ!

◎日本チーム応援ホームページ
http://opasia2009.web.fc2.com/
◎Bestwind(高木コーチのブログ)
http://blog.best-wind.jp/

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posted by BULKHEAD at 07:49| Comment(0) | ディンギー

2009年12月12日

RS:X富澤、金メダル獲得

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第8レースをトップフィニッシュする富澤。写真提供:JSAFオリンピック特別委員会

 香港で開催されている東アジア大会で、RS:X級に出場の富澤 慎(関東自動車工業)が金メダルを獲得しました。RS:X級男子には、中国、韓国、香港、日本の4カ国8選手が出場。全10レースがおこなわれ、富澤は5回のトップを含む18ポイントで圧勝しました。その他の日本選手は、RS:X級男子の谷が8位、RS:X級女子の須長が3位、大西が4位となっています。ミストラル級に日本選手は出場していません。詳しいレポートは、日本セーリング連盟のオリンピック特別委員会ホームページに掲載されています。

 東アジア大会のセーリング(ウインドサーフィン)競技は、少数参加国とはいえ、2位のLEE Taehoon(韓国)、3位のCHAN King Yin(香港)ともに北京五輪の代表選手。CHAN King Yinは、北京五輪6位の実力選手でもあります。このなかで富澤の活躍は大賞賛に値します。おめでとう!

◎香港東アジア大会
http://www.2009eastasiangames.hk/

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posted by BULKHEAD at 21:07| Comment(0) | オリンピック

2009年12月10日

博多470写真更新しました

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SAIL! × BULKHEAD magazineに11月19〜23日に行われた福岡470全日本の写真を公開しています。12月に入り全日本シーズンも一段落。2009年のバルクヘッドマガジンの取材遠征もようやく終わりに近づきました。とはいえ、来週末は葉山クリスマスマッチを取材するし、海外では今週からOP級アジア選手権や南半球のビッグレガッタがはじまります。冬だからといってOFFという感じはありません。整理できていない写真や仕事もたまっているし…。さあ、がんばろうっと。

◎SAIL! × BULKHEAD magazine
http://www.bulkhead.jp/

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2009年12月09日

光ニューイヤーレガッタ

2010hikari.jpg

 2010年1月9〜11日まで、山口県光市スポーツ交流村ヨットハーバーで「2010 HIKARI GORE-TEX NEW YEAR REGATTA」が開催されます。ディンギーやキールボートで活躍しているプロセーラー中村健一(レース委員長をつとめます)よりレース案内が届きました。OPセーラーのみなさん、風が安定する冬の時期こそ上達のチャンスです。ふるってご参加ください!(バルクヘッドマガジン編集部)

---------------------------------------------
 1月9〜11日、OP級年明け第一弾となる「第2回 2010 HIKARI GORE-TEX NEW YEAR REGATTA」を開催します。9日はプラクティスレースとなっており、沢山のレース練習を行う中で、私(中村健一)と山田寛でコーチング企画を予定しています。

 10日11日は、本大会で2010年最初のチャンピオンが決定します(Aクラス・Bクラス・女子1位・小学1位)。参加にあたり、OP級Aクラス、Bクラスの2グループに分けてレースを行い、Aクラスはすでに約60艇のエントリーがあります。Bクラスの参加選手の中には、乗り始めて間もない選手が多数エントリーしていますので、レースを楽しむという気持で参加していただけたらと思います。

 大会も昨年からジャパンGORE−TEX様が特別協賛となり参加賞品は、AフリートBフリートともに1位から6位まで豪華GORE−TEX商品を提供していただいています。昨今の不況の中、このように盛大に開催できることは大変ありがたく、またセーラーにとっても大変有意義なレースになると思いますので、OP級の皆さん、ぜひチャンピオンを目指して参加してください。

◎レース公示
http://ophikari.web.fc2.com/regatta/10nor.pdf
◎光セーリングクラブ
http://ophikari.web.fc2.com/

 締切は7日となっていますが、現地受け付けもできますので奮ってご参加ください。

 また、来年の全日本OP選手権が光市山口県スポーツ交流村ヨットハーバー開催が決定し、2011年には山口国体も開催となるため、運営人も力が入っています。地域の交流を深めながら大会を盛り上げていく今大会に御期待してください。皆さんの参加、お待ちしています。
中村健一


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1974年ドイツキールの風景


1974年ドイツキールの風景です。ノスタルジックな映像ですが、1974年ってよく考えたら、そんな昔の話でもありません。1999年に製作したNORC(日本外洋帆走協会)記念誌の年表を読み返してみたところ、こんなことが書いてありました。

◎1974年(昭49年)
1・21 NORC発足20周年。
2・1 社団法人日本外洋帆走協会発足10周年。
3月  駿河湾支部発足。
4・28 第2回沖縄〜東京レース。参加17隻。ラインオナーおよび総合優勝〈サンバードII〉(山崎達光)。
8・2 第15回鳥羽パールレース。参加119隻。ラインオナー〈コンテッサY〉(石原慎太郎)。総合優勝〈タキオン〉(高村孝)。
9月 第1回全日本レベルレース選手権(相模湾)。参加51隻。
10・10 第7回八丈島レース。参加17隻。ラインオナーおよび総合優勝〈サンバードII〉(山崎達光)。
3・10 小野田元少尉ルバング島より救出。
6・27 ニクソン米大統領辞任。
7・28 青木洋氏〈信天翁〉で世界一周を達成。
9・10 アメリカズ・カップ、米国防衛。
10・8 佐藤前首相ノーベル平和賞。

 沖縄レースに17艇、レベルレースに51艇、パールレースに119艇、八丈島レースに17艇。やはり遠い昔のできごと、ですね。

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posted by BULKHEAD at 07:28| Comment(0) | 小ネタ

2009年12月08日

琵琶湖・柳が崎YHを救え

 琵琶湖セーリングの拠点であり、多くの優秀なセーラーを輩出してきた柳が崎ヨットハーバー(滋賀県立ヨットハーバー)が存続の危機にあります。6日、滋賀県へヨットハーバーの存続を求めて150艇によるデモセーリングがおこなわれました。地元セーラーだけでなく、全国のセーラーにも馴染みある柳が崎ヨットハーバー。なんとか存続してほしいものです。デモセーリングの様子は、スナイプセーラー御用達、井田選手の「フルハイク」でもレポートされています。

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ヨットハーバー存続を。琵琶湖、150隻が湖上デモ

 財政難を理由に滋賀県が売却方針を打ち出している琵琶湖の県立柳が崎ヨットハーバー(大津市)の存続を求め、ヨット愛好家が6日、約150隻のヨットを繰り出し、大津市沖をデモ帆走した。

 ヨットハーバーを拠点に活動するNPO法人・滋賀県セーリング連盟などが呼びかけ、小学生から社会人までの約300人が参加。「ヨットハーバーの存続を!」などと書いたのぼりを掲げ、相次いで同ハーバーを出港した。

 県は11月、六つの公共施設と四つの外郭団体の廃止、14施設の売却・移管を盛り込んだ見直し計画の原案を公表。ヨットハーバーに関しては利用団体と売却について協議し、話し合いが不調に終わった場合は原則として廃止する、としている。

 県セーリング連盟の山田將人(まさと)会長は「ヨットハーバーは競技や普及の拠点としてかけがえのない存在。今後も存続を訴えたい」と話した。(12/6 朝日新聞より引用)
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posted by BULKHEAD at 16:02| Comment(1) | ニュース

香港・東アジア大会開催中

 12月7〜12日まで香港で東アジア大会2009(East Asian Games)セーリング競技が開催されています。日本、中国、韓国、北朝鮮、香港、マカオ、モンゴルなど東アジア競技大会連合9カ国を中心におこなわれるこの大会は、1993年にはじめて開催され今回で第6回をむかえます。

 東アジア大会は4年に1度、アジア版オリンピックと呼ばれるアジア大会(Asian Games)の前年におこなわれます。実施競技は、次の22競技(262種目)。陸上競技、水泳(競泳・飛込)、サッカー、テニス、ボート、ホッケー、バレーボール、バスケットボール、セーリング、ウエイトリフティング、自転車、卓球、柔道、バドミントン、射撃(クレー射撃・ライフル射撃)、ラグビーフットボール、ボウリング、武術太極拳、スカッシュ、ビリヤード、テコンドー、ダンススポーツ。

日本オリンピック委員会による東アジア大会の説明によると、
「アジアでは従来より東南アジア、中部南アジア、西アジアなどでは総合競技大会が開催され、域内交流が図られていましたが、東アジアでは冷戦時代の影響もあって同様の大会が開催されていませんでした。そこで、東アジア地域のスポーツ交流を盛んにし競技力のレベルアップを図ること、またこの地域の結束を強めるとともに、オリンピック・ムーブメントの発展に貢献することを目的に、1991年に日本(JOC)が第1回東アジアNOC会議において大会の開催を提案しました」(一部抜粋)とのこと。

 なかなか耳にする機会のなかった東アジア大会ですが、それもそのはず。セーリングは香港大会から新採用された競技です。セーリング種目はウインドサーフィンで、五輪種目のRS:X級とミストラル(ライトウエイト)級、ミストラル(ヘビーウエイト)級が採用されて、日本からは、RS:X級にナショナルチームの富澤慎、谷賢二郎、須長由季、大西富士子が出場。同クラスの参加国は、中国、香港、韓国、日本だけなので少数フリートですが、ご存じのように中国、香港は、ウインドサーフィンの強豪国です。

 アジア各国は、アジア圏の国同士が戦う「アジア大会」に力を入れてます。そして、セーリング競技において日本が遅れをとっていることは、これまでにバルクヘッドマガジンで紹介してきました。日本はアジアのなかでセーリング後進国です。とはいえ、悲観的なことばかりいっていてもはじまりません。日本選手のがんばりに期待しましょう!

◎香港東アジア大会
http://www.2009eastasiangames.hk/

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2009年12月06日

マッチ新王者ミノポリオ!

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ワールドマッチレースチャンピオンに輝いたアダム・ミノポリオ(写真左2番目)とブラックマッチレーシング。photo by Brendon O'Hagan/Subzero Images

 マレーシアで開催されているモンスーンカップ。準々決勝でランキング2位のミルスキー(AUS)が、ベテラン・ギルモア(AUS)に敗れ、ミノポリオ(NZL)が勝ちあがったことにより、ブラックマッチレーシング所属アダム・ミノポリオの2009ワールドマッチレースチャンピオンが決定しました。

 モンスーンカップは本日が決勝となり、ミノポリオとベン・エインズリー(GBR)の対決になります。いわずとしれた天才セーラーのエインズリーは、チームオリジンでルイヴィトントロフィー・ニース大会に出た後、先週はオーストラリアカップでミルスキーと決勝で戦い、このモンスーンカップ決勝進出ですから、ハードスケジュールのなかで結果を残してきています。決勝もたのしみになってきました。

 さて、24歳のミノポリオは、ロイヤル・ニュージーランド・ヨットスコードロン(RNZYS)が取り組む、ユース・トレーニングプログラム出身です。また、今回予選を勝ち抜き、ラウンドロビンで金星を連発したフィル・ロバートソン(22歳)も同プログラム出身でミノポリオと同じチームで活動していました。

 このユーストレーニングプログラムでは、ロンドン五輪のマッチレースでも採用される、RNZYS所有のエリオット6mを使って、フリートレースとマッチレースを学びます。16〜21歳の高校、大学生セーラーが3人/1チーム(ヘルム、メイン、トリマー・バウ)となり、11カ月毎週土日におこなわれているようです。くわしいプログラムの詳細は、こちらをご覧ください。

 1987年にはじまったこのユース・トレーニングプログラムは、前大会ACのBMWオラクルに所属し、マッチレースでも活躍するギャビン・ブレディ(いまメルゲス32ゴールドカップのタクティシャンで出ていますね)をはじめ、エミレーツチームニュージーランドのトリマー、ジェームス・タグ、ハーミッシュ・ペッパーと組むスター級の世界チャンピオン、カール・ウイリアムスも同プログラム出身。ニュージーランド若手セーラーの登竜門になっているようですね。

 日本のユース強化プログラムと比較することは正しくありませんが、根本的に強化の目的が違っているように思えます。ディンギーからマッチレース、オフショアレースまでを総体的にとらえるRNZYSに対し、日本では特定ディンギー種目のレースを学ぶ、のような。こうした各国のユーストレーニングを、一度しっかり取材をしてみたいものです。

◎Monsoon Cup 2009
http://www.monsooncup.com.my/
◎World Match Racing Tour
http://www.worldmatchracingtour.com/
◎RNZYS Youth Programme
http://www.rnzys.org.nz/Sailing/YouthProgramme/tabid/85/Default.aspx

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2009年12月03日

2010年度関東外洋支部予定

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 12月2日、関東外洋支部4団体による2010年度の同水域年間スケジュールが発表されました。来年度は、関東ミドルボート選手権と大島レースが「関東スプリングレガッタ」として、また初島卯月、大島、神子元島、小網代カップが、「関東トラディションシリーズ」として開催されます。詳細は、これから各主催団体より発表されるレース公示など正式な案内をご覧ください。

外洋三崎
外洋三浦
外洋湘南
外洋東京湾

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モンスーンカップはじまる

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ギルモアチームでモンスーンカップに参戦している早福選手。同ヤンマーレーシングチームには谷路選手も出場しています。photo World Match Racing Tour

 12月1〜6日までマレーシアでモンスーンカップがはじまりました。ワールドマッチレーシングツアー9戦の最終戦に組まれるこの大会に、世界トップランキングのマッチレーサーが集まりました。前週のオーストラリアカップのファイナルでエインズリー(GBR)に勝利したミノポリオ(NZL)、ルイヴィトントロフィー・ニース大会を制した〈アズーラ〉ヘルムスマンのブルニ(FRA)、ランキング2位のミルスキー(AUS)、08年ツアー優勝で現在3位を走るウイリアムス(GBR)などそうそうたるスキッパーが出場します。

◎モンスーンカップ エントリーリスト
Ian Williams / TEAM Team Pindar
Sebastien Col / TEAM ALL 4 ONE
Mathieu Richard / TEAM French Match Racing Team
Adam Minoprio / TEAM BlackMatch Racing
Torvar Mirsky / TEAM Mirsky Racing Team
Magnus Holmberg / TEAM Victory Challenge
Damien Iehl / TEAM French Match Racing Team
Phil Robertson / TEAM WAKA Racing
Ben Ainsle / TEAM Team ORIGIN
Peter Gilmour / TEAM Yanmar Racing
Hazwan Hazim / TEAM Taring Pelangi
Francesco Bruni / TEAM Azzurra

 日本選手は、昨年よりモンスーンカップアジア予選に出場していますが、惜しくも出場権利を獲得できず。今年のアジア枠はロバートソン(NZL)が出場します。結果を残し、ランキングをあげて、ようやく大会に出場できる(招待される)のがマッチレースです。ワールドランキングをあげないことには、何もはじまりません。モンスーンカップの優勝賞金はツアー最高のUS450000$(約4000万円)。ちなみに、現在2009年ツアーランキングトップを走るミノポリオは若干24歳です。日本の24歳のセーラーが賞金を稼いで世界を転戦するなんて想像できませんね。まさに弱肉強食の世界です。

◎Monsoon Cup 2009
http://www.monsooncup.com.my/
◎World Match Racing Tour
http://www.worldmatchracingtour.com/

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2009年12月01日

50.98kt!カイトボード



 アフリカ南西部のナンビア・ルードリッツでカイトボーディング(カイトサーフィン)のスピードトライアルイベントが開催されています。現在のトップは、Alex Caizergues(仏)の50.98ノットが最高スピードで新記録です。カイトボーディングは、ISAFに認定される国際ウインドサーフィンクラスです。

 バルクヘッドマガジンは、カイトボーディングがISAFに加盟したときから、このクラスがオリンピッククラスになったらおもしろいなぁ、と考えています。ISAFが一番頭を悩ませているメディア受けも良さそうだし、競技に迫力あるし、カイトを国旗にすれば愛国心を刺激します。すでにセーリング人口は一部の種目より多いかもしれません。カイトボーディングの大会を一度見てみたいものです。

◎2009 Luderitz Speed Challenge
http://www.luderitz-speed.com/

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タイ・キングスカップ開催

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プーケットで開幕したキングスカップ。photo by Guy Nowell

 11月28〜12月5日まで、タイ・プーケットで第23回プーケットキングスカップが開催されています。1987年にタイ国王がマリンスポーツ愛好家ということではじまったキングスカップ。今年のエントリーは、過去最高の110チームといいますから、もはやアメリカのキーウエストレースウィークに並ぶ、アジア最大級のお祭りレガッタといえます。参加艇種も豊富で、前週におこなわれたディンギーにはじまり、ベア(チャーター)ボート、マルチハル、ワンデザイン、そしてTP52、RP76まで。ものすごい数が集まりました。日本からはもちろん、タイでセーリングする日本チームも出場しています。いま、ディンギーもクルーザーもアジアが熱い、ですね。


オープニングセレモニーの様子

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