2010年05月31日

オランダデルタロイド終了


28日、ラフなコンディションとなった470級ゴールドフリートの映像です。見入ってしまうほどみな上手です。

それぞれの課題を学び取り、次の雪辱を誓って、大会閉幕。
レポート/斉藤愛子(オリンピック特別委員会

 デルタロイドレガッタ最終日は低気圧が通過してデンマークへ行った後面に入り、風が弱く、霧雨の中で午前9時半からRSX男子のメダルレースが始まりました。各種目の11位以下の選手はメダルレースではなく、「最終レース」を1レース行い、最終成績がでました。
 灰色の空から雨とともに吹きだした風で、最後は15ノット前後のレースでした。今大会、日本選手はそれぞれの課題を持ってレースに取り組み、大会後は帰国する選手と現地で練習を続けてキールウィーク大会へとつなげる選手がいます。次のレースまでに苦手を克服し、再度挑戦して、世界選手権までにもっとレベルをあげていきたいと思います。
 今からチームジャパンは撤収作業です。アビームチームは準備できしだい移動開始、他のメンバーは明日の朝移動となります。5日間の短い大会でしたが、たくさんの応援をいただき、ありがとうございました。

本日の日本選手の成績
470男子 27カ国 81艇参加 本日1レース
 JPNがワンツーフィニッシュで、1位の原田がトータルで11位、2位の松永が19位にあがりました。トップ10が抜けたとはいえ、フルトラピーズのレースで、いいレースができたと思います。
 原田・吉田組は3月後半からの長い遠征にひと区切りをつけ、一度帰国してからキールウィーク(6月中旬)に合わせて欧州へ戻ります。松永・今村組はメルジェス(キールボート)の大会に出てからキールウィーク、市野・吉見組は日本へは戻らず、世界選手権が開催されるヘイグで練習してからキールウィークに参加する予定です。

11位 原田/吉田 22-9-13-2-1-10-17-7-27-(33)-1 109p
19位 松永/今村 11-15-1-22-4-(36)-26-19-14-28-2 141p
40位 市野/吉見 28-19-9-16-(DNF)-39-29-24-OCS-35-24 264p

470級女子  20カ国 46艇 本日1レース
 吉迫・大熊組はOCSになり、トータルも15位に後退、ちょっと勢いがありすぎたのでしょうか。次の大会ではその勢いをいかして、上位を狙ってほしいと思います。女子は2チームとも一度帰国して、アビームチームはキールウィークから、ベネッセチームはワールド前の練習から欧州へ戻ります。

6位 近藤/田畑 9-(40)-2-27-2-6-2-19-10-10-5M 97p (昨日で11レース終了)
12位 吉迫/大熊 19-5-7-34-7-3-26-16-17-14-(OCS) 165p

レーザー級  28カ国 97艇 本日1レース
 ホールが普通にスタートして、順当に7位をとりました。1上で遅れた安田は2上であがってきました。体力とガッツはあるのですが、ダウンウィンドが遅く、次への課題です。ホールは6月中旬まで欧州に残りますが、他の選手は帰国し、7月に韓国チームの合宿に参加させてもらう予定です。

63位 安田 23-37-35-40-(BFD)-4-16-8-14 178p
65位 ホール 30-31-28-28-19-(32)-19-32-3-17-38 188p
73位 城 35-40-(44)-33-22-11-12-37-20 150p
89位 斉藤 (BFD)-45-OCS-33-BFD-12-21-36-41 209p

レーザーラジアル級  20カ国 37艇 本日1レース
 15〜18ノットの吹きあがったレースになりました。これまでよりも短いコースでしたが、蛭田がアップウィンドでよく走りました。長谷川を含めたOCSが多く出て、蛭田がターゲットにしていたカナダも失格していました。20位は、目標の50%が見えてきました。ラジアル女子チームは一度帰国し、6月末からスコットランドのラーグスで開催される世界選手権に参加します。それまでは国内で強化合宿と調整です。

20位 蛭田 24-25-23-14-20-(33)-16-25-22-17-8 195p
25位 松苗 16-19-28-17-25-23-(33)-33-28-31-16 237p
27位 高橋 18-26-30-24-(DNF)-31-23-28-17-34-11 243p
30位 長谷川 23-32-26-29-(DNF)-26-27-29-27-26-OCS 318p

RS:X級男子  30カ国 88艇 本日1レース
 12時過ぎから始まったシルバーフリートのレースでは、富澤がトップフィニッシュを果たしました。今回は苦労した大会でしたが、とりあえず、最後はちょっと笑うことができたのでしょうか。富澤は一度帰国、6月末からポーランドで開催されるヨーロッパ選手権に参加するために欧州へ戻ります。次の大会はニューセールです。今回の雪辱を期待します。

51位 富澤 24-28-14-(29)-6-18-26-5-1 121p

RS:X級女子  24カ国 52艇 本日1レース
 無難に走れる小菅とアップウインドスピードはあるもののダウンウィンドで苦戦している須長でした。小菅は1上が悪くても、ダウンウィンドと2上でしっかり順位をあげてきます。須長はダウンウィンドで上位の中に入ると遅れてしまいますが、中盤以降の順位だと同じに走ってくることができます。
「それぞれの課題を次の遠征までに上達させて、再度挑戦したいと思います」(宮野コーチ)。RSX女子も富澤同様、ボードを欧州へ置いたまま一度帰国し、次はポーランド遠征でヨーロッパ選手権に参加です。

24位 小菅 25-26-16-24-24-(BFD)-16-27-12 170p
25位 須長 10-3-35-43-27-23-28-(BFD)-9 178p

49er級 26カ国 71艇 本日1レース
 11時からのレースだったので、風が吹きあがる前にレースが終わりました。49erも次は新しいセールでさらなるスピードアップをはかります。今年はRS:Xと49erが同時にポーランドでヨーロッパ選手権を開催しますので、49erも一度帰国した後、6月末から再度欧州遠征になります。

44位 牧野/高橋 15-5-11-20-(29)-29-28-7-18-18-(OCS)-22-25-12 239p

スター級 8カ国 16艇 最終レースに参加艇がなく、全員DNC
 スターは6月5日からイタリアでヨーロッパ選手権、その後はキールウィークに参加するため、さらに遠征が続きます。明日、イタリアへ向けて陸路出発します。

11位 鈴木/和田 12-8-10-8-7-5DPI-11-13 61p

◎DELTA LLOYD REGATTA 2010
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相模湾スプリングレガッタ

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2日間で全7レースを消化したスプリングレガッタ。相模湾は5月後半とは思えない寒さでした。photo by Junichi Hirai

 J/24、Platu25合同で開催されたJ/24関東フリート主催「スプリングレガッタ2010」。この大会は、昨年まで春関東選手権の名称で親しまれた相模湾ワンデザインキールボートレガッタです。この大会に、J/24クラス14艇、Platuクラス6艇が出場しました。

 J/24には、九州福岡から昨年全日本2位の〈フォックス〉が遠征。近藤オーナー/ヘルムスマンを中心に、スナイプ級全日本優勝の上田、小戸のヨット職人・宮崎(トシ)、さらに紅一点で現役470セーラーの徳重(日本経済大)が乗り込みました。〈フォックス〉のボートは西宮ワールド優勝の〈スレッド〉です。旧艇ではありますが、キール位置をクラス規定内で前へ移動させるなどオリジナルにシェイプされ、また、国内でいちはやくアラミドジェノアを使用するなど、ボートのスピードアップに力を注いでいます。

 また、和歌山からは、昨年全日本優勝の〈シエスタ〉が参戦。こちらは、同チーム若手の宮川ヘルムスマン、猿渡トリマー、今井タクティシャンら20代が遠征しました。3名は、シアトルで開催されたNOOD、J/24北米選手権からのトンボ返りで、8月スウェーデンワールドを目標にレース経験を積んでいます。今後、同チームの坂本、岡本らマッチレース組(アジア大会代表)とは別行動となるため、本大会には、マッチレース界ではお馴染みの、大学生になったばかりの磯谷、日大1名が助っ人として乗り込みました。

 さらに注目は、今春より活動を再開した〈祖国丸〉(今回は〈ラル〉でエントリー)です。〈祖国丸〉は2004年アメリカワールドで5位を獲得した強豪。J/24の活動は約6年ぶりとなり、久米ヘルムスマンをはじめ、本大会には荒川タクティシャン、小林トリマーら多方面で活躍する日大ヨット部OBが脇を固めます。前回のフリートレースではひさびさのJ/24で、同クラス特有の感覚は不慣れながらも優勝し、同チームの“レース力”をみせつけました。

 スプリングカップがおこなわれた5月29、30日は、両日とも曇りから雨の肌寒いコンディション。北東の軽〜中風のなか7レースがおこなわれました。トップグループを形成するのは、前記した3チームに加えて、〈月光〉、〈リップル〉です。〈シエスタ〉はテクノーラ素材のアラミドジェノア、〈月光〉、〈リップル〉、〈祖国丸/ラル〉、〈フォックス〉はケブラー素材のアラミドジェノアを使用していました。

 辻ヘルムスマンの〈リップル〉リードで折り返した大会2日目。北東風が吹き上がる予想でしたが、マックス15ノット程度でしょうか。レース海面の荒崎沖はブローの強弱がはげしく、岸に近づくほどシフトが大きく、最終1/3レグだけで順位が大きく入れ替わるトリッキーな風となりました。

 現時点で成績が発表されていないので、ここから先は着順結果から見たバルクヘッドマガジンの感想になります。

 最終日、勢いがあったのは〈月光〉でした。前日はスタートから上マークまでに低迷してしまい、「後方から追い上げるカタチ」になってしまいましたが、頭を切り換え、スタート後のファーストタックでうまくクリアエアをとらえ、フリートをリードしていきました。慎重なコース引きも冴えて1-2-2の着順です。

 しかし、〈月光〉の勢いも〈リップル〉、〈シエスタ〉までは届かなかったようです。最終レースで〈リップル〉がみずからコースミスで順位を落としていく反面、〈シエスタ〉の淡々とした走りが印象的でした(最終成績はのちほど)。

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ヤングシエスタ。いろんなミスをしていましたが、それは黙っておくことにします。photo by Junichi Hirai

 ところで、今回の〈シエスタ〉は、平均年齢20代前半の即席メンバーであり、宮川、猿渡、今井の3名も昨年はじめてJ/24に乗ったばかり。ベテラン揃いのJ/24のなかでは、ビギナーの部類に入る選手たちです。実際に海上の動作を見ていても、同チームより上手なチームはありました。(言葉は悪いかも知れませんが)そんな彼らが、ウン10年も同クラスに乗るベテランよりなぜ速いのでしょうか? しかもアウェイで。

 彼らは日吉染業グループに勤務する会社員セーラーであり、海上練習は土日のみ。平日の仕事は、けっこうハードだと聞きます。ヨットレースに出場する場合に限り休暇を得られることもあるようですが、バルクヘッドマガジンの判断基準ではプロセーラーではありません。ISAFクラシフィケーションカテゴリーもグループ1(アマチュア)に入るのではないでしょうか。

 〈シエスタ〉がなぜ強いのか? 答えは、非常にシンプルのように思えます(その答えは、各チームで話し合ってみてください)。相模湾のJ/24は、6月に2回のフリートレース、7月ミッドサマーレガッタ、10月関東選手権と続きます。11月の全日本本番に向けて各チームとも「現状を知る」いい機会になったのではないでしょうか。

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6艇が出場したPlatuクラス。6艇も集まれば、ワンデザインレースの魅力は十分満喫できます。本大会では各チームに練習量の差を感じました。がんばれ!photo by Junichi Hirai

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KYCポイントレースIRC

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5月30日、西宮で開催されたKYCポイントレースIRCクラスの成績です。

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2010年05月30日

470女子メダルレース進出

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470級女子優勝のコンティ/ミコル(ITA)。コンティはマッチレースでも活動していましたが、これで470完全復活です。photo by Sander van der Borch

近藤・田畑 メダルレース5位、総合6位で大会を終える。
男子 原田・吉田はメダルレースに進出できず。

レポート/斉藤愛子(オリンピック特別委員会

 オランダ・デルタロイドレガッタ4日目。10時から470男子、スター、レーザーラジアル女子、49erがスタートして2レース(49erは3レース)を行い、午後から470女子、レーザーが2レース、RSX男女が1レースを行いました。夕方から早々と470男子、スター、470女子がメダルレースを行い、日本のエースの近藤・田畑組は中間トラピーズに出るコンディションの雨の中、5位でフィニッシュ。トータル6位で大会を終了しました。

 メデンブリックの1日は長いです。朝8時からチームリーダー会議が始まり、9時前から湖へ出ます。レーザーラジアルは1レーストップ艇が1時間を超える長さで、先スタートの部が終わると、第2部のクラスがでてきます。全部終了、成績を報告すると21時になりますが、今日はメダルレースが19時からで一番長い1日です。各国とも、選手より、コーチのほうが顔に疲れがでています。
 3クラスのウィナーは今日決まってしまいましたが、明日も最終レースというのが残っています。天気は、雨、風は、どうなのでしょうか。

本日の日本選手の成績
470男子 27カ国 81艇参加 本日2レース
 期待の原田・吉田組は残念ながら今日の2レースがふるわず、トータルで7位から12位に後退してしまい、(10位以内艇が進出する)メダルレースには僅かにとどきませんでした。
「もう、まったくだめでした。残念。明日、最終レースでがんばります」(原田)
「今日はうまくいきませんでした。悔しいです。まだまだ、ですね」(吉田)
と、2人ともがっかりモードでした。
 15ノット前後の風では、誰もがよく走りますから、挽回は難しいです。
 18時からメダルレースを行い、英国のエイシャー組が優勝、2位オーストラリアのベルチャー組、3位クロアチアのファンテラ組でした。11位以下の艇は明日、最終レースを行います。

12位 原田/吉田 22-9-13-2-1-10-17-7-27-(33)   108p
23位 松永/今村 11-15-1-22-4-(36)-26-19-14-28  139p
40位 市野/吉見 28-19-9-16-(DNF)-39-29-24-OCS-35  240p

470級女子 20カ国 46艇 本日2レース
 近藤・田畑組が6位でメダルレースに残り、19時過ぎから雨の中でレースをおこないました。健闘した吉迫・大熊組は僅かに届きませんでしたが、イエール大会よりも思い切りのいいレースができるようになりました。明日の11位以下の最終レースでも1番あがることを目指します。

6位 近藤/田畑 9-40-2-27-2-6-2-19-10-10 87p
12位 吉迫/大熊 19-5-7-34-7-3-26-16-17-14 114p

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岸近くでのメダルレース。冷たい雨の中、近藤5位、総合6位でした。写真提供:オリ特

レーザー級 28カ国 97艇 本日2レース
 安田のコメントです。「10ノット前後の時に、フリーでガンガン波に乗せていける人と差がついてしまいました。自分はうまく乗せられなくて、乗ったと思うとずぶずぶと止まってしまい、だめでした。少しずつ良くはなっていますけど、大きな課題です。でも、アップウインドはシルバーの中ではよくなりました」

63位 安田 23-37-35-40-(BFD)-4-16-8-14 178p
65位 イアン 30-31-28-28-19-(32)-19-32-3-17-38 188p
73位 城 35-40-(44)-33-22-11-12-37-20 150p
89位 斉藤 (BFD)-45-OCS-33-BFD-12-21-36-41 209p

レーザーラジアル級 20カ国 37艇 本日2レース
 全体の50%を目標にしているラジアル女子は、高橋香が1レース目に17位、2レース目は蛭田が17位をとりました。1レースとれたら、次は毎回、半分以上に入ることを目標にひとつずつクリアしていくことが必要です。
「ダウンウインドはガストに入ったもの勝ちなので、2レース目は後ろをよく見て、ガストを逃さないように注意したら、抜かれずにいけました」(蛭田)
「1レース目くらい吹いて(15ノット)いると風がわかりやすいのですけど、弱くなるとブローが見えなくてだめでした」(高橋香)
 
21位 蛭田 24-25-23-14-20-(33)-16-25-22-17 186p
25位 松苗 16-19-28-17-25-23-(33)-33-28-31 220p
27位 高橋 18-26-30-24-(DNF)-31-23-28-17-34 231p
30位 長谷川 23-32-26-29-(DNF)-26-27-29-27-26 245p

RS:X級男子 30カ国 88艇 本日1レース
 想定外のシルバーフリートに入った富澤は「いつもの走りだったら、絶対にトップだった!しょうがないです」と、気持ちを切り替えて、割り切ってレースをするようになりました。5位でフィニッシュ。スピードがない分、懸命にレースをしようと努力しています。それもいい訓練になるのではないでしょうか?きっと、次につながります。今日中止となったレースは取り消しとなりました。

55位 富澤 24-28-14-(29)-6-18-26-5 120 p

RS:X級女子 24カ国 52艇 本日1レース
 須長が昨日の課題に取り組んだレースをしてくれました。顔をあげて周囲をよく見るようになり、よいサイドを狙えるスタート位置に行き、集団の中で、必死にポジションをキープしてのレースでした。スタートしてからも集団の中でスピード、角度をキープすべく技術的に追い付いていないところを克服しようとがんばりました。
 ブラックフラッグで成績に残りませんでしたが、ヨーロッパへは混戦でレースをする練習にきている成果がでてきた1日だと思います。小菅もうまいレース展開を見せ10番台キープでがんばるのですが、スピードで海外勢に負けている分、徐々においていかれたレースでした。女子も1レースしかできずに、風がなくなってしまい、1レースが取り消しになりました。

24位 小菅 25-26-16-24-24-(BFD)-16-27 158p
25位 須長 10-3-35-43-27-23-28-(BFD) 169p

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きょうは混雑した風上からスタート。スピードも角度もついていけました(須長)。写真提供:オリ特

49er級 26カ国 71艇 本日3レース
 レースは中風で行われました。牧野いわく「スタートよし、アップウインドの前半もよし。マークへ寄せていく後半がだめで、スピードがもうひとつのれていません。次のレースから新しいセールにチェンジしますから、また変わってくるでしょう」。高橋は「あと、ちょっとスピードが足りない感じです」と言っています。
 牧野、高橋ともに別チームで49erの活動は長いので、混戦にも慣れているはずなのですが、艇群の中でトップスピードにもっていけないもどかしさがあるようです。

44位 牧野/高橋 15-5-11-20-(29)-29-28-7-18-18-(OCS)-22-25  227p

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歩いて渡れそうな接近戦。ジェネカー・ホイストは瞬時の判断で勝敗が決まります。写真提供:オリ特

スター級 8カ国 16艇 本日2レース
 今日はスター級がGPSを積みました。鈴木・和田組は42条をとられてペナルティーターンをしている間に3艇に抜かれてしまい、それが響いて1点差で11位に終わり、メダルレースに進出できませんでした。スターのレースエリアではほとんど全艇が42条違反をとられています。微風でゆすっているのではなく、波でルーズリグのフォアレーキしたマストが揺れるだけですが、ジュリーは違反をとりまくっており、ポーランドのマティアス組は3回目になり、DNCになってしまいました。
 「スターの大会では、こんな42条のとり方をしません」(鈴木)。ポーランドは怒ってさっさとイタリアのヨーロピアンへ行ってしまいました。「僕らも明日の4艇のレースには出ないことを決めました。艇を上架して移動の準備をします」と鈴木組の本大会は終了となりました。

11位 鈴木/和田 12-8-10-8-7-5DPI-11-13 61p

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子供がバブルの中に入って遊ぶイベント等アトラクションが大会を盛り上げています。写真提供:オリ特

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2010年05月29日

スプリングレガッタ初日

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29、30日に開催中のスプリングレガッタ(旧関東選手権)。J/24クラスに福岡から〈フォックス〉、和歌山から〈シエスタ〉ら14艇、Platuクラスは6艇が出場しています。photo by Junichi Hirai

 相模湾で開催されているJ/24、PLATU25スプリングカップ初日は、曇り雨のなか4レースがおこなわれました。下記は初日の暫定成績です。成績は公式に発表されるもので確認してください。

◎J/24クラス 参加14艇
1. リップル 1-4-6-1 12p
2. シエスタ 4-6-2-4 16p
3. オリーブ 9-3-1-9 22p
4. フォックス 3-12-3-5 23p
5. スピーディーブルー 7-5-9-3 24p
6. ラル/祖国丸 2-1-7-OCS 25p
7. だぼはぜ 8-8-5-6 27p
8. 月光 5-2-8-OCS 30
9. テンプス 6-10-14-2 32p
10. ピンクキス OCS-11-4-11 41p
11. ジェリーフィッシュ 10-13-12-7 42p
12. スリーボンド 11-9-13-10 43p
13. サラサ OCS-7-10-12 44p
14. 仰秀 12-14-11-8 45p

◎PLATUクラス 参加6艇
1. コンコード 1-1-1-2 5p
2. アバロン 4-2-2-1 9p
3. アイレイ 2-3-4-6 15p
4. アルファマジック 3-6-3-5 17p
5. フリーダム 5-4-6-3 18p
6. ビーワン 6-5-5-4 20p

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初日トップの〈リップル〉(辻ヘルム)。安定したスピードとダウンウインドのコース引きが冴えました。photo by Junichi Hirai

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Platuクラスで圧倒的強さを見せる〈コンコード〉(蝶野ヘルム)。photo by Junichi Hirai

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第4レースが終わると土砂降りの雨。5月後半とはいえ、凍える寒さでした。photo by Junichi Hirai

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帰着後、油壺ヨットハーバー2階でノースセールジャパン中村 匠選手によるセーリングクリニック(座学)がおこなわれ、みな熱心に講義を聞いていました。実技講習は6月12日に開催されます。photo by Junichi Hirai

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470原田7位、近藤8位へ

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スタート直前のRS:X女子。日本勢はスタートが課題です。写真提供:オリ特

絶好のレース日和、実力艇が上位に。
15ノットでも470女子は強し!

レポート/斉藤愛子(オリンピック特別委員会

 午前10時のスタートから、スターが2レース、49erが4レース、その他のクラスは3レースを実施しました。オランダの西に位置する低気圧からの流れで、安定した南西からの風が西、西北西、北西へと変化していく中で、15ノットプラスのレースができました。今日は470男子ゴールドフリートと470女子がGPSを積載してレースし、トラッキングでレースを見ることができました(大会サイトのトップページ右下にあります)。

 天気もよく、風もありましたが、強弱がある上にシフトもある。しかも、エリア内にはエアポケットのようにラルもあり。集団の中で、こういった要素をレースに取り入れていくのはむずかしいことです。470男子の松永も、「風がわからなかった…」とぼやいていましたし、あがってくる選手が口をそろえて「わからない…」の連発でした。しかしながら、昨日の微風と例の虫の恐怖を思えば、よいコンディションでの3レースだったといえます。

 明日は各クラス2レース(49erは3レース)を予定しています。470男女、スターは2レース後、夕方からメダルレースで、18時から470男子、18時40分からスター、19時20分から470女子を予定しています。GPSトラッキングでインターネット中継されますので、ぜひご覧ください。

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第7レース。スタートで集団にもまれたものの2位まで浮上した近藤/田畑。写真提供:オリ特

本日の日本選手の成績
470男子 27カ国 81艇参加 本日3レース
 3レースを行い、最初の第6レースは10〜12ノット、残り2レースは15ノットプラスのコンディションでした。
「今日はだめでした。風のとり方が中途半端でした。今思えば、あのタイミングでタックだったと思う場面がいくつもあります。でも、ほんとにわかりにくかったです」(松永)
「1本はOKで7位でしたけど、後はだめですね。イギリスのルーク(ワールド2位のライバル)がじりじり10位にきました。彼ら、粘り強いですよ」(原田)
 いまいち、今日の風をつかみきれなかった470男子勢でした。
 
7位 原田/吉田 (22)-9-13-2-1-10-17-7 59p
21位 松永/今村 11-15-1-22-4-(36)-26-19 97p
40位 市野/吉見 28-19-9-16-(DNF)-39-29-24 164p

470級女子 20カ国 46艇 本日3レース
 午後からのレースも風が安定するわけではなく、難しいレースでした。
「1レースは良かったけど、2レース目は2上へ行く途中、エリア真中でラルに入ってしまい、両側からいかれてしまいました。イタリアが速かった」(吉迫)
「右がいいわけでもなく、左がいいわけでもなく。3レース目はうまくつかめませんでした」(田畑)
 近藤組が8位に上昇、吉迫組が12位に後退しましたが、2艇ともにメダルレースへ進む可能性があります。明日の2レースに期待します。

8位 近藤/田畑 9-40-2-27-2-6-2-19 67p
12位 吉迫/大熊 19-5-7-34-7-3-26-16 83p

レーザー級 28カ国 97艇 本日3レース
 飯島コーチのレポートです。「今日からシルバーフリートでのレースになり、スタートが楽になったせいか、日本チームは全員がんばりました。安田は最初のレースで5位を走りましたがBFDで失格。2レース目は4位をとり雪辱しました。イアンが最後のレースで3位に入り、城も11位、12位と、シルバーフリートの中で上位を走れるようになりました。転戦の中で、まず、シルバーで確実に上位を走るようになれば、ゴールドフリートに残れる力がついていきます」
 
63位 ホール・イアン 30-31-28-28-19-(32)-19-32-3 139p
68位 城 35-40-(44)-33-22-11-12 150p
71位 安田 23-37-35-40-(BFD)-4-16 156p
87位 斉藤 (BFD)-45-OCS-33-BFD-12-21 209p

レーザーラジアル級 20カ国 37艇 本日3レース
 1レースは10-12ノット、2レースは13〜18ノットの強弱ある海面でのレースでした。3レースを通してガストが入るたびに右へゆっくり軸がシフトしていき、230度、245度、270度のレースでした。この風になると日本選手はスピードからしてついていけなくなりますが、蛭田は、ダウンウインドでも順位をキープできるようになり、第7レースでは16位に入りました。トップ艇が1時間2分かかるレースを3回やりましたから、高橋は「ハイクアウトがきつかったぁ」と、フィニッシュ後はぐったりでした。
 
23位 蛭田 24-25-23-14-20-(33)-16-25 147p
25位 松苗 16-19-28-17-25-23-(33)-33 161p
28位 高橋 18-26-30-24-(DNF)-31-23-28 180p
31位 長谷川 23-32-26-29-(DNF)-26-27-29 192p

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競り合いのレースでしか得られないものを蛭田はつかみつつあります。写真提供:オリ特

RS:X級男子 30カ国 88艇 本日3レース
 納得のいく走りができないせいか、富澤は元気なく、暗い表情です。総合57位に後退です。3レースを終えて、無言のまま、さっさと帰りました。
  
57位 富澤 24-28-14-29-6‐18-26 115p

RS:X級女子 24カ国 52艇 本日3レース
 須長は、右有利な海面でもスタートで下から出てしまい、その後の展開につながりません。
「スタートで苦戦しています。普段一人で練習しているので大勢がポジションキープする風上へ入っていけません。つい、下からいってしまいます」(須長)
 小菅は風上で必死に位置取りしていいスタートから6位でフィニッシュラインを横切りましたが、残念ながらBFDでした。

24位 須長 10-3-35-43-27-24-28 127p
25位 小菅 25-27-16-24-24-BFD-16 132p

49er級 26カ国 71艇 本日4レース
  49erは上位25艇がゴールドフリート、残りの46艇がシルバーフリートでレースをしています。
「今日は風が強かったし、コースも長かったのでスピード競争でした。遅くもなく速くもないです。1回7位をとれましたが、後はイマイチでした。沈はしていません」(牧野)
 49erは明日3レース、最終日に1レースを予定しています。

39位 牧野/高橋 15-5-11-20-(29)-29-28-7-18-18 151p

スター級 8カ国 16艇 本日2レース
 いつもの鈴木らしさができてきました。
「昨日までのレースは風が弱い中、無理やりやられた感じでしたけど、今日は風もよく、レースらしくなりました。やっと、普通になってきました」(鈴木)
 今回は6エリアでレースをしていますが、鈴木組はレース終了後に49erのレースエリアを通過したというジュリーからの抗議でペナルティー1点をくらいました。でも、全員がペナルティーなので、成績に影響はありません。
 
9位 鈴木/和田 (12)-8-10-8-7-5 38p

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強風デルタロイド470写真

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大会3日目は前日の微風とはうってかわり、北西20ノットが吹いたメデンブリック。写真左は初遠征ながらゴールドフリートに進出した市野/吉見です。最新の成績はこちら。photo by Sander van der Borch

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photo by Sander van der Borch

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photo by Sander van der Borch

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photo by Sander van der Borch

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photo by Sander van der Borch

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2010年05月28日

メデンブリックの長い一日

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長い風待ちで17時に出艇して20時までレース。写真は20時半の夕日に浮かメデンブリックの街並みです。写真提供:オリ特

微風デルタロイド。470級男子は全員ゴールドフリートへ
レポート/斉藤愛子(オリンピック特別委員会

 第2日は東の微風で午前10時にスタートし、午前のクラス(470男子、スター、レーザーラジアル女子、49er)は2レースを行ったところで風がなくなり陸へ戻りました。午後からスタート予定のクラス(RS:X男女、470女子、レーザー)は17時まで陸で待機、APが降りてエリアへ向かい、20時まで2レースを行いました。当地オランダ・メデンブリックでは日没が22時近いので、この時間帯でもレースを平気でやります。

 予選のあった470男子、レーザー、49erは今日で5レース以上を消化したため、明日からは決勝のゴールド・シルバー(2グループ)に分かれます。

 今日は3レースの予定が2レースしかできていませんが、明日以降、どこかで帳尻合わせをして、全11レースを実施します。 天候ですが、19時を過ぎた頃から黒い雲が周辺を囲むように発生しました。明日はスコットランドの東側にある低気圧の影響で、西からの風が次第に強まる予報です。今日とはうってかわって、メデンブリック本来の強風が期待され、トップチームが直接対決する決勝フリートが始まります。

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オランダではポピュラーな本部船。上マークのコンパスコースが83度と記載されていました。写真提供:オリ特

本日の日本選手の成績
◎470男子 27カ国 81艇参加 本日2レース 
 原田・吉田組が微風で本領発揮し、1-2で総合9位にジャンプアップしました。「プラン通りのレースができて、今日は一番の出来です。微風は学連でばっちりですから。メダルレース圏内にあがってくることができました」(原田)
 松永・今村組も第5レースでは最後のリーチングで8位から4位まであがり、要所で光る走りができました。総合12位です。市野・吉見組は後半のグループでフィニッシュ前に風がなくなり、DNFとなりました。「フィニッシュの旗は降りていなかったけど、時間が間に合わなかったのかな」(飯島コーチ)
 明日から決勝フリートに分かれますが、日本の3艇はゴールドフリートに残りました。

9位 原田/吉田 (22)-9-13-2-1 25p
12位 松永/今村 11-15-1-(22)-4 30p
36位 市野/吉見 28-19-9-16-(DNF) 72p

◎470級女子 20カ国 46艇 本日2レース
 難しいレースでした。吉迫・大熊組は総合5位をキープしました。「1レース目は失敗しました。風のない場所に入って抜け出せなくなってしまいました。2レース目は大丈夫でしたけど、風が不安定な時はわかりにくかったです」(大熊)
 近藤・田畑組も1レース目は苦戦しましたが、2レース目は2位でフィニッシュ。両組ともトップ10に入りました。終わってハーバーに戻ったらもう21時。明るいのが不思議で、ちょっと慣れません。

5位 吉迫/大熊 19-5-7-34-7 38p
9位 近藤/田畑 9-40-2-27-2 40p

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19時過ぎてからのスタート。しかも難しい風で470女子は大混戦。写真提供:オリ特

◎レーザー級 28カ国 97艇 本日1レース
 レーザーのスタートは良かったのですが、スピードとレース展開にはついていけませんでした。4レースを終了で明日から決勝フリートになります。残念ながら、全員シルバーフリートになりました。

62位 イアン 30-31-28-28 117p
72位 安田 23-37-35-40 135p
83位 城 35-40-44-33 145p
96位 斉藤 BFD-45-39-32 175p

◎レーザーラジアル級 20カ国 37艇 本日2レース
 微風が苦手という蛭田が、落ち着いて走らせて、2レースとも10番台を走りがんばりました。第5レースは途中で無風になった時に、右サイドにいて風のない場所を長く走らざるをえなくなり、順位を落としましたが、それでもあせらず我慢して走れるようになりました。「風がなくなると、虫が現れて、もう、嫌です。顔を振らないと目と口の周りに虫がたかってしまうし、振るとボートが揺れるし……」(蛭田)
 メデンブリックでは風がなくなると水から虫が飛んできて、口を開くと食べてしまうし、レースに集中するのも大変でした。第5レースはトップ艇がフィニッシュしてから無風になってしまったため、高橋香、長谷川はタイムリミットにかかってしまいました。

22位 松苗 16-19-(28)-17-25 77ps
23位 蛭田 24-(25)-23-14-20 81p
29位 高橋 18-26-30-24-(DNF) 98p
32位 長谷川 23-32-26-29-(DNF) 110ps

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ラジアル女子のスタートは隙間がありません。写真提供:オリ特

◎RS:X級男子 30カ国 88艇 本日1レース
 18時近くに出艇して風が落ちてしまったために1レースしかできませんでしたが、今日で予選が終了しました。富澤は残念ながらシルバーフリートです。「RS:Xになってからは、初めてのシルバー落ちで、正直がっかりです。今日は微風だから、漕ぎのレースだと楽しみに出ていったんですが、7レガッタ目のセールのせいか、漕いでもリーチがすっこ抜けてしまう感じで、いつものように前に出ることができませんでした。道具のせいにしてはいけないのですが、やっぱり、セールが古いのではないかと思います。今回は仕方がないです。次の大会からはニューセールですし」(富澤)
 
48位 富澤 24-28-14-29 95ps

◎RS:X級女子 24カ国 52艇 本日1レース
 サポートしている宮野コーチのコメントです。「スタートは良かったのですが、不利なサイドでレース展開してしまい、上位に上がることができませんでした。須長は微風でのレースの組み立てがいまひとつうまくできず、もったいないレースをしてしまいました。吹きでの走りがよくなってきただけに、微風ももう1段階上を目指していかなければなりません。小菅は久々の大きな大会なので、レース勘が戻っていないところがあります」

22位 須長 10-3-35-43 91ps
24位 小菅 25-26-16-24 91ps

◎49er級 26カ国 71艇 本日2レース
 今日の微風は49erにとっても苦しい風でした。1グループは午前に2レース、1グループは朝と夕方に1レースずつ実施する結果となりました。牧野・高橋組は午前で2レースでしたが、「コースは超短め。風は微風。スタートはバッチリ。中盤までは良かったのに、最後にのばしきらなかったので、駄目でした」(牧野)。目標のゴールドフリートには届きませんでしたが、確実に速くなっています。

38位 牧野/高橋 15-5-11-20-29-29 80p

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大混戦の上マーク。写真提供:オリ特

◎スター級 8カ国 16艇 本日2レース
 「鈴木、和田組は国内でスターのレースがないため、レース勘が戻るまで少し時間が必要な感じです。弱い風でスキッパーが中、クルーが風下デッキに座るような風域では、いまひとつペースがつかめていなかったようです。レースをすることがいい練習になると思います」(中村ナショナルコーチ)。スターは久々の微風レースで、風をうまくひろえていませんでした。中村コーチが言うように、慣れていくしかないのかもしれません。あせらず、じっくり。です。

11位 鈴木/和田 12-8-11-13 39p

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プールヘリ420、OP選考

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日本がGWの頃、イギリス・プールヘリでは420、OPの選考がおこなわれました。ケンイチは運営スタッフとして参加。イギリスのジュニア、ユースセーラーの熾烈な戦いを肌で感じてきました(BHM編集部)。

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『420級、OP級セレクション 大会2日目』

文・写真/中村健一

5月3日
 今日は、朝から18〜30ノットの北風で420級、OP級共に3レースが行われました。420級は今日が最終日で、これまでにウェイマスで3週にわたって17レースを消化しており、今日を含めた3レース合計20レースでナショナルチームが決定しました。優勝は2位を大きく引き離し、ダントツで優勝しています。

 写真がないのが残念ですが、72艇の予選に始まり、週ごとに臨みのないチームが離脱し、ここプールヘリは36艇になっていました。それにしてもレベルの高いレースをしていました。30ノットの風の中、男女全てのチームがアビーム、ダウンウインドでスピンを展開し、熾烈なパンピングとポジション争いをしているのには驚きました。

 特に今回優勝チームのボートバランスが安定していたのと、クルーの身長が187pと長身で力強い走りが印象的でした。彼らのボートは、自分たちにフィットさせたレイアウトになっていました。

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写真は420級優勝チームのデッキレイアウト。かなりフィッティングされています

 OP級は陸よりのエリアでのレースで、40度の激しいシフトの中、上手く読み切った選手が上位に上がってきています。また、これまでのレースは420級と同じくウェイマスで9レース行われていたたようで、ウェイマスは風が弱く微風シリーズであったため、今回のレースでかなり上位が入れ替わっています。

 OP級は各クラブの代表が集結、400艇で予選を行い(4グループ分けでレースを行うらしい)上位78艇がウェイマスからの決勝シリーズに参加できるようで、今日あまり走らなかった子たちが、フィニッシュ後泣いているのを見てレースにかける気持ちの大きさを改めて感じました。それぞれの親、コーチが慰めている光景は「日本も同じだな」と感じました。

 私がお世話になっているプラスメナイのアランさんは、GBRのOP級ナショナルコーチで、毎日色々な情報を教えてくださり、大変いい勉強をさせてもらっています。また、レース委員長もロンドンオリンピックでは運営をするらしく、運営に関してもいい勉強をさせてもらっています。

 プールヘリのヨットクラブでは、今年さまざまな全日本大会と、世界選手権、GBRナショナルチームの合宿があるそうで、クラブのボスのボブさんに「ぜひレース運営や合宿に参加してください」と誘われました。できるだけ参加しようと思っています。

 OP級はあと1日。熱い最終日になりそうです。

◎ケンイチ通信(1)連載開始!(筆者紹介等)
◎ケンイチ通信(2)小学生プログラム
◎ケンイチ通信(3)オーバーナイトセーリング終了

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2010春インカレ総括(4)

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参考:西日本インカレ・470級成績

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参考:西日本インカレ・スナイプ級成績

九州・中国・四国水域
 中国・四国・九州勢をあつめて福岡・小戸で行われた西日本インカレ(同ヨットウィーク併催)では、メイレガッタと同じく学生と社会人の差、および学生間の470では、日本経済大(元・第一経済大〜前・福岡経済大)の圧倒的な強さが目立った。西日本インカレの方は4〜6番艇に任せ、それでも福岡大以下に大差で圧勝。

 インカレ本番ではレギュラー起用が予想される3艇のスキッパー飯束潮吹(4年・福岡第一)、岡賢志(4年・高松工芸)、土居一斗(福岡第一/IHチャンプ/新人)は学生を相手とせず、果敢に社会人にチャレンジした。さすがにナショナルチーム1艇と五輪キャンペーン中の2艇には敗れたが、難なくそれらに次ぐ4〜6位に位置し、学生陣には格の違いをみせつけた。

 スナイプでは福岡大が鹿屋体以下を下して優勝したが、3艇揃ってエントリーできたのが3水域合計で4大学のみ、というさびしさ。また、名門・福岡大ヨット部にして、関東並みの部員数に減少したのは何とも驚きである。社会人との比較でも、福岡大・九冨艇(ヨットウィーク6位)を除くと上位を独占され、近畿北陸水域のメイレガッタ同様に「社会人と学生の格差」は感じざるを得ない。

春インカレ全国総合ランキング
 北海道、東北、中部水域は観戦する機会も情報を貰う機会もないので不明だが、以上から春季時点でのランキングを勝手に付けさせて頂く。

◎470級
 豊富な選手層に優秀な指導者がつく日本経済大の首位は不動とおもわれるが、過去2年連続で最終レースで逆転されて涙を飲んだ関西学院も、有望新人の西尾駿作が470スキッパーとして乗込んで慣れてくれば2位の位置は固そう。3〜5位は混戦も、関東インカレの結果を重視した。

1位 日本経済大(前・福岡経済大、元・第一経済大)
2位 関西学院大学
3位 慶應義塾大学
4位 早稲田大学
5位 関西大学
6位 日本大学

◎スナイプ級
 こちらは、470とは異なり、1〜9位くらいまでがほとんど差のない大混戦と思える。今年の各水域・定期戦の特徴は、470では大差がつくが、スナイプは比較的僅差の勝負が多かったことがそれを裏づけている。名前を上げられなかったが、6位候補には国立の金沢大を考えた。また、最後に迷った末、定期戦での結果を尊重して、関西学院大と関西大を6位以内から外したが、ランキング入りしたチームとほとんど差がないばかりか、両校とも本文にも書いたように、持ち駒は豊富なので、今後の仕分けと鍛錬のやり方次第では一気の上位進出も充分にありえよう。

1位 慶應義塾大学
2位 早稲田大学
3位 福岡大学
4位 明治大学
5位 中央大学
6位 立命館大学

◎総合
 3年前の予選落ちから、一昨年6位、昨年2位、そして、この春は関東完全制覇、と勢いのある慶應を上位とした。敗れたとはいえ僅差でもあり、3連覇が大目標の早稲田ももちろん有力だ。そして、今年もその2校に遜色のない戦力を持つのが関西学院。以上を3強と評価する。4位以下は混戦模様だが、選手層の厚さや選手の潜在能力を重視しての順位付けとした。

1位 慶応義塾大学
2位 早稲田大学
3位 関西学院大学
4位 関西大学
5位 日本大学
6位 中央大学

以上
秋に向け、選手各位の精進と健闘を祈る(文/外道無量院)。

2010春インカレ総括(1)関東水域
2010春インカレ総括(2)関西水域
2010春インカレ総括(3)近畿・北陸水域

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2010年05月27日

NT参戦デルタロイド開幕

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手前JPNは松永/今村。きれいなスタートです。第3Rではトップフィニッシュを決めました。photo by Sander van der Borch

デルタロイドいよいよ開幕。470級男女、順調に発進!
レポート/斉藤愛子(オリンピック特別委員会

 ISAFセーリングワールドカップ第5戦・デルタロイドレガッタ初日は、午前11時から前半クラス(470男子、レーザーラジアル女子、スター、49er)がスタートし、3レースを行いました。南から前線が接近してきた影響で、午後から天気は下り坂になり、14時過ぎからスタートした後半クラス(470女子、RS:X男女、レーザー男子)は、白波が出始める強風の中で3レースを行いました。

 オランダはウォータースポーツの盛んな国で、保険会社のデルタロイドは船舶、セーリングボート、他水上スポーツに関わる保険を取り扱っている会社です。オランダ国内の大会のサポートから、オリンピックチームの支援まで、数多くのセーリングイベントに関わり、同時に保険サービスを充実させているオランダ大手の会社です。メデンブリックの大会は過去にミネラルウォーターのスパレガッタとして名前が定着していましたが、デルタロイドになってから3回目の大会となります。

 6海面に10クラスで、時間差でレースを実施しています。470男子が11時から3レース、女子は後からでてきて、男子の最終がスタートした後に同じエリアで引き続き、3レースを行います。選手は自分のクラスだけで陸へ戻りますが、アビームチームの小松一憲コーチは男子を見た後に女子を見ますから、1日中海へ出ていることになります。「メデンブリックはいつもそうだから……。朝から夕方か夜までずっとコーチボートに乗っています」(小松)。

 中村健次ナショナルコーチは、まずスターのサポートに向かい、終わると他のクラスへ行きます。飯島洋一コーチは、朝470男子のサポートに行き、午後からレーザーと、関一人コーチは49erとRSXの掛け持ちになります。日本チームは7種目18艇を8艇のコーチボートでサポートしています。

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女子マッチレースは新艇エリオットが登場。本大会にはワールドカップ初参戦となる中国チームが出場しています。photo by Sander van der Borch

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開催地はオランダ・メデンブリックです。photo by Delta Lloyd Regatta

大会初日の日本選手の成績
◎470級男子 25カ国 78艇参加 本日3レース
 第3レースで松永・今村組がトップフィニッシュを飾りました。「ヨーロッパへ来てから3戦目なので、大分慣れました。艇がぶつかっても、あ、ぶつかった程度で、驚かなくなりました。冷静に対応できるようになったと思います」(今村)と、新チームの松永組はいいペースになってきたようです。
「原田組は少し風の読みが外れたところもあったけど、相変わらずのレース勝負をやっているから特に問題なし。市野組はスタートでもうひとがんばりほしい」(中村)

12位 松永鉄也/今村公彦(スリーボンド)11-15-1 27p
24位 原田龍之介/吉田雄悟(アビームコンサルティング)22-9-13 44p
38位 市野直毅/吉見亮平(ケアマネジメント/栄和)28-19-9 56p

◎470級女子 20カ国 43艇 本日3レース
 吹きの3レースとなりました。吉迫・大熊組は思い切りがよくなってきて、先に風をとりに行くレース展開が見え出しました。「1上が悪いので何とかしたいです」(吉迫)。近藤・田畑組は、第2レースの1レグでポートスターボードのケースでスペインから抗議されてペナルティーターンをし、大きく遅れてしまい、それを取り返せずに終わりました。
 第3レースはダントツだったのですが「ダウンウインドで後続艇有利のブローで抜かれて2位に落ちてしまいました。こういう時はどうしたらいいのでしょう?」との近藤の問いに中村コーチは「逆に、君たちもよく同じような条件下で前の艇を抜くことがあるじゃないか。どうしようもない時もヨットレースにはある!」とアドバイスしました。強風番長のオランダに迫るスピードを見せる日本の470女子は2艇とも元気です。

5位 吉迫由香/大熊典子(ベネッセコーポレーション) 19-5-7 31p
11位 近藤 愛/田畑和歌子(アビームコンサルティング) 9-36-2 44p

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初日5位につけたベネッセチーム。写真提供:オリ特

◎レーザー級 28カ国 97艇 本日3レース
 第3レースで安田が1上マークを15位で回る走りを見せました。吹きの中で1レースをまとめるところまではいきませんが、部分的に光る走りがでてきたのは良いことです。とにかく、50%をクリアすることが最初の課題です。3レース終了で19時を回る長い1日でした。

61位 ホール・イアン(フリー) 30-31-28 89p
66位 安田真之助(鹿屋体育大学 在学) 23-37-35 95p
85位 城 航太(エスピーネットワーク) 35-40-44 119p
95位 斉藤大輔(秋田県セーリング連盟) BFD-45-39 133p

◎レーザーラジアル級 20カ国 37艇 本日3レース
 世界選手権の参加権利をとった松苗が、「世界選手権の前にヨーロッパでレーザーラジアルの洗礼を受けてこい」と地元のコーチに後押しされて参加しています。6〜8ノットの得意なコンディションで、最初のマークを9位で回るデビュー戦となりました。参加4名ともスタートがうまく出られれば1上マークまで頑張れるのですが、ダウンウィンドで苦戦しており、弱い風の中の巧妙なパンピングができずに遅れています。レーザーもラジアルもエストニアのタリンで開催されるヨーロッパ選手権の日程が近いことから、今回は参加を見合わせるトップ選手が多かったようで、特にラジアルは1グループでのレースとなっています。

20位 松苗 幸希(北海道セーリング連盟) 16-19-28 63p
26位 蛭田 香名子(豊田自動織機) 24-25-23 72p
27位 高橋 香(福島県セーリング連盟) 18-26-30 74p
31位 長谷川 哲子(豊田自動織機) 23-32-26 81p

◎RS:X級男子 25カ国 86艇 本日3レース
 富澤のセールは古いのでしょうか?「リーチがしっかり入る感じがしません。1線からスタートしても、スピードも角度もついていけないです」(富澤)。一生懸命にレースするしかないのでしょうか。本人は「コースは見えている」と言っていますが、吹きの中で本来の走りができずに苦戦しています。中村コーチ曰く「ガルダの時から状況はいっしょ。セールや道具のせいなのかい?」

44位 富澤 慎(関東自動車工業)24-28-13 65p

◎RS:X級女子 21カ国 45艇 本日3レース
 須長が第2レースを下一番でスタートし、1上から上位で走りました。フィニッシュ4位はうれしいレースでした。海外勢とはまだスピード差があるものの、「細かいミスをなくしていけば、もっと上の順位をキープできると思います」(宮野コーチ)

15位 須長 由季(ミキハウス)10-3-33 46p
21位 小菅 寧子(新潟県セーリング連盟、J-Will Partners)25-24-15 64p

◎49er級 27カ国 71艇 本日4レース
 4レースを行った49erは予選2グル―プで、上位25艇だけが決勝でゴールドフリートに進みます。牧野・高橋組は健闘しています。「イタリア・ガルダ大会でセッティングを変えてから海外選手と遜色ない走りが出来てきました」(関)
「今日はスピードでも上位に負けていませんでしたが、細かいミスで成績がばらついてしまいました。2レース目は5位でフィニッシュできましたし、他のレースもシングルで走れていました。明日もがんばって、ゴールドフリートを目標にします」(高橋)

24位 牧野幸雄/高橋賢次(関東自動車工業) 15-5-11-20 31p

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背景には風車や歴史ある建物。オランダらしい景色が広がります。photo by Sander van der Borch

◎スター級 8カ国 16艇 本日2レース
 直後にヨーロッパ選手権(6月6日〜)がイタリアであることから、スター級も少数フリートです。鈴木・和田組は出遅れました。しかしながら、ワールドチャンピオンのマティアス選手(ポーランド)から、「クニオはスピードがある。ここで調整してイタリアへ行くのはちょうどいい、レースに慣れたらいいね」。マティアス自身も「ここは少数だけどいい練習だ」と語っていました。

11位 鈴木國央/和田大地(和歌山セーリングクラブ/日吉染業) 12-8 20p

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日本を代表する重量コンビ、鈴木/和田。写真提供:オリ特

 明日は10時からレースです。3レースないし、2レースを予定しています。

◎DELTA LLOYD REGATTA 2010
http://www.deltalloydregatta.org/


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2010春インカレ総括(3)

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参考:メイレガッタ・470級成績

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参考:メイレガッタ・スナイプ級成績

近畿・北陸水域
 琵琶湖・柳ケ崎では、近畿北陸水域の学連加盟校にOB、社会人セーラーが加わった形でメイレガッタが開催された。470は、同水域出身のOB主体の社会人セーラーも出場するなか、2位中岡(主将・北嵯峨)/西井(同志社国際)組、6位奈良(別府青山・新人=父は近畿大OBで、五輪を目指した470乗り)/立石(高松西)組という同志社の2艇がシングル入り。3艇目の豊田(別府青山・新人女子)/東野(大阪国際大大和田)組が16位でも学生間の比較では他大を大きく引き離した。

 ただ、社会人セーラーとはいえ、後述する西日本ヨットウィークのように五輪キャンペーン等の本格的な活動をしているチームの参加はなく、国体強化チームが数艇の参加。メンバーを見渡すと、実際には学生で歯が立たないとまではいかず、前述の新人スキッパーに簡単にひねられた事もあって、現役学生全体に物足りない印象は強い。

 昨年の全日本に両クラス揃って出場した余勢をかって、470・9艇、スナイプ・7艇と大挙して出場してきた金沢大が両クラスで現役上位3艇の合計点で立命館を上回る計算の結果となった。もっとも、初日は出ていない艇が結構の数あるなど、立命館の「真剣度」に疑問はあるのだが……。

 一方、スナイプは全日本選手権でも上位に名を連ねる社会人有力セーラーの出場が多数あり、当然のように470以上に社会人セーラーが上位を独占した。わずかに食い込んだ学生チームは470からコンバート間もない同志社・西村(2年・中村三陽)/岡本(2年・同志社国際)組6位と、金沢大・久保(4年・須坂)/阪井(4年・玉島)組8位という軽量女子クルーを乗せた2艇。以下を拾っても10位同志社・北野(4年・清風)/杉原組、15位立命館・曽和(3年・中村三陽)/永井組といった程度だ。

 5月22、23日に琵琶湖・柳ケ崎で行われた関関同立(関大・関学・同志社・立命館)定期戦では、アウェーながら関西学院が総合大差で圧勝(470・1位、スナイプ2位)。春季インカレに比較すると、だいぶ仕分けを進めてきたようだ。総合2位にも同じくアウェーの関西大が位置した。こちらは、まだ、仕分け前のようではある。

 両クラスで各12レースも行われたということから、琵琶湖にしては風に恵まれたと推測できるが、それにしても、地元有利な琵琶湖開催で、同志社、立命館という地元勢が揃って下位とはこの定期戦が始まって以来のできごとかもしれない。

 以上から、現段階での「関西水域>近北水域」という勢力図は決定的か?(文/外道無量院)。

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参考:関関同立戦・470級成績

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参考:関関同立戦・スナイプ級成績

2010春インカレ総括(1) 関東水域
2010春インカレ総括(2) 関西水域

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風吹かず中止。大分南風杯

無風で中止に。
第1回むさし南風杯ヨットレース

文・写真/南風杯ヨットレース実行委員会

 22日は前哨戦としてサンセットレースを実施。9艇にて足慣らしをしました。そして18:30より大分空港3階にあるスカイレストランにおいてセーラーズパーティーが行われました。ハワイアンの生バンドにフラダンスを鑑賞しながらの楽しいパーティーになりました。

 さて、第1回むさし南風杯ヨットレースの本レース(23日)は、22艇登録のうち17艇が出港しました。全国的に悪天候の中、第1レースが開始されましたが、海上無風のため途中中断。天候の回復が見込めないとの判断からノーレースとなりました。大変残念でした。そして賞品は次回に持ち越しになりました。

 今年11月6、7日には第2回むさしオータムレガッタをウィンドサーフィンの大会(梅園カップ)と同時開催で行います。お楽しみに!

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前日のパーティーの様子。レース本番は風吹かず。次回に期待です

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2010年05月26日

原田吉田インタビュー後編

 昨年バルクヘッドマガジン主催のセーラー・オブ・ザ・イヤー(別名:ヨット馬鹿オブザイヤー)を獲得した原田龍之介選手、吉田雄吾選手のインタビューの続きです。彼らを含めた日本ナショナルチームは、本日よりはじまるデルタロイドレガッタ(オランダ)に出場します。がんばれ!(バルクヘッドマガジン編集部)

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BHM編集部:2009年は、ロサンゼルスからハワイまで2225マイルを走るトランスパックにも出場しました。オフショアレースは、はじめての体験だったけれど、どんな感想でしたか?

原田:計器のデータを使うセーリングがとても新鮮でした。戦っている相手は見えません。1日1回のロールコールでライバル艇のポジションを確認して。いつもとまったく違うヨットレースが新鮮に感じました。ハワイの手前で風が弱くなった隙に、後続艇に追いつかれしまい順位をさげましたが、とても貴重な経験でした。直後の世界選手権で3位になれたことを考えると、確実にトランスパックでの経験がディンギーに生かされてると思います。

BHM:アビームチームは、冬の期間、毎年恒例の沖縄座間味合宿をおこなっていますね。今回は昨年12月に10日、1月に20日合宿したと聞きました。座間味でのトレーニング内容を聞かせてください?

吉田:座間味は毎日とにかく吹いているから、たのしいですよ(笑)。今回の合宿では、1レグ15分の上下レースを104本やって、スピンポール1本、ブーム1本、船の補強2カ所が壊れました。セールは破けたら交換、交換。陸に戻ってから修理します。104本のうちレース形式で90回、近藤/田畑組と対戦して、成績は63勝27敗でした。

BHM:アビームチームの練習量は、世界一じゃないかと思います。でも、正直にいって、しんどくない? 以前に近藤選手と話していて「レース期間中はものすごくラク。いつもの練習がたいへんだから」と言っていたのを覚えてます。

原田:いまはもう慣れましたけれど、最初は全然ついていけませんでした。体力がなかったんです。はじめて欧州遠征に出た2008年は本当にきつかった。ぼくたちは、日本にいるときも海外遠征中も、毎日の生活時間を決めていて、6時半起床、1時間散歩、8時朝食、9時に家(宿)を出て、10時前に海に出るというパターンです。これは、すばやく時差を解消するためでもあります。

BHM:ところで、アビームチームの場合、レース中、ふたりの役割分担はどうなっていますか?

吉田:アップウインドのコースはクルー、ダウンウインドはスキッパーですね。クローズを走っているとスキッパーよりクルーの方がまわりをよく見えるし、展開がよくわかる。“クルーがボートをコントロールする”という感覚でいます。スキッパーと会話が多いときは、結果的に船がよく走っている時。会話が少ない時は、悪い結果になることが多いですね。

BHM:これはあくまで個人的な意見だけれども、2009年の遠征以降、大きく変化したように思えます。これは成績を言っているのではなくて、1本の強い意志があるというか、謙虚だけれど頑固さがあるというか。そんなことを感じることがあります。

吉田:よく言われるほど、自分たちは上手いわけじゃないんです。国内ではいまのところ勝たせてもらっていますが、海外レースに出たらコテンパンにやられる。目標はオリンピックの金メダルです。そのためには、やらなければならないことが山ほどあります。だから国内では1度でも負けてはいけない、という気持ちでいます。

原田:2010年は本当の力が問われる年になると思っています。昨年は、1レース1レースが勝負のつもりで戦っていました。いままで国際大会のシリーズレースで優勝に絡むことがなかったから、戦い方が分からない部分もあったと思います。今年は世界ランキング10位以内に入りたい。「勝ってあたり前」。そんな圧倒的な強さを身につけたいです。

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原田龍之介 Harada Ryunosuke(写真左)
1985年5月6日生まれ。長崎県長崎市出身。父親の影響で小学5年でセーリングを始める。長崎ジュニアヨットクラブ1期生。中学では陸上部で活躍。海星高校ヨット部でFJ級、シングルハンド、420級に乗る。早稲田大ヨット部へ進み、ヨット部主将として活躍。2008年アビームコンサルティング入社。

吉田雄吾 Yoshida Yugo
1983年11月11日生まれ。佐賀県唐津市出身。小学でサッカー、中学で軟式テニス、唐津西高でヨット部へ。年間330日セーリングに明け暮れる。法政大ヨット部卒業後、川田貴章と北京五輪活動を開始。大学でドイツ留学経験あり。趣味は自転車。2008年アビームコンサルティング入社。

◎原田/吉田 これまでの戦歴
2007年
11. 広島・ナショナルチーム選考 原田6位、吉田10位
2008年
1. セールメルボルン 26位
4. イエールSOF 29位
5. デルタロイドレガッタ 16位
6. ヨーロッパ選手権 31位
6. キールウィーク 28位
8. 北京五輪セーリングパートナー
10. 大島一周チャレンジ
11. 琵琶湖・全日本選手権 1位
2009年
2. 和歌山・ナショナルチーム選考1位
4. プリンセスソフィア 21位
4. スプリングカップ 4位
4. イエールSOF 5位
5. オリンピックガルダ 5位
5. デルタロイドレガッタ 9位
6. ヨーロッパ選手権 1位
7. ロス〜ハワイ トランスパック出場
8. 470世界選手権 3位
9. セールフォーゴールド 13位
10. 江の島・オリンピックウィーク 1位
11. 小戸・全日本選手権 1位
2010年
2. 鹿屋・ナショナルチーム選考レース 1位
3. プリンセスソフィア 11位
4. スプリングカップ 6位
4. イエールSOF 5位
5. オリンピックガルダ 10位

バルクヘッドマガジン・原田/吉田インタビュー前編

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2010春インカレ総括(2)

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参考:関西学生春季インカレ・470級成績

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参考:関西学生春季インカレ・スナイプ級成績

関西水域
 昨年、全日本インカレ直前に、総合優勝に一番近いと評価した関西水域の2強、関西学院大と関西大の参加した関西インカレは、関東とは異なり春季は個人選手権。両クラスで、関西学院の両エース、小栗拓也(470・主将・中村三陽)と増川美帆(スナイプ2連覇・女子主将・博多女子)という既成勢力が順当に優勝した。

 参加艇は470・50艇、スナイプ・52艇と賑わったが、2位以下の上位シングル勢もスナイプ3位の土井航平(4年・神戸大学/広島ジュニア〜広島県ユース)を除くと、両クラスのすべてを関関の選手で独占。まったく驚くほどの2強寡占状態だ。

 関西学院はエースの市野直毅(セラヴィST)ら両クラス各1艇分のレギュラー4名が卒業したものの、それを補って余りある経験者8名を含む20名以上が今春も新たに入部。隣の関大も、エース木山典彦(2009年スナイプ級ジュニア・ワールド2位)ら、470・1艇、スナイプ2艇のスキッパー陣が卒業したが、こちらも経験者4名+αが入部し、相変わらずにすでに50名を超える規模を誇る大所帯で対抗する。

 それぞれに各クラスで10艇前後が海上に出て練習する、といった関東では見たこともないような光景は昨年までと変わらないが、私が注目したのは、レース内容・結果よりもこの両校とも今シーズンから新監督が就任し、チームの運営方法や雰囲気がガラッと変わった事だ。

 両校とも部員が多いので物理的に部内での競争が激しいのは当然変わらないのだが、他大であればいきなりレギュラースキッパーか、悪くともそれらを脅かす控え4番艇のスキッパーは充分に務まりそうな有望新人、例えば、関西学院では西尾駿作(関学高等部・国体少年男子SS級チャンプ)や小栗康弘(中村三陽)、関西大でいえば稲葉幸平(唐津西)や後藤沙織(別府青山)といった選手が、スキッパーではなくクルーとして乗る、という贅沢な配艇。

 両校とも持ち駒は豊富と思えるので、もう一段上を目指すなら、現・民主党政権ではないが、仕分けの必要性を感じた(文/外道無量院)。

2010春インカレ総括(1) 関東水域

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2010年05月25日

原田吉田インタビュー前編

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チームアビーム原田龍之介/吉田雄吾。photo by Junichi Hirai

 今春、470級で活動する原田龍之介/吉田雄吾(アビームコンサルティング)をインタビュー取材しました。彼らは、日本のエースとして成長中ですが、急成長したのはこの1年のことです。オリンピックキャンペーンのなかで、どんな経験をして、何を考えながら戦っているのか。世界のトップと対等に戦う力をつけたアビーム男子。その秘密に迫ります(バルクヘッドマガジン編集部)。

-----------------------------------------------
BHM編集部:アビーム男子はこのところ大活躍です。2009年ヨーロッパ選手権優勝、世界選手権3位。これは日本470男子の最近の成績としては飛び抜けています。国内では全日本二連覇、2月の鹿屋ナショナルチーム選考でも優勝して、アジア大会の切符を手にしました。この成績をどのように考えていますか?

原田:昨年のヨーロッパのレースは風が弱いことが多かったんで、まわりからは「ああ、そうか」というイメージがあったかもしれません。でも、ぼくたちにとっては収穫のある年でした。

吉田:強風シリーズだったら同じようにはいかなったと思います。軽風(6m/sまで)だったらトップセーラーと戦うスピードがあるけれど、強風で勝てなければダメ。海外では強風で走らないセーラーは認めてもらえませんから。強風になると上位の顔ぶれは、だいたい変わりません。そのなかに入れるようになりたい。

BHM:たしかに強風で速い選手は尊敬されますね。イエール(SOF)のレース委員会は、ミストラルが吹き上がっても470級とフィン級は一度出艇させるし。海外遠征で大きく変わったことや得たことは?

原田:いつも(小松一憲コーチに)叱られてばかりですから(笑)。すばらしい内容じゃありません。ただ、変わってきたのは、大会前の練習で相手から合同練習を申し込まれるようになってきたこと。コバレンコさん(オーストラリア五輪チームの名コーチ)からお願いされて「すごいことだな」って。ものすごく勉強になります。

BHM:ふたりがチームを組んだのは、北京五輪国内選考の後(2007年11月広島)。その頃、原田選手は早稲田大4年で、吉田選手は別のチームでキャンペーンを組んでいた。どちらも国内選考で敗れたわけだけれど、どういう流れでチームを組むことになったんですか?

原田:大学3年の時、当時、早稲田大ヨット部のコーチをしてくれていた小松さんに「卒業してもヨットを続けたい」と相談しました。オリンピックを目指したかったんです。吉田さんと乗ったのは2007年12月24日で、今でもはっきり覚えています。「クルーワークがものすごくうまい」という印象でした。

吉田:北京五輪の広島選考で負け、次の予定はまったく決まっていなかった時に誘ってもらいました。小松さんの考え方、これは自分が最初にセーリングを教えてもらった唐津の松山さん(松山和興氏)の考え方と通じるんですが、「練習量」がキーワードになっています。とにかく練習、練習。こうした環境には慣れていたし、アビームチームの前向きな環境をいかして挑戦できたらいい、と考えました。

BHM:たしかにアビームの練習量はすごいと思う。朝10時前に出港して、ハーバーの帰着時間(葉山マリーナの場合は17時)まで必ずセーリング。休憩時間はなく、食事もダウンウインド中に済ませる。練習につきあわせてもらったことがあるけれど、単純作業を黙々と繰り返し、繰り返し、という感じでした。

吉田:ヨットレースの場合、一日中海に出て風を待っていることもあれば、夕方までレースが続くこともあります。常にレース本番を想定しているので、特別な練習をしているとは思いません。高校生の頃、1年のほとんど毎日海に出ていたけれど、今のほうが練習しているかも。クルーワークの動作だけでも、もっといい方法があるだろうし、動作時間を短縮して、まだまだ速くできると思っています。

原田:いま練習で課題にしているのは、セッティングを変えずに変化のある風域でうまく走らせることです。例えば、風域が変わったときに、スプレッダーやリグテンションにふれず、コントロールロープだけで、正しいセールシェイプを出せるようにしています。レース中に風域が変わるのはよくあることで、止まってリグを変えることはできません。騙しだまし、というか、がまんのセーリングというか、レース本番を意識した練習しています。いくら練習で最高のスピードが出せても本番でだせなければ意味がありませんから。

※インタビュー後編に続きます。

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2010春インカレ総括(1)

 ゴールデンウィークを中心に春季シーズンに行われた関東、関西、近北、九州(西日本)のレガッタ、および主要各校間の定期対抗戦の結果を参考に、今年も解説を加えながら総括し、最後には春季時点におけるランキングを勝手につけさせていただく事にする。(文/外道無量院)

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参考:関東学生春季インカレ・470級成績

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参考:関東学生春季インカレ・スナイプ級成績

関東水域
 関東水域では、東京六大学戦(早慶明法立東)、同五大学戦(早慶日明中)で、正規スキッパー1名を欠いた五大学戦のスナイプを除き、今シーズンも引き続き両クラスで勝利を重ねていた早稲田の優勢が大方では予想されたが、春季インカレでは僅差ながらもその早稲田を両クラスで退けた慶應義塾が完全優勝を果たした。

 慶應は、予選段階では両クラスで1、2番艇を温存。決勝に入ってから投入したベストメンバーで初日から両クラスでトップに立ち、最終日にも差を広げて逃げ切った。昨年や今シーズンに入っての定期戦では、前半はリードしながら途中で早稲田にひっくり返される、というパターンが目立ったのだが、今回は最期まできっちりと勝ち切る事ができた。

 何と言っても、両クラスのレギュラー12名全員を高校時代以前からの経験者で揃えており、ヨット&ヨットレースを知っているのが強みだ。そのうち、470・2艇とスナイプ・3艇のスキッパーは、すべてオプティミストからの経験がある、いわゆるジュニア上がり。ノン・セレクの慶應にとってはめったにない経歴のメンバーが揃った。全国制覇には絶好のチャンス到来か?

 470エース・スキッパーの河合龍太郎(主将・塾高)は、昨年の関東個選を圧勝。優勝が期待されて乗込んだ蒲郡・全日本個選では福岡経済勢(当時)や関西学院勢など他水域の強豪に歯が立たなかっが、全日本インカレでは確りと立て直し、総合2位の原動力になった。

 ジュニア時代にはオプティミスト級世界選手権に複数回の日本代表歴があり、高校から故郷の浜松を離れて塾高に入学、以来単身の下宿生活だ。高校時代はさしたる実績を上げられなかったが、「山田寛以来の逸材入学」という評判で、上京当初からOBの期待は大きかった。彼が主将となって迎える今年、周囲も充実したメンバーが固めるのは前述の通り。

 一方、スナイプのエース格だった小島朋之(4年・サレジオ学院)もジュニア時代にはオプティミト級北米、欧州選手権の代表歴があり、ヨット部のない高校時代は、神奈川県ユースに所属してシングルハンドに乗り続け、高2、高3時には2年連続での国体入賞実績がある。

 塾入学後は、河合同様に1年時からレギュラーポジションを確保、愛称も高校までの「コジコジ」から「コジトモ」に出世。ところが「好事魔多し」。今冬季オフ期間中にフットサルで右手を骨折、2〜3月の練習をほとんどできず、3番艇に降格扱いか、練習不足を補う意味からか、予選からフル出場した。

 心配したように予選・決勝を通じて昨シーズンのようなエースの走りは最後まで見られなかったが、しかし、今季から新たにレギュラーに定着した、1年間の謹慎明けの佐藤洋平(3年・秋田中央)と、やっとやる気が出てきた国見優太(4年・塾高)という、ジュニア上がりの僚艇スキッパーがしっかりとスコアをまとめてカバーした。

 以上の経過からして、はっきり言うと慶應スナイプスキッパー陣は、3名共揃って「この春は仕上がり途上」といった状態で、戦前は「本格化は秋になってから」と書こうと思っていた。しかし、こうも早く結果を出してしまった事で、言い訳として、さらなる伸びシロを大いに待させていただく事としよう。ともかく、破った早稲田スナイプのスキッパー全員が、昨年の全日本インカレ・クラス優勝時と同じメンバーであることから、今回の結果は素直に評価したい。

 両クラスで2位となった早稲田は、予選とは違い決勝に入ってからは英語もなく、特に大きな失敗や失策があったようにも見えず、あえて敗因を探せば、昨年の全日本個選スナイプ・チャンプの木内蓉子(4年・湘南)が、昨シーズンほどの走りをできなかったことくらいか。

 今シーズン当初からの不調が長引いている事を考慮すると、男子以上にきびしいとされる女子大生就職活動の影響かとも推測するが、そうであれば悪いのはキミではなく世間だ。気にするな。余計なお世話か!? ともかく、あとは力通りには走っているように思えた。

 新レギュラーの西村元(3年・清風)は、今までの実績からして初舞台にしてはよく走った、とはいえないか? それだけに今回の2位には、実際の点差以上の差を感じ、敗戦のショックが大きいのだろうが、ここは早く切り変えて、ライバル・慶應の健闘を大いに讃え、自らの奮起を促せば良いと感ずる。勝負なのだから勝つ時もあれば、負ける時もある。運が左右する時もある。誤解を恐れずに言えば、一昨年はともかく、昨シーズンは、うまく行き過ぎただけ、と考えれば良いではないか。

 結果そのものより、畠山監督はじめ首脳陣が、久々の敗戦、に対し、過剰に反応している事の方が気になる。ともかく、かなりの危機感を持って早速に「53年ぶり優勝」当時の主将・神谷航路(NTT東日本)にも、フロント・スタッフ、という名称の現場コーチをアサインしたらしい。

 総合3位の日大は、両クラスで起用が予想された女子スキッパーを2名とも降ろし、両クラス全艇を男子スキッパーで揃えて臨んだ。前哨戦の春季関東女子インカレでライバル校の後塵を拝したスキッパーは使わない、という渡辺監督の強い覚悟を感じたが、残念ながら抜擢された男子選手の走りにはつながらなかった。

 以下、法政、明治、中央は両クラスにギリギリの部員数ながら、何とか戦力的には体裁を整え、両クラス・総合での3位争いは接戦になった。しかし、上位2校との大差の現実に、打倒早慶までを本気で考えるなら、3番艇の強化だけでは足りないのもまた共通した課題であろう。

※次回、関西、近畿・北陸、九州・中国・四国水域編へ続きます。

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英・オーバーナイト研修

10.05.25_01.jpg
ケンイチ通信3回目は、知らない海域でのオーバーナイト研修です。さらにチャートワークも。なかなかしびれる経験ですね(バルクヘッドマガジン編集部)

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『オーバーナイトセーリング終了』

文/中村健一

5月1日
 5日間のオーバーナイトセーリング研修が先ほど終了しました。初めてクルージングをする研修生4人と、スタッフのOwenさんと私の合計6名で、38フィートの船を使用し、Plas Menaiセンターを26日に出発し、Holyheedで折り返すコースの研修を行いました。

 クルーザーに乗るのが初めての研修生を相手に、セール(メイン・ジブ)のセットの仕方から始まり、タックやジャイブはもちろん、風が強い時のリーフの手順を繰り返し行ったり、海図の読み方や夜のセーリングについての講習を昼間繰り返すなどOwenさんと私で指導していくのですが、やはり言葉の壁が大きく電子辞書を常時ポケットに装備し、言い方が分からない所は即座に調べて単語を並べて指導していました。

 日がたつにつれて少しずつコミュニケーションも取れ出し盛り上がっていったのですが、船内での寝泊まりは、経験あるわたしはそんなに苦ではありませんでしたが、研修生は初めての経験で、揺れる船内での宿泊はとても寝れる状態ではなかったようです。

 日に日に元気がなくなり、最終日は無言の時間がとても長く、上手くしゃべれない私でも流石に息苦しさを感じました。しかし、残り僅かとなった頃には、みんな元気を取り戻し「いい体験だったなKEN!」なんて楽しそうに語っていたので安心しました。

 それにしても5日間の研修期間で、全ての基本動作を教えていくのは本当に大変なことだと改めて感じました。スタッフのOwenさんは、根気強く研修生に指導を行い、安全を促しながらも冗談で場を盛り上げながら、私には簡単な英語を使って指示してくれたりと大変優秀なスタッフでした。

 一番いい経験をしたのは私かもしれません。最終日の前の日にOwenさんに呼ばれ、「最終日はKENが全て海図を元に潮流表を計算し、航行ルートや航行時間、各部ブイまでのコンパス角度の書き出しを全て行ってください」と言わました。

 日本でもそんなことしたことないのになぜここで? なんて断ったのですが、「分からないことは今からすべて教える」と言われ、夜どうし指導してもらい、やっとのことで完成し緊張しながら最終日を迎える事となりました。研修生のみんなも疲れながらも私に話し方を教えてくれたり「KENなら大丈夫だよ」なんて励ましてくれたり、本当にいい勉強ができました。

 色々とありましたが、書ききれません。とにかく疲れました。明日からは420級、OP級の選考レースに向かいます。楽しみですが、まずは睡眠です。

◎ケンイチ通信(1)連載開始!(筆者プロフィール等)
◎ケンイチ通信(2)小学生プログラム

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2010年05月24日

アジア大会代表候補選手

 (財)日本セーリング連盟(会長:山崎達光)・オリンピック特別委員会(委員長:山田敏雄)は来る11月に中国・広州にて開催される第16回アジア競技大会・セーリング競技(競技会場:汕尾・シャンウェイ)に派遣する種目と日本代表候補選手を下記のとおり決定しました。

 編成は日本オリンピック委員会(JOC)の内示枠14名を受けて当オリンピック特別委員会が「メダル獲得に最も近い種目・選手・チーム」「次代の日本セーリング界を担う実力あるユース・ジュニア選手」かつ「大会では10m超の風が吹くことが予測されるため、強風域にも勝てる選手・チーム」を派遣することを主眼に審議・決定したもので、6種目8クラス14名の陣容としました(前回2006年ドーハ・アジア競技大会では8種目に12名の選手を派遣。金1、銀4、銅1の各メダルを獲得しました)。

 なお、帯同する役員についてはJOCの枠が未定のため、決定次第あらためて発表の予定です(文/JSAFオリンピック特別委員会)。

■470級(2人乗り)男子
 原田龍之介(25歳・早大卒)
 吉田雄悟(26歳・法大卒)組

 アビームコンサルテイング(株)所属
 世界ランキング13位
 2010年ナショナルチーム選考レース 優勝 
 2009年世界選手権3位
 2009年ヨーロッパオープン選手権 優勝
■470級(2人乗り)女子
 近藤愛(29歳・日大卒)
 田畑和歌子(26歳・福岡経済大卒)組

 アビームコンサルテイング(株)所属
 世界ランキング4位
 2010年ナショナルチーム選考レース 優勝 
 2009年世界選手権8位
 2009年ワールドカップ・キールウイーク3位
 2009年ヨーロッパオープン選手権 2位
■RS:X級(ウインドサーフィン)男子
 富澤慎(25歳・関東学院大卒)
 関東自動車工業(株)所属
 北京五輪日本代表
 2010年アジア選手権 2位
 2010年ナショナルチーム選考レース 優勝
 2010年マイアミOCR 2位
 2009年東アジア競技会 優勝
 2009年世界選手権25位
■ラジアル級(1人乗り)男女オープン
 永井久規(30歳・名城大卒)
 豊田合成(株)所属
 2010年ナショナルチーム選考レース レーザー級3位
 2009年ラジアル級世界選手権 4位
■マッチレース(4人乗り)男子
 坂本亘(31歳・同志社大学卒)
 岡本康裕(31歳・小樽水産高卒)
 吉藤博章(30歳・東海大学卒)
 和田大地(36歳・同志社大学卒)

 チームシエスタ所属
 2010年アジア大会選考レース優勝
■420級(2人乗り)U-19男子
 山口寛規(18歳・福岡第一高校3年)
 磯崎哲也(18歳・福岡第一高校3年)組

 2010年ユースナショナルチーム選考レース優勝
 2010年ISAFユースワールド日本代表
 2009年470級全日本選手権 11位
■オプティミスト(OP)級(1人乗り)U-15男子
 岡田奎樹(14歳・大分市立碩田中学校3年)
 福岡ジュニアヨットクラブ所属
 2010年世界選手権 日本代表
 2010年ナショナルチーム選考会 優勝
 2009年全日本選手権2位
 2009年世界選手権12位
■オプティミスト(OP)級(1人乗り)U-15女子
 深沢瑛里(14歳・湘南白百合学園中学校3年)
 湘南ジュニアヨットクラブ所属
 2010年世界選手権 日本代表
 2010年ナショナルチーム選考会 総合3位 女子優勝
 2009年全日本選手権総合8位 女子3位

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モス2010スプリング葉山

 5月22、23日葉山新港をベースに「モス2010スプリングオープン」が行われました。22日は午前中の北風が徐々に落ち、南から南西に変わった午後1時20分、第1レーススタートしました(文/モス協会・橘 直美)。

 スタートから飛び出した国見が新艇MACH2でリード。後藤、脇永は、ちょっと風が足りないのか、なかなか飛ばずちょっと出遅れ。体重の軽い橘が国見を抑えてリード。しかし上がってきた風に後藤がすばらしいスピードで逆転し、1上マークを先行しました。続いて国見、橘、脇永。その後3周の予定が風が落ち始めて2周にコース短縮で、そのままの順位でフィニッシュしました。

 後続艇は落ちてしまった風に苦戦、タイムリミット。その後風は上がらず1レースで終了しました。23日は朝から北の微風と雨。出艇するも風待ち。時々4〜5m位に上がるが長続きせずやっとスタートした第2レースもスタート直後にキャンセルとなり、結局1レースのみ成立という結果になりました。

 レース内容は、新艇MACH2の2艇のスピードのみが際立ちました。とくにダウンウインドの走りが鋭く、落としても速いのが印象的でした。今後MACH2が4艇入ってくる予定なので、秋の江の島全日本ではもっと面白いレースが期待されます。

 今回のレースでは葉山デラマンチャヨットクラブの協力とZhik Japanのサポートで行われました。また元OP級の市川さん一家もお手伝いしていただき、この場を借りてお礼をもうしあげます。また新しくなった葉山新港の関係者の皆さまにも快く迎えていただきありがとうございました。

◎2010 Zhik モススプリングオープン葉山 参加16艇
1. 後藤浩紀 1p Mach-2
2. 国見洋光 2p Mach-2
3. 橘 直美 3p BladeriderVRX
4. 脇永達也 4p BladeriderX-8

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おもしろかった!大島R

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ファーストホームの〈エスプリ〉。photo 大島レース実行委員会

 5月23、24日、国内でもっとも歴史ある島まわりヨットレース「第60回大島レース」が開催されました。本大会は、葉山沖をスタートし、熱海沖の初島を回航、伊豆大島をまわって葉山へ戻る85マイルのオーバーナイトレースです。参加は、IRCクラス16艇、ORCクラブクラス10艇(ダブルエントリーあり)。2007年の同大会で出場艇が集まらず中止になったことを考えると、「完全復活」といえるのではないでしょうか。

 バルクヘッドマガジンは、今年も〈エスメラルダ〉で出場させていただきました。初島までは同型艇の〈エスプリ〉とテール・トゥー・ノーズでトップ回航。伊豆半島越しの風を狙って一旦岸に寄せてから、残っていた南東風で大島へズドン。ここまでは計画通りで快調に走ることができました。

 しかし、大島元町港の手前で日が暮れて、そこからカームエリアへ。それでも、大島南方の竜王埼まではジワジワ進みましたが、夜11時頃からまったくの無風地帯へ突入。いままで見えなかった後続艇の〈エスプリ〉、〈カラス〉の航海灯がうっすらと見えてきて、あれよあれよという間に追いつかれ……。という展開でした。

 夜中の2時ぐらいまでは、3艇が至近距離で並んでいたのですが、やや東寄りに位置していた〈エスプリ〉だけが、(ブローラインがあったのでしょうか)一瞬の風をつかんでスーッと抜けだして闇の中へ。翌朝には40分以上も差をつけられてしまいました。ホントにロングレースはむずかしい。

 ファーストホームは〈エスプリ〉です。IRC優勝は、ニューボートで負けなしの〈カラス〉、ORCクラブ優勝は〈チックタック〉でした。おめでとうございます!

 今年の大島レースは、軽風、曇天、真夜中から雨も降り出しましたが、やはり島まわりロングレースは、奥が深いというか、味があるというか、思い出深いというか、インショアブイまわりと違ったおもしろさがありますね。ロングレースの一喜一憂は、記憶に鮮明に残ります。大島レース実行委員会のみなさん、大変おつかれさまでした。大会案内にはじまり、エントリー作業を含めて、ストレスなくたのしめました。

 レース内容に関してひとつだけ提案させていただければ、これは、すべてのディスタンスレースにいえることですが、スタート時には極力ウェザーマークを設置してほしい、ということ。今回のようにポートスタートの可能性がある場合、スタートライン上は混乱必至となります。全艇が、“安全にハッピーに”レースをおこなうためにも、ぜひともご検討ねがいます。

 そういえば、大島をまわって三浦半島に向かっている最中、黒くて大きなイルカのような、クジラのような生き物を見ました。背びれが長くとがっていたので違和感を覚えましたが、あれはシャチだったのでしょうか? そもそも相模湾にシャチなどいるんでしょうか??

◎第60回大島レース成績
IRCクラス
1. KARASU(KING40)
2. FELLOWS(YAMAHA33S)
3. ESPRIT(SWAN42) ※ファーストホーム

ORCCクラス
1. TICTAC(FIRST31.7 TALLRIG)
2. Everything Everything(J/V9.6CR)
3. CRESCENT U(SEAM33)

◎大島レース大会ブログ
http://blog.goo.ne.jp/oshima-rc/

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2010年05月22日

セイルヒロシマ2010開催

 5月15、16日に広島県観音マリーナ沖においてセイルヒロシマ2010が開催されました。今年は470級48艇、スナイプ級37艇が広島湾に集まり、社会人と学生が入り混じって熱いレースを繰り広げました(文/セイルヒロシマ実行委員会)。

 大会期間中、広島湾は初夏の陽気で晴れ渡り、昼過ぎから入ったシーブリーズで470級・スナイプ級ともに6レースを消化することができました。本大会は6〜10ノットの軽風下でのレースとなりました。

 470級の優勝は6レース中4レースをトップフィニッシュで飾った前田・野呂組(エス・ピー・ネットワーク)、スナイプ級の優勝は初日2位からの逆転を決めた白石・上田組(ノースセールジャパン)でした。白石・上田組はセイルヒロシマ3連覇となります。また、470級では日本経済大学の徳重・安田組が多くの社会人セーラー達の中で、堂々の3位入賞です。

 今年のセイルヒロシマでは、風待ちの時間を利用した社会人トップセーラーへの質問会や、夕方には白石選手による講習会が開催されました。また、初日の着艇後には選手に焼きそばが振舞われ、夜にはハーバーのお母さんたちに協力してもらってバーベキューを行うなど、レース以外にも楽しめる要素がたくさんあったのではないでしょうか。さらに、Ustreamによる講習会やレースの模様をネット配信するなど、新しい試みも行われました。

 参加頂いた選手のみなさま、ありがとうございました。来年もセイルヒロシマをよろしくお願い致します。

10.05.22_01.jpg
風待ちの時間や着艇後に質問会や講習会がおこなわれました。photo セイルヒロシマ実行委員会

◎セイルヒロシマ2010 観音マリーナ沖 5.15-16
470級 参加48艇
6 race 1 cut
1. 前田弘樹/野呂英輔(エス・ピー・ネットワーク) 6-1-1-1-1-(8) 10p
2. 高橋洸志/杉浦弘明(豊田自動織機)4-3-2-4-2-(5) 15p
3. 徳重エリカ/安田真世(日本経済大学)2-5-4-6-(7)-2 19p
4. 新谷繁美/矢野美晴(山口県セーリング連盟)5-(6)-3-3-5-3 19p
5. 石川裕也/柳川祥一(関東自動車工業)(7)-2-6-2-3-7 20p
6. 高橋友里/田村愛子(マツダ/広島銀行)1-9-5-5-(10)-9 29p

スナイプ級 参加37艇
6 race 1 cut
1. 白石潤一郎/上田真聖(ノースセールジャパン)(7)-7-1-1-1-2 12p
2. 吉岡岳史/齋藤浩二(エス・ピー・ネットワーク)2-6-5-(7)-2-5 20p
3. 児玉芭晴/杉浦博之(豊田自動織機)1-4-6-4-7-(32) 22p
4. 大井祐一/酒井則彰(オクムラボート)5-1-(8)-6-4-6 22p
5. 安部賢司/水野良彦(PRO NAUTIC&EBA sailing team)12-2-2-8-6-(20) 30p
6. 檜皮昇太/松尾英樹(EBA sailing team)4-(17)-4-2-11-14 35p

◎セイルヒロシマ大会サイト
http://www.sailhiroshima.com/
◎大会Twitter
https://twitter.com/sailhiroshima
◎Ustream
http://www.ustream.tv/channel/sailhiroshima

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2010年05月20日

今週の全国レースイベント

 梅雨入り直前、今週も全国でヨットレースが開催されます。相模湾では、葉山沖をスタートして、初島、伊豆大島を回航する「第60回大島レース」が開催されます。60回記念大会とあって、今年はこの数年で最多といえるIRC16艇、ORC C10艇がエントリーしました。参加艇の多いヨットレースは、それだけでおもしろくなりますね。バルクヘッドマガジンは〈エスメラルダ〉で出場します。
第60回 大島レース

 三河湾蒲郡では毎年恒例のフェスティバルイベント「エリカカップ」が開催され、今年は90艇が出場します。沖縄レース、エリカカップ、そして夏のパールレースと続くビッグイベントを企画運営する外洋東海には本当に頭が下がります。沖縄レース優勝の〈GUST〉をはじめ、〈朝鳥〉、そしてまだホームポートへ帰港していない〈トレッキー〉などの沖縄レース組も出場します。
第24回エリカカップ

 また、大分国東で「むさし南風(マジ)杯ヨットレース」が開催されます。このイベントは今年が第1回となるヨットレースで、大分空港から歩いて行ける距離にあるマリンピアむさしを拠点に開催されます。22日には前夜祭、レース本番は23日。どんなレースになるのかたのしみです。
第1回むさし南風杯ヨットレース

 海外では、アメリカ・シアトルに遠征している和歌山の〈シエスタ〉が、「J/24北米選手権」に出場します。〈シエスタ〉は5月前半に韓国・京畿道で開催された「コリアマッチ予選」に出場(7位/12艇中)。韓国からそのままシアトルへ飛んで、先週はNOODレガッタJ/24クラスに出場して総合4位(21艇中)。そして今週は北米選手権へ挑みます。今回のシエスタは、マッチレースでは坂本 亘がスキッパー、J/24では宮川英之がヘルムスマンをつとめています。
シエスタチーム・ブログ(意外とマメに更新中)
J/24 North American Championship

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シエスタJ/24メンバー。がんばれ!photo by SIESTA

 ただいま、韓国・蔚山(ウルサン)で、ウインドサーフィンのPWAツアー第2戦「PWA Ulsan World Cup」が開催されています。日本からはスラローム男子に16選手、女子3選手が出場。男子の浅野選手がセミファイナルに進みましたが、ファイナル進出はなりませんでした。
PWA Ulsan World Cup


15〜21日まで開催されているPWA Ulsan World Cupの最新動画です

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2010年05月19日

レース海面に「弾む城」


イタリア・ガルダ湖(オリンピックガルダ)に登場した「城」。レース海面にあらわれたらビックリですね。

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ケン通。小学生プログラム

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小学生セーリングプログラム。5日間の講習は小学生の授業に組み込まれています

ケンイチ通信──FROM イングランド
『小学生セーリングプログラム終了』

文・写真/中村健一

4月24日
 5日間にわたっての小学生セーリングプログラムSTAGE 2が完了しました。5日間の研修で、子供たちはレースができるまでに成長しました。やはり5日間続けての指導は非常に効果があるようです。

 子どもたちはみんな口をそろえて、「夢のような日々でした。ありがとう」ととても喜んで帰りました。次回来る時は、さらに上のステージが待っています。

 それにしても今週は疲れました。やはり、子供たち相手は体力、忍耐力が要求されます。こちらの日本で言う「悪がき」レベルの子は、それはすごいレベルが高く、日本だったら絶対スタッフの人はキレるだろうと思える場面も何気なくこなしていました。今回は、「そうでもないよ」と言っているスタッフ。これからどんな強敵が現れるのか楽しみです。

 来週は、なんと5日間のオーバーナイトセーリングです。キールボートで5日間も過ごすなんて、すごい体験をさせてくれますね。

 来月の1日からは、420級とOP級のイギリス選考レースにアランさんと向かう予定です。

 たくさんのスタッフに「このコースを一緒にやらないか?」と言われ、いまいち内容が分からず、OKと返事をしている自分が怖い……。気がつくと予定がびっしりで休む暇、ありません。

 なかなか楽しませてくれますね。

ケンイチ通信(1)連載開始!

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2010年05月17日

ジャパン、金1銀3銅1獲得

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イタリア・ガルダ湖で開催されたオリンピックガルダ。メダルレースをトップで飾り、金メダルを獲得した近藤/田畑。写真提供:オリ特

チームジャパン躍進、近藤/田畑が金メダル獲得。
この勢いを次のデルタロイドレガッタに!


 大会最終日。メダルレースのみが10時半から470男子、470女子、レーザー、レーザーラジアル、49erの順に行われました。RS:Xは参加艇数が10艇に満たなかったため、メダルレースは行われませんでした。それぞれ、大接戦が繰り広げられ、見る者を魅了するメダルレースでした。

 メダルレースは上下2周のソーセージコースで行われました。チームジャパンの口火を切ったのは、470級男子、市野・吉見組(原田・吉田組は10位でメダルレース出場権を持っていましたが、既報の事情で本日も出場しませんでした)。

 本日もガルダ湖特有の朝の北風でしたが、谷間から抜けてくる右の風とぶつかり、非常にガスティーでシフティーなコンディションの中スタートしました。途中、ハラハラしながら見る場面もありましたが、見事4位でフィニッシュ。

 彼らにとって海外初のメダルレース出場でしたが、最後まで自分たちのポリシーを貫き通した市野・吉見組らしいレースでした。総合7位入賞です。

 続いて行われた470級女子はチームジャパンここにあり、と言わせる圧巻のレースでした。近藤・田畑組はスタートから全く危なげない展開。見ている者を安心させる横綱レースでトップフィニッシュ。

 レース前も冷静に風傾向を分析、セッティングの確認を行い、いざレースが始まると相手をケアしますが、最後は自分の目で見えるものを信じて戦っている姿がとても印象的でした。貫禄の金メダルです。

 吉迫・大熊組も前日まで悩んでいたスタートがまるで嘘のような好スタートで近藤・田畑組に続き2位フィニッシュ。銀メダルを獲得しました。あとは相手に翻弄されず自分で感じている風、レースの読みを信じれば前が見えると思います。

 49er級の牧野・高橋組もこのチームになって初めてのメダルレースでしたが、写真の通り抜群のスタートを果たしました。その後のスピードも悪くなかったのですが、無難な選択をしてしまい、攻めきれない事でブローを他選手に先取りされる苦しい展開が続き、何とか5位でフィニッシュ。総合3位・銅メダルを死守することができました。セッティングを変え、海外選手と比べても遜色ない走りができるようになってきました。後は海外レースをこなし、展開に慣れていくことが次に繋がっていくと思います。

 レーザーチーム、ラジアルチームもストレッチ、ウォーキング、クールダウンを毎日欠かさず行い、レースに向けて万全の態勢を作るための体内リズムの作り方、海上では日本で体験できないシングルハンドならではのシビアな展開を学び、格段と進歩していました。

 RS:X級は参加艇数が少なかったですが、上位の選手と接近して戦えるメリットを十分に生かし、良い事、悪いことを明確に学ぶことができたレガッタになりました。これらはまさに日本ではできない収穫でした。

 毎日、各種目のコーチ、選手と話をしていると様々な課題が浮かび上がってきます。スタート、レースプランニング、ボートスピード等々あげていったらきりがありません。ですが、ここにいる選手たちは何か一つでも得ようと毎日必死になって戦っています。

 ヨーロッパ遠征は世界で戦うために練習した成果を確認するために戦うところ。そして次に繋げていく。とても大切な時間です。選手たちは次の戦いの地、オランダ・メデンブリックのデルタロイドレガッタ(5月26〜30日)に向けてすでに移動を開始しました。

 まだまだチームジャパンの世界との戦いは続きます。引き続き皆様の応援をよろしくお願いします。

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本大会で初のメダルレースを経験した市野/吉見。写真提供:オリ特

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北京五輪イタリア代表のコンチ組を、逆転した吉迫/大熊。総合2位。写真提供:オリ特

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抜群のスタートを決めた牧野/高橋。写真提供:オリ特

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表彰式の牧野(左)とメダル獲得に感無量の高橋。写真提供:オリ特

日本選手の大会最終成績:
470級男子 9カ国 23艇 本日1レース
7位 市野直毅/吉見亮平 5-13-(OCS)-3-5-19-3-4-9-7-MR4
10位 原田龍之介/吉田雄悟 1-4-8-8-2-7-8-(DNC)-DNC-DNC-DNC

470級女子 7カ国 12艇 本日1レース
1位 近藤愛/田畑和歌子 3-1-(4)-2-1-3-1-2-1-2-MR1
2位 吉迫由香/大熊典子 2-2-1-3-5-(9)-2-4-4-6-MR2

49er級 11カ国 21艇 本日1レース
3位 牧野幸雄/高橋賢次 6-3-2-4-4-(8)-3-4-3-3-4-5-MR5

レーザー級 25カ国 77艇
26位 イアン・ホール 51-30-34-26-(57)-33-30-9-9
33位 安田真之助  28-61-26-20-41-26-15-43-(BFD)
58位 齋藤大輔 56-54-33-60-45-52-63-(BFD)-44

レーザーラジアル級 11カ国 26艇
14位 蛭田香名子 16-13-16-8-13-8-14-16-(19)
17位 高橋香 18-(19)-17-12-12-17-17-19-8
22位 長谷川哲子 (24)-23-24-20-20-14-15-21-21

RS:X級 7カ国 11艇 (男女合わせた成績です) 
2位 富澤慎 1-2-(3)-3-2-2-3-1
9位 須長由季 (10)-9-9-7-8-9-10-9 (女子2位)

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連載開始、ケンイチ通信

10.05.17_03.jpg
留学先のプラスメナイ(Plas Menai)ナショナルウォータースポーツセンター

 今年3月、バルクヘッドマガジンでもお馴染みのセーラー、中村健一さんがイギリスに旅立ちました。期限は1年間。旅の目的は、イギリスのセーリング・プログラムを学ぶためです。これは、JSAFオリンピック特別委員会経由、日本オリンピック委員会(JOC)の海外研修制度によるもので、現在、柔道の井上康生さんも同じ理由でイギリスに留学しています。つまり、セーリング大国イギリスで、日本のオリンピックプログラムに役立つノウハウを身につけようというものです。

 ここで中村健一さん(以下、親しみを込めてケンイチと書きます)のプロフィールを簡単に紹介します。ケンイチは、1969年10月生まれ。山口県光市出身。聖光高校でスナイプ級に乗りインターハイ優勝。ジュニアスナイプ世界選手権に優勝。その後、ニッテツ電子(現シルトロニックジャパン)入社直後にジュニアスナイプ世界選手権に優勝、ヨット部を設立し活動。シドニー五輪までは中村公敏選手と組んで470級に。北京まで山田寛選手と組んで470級の五輪キャンペーンをおこなっていました。

 退職後はプロセーラーとして活動をはじめ、ジュニアやユースセーラーのコーチングをおこなったり、ビッグボートチームにも参加するマルチセーラーとして活躍。日本(JSAF)代表として出場した昨年9月のニューヨークヨットクラブ・インビテーショナルカップでは、メインシートトリマーをつとめました。

 留学先は、イギリス北西部のカーナーフォンという町にある、「プラスメナイ・ナショナルウォータースポーツセンター」です。ここで、ディンギーはもちろん、水泳、カヌー、ウインドサーフィンなどのウォータースポーツを子供たちに教えるプログラムに指導者として参加しています。

 ケンイチは、以前より自身のブログを開設していますが、記事のなかには、セーリングの技術的なものやレースに望む姿勢など、セーラーなら興味津々の内容となっています。また、イギリスの子供たちが、どのようなプログラムでセーリングを学んでいるのかも興味深いもの。

 バルクヘッドマガジンでは、ケンイチが留学のなかで体験したセーリング事情や、自身の持つセーリング技術などを、主にブログから抜粋してみなさんにお伝えしたいと思います。題して「ケンイチ通信──FROM イングランド」のはじまりです。(バルクヘッドマガジン編集部)。

10.05.17_05.jpg
すみません、最近の写真が探し出せなかったので、2007年に撮影した中村健一です。photo by Junichi Hirai

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ケンイチ通信──FROM イングランド
『こちらに来てアッと言う間に半月が経ちました』

文・写真/中村健一

4月18日
 生活のリズムも安定し、少し余裕ができてきました。しかし本当に毎日、毎週たくさんの生徒が訪れてきます。私もここにあるすべての艇に乗り、言葉はまだまだですが、何とか指導できるようになってきました。

 プラスメナイの2km内に2つのヨットクラブがあることを知りました。こんな川みたいな所でも、たくさんのヨットが毎日海に浮かんでいる光景は気持ちのいいものです。

 半月で特に感じたのは、子供たちの指導方法です。午前中の指導は、がんばってシングルハンドに乗り、一人での操作をダメなりに沈しながら泣きながら学び、冷たい海の中セーリングします。

 午後は子供たちの様子を見ながらキールボートに乗せて、午前中の反復でタックやジャイブをおこない、セーリングの楽しさを伝えていく、といった感じです。もちろん午前中とは違い、水に濡れることはなく大変快適にセーリングをおこないます。

 ここで思ったのは、その場の状況に合わせて楽しくセーリングできるいくつものオプションがあるということです。どのようなコンディションでも楽しませるプランがいくつもあることがすごいのです。また、スタッフも安全とコミュニケーション能力は大変高く、クラブのレベルの高さが伺えます。

 私のコミュニケーションレベルは今はかなり低いですが、その分、準備と後かたずけその他もろもろでがんばっています!

 こういったセーリングへのアプローチから真剣に上を目指す選手が出てくるのでしょう。ここに来る子供たちの中で、何人がそうなるかわかりませんが、少なくとも巨大な底辺が確立できている中からのスタートだと思うので、やはりたくさんの選手が出てくるのでしょう。

 私がヨットがあるのを知ったのは高校生です。しかも動機は何かで日本一になりたいといった感じで、たまたまヨット部が全国大会で優勝していた部だったからです。

 もしかしたら、小学校の授業でセーリング体験というものがあり、その時良い思いができていたならばヨットをする確率は高かったかもしれませんね。

 日本では、安全の確保とレベルの高いスタッフの確保ができれば実現できるかもしれません。ここではだいたい6人に対して1人のスタッフが付きます。この研修中にしっかり勉強し、システムの構築を考えていきたいと思います。

 それにしても春というのに写真で見て分かると思いますが、まだ山は雪景色です。日によっては真っ白になっています。 こんな寒い所で沈を繰り返している子供たちは強いです! 指導するゴムボート上は本当に寒く、日本の真冬装備で毎日出ています。

 子供たちに負けず明日からもがんばります。

10.05.17_04.jpg
イギリス北西部カーナーフォンに広がる、のどかな水辺の風景

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2010年05月16日

J/24関東フリートR速報

◎J/24関東フリートレース第3戦 着順成績
1. ラル 3-1-2
2. ダボハゼ 1-6-1
3. 月光 4-2-3
4. リップル 2-7-7
5. テンプス 8-9-4
6. アンカーズ 11-4-6
7. ピンクキス 5-13-8
8. サラサ 7-11-9
9. オリーブ 9-3-DNS
10. スピリットオブニシモト 10-8-11
11. 仰秀 13-12-5
12. スピーディーブルー 6-10-DNS
13. スリーボンド 14-5-OCS
14. ビッキー 15-14-10
15. ジェリーフィッシュ 12-15-12

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posted by BULKHEAD at 20:54| J/24

KYCホワイトクラス成績

10.05.16_07.jpg
5月16日。KYC ポイントレースホワイトクラス成績

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チームJPNメダルレースへ

10.05.16_05.jpg
スタート10秒後、一番集中しているのがこの時間帯かもしれません。写真提供:オリ特

470女子2組、メダルレースに。
470男子市野/吉見、49er牧野/高橋も進出。

レポート/斉藤愛子(オリンピック特別委員会)

 大会4日目。470級男女、レーザー、レーザーラジアル級、RS:X級は3レース、49er級は4レースを行いました。470級男子・原田組は昨日の帰港時、強風下のスロープにて他艇船台との不運な衝突トラブルを起こし、船腹に穴が空き、次回のG1大会に備えるために修理を優先することになり、残念ながらレースをキャンセルしました。

 市野組は4-9-7にまとめて7位に、また49er級牧野組はスピードが向上して3-3-4-5で3位に、それぞれ浮上しました。今日でフリートレースは終了(RS:X級を除く)。明日は各種目トップ10のメダルレースとなります。チームジャパンはダブルハンド男女4組が出場します。
---------------------------------------
※レポートは各エリアでNTをサポートしているコーチ陣からです

470級男女(関一人コーチ)
 市野/吉見:我慢のレース展開でしたが手堅く順位をまとめ、7位。海外初のメダルレースに挑みます。
 近藤/田畑:ファーストシフトを外し、1上を下位で廻航しても上がってくる所はさすが実力チーム。風を見る力があります。1位でメダルレースに進出です。
 吉迫/大熊:スピードは問題なく、スタートさえ出られれば上位に入ります。思い切りやるのみです。

49er級(関一人コーチ)
 牧野組は前日の反省から思い切りのよいスタート、攻めの気持ちを重視したレースを意識して戦いました。抜くチャンスは1レースに1、2回しかなく、非常にシビアなレース展開です。スピードが向上した事が今回の成績につながっています。3位でメダルレースに挑みます。

レーザー級(飯島洋一コーチ)
 今日のレーザーチームは頑張りました。イアンが第8、第9レースで連続9位、安田も1レース目が15位、最終レースは10位と思いきや痛恨のBFDでした。安田はクローズ、フリーともに走りのスタイルを微調節した結果、少し速くなりました。イアンは最後に良い走りをしたものの、相変わらずスタートで出ることができず苦しんでいます。ダウンウインドでは良く走っているので次大会でスタートを克服してほしいと思います。斎藤はヨーロッパでのレースのリベンジを果たすべく挑みましたが、世界の壁にまたも跳ね返されたようです。各選手とも少しずつですが、よい感触を掴んでいるようです。次のレースに期待します。

10.05.16_06.jpg
第9レースでポーランドと接戦の末、8位をキープした高橋。1日の間にダ
ウンウインドで進歩あり。写真提供:オリ特

レーザーラジアル級(斉藤愛子コーチ)
 ラジアル女子は風が弱くなるとコース展開がいまひとつ理解できていないようで、風の変化についていけませんでした。第9レースでは高橋が左展開で上位グループに食い込み、苦手のダウンウインドでもシートが出せるようになり、走りに変化がでてきて、ポーランドと接戦の末、8位フィニッシュを果たすことができました。3人ともバング、シートトリム、バランスと少しずつですが進歩しています。とにかく、競り合いの中で走りを磨くことが今、一番必要なことです。

RS:X級(宮野幹弘コーチ)
 男子・富沢は、3レース共にスタートに悩まされてのレース展開となり、何とかダウンウインドを上手くつかみ挽回するが、納得のいくスピードが出せない中、3レース目には不安定な風に上手くプレー二ングを保ちトップフィニッシュしました。得意のスタートで思うような位置から出られない事がレース全体に響いているように思います。
 女子・須長は、ガルダ特有の風に翻弄されていますが、得るものは多く、自身の課題も見つかり、レース後も練習をしています。明日、RS:Xはフリートレースを1レース行います。

10.05.16_04.jpg
RS:X級のスタート。写真提供:オリ特
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 明日、最終日は11時半からメダルレースです。近藤組には優勝がかかっています。彼女たちの夕食は「カツカレー」でした。吉迫組にもチャンスはあります。市野組、牧野組もまだ上位にいけます。期待します。

日本選手の通算成績:
470級男子 9カ国 23艇 本日3レース
7位 市野直毅/吉見亮平 5-13-(OCS)-3-5-19-3-4-9-7
10位 原田龍之介/吉田雄悟 1-4-8-8-2-7-8-(DNC)-DNC-DNC

470級女子 7カ国 12艇 本日3レース
1位 近藤愛/田畑和歌子 3-1-(4)-2-1-3-1-2-1-2
3位 吉迫由香/大熊典子 2-2-1-3-5-(9)-2-4-4-6

49er級 11カ国 21艇 本日4レース
3位 牧野幸雄/高橋賢次 6-3-2-4-4-(8)-3-4-3-3-4-5

レーザー級 25カ国 77艇 本日3レース
26位 イアン・ホール 51-30-34-26-(57)-33-30-9-9
33位 安田真之助 28-61-26-20-41-26-15-43-(BFD)
58位 齋藤大輔 56-54-33-60-45-52-63-(BFD)-44

レーザーラジアル級 11カ国 26艇 本日3レース
14位 蛭田香名子 16-13-16-8-13-8-14-16-(19)
17位 高橋香 18-(19)-17-12-12-17-17-19-8
22位 長谷川哲子 (24)-23-24-20-20-14-15-21-21

RSX級 7カ国 11艇 本日3レース(男女合わせた成績です) 
2位 富澤慎 1-2-(3)-3-2-2-3-1
9位 須長由季 (10)-9-9-7-8-9-10-9

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16歳ジェシカ世界一周


オーストラリアの女子高生、ジェシカ・ワトソンさん(16歳)が、15日、シドニーへ入港し、210日の単独無寄港世界一周を達成しました。オートラリアでは、祝福のためにケビン・ラッド首相やニューサウスウェールズ州知事が訪れるなど大きなニュースになっています。ジェシカは、昨年10月に〈エラズ・ピンクレディー〉(S&S34)でシドニーを出港。約7カ月かけて2万3000マイルを走破しました。

◎Jessica Watson
http://www.jessicawatson.com.au/

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2010年05月15日

ガルダ、課題克服のために

10.05.15_10.jpg
センシニをおさえて上マークを回航する須長。写真提供:オリ特

オリンピックガルダ3日目。
ダブルハンド勢、5組ともにベスト10内をキープ。

レポート/斉藤愛子(オリンピック特別委員会)

 大会3日目。9時頃から南風が吹き始め、スタート時刻の10時半には13ノットを超えるガストが入るようになってきました。その後も15ノット、10ノットを繰り返し、14時には南からストームが入り、25ノットオーバーの突風が吹き荒れ、全艇ハーバーへ帰着して避難しました。今日は470男女と49erは4レース、レーザーとレーザーラジアルは3レース、RS:X男女は2レースを行いました。日本ナショナルチーム・ダブルハンド勢が好調をキープしています。

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※レポートは各エリアでNTをサポートしているコーチ陣からです

470級男女(中村健次コーチ)
 ここガルダは、スタート前から行くサイドが決まっています(7割)から、当然のようにスタートのポジションもどこから出るか決まってきます。そこで、強気でよいスタートをしないと、フリートの前を走ることができません。

 近藤・田畑チームは2-1-3-1で通算1位、市野・吉見チームは3-5-19-3で9位に浮上。ともにスタートが良く、成績にもそれが表れています。原田・吉田チームはスタートで失敗しても、風を見る力があります。ワンチャンスをモノにして、順位を上げて来ます。8-2-7-8で通算3位。吉迫・大熊チームはボートスピードには問題がありませんが、スタートの競り合いで一歩引いてしまい、順位が安定しません。3-5-(9)-2で2位。願わくば、もっと強気で行って欲しいと思います。

49er級(中村健次コーチ)
 牧野・高橋チームは、上りでのボートスピードはあるものの、上り角度が少しトップチームより劣っていたので、リーチテンションを強く(タイトリーチ)して今日のレースに臨みました。写真にも映っている様に角度、スピード共に上位と遜色ないところまできました。4-(8)-3-4で4位。あとはレースに沢山出てスキルアップをする事が重要です。

10.05.15_12.jpg
ブームバングを引いてリーチをタイトに。トップセーラーに負けないスピードでレースができた牧野/高橋。写真提供:オリ特

レーザー級(飯島洋一コーチ)
 今日もレーザーはハイクアウトコンデションでした。上マークまでは1.6km。非常に長くタフなレースが続きます。男子NTは中位から抜け出ることができません。安田は15番くらいで上マークを回ることもありましたが、ダウンウインドで順位を下げてしまいます。安田はダウンウインド、イアンはスタート、そして斎藤はクローズホールドでの走りと各選手とも課題を持ってレースをこなしています。コースについてはガルダ特有の風に翻弄されていますが、「こういう所もある」と考え、立ち向かってほしいと思います。

レーザーラジアル級(斉藤愛子コーチ)
 女子NT3名にとって、15分のアップウィンドレグはきついハイクアウトの連続です。トップ7艇が世界選手権でもトップ10に入るような強い連中ですから、スタートからのスピード競争はよい刺激になります。昨日のレースを振り返り、ダウンウインドのコース取り、シートトリムを修正しましたが、蛭田はその効果がでて、10番争いの集団の中では負けない走りになってきました。
 上位陣がOCSになったレースと第6レースでは第2集団のトップとなる8位でフィニッシュしています。高橋香はアップウィンドでのコース組み立てはガルダの特徴を理解してきましたが、ダウンウインドでシートトリムが出し足りなく、あと一息です。長谷川は走りに元気がなかったのですが、第6レース(14位)でやっと自分の走りが戻りつつあります。

RS:X級(宮野幹弘コーチ)
 男子・富沢は通算2位にいますが、本日の2レース共によいスタートができない事で、自分の思うようなコース取りを取ることができませんでした。またプレーニングコンディションであったのに角度を気にしすぎてしまい、スピードにも乗れず、首位に立つ事ができませんでした。もう少し広い視野でレースを見る事が重要になってきます。
 女子・須長は、1レース目2上までセンシニ選手(伊)の前を走っていましたが、最後の下りで、ガスティーなコンディションの中、風を見ながらプレーニングを維持してきた同選手に抜かれてしまい、残念な思いをしました。ダウンウインドでのスピードを維持して、深く下っていく事をレースの中で学んでほしいと思います。
---------------------------------------

 明日はフリートレースの最終日です。470男女が3レース、49erが4か5レース、レーザーとレーザーラジアルが4レースを予定しています。10時半(日本時間17時半)スタートです。RS:Xは12時スタートで4レース予定です。天気は不安定で、明日は西風の予報がでています。ガルダに西風が吹くとしたら、谷筋からのガストが要注意の1日になるのでしょうか。

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2月鹿児島で行われた選考レースをダントツの成績で通過したイアンも苦戦を強いられています。写真提供:オリ特

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世界ランク2位のイタリアを抑えて2位フィニッシュする牧野/高橋。写真提供:オリ特

日本選手の成績:
470級男子 9カ国 23艇 本日4レース
3位 原田龍之介/吉田雄悟 1-4-(8)-8-2-7-8
9位 市野直毅/吉見亮平 5-13-(OCS)-3-5-19-3

470級女子 7カ国 12艇 本日4レース
1位 近藤愛/田畑和歌子 3-1-(4)-2-1-3-1
2位 吉迫由香/大熊典子 2-2-1-3-5-(9)-2

49er級 11カ国 21艇 本日4レース
4位 牧野幸雄/高橋賢次 6-3-2-4-4-(8)-3-4

レーザー級 25カ国 77艇 本日3レース
30位 安田真之助 28-(61)-26-20-41-26
38位 イアン・ホール 51-30-34-26-(57)-33
56位 齋藤大輔 56-54-33-(60)-45-52

レーザーラジアル級 11カ国 26艇 本日3レース
13位 蛭田香名子 (16)-13-16-8-13-8
17位 高橋香 18-(19)-17-12-12-17
22位 長谷川哲子 (24)-23-24-20-20-14

RS:X級 7カ国 11艇 本日2レース(男女合わせた成績です) 
2位 富澤慎 1-2-3-3-2
9位 須長由季 10-9-9-7-8

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激突、ETNZ対オリジン

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 ポルトガル・カスカイスで開催されている「Audi Medcup2010」(TP52、GP42による地中海サーキット)。大会3日目を終えて、初出場の〈チームオリジン〉(GBR)と前年度の覇者〈エミレーツチームニュージーランド〉(ETNZ)が、壮絶なバトルをくり広げています。両チームの布陣は下記の通りです。

Emirates Team New Zealand
Skipper:Dean Barker NZL
Tactician:Ray Davies NZL
Strategist:Adam Beashel NZL
Mainsail Trimmer:Don Cowie NZL
Trimmer:James Dagg NZL
Bowman:Jeremy Lomas NZL
Trimmer:Grant Loretz NZL
Grinder:Winston Macfarlane NZL
Mid-Bow or Sewer:Richard Meacham NZL
Mainsail Assistant:Tony Rae NZL
Navigator:Jules Salter NZL
Grinder:Christian Ward NZL

TEAM ORIGIN
Skipper/Helm:BenAinslie GBR
Tactician:Iain Percy GBR
Bowman:Matt Cornwell GBR
Mast:Julian Cressant FRA
Grinder:Chris Brittle GBR
Trimmer:Christian Kamp DEN
Trimmer:Andy Hemmings GBR
Pit:Nice Bice AUS
Main:Warwick Fleury NZL
Strategist:Andrew Simpson GBR
Navigator:Juan Vila ESP
Director/Runners:Mike Sanderson Team GBR

 また、本大会では、レースのリアルタイム中継がおこなわれ、解説、実映像、ヴァーチャルアイを駆使して、前年度以上の魅力的なインターネット中継となっています。また、レースの間に解説者がオンボードのセーラーをインタビューするなど、これまでにはない試みもあり、バルクヘッドマガジンが知る限り、世界最高レベルのインショアブイまわりのヨットレース中継といえます。本日は得点×1.5となるコースタルレース。このままETNZが抜け出すのでしょうか? オリジンの巻き返しがあるのか? それとも他チームの逆転劇があるのでしょうか?

◎Audi Medcup 2010(中継は日本時間夜9時前後からはじまる予定です。変更の場合もあるので、ウエブサイトで確認してください)
http://www.medcup.org/

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TP52 Series
Overall – Day 3
1. Emirates Team New Zealand (NZL), 6+11+1+1+4+2+1= 26 puntos
2. TeamOrigin (GBR), 4+9+2+4+2+1+7= 29
3. Synergy (RUS), 8+1+6+3+5+8+3= 34
4. Artemis (SWE), 3+6+7+8+3+7+2= 36
5. Audi A1 powered by ALL4ONE (FRA/GER), 9+7+4+6+1+5+5= 37
6. Quantum Racing (USA), 1+5+8+2+10+9+8= 43
7. Cristabella (GBR), 2+8+3+5+9+6+10= 43 points
8. Luna Rossa (ITA), 5+3+9+10+6+3+9= 45
9. Matador (ARG), 7+2+5+9+8+12(DSQ)+6= 49
10. Bribón (ESP), 10+10+10+12(DNC)+7+4+4= 57
11. Bigamist 7 (POR), 11+4+11+7+11+11+12(DNF)= 67

GP42 Series
Overall - Day 2
1. Puerto Calero (ESP), 1+1+2+1+2= 7 puntos
2. Madrid-Caser Seguros (ESP), 3+2+3+2+1= 11
3. Iberdrola (ESP), 2+5+1+3+3= 14
4. Peninsula Petroleum (GBR), 4+3+4+5+4= 20
5. AIRISESSENTIAL (ITA), 5+4+5+4+6(DNF)= 24

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2010年05月14日

ガルダ、ジャパン好発進

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49erのマーク回航、がんばれ!牧野/高橋。写真提供:JSAFオリ特

THE WINDS HAVE ARRIVED.
いよいよレガッタ開幕。ダブルハンド勢、好発進。

レポート/斉藤愛子(オリンピック特別委員会)

 2日目は9時スタート予定でしたが、風がなく、陸上や海上で待機。ようやく10時半から安定した南風10から15ノットが入り始め、いよいよレガッタ開幕となりました。今日は49erが4レース、その他のクラスは3レースがおこなわれました。日本チームはダブルハンドクラスが好発進しました。

 まず、470級のレースを見ていた中村健次ナショナルコーチの報告です。

『原田組は1マークをそれなりの順位の回航となっても、今年に入ってダウンウインドのコース取りとスピードが良くなり、フィニッシュまでに順位を上げてきます。自信のなせる技です。市野組は3レース目がリコールでしたが、そのレースはトップでフィニッシュしました。彼らは、若さを武器にどんどん前を走る意欲でレースに臨んでいます。当面はこれが良いと思います。

 女子の近藤組は1レース目、15ノットオーバーの良い風にもかかわらずパンピングフラッグが掲揚されず、スタート直後に当然のごとくキネティクスで走らせていたところ、ロッキングをとられてしまい、42条ペナルティーを受け、順位を落としてしまいました。470級は男女同時スタート(35艇)で、女子順位は女子の成績だけを抽出してつけています。吉迫組がトップ発進です。彼女たちは、スタート前からの戦略をしっかり立てること、負けん気をどれだけ出せるかにかかっています(中村)』

 ガルダ湖は南からの風がアルプスへ向かって谷筋をあがってくる場所です。地形の影響を受けた特有の南風で、崖に突っ込むのがセオリーとなっています。スタートラインに大きく有利、不利がでた場合、写真のような下スタートの即タックが必要になります。

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スタート後、即タックで崖に突っ込みます。この流れに乗れないと大きく順位を落とすことになります。写真:JSAFオリ特

 49erはタックのロスがあるのでポートスタートになります。このような特殊な海面では、レーシングルールを守る事によって大きく順位を落とす事もあります。コースが決まってくれば、選手それぞれが、どこでどのようにスタートするか分かっていますので、全体の流れを掴めないセーラーは前を走る事ができません。

 レーザー級のイアンは、1レース目にスタートでケースに巻き込まれ、安田は2レース目に慌てた瞬間にメインシートを放して沈をしてしまいました。いつものように落ち着いてスタートし、レースをこなせば他のレースのように20番台でフィニッシュができるはずです。明日はもう少し落ち着いてレースをしてほしいと思います。日本選手は、まだまだトップ集団とは技術に差があります。少しずつ海外選手から良いところを吸収しながらレースを学習していってほしいと思います。

 レーザーラジアル級は、ダウンウインドで落として伸ばせないことが苦しい展開を招くことになりました。高橋香はアップウインドの展開はそれなりにできましたが、ダウンウインドで的確なトリムができず、大きく順位を落としてしまいました。

 昨年のワールド以来の海外初レースになる蛭田は、徐々に自分のペースでレースができるようになってきました。レーザーやラジアルは、欧州での競り合いをこなしていかなければレース展開のテンポについていくことができません。今日、面喰ったことを、明日は対応できるようにしていくことが重要です。

 RS:Xはエントリーが少ない(11艇)ため男女混走です。3レースとも風向190から200度、風速14から16ノットの中でおこなわれました。男子の富澤は2位発進となりましたが、実は3レース共に思うようなコースを引くことができませんでした。1レース目は何とか得意のフリーで挽回し、トップでフィニッシュしましたが、課題は残りました。

 女子・須長は2レース目でイタリアのセンシニ選手とバトルを繰り広げ、彼女に続き9位でフィニッシュしました。アップウィンドでは互角に競う事ができますが、ダウンウインドで離されてしまいます。こちらも課題です。と言っても、ふたりともに手ごたえは感じているようです。明日からに期待をします。

 明日は4レース(49erは5レース)が予定されています。当地ガルダは、日中は日なたで夏を感じますが、日陰や朝晩は10℃以下に下がります。

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沖での風待ち。「待ちくたびれてます」とレーザーラジアルの高橋香。写真:JSAFオリ特

日本選手の成績:
470級男子 9カ国 23艇 本日3レース
3位 原田龍之介/吉田雄悟(アビームコンサルティング) 1-4-8
14位 市野直毅/吉見亮平(ケアマネジメント・栄和) 5-13-OCS

470級女子 7カ国 12艇 本日3レース
1位 吉迫由香/大熊典子(ベネッセコーポレーション)2-2-1
2位 近藤愛/田畑和歌子(アビームコンサルティング)3-1-4

49er級 11カ国 21艇 本日4レース
2位 牧野幸雄/高橋賢次(関東自動車工業)6-3-2-4

レーザー級 25カ国 77艇
36位 安田真之助(鹿屋体育大学 在学) 28-61-26
37位 イアン・ホール(フリー) 51-30-34
48位 齋藤大輔(秋田県セーリング連盟) 56-54-33

レーザーラジアル級 11カ国 26艇
15位 蛭田香名子(豊田自動織機) 16-13-16
18位 高橋香(福島県セーリング連盟) 18-19-17
23位 長谷川哲子(豊田自動織機) 24-23-24

RSX級 7カ国 11艇 本日3レース(男女合わせた成績です) 
2位 富澤慎(関東自動車工業)1-2-3
9位 須長由季(ミキハウス)10-9-9

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2010年05月13日

募集モス運営(特典アリ)

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葉山沖で毎週3〜5艇が練習しているフォイラーモス。photo by Junichi Hirai

 5月22、23日の2日間、神奈川県葉山新港で、「Zhik 2010モス級スプリングカップ」が開催されます。水面から浮上してカッ飛ぶフォイラー(水中翼)モスの走りをご覧になった方は多いことでしょう。現在、日本ではモスセーラーがジワジワ増加中。来週開催されるスプリングカップには現在15艇がエントリーしていて、世界の主流となっている新艇マッハ2も登場します。

 日本モス協会では、スプリングカップをお手伝いしてくれるスタッフを募集しています。フォイラーモスのレースを間近で見られ、艤装やフォイラーの仕組みなども勉強できます。ディンギーセーリングの概念を吹き飛ばすモスを知るチャンスです。

 また、お手伝いしてくれた方への特典として、時間があればフォイラーモスの試乗も可能とのこと。未来のセーリングと尋常でないスピードを体感してください。モスに興味あるセーラーは、こちらへメールを。

◎モススプリングカップ(葉山新港)
5月22日(土)
9時より選手受付。11時スキッパーズミーティング(出艇前に昼食を済ませてください)。11時55分予告信号。コースは上下ソーセージコース、2周または3周。レースは続けて行います。夕方6時よりハーバー入口の港湾食堂にて懇親会
5月23日(日)
10時55分予告信号。コースは同じ。午後2時以降はスタートなし。昼食は帰港後の予定

問い合わせ:日本モス協会・橘
ntachibana@radioflyer.co.jp

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オリンピックガルダ開幕

 5月12〜16日まで、イタリア・ガルダ湖北部のリバ・デ・ガルダで、「オリンピックガルダ・ユーロリンプ2010」が開催されています。本大会は、イエールSOF(フランス)と5月後半にはじまるデルタロイドレガッタ(オランダ)の中間にあたり、トレーニングレガッタとして各国選手が出場しています。日本からの出場は下記の通りです。

◎日本ナショナルチームと参加種目
470級男子 10カ国 29艇
 原田龍之介/吉田雄悟 (アビームコンサルティング)
 市野直毅/吉見亮平(ケアマネジメント/栄和)
470級女子 7カ国 13艇
 近藤愛/田畑和歌子 (アビームコンサルティング)
 吉迫由香/大熊典子 (ベネッセコーポレーション)
49er級 12カ国 23艇
 牧野幸雄/高橋賢次 (関東自動車工業)
レーザー級 28カ国 95艇
 イアン・ホール (フリー)
 安田真之助 (鹿屋体育大学在学)
 齋藤大輔 (秋田県セーリング連盟)
レーザーラジアル級 15カ国 32艇
 蛭田香名子 (豊田自動織機)
 高橋香 (福島県セーリング連盟)
 長谷川哲子 (豊田自動織機)
RS:X級男子 10カ国 16艇
 富澤慎 (関東自動車工業)
RS:X級女子 3カ国 3艇
 須長由季 (ミキハウス)

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ガルダ湖に強烈な黒雲。ガストが来襲しました。写真提供:JSAFオリ特

オリンピックガルダ初日。
雨・風に翻弄され、初日は全クラスともノーレース

レポート/斉藤愛子(オリンピック特別委員会)

 5月12日。大会初日は13時スタート予定ながら、風向が定まらず、海上待機。14時半頃から山の上が黒くなり、前線通過と強い西風、スコールのような雨の来襲となりました。その後はまた無風。16時半まで待ちましたが、結局、レースができずにAP+A旗があがりました。RS:Xはその後も陸上待機でしたが、同じくスタートできずに終わりました。

 今回はC海面にRS:X、B海面にレーザーとレーザーラジアル、A海面に470男女と49erが割り当てられています。いちばん遠いA海面の艇が14時40分頃から突然、西岸よりに集まりはじめ、崖下に避難しだしました。

 地元の選手の話では、「前線が通過すると、レース海面の西側の谷筋から40ノットオーバーのガストが吹きだし、少ししたら止んで、谷筋をはずした崖に近い場所がブランケットになるから、そこへ避難する」とのことで、日本選手もあわてて曳航して西風の陰になる場所へ避難しました。

 たしかに、沖は白波の場所がありましたが、崖下は問題なく、風をやりすごすことができました。強いところでも25ノット程度で、さすがに40ノットは吹いてきませんでした。しかし、次に来たのは周囲が見えなくなるほどの雨。これには耐えるのみです。まさに高いところから落下してくるような雨でした。

 雨が止むと風は北からとなり、しかも弱くなりすぎてしまいました。それだけでも、もう今日はレースができない気配だったのですが、一度、陸へあがった470はレースを引き続きスタートさせようと努力しているレースコミッティーの期待に応えて、猛スピードで曳航されてレース海面に向かっていました。しかし、南西からは次の黒雲がじわりじわりと近づき、不安が。また、あの雨に打たれるのだけは・・・。その後も雲の影響で、風に翻弄され、結局、レースは明日に延期となりました。

 明日は、11時スタート予定を9時に変更し、レーザーはグループ分けをなくして、1グループでレースをすることになりました。朝、8時(日本時間:15時)には出艇となりますが、早い時間だと山からの安定した風が残っている可能性が高いと思われます。3レースができることを期待しています。

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手作りのパスタランチを食べるレーザー級の安田選手。写真提供:JSAFオリ特

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五輪セーリングの方向性

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C.ISAF

 先週、ハンガリーで開催されていたISAFミッドイヤーミーティングで、オリンピック委員会より興味深いレポートが発表されました。ルールや競技全般の取り決めをおこなうISAF(国際セーリング連盟)は、セーリング競技の方向性を位置づける重要な組織でもあります。

 みなさん、個人的には、自分の関係するクラスを中心に考えていると思いますが、ISAFの運営費のほとんどはオリンピック関連の収入に頼っていることから、当然、国際的にはオリンピック事業が優先されることとなります。もし、セーリング競技がオリンピックからはずされたら、ISAFの存続はむずかしいでしょう。

 さて、ISAFオリンピック委員会より発表されたレポートでは、オリンピックを中心としたセーリング競技の方向性と課題、戦略、解決案などが提案されています。長文ではありますが、流し読みをしていくといくつかのキーワードが浮かんできます。たとえば、エンターテイメント性、フィジカル強化、ユースオリンピック、女子選手の増加など。いまISAFは、オリンピックセーリング競技そのものを変えていきたい(改革の時期)と考えています。

 昨年60周年を迎えたフィン級の記念誌の序文に、ジャック・ロゲIOC会長は、次のような文章を寄せました。
The Olympic classes must represent both genders and the weight and size distribution of modern youth. The boats should be as cheap and as universally widespread as possible.
(オリンピッククラスは男女平等で、現代の若者の体格に合わせて開発されなければなりません。ボートはできるだけ安価で、広範囲に普及されるべきです)

 ベルギー出身のロゲ会長は、フィン級で五輪出場経験のあるオリンピアン。セーラーでもあるロゲ会長が、このような発言をしたことは、現在のセーリング競技がオリンピックという巨大な枠の中できびしい状況に置かれていることを意味しています。

 レポートのなかでセーリング競技の位置づけを知る資料があったので、一部を抜粋して紹介します。

1. 2004年アテネ五輪の競技別出場国数
セーリングは、トライアスロン、近代五種競技、野球、ホッケー、ソフトボールに次いで6番目に少ない競技でした。
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2. 2008年北京五輪の競技別出場国数
ソフトボール、野球がなくなったので、そのまま移行して4番目に。セーリングの参加国数は全体から見ると非常に少ないことがわかります。また、2016年ブラジルではゴルフ、ラグビーなど新競技が入る可能性があります。
10.05.13_b.jpg

3. エリア別IOCとISAF加盟国数
ヨーロッパをのぞいてほとんどのエリアで少ないISAF加盟国ですが、アフリカ、アジアが極端に少ないことがわかります。
10.05.13_c.jpg

4. 2004年アテネ五輪でテレビ放映された割合
2位のアーチェリーの約半分。驚くほど少ないですね。
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5. 2008年北京五輪でテレビ放映された割合
テレビ放映のむずかしいセーリング競技ですが、他競技に比べて放映時間の少ない競技なのがわかります。つまり商業五輪に不可欠なスポンサー対応ができていません。
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6. 2008年北京五輪のIOCウエブサイト訪問数
他競技の名称が読めませんが下から4番目。日本ではウエブサイトでしか情報を得られませんでしたが、成績を出すだけの物足りないものでした(一般のテレビ放映されない日本の場合です)。
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7. 2008年スポーツウェブサイトの訪問数
セーリングがテニス、体操競技についで多いのは、ボルボオーシャンレースによる新技術を取り入れたウェブサイトの効果と思われます。
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 いま、ISAFはウエブサイトからの情報発信に力を入れていて、セーリングワールドカップをはじめ、写真、動画、GPSによるトラッキングなどを使ってニュースが伝わりやすくなりました。ただし、「以前よりはよくなった」程度であり、これが一般の人を巻き込むまでのエンターテイメント性があるのか、といえば、まだ未発達といえます。4月のイエールSOFを見た感想は、アイデアが先行していて、たとえばメダルレースの中継など現場の技術がおいついていないのでは? と感じる部分もありました(それでもずいぶん進化しましたが)。

 権利関係の複雑なオリンピック本番でどのように表現されるのかわかりませんが、「現場の観客動員やテレビ放映はダメ。オリンピックからはずされないためにはウエブサイトを駆使するしかない」というのがISAFの本音かもしれません。66ページに及ぶレポートの最後には、ヴァーチャルアイのようなトラッキングアニメーションを使った技術も紹介されています。

 オリンピック・セーリング競技に興味のある方は、一度目を通しておいて損のないレポートです。

ISAF Olympic Commission Draft Report(PDF)

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2010年05月12日

開幕!メッドカップ2010

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最高の風が吹くポルトガル・カスカイスで開幕したメッドカップ。ユーロ下落もなんのその、今年は盛り上がりそうです。今年のTP52はスピンポールがなくなり、バウスプリットに変更されています

 TP52とGP42による地中海サーキット、「アウディ・メッドカップ」が12日開幕します。4〜9月まで地中海を転戦するメッドカップは、ご存じのように世界最高峰、豪華絢爛のグランプリレースといえます。今年のTP52クラスは、〈チームオリジン〉〈ルナロッサ〉〈オールフォーワン〉といったアメリカズカップ関連チームの加入で、昨年より参戦している〈エミレーツチームニュージーランド〉を加えて、いっそう「ミニAC」の雰囲気が強くなりました。

 チームの多くは、アメリカズカップを含むキャンペーンの流れとして活動していて、第34回アメリカズカップのフォーマットが正式発表される12月までは、メッドカップ(TP52)、ルイヴィトントロフィー(AC艇)が共通のバトルフィールドとなります。

 今回の注目は、なんといっても新チームの登場でしょう。〈チームオリジン〉には、マイク・サンダーソンをチームリーダーに、ベン・エインズリー(ヘルム)、イアン・パーシー(タクティシャン)のオリンピックヒーローがコンビを組みます。対する〈ルナロッサ〉には、五輪金メダリストであり、ボルボオーシャンレース勝者のトーベン・グラエル(タクティシャン)とロバート・シェイド(ヘルム)のブラジル天才セーラーが組んで出場します。

 ということは、ついに世界中のセーリングファンが待ち望んでいた、ベンとシェイドの対決がみられるわけです。これまでの五輪レーザー級対決は、シェイドがアトランタで金、シドニー銀、ベンがアトランタ銀、シドニー金で一勝一敗。その後ベンはフィン級に移動して、アテネ、北京で連続金メダル。シェイドは、アテネでレーザー級金メダルを獲得しました。

 シェイドは、スター級でも活動していますが、昨年より同国の先輩、トーベン・グラエルの〈ルナロッサ〉に参加。〈ルナロッサ〉の昨年は、STP65で活動していましたが、満を持してメッドカップ参戦となりました。新艇の仕上がり次第の部分もありますが、今年のサーキットをおもしろく見るひとつの要素になるでしょう。ちなみに、〈チームオリジン〉のボートは、VORの〈アムロ〉、〈エリクソン〉の奇才、ユアン・コーヨムジャンがデザインしています。ユアンは、北京五輪金メダルのイアン・パーシーが乗ったスター級も設計しています。

 昨年メッドカップを制した〈エミレーツチームニュージーランド〉は、ボルボオーシャンレースの参戦を発表し、ルイヴィトントロフィー、そしてメッドカップという3本柱のキャンペーンになります。グラント・ダルトン率いる同チームは、ディーン・バーカーがヘルム、レイ・デイビスがタクティシャンをつとめるガチガチのキウイ軍団。そして、2009年に圧倒的な勝利をつかんだ〈クァンタムレーシング〉は、テリー・ハッチンソンが今年もヘルムスマン/スキッパーをつとめます。

 話題が尽きないメッドカップ。アウディ・メッドカップ第1戦は、12日スタートです。

◎メッドカップTP52・カスカイス出場チーム(ヘルムスマン)
1. NZL Emirates Team New Zealand(Dean Barker)
2. USA Quantum Racing(Terry Hutchinson)
3. SWE Artemis(Paul Cayard)
4. GBR TEAMORIGIN 1851(Ben Ainslie)
5. GBR Cristabella(John Cuttler)
6. ESP Bribon(Gonzalo Araujo)
7. ITA Luna Rossa(Robert Scheidt)
8. ESP Matador(Guillermo Parada)
9. POR Bigamist7(Afonso Domingos)
10. RUS Synergy(Karol Jablonski)
11. FRA/GER Audi powered by ALL4ONE (Jochen Schueman)

◎メッドカップGP42・カスカイス出場チーム(ヘルムスマン)
1. ESP PUERTO CALERO (Jose A. Calero)
2. ESP MADRID-CASER SEGUROS (Paolo Cian)
3. ITA AIRISESSENTIAL (Roberto Monti)
4. ESP IBERDROLA TEAM (Laureano Wizner Perales)
5. GBR PENINSULA PETROLEUM(John Bassadone)

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進水式を終えたばかりの〈チームオリジン1851〉。艇名に1851とつけたのはもちろんアメリカズカップ(第1回開催年)にちなんで

◎Audi Medcup 2010
http://www.medcup.org/

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2010年05月11日

420級、RS:X級をレンタル

 JSAFはISAFユースワールド、および種目別世界選手権大会の出場を目指し、世界の強豪国と戦い勝利することを目標とするジュニア・ユースの意欲ある選手(地域クラブ、高校ヨット部等)に保有艇を貸出すことになりました(文/オリンピック特別委員会&ジュニア・ユース育成強化委員会)。

1. 貸出艇:420級、RS:X級(和歌山ナショナルトレーニングセンター保管)を帆走可能な状態で貸出します(艇体一式、セール、その他)

2. 貸出対象: 2011年3月24日時点で満15歳以上、かつ1993年1月1日以降に生まれた19歳未満の者。上記年齢の範囲で、自己推薦申請し、ジュニア・ユース育成強化委員会が認めた選手。(要過去大会成績、自己推薦等)

3. 貸出条件:
・十分な練習時間の確保と合理的な練習方法を実行できる事
・十分な安全管理のもとで練習できる事
・JSAFが参加を推奨する合宿、練習会、大会、及びISAFユース選考大会(2011年3月末)のいずれかに参加する事(いずれも参加資格を得た者)
・艇の保管、管理を確実に行い、JSAFに活動報告書を定期的(毎月1回程度)に提出する事
・貸出し期間:2010年6月中旬〜2011年3月下旬 ISAFユース選考大会開催前まで
※上記貸出し条件を満たしていないとJSAFが判断した場合や申込書に不実記載が認められた場合は、その時点で艇の貸出しを中止します。
※貸出し期間中にJSAF関連行事開催のため、貸出した艇を一時返却いただきJSAFにて使用する場合があります。

●現在決定している期間:420級のみ10月28日〜31日 (420級コーチセミナー: 和歌山NTC) 

4. チャーター料 (月額): 420級・1万円、RS:X級・5千円

5. 引き渡し場所:和歌山ナショナルトレーニングセンター(和歌山セーリングセンター)

6. 申し込み期限:2010年5月30日(日)

7. 申込方法(下記メールアドレスまで):「2010年度JSAF所有艇賃貸申込書」を下記あてにMailで送付してください。

(財)日本セーリング連盟 ジュニア・ユース育成強化委員会
〒150-8050 東京都渋谷区神南1-1-1 岸記念体育館内
TEL:03-3481-2357 FAX:03-3481-0414
E-mail:mam-olytoku@jsaf.or.jp

8. 貸出しの決定:提出された上記「申込書」をもとにJSAFにて総合的な判断を行い、貸出し先を決定し、2010年6月10日までに貸出し決定通知を行います。

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2010年05月10日

浜名湖で体験レッスン開催

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 浜名湖のビーチスマリーナでは、「はばたけ!世界の海へ!」を掲げ、ジュニア&ユースの育成に取り組んでいます。昨年まで海の日記念イベントとして「セーリング体験の日」を実施していましたが、2日間では足りない? ということで、今年は毎週土曜日午前2時間のレッスン方式で、何回でも楽しめるように設定しました。体験から水遊びを学びセーリングを楽しんでもらえたならと普及と育成に取り組む、浜名湖ユースクラブからの発信です。

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ヨットとウインドサーフィン
『ジュニアセーリング体験レッスン開催』


浜名湖の心地よい風でセーリングを「楽しむ、遊ぶ、学ぶ」体験レッスンに参加してみよう! レッスンは期間中の毎週土曜日午前中2時間行なわれています。好きなだけ何回でも参加できます。自転車に乗る感覚で風をとらえて進むセーリング。「風に乗れた!」感動をぜひ体験してみてください。

■対象:自転車に乗れる小学5年生から高校生。親子で一緒にレッスン参加もできます。

■会場:ビーチスマリーナ(三ケ日インターから車で10分)
〒431-1403 浜松市北区三ヶ日町大崎1013
アクセスはhttp://www5f.biglobe.ne.jp/~beachsmarina/でご確認下さい。

■期間:5月〜9月までの土曜日開催!
 第1・第3土曜日は、「ヨット」の開催日
 第2・第4土曜日は、「ウインドサーフィン」の開催日

■時間:10:00〜12:00(集合は10分前にお願いします。)

■持ち物:濡れても良い服装と着替え、運動靴、帽子、タオルなど持参下さい。

■参加料:1回800円/1名(当日持参)親子での参加は2名分となります。

■申し込み:毎回定員がありますので、希望日をお早めにお問合せの上お申込み下さい。天候によって中止の場合もありますので、ご連絡先をお知らせ下さい。

■お問合せ:浜名湖ユースクラブ事務局(担当:高橋)
TEL. 053-526-7829(ビーチスマリーナ内)
E-mail:kokichi@mue.biglobe.ne.jp

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