2010年08月31日

RS:Xワールド須長好発進

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フィニッシュへ向かう須長。この風速のスピードは男子顔負けです

女子・須長、総合12位につける

レポート・写真/宮野 幹弘、関 一人
JSAFオリンピック特別委員会

 デンマークRS:X級世界選手権2日目。男子2レース、女子3レースが行なわれました。女子は昨日レースができなかったため、本日が初日となります。

 朝、ハーバーに向かう際、レース海面を見ながら移動するのですが白波が立っており、昨日とうって変わって強風域でのコンディション。気合いが入ります。

 12〜16ノットの風のなか、女子が出艇。昨日中止になってしまったのでレースが待ちきれなかったのでしょうか、みな、われこそはと出艇していきます。女子も2グループに分かれてのレースとなりますが、日本チームは2チームともブルーグループ(後組)へ割り振られました。

 今日は岬の先端からまわり込んでくる風です。こういった場合はワンサイドが有利になることが多く、風の傾向も決まりやすいのでコースプランは比較的立てやすいのですが、さりとて、ボートスピードが速いこととリフトを走ることが絶対条件となります。今日も全員左サイドでの展開。ファーストタックの場所で勝敗が決まる展開でした。

 そんな中、須長が爆発的な走りで3レースとも10位以内にまとめる会心のレースを見せました。得意な風ということもありますが、レースプランに自信が持てれば「戦える」と分かったことが大きいと思います。7-10-8で初日総合12位につけました。

 引き続きおこなわれた男子は、昨日2レース消化しているので緊張感も女子ほどではありません。女子のレースより若干風が上がり、16〜20ノットの風。風が上がるとスピードの速さが圧倒的な差となり、ボートスピードが速いRS:X級はトップと10位前後の選手とで1マークの差がついてしまいます。

 男子ブルーグループで2レース共トップのイスラエルは、断トツのスピード。スタートで遅れても2タックしてフレッシュウインドを掴むと全員の前に出てしまい、他のトップ選手達も後ろについていく程スピード差があったのは印象的でした。

 女子トップの中国もプレアジア大会で優勝した選手で強風では、断トツのスピードです。独特のパワフルセーリングで2位の選手を半マーク以上突き放す素晴らしい走りでした。一方、わがチームジャパン、海面の感じはつかめてきたようです。先は長いです。それぞれの目標に向かってがんばるのみです。

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須長由季。7位でフィニッシュ後の写真。写真の通りの明るい性格でみなを和ませてくれます。強風の走りはピカイチ。今日も爆発的な走りを見せてくれました

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小菅寧子。北京オリンピック代表。2回目のオリンピックを目指しています。軽風では素晴らしいスピード、上り角度で他の選手を圧倒します。今日は苦手な風でしたが、明日からの巻き返しに期待です

◎RS:X級世界選手権 成績
男子 41ヶ国 113艇
22位 富澤 慎 12-13-12-20
85位 高橋 良典 37-41-44-40

女子 28ヵ国 66艇
12位 須長 由季 7-10-8
44位 小菅 寧子 23-21-21

◎2010 RS:X World Championships
http://worldwindsurfingchampionships2010.rsxclass.com/


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posted by BULKHEAD at 22:36| オリンピック

インカレ個人戦展望・前編

全日本学生ヨット選手権・個人戦展望(1)
文・外道無量院

 例年、この大会は蒲郡・海陽で開催されるが、今年は学生ヨット総決算の全日本学生ヨット選手権(全日本インカレ)が、その蒲郡・海陽開催という事で、個人選手権は福岡・小戸で9月3〜5日に開催される。

 ご存知の方も多いとは思うが、左手に見える糸島半島と、目の前に聳え立つ能古島に挟まれた水道から吹き込んで複雑に変化する風や、閉鎖的な海面に流込んでくる強くはないが複雑な潮流など、結構、クセのある水面で、総じて、地元勢、もしくは地元経験者が有利ではないか、というのが基本的・個人的な見解である。

 加えて、現在、沖縄付近にいる台風7号と、台湾付近で発生した台風8号がレース期間直前・中に接近する可能性もあり、今後の動きに注意が必要だ。また、「ボーナス得点方式」「ディスカードなし」という、選手にとっては、最終レースのフィニッシュまで一瞬たりとも気を抜く隙がなく、最後まで大逆転もアリの得点方法が採用されている。

 それでは、今年も各水域から有力な選手を拾って優勝候補の選手を展望してみる。

◎470級
 第一経済大〜福岡経済大〜日本経済大と、この4年間で3回も大学名を変えてきたが、ヨットに関しては全日本インカレで470級2連覇中、過去7度の出場中で5度の優勝、この個人選手権・470級に関しても、冨岡、宮川、飯束と異なるスキッパーで現在3連覇中と、不動・不変の三船・岡村コンビの指導体制に支えられ、「470級・クラス特化」で圧倒的な強さを見せる日本経済大勢は今年も健在である。

 九州個選では、1〜4位と6位を独占。指導陣の母校である、名門・福岡大勢をシャットアウトし、創部史上最多の大量5艇を送り込んでくる。そういえば、古い話にはなるが、監督・三船和馬が、小松一憲(1976年モントリオール五輪470級代表、1977年470級世界選手権2位、現・アビームコンサルティング・コーチ)、甲斐幸(1979年470級世界選手権優勝)、高橋幸吉(現・浜名湖ジュニア代表、姉弟妹の3人で4度のIH制覇を果たした礼子、洸志、友海の父)、小笠原憲男(NTT)などの「群雄割拠」で熾烈を極めた激戦の選考シリーズを制し、470級日本代表に選ばれながらも、ソ連軍によるアフガン侵攻で、JOCが出場を取りやめたために、「無念の幻」、となったモスクワ五輪開催から今年はちょうど30年目にあたる。

 さて、優勝を狙える力を持つのは、昨年の王者・飯束潮吹(福岡第一・4年)を筆頭に、昨年4位の岡賢志(高松工芸・4年)、そして新人ながら昨年のインターハイ・チャンプとなるや、以後、直ぐに470に乗り換え、高校時代から全日本選手権、NT選考と出場し、大学生はおろか、社会人セーラーを相手にそこそこ健闘している土居一斗(福岡第一・1年)の3艇だろう。
 
昨年と比較しても勝るとも劣らない…(続きを読む)
posted by BULKHEAD at 21:47| インカレ

英・レーザーワールド初日

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上マークを10位で回航する安田真之助

2010レーザー級世界選手権始まる
上位選手との実力差をまざまざと

レポート・写真/飯島洋一
JSAFオリンピック特別委員会

 いよいよワールドが始まりました。シニアクラスは159艇53ヵ国、ジュニアクラスは119艇33ヵ国のエントリー。レーザークラスはオリンピッククラスの世界選手権の中で出場艇がもっとも多く、上位に入るのは至難の技といわれているクラスです。

 練習時は南西寄りの強い風が吹いていたヘーリングアイランドですが、今日は北寄りの風3〜4mの中で予定通り2レースが行われました。

 レース結果はというと、各選手とも軽風の中でトップの選手と実力の差を見せ付けられる結果となりました。海外のトップの選手はダウンウインドのスピードがよく、常にスピードをキープして集団の中から抜け出して、またはうまく避けて順位を確実に上げてきます。海外トップ選手はルール42条(推進方法違反)ギリギリのテクニックを使いスピードをキープして走っています。

 スピード差を見せ付けられた日本人選手でしたが、スタートは今までとは違う積極的なスタートをしています。実は、事前練習を見ていた中村健次ナショナルコーチは、「スタートで前に出ようという気持ちが感じられない。もっと積極的に体、メインセールを使って相手より少しでも加速して飛び出していかなければならない。このスタートでは絶対に前は走れない」と厳しい指摘と檄が飛びました。

 それから日本人選手はレースが始まるまで、スタートに意識をもって練習してきました。その成果か、各選手とも今までとは比べ物にならないほど、積極的にスタートをするようになりました。

 2レース目は、安田が見ているこちら側にまで熱意が伝わるようなスタートをして上マークを9位で回航していきました。残念ながら順位をキープすることができず19位まで順位を落としましたが、順位を落としてしまった原因を修正し、明日からも今日のような積極的なスタートをすればきっと前を走れるはずです。

 先月開催されたラジアルユースワールドで15位と好成績を収めた、ジュニアクラス参加の南里ですが、思っていたよりもジュニアクラスのレベルは高く、なかなか前を走らせてもらえません。こちらに来てシニアの選手とトレーニングを続けていましたが、ボートスピードも体力も戦術も海外選手にはついていけません。

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スタンダード(フルリグ)ジュニアクラスに出場している南里

 悔しいですが、これが世界のレベルです。南里は気持ちを入れ替え、今後厳しいトレーニングをして彼らと対等に戦える選手になりたいと強く思っているようです。連れてきた甲斐があります。世界では20歳ぐらいの選手でも大人に混じりヨーロッパ選手権でシングルに入る選手もいます。日本の若い選手も世界に目を向け積極的に世界にチャレンジしなければならないと感じました。彼は積極的なセーリングが持ち味の選手です。今日の成績に肩落とさず明日からも元気にレースを続けてほしいと思います。

 企業のサポートを受けている選手が少ないレーザーの選手達は選手達で1軒の家を借りて共同生活をしています。食事、洗濯も選手、コーチが一緒になり共に助け合い費用を節約して、できるだけ長い遠征活動をしています。今はとにかく上を目指して練習環境(とくに海外遠征)、トレーニング、栄養等の多方面からの強化活動をしています。

 初日を終えて良い面、悪い面がありますが、強く前を走りたいと思いレースに臨んでほしいと思います。

◎World Laser Senior Championship
159艇 53カ国
安田 真之助 27-19 64位
永井 久規 36-20 83位
ホール イアン 25-50 119位
城 航太 41-42 135位
斉藤 大輔 51-37 140位
   
◎World Laser Junior Championship
119艇 33カ国
南里 研二 OCS-46 113位

◎Laser Senior and Junior World Championships
http://www.laserworlds2010.co.uk/laserworlds/laser/senior-junior/

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開催地、へーリングアイランド。レースに関係ありませんが、飯島コーチの写真がメキメキ上達してますね。サポートのみなさんも、がんばってください!(BHM編集部)


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J/24チャンプのオンボード

 8月20日までスウェーデンで開催されたJ/24世界選手権で優勝した、ティム・ヒーリーチームのタッキング、ジャイビング・テクニックです。なるほど、機械のように一定のリズムで動いてますね。三崎の人気チーム、だぼはぜブログから情報入手です。みなさんも参考に。


トリマーはタックをしたら素早くハイクアウト。この風域では、ヘルムスマンが最後のジブトリム(ファイナルトリム)を担当しています


トリマーとガイトリマーのスピンシートの交換がクールですね。2番のサンバイザーがブローにあわせてジャイブのタイミングを指示しています


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1日よりX35世界選手権

 葉山マリーナのQUETEFEEKは、昨年に引き続きX-35世界選手権に参加しています。今年はイタリア、スカルリーノ(プンタアラから15kmくらい北)にて35艇の参加で開催されます(レポート/大坪 明)。

 28日からの計測は、昨年のドイツ大会と異なり全艇の重量計測とキール計測、全てのセール計測が行われました。また、我々の艇を含む4艇は傾斜テストも実施されました。

 QUETEFEEKは、木村大介オーナー自らのドライブに、三島隆洋(バウ)、木村淳一(マスト)、永山桃子(フローター)、市原英樹(ピット)、山田 寛(トリマー)、大坪明(ガイトリマー)、荒川海彦(タクティシャン)、大澤光正(ショアクルー)のいつものメンバーに、チームKARASUから阪間俊文(メイン)を加えたメンバーでの遠征です。

 30日までの3日間でチューニングとテストセーリングを繰り返し、本日は休息日の予定、明日9月1日から五日間のレースに備えます。

X35 World Championship


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RS:X級世界選手権初日

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デンマークもイギリスと同じく雨が多いので頻繁に虹ができます

RS:Xワールド初日。シフト攻略がキーポイントに

レポート・写真/宮野 幹弘、関 一人
JSAFオリンピック特別委員会

 いよいよ2010年RS:X級の決戦が始まりました。今大会は1海面で4フリート(男女各2フリート)を行う関係で、前日にスタート時間が掲示されます。昨晩、確認に行くと男子が11時より、女子が13時より各2レースとの予定でした。

 3〜6ノットの風の中、男子が出艇。富澤、高橋ともブルーグループ(後組)です。イエローグループがスタートし、ブルーグループがゼネリコをしたところで風が大きく振れ、2〜3ノットに風が落ちたところでAP旗掲揚。風が安定するまで待ちますが、風は来ず。一度ハーバーへ。

 陸上で2時間待機後、7〜9ノットのシーブリーズが入ってきたところで再び出艇し、レース開始。男子のレースが始まったころ、女子の本日のレース中止が決定。明日に持ち越しとなりました。

 今大会の海面はシフトの周期が非常に早く、ブローが小さく流れる速度が速いため、視野を広くし、先を読んでいく力が非常に大切なコンディションでした。

 当地に来てからどの風向でも同じ傾向があり、選手を悩ませていますが、前戦となる英国・スカンディアでJSAF気象スタッフの岡本治朗さんから教わった事を思い出してもらい、同じような感じだと伝えると選手達は早く理解してくれたようでした。
地道な努力が実を結んでいると実感した瞬間でした。

 結局本日は男子2レースのみが行われましたが、明日は女子3レース、男子2レースが行われる予定です。

 ノーレースになった分も含めるとほぼ3レース分周回しました。
明日までにどれだけ体力回復できるか。江口トレーナーの協力のもと、選手達は必死になってストレッチ、クールダウンやフィジカルケアを行っています。

 明日は女子の初戦となります。チームジャパン、どれだけいけるか楽しみです。

◎RS:X級世界選手権 成績
男子 41ヶ国 113艇
23位 富澤 慎 (関東自動車工業)12‐13
80位 高橋 良典(関東学院大学)37‐41

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富澤選手。北京オリンピックが終わり、順風以上のスピードアップを目標に練習を重ねてきました。世界のトップ選手の仲間入りなるか。楽しみです

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高橋選手。大学最終年となる今年、精力的に海外遠征を行っています。今回も海外選手から1つでも得ようと毎日必死です

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RS:Xのクラス協会はメディア対応として、FlickrやYoutube、Twitter、Facebookなどをいち早く取り入れてアピールしてきました(本大会ではライブ中継があるようです)。しかし、重要な大会内容のアナウンスが少なかったり、どこかチグハグ感もアリ…。本大会では、大会サイトからライブ中継をアピールする記念ポストカードがダウンロードできます。(BHM編集部)

◎2010 RS:X World Championships
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2010年08月30日

キウイ圧勝、メッドカップ

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第4戦を制し2010メッドカップ制覇に王手をかけたエミレーツ・チームニュージーランド

 29日までスペイン・ムルシアでおこなわれたメッドカップ第4戦。TP52クラスは、序盤の上下インショアレースでリードを獲った〈チームオリジン〉が20ノットまであがったコースタルレース(20マイル)でフォアステイのトラブルで大失速。一方、〈エミレーツ・チームニュージーランド〉は強風レースで圧倒的な実力を見せつけてトップへ浮上。第9レースでは、ポート、スターボードの抗議で失格になりましたが、難なく優勝を勝ち取りました。また、GP42クラスは上位3艇がほぼ同点で超接戦が続き、〈マドリッド - ケーサ・セグロス〉が最終日に抜け出し優勝を飾りました。次回メッドカップは最終戦。9月20〜25日にイタリア・サルディニア(カリアリ)で開催されます。

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岸寄りのブローが重要となったコースタルレース

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ディーン・バーカーがヘルムをとるエミレーツ・チームニュージーランド

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GP42クラスの接戦を制したマドリッド - ケーサ・セグロス

◎Caja Mediterráneo Region of Murcia Trophy
TP52 Series
Final after 10 races
1. Emirates Team New Zealand (NZL), 4+2+5+4+3+1+1,5+2+12(DSQ)+1= 35,5 points
2. Matador (ARG), 1+4+1+5+8+5+6+1+7+7= 45
3. TeamOrigin (GBR), 3+1+3+2+1+3+16,5+7+1+9= 46,5
4. Quantum Racing (USA), 9+5+6+3+7+2+7,5+6+5+3= 53,5
5. Artemis (SWE), 5+6+2+10+4+6+3+9+9+10= 64
6. Synergy (RUS), 8+3+7+11+6+7+10,5+10+2+4= 68,5
7. Luna Rossa (ITA), 2+7+9+6+2+9+15+3+8+8= 69
8. Bribón (ESP), 7+11+4+1+10+4+12+11+4+6= 70
9. Audi A1 powered by ALL4ONE (FRA/GER), 6+8+11+8+9+10+9+5+10+2= 79
10. Bigamist 7 (POR), 11+9+8+9+11+11+4,5+4+6+5= 78,5
11. Cristabella (GBR), 10+10+10+7+5+8+13,5+8+3+11= 85,5

GP42 Series
Final after nine races
1. Madrid – Caser Seguros (ESP), 2+3+1+5+3+2+3+2+2= 23 points
2. Iberdrola (ESP), 4+4+3+4+4+3+1+1+2= 27
3. Península Petroleum (GBR), 1+5+2+2+2+4+2+5+4= 27
4. Islas Canarias Puerto Calero (ESP), 3+1+5+1+5+5+4+4+1= 29
5. AIRISESSENTIAL (ITA), 5+2+4+3+1+1+5+3+5= 29

◎Audi MedCup Circuit 2010 Provisional Leaderboard
TP52 Series
After four events of five
1. Emirates Team New Zealand (NZL), 31,5+31+35+35,5= 133 points
2. Quantum Racing (USA), 59,5+22,5+44+53,5= 179,5
3. Matador (ARG), 60+27+67+45= 199
4. TeamOrigin (GBR), 59,5+31+63+46,5= 200
5. Artemis (SWE), 57+53+33+64= 207
6. Synergy (RUS), 64+35,5+73+68,5= 241
7. Audi A1 powered by ALL4ONE (FRA/GER), 51,5+29,5+84+78= 243
8. Bribón (ESP), 88+41+58+70= 251,5
9. Cristabella (GBR), 65+43,5+62+85,5= 256
10. Luna Rossa (ITA), 77,5+44,5+73+69= 264
11. Bigamist 7 (POR), 88+78+70+78,5= 314,5

GP42 Series
After four events of five
1. Madrid-Caser Seguros (ESP), 24+12+14+23= 73 points
2. Islas Canarias Puerto Calero (ESP), 14+17+19+29= 80
3. Iberdrola (ESP), 25+10+26+27= 88
4. AIRISESSENTIAL (ITA), 37+15+39+29= 120
5. Peninsula Petroleum (GBR), 40+24+37+27= 128

◎Audi MedCup
http://www.medcup.org/


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KYCポイントレース成績

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8月29日、西宮沖で開催されたKYCポイントレースの成績です。


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RS:X級世界選手権はじまる

RS:X級世界選手権が29日から開幕
4名のナショナルチーム全員出場

レポート・写真/宮野 幹弘、関 一人
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 本年度のウインドサーフィン・RS:X級のメインイベントとなる世界選手権が、デンマークの首都コペンハーゲンから西に150キロほど行ったケルテミンデ(Kerteminde)という町で開催されます。

◎RS:X級日本ナショナルチーム
男子:
 富澤 慎 (関東自動車工業) 
 高橋良典(関東学院大学)
女子:
 小菅寧子(新潟県セーリング連盟、J-Will Partners)
 須長由季(ミキハウス)
オリ特帯同スタッフ:
 統括、及び女子コーチ 宮野幹弘
 男子コーチ 関 一人
 トレーナー 江口典秀

 選手たちはロンドンオリンピックの会場となる英国・ウェイマスでの大会を終えた後、8月16日にフェリーに乗りデンマーク入り。この大会に向けて調整してきました。

 RS:X級はウインドサーフィンなので、軽風はパンピングの持続力、順風以上はプレーニング状態を維持するための筋力等、筋力、筋持久力が絶対必要なものとなります。

 今回は練習中も出艇前にウォーミングアップの体操、クールダウンのランニング、および体幹を意識したトレーニングメニューを江口トレーナーの協力で作成し実行してきました。

 本日は9時より受け付け及び計測、13時からプラクティスレースが行われました。

 海面はフラット、潮流の影響はなく、風は非常にシフティーでブローの動きが速く、陸から1キロ程の場所でレースが行われるために、風を読むのがむずかしい印象を受けました。

このような海面だと
・他の選手より早くブローにのせること。
・なおかつ長い時間のせること。
・マークに近づくタックを走る事
が非常に重要になります。

 出艇前のミーティングでは、レース海面に行くまでただ行くのではなく、風の傾向を見ながら海面に行ってほしい旨を伝え、出艇。戻ってきたから話をすると意識するだけで海面全体のイメージが掴みやすくなる事がわりました。

 須長選手はプラクティスレース終了後、居残って風の振れを掴むためひとり練習していました。少しずつですが、前に向かって進んでいます。

 明日からいよいよ本番。選手達の意識も最高潮です。全力で戦い抜きます。

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出艇前にウォーミングアップ。江口トレーナーの指導のもと、全員でウォーミングアップ。気持ちを切り替える時間です

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今回公開された新型RS:X(緑色のセール)。板は3キロ減、セールが横に大きくなりましたがマストが短くなり、セールエリアは同じとの事。オリンピッククラスとして生き残るために必死です

◎2010 RS:X World Championships
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2010年08月29日

ラッキーレディー青島制覇

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青島で開催されたメイヤーズカップ(ワンデザインクラス、8カ国10艇参加)で日本のラッキーレディーチームが優勝しました。万歳、おめでとう!

 8月21〜29日の間、中国青島でチンタオインターナショナルセーリングウィークのメインイベントとして行われたメイヤーズカップにおいて、ラッキーレディーチーム(稲葉健太オーナー/スキッパー)が優勝しました(レポート・写真/稲葉高広)。

 メイヤーズカップは、10艇の新艇のベネトウファースト40による賞金総額15000ユーロ、優勝賞金5000ユーロ(約60万円)のインショア3本、オフショア1本(250マイル)を含む総合レースです。中国セーリング連盟よりJSAFに参加の依頼をいただき、ラッキーレディーチームが参加しました。

 参加チームはロシア、イギリス、オーストラリア2チーム、フランス2チーム、シンガポール、日本、香港、中国。オーストラリアチームからは、マキシボートWildThingのスキッパーDavid、フランスからは470級のオリンピックメダリストNicolas Charbonnierなど、上位チームには有名セーラーが多数見受けられました。

◎参加チーム
Russia " Vladivostok / Seven Feet Yacht Club"
UK Clipper yacht club
NSW, AU "Yann Scholten Sydney Pittwater"
QL, AU Ensign Yacht Queensland
Bretagne, FRA Region Bretagne (Brest)
Normandie, FRA "Le Havre / Dalian / ODC Marine"
SIN Singapore
JP Atami/JSAF
Hong Kong Hong Kong SAR
China Beijing Sailing Center

 ラッキーレディチームは、本吉夏樹をヘルムスマンに据え、磯谷航介バウマン、記内良之などマッチレースやジャパンカップ等でクルーワークを鍛えるメンバー8名で構成されました。

 1週間のスケジュールは、下記のとおり信じられないほどのハードスケジュールです。

青島ーー>大連250miles回航 
大連  インショアレース1本、
大連ーー>青島 250milesレース
青島 インショアレース2本

 ちなみに、日本の代表的なロングディスタンスレースのパールレースは180マイルですが、それの1.5倍を往復して、インショア3本を1週間で行うスケジュールを想像いただくとどれほど無謀かがわかるかとおもいます(さらに陸にいる間、毎日パーティーがありました)。

 250マイルのディスタンスレースもインショアレースも同ポイントという、1レースごとに、5000ユーロの緊張を強いる厳しいレガッタです。

 「青島につくまで5ポイント以内! 青島で勝負!」を目標にはじまった、大連の最初のレースではイクイップメントのトラブルがあったにもかかわらず、微風を得意とする本吉ヘルムスマンのスピードがひかり、2位にまとめました。

 続けてはじまったディスタンスレースでは、ワンデザインならではの緊迫したスピード競争が続きました。リーチングバトルで、ジェネカーのハードなトリムでプッシュし続け、ようやくトップにならびかけた夜の2時。トップ争いをしていた、オーストラリアチームが引き網の漁船にひっかかってしまいました。

 これはトップに出られて、ラッキー!と思いましたが、しばらくワッチを続けていたところ、救助要請のパラシュートフレアが3本あがり、オールハンズにてエンジン・オン。即刻、救助に向かいました。

 幸いなことに人命に異常はなく、2時間サポートし続けて夜の4時に再スタートすることができました。なお、救助に向かった3艇のうちの1艇が網にひっかかってしまいましたが、こちらも無事でした。

 その後も後ろからの風が吹き続け、ハードプッシュも効いて、翌AM2時半、約36時間、3着でフィニッシュ。本吉ヘルムスマン、記内バウマンの睡眠時間は2日で4時間。オーストラリアチームとのバトルは最後まで白熱しました。

 なお、このレースでは救済要求がみとめられ、救助に向かった3艇とトップの1艇が全艇1位という裁定がくだされました。AM2時のフィニッシュにもかかわらず、食事に案内され、ホテルにチェックインできたのは幸せでした。

 翌日は、折れたスタンション、破れたセールをなおして最終決戦に備えることができました。

 最終日を首位で迎えて、インショアレース2本。1レース目で1位をとることができ、2レース目はフランスに続く2位。磐石のスピードとクルーワークでメイヤーズカップを制することができました。

 その後、おこなわれたパレードと表彰式は圧巻でした。会場に大げさでなく1万人以上はいたのでないでしょうか? オリンピックで勝ったのかと思うほどの歓待を受け、非常に驚きました。もちろんテレビでも中継されました。

 セーリングチームというよりは、パーティーチームであるところのラッキーレディーチームはすべてのパーティーに参加し、昼も制しましたが、夜も制することができたのではないかと思います。

 今大会を通じて中国の圧倒的な経済的なパワーを感じました。ホテル代やパーティー代、送迎すべて主催者がもってくれ賞金までいただくという日本では考えられない待遇でした。中国に、感謝いたします。

 レースのオーガナイズやセーリングテクニックについては、まだ日本にも一日の長がありますが、ハーバーではディンギーやマッチレースのトレーニングがオーストラリアのコーチのもと、続けられており、セーリング大国になるもの時間の問題ではないかと思います。


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英・レーザーワールド直前

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へーリングアイランドで開催されるレーザースタンダード・シニア、スタンダード・ジュニアワールド。シニアに160、ジュニアに137艇がエントリーしています。写真は日本チームの練習風景

2010レーザーワールド、開幕迫る
レポート・写真/飯島洋一
JSAFオリンピック特別委員会

 2010レーザー級世界選手権が、ILCAのお膝元、英国・へーリングアイランドで8月30日から行われます。今年度からジュニアの世界選手権も同時に開催され、レーザースタンダードクラスのシニア、ジュニアの世界一を争います。シニア、ジュニアと約300人近いレーザーセーラーで英国の小さな町のヨットクラブはいっぱいです。

 日本選手(6名)の多くは8月6〜8月14日まで同じ英国・ウェイマスで行われたセールフォーゴールドレガッタに出場しており、レース終了後、ここへーリングアイランドに移動し練習を続けています。当地もウェイマスと同じで南西寄りのよい風が吹きそうです。また、干満の差が非常に激しく潮が非常に強いことが予想されます。

 昨年の世界選手権(カナダ)で惨敗した日本レーザーチームですが、今年度は国内合宿、ヨーロッパ遠征、そして韓国合宿とトレーニングを行ってきました。

 各国もオリンピックが近づくにつれて、強化に力を入れ始めてきています。昨年同様厳しい戦いになると思いますが、選手達には今年練習してきたことを出し切って、悔いのないレースをしてほしいと思います。

 また、今回は次世代選手の育成・強化の一環としてジュニアクラスに高校生チャンピオンの南里が参加しています。事前練習では大人の選手に大いに揉まれていました。南里の力量が試される期待の大会です。

◎開催会場
 ロンドンより約90キロ、先日セールフォーゴールドレガッタが行われたウェイマスから150キロ東に位置する英国南西部のヘイリングアイランド。島内には綺麗なビーチが続き、別荘が立ち並ぶ静かなリゾート地です。すぐ近くにはイギリス海軍の軍港があるあのポーツマスがあります。

◎日本代表選手
シニアクラス:
ホール イアン(福岡ヨットクラブ)
安田 真之助(鹿屋体育大学 在学)
永井 久規(豊田合成)
斉藤 大輔(秋田県セーリング連盟)
城 航太(エスピーネットワーク)

Jrクラス:南里 研二(唐津西高校)

オリ特帯同スタッフ:中村 健次(NCコーチ)、飯島 洋一(NTコーチ)、水野 元晴(NTトレーナー)

10.08.29_01.jpg
へーリングアイランドのヨットクラブはレーザー一色に染まりました

◎Laser Senior and Junior World Championships
http://www.laserworlds2010.co.uk/laserworlds/laser/senior-junior/


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2010年08月28日

SIN初開催ユース五輪閉幕

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最終日はタイ選手と一緒に。タイの女子選手(右から2番目。KAEWDUANG-NGAM Siriponさん)は10レース中7レースでトップ。圧倒的な強さを見せました

初のユース五輪閉幕。健闘日本ウインド男女

8月25日大会最終日
 選手たちの顔つきが違います。この期間、毎回話してきた5つのポイント。この話をするのも今日が最後です。そして、選手たちには最後のレースを思いっきり楽しんでくるようにと声をかけました。風が安定しないため予定時刻より1時間ほど遅れ、風向240、風速4〜6ノット。13時前にメダルレース女子がスタートしました。

 由里は、スタートは全てのレースを通して安定しているのですが、コース取りと下りのパンピングで苦労していました。1上マークを12位で回航。2上は懸命なパンピングをして1つ順位を上げ11位で回航。下りのパンピングも何とか踏ん張り、そのままの順位でフィニッシュしました。

 女子の銀、銅メダル争いは、暫定3位で最終日を迎えたイタリアが1位でフィニッシュし銀メダル。同じく暫定5位の地元シンガポールが3位で銅メダルを獲得しました。

 このレースは誰もパンピングをやめない凄まじいレースでした。常に上位にいたイスラエルは、このレースでのスタート失敗が響き、メダル争いから脱落してしまいました。大泣きしてボートに帰ってくる彼女と、それを迎えるコーチを、一緒にコーチボートに乗っていた私たちは何も言えず下を向いてしまいました。

 由里は、今大会でシングルを1本も取れなかったことを悔しく思いますが、これが初めての海外レースであること。ましてやユースオリンピックという大舞台で、とてつもない緊張の中で立派にレースを戦ったと思います。順位は振るいませんでしたが、この大会で彼女が得たものはとても大きいものだと思います。
 
 男子は、風向230、風速5〜6ノットの中スタート。倉持は、好スタートを切りましたが角度を取りすぎ、ボードスピードが伸びず、パンピングでも他の選手に追いつかれてしまいました。マークアプローチもオーバーして12位回航。2上では上りすぎに気付き、ボードスピードを保ち10位まで上がりましたが、シングルには届かずそのままフィニッシュ。

 このレース、1ポイント差で銅メダル争いをしていたイギリスが好スタートを切り、しっかりとブローを掴み、ボードスピードも落ちることなく1位でフィニッシュ。同じく銅メダル争いをしていた韓国は3位でフィニッシュ。この順位を受け英国選手と6ポイント差で2位にいた香港が、まさかのスタート失敗。

 1上マークを8番で回航し、「このままでは3位に落ちてしまう」とコーチボートに同乗していた香港コーチは祈るように選手を見ていました。その後、身体を生かした大きいパンピングで、1下で1人、2上で2人を抜き、5位まで順位を上げフィニッシュ。銀メダルを獲得しました。金メダルは、安定したレース展開で2位と9ポイントの差をつけたイスラエルでした。
 
 全レース終了後、新体操の決勝を観戦しました。セーリングはレース期間が長かっただけに、他競技を見る事ができなかったので、選手たちは新体操が初めての観戦となり興奮気味でした。

 ユースオリンピックは、選手たちにとっては初めての長期間のレースとなりました。他競技選手との共同生活や、レース中は選手村の外にも出られず、毎日私に口うるさく指導され、とても大変だったのではないかと思います。

 成績は思うようにはいきませんでしたが、当初は参加国枠すら取れず、また経験の少ないテクノ293、そして高校1年生という年齢など、それらを考えると2人は大健闘し、見事な戦い振りだったと言えます。本当によくやったと思います。

 そして、今大会にも入っている文化教育プログラムに参加することで、多くの友達を作り、トップアスリートの話等も聞くことができました。セーリング競技をしていなければ、得る事のできなかったものを今大会でたくさん得ることができました。今回の経験はおそらく今後もトップアスリートを目指すであろうふたりにとっての大きな財産になったことは間違いありません。さらなる飛躍を期待する次第です。

 今後オリンピックを目指す上では、今回一緒にレースで戦った選手たちがライバルとなってくると思います。この世界のライバルたちとレベルの高いレースができる様に共に努力していきたいと思います。
  
◎大会最終総合成績
男子:倉持大也 8位 4-7-10-8-7-11-7-(OCS)-9-4-10
女子:由里汐里  13位  12-11-12-12-13-(OCS)-12-18-12-12-11

◎TECHNO 293 - BOYS' WINDSURFER
1 RAFIC Mayan ISR
2 CHENG Chun Leung Michael HKG        
3 MARTIN Kieran GBR

◎TECHNO 293 - GIRLS' WINDSURFER
1 KAEWDUANG-NGAM Siripon THA
2 FANCIULLI Veronica ITA
3 YONG Audrey Pei Lin SIN

◎BYTE CII - BOYS' ONE PERSON DINGHY
1 BARROWS Ian ISV
2 HAUFE Florian GER
3 van AANHOLT Just AHO

◎BYTE CII - GIRLS' ONE PERSON DINGHY
1 VADLAU Lara AUT
2 van der VAART Daphne NED
3 STOLZ Constanze GER

◎Singapore Youth Olympic Games
http://www.singapore2010.sg/

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ユース五輪、奮戦日本男女

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第10レース4位でフィニッシュする倉持

ユース五輪6日目を終え、両選手奮闘!

8月24日大会6日目
 今日はフリートレース最終日。選手たちはこれまでに経験したことのない1週間という長いレースでさすがに疲れているようです。いつものように選手村内のトレーニング場でストレッチと軽いジョギング、食事(期間中同じメニュー)をし、バスで1時間かけレース会場のナショナルトレーニングセンターへ向かいます。

 当地の気温は25〜29度。たしかに暑いのですが、日本ほどではありません。日差しを避ければ過ごしやすい気温です。建物の中やバスの中はエアコンの設定が低く、寒いほどです。

 前日の予報通り、朝から10〜12ノットの、よい風が吹いています。選手たちには、いつもの5つの事を話し、3レース予定なので1つでも順位を上げるように気を引きしめて行こうと話しました。

 スタートシークエンス5分前に風が落ち始め、スタート時刻にはすっかり風もなくなってしまい海上待機に。炎天下の海上待機は辛いものがあります。泳いだり、水を掛け合って遊んだりと各選手様々に時間を過ごします。

 その後、次第に風も入り始め、14時前、風速5〜6ノットの中、フリートレース・第9レースがスタートしました。

 倉持にはスタート前、前日のOCSになったスタートを例にあげて、よいスタートをすれば自分のコースがきちんと引ける事をアドバイスしました。

 男子:倉持は好位置でスタートを切りましたが、香港につぶされ、仕方なく右海面へ。思うようなコースが引けず、1上マークを15番で回航。2上では大小のパンピングを上手く使い分け、9位で回航。そのままフィニッシュしました。このレースでは、下1からスタートしたイスラエルが左のブローを早くつかみ、1上マークをトップ回航し、最後までそれをキープしてフィニッシュしました。

 女子:由里はスタートに失敗。懸命のパンピングでも追いつくことができず、下りのパンピングにも苦戦しながら、定位置の12位でフィニッシュ。このレースも、他選手とは圧倒的にボードスピードが違うタイの選手が1位フィニッシュ。この選手はフリートレースで6回も1位を取りました。とくにスタート後のスピードには目を見張るものがありました。

 第10レースは、風向が左に振れて120〜130。風速は同じ5〜6ノットの中、スタートしました。

 男子:倉持はプラン通りのスタートで、しっかりとしたコースを取ることができました。今回覚えた大小のパンピングを使い分け、1上マークをロシアの選手に続き3位で回航。2上ではゴミがひっかかるアクシデントがありましたが、見事4位でフィニッシュしました。本人も満足げな表情でボートに戻ってきました。

 女子:由里は、好スタートでしたが、いつもと同じようなレース展開になり、またもや12位フィニッシュ。第10レースを終え、女子はタイが2位以下と大差をつけ首位を独走。2位から6位までは3ポイント差で並ぶ接戦となっています。

 25日最終日はメダルレースです。カットレースにはなりませんが、全選手が参加します。最後のレースです。がんばりましょう!

◎大会6日目10レース終了時の総合成績
男子:倉持大也 8位 4-7-10-8-7-11-7-(OCS)-9-4
女子:由里汐里 13位 12-11-12-12-13-(OCS)-12-18-12-12

◎Singapore Youth Olympic Games
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2010年08月27日

英・カヤックプログラム

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連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『カヤックプログラムに参加』

文・写真・映像/中村健一

7月9日
 今日はカヤックプログラムに参加しました。実際のカヤックプログラムに参加するのは今回が初めてですが、スタッフの一人として参加することになりました。

 このカヤックは非常に乗りやすく初心者向けで、私でもすぐに乗れるようになり、今日は生徒のセフティーカバーに徹していました。

 まずは準備運動と簡単なゲームで体を温めてから、それぞれがカヤックを海辺まで運び、スタッフのカーズさんが、パドルの漕ぎ方、方向の変え方、止まり方等を説明。いざ海へ!

 いつもの景色もカヤックで行くと、少し違った新鮮さがあり、大変楽しくできました。ただ、今日は風が強く向かい風だったため、パドルをこぐ腕が非常につかれました。生徒たちは元気いっぱいで楽しんでいましたが、2時間30分のプログラムだったので、さすがに後半はバテていました。

 カヤックもただ漕いで行って帰るのではなく、趣向を凝らしたゲームをいくつも行い、生徒たちの集中力が切れないように良く考えられています。

 こういう細かい対応が、生徒の気持ちをとらえるのでしょう。ここのスタッフはどこの生徒が来てもみんな人気者です。私も人気者になれるように努力が必要です。



◎過去記事:ケンイチ通信──FROM イングランド

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浜名湖集結、モスフェスタ

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国内でも広がりをみせているフォイラーモス。浜名湖で開催されたモス級フェスタでは後藤選手が優勝しました。写真提供:日本モス協会

 8月21、22日、浜名湖ビーチスマリーナにて国際モス級フォイルフェスタが開催されました。モス級は自由なクラスルールを背景に独自の進化を遂げ、水中翼(フォイル)で海上を飛び始めた時から、一躍世界で最も注目されるクラスの1つになりました(レポート/後藤浩紀)。

 例えば49erのワールドチャンピオン、Nathan Outteridge。470のワールドチャンピオン、Mat Belcher。そしてレーザーのワールドチャンピオン、Tom Slingsbyがみなモスに乗ってトレーニングしています。

 彼らはモスに乗ることで報酬を得ている訳ではありません。純粋に楽しい。それだけの理由で、貴重なオフタイムをモスの練習に費やしているのです。オリンピッククラスのワールドチャンピオンをも夢中にさせるフォイラーモスは、日本でも確実に広まりを見せています。

 真夏の浜名湖に12艇が集まりました。来月江の島で開かれる全日本選手権を前に絶好の腕試しです。

 初日、南風10〜12ノットで上下コースをたっぷり4レース。1レースしか成立しなかったスプリングカップの鬱憤を晴らすように全艇飛びまくりました。おじさん達は、レースが終わるとすぐマリーナに戻ってプシュッ。若手は飽き足らず、日がくれるまで飛び回っています。

 夜はマリーナでBBQ。レースの話を肴に夜中まで盛り上がりました。40年以上モスに乗り続ける大ベテランから、始めて1ヶ月のビギナーまで、口角泡を飛ばしてモス談義。

 2日目、しばしの風待ちの後、8〜10ノットで出艇しました。上マークを回った後、ジャイブマークを3つ回るスラロームコースで3レース。

 結果、葉山フリートの後藤浩紀が他を圧倒するスピードでオールトップの優勝。プロセーラー脇永達也が2位。新鋭の川田貴章が3位に入りました。

 風速8ノットから飛び上がり、クローズでも風速の1.5倍、ダウンウインドでは2倍近いスピードで走るフォイラーモス。全日本は9月18〜20日に江の島で20艇が集まる予定です。


8月21日までスイス・サンモリッツで開催されたモス級ヨーロッパ選手権の様子です。優勝は49er級のワールドチャンピオン、オーストラリアのNathan Outteridgeでした


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2010年08月26日

アウディメッドカップ開幕

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初日トップのチームオリジン。マイク・サンダーソンが消え、コーヨムジャンが消え…。内情は不安定ながら、8月初旬にBMWオラクルとの直接対決「1851カップ」を開催するなど次回アメリカズカップへ向けた挑戦が続いています。ベンは、英ウェイマスで開催されたセール・フォー・ゴールドでフィン級に出場。五輪キャンペーンも本格始動のようです

 スペイン・ムルシアではじまったメッドカップ第4戦。大会初日はTP52クラスがおこなわれ、2日目よりGP42クラスがはじまります。今回はTP52クラスに11艇して、現在サーキットの総合トップを走るのはエミレーツ・チームニュージーランド(ディーン・バーカー)。僅差で、クァンタム・レーシング(テリー・ハッチンソン)が追う展開です。

 大会初日は東寄り最大16ノットで強い潮流があるコンディション。2レースを3-1で決めたチームオリジン(ベン・エインズリー)、マタドール(ギレルモ・パラダ)が1点差で2位。それをエミレーツ・チームニュージーランドが1点差で追うという白熱の内容となっています。

◎Caja Mediterraneo Region of Murcia Trophy
TP52 Series
Day 1
1. TeamOrigin (GBR), 3+1= 4 points
2. Matador (ARG), 1+4= 5
3. Emirates Team New Zealand (NZL), 4+2= 6
4. Luna Rossa (ITA), 2+7= 9
5. Synergy (RUS), 8+3= 11
6. Artemis (SWE), 5+6= 11
7. Quantum Racing (USA), 9+5= 14
8. Audi A1 powered by ALL4ONE (FRA/GER), 6+8= 14
9. Bribón (ESP), 7+11= 18
10. Bigamist 7 (POR), 11+9= 20
11. Cristabella (GBR), 10+10= 20

◎Audi MedCup
http://www.medcup.org/

10.08.26_07.jpg
強烈なTP52の上マークラウンディング。ワンデザインに近いボックスルールならではの緊迫シーンです

10.08.26_03.jpg
初日2位につけたマタドール。先日のジャパンカップで旋風を巻き起こしたバスコ・バスコットがストラテジストで乗っています

10.08.26_04.jpg
プラクティスレースのGP42クラス。第1レーススタートは本日より

:
パブリックビレッジでおこなわれたローマショー


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2010年08月25日

西宮夏の祭典、海の甲子園

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西宮で開催された海の甲子園ユースセーリングカップ/西宮セーリングカップ。今年は、Twitterによるライブ発信やYoutubeを使った動画の配信などもおこなわれました。写真は今年からセールプランが変更され、マイラー仕様になったセーリングスピリッツ級です。

 8月21、22の2日間、新西宮ヨットハーバーで”海の甲子園”ユースセーリングカップ/西宮セーリングカップが開催されました。主に国体種目の強化を目的として始まったこの大会は年々規模が大きくなり、今年はセーリングスピリッツ級(SS級)46艇シーホッパー級SR42艇と、同種目においては国内有数の規模の大会に成長しました(レポート・写真/兵庫県セーリング連盟)。

 レース以外においてもBESTWIND主宰の高木氏によるセーリングクリニックや、シーホッパー協会による強化合宿の併催など、国体に向けての強化につながる内容となっています。

 レースは、2日間で公式5レースに加えて練習レースを1本実施しました。風は軽めのシーブリーズに恵まれて、2〜5m程度の平水面となり、これも国体に向けたイメージトレーニングになったかもしれません。

 SS級は初日から抜群の安定感を見せた高校生の井嶋/橋本組(茨城)が昨年度優勝の新谷/矢野組(山口)ら成年女子の強豪を抑えて総合成績でも優勝。2〜5位は国体でも上位入賞を争うであろう成年女子ペアがそれぞれ占めました。

 シーホッパー級SRでは初日飛び出した樋口(宮崎)を2日目の連続トップで大原(広島)が逆転しました。3位には丸山(和歌山)が入り、4位以下とは大きな得点差がつきました。種目別に計算してもこの3名がそれぞれの優勝となります。

 来年も8月末に本大会の開催を予定していますので、多くのご参加をお待ちしております。成績表、写真やビデオなどは兵庫県セーリング連盟のウェブサイトに掲載しています。

10.08.25_04.jpg
シーホッパーSR級優勝の大原知子選手

◎総合成績
セーリングスピリッツ級
1 井嶋/橋本(少年男子:茨城県SF)
2 新谷/矢野(成年女子:山口県SF)
3 高橋/田村(成年女子:広島県YF)
4 神木/児玉(成年女子:Team HYOGO)
5 野田/加藤(成年女子:京都府SF)
6 平松/加藤(少年男子:愛知県YF)
7 北詰/白石(少年男子:神奈川県SF)
8 谷口/森山(成年女子:和歌山県SF/和歌山大学)
9 齋藤/庄崎(その他/東京都YF)
10吉泉/下坂(少年女子:Team HYOGO)

シーホッパー級SR
1 大原知子(成年女子:広島県YF)
2 樋口太郎(少年男子:日章学園高校)
3 丸山胡桃(少年女子:和歌山県SF)
4 冨部柚三子(成年女子:東京都YF)
5 国見彩乃(少年女子:東京都YF)
6 奥村詩帆(少年女子:Team HYOGO)
7 佐々木学(少年男子:東京都YF)
8 青野鷹哉(少年男子:愛媛県SF)
9 藤井純也(少年男子:兵庫県SFjr)
10伊村仁志(少年男子:愛知県YF)

◎兵庫県セーリング連盟
http://www.jsaf.or.jp/hyogo/


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ユースオリンピック5日目

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シンガポールで開催中のユースオリンピック。テクノ293級男子のスタート

レースも折り返し点 ガンバレ!ヤング日本代表

8月23日
 大会5日目を迎えました。久しぶりの晴天。風は4〜5ノットと入っているのですが、風向が定まらずウエイティングです。選手たちは道具の点検などを行い、風の安定を待ちます。

 13時前、風向100〜110、風速5〜6ノットで女子第7レースがスタート、引き続き男子がスタートしました。今日のアドバイスは「風が弱いので角度を取りたくなるが、潮が強いので角度ではなくスピードを優先する」でした。

 女子:由里はアドバイスもむなしく、スタート後に角度を気にしすぎて、スピードがなく出遅れてしまいました。その後風がない右海面へ向かって懸命のパンピングで頑張りましたが、スピードを維持することができず、定位置の12位でフィニッシュ。このレースも好スタートをしたタイの選手が圧倒的なボードスピードで他を寄せ付けず1位フィニッシュ。ダントツの総合首位です。 

 男子:倉持は好スタート、左からのブローを上手く使い1上マークを上位で回航しました。2上に行く際風が上がりストラップが抜けてしまい、トップスピードが出せないまま結局7位でフィニッシュ。
 
 風が上がってきたので、セッティングを選手に確認しフィーリングを聞き、調整。上りのボードスピードの重要性と下りのアンダープレー二ングでのパンピングについてアドバイス。

 第8レースは風向150、風速7〜9ノットでスタートしました。
 女子:由里は、今度は角度を取りすぎ1上マークを12番以降で回航、下りでも他の選手がブローを見ながらパンピングをしてプレー二ングを維持して走る中、上手くプレー二ングをさせる事ができず、最下位18位フィニッシュとなってしまいました。

 男子:倉持は好スタートを切ったかに見えましたが、痛恨のOCS。ボードスピード、コース取りも良かっただけにとても悔やまれます。上位に入りたいという強い気持ちが伝わってくるのですが、上ずってしまったのかもしれません。

 8レースを終え、両選手とも長丁場と緊張の連続で疲れがピークの気配です。これは各国選手とも同じことです。ビッグレガッタを戦い抜くためには強い精神力と体力が必要です。苦しい折り返し点ですが頑張ってほしいと思います。
 
 そうした中、今日はレース後【ワールドカルティービレッジ】という文化教育プログラムに参加しました。このプログラムは選手村内に各国のブースが作られ、様々な国の文化を探索し楽しい活動や伝統的なゲームに参加するものです。ブラジル、イスラエルなど5カ国のブースに行き国際交流とゲームをしてきました。

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トレーニングルームでフランスの選手と一緒に

◎大会5日目8レース終了時の総合成績
男子:倉持大也 8位 4-7-10-8-7-11-7-(OCS:22)
女子:由里汐里 13位 12-11-12-12-13-(OCS:19)-12-18

◎Singapore Youth Olympic Games
http://www.singapore2010.sg/


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2010年08月24日

ユース五輪大会4日目延期

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ウインドサーフィンの金メダリスト、バーバラ・ケンドールさんと

無風のためレース延期
陸上での充実した文化教育プログラムに参加


8月21日 大会4日目
 今日は朝から風がなく16:00に本日のレースの延期が決まりました。とても長い一日でしたが、選手たちは各国の選手と交流を深めたり、応援に見えているご両親と話をしたり、レースは無かったものの、ユース五輪ならではの有意義な時間を過ごしていました。

 昨日から行われていたチーム写真のコンテストに、私たち日本チームの写真が選ばれ、優勝しました。選手たちは何が起きたのかよくわかっていませんでしたが、賞品をプレゼントされ大喜びでした。

 今日はまた、文化教育プログラムの【チャンピオンとの交流】の日でした。今日のチャンピオンは、ウインドサーフィンで5回オリンピックに出場した、1992年バルセロナオリンピック金メダリストのバーバラ・ケンドールさんでした。選手たちはこの日を前々から楽しみにしていたので伝説の選手の話に大感激でした。最後には記念撮影もでき選手たちには、思い出に残る1日となりました。

 明日もレイデイです。まだ参加していない文化教育プログラムがあるので参加してみたいと思っています。

◎Singapore Youth Olympic Games
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2010年08月23日

日本選手は身体づくりを!

海外選手に負けない身体づくりが必要
毎日が学習の場。がんばれ日本!


8月20日 大会3日目
 シンガポールユースオリンピック。昨日はレイデイで他競技の選手たちとシンガポール観光に出掛け、選手たちとの交流を深めました。戦いの合間のリフレッシュデイ。楽しく有意義な1日を過ごすことができました。
 
 大会3日目は朝から大雨。雷鳴もあり、レースが延期になるのかと心配していましたが、レース1時間ほど前にそれもおさまり、今大会初めて予定通り12:00に風速8から10ノットの中、第5レースがスタートしました。選手たちには今日も5つのポイントを話し、いつもより風がシフティーだったのでその点を注意し、まわりを良く見てレースをするように指示しました。

 男子:倉持はスタートも良くしっかり海面を見ながらスピードにも乗り、順位は7位でした。とても良いレースができたと思い、次のレースもこの調子でいくように伝えました。

 女子:由里は、しっかりパンピングも持続し頑張っているのですが、レース慣れしていないせいか、どうしてもマーク回航、下りで他の選手に抜かれてしまいます。上マーク、下マーク付近まではシングルで来るのですが、下マーク回航の際、緊張のためか順位を落としてしまいます。自分の権利をしっかり主張するように話すのですが、初めての海外レースで思っているようには運ばないようです。

 第6レース、風速5から6ノットでスタート。
 男子:倉持は、混戦の中からのスタートに失敗し、出遅れてしまいました。懸命にパンピングをするも、好スタートを切りブローを上手く使った香港、ロシアの選手が上位で1上マークを回航、その後風は落ち、大人顔負けのパンピングをする香港の選手が1位でフィニッシュ。倉持はスタートの失敗が響き、11位でフィニッシュ。総合では順位をひとつ落とし8位となりました。

 女子:由里は良いスタートを切りましたがOCSでした。上位選手に交じりしっかりとしたスタートだっただけに残念なことをしました。

 今大会、他国の選手を見て感じることは、ユースとはいえ、みんな立派なアスリートに仕上がっているということです。体つきから見ても日常的にフィジカルトレーニング、ジョギングを行っていることがわかります。パンピングを見ていてもまさに納得です。日本選手たちもしっかりトレーニングを行い海外選手にも負けない身体づくりが必要であることをいまさらに痛感しました。
 
 今日は、日本選手団総監督をつとめている福井烈さん(プロテニス選手)が応援に来てくれました。また、IOCのジャック・ロゲ会長も会場を訪れ、選手たちを驚かせていました。

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福井烈・日本選手団総監督が応援に

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IOCジャック・ロゲ会長がセーリング会場を訪問。ベルギー出身のロゲ会長はセーリングで3度五輪に出場しました

◎選手のコメント
倉持大也『2レース目のスタート失敗はとても悔しいです。明日からのレースは全て上位に入れるように頑張っていきます』
 
由里汐里『初めてのOCSでした。まさか自分がリコールだとは思ってもみませんでした。良いスタートをすると上位で上マークを回航することができますので、明日はしっかりとスタートをしたいと思います』

◎大会3日目終了時の総合成績(テクノ293級 男子:21艇 女子:18艇)
男子:倉持大也 8位 4-7-10-8-7-(11)       
女子:由里汐里 13位 12-11-12-12-13-(OCS)

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2010年08月22日

トランスサガミ2010成績

 8月8日に開催された夏の恒例、トランスサガミヨットレース。この大会は、伊豆下田から三浦半島小網代まで48マイルのワンデイレースです。トランスサガミはもちろん、前日の下田〜石廊崎間を走る石廊崎レースや、下田漁協施設内の特設ステージで大いに盛り上がる前夜祭のイベントが評判を呼び、今年は過去最高の約50艇がエントリーしました。しかし、トランスサガミ本番は、風がなくリタイア艇続出。そのなかでIRCは快速艇〈SPANK〉、ORCは老舗〈BASIC〉、TSクラスは〈G'net〉が優勝しました。

◎トランスサガミヨットレース
IRCクラス 参加20艇
1. SPANK(ACT-GP33)
2. SACHIKAZE(J/V 9.6 CR)
3. PARDITA(YAMAHA 33S)
4. INDEPENDENCE(1D35)
5. PRONTO(J/V 9.6CR)
6. CENTURY FAST GP(GP 33 N/M)
7. TREKKEE(MUIR 40)
8. PAPILLON(GS42R)
9. CONSTERATION(CM1200)

ORCクラス 参加6艇
1. BASIC(SEAM 31)
2. SHARK X(Vite 31)

TSクラス 参加20艇
1. G'net(FIRST 31.7)
2. CARIBBEAN CUATRO(YAMAHA 33S)
3. MARQUIS(SWAN 40)


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微風アビームの走らせ方



連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『微風アビームの走らせ方』

文・映像/中村健一

7月8日
軽風アビームでのポイントは、
1. スピンポールの高さ
 まずは、自分がどのタイプのスピンを使用しているかで、若干ポールの高さが変わってくるので注意です。私は主にノースA2を使用していました。A2(0.5オンス)はオールラウンドに対応できるスピンで、私は気に入っていました(余談ですが、金メダルを取ったウィルモット/マルコムペアは、V2を使用しています)

10.08.22_01.jpg

 スピンポールの高さはかなり重要で、上げすぎても下げすぎても速く走ってくれません。私は練習の中で上図のように、ジブの縫い目がちょうど目盛りの様な感じで見やすかったので、常にこの縫い目のラインに対して何処にポールが位置しているかを確認していました。

 自分が「今日は速い!」と思った時は、きちんと風速、ポールの高さを再現できるようにノートにメモしておきましょう。
また、遅いと感じた時は、こまめに高さを変えてみれば感じがつかめてくると思います。ただし、これから述べる事項での要因で遅くなっている場合は、高さを変えても意味がないかもしれませんのでご注意を。

2. スピントリム
 みなさんも良く分かっていると思いますが、風上側のリーチ上部が常にカールが入るか入らないところを狙ってトリムするのがベストです。トップチームのクルーはこのスピントリムが完璧です。少しのオーバートリムがスピードロスに直結するので、クルーの腕の見せ所ですね。風上側のガイは、戦略上のボート角度変更に合わせて常に手を添えておくこと。
 
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posted by BULKHEAD at 06:50| 連載記事

阿波踊りヨットレース成績

 8月15日に徳島ケンチョピアで開催された第38回阿波踊りヨットレースの成績表(参加65艇)です。総合は〈FALCON III〉。IRCクラスは〈IRRESISTIBLE〉が優勝しました。

◎阿波踊りヨットレース2010
1. FALCON III(MUMM30)
2. IRRESISTIBLE(SLY42)
3. GRACIAS13世(F.SHIP28)
4. Hopper(YAM262S)
5. CrazyNana(FARR34-IMS)
6. EMI(MUMM36)
7. RISOTADA(FIRST34.7)
8. CARIBB11(YAM31F)
9. COOPER(YAM31S)
10. B.B.SHANTY(VITE31)

◎徳島ヨットクラブ
http://www.infoeddy.ne.jp/~yacht/


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学生必見、ダウンウインド


オリンピック金メダリスト(04、08年イングリング級)のサラ・エイトンが470級のダウンウインド(ジャイブ、スピンホイスト、その他基本アクション)をレクチャーしてくれます。クルーはサスキア・クラーク。ジャイビングの体重移動など参考になります。


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2010年08月21日

J/24世界選手権、閉幕

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photo by Magnus Grubb

 スウェーデンで開催されたJ/24世界選手権。最終日は2レースがおこなわれ、日本の〈月光〉〈だぼはぜjr〉は第9レースでブラックフラッグに掛かり、順位をあげることはできませんでした。日本最高順位は、〈シエスタ〉の13位、優勝はアメリカチームでした。強風シリーズとなった本大会で出場チームはどんな課題をみつけたのでしょうか。日本に戻ってから、他チームにうまくフィードバックしてもらえたらいいと思います。選手のみなさん、おつかされまでした。

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photo by Magnus Grubb

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photo by Magnus Grubb

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photo by Magnus Grubb

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photo by Magnus Grubb

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photo by Magnus Grubb

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photo by Magnus Grubb

※J/24世界選手権のデイリーレポートは、月光とだぼはぜのブログに詳しく紹介されています。
月光ブログ
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◎スウェーデンJ/24世界選手権2010
http://www.j24worlds2010.com/
 
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盛大!東日本スナイプ

江の島、強風の2日間。東日本スナイプ選手権
安ヵ川 純(関東スナイプ協会)

◎90艇出場!琵琶湖からもエントリー
 8月14、15日に江の島ヨットハーバーで2010年のNorth Sails Cup東日本スナイプ選手権が開催されました。11月に長崎で開催される全日本スナイプ出場の切符をかけた、関東フリート最終戦です。昨年から大会スポンサーにNorth Sails Japanがついています。

 今年は江ノ島スナイプや関東スナイプにも例年以上に多くの参加者がエントリーしましたが、本大会も90艇もの参加がありました。このような最近のスナイプ人気は、各水域スナイプ協会の努力や、近年の世界選手権で日本人選手が好成績を残していること、そして学生ヨット部の積極的な参加が関係していると思われます。

 実際に今回も京都産業大学と同志社大学が、はるばる琵琶湖フリートから参加しました。実業団としても、豊田自動織機チームとAI☆STARS(アイシンAI)が中部水域から参加しました。翌週に同ハーバーで開催される関東個人インカレや、今月末にカナダ・オンタリオ湖で開催される西半球選手権に出場する選手達には良い調整の機会だったのではないでしょうか。

 今大会は2日間ともに、強風コンディションでのレースとなりましたが、なんとか3レースを成立させることができました。特に初日はハーバーが出艇禁止の指示を出す中、特別にレースを行い、選手の腹筋をこれでもか! というくらい痛めつけ、もう少しでヨットが嫌いになる寸前まで選手たちを追い詰めました(笑)。

◎賞品はセール一式、源さんから漁師亭の御食事券も
 初日第1Rは平均20ノット以上、瞬間最大で30ノットを超える風と、3m以上のうねりがあるサバイバルコンディションでした。
 
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posted by BULKHEAD at 19:51| オリンピック

2010年08月20日

広島全日本OPチームR

第26回全日本OPチームレース
レポート・写真/松尾英樹(広島セーリングスクール)

 8月13〜15日、広島観音マリーナで第26回全日本OPチームレースが開催されました。ここ数年広島を拠点として開催かれているこの大会は、OPの国際大会で必ずといっていいほどチームレースが行われるため、ナショナルチームの選手が積極的に参加しています。

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抽選で艇が割り当てられます

 今回の大会は参加チーム7チームと若干少なめではありますが、参加者のレベルは高く、遠く関東からの参加もありました。

 3名で1チームをつくり予選の総当りで1ラウンド21レースを行います。さらに予選2ラウンド、3ラウンドと行い、予選だけで合計63レースを行いました。8〜12ノットの風に恵まれたこともあり、順調に予選を消化しました。

 しかし、予選の63レースは戦う選手も当然ながら運営、アンパイアの苦労も計りしれません。

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スタート前はチームメイトと綿密な作戦会議

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マーク際では激しい攻防

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陸に上がってからアンパイアと真剣なディスカッション

 決勝に残ったのは圧倒的な予選成績で勝ち上がったナショナルチームを主軸としたチームHOT、対戦相手は苦しみながらも決勝に残った地元広島のチームアルバトロス。

 決勝らしいスタート前からの駆け引きがあり勝敗はフィニッシュ手前までもつれ込みます。結果、予想を覆し、2勝先取でチームアルバトロスの優勝です。

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左から槇原覚、高竹義樹、松尾虎太郎

 来年以降も広島で開催予定のこの大会です。フリートレースとは一味違ったセーリングを楽しみたいジュニアセーラーは参加してみてはいかがですか?

 また、11月には全日本チームレース(成人)もこの広島で行われます。1時間のレースには体力も精神力も……という方にはチームレースがいいかもしれません。

◎第26回全日本OPチームレース 最終成績
1位 アルバトロス
 高竹義樹、槇原 覚、松尾虎太郎
2位 HOT (ホット)
 岡田奎樹、平木克典、高山大智
3位 789 (飛躍)
 高山達矢、小泉維吹、田中美紗樹
4位 レッドフラッグ
 高宮豪太、柳内航平、馴田正平
5位 湘南ガールズ
 深沢瑛里、埼玉成海、佐藤春菜
6位 バカボン
 高竹瑞恵、村瀬海里、石川満里奈
7位 RGK
 吉川 蓮、中村恭子、小泉凱皇

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関西インカレ個人戦成績

 8月14、15日、西宮沖で関西学生ヨット個人選手権が開催されました。470級、スナイプ級とも7レースがおこなわれ、両クラス上位6艇が全日本個人戦の切符を手にしました。今年の全日本インカレ個人戦は、9月3〜5日に福岡・小戸で開催されます。

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470級成績

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スナイプ級成績

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posted by BULKHEAD at 09:59| インカレ

2010沖縄インターハイ成績

 8月7〜10日、沖縄・与那原マリーナで高校総体(インターハイ)が開催されました。セーリング競技は、FJ級男女ソロ・男女デュエットがおこなわれ、男子ソロは中村学園三陽、女子は碧南、デュエット男子は中村学園三陽、女子は唐津西が優勝しました。来年のインターハイは青森で開催されます。

平成22年度全国高等学校総合体育大会 8/7〜10 沖縄・与那原マリーナ
男子 FJ級ソロ
1. 中村学園三陽C(福岡) 徳重/香原/山田/松岡 10p
2. 中村学園三陽A(福岡) 中村/寒竹/清原/玉山 16p
3. 清風A(大阪) 田中/西野/川田/脇 21p
4. 福岡第一B(福岡) 村田/田中 23p
5. 中村学園三陽B(福岡) 舟木/本吉/埼玉/池之上 29p
6. 福岡第一A(福岡) 山口/磯崎 32p

女子 FJ級ソロ
1. 碧南A(愛知) 杉浦/枦山/奥/重永 13p
2. 宮古A(岩手) 佐藤(み)/小笠原/小川 18p
3. 唐津西B(佐賀) 岡部/中山(唯)/大日向(遥)/真鍋 20p
4. 修猷館(福岡) 須河内/森口/内藤/高橋 21p
5. 邑久B(岡山) 井上/上村 22p
6. 磯辺B(千葉) 紺野/荒谷 22p

男子 FJ級デュエット
1. 中村学園三陽(福岡) 26p
2. 福岡第一(福岡) 55p
3. 唐津西(佐賀) 116p
4. 海津明誠(岐阜) 141p
5. 清風(大阪) 142p
6. 逗子開成(神奈川) 142p

女子 FJ級デュエット
1. 唐津西(佐賀) 47p
2. 宮古(岩手) 57p
3. 磯辺(千葉) 60p
4. 長崎工(長崎) 79p
5. 邑久(岡山) 80p
6. 碧南(愛知) 86p

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J/24世界選手権、終盤へ

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スウェーデンで開催中のJ/24世界選手権。2日目は35ノット以上のハードコンディションとなりました。photo by Magnus Grubb

 スウェーデン・マルモでJ/24世界選手権が開催されています。エントリーは55艇で、日本からは、〈シエスタ〉〈月光〉〈テンプス〉〈だぼはぜjr〉の4チームが出場しています。大会初日、2日目は、最大35ノットにもあがる強風となり、トラブルが続出。このコンディションに日本勢は悩まされましたが、後半に入るにつれて本領発揮。大会最終日を前にして、〈シエスタ〉11位、〈月光〉13位、〈だぼはぜjr〉20位、〈テンプス〉25位の成績です。最終日は2レースが予定されています。10〜14位までは僅差で順位の変動が大いにありえそうです。がんばれ!

J/24世界選手権のデイリーレポートは、月光とだぼはぜのブログに詳しく紹介されています。
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日本からは4チーム出場。テンプスが第8レースで4位、シエスタは第7レースで7位するなど日本勢は後半で追い上げてきています。photo by Magnus Grubb

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暫定首位はアメリカのティム・ヒーリー。J/24王者、ブラジルのサンタクルスは現在14位です。photo by Magnus Grubb

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月光チーム。photo by GEKKO

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19日はブラジルチームにディナーを招待された月光チーム。アメリカチームとも合流して国際交流しました。photo by GEKKO

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だぼはぜチームのレースシーン。今回シングルを2回取っていますが、トータル成績は安定せず。最終日もがんばれ!photo by DABOHAZE JR

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第8レースまでの暫定成績。1レースがカットレースとなります

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2010年08月19日

SINユース五輪大会2日目

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シンガポールで開催されているユースオリンピック2日目。潮が強くてハーバーに戻れないほどでした

未体験の強い潮と戦う。日本男女、順位伸ばせず

8月18日 大会2日目
 今日は予報と違い、朝からとてもよい風が入り、予定通りに3レースと思われましたが、レース予定時刻近くになり、突然の雷とスコールでレースが1時間ほど延期に。その後回答旗が下がり、海上へ出るも今度はスタートシークエンス中に風がなくなり、AP/Aが上がりセーリングセンターへ戻ることになりました。

 選手たちも一生懸命モチベーションを保ちながら1時間後に再度海上へ。前日の5つのアドバイス+潮が風上からとても強く入っているのため、スタートラインが凹む可能性があるのでしっかりレイラインを確認するように伝え、風向200度、風速6〜7ノットの中、第3レースがスタートしました。

【男子】
 倉持はスタートで他国の選手につぶされ右海面へ、潮が強いこともあり、思うように走ることができず1上マークを12番で回航。その後必死のパンピングで10位まで上がり、最後の下りで9位まで上がるも、パンピングに集中しすぎたのかフィニッシュラインを間違えて結局10位でフィニッシュしました。

 続く第4レースは、前のレースで他国の選手よりパンピングができていなかったこと、レースでの優先順位をアドバイスしてスタート。このレースもスタートは失敗しましたが、必死のパンピングで1上を7位で回航、フランス、イタリアとのパンピングバトルで最終マークをフランスに続き7位で回航したその直後、足を滑らせセールを落としてしまうアクシデント。急いでリカバリーをするも、後続のイタリアに抜かれ、8位でフィニッシュしました。総合で7位です。

【女子】
 由里は第3レース、スタートは振るわなかったもののガッツあるパンピングで、シングルで1上マークを回航しましたが、タイの選手と接触してしました。ペナルティーを解消している間に後続艇に抜かれ、12位フィニッシュ。パンピングがとても良かっただけに、スタートが良く、接触がなければもっと上位を狙えたはずでした。

 第4レース。今度は好スタートを切り、途中までとても良いところを走っていたのですが、まわりの選手に惑わされてしまいプランどおりのコースが引けず、1上マークを12位で回航。その後必死のパンピングをするも、順位は変わらずそのままフィニッシュしました。2日間を通し、パンピングやボードドスピードがとても良くなっているし小さいミスを少なくすればシングルに入ることは可能と伝え、マーク回航、タックの位置などを再度指導しました。総合12位です。

10.08.19_02.jpg
ストレッチして体調を整えます
 
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2010年08月18日

ジャパンカップ最終日写真

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スウィング。photo by Kazushige Nakajima

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最終レーススタート。photo by Kazushige Nakajima

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カラス。photo by Kazushige Nakajima

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サマーガール。photo by Kazushige Nakajima

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スレッド。photo by Kazushige Nakajima

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ワイレア。photo by Kazushige Nakajima

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のふーぞ。photo by Kazushige Nakajima

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スウィング。photo by Kazushige Nakajima
 
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ユースオリンピック開幕

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記念のスケッチホワイトボードに日の丸を描く日本代表の倉持、由里

※8月14〜26日までシンガポールでユースオリンピックが開催されます。初開催となるユースオリンピックは26競技がおこなわれ、205カ国、14〜18歳の選手が出場します。セーリング競技は、バイト級、テクノ293級がおこなわれ、日本からはテクノ293級に男子(倉持大也。東京・東亜学園高校1年 16歳)、女子(由里汐里。京都・府立西城陽高校1年15歳)が出場します。競技と並行してオリンピック精神を学んだり、地球とスポーツの問題、環境、他の参加者との交流などを目的とした文化・教育プログラムもおこなわれます(バルクヘッドマガジン編集部)。

ユース五輪初日
男子・倉持6位、女子・由里12位発進


8月17日             
 昨日予定されていたプラクティクスレースは、風不足ため中止になり、選手たちは少し不安を残しながら本番初日のレースにのぞみました。

 第1レーススタートは、12:00を予定していましたが、風がないため延期に。いつもだと、楽しそうに話している選手たちもレース前の緊張か、帆走指示書を読んだり、音楽を聴いたりと集中している中、その緊張をほぐすかのようにスケッチホワイトボードが登場。各選手がそのボードに国旗や、自分の名前を書いている間に緊張がほぐれ、選手たちにも昨日までの笑顔が戻りました。一安心です。

 私はレースが始まる前に2人に5つの事に気をつけるようにアドバイスをしました。
 1:良いスタート切る
 2:ボードスピード(角度をつけすぎない)
 3:ルールを守る(ケースを起こさない)
 4:パンピングをする
 5:コース取りをしっかり考える

 ようやく風が入り始め、12:20にテクノ293男子クラス第1レースがスタートしました。風向180から200度、風速4から7ノット 潮も強くとても難しいコンディションの中、倉持は、他国の選手にも負けないボードスピードで1上マークを2位で回航、その後2上マークまで2位をキープするも英国の選手にプロテストをかけられ、ペナルティーを解消している間に後続艇に抜かれて4位でフィニッシュしました。

 ルールのこと、良いスタートが切れなかったことを再度アドバイスして、2レース目へ。倉持は好スタートを切り、5位で1上を回航しましたが、その後韓国の選手にまたしてもプロテストをかけられ、解消している間に6位へ落ち、2上では風が右に振れたことに気づくのが少し遅れボードスピードが落ち、1つ順位を落とし7位でフィニッシュしました。レース終了後、同じミスを繰り返したこと、前の選手にばかり気を取られてしまいボードスピードがなかったことを指摘し、これからのレースも接戦が予想されるのでミスを少なくすることが大事、と話をしました。

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初日6位につけた倉持。第2レースのスタートシーン
 
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2010年08月16日

スウィング、盤石の勝利

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西宮ジャパンカップ2010総合成績

 外洋艇日本一を決めるジャパンカップ最終日は、16〜18ノットの南西風で残り1レースが行われました。レース海面は川の流れが影響し、場所によってはひどい波が立ち、走らせにくいコンディション。そのような状況でも最後まで〈スウィング〉は崩しません。最終レースを3位で終え、総合優勝を果たしました。

 本日も大型高速艇〈スレッド〉が先行し、その後に〈スウィング〉が続き、しばらく距離が開いて後続艇が集団で走るという、全レースでみられた展開でした。先行艇としては、どれだけ後続との差を広げるか、また、自分たちがいかにミスをしないかがポイントで、その部分に関してはストレスが溜まる内容だったと思われます。そんなプレッシャーに打ち勝った〈スウィング〉が、3度目のジャパンカップを手にしました。

「ジャパンカップはチームの目標でした。毎週練習につきあってくれたチームメンバーに感謝しています。正直にいうとTP52やKING40に勝つのは厳しいかもしれないと思っていました。バスコをふくめて海外からセーラー5人が入ったことで、船(GP42)の性能が引き出されました。それと今回のコンディションもわたしたちのチーム向きだったんだと考えます。ポイントになったのは、やはり4日目にマークタッチしたとき。ペナルティー(360度回転)後、シフトを選んだダウンウインドで挽回でき、1位をとれたときに手応えを感じました。ヘルムスマンで優勝したのははじめてです。これからもジャパンカップを目標にチーム力をあげていきます!」(鈴木オーナー/ヘルムスマン)

 また、僅差で熾烈な戦いをみせた〈カラス〉と〈サマーガール〉の軍配は、〈カラス〉が逃げ切り準優勝。4艇によりおこなわれたBクラスは、10月のX35全日本を目標に活動する〈ワイレア〉が勝利しました。レース終了後は、会場を甲子園のホテル「ノボテル」へ移し、盛大な閉会式・パーティーが開催されました。次回のジャパンカップは、2011年秋に相模湾で開催される予定です。

※バルクヘッドマガジンは、明日からホームポートへ向けて回航です。海が良好なら2日とちょっと。しばらく更新できませんが、ご了承ください。

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2010年08月15日

セールフォーゴールド閉幕

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メダルレースを3位で終え、総合優勝を果たした近藤/田畑。ワールドカップ2回目の優勝です。写真提供:オリ特

近藤・田畑メダルレース3位 総合優勝を飾る!
レポート/斎藤愛子
JSAFオリンピック特別委員会

8月14日 レース第6日 最終日
 近藤・田畑組がメダルレースで3位をとり、優勝しました。最終日のウェイマスは、330度のコース設定でエリア内はシフトあり、強弱ありのむずかしい海面でした。

 11時30分、定刻どおりにレース予告信号があがり、スタート前は米国のマクスウェル組と近藤組が牽制し合う場面もありましたが、オールクリアでスタート。近藤組は1上マークまでのコースがよくなく、1上が9位でしたが、ダウンウインドで5位にあがると、2上ではオランダ、スペインについで3位まであがり、そのままキープしてフィニッシュしました。

 マッチレースでウェイマスにきていたギリシャのソフィア(470女子アテネの金メダリスト)選手が、「素晴らしいリベンジだった!AiとWakakoはウェイマスに強い」と、大きく崩さずにメダルレースに入ってきた戦いぶりを称賛していました。

 昨年は失敗のメダルレースで、トップから4位に落ちて苦い思いをしました。それがテレビ中継されていたこともあり、多くのセーラーがリベンジであることを知っています。大勢の方々が、愛ちゃんと和歌ちゃんが優勝したことを喜んで、お祝いの言葉をくれるのも、ありがたいものです。今年もミスが多々あったのですが、それでも3位に入り、自力で勝ち取った優勝は見事! 1歩前進です。

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メダルレースフィニッシュ直後の近藤/田畑。おめでとう! 写真提供:オリ特

 今年のウェイマスは夏とは思えないほど、寒い日が多く、昨年とは牧草の育ち方も、丘の色、風景も異なります。来年、そして、五輪本番がどんな夏になるのか。ここがオリンピックのフィールドになるのです。

 「ウェイマスは、ウェイマスに来て練習しないとだめですね」と話す、不本意な成績に終わった富澤は、今日も練習するつもりでハーバーに来ていました。かなり悔しそうな顔をしていますので、来年は富澤が飛び出す番かもしれません。

 SFGは近藤・田畑組の優勝で幕を閉じました。6日間のレース期間中、多くの方々からご声援をいただき、ありがとうございました。

 なお今後の各クラスの動向ですが、470男女は引き続き、ウェイマスに残り海外チームとの合同トレーニングを行います。8月29日まで参加し、30日に撤収、帰国します。

 レーザーとRS:X男女は続いて世界選手権があります。レーザーは15日にヘイリングアイランド(車で2.5時間)へ移動、RS:Xは16日のフェリーでイギリスからデンマークへ移動します。レーザーラジアル女子、スター、49erは帰国です。
 
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強風、西宮ジャパンカップ

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首位を守る〈スウィング〉。勝負は最終日へ。photo by Kazushige Nakajima

 西宮ジャパンカップ5日目。西宮沖は昼から20ノット超えの強風となり、全日本らしいハードな1日となりました。このコンディションのなかで、最高のパフォーマンスをみせたのは、暫定トップの〈スウィング〉です。マークタッチで360度回転のペナルティーをしたにもかかわらず、本日1-1の成績で他チームを圧倒しました。レース直前の鈴木オーナー/ヘルムスマンいわく「ミスをしたら一気に7番ぐらい順位が下がってしまう感覚です。緊張感を持って戦っています」。現在、2位の〈カラス〉、3位の〈サマーガール〉は、〈スウィング〉と艇のコンセプトがまったく異なり、この3艇がレース中にスタート以外で交わることはありません。〈スウィング〉にとって「見えない敵」と戦う気持ちでしょうか。大会は15日が最終日。残り1レースがおこなわれる予定です。

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ジャパンカップ暫定成績表

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470級女子メダルレースへ

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軽風になると最初から最後まで大混戦です。写真提供:オリ特

近藤・田畑、総合トップでメダルレースに進出
レポート/斎藤愛子
JSAFオリンピック特別委員会

8月13日 レース第5日
 今日のウェイマスは、朝から北西の風が吹き、11時定刻でスタートしたのですが、陸から海へ出てくる雨雲の影響で、雨が降り出すと右、晴れると左へシフトするコンディションのレースでした。各エリアでは、メダルレースに残らない艇(10位以下)にとって最終日ということで、どの種目もゼネリコの多い1日でした。

 チームジャパンは49erとスターは前でがんばり、順位をあげてきましたが、レーザー、ラジアルはシフト激しいエリアで苦戦を強いられました。RSX女子は1レース目に須長がよく走り、2レース目は小菅がよかったりと、こちらもアップダウンが激しい内容でした。RSX男子の富沢は納得のいかない結果で、レースが終わった後もRSX全艇の最後に帰着となるまで居残り練習をして、引き続きデンマークで行われる世界選手権に向けて課題に取り組みだしました。

 注目の近藤・田畑組は、最初のレースで24位と、大きく崩してしまい、2レース目も中盤で苦しい展開でしたが、最後に9位まで追い上げたのが効き、3位(フランス)と18点差、2位(米国)と9点差で総合トップに立ちました。昨年もトップでメダルレースに残りながら、そこで失敗して4位に落ち、悔しい思いをしました。「今年は1位か2位です。明日は思い切りいきます」(田畑)。吉迫・大熊組も13-3で追い上げましたが、一歩届きませんでした。

 470女子のメダルレースは11時半スタートを予定しています。全種目トラッキングがありますので、日本でもリアルタイムでレースを観戦できます。予報は雨が降ったりやんだりで、今日と同じような北風の中風コンディションでしょう。

 残念ながら、近藤・田畑組以外は今日でレースが終了しました。明日はみんなでコーチボートに乗り込み、メダルをめざす愛ちゃん、和歌ちゃんの応援に行きます!

◎470級男子 31カ国 60艇 本日2レース
29位 原田 龍之介・吉田 雄悟 12-9-(21)-8-9-18-29-29-22-21

◎470級女子 24カ国 46艇 本日2レース
1位 近藤 愛・田畑 和歌子 7-4-5-5-4-14-8-12-(24)-9
13位 吉迫 由香・大熊 典子 12-(29)-15-14-26-15-17-27-13-3

◎レーザー級 46カ国 180艇 本日2レース
シルバーフリート(62位〜121位グループ)
46位 安田 真之助 35-31-17-39-31-(61)-20-16-46-47
54位 ホール イアン 30-26-44-40-(52)-34-41-36-40-40
59位 城 航太 (OCS)-19-47-42-22-37-58-57-47-51
ブロンズフリート(122位以下グループ)
26位 斉藤 大輔 29-40-46-46-(48)-44-10-41-33-35

◎レーザーラジアル級 34カ国 91艇 本日2レース
シルバーフリート
31位 高橋 香 34-29-23-27-36-24-27-(38)-35
21位 蛭田 香名子 40-27-20-24-19-27-15-25-(OCS)
30位 長谷川 哲子 (42)-37-27-38-37-23-31-24-17

◎RS:X級男子 28カ国 75艇 本日2レース
ゴールドフリート
24位 富澤 慎 12-13-13-12-9-16-34-31
シルバーフリート(39位以下グループ) 本日レースなし
29位 高橋良典 33-33-29-31-27-24-31-20-(35)-22

◎RS:X級女子 22カ国 50艇 本日2レース
25位 小菅 寧子 17-25-21-26-19-30-29-23-(33)-15
23位 須長 由季 37-24-22-18-(41)-32-15-6-16-25

◎49er級 21カ国 59艇 本日3レース
シルバーフリート(26位以下グループ)
4位 牧野 幸雄・高橋 賢次 17-(26)-25-4-2-12-24-9-4-10

◎スター級 19カ国 36艇 本日2レース
29位 鈴木國央・和田大地 25-28-24-31-26-29-21-(32)-16-11

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2010年08月14日

【速報】近藤田畑金メダル

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金メダルを獲得した近藤/田畑。photo onEdition

 英・ウェイマスで開催されているセール・フォー・ゴールド最終日。470級女子メダルレースに進出した近藤/田畑は3位フィニッシュ(6点)を果たし、金メダルを獲得しました。本大会は、世界選手権と同様のトップセーラーがあつまるISAFワールドカップイベントです。近藤/田畑は、7月にオランダでおこなわれた世界選手権で8位。本大会では、序盤からメダル獲得ダービーに絡む内容で同大会初優勝を飾りました。

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メルゲス24W、日本勢健闘

 エストニアで開催されたメルゲス24世界選手権。最終日は風が安定せずにキャンセルされ、前日までの成績が最終結果となりました。日本の〈スリーボンド〉(松永鉄也ヘルム)は13位、〈ブロス〉(山田寛ヘルム)は後半で追い上げ15位。優勝は、圧倒的な成績で〈UKAUKA Racing〉です。今年のメルゲス24世界選手権は、プロセーラーが押し寄せた昨年のアメリカ大会に比べると、US軍団が参加しなかったせいもあり若干様子が違っていたように思えます。とはいえ、メルゲス24は、J/24に代わるキールボートの登竜門としてヨーロッパでも地位を築いたといえます。日本の再チャレンジに期待しましょう!

◎International Melges 24 World Championship
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◎スリーボンド・笹木選手のブログ(速報)
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/bt_sasaki/

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弾丸スウィング、首位へ

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 西宮ジャパンカップ4日目。残り3日間は、インショアレースがおこなわれます。西宮沖は南西の風、6〜12ノットのライトウインド。予報では風が弱くレース進行も危惧されましたが、時間が経つにつれて安定し、3レースをおこないました。このようなライトコンディションでは、艇の性能によって得意、不得意がわかれます。

 本日、絶好調だったのは〈スウィング〉です。2-1-2の好成績で首位に立ちました。第1レースの上マークでは、TP52に先行して回航するシーンがみられるなど、快速艇の本領発揮です。2位〈カラス〉との差は0.5点、3位〈サマーガール〉とは4点差となり、残り3レースは白熱した展開が予想されます。

 ジャパンカップは15日まで開催。後半戦に注目です。


大会3日目の動画。取材撮影:Kazushige Nakajima

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