2010年08月13日

SOF近藤田畑、2位を維持

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ロンドン五輪のテストも兼ねているセール・フォー・ゴールドではパラリンピック種目もおこなわれています。写真はパラリンピックひとり乗りの2.4MR級。photo onEdition

決勝シリーズ始まる
五輪本番を見据えて各国の熾烈な争いが続く

レポート/斎藤愛子
JSAFオリンピック特別委員会

8月12日 レース第4日
 決勝初日は、北西の風が10ノット前後吹く中、定刻スタートでレースが始まりました。今日のスタート順は、シルバーフリートが先(レーザーはブロンズから)で、ゴールドフリートが最後に出るものでした。午後から北西が強まる予報でしたので、それを考慮してなのか、TV中継を意識したものなのか。順調にレースを消化しました。

 今日のレースは470男子(ゴールド)、470女子、RS:X男子(ゴールド)、RS:X女子、49er(ゴールド)、ラジアル(ゴールド)がトラッキング(GPS)中継されています。日々、クラスと艇数が増えていますが、五輪本番では全種目、全艇、全レース中継をすることを目標にテストを始めたそうです。「スポーツ・プレゼンテーション」が合言葉で、セーリングが五輪本番で注目を集め、セーリングを知らない一般の人達に理解してもらえるように、慎重に準備を始めているようです。
 
◎470級男子 31カ国 60艇 本日2レース
30位 原田 龍之介・吉田 雄悟 12-9-(21)-8-9-18-29-29
 今日の原田・吉田組はゴールドフリートのブービーを2回でした。「コースがうまくとれていないのか、スピードがないのか」(原田)。レース終了後に1艇だけ居残り練習をして、明日への改善をしました。

「風下2番手の好スタートを切るも右海面(岸側)のブローに乗れず苦戦、ちょっと良い言い方をすれば思い切りの良いコース取り、悪く言えばギャンブルをしているように思えるレース展開でした」(中村ナショナルコーチ)

 英国のリーサーコーチは、「原田組は昨年よい成績(ワールド3位)を残しているけれど、イギリスやフランスの男子チームは国内にライバルが多数いるので、日々、互いにプッシュし合って練習しているため、昨年よりもスピードが速くなってきている。日本の女子チームは原田と練習しているから速くなっているけど、原田にももっと競り合いが必要でしょう」と、分析していました。

◎470級女子 24カ国 46艇 本日2レース
2位 近藤 愛・田畑 和歌子 7-4-5-5-4-(14)-8-12
21位 吉迫 由香・大熊 典子 12-(29)-15-14-26-15-17-27
 今日も上位艇にアップダウンがあり、近藤・田畑組はオランダ(総合3位:49点)を抑えたものの、スペイン(首位:43点)に前に出られてしまい、僅差で2位(45点)にとどまりました。安定しているのがこの3艇です。

「グラディエントの影響で、310度の岸からの風のため、強弱、そしてシフトが激しい中、苦戦しながらもさすがのトップ争いをしています」(中村ナショナルコーチ)
 
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ジャパンカップ2日目動画


ジャパンカップ2日目。台風のために短く設定されたショートディスタンスです。取材撮影:Kazushige Nakajima


〈スウィング〉に乗るバスコ・バスコット(ITA)インタビュー。取材撮影:Kazushige Nakajima

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2010年08月12日

熾烈470女子、予選終了

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ロンドン五輪開催地、ウェイマスで開催されているセール・フォー・ゴールド。470女子の近藤・田畑が金メダルを狙える好位置につけています。photo onEdition

予選終了。際立つ近藤・田畑の走り。総合2位へ

レポート/斎藤愛子
JSAFオリンピック特別委員会

8月11日 レース第3日
 前線が通過した後のウェイマスは少し夏らしく晴れ、「イングリッシュサマー」に戻った様子です。「北西の風がベースで、海風の影響がでると左へシフト」と、チームに帯同している岡本気象アドバイザーから選手への予報が出ましたが、各エリアでおおむね流れは的確でした。

「もっと南が入るかと思ったのですが、本格的な夏ではないようですね。海風に力がなくて、陸の上で発達した雲が沖へ出てきたら風が弱くなりました」(岡本)

 不安定な風でのレースとなりました。そうした中、470女子、近藤・田畑組は確実に上位を走り、総合2位で踏ん張りました。

 今日のレースはスター、470男女、RSX男女がトラッキング(GPS)中継されています。

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ウェイマスのハーバー風景。photo onEdition

◎470級男子 31カ国 60艇 本日2レース
24位 原田 龍之介・吉田 雄悟 12-9-(21)-8-9-18
 スタートした11時には260度からの風でしたが、トラピーズに出ないくらい弱い状況でした。その後、245度で安定してからは10ノット程度の風で、今日で予選が終わりました。明日からゴールドフリートでのレースとなります。

◎470級女子 24カ国 46艇 本日2レース
2位 近藤 愛・田畑 和歌子 7-4-5-5-4-(14)
22位 吉迫 由香・大熊 典子 12-(29)-15-14-26-15
「上位選手の力は拮抗していてマーク回航は大混戦の時があります。そんな中、近藤・田畑組はいとも簡単に抜け出し安定したスコアでまとめます。2人のコンビネーションもよく、世界トップレベルの走りはさすがと思わせます」(中村ナショナルコーチ)
 吉迫・大熊組も健闘しています。上位とはスコアも僅差です。まだまだ上にいけます。

◎レーザー級 46カ国 180艇 本日2レース
107位 安田 真之助 35-31-17-39-31-(BFD)
116位 城 航太 (OCS)-19-47-42-22-37
119位 ホール イアン 30-26-44-40-(52)-34
135位 斉藤 大輔 29-40-46-46-(48)-43
 この大会で一般参加ながら大健闘を続けている城は、第5レースで3位を走っていたのですが、最後のランで「抜かれないように必死で、頭の中が白くなっていたのか、沈をしてしまいました。あっという間に22位まで落ちてしまいました。くやしいです」(城)。
 今日のレーザーはゼネリコの嵐で、3フリートがそれぞれ3〜5回のゼネリコを繰り返して1時間ずつスタートにかかってしまいました。明日から決勝のゴールド、シルバー、ブロンズに分かれます。安田、イアン、城はシルバー。斉藤はブロンズです。

◎レーザーラジアル級 34カ国 91艇 本日1レース
66位 高橋 香 34-29-23-27-(36)
53位 蛭田 香名子 (40)-27-20-24-19
79位 長谷川 哲子 (42)-37-27-38-37
 今日も悲惨なスケジュールでした。レース運営の手違いから今日のスタートが11時に変更とアナウンスされてしまい、朝9時にハーバーへ到着すると陸で2時間延期の旗が揚がっていました。13時スタート目標でレースエリアへ行くと、レーザーのゼネリコで、海で4時間待ち。やっとスタートできた16時過ぎから風がなくなり、結局、1レースしかできませんでした。しかも、風は悩ましいぐらいの微風。日々、過酷さが増しています。

◎RS:X級男子 28カ国 75艇 本日2レース
24位 富澤 慎 12-13-13-12-9-(16)
66位 高橋良典 (33)-33-29-31-27-24
 今日からフリートを別々の時間にレースするようになりました。時間差ができてレースエリアはうまく使えるようになりましたが、弱まった風に合わせ、コースの変更が多くて時間がかかりました。13時半までで2レースを続けて行いました。
「この風、だめです。速い選手に走り負けています。人によってプレーニングできたり、できなかったり。コースで逆に行ったら、どん詰まりでした」(富沢)
 この場所で普段から練習をしている選手達が風のポイントをよく理解しているようです。

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いまひとつ波に乗れていない富澤。photo onEdition

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大学生セーラーの高橋。photo onEdition

◎RS:X級女子 22カ国 50艇 本日2レース
24位 小菅 寧子 17-25-21-26-19-(30)
29位 須長 由季 37-24-22-18-(41)-32
 2人とも中盤でのレースとなりました。スタートで出遅れたり、有利なサイドに突っ込めなかったり。トップグループとはスピード差があります。左右から入るやや強い風に対して、迷ってタック数が増えてしまった様子です。

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RS:X女子ナショナルチームの須長。photo onEdition

◎49er級 21カ国 59艇 本日4レース
28位 牧野 幸雄・高橋 賢次 17-(26)-25-4-2-12-24
 ゴールドフリート進出まで3点足りませんでした。古い道具のトラブル(バウスプリット破損)にもかかわらず、第5レースではトップ回航するなど見事な2位を取り意地を見せてくれました。
「初日は下位に甘んじましたが、ゴールドに残りたい一心で今日の4レースを走りました。最初に4-2-12ときて、いけるかも! と思いましたが、最後のレースでスタートに失敗して、有利なサイドへ行かれず、残念です」(牧野)

◎スター級 19カ国 36艇 本日3レース
33位 鈴木國央・和田大地 25-28-24-(31)-26-29
 スターのエリアは1ノット近い潮があり、エリアの中では一番風が強いコンディションでレースをしています。序盤の出遅れを引きずる鈴木・和田組はスタートがうまく出られず、スピードもいまひとつで、いつもの切れ味ある走りができない苦しいレースとなりました。
「最後のレースはスタート前にメインシートのカムがついている台座ごと取れてしまい、直してから出たので出遅れてしまいました。カムがかからず、だめでした」(鈴木)

 今日は18時からオリンピック選手村の施設の視察をしてきました。セーリングハーバーから徒歩15分、ポートランド産の石を使い、エコを意識した選手村になります。オリンピック本番に向けて準備が着々と進んでいる様子がわかりました。

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建設中の五輪セーリング競技専用の選手村。写真提供:オリ特

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ジュリーで参加している大谷氏。写真提供:オリ特

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台風接近、JCコース変更

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ディスタンスレースで勝利し、力量を見せつけた〈スレッド〉。photo by Kazushige Nakajima

 西宮ジャパンカップ大会2日目。予定されていた合計107.2マイルのショート、ロングディスタンスは、台風4号の接近のためにコース変更されました。予報では午後から夕方にかけて風が吹き上がり、夜間に日本海側を通過する台風を考慮してのことです。変更後のコースは、関西国際空港沖マークを回航する22マイル。短距離の勝負となりました。

 スタートは13〜15ノットの安定した南西風。艇団は、スターボードのクローズホールドで競馬競争となりました。スタート後、グングンと前に出た〈スレッド〉がポートのレイラインまで寄せてタックを返し、トップでマークを回航。〈スレッド〉はそのまま先行し、トップフィニッシュをはたしました。

 今回のディスタンスレースは、得点係数が1.5倍となるため、成績に大きく影響されます。総合順位は初日と変わりませんが、3位に入った〈カラス〉が〈サマーガール〉との差を0.5点まで詰めました。さらに、前大会の覇者である鋼鉄戦闘機〈スレッド〉、快足GP42〈スウィング〉の追い上げもたのしみ。ジャパンカップ後半の戦いに注目です。

 さて、今回のジャパンカップでは、オーナーが舵を取るチームが増えているように思えます。〈スレッド〉〈スウィング〉〈ガスト〉〈ドットレッサ〉〈ワイレア〉〈エスメラルダ〉等々はオーナーヘルムで出場していて、かつてあったような「プロセーラーの腕試しの場」とは様相が異なります。

 海外では、メッドカップ(TP52)のようにプロセーラーでかためられるクラスがある一方、メルゲス32やスワン45、ファー40のようなワンデザインでは、オーナーヘルム(またはアマチュアヘルム)がルールに組み入れられています。さらに、X35ワンデザインクラスのようにISAFクラシフィケーション(プロとアマチュアのグループ分け)を採用するクラスが多くあり、「オーナーがどのようなカタチでヨットレースにかかわりレガッタをたのしむのか。そして、いかにクラス(レガッタ)を長く継続できるのか」を考えて試行錯誤されています。

 ジャパンカップをはじめ、今後、日本でも考えていきたい問題です。

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バスコをはじめ海外から招聘された〈スウィング〉のプロセーラーは、同チームがGP42のレガッタ(カスカイス)に参戦した時のメンバーです。photo by Kazushige Nakajima

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大会2日目までの暫定成績

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新西宮ヨットハーバーのさん橋には、参加艇が一列に並んでいます。フィニッシュ後、各艇は増しもやいなどの台風対策をおこないました。12日はレイデイとなります。
photo by Kazushige Nakajima

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SFG 近藤・田畑トップへ

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イギリス・ウェイマスで開催されているセール・フォー・ゴールド2日目は、雨のなかでおこなわれました。photo onEdition

セール・フォー・ゴールド
470級女子近藤・田畑、総合首位に立つ

レポート/斎藤愛子
JSAFオリンピック特別委員会

8月10日 レース第2日
 大会第2日は長い1日になりました。朝、霧雨の中を出艇。11時スタート予定でしたが、風が弱く、各エリアで最初に吹いていた南西の風が落ち、160から180度の安定したところでレースが始まりました。どのエリアもスタートでゼネリコが多く、雨が降るたびに風が右へシフトしていくレース展開でした。

 レーザーとラジアルは、スタートエリアに270艇とコーチボート80艇が集まり、恐ろしいほどの混雑ぶりです。昨日も今日もこんな状態で、ラジアル女子は8時間半も海にいて、2レースを行いました。今日のレースはスター、470男女がGPS中継されています。

◎470級男子 31カ国 60艇 本日2レース
20位 原田 龍之介・吉田 雄悟 12-9-21-8

◎470級女子 24カ国 46艇 本日2レース
1位 近藤 愛・田畑 和歌子 7-4-5-5
14位 吉迫 由香・大熊 典子組 12-29-15-14
 近藤・田畑組が1位に出ました。第4レースの3上マークで沈をしなければ、もっと高得点を獲得していたかもしれません。20ノット以上に吹きあがったレースではトラブルの艇が多くなり、沈艇も続出しました。

◎レーザー級 46カ国 180艇 本日2レース
108位 ホール イアン 30-26-44-40
98位 安田 真之助 35-31-17-39
124位 斉藤 大輔 29-40-46-46
131位 城 航太 OCS-19-47-42
 安田が強風の第3レースで1上マークを5位で回りました。安田の走りを見て、先月合宿でしごいてくれた韓国のジンコーチが大喜びしていました。成果が表れはじめたのでしょう。
「1上の後、コースミスしたわけでもないのですが、トップグループにスピードで負けてしまい、少しずつ抜かれてしまいました」(安田)

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強風域のスピードが課題、安田真之助。写真提供:オリ特

◎レーザーラジアル級 34カ国 91艇 本日2レース
56位 高橋 香 34-29-23-27
55位 蛭田 香名子 40-27-20-24
77位 長谷川 哲子 42-37-27-38
 9時半に出艇し、18時まで8時間半、海上に出て、2レースを行いました。レースは15から25ノットの強風でしたが、とにかく、8時間半レーザーに座っているのは苦痛でした。蛭田、高橋は予選上位45位までが決勝でゴールドになります。あと一息です。

◎RS:X級男子 28カ国 75艇 本日2レース
24位 富澤 慎 12-13-13-12
68位 高橋良典 33-33-29-31
 男子は1組ずつレースを行うようになり、待ち時間がとても長くなりました。富沢は毎日繰り返すかのように、「スピードがないです」と、トップグループに置いていかれています。「いつもだったら、この風ならシングルで走れるはずなのですが…。今回はセールも新しいのに、セッティングが合っていないのか、スピードが出せないです」(富沢)

◎RS:X級女子 22カ国 50艇 本日2レース
19位 小菅 寧子 17-25-21-26
23位 須長 由季 37-24-22-18
 小菅は次のレースのためにコース変更を行っている間にマストが折れてしまいましたが、幸いに運営側作業が手間取り、その間に、うまく交換することができました。強風でも前を走れるようになりました。

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マストが折れるトラブルがあったものの無事レース復帰できた小菅。写真photo onEdition

◎49er級 21カ国 59艇 本日ブルーフリートはレースなし
55位 牧野 幸雄・高橋 賢次 BFD-26-25
 49erは先にスタートしたイエローフリートのみ2レースを行い、午後から吹きあがった風の中でブルーフリートはレースをできませんでした。レース数が異なるので、明日はフリートの組み換えなしで、ブルーフリートが先に4レースを行い、イエローが2レース、その結果で予選が終了します。牧野・高橋組は昨日の抗議の続きで、救済の要求が通り、第1レースのBFDがなくなりフィニッシュ順位がつくことになりました。

◎スター級 19カ国 36艇 本日1レース
28位 鈴木國央・和田大地 25-27-RDG〔24〕
 鈴木・和田組はスペインとケースを起こしてブームを破損してしまい、リタイアしました。レース後に抗議を出した結果、スペインが失格となり、鈴木組はRDGで順位をもらいました。スターは今日1レースしかできなかったので、明日は3レースを行います。

 明日は予選最終日になります。北西でシーブリーズの予報が出ています。

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選手に配布されるGPS。航跡データは携帯電話の通信回線が使われています。写真提供:オリ特

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2010年08月11日

西宮ジャパンカップ開幕

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初日2-1で首位に立った〈サマーガール〉。photo by Kazushige Nakajima

 新西宮ヨットハーバーでジャパンカップ(外洋艇全日本選手権大会)が開幕しました。昨年、相模湾で予定されてた同大会が、台風の影響で中止になったため、本大会は2年越しの戦いとなります。大会日程は10から15日まで。最大艇となるTP52からX35、関東から広島まで13艇が揃いました。

 夏の西宮はとにかく暑く、ワンアクションだけで滝のように汗が流れます。こまめな水分・塩分補給は必須。大会公示にも熱中症対策が明記されているほどです。

 ハーバーには、海外で活躍する豪華スターも顔を見せています。〈スレッド〉には、トニー・レイ、ラズ、早福和彦。〈スウィング〉には、イタリアのプロセーラー、バスコ・バスコットをはじめ、メッドカップの〈マタドール〉や〈ブリボン〉で活躍するスペイン、アルゼンチン、イタリアンセーラー。〈光風〉には、ドイルニュージーランドよりキウイ2名。〈エスメラルダ〉には、海外エスメ軍団から職人ボブ・ワイリが加わっています。

 大会初日は、南西の軽風でおこなわれました。ライトウインド、シフトの少ない平水面という西宮らしいコンディションで、スピーディーに2レースを消化。暫定結果は〈サマーガール〉、2位〈カラス〉、3位〈スウィング〉となっています。

 大会第2日目は、ロングディスタンスレースです。日本列島に迫る台風4号があり、レースはやや荒れそうな予感です。

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ジャパンカップ初日暫定成績


大会初日デイリービデオ。撮影:Kazushige Nakajima

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2010年08月10日

SFG近藤/田畑、好発進

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470女子の初日は2レースの順位をまとめるチームが少ない中、近藤・田畑組は初日総合2位発進、どんなコンディションでも安定した走りが魅力です。写真提供:オリ特

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470級女子 近藤・田畑組 総合2位の好発進

レポート/斎藤愛子
JSAFオリンピック特別委員会

8月9日 レース第1日
 初日は南西の風が10ノット前後のレースとなりました。各エリア2ないし3レースを行い、順調に大会が始まりました。レースエリアには帆走で1時間近くかかるため、朝は9時過ぎからの出艇となります。今日は朝のうちだけ弱めの風だったため、もっとも沖のエリアになるスター級のみ1時間のスタート延期がありましたが、他のクラスは定刻でのスタートを試みました。朝は夏、昼過ぎから雲が増えだし、夜には秋になってしまったウェイマスですが、470級女子で近藤・田畑組が2位と好発進です。

◎470級男子 31カ国 60艇 本日2レース
18位 原田 龍之介・吉田 雄悟組 12-9
 得意な順風域の中、手堅いレースでトップグループを追撃しました。もっとも、本人たちは展開に納得がいかないようです。明日に期待の初日でした。

◎470級女子 24カ国 46艇 本日2レース
2位 近藤 愛・田畑 和歌子組 7-4
21位 吉迫 由香・大熊 典子組 12-29
 470級はスムーズにレースが終わり、レーザーやラジアルが2レース目を始める前にハーバーへ戻っていました。近藤・田畑組は出足好調です。むずかしい海面でしたが2レースとも1上の順位が良く、2レースの順位をまとめるチームが少ない中で、安定した走りをみせました。どんなコンディションでも確実に上位をキープできる力は魅力があり、さすが世界ランカーです。早くも総合2位につけました。

◎レーザー級 46カ国 180艇 本日2レース
87位 ホール イアン 30-26
109位 安田 真之助 35-31
113位 斉藤 大輔 29-40
124位 城 航太 OCS-19
 レーザー級は、11時スタート予定でしたが風が安定せず、最初のスタートができたのが12時でした。引き続きラジアル級も13時スタートで待機していたため、一時、レーザー3グループ、ラジアル2グループの合計5グループが同時にコースを回っている瞬間がありました。いたるところレース艇で風上マークが見えないくらいです。
 イアンは、スタートがうまくいきませんでした。安田もイメージどおりの走りができませんでした。一般参加の城は2レースとも10番台に入りましたが1レース目が痛恨のOCSでした。

◎レーザーラジアル級 34カ国 91艇 本日2レース
61位 高橋 香 34-29
67位 蛭田 香名子 40-27
82位 長谷川 哲子 42-37
「2レース目で20番くらいだったのに、ダウンウインドで調子に乗り過ぎて沈をしてしまいました。もったいないことをしました。残念です」(高橋香)

◎RS:X級男子 28カ国 75艇 本日2レース
11位 富澤 慎 12-13
32位 高橋良典 33-33
 富沢は前日ブームが折れてしまい、急遽須長選手から借りて出ています。
「昨日まではブームが折れていたからスピードがなかったのですけど、今日は少しマシになりました。でも、セッティングが合っていないせいか、まだスピードは伸びるはずです」(富沢)

◎RS:X級女子 22カ国 50艇 本日2レース
22位 小菅 寧子 17-26
32位 須長 由季 37-25 
「思い切りのいいスタートができませんでした。展開も後手後手になってしまい、今日はだめでした」(須長)

◎49er級 21カ国 59艇 本日3レース
55位 牧野 幸雄・高橋 賢次組 BFD-26-25
 牧野・高橋組には散々な1日でした。第1レースのスタートでアイルランドに追突されてスタートで押し出され、BFDになりました。抗議を出してアイルランドが失格なので、引き続き救済で明日のレース終了後に審問があります。レース委員会が牧野組のブラック旗がスタート直前であると証言してくれたなら、救済がもらえることになりました。
 2レース目は2回目のダウンウインドでバウポールが折れてしまい、ジェネカーなしの帆走となり、順位を大きく落としてしまいました。
「3レース目もそのまま走るしかなかったのですけど、1上が7位だっただけに、残念でした」(牧野)

スター級 19カ国 36艇 本日2レース
30位 鈴木國央・和田大地 25-29
 鈴木・和田組は不安定な風に翻弄され、苦戦しました。風が吹き上がる前の難しい潮流条件の中、コース選択が難しく、1上までが課題となりました。
「スターのエリアは潮が速く、最大で2ノットあったのではないかと思います。追潮でのスタートで艇同士がボコボコぶつかっていたようです。今日は大きな風のシフトが2回あったのですが、どちらもうまくつかむことができず、だめでした。明日、頑張ります。」(鈴木)

 明日は雨の予報です。ウェイマスは冬の日本海のような霧が立ち込めています。夏はどこへいってしまったのでしょうか。

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2レースとも10番台に入った城。しかし1レース目はOCSでした。写真提供:オリ特

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スター級、鈴木・和田組、風が吹き上がる前のむずかしい中、1マークまでのコース選択が課題です。写真提供:オリ特

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隙間なくスタートしていくラジアル女子。長谷川が頭を並べて食らいついています。写真提供:オリ特

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2010年08月09日

新西宮3クラス関西選手権

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猛暑のなか開催されたスナイプ級、470級、SS級による関西選手権

 8月7、8日、新西宮ヨットハーバーで470級、スナイプ級、セーリングスピリッツ級の各関西選手権が開催されました。2日間は予報に反して高気圧が踏ん張ったことで、シーブリーズに近いコンディションとなり、470級SS級は8レース、スナイプ級は7レースを実施しました(レポート・写真/兵庫県セーリング連盟)。

 11月末に全日本を当地で開催する470級は社会人が上位を占め、1ポイント差でかわした前田/野呂組が優勝、準優勝は最終レースのトップも及ばず市野/吉見組。3位には唯一オールシングルでまとめた長橋/田淵組が入り、学生のトップは小栗/中野組(関西学院大)の総合11位が最高となりました。

 学生セーラーが中心となるスナイプ級は、各大学のOBがレースを賑わし、オクムラボートの大井/酒井組を抑えた森谷/田辺組が優勝、昨年の優勝スキッパーがクルーを務めた川原/木山組が3位となりました。4位以下は関関を中心に学生の有力選手が続く中、5位と9位に食い込んだ神戸YMCAのベテラン組が光ります。

 セーリングスピリッツ級は、今回9艇中7艇がマイラーセールを使用しており、見た感じも相当も変わりつつあるように感じます。2週間後には「海の甲子園/西宮セーリングカップ(http://www.jsaf.or.jp/hyogo/sailingcup2010/)」で40艇を超えるSSが集まりますので、国体に向けていいトレーニングとなるでしょう。

 成績表や写真などは兵庫県セーリング連盟のウエブサイトをご覧下さい。http://www.jsaf.or.jp/hyogo/

◎470級 参加44艇
 1. 前田/野呂(エス・ピー・ネットワーク) 28pt
 2. 市野/吉見(Cest la vie/栄和保険) 29pt
 3. 長橋/田淵(アルファ・ウェーブ) 37pt
 4. 高橋/杉浦(豊田自動織機/トヨタ自動車) 37pt
 5. 渡辺/高野(エス・ピー・ネットワーク) 42pt
 6. 大津/岩崎(NTT西日本) 53pt

◎スナイプ級 参加48艇
 1. 森谷/田辺(医療法人 康成会) 18pt
 2. 大井/酒井(オクムラボート) 22pt
 3. 川原/木山(ソニー/楽天) 23pt
 4. 長尾/山本(関西大) 34pt
 5. 松浦/松浦(神戸YMCA) 47pt
 6. 西尾/太田(関西学院大) 49pt

◎セーリングスピリッツ級 参加9艇
 1. 神木/児玉(Team HYOGO) 16pt
 2. 野田/加藤(住友生命/立命館大) 21pt
 3. 伊藤/渡邉(岐阜県YF) 22pt

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SS級は神木/児玉が優勝。SS級は本年度よりマイラーセールが採用され、ビジュアルだけでなく性能もパワーアップしているようです

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関東からの遠征組もあった470級。上位は社会人チームが占めました

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英・セールフォーゴールド

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チームジャパン集合写真。写真提供:オリ特

スカンジア セール・フォー・ゴールド開幕
日本から五輪をめざす8種目21選手が出場

レポート/斎藤愛子
JSAFオリンピック特別委員会

 8月9〜14日まで英・ウェイマスでオリンピッククラスとパラリンピッククラスによる「セール・フォーゴールド」が開催されます。毎朝のスタートは11時を予定していますが、170艇を超えるレーザー級(3グループ)と、90艇におよぶレーザーラジアル級(2グループ)は同海面のため、スタートを若干ずらして、後グループが13時からのスタートです。

 オリンピック本番の時のレースエリアは、2011年のプレ五輪が終了した後に決定されますが、ウェイマス沖の広範囲でレースをするため、沖合のエリアはレガッタ後半の潮流が1ノットを超える状況になりそうです。

 当地ウェイマスは日本の猛暑が想像できないくらい、8月真夏と思えないほどの涼しさ(海上は寒いです)です。最高気温が20度をやっと超える程度です。北西の冷たい風になると冬支度で海へ出る始末で、昨年よりも寒い感じです。

 大会には700艇を超えるエントリーがあり、コーチボートだけでも200艇を超えます。57カ国、975人の選手がウェイマスに集まりました。日本からは五輪を目指す8種目(全21選手)が参加します。

470級男子 59艇
 原田 龍之介・吉田 雄悟組(アビームコンサルティング)
470級女子 46艇
 近藤 愛・田畑 和歌子組(アビームコンサルティング)
 吉迫 由香・大熊 典子組(ベネッセコーポレーション)
レーザー級 179艇
 ホール イアン(福岡ヨットクラブ)
 安田 真之助(鹿屋体育大学)
 斉藤 大輔(秋田県セーリング連盟)
 城 航太(エスピーネットワーク) 一般参加選手
レーザーラジアル級 92艇
 蛭田 香名子(豊田自動織機)
 高橋 香(福島県セーリング連盟)
 長谷川 哲子(豊田自動織機)
RS:X級男子 72艇
 富澤 慎(関東自動車工業)
 高橋 良典(関東学院大学)
RS:X級女子 52艇
 小菅 寧子(新潟県セーリング連盟、J-Will Partners)
 須長 由季(ミキハウス)
49er級 59艇
 牧野 幸雄・高橋 賢次組(関東自動車工業)
スター級 36艇
 鈴木 國央・和田 大地組(和歌山セーリングクラブ・日吉染業)

帯同スタッフ:山田敏雄オリンピック特別委員会委員長、中村 健次・斉藤 愛子・関 一人・飯島 洋一・萩原正太(NTコーチ)、江口典秀(NTトレーナー)、岡本治朗(気象)、小松一憲(アビームチーム)、中村昭仁(ベネッセチーム)

 今大会終了後にRSX級男女がデンマークで、またレーザーが同じ英国のヘイリングアイランドで世界選手権を控えているため、両種目はエントリー数が多い大会となりました。また、49erは新コースのレースフォーマットを試すということで、事前に練習レースを繰り返し行っています。他クラスも五輪本番をみすえて、各国のトップセーラーばかりが揃ったので、1国1艇しか参加できない五輪本番以上にレベルの高い争いになりそうです。

 大会最終日の14日は、メダルレースのみ実施、しかもテレビの生中継を予定しています。大会はGPSトラッキングがある日もありますので、情報入り次第お知らせしていきたいと思います。最終日まで6日間、日本選手の応援をよろしくお願いいたします。

◎開催地:英国南西部のウェイマス。2012年ロンドン五輪のセーリング競技会場で、ロンドン市中心部から230km。参考:http://jsaf-osc.jp/pg04.html

◎大会日程:
8月6日〜8日 受付と計測
8月8日 開会式
8月9日〜11日 予選レース(6レースを予定)
8月12日〜13日 決勝レース(4レースを予定)
8月14日 メダルレース

◎Sail for Gold 2010
http://www.skandiasailforgoldregatta.co.uk/2010

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オリンピックとパラリンピックのメダリスト集合写真で、日本からも関一人(アテネ五輪の470級男子銅メダリスト)が代表で入りました。関の隣は五輪メダルを4個持っているブラジルのトーベン・グラエルです。オリンピック会場でのワールドカップということで、イギリスのエース、ベン・エインズリーのフィン復活宣言も含め、多いに盛り上がりました。写真提供:オリ特

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メルゲス24世界選手権開幕


7日からエストニアでメルゲス24世界選手権が開幕しました。日本からは、〈スリーボンド〉、〈ブロス〉の2チームが出場しています。スリーボンドには、松永鉄也、今村公彦、笹木哲也、柳川祥一、古谷信玄。ブロスには、プロセーラーの山田寛、川西立人、小林正季、阿部幸久、浜崎栄一郎が乗り込み、世界のプロフェッショナル・キールボートレガッタに挑戦します。大会初日は、微軽風のなかで〈スリーボンド〉が走り5-13で総合6位。〈ブロス〉は19-45の総合29位で発進しました。大会2日目は風がなくてレースはキャンセル。本日3日目はスタート時間をはやめて開始されます。上記のデイリービデオでは、松永選手のインタビューも紹介されています。

◎International Melges 24 World Championship
http://worlds2010.fi/
◎スリーボンド・笹木選手のブログ(速報)
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/bt_sasaki/

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2010年08月08日

アテネの海に日の丸を


2004年アテネ五輪470級最終レース、表彰式の様子。感動がよみがえります。現在、関選手は関東自動車工業ヨット部のコーチ、轟選手は同社でバリバリ働いています。USAとGBRのタッキングマッチは何度見てもすごいですね。

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2010年08月04日

ジャパンカップ週間突入

 330マイルの回航を終えて葉山に戻ってきました。回航は無茶せず、ゆえに事件も起こらず。夜の海は、あいかわらず星空が美しく、流れ星がビュンビュン落ちる別世界が広がっていました。こんな景色をアウトローな男3人で眺めるのはもったいないと思いますが、それはお互いさま、ですね。さて、回航の余韻に浸る時間もなく、5日にはバンに荷物を積み込んで西宮へとんぼがえり。今度は、ジャパンカップ本番が終わり、復路の回航が終わるまで帰りません。さあ、灼熱の西宮へ。干からびないように!

8月前半注目のビッグレガッタ
◎沖縄インターハイ 8/7-10
http://www.ih2010.jp/
◎エストニア・メルゲス24世界選手権 8/7-12
http://worlds2010.fi/
◎ISAFセーリングワールドカップ・SAIL FOR GOLD 8/9-14
http://www.skandiasailforgoldregatta.co.uk/2010
◎西宮ジャパンカップ 8/10-15
http://www.kyc.or.jp/
◎西宮ジャパンカップ特設サイト
http://japancup2010.com/
◎スウェーデン・J/24世界選手権 8/16-20
http://www.j24worlds2010.com/

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2010年08月03日

イスラエル420W閉幕

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チームヤングジャパン

ワールド閉幕。日本チーム健闘
男子 齋藤/山口 ゴールド8位、元津/日野シルバー2位。
女子もがんばる


 7月31日、いよいよ大会も最終日となりました。今日もやや風が弱めで、男子の朝のレースは、4.2〜5ノット、320度。女子のレースは、8.5〜10ノット。315〜330度にマークがセットされました。

 本日は、男女ともよく走り、齋藤/山口が1レース目に2位フィニッシュで3位入賞に期待を持たせるも、痛恨のBFDで最終成績は8位となりました。シルバーフリートの元津/日野が、1位と7位で、シルバーフリートでトータル2位に浮上。表彰式では、慎也の飛行機のため先に帰って表彰式に参加できなかった男子に代わり女子が表彰台に上りました。

 吉永/有田も3位を取り、女子も今日は、山口/白澤が2レースとも5位にまとめ、チーム全体が日々向上して世界選手権を自分のレースにしていきました。大舞台でのこの大きな経験は、1日の密度が非常に高くヤングジャパンにとって何物にも代えがたい貴重な体験となりました。

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岡部/中山

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元津/日野の代わりに表彰台へ
 
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posted by BULKHEAD at 19:00| ジュニア・ユース

EZ級が縁でウィーンと交流

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船図を1936年のベルリンオリンピックの後、ドイツの造船所から取り寄せ、1939年琵琶湖の桑野造船所で建造し、今も年1回のカインドレガッタ「SAILおおつ」で帆走しています

 1922年(大正11年)に創立され、80余年の長い歴史と伝統を持つ琵琶湖ヨット倶楽部の長谷川和之会長はじめ、同倶楽部メンバー3名が、7月22日からオーストリアのザルツブルグ郊外ウォルフガング湖で開催される“オーストリア・クラシック・セーリング・ウィーク”に、戦前に建造された同倶楽部の象徴的存在でもあるEZ級〈アインハイツ・ツェーナー〉が縁で参加することになり、琵琶湖ヨット倶楽部の歴史に新たな足跡を刻むこととなりました。

 戦前生まれのEZ級という全長6mの木製ディンギーが架け橋となって、オーストリアのユニオンヨットクラブ(ウィーン)との間に深い交流が生まれ、地元の京都新聞にも取り上げられるなど大きな話題となりました。

 今回の遠征は、同クラブの誘いで、そのEZ級とこれもまた琵琶湖ヨット倶楽部にとって馴染みの深い、オリンピアヨレ級を現地でチャーターしての出場となりました。

 戦前に建造された由緒ある木造のディンギーが取り持つ交流の絆が、この海外遠征でますます深まることを願っています(文/琵琶湖ヨット倶楽部会長・長谷川和之)。

◎琵琶湖ヨット倶楽部
http://www.geocities.jp/biwakoyachtclub/

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英コーチ高校生プログラム

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プラスメナイ・ナショナルウォーターセンターには毎日たくさんの子ども達が訪れます。本日は高校生のプログラムです

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『高校生セーリングプログラム』

文・写真/中村健一

7月6日
 今日は高校生のプログラムに参加しました。すでにおなじみになったJ80(キールボート)で、午前中はタックジャイブ等を練習し、午後は3艇でレースを行いました。

 今日いちばん驚いたのは、私のグループの高校生を引き連れて歩いていると、後ろから「今日のレースは勝てますか?」なんて日本語で質問する生徒がいてびっくり! 「勝てるようにがんばろう」と言葉を返すと「勝ってください」と切り返され、日本語なのにあたふたしてしまいました。

 彼(写真最前列、白Tシャツ)は力(りき)君と言って、お父さんはイギリス人で、お母さんが日本人だそうで、彼はロンドンの高校に通っていて、今回は試験が終わって自分たちの好きなスポーツコースを選び、ここへ息抜きに来たそうです。もちろん先生も同伴しています。

 このクラブの使用にあたっては、今まで私が思っていたよりももっと大きい規模で、ここを訪問していることが分かりました。

 話の中で少し高校のシステムや、指導での細かい言葉の言い回しを色々と教えてもらう事ができ、色んな意味で最高の一日でた。もちろんレースは勝って彼らも満足していました。

 力(りき)君の家ではお父さんが英語を常に話し、お母さんは常に日本語を話しているそうで、毎日二ヶ国語での会話を普通にしているそうです。

 いまの状況を考えると、力君が本当に羨ましく思えました。明日からもがんばろう。

◎過去記事:ケンイチ通信──FROM イングランド

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日本チーム悔いなき戦いを

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イスラエル・ハイファで開催されている420級世界選手権。420は世界のユースダブルハンド艇のスタンダードとしてISAFユースワールドでも採用されるハイレベルなユース種目です。写真はシルバーフリートでトップフィニッシュを決めた元津/日野

420ワールド決勝3日目。男子、斎藤/山口7位に

 7月30日、決勝3日目となりました。今日は、朝から雲がやや広がり、風も弱めで、ここに来て初めて300度のコースでした。その後、風は次第に右に回り、320度のコースとなりました。パンピングフラッグが上がったのは、女子の本日の2、3レースのみとなりました。

 風は、9〜11ノットで、波・うねりはやはり高く、走らせにくい海面です。300度になってくると右のコースがよいことが多く、左右のシフトに合わせて、シフトをうまくつかみながら上がってくる船が上位をとっていました。半島の影響はあまりありません。

 本日も男子がブレークし、スタートもうまく決めて、齋藤/山口が3-12-14とまとめて7位に浮上。元津/日野は昨日のDSQのうっぷんをはらすかのような鮮やかなトップフィニッシュを決め、5位にUP。吉永/有田も本日の3レース目に3位をとりました。
 
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posted by BULKHEAD at 09:14| ジュニア・ユース

琵琶湖開催「SAILおおつ」

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 8月29日、第12回京都新聞社主催「SAILおおつ」を開催します。琵琶湖ヨット倶楽部が長年開催してきました琵琶湖カインド・レガッタを継承するもので、琵琶湖ヨット倶楽部、京都ヨット倶楽部、湖翔ヨット倶楽部が主管で運営します。

 オプティミストからレーザー、470など多様な艇種が参加し、琵琶湖ナンバーで競うものです。新聞社は開催前の公告を始め、レース結果など多くの紙面を割いてくれます。8月末で夏休みの終わりを家族連れで楽しむヨットレースです。みなさん、ぜひご参加ください。(琵琶湖ヨット倶楽部)

◎第12回SAILおおつ
期日:8月29日
開催場所:滋賀県柳が崎ヨットハーバー
レース海面:柳が崎沖
スケジュール:8時受け付け開始、9時半開会式、艇長会議、11時第1レーススタート、引き続き第2レース、16時アフターパーティ、閉会式
参加資格:セールナンバーを有するセーリングディンギー。選手の参加資格は問わない
参加料:1名あたり2000円(高校生以下半額)
問い合わせ:京都新聞COM滋賀事業部 TEL:077-523-3134
琵琶湖ヨット倶楽部事務局 biwakoyachtclub@yahoo.co.jp
ホームページ:http://www.geocities.jp/biwakoyachtclub/

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420世界選手権決勝2日目

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9位浮上の斎藤/山口

420ワールド決勝2日目。日本チーム調子をあげる

 7月29日、決勝2日目。本日も晴天ですが、やや暑く、昨日より風が落ちて10〜11ノット。パンピングフラッグは1度も上がりませんでした。上マークは、250度に始まり、260度、最後は270度となりました。ここは、時間がたつにつれ少しずつ右に振ってきます。昨日のうねりと波が午前中は残っていて、女子のレースの時には悪い波とうねりに悩まされ船を止めていました。

 今日は、やっとレース委員会がスタートラインを適正な長さにしてくれたおかげで、ゼネリコが1度もなくスムーズにレースを運ぶことができました。レース委員会は、コース表示をつけかえ忘れてゴールドもシルバーもインナーループ(同じコース)で回したり、20秒近く遅れてスタートした岡部/中山をOCSにしたり、マークを流してしまったりとなにかとミスが目立ちます。

 人手が足りないようで、マークボートに一人しか乗っていなかったり、プロテストタイムの表示係がおらず、表示できなかったりとてんやわんやの様相でした。

 本日のヤングチーム・ジャパンは、やっと国際レースに慣れ始め、スタートもリードしながらいいスタートができてきて、特に男子は3艇とも全レースハイスコアでまとめました。

 左の半島のブローをつかむか右のシフトをつかむか、左右によく振れていて今日もコースが分かれ、むずかしい選択を迫られる中、よくシフトに乗りきり、手堅くまとめていました。

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コーチボートを引くトラクター
 
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