2010年12月10日

セーリング競技を考える

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『セーリング競技を考える』

文・写真/中村健一

11月28日
 最近、アジア諸国のジュニア育成強化が芽を出し始め、日本のセーリングはうかうかしていられなくなっている現状があります。

 現在、日本で活躍しているトップセーラーたちの約8割は、ジュニアOP級上がりの選手が多く、いかにジュニア時期の育成効果があるかわかると思います。

 現在の日本のセーリング事情を少し考えてみると、おおまかに以下のような流れになっています。

小学〜中学生
 OP級、【シーホッパーSR級、SS級(国体専用:中学3年のみ出場可)】
高校生
 FJ級、【シーホッパーSR級、SS級(国体専用)】
大学生
 スナイプ級、470級、ウインドサーフィン級

小学〜中学生
 日本のOP級は、世界の中で戦える技術を持っています。実際の現場では、全国の大会をチェックし、たくさんの遠征に子供を連れて行き、子供たちに少しでも多くの経験をしてもらおうと、お父さんやお母さん、クラブの皆さんがものすごくがんばっています(経費もかなりかかります)。

 私としては、各地方で定期合宿を設け、コーチを派遣できる態勢が取れれば、もっとレベルが上がるのではと考えています。現実的に可能かどうかは今後の課題だと思います。

高校生
 次のステップの高校では、FJ級、シーホッパーSR級、SS級となっています。近年、道具の進化やセールの開発が進み、合計体重の軽い選手でも強風を走り切れるようになりました。それと、日本では風の吹かない海面が多く、成長盛りの選手が過酷な減量をおこなわざるを得ない現状もあります。

 また、シングルハンドのシーホッパーSR級は、インターハイの種目になく、シングルを目指す若者もあまりいないのが現状です。

 私としては、FJ級は2人の合計体重の下限体重を設定(合計体重下限:120kg)し、減量しないルールを作ってはと思います。シングルハンドはラジアル級を採用し、インターハイ種目にしてほしいと思っています。

大学生
 スナイプ級、470級、ウィンドサーフィン級と艇種は充実しており、引き続きインカレを目指してがんばってほしいと思います。

 私としては、シングルハンドのレーザー級、大学対抗マッチレース選手権などが入ってくれば、もっと面白くなりそうですが。

 基本的には、今までのままでも世界に通用する選手が出てきているのも事実です。しかし、他のアジア諸国は国がスポンサーとなり強化を推し進めているため、これまでの様なやり方では少し遅れて行くかもしれません。

 オリンピック種目も今後、上を目指して行く選手にとっては重要になってきますが、直近のISAFイベント委員会によるリオ五輪投票結果を見ると、選手の大型化が必要になってくる種目ばかりとなっています。

◎リオ五輪セーリング種目案 ※決定ではありません
 ボード、もしくはカイトボード男女 艇種検討
 1人乗りディンギー男子 レーザー級
 1人乗りディンギー女子 レーザーラジアル級
 2人乗りディンギー(スキフ)男子 49er級
 2人乗りディンギー(スキフ)女子 艇種検討
 1人乗りディンギー男子 フィン級
 2人乗りマルチハル男女混合 艇種検討
 2人乗りスピネーカーディンギー男女混合 470級
 女子キールボート エリオット6m

 社会人でセーリングを真剣に目指そうとする選手も、近年の不況でヨット部の廃部、休部、活動費削減等が多く見受けられ、セーリングを続けて行くことにも苦しくなっている現状があります。活動自体が縮小すると、基本的には日本でも世界でも勝てないため、また縮小するという悪循環が働きます。

 セーリング競技の全ての流れを、もう一度考えて行かなければいけない時期なのかもしれません。セーリング競技をどのようにとらえ、活動していくのか、子供たちに未来を与えれる競技になるよう、私自身も考えて行きたいと思います。

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 ウェールズセーリング協会(以下WYA)は、ここプラスメナイ・ナショナルウォータースポーツセンターで、土日でジュニア育成についての会議と、ジュニア選手の合宿が盛んに行われています(かなり激しく討論もしています)。

 WYAには大きなスポンサーが付いていて、これを軸に活動を展開しています。ボルボ社がスポンサーで社用車は全てボルボです。

◎バックナンバー:ケンイチ通信──FROM イングランド

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2010年12月09日

HMYC年間スケジュール

 葉山マリーナヨットクラブ主催の年間クラブレースの日程が発表されました。2011年は21戦が予定されています。

◎2011年度 HMYCクラブレース日程
1. 1月9日 第20回ニューイヤーズレガッタ 上下ソーセージ×2
2. 1月23日 第10回新春鳥帽子岩レガッタ 鳥帽子岩回航
3. 2月6日 第19回ミッドウィンターレガッタ 上下ソーセージ×2
4. 2月20日 第7回ハーケンレガッタ 上下ソーセージ×2
5. 3月6日 第2回ムストーカップ 上下ソーセージ×2
6. 3月27日 第2回キリン生茶レガッタ 上下ソーセージ×2
7. 4月24日 第9回京急カップ【G1】上下ソーセージ×2
8. 5月8日 第47回葉山町長杯 小網代浮標回航
9. 5月22日 第1回ティンバーランドレガッタ 上下ソーセージ×2
10. 6月12日 第12回HMYC会長杯 上下ソーセージ×2
11. 6月26日 第2回ティンバーランドレガッタ 上下ソーセージ×2
12. 7月10日 第1回小田切杯 上下ソーセージ×2
13. 7月24日 第3回スケープスレガッタ 上下ソーセージ×2
14. 8月21日 第1回ミッドサマーレガッタ 小網代浮標回航
15. 9月4日 第19回フレンドシップレガッタ 上下ソーセージ×2
16. 9月18日 第5回オータムレガッタ 上下ソーセージ×2
17. 10月2日 第21回葉山マリーナカップ 【G1】 上下ソーセージ×2
18. 10月30日 第15回城ヶ島レガッタ 【G1】 城ヶ島南西沖浮標回航
19. 11月13日 第28回山口杯 上下ソーセージ×2
20. 11月26日 第6回リドガードレガッタ 小網代浮標回航
21. 12月11日 第23回クリスマスレガッタ 上下ソーセージ×2

◎葉山マリーナヨットクラブ
http://www.hmyc.or.jp/


先々週(12月5日)のHMYCクラブレースは相模湾ド強風のなかでレースしていました。まさか、あの風のなかで本当にレースしていたとは…。ビックリです。映像:yukoさん

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アジアビーチゲームズ直前

アジアの海辺スポーツ競技の祭典
日本から学生主体の4選手が参加


12月8日
 12月8〜12月16日まで、第2回アジアビーチゲームズが、オマーンの首都マスカットで開催されます。2年に1回開かれるこの大会は、文字どおり海辺に関わるスポーツに特化した総合競技大会(14スポーツ)です。

 第1回は2008年インドネシア・バリ島で開催されました。今回の大会会場はオマーンの北部に位置し、古来より東西貿易の中継拠点として栄えてきたオマーン港に面しています。日本からはウインドサーフィン男女4選手がセーリング競技に参加します。

日本代表チーム
男子:
増渕聖士(同志社大学) 
寒河江聡(関東学院大学)
女子:
伊勢田愛(琵琶湖マリンスポーツ)
三石真衣(東京海洋大学)

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現地ボランティアの方達と日本選手

 今回出場するウインドサーフィン種目の「テクノ293」は、ユースオリンピックでも使用されたワンデザイン国際種目です。

 代表選手は、9月上旬に行われたテクノ293関東選手権(鎌倉)で選考を行い、選抜された男女上位各2名の精鋭たち。今回は学生世代の強化を目的としたため、チーム編成は学生を主体としました。

 参加する4選手の横顔を紹介します。増渕は今年11月に行われた全日本学生選手権の優勝セーラー。ノリに乗っている選手です。寒河江は同大会3位で、あらゆる風域を得意とするオールラウンドの選手。伊勢田は2008年全日本学生選手権優勝セーラーで今年の千葉国体2位。このチームのリーダー的存在す。三石は、今年11月のテクノ293全日本で男子を抑え総合優勝した総合力の高い、がんばり屋です。

 選手たちは26時間の長旅を経て、3日前にオマーンへ到着しました。大会出場の興奮が選手たちを落ち着かせないのか、初日から練習を行い、ウインドを楽しみながら調整を行っています。

 明日からいよいよ本番。選手達の気合いも最高潮に近づいています。全力で戦い抜きます!

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オマーンの大会会場

◎Asian Beach Games Muscat 2010
http://www.muscat2010.org.om/en/Pages/default.aspx

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2010年12月08日

トムとダウンアンダーGPS

 セールシドニーも3日目を迎えました、本日は比較的穏やかな天気と風で向かえた最初の2日間と違って、朝から20ノットの風が吹き、午後には30ノット位まで吹き上がりました(レポート・写真/室松さとし)。

 各クラスともリタイアが結構でた模様です。やはりこのくらい吹かないとオーストラリアらしくありません。

 レーザー級は、昨日まで若手のTom Burtonに首位を譲っていたワールドチャンピオンのThomas Slingsbyが、得意の強風で爆発。3レース全てをダントツのトップでフィニッシュして、他の選手よりかなり早くハーバーに戻って来ました。

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過去3度のレーザー級ワールドチャンプ、本年度ISAFセーラーオブザイヤーに輝いたThomas Slingsby。モスワールドにも出場します

 彼とは昨年ブリスベンのレースで一緒に帆走して面識があるので今後のスケジュールについて聞いてみました。このあとはセールメルボルンに参加して、来年はモスワールドに参加するそうです。

 今回49er級でセールシドニーに出場している、モス乗りでもあるNathan Outterridgeについて聞いたら、「まだNathanには勝てないよ」との事でしたが、モスの実力がどのくらいなのか楽しみです。

 さて、今回のダウンアンダーシリーズで各艇に配られ、リアルタイムでレースの模様をWEBキャストしている「Trac Trac」について興味があったので、大会の担当者にヒアリングをしてみました。

 ブリスベンでこの端末を渡された時は、「ああ、GPSか」と簡単に流してWEBキャストの仕組みについてあまり深く考えないで使っていました。

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端末はヨーロッパ製で約$200(16000円)程度とのことでした

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今回の大会では80個の端末が用意されています

 ここからがこシステムの肝なのですが、これはGPSではなく中にSIMカードが入っています、つまりデータ通信端末なのです。

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中を開けると充電地とVodafoneのSIMが搭載されていました。WEBキャストを行うためのインフラはオーストラリアの大手キャリアのTelestraが提供しているとのことです

 この大会のWEBキャストの仕組みを作るのに、概算で$50000(約410万円)かかっているそうです。

 国際大会でもないとこのような費用はかけられませんが、GPSを使わないことで、低予算でリアルタイムのレース実況を行えるシステムとしては有効だと思います。

 レースは明日で終了します。残りのレースを悔いのないように日本チームの各選手、がんばりたいと思います。

◎Sail Sydney 2010
http://www.sailsydney.org.au/

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光ニューイヤーレガッタ

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 1月8〜10日、第3回となる「HIKARI NEW YEAR REGATTA」が山口県光市スポーツ交流村ヨットハーバーで開催されます。毎年、参加選手が増加し、今年はすでに70艇のエントリーがあります(文/大会実行委員会)。

 大会内容については、初日の8日はプラクティスレースをできるだけ行うなかで、山田 寛氏がゴムボートで直接指導を行います。

 また、レース後には写真やビデオを見ながら反省会を行うと共に、世界トップ選手のビデオも観覧しようと思っています。大変役に立つクリニックなので、親子そろってぜひ参加してください。

 9日、10日はレースで、Aグループ・Bグループに分かれて全5レースを予定しています。8日の初日にトップ3に入った選手は毎年恒例のマイヨジョーヌを着て、レースを盛り上げます。

 昨年に引き続き、ジャパンGORE-TEXが特別協賛となり、参加賞品をはじめ、AフリートBフリートともに1位から6位まで豪華GORE-TEX商品を提供していただいています。今年はさらにグレードアップしてみなさまをお待ちしています。

 また、昨年から地域との交流を図るために企画した選手へのうどんの提供が好評だったので、今年も行いたいと思っています。

 2011年山口国体を控え、大会運営も万全の態勢です。エントリー締め切りは12月6日となっていますが、まだ間に合いますのでぜひ参加してください。

◎光セーリングクラブジュニア(大会サイト)
http://ophikari.web.fc2.com/
2010年度大会の様子(バルクヘッドマガジン記事)

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2010年12月07日

12月バルクヘッドマガジン

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直前案内!12月9日は海の仲間の忘年会「フィーリン オーシャン」です。おたのしみに!

 12月がはじまり、2010年も終わりに近づきました。1年はホントにあっという間ですね。今年、バルクヘッドマガジンが課題にしたのは、「送っていただいた原稿をすべて掲載する」ことでした。この目標は、ほぼ達成できたと思っています(もし、忘れてしまった記事がありましたら、本当にスミマセン)。

 その効果もあってか、週明けには大量の原稿メールが届くようになり、うれしい悲鳴をあげていました。なかには「バルクヘッドマガジンの週明けは混みあうから、水曜あたりに投稿するのが狙い目」と考える方もいたようです。さすが、その通りです。

 さて、バルクヘッドマガジンの12月後半戦は、まずは今週木曜日のセーラー仲間のイベント「フィーリン オーシャン」に行ってきます。関東周辺のセーラーは12月9日代官山へ集合! 詳細はこちら。かなり多くのセーラーが集まるみたいです。

 で、来週は、サッカーワールドカップ開催決定で沸くカタール・ドーハへ。こちらで始まる470級ジュニア世界選手権を取材してきます。出場するのは、男子に土居一斗/外薗潤平、今村 亮/内野航太、女子に徳重エリカ/安田真世、後藤沙季/西山宏美の4チーム。国内トップクラスの学生選手が、世界を相手にどこまで戦えるのかに注目しています。また、中東カタールのセーリング事情にも興味津々。

 そして、帰ってくるとクリスマス、年末です。大晦日はバルクヘッドマガジンの独断と偏見による、2010年セーラーオブザイヤー(ヨット馬鹿オブザイヤー)の発表を予定しています。

 そして、新年1月4日から鹿児島鹿屋のナショナルチーム選考レースの取材へ。選考レース翌日からは、〈エスメラルダ〉でマレーシア・ランカウイレガッタに出場してきます(こちらは選手で)。少々無謀なスケジュールですが、がんばってまいります!

※バルクヘッドマガジンではバナー広告を随時受け付けています。興味のある方は、お気軽に問い合わせください(editor@sailmagazine.jp)。

◎バルクヘッドマガジン媒体資料
ご案内:http://www.sailmagazine.jp/ad/advertise01.pdf
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プーケットキングスカップ

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アジアンサーキットの雄〈Evolution Racing〉。大型クラスのレーシングクラスは、アジア各国のレガッタを転戦しています。photo by Guy Nowell

 12月4〜11日までタイ・プーケットで第24回キングスカップが開催されています。この大会は、タイ国王の60歳の誕生日を記念して1987年にはじまったアジア最大級のキールボートレース。同国のリゾート地、プーケットで毎年12月の第一週にはじまります。今年は106艇がエントリーする盛況ぶりで、日本からも9チームが出場しています。

◎日本からのエントリーチーム
IRC1
 KARASU(Yasuo Nanamori)
IRC 2
 Team Puma(Nobuyuki Kawanishi)
 IPPAI(Makiko Matsuishi)
Bareboat Charter
 Fidgi(Naoki Wada)
 Rambutan(Kunio Yamada)
 TAI II(Sadanori Osada)
 Kine Kine(Hironori Kobayashi)
 Team Banten(Takazo Morimoto)
 Shiraz(Toru Inoue)

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大会初日IRC 1クラスのスタート。photo by Guy Nowell

◎Phuket King's Cup Daily REPORT
http://www.bulkhead.jp/
◎Phuket King's Cup
http://www.kingscup.com/

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2010年12月06日

寒くて痛い?英国の日々

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『極寒!ウェールズ』

文・写真/中村健一

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 イギリスは非常に天気の移り変わりが激しい国で、晴れていたかと思えば急に雨が降ったりやんだり。これまではその程度ですんでいたのですが、今週はこれまでの雨が全て雪に変わり、雪が降ったりやんだりで「本当に寒い!」のひと言です。

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 また、こちらの雪(?)はコメ粒ぐらいの大きさで、写真をみてわかると思いますが、おむすびを作る前の状態に見えます。これがゴムボート運転中に顔にあたる雪がとにかく痛い! 目に入ると最悪で天気が良くても悪くてもゴーグルが必要になってきました。

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 海上トレーニングも強風の中で行われ、生徒は沈を繰り返していました。もう見ているだけで寒すぎます。彼らはウエットスーツやドライスーツを着ていますが、顔や手が10分もしないうちにカチカチになり、本当につらそうなのが分かります。しかし、そこは心を鬼にしてしっかり1日セーリングを行いました。

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 セーリングはともかく、となりで行っていたウインドサーフィンのグループはセーリング以上に今週はとてもかわいそうです。とにかく沈の繰り返しです。彼らを指さし、「われわれのほうが暖ったかいぞ!」とセーリンググループを励ましていました。

 オリンピックキャンペーンを行っていたころは、常に夏に近いところで練習、レースを行っていたので、あまり日本の冬でさえまともにセーリングしていません。これまでのツケがまとめて帰ってきている感じです。

 明日の予報も雪です。 恐るべしイギリス!

◎バックナンバー:ケンイチ通信──FROM イングランド

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KYCポイントIRC総合

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関西ヨットクラブ主催の年間ポイントレースのIRCクラス総合成績が決まりました。優勝は〈サマーガール〉。スプリングカップ、コモドアーズカップ、オータムレガッタ、そして大阪湾一周レースを制して三連覇です。

◎KYCポイントIRC総合
1. SUMMER GIRL FIRST40.7 馬場益弘
2. WAILEA X35OD 濱口仁
3. SWING GP42MOD 鈴木啓介
4. CHOVECHUVA X35OD 山本秀紀
5. LAPIN BLEU A-35 半田齊
6. NEUEROVE X35OD 藤井英喜

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2010年12月05日

セールシドニー開幕直前

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6日から始まるセールシドニーのホストヨットクラブ、ウラーラセーリングクラブです。photo by S.Muromatsu

 ブリスベンのレースを終えてシドニーに移動しました。セールシドニーのホストクラブ、ウラーラセーリングクラブは思ったより小さくてちょっと意外でした。対岸にはロイヤルシドニーヨットスコードロンがあり、ドラゴンのレースが開催されているらしく、昨日はかなりの数のドラゴンがシドニー湾を帆走していました(レポート/室松さとし)。


昨日は練習でオペラハウス沖まで

 レースは明日からはじまりますが、ワールドチャンプのトム・スリングスビーを筆頭にスタンダードにはタレントが揃っています。日本からはイアン・ホール、今井信行、五十嵐厚志の3選手がスタンダードクラスに出場します。

 私はラジアルクラスですが、本気の女子選手に囲まれてきっと大変な目に合うでしょう。女子選手が全員、サラ・コナーかT3に登場するめちゃくちゃ強い女ターミネーターに見えます。

 大会は9日まで開催されます。10日にオーストラリアを後にしますが、「I'll be back!」


大小さまざまなボートが行き交うシドニー湾。シドニーホバートレースを目前に控えた100ftマキシ〈ワイルドオーツ〉とすれ違いました。

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ソーラーパワーカタマラン

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なんとソーラーエネルギーで走る巨大カタマランシップです。「プラネットソーラー」チームが、エキシビション世界一周航海のためモナコを出港したのは2010年9月。ただいま、大西洋を横断し、キューバへ滞在しています。これからマイアミ、サンフランシスコをまわって、オーストラリアシドニーへ向かうそう。クルマは電気自動車に移行していますが、ボートの燃料も電気に変わる日が来るのでしょうか?

◎PlanetSolar
http://www.planetsolar.org/



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2010年12月04日

シエスタレポート・後編

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アジア大会マッチレース、ライバル韓国とのセミファイナル。ラウンドロビンの敗戦に学び3連勝を決めました。photo by dailysailing.com

作戦はセミファイナルの初戦を必ず勝つ事
11月20日 大会最終日 セミファイナル、ファイナル
 この日は前日までの天候と異なり朝から予報どおりの良い風が吹いていました(レポート/シエスタ・坂本亘)。

 朝のブリーフィングから韓国チームの表情が硬かったのが印象的でした。順調にラウンドロビンで快勝した韓国は、まさか日本と対戦するとは思っていなかったようです。今大会のフォーマットでは、セミファイナルは1位対4位、2位対3位と決まっていました。

 好調にラウンドロビンを通過した韓国チームは、コーチ指導のもと、レース技術、ハンドリング共に上達してきていました。しかし、セミファイナルに進み、勝たなければならないレースを目の当たりにし、対戦相手は日本。ラウンドロビンを順調に勝ち進んだ結果、プレッシャーが大きくなったのかもしれません。

 それに対し、ラウンドロビンで苦戦したわれわれは、セミファイナルで戦えることに対して、気持ちにゆとりが生まれ始めていました。

 われわれは前日の反省どおり、プレスタートのチェックに時間を割き、風のシフト、ブローの入り方、セールチェックに時間をかけました。

 チームの作戦としては、セミファイナルの初戦を必ず勝つ事でした。これは、ラウンドロビン上位通過チームと対戦する際には非常に重要で、上位チームがセミファイナルの初戦でつまずくと、チームを立て直すことはなかなか難しいのです。これは、アメリカ遠征で経験したことでした。

 作戦通り、大切な初戦に勝利し気持ちにゆとりのあるわれわれに対し、それまで好調だった韓国チームはいきなり負けてしまったこともあり、冷静に分析できなかったのかもしれません。日本は引き続き集中を切らすことなく、ゲームの流れを彼らに戻さないうちに3連勝しました。

 2位対3位のセミファイナルでは5戦まで行われました。先に中国が2連勝しましたが、その後インドが3連勝しました。ファイナルに上がって来たインドチームは、すでに5戦していてかなり集中力を使ったのではないか、と感じました。

 われわれはインド対中国の待ち時間中、一度リラックスさせ再度集中しなおし、ファイナルに向けて気持ちのコントロールを行いました。ファイナルでも引き続き冷静に戦い、自分たちのレーススタイルのボートスピード、クルワークで圧勝しました。

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ファイナルはインドと対戦。集中力をキープして勝利しました。photo by dailysailing.com

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表彰セレモニー。1位日本、2位インド、3位韓国。photo by dailysailing.com

 今大会を通して、韓国とは接戦続きでした。ラウンドロビンでは負けましたが、この敗戦がわれわれにとって良い流れを生んだと思います。

 韓国チームは、夏から本番直前まで徹底的にニュージーランドコーチとトレーニングを積んでいました。プレスタート、マッチレース戦術、ルールに対して向上していました。

 今年のトレーニングでの上達には正直驚きました。しかし、彼らにはレース経験が少なかったのだと思います。レース独特の雰囲気、プレッシャーは練習ではなかなか経験できません。

 キールボートハンドリング、クルーワークもわれわれのほうがアドバンテージを持っていたと思います。これはシエスタチームが長年培ってきたものであり、大一番でこの経験が生かされる結果となりました。

 最後に、マッチレース競技、シエスタを応援して頂きまして本当にありがとうございました。特にマッチレース協会メンバー、アンパイアのみなさまからは熱い声援を頂き、今年度の活動における大きな原動力になりました。マッチレース関係者ならびに日本チーム中村監督、JSAFオリンピック特別委員会のみなさまに感謝いたします。

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シエスタチーム。左から岡本、吉藤、和田、坂本。photo by dailysailing.com

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posted by BULKHEAD at 09:33| マッチレース

2010年12月03日

シエスタレポート・前編

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アジア大会金メダル獲得の日本代表シエスタチーム。photo by dailysailing.com

 11月に中国で開催されたアジア大会マッチレースで日本初出場、優勝を飾ったシエスタチーム、坂本亘スキッパーからキャンペーン・レポートが届きました。日本は予選ラウンドロビンを4位通過、準決勝でライバルの韓国(元470韓国ナショナルチーム)を破り、決勝ではインドを倒して金メダルを獲得しました。

 バルクヘッドマガジンは、これまでシエスタの活動を紹介してきましたが、プレッシャーも大きかったアジア大会という大舞台で、期待以上の活躍をしてくれ大変うれしいです。また、大学生をはじめとするユースセーラーにもいい刺激になったことでしょう。これを機会にマッチレースをはじめてみたいセーラーは、日本ヨットマッチレース協会まで(BHM編集部)。

チームシエスタ、アジア大会への取り組み
 われわれシエスタは、2010年4月に葉山で行われた予選で切符を獲得した直後から、本番までの半年間、すべての力をマッチレースに注いできました(レポート/坂本 亘)。

 アジア大会までの取り組み内容は、海外でのレース経験、マッチレースの基礎、複数の艇種での経験、J80の攻略です。全ての活動において同じメンバーでトレーニングできたことは、すばらしい経験になりました。

 海外でのマッチレースは、韓国、ロシア、アメリカ、マレーシアと4カ国4艇種でレースを行いました。10月にはニュージーランドから選手を招き、地元和歌山で基礎・マッチレースの考え方を学びました。J80の攻略としては、9月に北米で行われたフリートレースに参加し、ハンドリングをつかみました。

 レース経験は、アメリカ遠征時にシエスタと長い付き合いのあるロッド氏にレースを客観的にみてもらい、各レース毎に指摘をもらいました。このアメリカでは多くを学ぶとこができました。

 アメリカ大会のラウンドロビンで、われわれは前半から快勝で進み、1敗で決勝に進出。しかし、勝たなければならない決勝戦で3連敗となり勝利することができなかったのです。この敗戦でマッチレースの戦いかたを学びました。この点は後ほど詳しく記します。

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春からアジア大会までマッチレース強化。9月にはJ80北米、シカゴオープンマッチ(写真)でトレーニングを積みました。photo by CMRC

11月アジア大会本番へ
 参加国は、日本、韓国、インド、中国、シンガポール、マレーシア、バーレーン、パキスタンの8カ国です。11月13〜15日まで公式練習となり各チーム調整を行いました。韓国、シンガポール、パキスタンは海外からコーチを招き、セーリング、レーステクニックを指導していました。

11月16日〜19日 ラウンドロビン
 8カ国によるダブルラウンドロビンが行われました。ラウンドロビンを11勝2敗で1位通過した韓国が好調を維持していました。2位中国、3位インド。日本は8勝5敗で辛うじて4位で通過しました。

 ラウンドロビン後半で連敗したわれわれに対し、結果5位で終了したシンガポールは、ラウンドロビン後半で連勝。最終マッチの対パキスタン戦で痛恨のブラックフラッグ(3連続ペナルティで失格)となり、日本のラウンドロビン4位が確定しました。シンガポールも勝たなければならない状況でプレッシャーがあったと思います。

 仮にシンガポールが最終マッチを勝った場合、日本はラウンドロビン最後マッチで韓国に勝たなければ、4位通過できない事態になっていました。

 結果、“崖っぷちに立たされる”まではいきませんでしたが、崖がそこまで迫っていました。微風の難しいコンディションでプレッシャーのかかる中、好調の韓国と戦う事を考えると勝利することは難しかったと思います。

 厳しい精神状況のラウンドロビンを辛うじて4位で通過できたことで、メンバー共に安堵の表情を見せ、最終日のセミファイナル、ファイナルに向けて開き直れたのかもしれません。

 この夜にメンバーで長いミーティングを行いました。今年4カ国でレースを行った経験がここで生きました。同じメンバーで常に行動しレースをしてきたわれわれにとって、メンバー全員が冷静にチームの状態を分析、客観的にレース内容を判断できました。

 ラウンドロビンでは、プレスタートに重点を置いてレースを行っていました。半年間、集中的にマッチレースのトレーニングしたことにより、プレスタートの技術が上達していました。それに伴い自然と集中していました。

 ラウンドロビンの前半はそれが良い形で戦えていましたが、後半の微風戦では風を見る時間が減ったことがストラテジー上において悪影響を及ぼしていました(つづく)。

※次回シエスタレポート。白熱の対韓国セミファイナル戦へ

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韓国チーム。今春は日本にも遠征に来ました。スキッパーは写真右端のパク・ガンウ選手です。photo by dailysailing.com

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posted by BULKHEAD at 08:43| マッチレース

豪セーラー速さの秘訣とは

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29〜2日まで開催されたセールブリスベン。オーストラリアダウアンダーシリーズはシドニー、メルボルンと続きます。photo Sport the library / Jeff Crow

 ブリスベンで過ごしたセールブリスベン5日間が終わりました。ここに来たのはブリスベン在住のレーザー仲間の誘いがきっかけでした(レポート・写真/室松さとし)。

 最初の年は無謀にもオージーやワールドランキングシングルのスペインのヘルナンデスや、チリのマティアスにスタンダードで勝負を挑み、ボコボコにされました。

 昨年もワールドチャンピオンのトム・スリングスビーの走りに圧倒され、最終日には37ノットの爆風レースで激しい沈をして、口を切り、こちらの病院で5針縫って機内食すら食べられない状態で帰国しました。

 今年は少し大人しくラジアルにリグを変えてエントリーしましたが、3年前にはまだレーザーに乗っていなかった若いユースが成長していて、まったく歯がたちませんでした。

 身長は小さい子でも175cm位、大きい子は185cmオーバーです。痩せていて背が高いのでカンガルーがハイクアウトしているようです。

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ハイクアウト姿はカンガルー

 今回はハーバー内のドミトリーで毎日一緒に寝起きしていたので、彼等の生活週間を観察できました。オージーが速い秘密が隠されているかもしれません。

 まずよく食べます。自炊して野菜をボイルし、パスタを作り、牛乳をぐびぐび飲みながら食べてます。正直まずそうですが、速さの秘訣その1です。

 速さの秘訣その2。よく寝ます。7時位にベッドに入ると翌朝の6時位まで眠り続けています。たまに夜中に悪霊に取り憑かれたように雄叫びをあげますが、これも速さの秘訣なのでしょう。

 速さの秘訣その3。寝る時は裸です。例外なく全員裸で寝ています。

 レースでは私も強風に自信のある五十嵐選手もオージーにコテンパンにやられましたが、私たちが凹んで口数が減るのに比べ成績に関係なく、彼等はレースを楽しんでいるのがよく分かります。このユースの子たちも海上で目が合うとニコニコして話しかけてきます。

 最後に艇を貸してくれたフィン乗りのブレンダンに「あの爆風の中ずっとブロックtoブロックでアンヒールするかしないかのハイクアウト。なぜあんなに速いのか?」と質問すると、「Training!」と笑われました。

 この国で数年、あの連中と練習すれば、日本の若い選手ならかなり速くなりそうです。どうも細かい理屈では説明し切れないものが、このヨット大国の根底にありそうです。

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レーザー5艇を乗せたトランスポーター

 ユースたちは車で10時間かけてシドニー(セールシドニー)に移動します。また、こちらにはフォイルモスも沢山いたのですが、一際目を引いたのが16歳の少年が乗るMach2でした。

 この子は成績も大人をやっつけてトップか2位、ワールドにもエントリしています。日本から参加の選手のみなさん、この天才モスキチ君に負けないように!

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モスワールドは1月にオーストラリア・マッコリー湖で開催されます。なんとエントリーは112艇

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MACH 2を乗りこなす16歳少年。ワキナガ、ゴトー、クニミ、僕が相手だよ!

ダウンアンダーシリーズレポート (1)

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posted by BULKHEAD at 06:47| ディンギー

2010年12月01日

タイOP級クリニック案内

 関東水域OP連絡会(KSR・関水連)では、2000年に国際オプティミスト級のセーリングクリニック(第1回湘南オプティクリニック)を、神奈川県三浦半島の初声で実施。以来、これまでに11回のセーリングクリニックを開催してきました。2004年からは、その開催場所を海外にも広げ、日本とタイの国際合同クリニックとして過去5回の開催実績があります(文/関東水域OP連絡会会長・増川幸嗣)。

 この度も、タイ王国海軍(RTN)、タイヨットレース協会(YRAT)の多大なる協力を得て、2011年3月26〜4月2日に「第12回湘南オプティクリニック」として、6回目のタイ開催を実施する事になりました。

 先ごろ終ったばかりの広州アジア大会セーリング競技では、日・タイ両国のエントリーが揃った五種目。すなわち、OP級男女、420級男子、レーザーラジアル級、RS:X級男子の直接対決はタイ側の5勝0敗。獲得メダル数でも、金3、銀1、銅2の実績を上げて日本勢を上まわりました。

 タイのナショナルチームが、そのトレーニングのベースキャンプとしているのがチョンブリー県サタヒップ市のタイ王国海軍内セーリングセンターです。そこで、タイのオプティセーラーと一緒に走り、また、タイヨットレース協会のナショナルチームコーチに直接の指導を受けられます。さらに、現地に住むあの「外道無量院」に会えるかもしれません。

 この4〜5年で劇的な進歩を遂げたタイのジュニア・ユース層の「強さ」と「層の厚さ」の秘密は一体、何なのでしょうか!?

 まだまだ日本では肌寒い季節に常夏のタイで、常に一定以上の風が保障される環境下、選手自身、また、コーチ自身が直接に体験し、その「上昇気流」に触れる絶好のチャンスです。しかも、料金は格安!!

 応募の締め切りは年内一杯です。お申し込みはお早めに。

 なお、詳しい募集要項や過去の体験レポート・報告書等は、関水連・KSRのホームページに掲載中です。

◎関水連・KSRホームページ
http://sites.google.com/site/kansuiren/home

 また、12月12日(日)には、江の島ヨットハーバーで開催中のジュニア・ユースクリスマスカップで、父兄向けに最終ガイダンスを開催予定です。

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