2011年05月31日

エクストリームクラッシュ


先週、トルコ・イスタンブールで開催されたエクストリーム・セーリングシリーズ第3戦のクラッシュ。〈アリンギ〉が〈チーム・エクストリーム〉に強烈ヒットしました。前回のピッチポールもそうですが、エクストリーム・セーリングシリーズは衝撃トラブルが連続で、この程度ではそれほど驚かなくなってしまいました。麻痺しちゃいますね。(BHM編集部)

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2011年05月30日

デルタロイドレガッタ最終

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女子マッチレースで優勝したオランダチーム(Groeneveld / Annemieke / Bes)。photo by Sander van der Borch

 オランダ・デルタロイドレガッタ最終日。メダルレースに進んだRS:X級の須長は最終6位で、順位は変わらずに大会を終えました。須長はワールドカップ自己最高記録です。本大会では、オランダとオーストラリア、イギリス勢が活躍。また、RS:X級男子で韓国、女子で中国が金メダルを獲るなどアジア勢の活躍も際立ちました。本大会後、選手たちは、次のワールドカップ「セール・フォー・ゴールド」(6月5〜11日)開催地、英ウエイマスへ向かいます。(BHM編集部)

470級男子…28カ国 68艇
7位 松永・今村 3-10-2-1-8-23-6-M7
9位 原田・吉田 2-6-5-8-13-13-10-M9
14位 渡辺・八山 7-DNS-8-12-17-14-16-4
19位 市野・吉見 OCS-DNF-1-2-18-10-22-7
20位 前田・野呂 14-14-11-6-10-24-23-17
21位 阿部・森田 6-19-4-20-9-21-20-19
26位 石川・柳川 4-10-7-24-27-26-28-8

470級女子…17カ国 27艇
2位 近藤・田畑 1-OCS-3-8-2-2-M3
6位 吉迫・大熊 8-3-5-5-5-5-M8

49er級…23カ国 39艇
15位 牧野・高橋 9-14-15-28-8-5-OCS-OCS-10

スター級…15カ国 23艇
13位 鈴木・和田 13-19-11-11-11-DNF-6

RS:X級男子…32カ国 55艇
47位 金子岳司 45-44-40-50-40-DNF-42-41-41-41-32

RS:X級女子…22カ国 27艇
6位 須長由季 5-2-11-15-7-8-6

レーザー級男子…45カ国 123艇
16位 安田真之助 9-10-6-14-13-29-26-7-42-17
60位 城 航太 20-20-58-2-44-60-53-42-47-BFD
95位 永井久規 31-56-23-57-32-14-25-37-DNF-18
99位 ホール・イアン 41-56-36-41-36-49-37-33-28-21
111位 南里研二 55-45-30-59-55-35-50-54-45-38

レーザーラジアル級女子…32カ国 59艇
27位 高橋香 46-27-32-11-21-27-25-37-20-29
36位 蛭田香名子 35-30-35-54-35-25-21-32-27-24

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RS:X男子優勝のTaehoon Lee(KOR)。強風シリーズとなったデルタロイドでワールドカップ初優勝を飾りました。photo by Sander van der Borch

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レーザー級はTom Slingsby(AUS)が圧倒的勝利。自国で調整しているGBR勢が出場していなかったとはいえ、実力は飛び抜けています。photo by Margje Tempelaars

◎Delta Lloyd Regatta
http://www.deltalloydregatta.org/

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宮城・松島からの再出発

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5月28、29日、松島で宮城県高校合同の練習会が開催されました。写真は全国から届いた支援物資を前に

 インターハイの開催(8月秋田)が決まり、その予選が開催される7月に向けて準備に入る中、5月28日、宮城県のヨット部8校(気仙沼・気仙沼向洋・石巻・宮城水産・塩釜・仙台第一(29日のみ参加)・仙台第二・東北高校)が、松島のヨットハーバーに集まりました。時折、小雨が降る天候でしたが、ヨットハーバーには高校生の元気な声が響き渡り、雨も気にならないほどの熱気につつまれました。(文・写真/宮城県塩釜高校ヨット部顧問・伊藤嘉宣)

 例年ならば各水域(気仙沼・石巻・松島・名取)で活動する各高校は、大会前までしっかり練習をして6月初旬の県総体を迎えます。しかし、今年はあの日から高校ヨット部の活動は止まったままです。

 塩釜高校は、5月の連休に秋田県本荘高校ヨット部と合同練習を実施しました。仙台第二高校は千葉県の大会へ参加しました。しかし、これは一時的な活動にすぎず、生徒はヨットでセーリングしたいとの思いは募るばかり。地味なトレーニングにも不安と希望が交錯する日々が続きました。

 5月の中頃から、少しずつ好転の気配が見え始めました。

1. 被災した地元の会社から宮城の高校生へ支援したい、とセーリンググッズを無償提供
2. 関東のセーリング関係者から私物のセーリンググッズの提供
3. 全国のセーリング関係者からもセーリンググッズの無償提供
4. 石巻高校ヨット部OBの方がシングルハンド4艇を知人から集めてくださり提供

 と、津波被害ですべてを失った高校生への支援の話しが続々とまいこんできました。さらに、塩釜高校ヨット部の救助艇が津波被害を奇跡的にのがれ、メインテナンス作業が完了し、松島ヨットハーバーでの活動の見通しが見えてきました。

 津波によってほとんどの物を失いましたが、生徒のヨットを通じた夢や希望を失わせてはいけない、その使命感だけが多くの大人を動かしたのだと感じました。

 久しぶりに会うヨットの仲間、いつもはライバルとして接してきた同士が、あの日から同じ辛さを共有してきたことで言葉に表せない連帯感を生み出しています。早く海でセーリングさせてほしい、そんな思いを感じているのは気のせいでしょうか? さらに心配されていた新入部員も今回参加しました。気仙沼高校では初の女子部員が入部。塩釜高校の2人の部員は、共に自宅一階が津波にて浸水する被害を受けながらも入部を決意。その理由は「海が好きだから」とのことです。

 高校生を集めて支援された物資を広げてみました。こんなにも多くの人との繋がりを感じたことがあったでしょうか。この感謝の気持ちとこの感動を一生忘れないで欲しい。

 気仙沼地区では、避難所生活が続き、まだまだ不安な日々を過ごしている生徒がいます。しかし、大会まで残り少ない日々をどのように過ごすのか。今度は、わたしたち東北のヨット部が応援してくれる人たちへ示す番です。

 松島は、昭和15年5月に東北で初めてヨットが浮かんだ東北ヨット発祥の地。それから時を経て、同じ場所で再スタートを切ることに新たな歴史の1ページが刻まれると確信しています。

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大会を前に海上ではモードが切り替わっています

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FJ級に「がんばれ!東日本」のJSAFステッカー

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宮城県高校セーラーのシンボルマークとして作成したビブス。デザインも含めて無償提供していただきました

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県内高校所有で唯一津波被害を受けなかった救助艇〈ドルーク号〉(ロシア語で友人・親友の意味)。これからしばらく、宮城全ての高校生の安全を見守る大役を担います

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神奈川県民セーリング案内

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今週日曜日、江の島で神奈川県民セーリング大会が開催されます

 来る6月5日、多種ディンギーが集まる日本最大級のヨットレースの祭典「神奈川県民セーリング大会」が江の島で開催されます。この大会は、県民以外の方も参加でき、初心者からベテラセイラーまで一緒にセーリングできるヨットレースです。(文・写真/神奈川県民セーリング大会実行委員会)

 今大会は『東日本大震災被災地セーリング復興支援チャリティーレース』とし、大会の参加料の一部と募金を震災で被害を受けられた地域の方々のセーリング復興に役立てて頂きたく、被災地域の岩手県・宮城県・福島県・3県のセーリング連盟に寄付されます。

 また、昨年に引き続き「より楽しめるオープンヨットレース」をテーマに行います。海上ではもちろん、着艇後のパーティーではビールを片手にレース談議に花を咲かせ、さまざまな艇種のセーラーと親睦を深めましょう!

 順位は、ディンギーのハンディーキャップ「ヤードステックナンバー」を採用し、総合優勝者には神奈川県知事賞・なぎさパーク杯、さらに副賞として『液晶カラーテレビ』がプレゼントされます。

 女子1位には、レディース賞として『横浜元町キタムラのバック』。順位飛び賞に『スターモアシャンプー』、元町『SUMINO』、『ノースセイルグッズ』、『ヘリーハンセン』など、豪華賞品あり! その他、順位に関係なくすべての参加者に「液晶カラーテレビ」や「折りたたみ自転車」をゲットできるチャンスがあります。

 みなさまの参加をお待ちしています。

◎神奈川県民セーリング大会2011(レース公示・案内等)
http://www.f-ssc.com/kennmin2011.htm

県民レースを海上で身近に観戦してみよう!
 大会中、湘南なぎさパークレスキュー艇「レスキューSNP」がレース観覧艇として出港します。募集人数は、10名/1回 (小学生以下は2名で1名分) 合計40名。先着順にて定員になり次第締切させて頂きます(定員に満たない場合やキャンセルがあった場合に限り、当日の9:30まで受付)。乗船料金: 500円〜/1名。乗船料金はすべて被災地のセーリング連盟に寄付されます。乗船料金は500円以上であればおいくらでも結構です。申込み詳細は、レース公示を参照下さい。

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雨の大島、ゲフィオン優勝

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葉山沖をスタートする大島レース出場艇。photo by HMYC

 5月28、29日、第61回大島レースが開催されました。コースは、葉山をスタートして、伊豆半島の初島を回航後、伊豆大島を反時計回りして葉山へ戻る85マイル。相模湾を大三角形にまわるオーバーナイトレースです。(BHM編集部)

 今年の大島レースは、スタート開始からフィニッシュまで約20時間も雨に降られ、修行のようなレースになりました。ファーストホームは〈エスメラルダ〉(NYYC CLUB SWAN42)。IRCクラス、ORCCクラス優勝は〈ゲフィオン〉(BALTIC35)です。〈ゲフィオン〉は2クラス制覇で完全勝利となりました。おめでとうございます!

 今回もBHM編集部は〈エスメラルダ〉に乗艇しました。風がピタリと止んでしまった初島回航後は、ほとんどの艇に抜かれてしまい、「あれれ、こりゃ完全にビリだ…」という展開に。31フィート艇にスルスルと前を切られた瞬間はかなりショックでした。しかし、必ず挽回のチャンスはあると信じて集中力を切らさずコースを再考。風に合わせて、ジェネカー、コードゼロ、ジェノアのアップダウンを繰り返しました。

 大島回航は夜になりましたが、先行している艇団が島影のブランケにつかまっているが見えたため、大島竜王崎を大きく迂回するように回航。この作戦が功を奏して、後半はハマることなく走ることができました。フィニッシュは明け方5時過ぎ。雨の中、フィニッシュラインで待っていてくれた運営のみなさん、今年もいいレースをありがとうございました。

 島まわりレースは、必ずドラマが待っています。悔しい思いをする方が多いのですが、その一瞬一瞬が記憶に鮮明に残されます。普通の感覚なら、土砂降りの雨のなか、一昼夜もレースしているなんて馬鹿げていると思うでしょう。でも、終わってみれば、ぜんぶ笑い話。そんなヨットレースができるのも、島まわりレースの魅力なのかもしれません。

 〈エスメラルダ〉の次のロングは、7月後半におこなわれるパールレース(三重県五ヶ所湾から江ノ島まで)です。個人的にどうしても勝ちたいレースなのですが、そう簡単に勝たせてもらえないむずかしいレースです。いまからアレコレ秘策を考えたいと思います。

◎第61回 大島レース成績
IRC 参加18艇
1. ゲフィオン(BALTIC35)
2. ケットフィーク(X35 OD)
3. グランブルー(X35 MOD)

ORCC 参加4艇
1. ゲフィオン(BALTIC35)
2. エブリシング・エブリシング(J/V 9.6CR)
3. クレセントII(SEAM 33)

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IRCクラス成績

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ORCCクラス成績

◎第61回大島レース・ブログ
http://blog.goo.ne.jp/oshima-rc/
航跡データ(どこでもヨットレース)

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2011年05月29日

KYCポイントレース成績

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5月29日、西宮沖で開催された関西ヨットクラブ主催KYCポイントレースIRCクラスの暫定成績です。

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近藤田畑、銀メダル獲得!

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オランダ・デルタロイドレガッタ。470女子の近藤・田畑が銀メダルを獲得しました。今年2個目のワールドカップメダル獲得です。おめでとう!photo by JSAF

 5月28日(第5日目)。ここまで吹き上がる予定ではなかったのですが、今日はRSX男子、ラジアル級、レーザー級が2レース、470男子が1レース、スター級が1レースを行いましたが、470男子は2レース目が中止に。470女子、49er、RSX女子は30ノット近い強風のため、レースができませんでした。しかしながら、夕方に少し風が落ちた時に470男女とスター級のメダルレースが行われ、近藤・田畑組が見事銀メダルを獲得しました。(レポート/JSAFオリ特・斉藤愛子)

◎中村健次ナショナルコーチのコメント
「470級男女・日本チームの今回の戦いぶりですが、強風域での技量が大幅にアップしたことに確かな手ごたえを感じました
。でも、課題もはっきりと見えてきた大会だったと言えます。男子については、アップウインドの上り角度がトップチームと比べ少し劣っています。角度が足りない事はフリートレースでは致命的になる可能性があるので、ハンドリングテクニックと道具の選択(考え方)を再度検討しなければならないと思いました。
 女子については、オランダの世界チャンプと比較するとダウンウインドテクニック(波乗せ)が劣っていることです。この課題がクリアできれば、より世界の頂点に近づけます。いずれにしても、まだまだ日本チームのノビシロはあり、さらに進化できるはずです。また、多方面からの支援(マルチサポート事業の風計測、選手コンディショニング)プロジェクトも着々と進んでおり、勝つための競技力向上環境が整いつつあることも実感しました」

470級男子…28カ国 68艇 決勝
 ラジアル級とコースが重なり、1上マークまでは右エンドのエリアが混雑する状況になりましたが、吹き上がる風の中で1レースを行い、松永組と原田組がメダルレースに残りました。メダルレースは夕方に行われ、松永組が7位、原田組が9位。総合順位も変わりません。11位以下のチームは明日(29日)、最終レースが行われ、順位が確定します。
7位 松永・今村 3-10-2-1-8-23-6-M7
9位 原田・吉田 2-6-5-8-13-13-10-M9
15位 渡辺・八山 7-DNF-8-12-17-14-15
17位 阿部・森田 6-19-4-20-9-21-19
18位 前田・野呂 14-14-11-6-10-24-22
23位 市野・吉見 OCS-DNF-1-2-18-10-21
27位 石川・柳川  4-10-7-24-27-26-27

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470級男子のメダルレースには松永・今村、原田・吉田が出場しました。photo by Margje Tempelaars

470級女子…17カ国 27艇
 今日はフリートレースが強風のためにできず、昨日までの6レースでトップ10を決め、メダルレースを実施しました。20ノット近いガストが入る中、2艇ともメダルレースに参加し、近藤組は1上マークで2位。トップのオランダが9位と出遅れ、逆転のチャンスもありましたが、地力に勝るオランダは最終的には4位、近藤は3位でトータル成績は変わりませんでした。それでも、立派なシルバーメダルです。吉迫組も健闘し、総合6位に入りました。
2位 近藤・田畑 1-OCS-3-8-2-2-M3
6位 吉迫・大熊 8-3-5-5-5-5-M8

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470女子優勝は、Lisa Westerrhof / Lobke Berkhout(NED)、3位にはMartine Grael / Isabel Swan(BRA)が入賞しました。photo by Francois Wieringa

49er級…23カ国 39艇
 今日も吹き上がったコンディションとなり、レースができませんでした。明日、牧野組は11位以下のフリートレースで順位を決定します。
15位 牧野・高橋 15-14-14-28-8-5-OCS-OCS-10

スター級…15カ国 23艇
 早い開始時間が幸いし、1レースのみおこないました。鈴木組はフリートレースで6位と良い走りを見せましたが、総合13位。残念ながらメダルレースには届きませんでした。
13位 鈴木・和田 13-19-11-11-11-DNF-6

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メダルレースを前にIain Percy / Andrew Simpsonがディスマスト。ほかのクラスでも合計15本折れたそうです。photo by Sander van der Borch

RS:X級男子…32カ国 55艇
 男子が先にスタートするため、今日も2レースを行いました。
47位 金子岳司 45-4340-47-39-DNF-42-41-41-41

RS:X級女子…22カ国 27艇
 女子はスタート時刻の変更がなく、今日も吹き上がった後になったため、レースができませんでした。須長は昨日までの成績6位でメダルレースに出場します。
「本当は、今日のレースで5位にあがって、明日のメダルレースで4位にと目標を立てていたのですが…。レースがなくて残念です」(須長)
6位 須長由季 (ミキハウス) 5-2-12-15-7-8

レーザー級男子…45カ国 123艇 決勝
 安田が10mを超える強風の中、4位で第1マークを回航して7位をとりました。初めてのG1レース・ゴールドフリートで強風下初のシングルです。とても嬉しそうでした。
「高校生の時から一緒に遠征をしてきただけに、僕も嬉しかったです。涙腺が少し緩みました」(飯島コーチ)
 次のレースでは今回ワーストの40番台に落ちましたが、何かひとつ吹っ切れたかのように、よいレースをしています。残念ながらメダルレースには届きませんでしたが、明日、最終日にも1レースあるので勢いで走ってほしいと思います。永井はシルバーフリートで3位回航しましたが、ディスマストでリタイアとなりました。
16位 安田真之助 9-10-6-14-13-29-26-7-42
59位 城 航太 20-20-58-2-43-60-53-42-47
97位 永井久規  31-56-23-57-32-14-25-37-DNF
102位 ホール・イアン 41-55-36-41-36-49-37-33-28
112位 南里研二 58-41-30-59-54-35-50-54-45

レーザーラジアル級女子…32カ国 59艇
 高橋が2レース目、25ノットオーバーの中で2上を15位で回る健闘を見せました。その後のダウンウインドでメンシートにノットができていて、止まって直している間に5艇に抜かれてしまい残念でしたが、少しずつながらも、走りを掴みつつあります。

26位 高橋香 46-27-32-11-20-27-27-37-20
36位 蛭田香名子 35-30-35-54-34-25-23-32-27

 21時半よりメデンブリックの商店街で表彰式がおこなわれました。銀メダルを獲得した近藤、田畑組はほっとした表情でした。
「2位はうれしいです。でも、次は吹いてもオランダに勝ちたいです」(近藤)
「メダルレースで、1上(までの)選手権だったら、オランダに勝って優勝でしたよね。まあ、すぐに追い上げてくるとは思っていましたけど…」(田畑)

 470男女のトップ10は本日でレース終了です。470とスターの11位以下と他のクラスは明日、最終レースがあります。RS:X女子のメダルレースに須長が出場します。

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2011年05月28日

デルタ4日目成績・写真

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デルタロイド4日目。本日2レースで2位へ上がった470級の近藤/田畑。トップはワールドチャンプのオランダに代わりました。photo by Sander van der Borch

470女子
2位 近藤・田畑 1-OCS-3-8-2-2 16p
5位 吉迫・大熊 8-3-5-5-5-14 26p

470男子
7位 松永・今村  3-10-2-1-8-23 24p
9位 原田・吉田 2-6-5-8-13-13 34p
15位 前田・野呂 -14-14-11-6-10-24 55p
16位 阿部・森田 6-19-4-20-9-21 58p
17位 渡辺・八山 7-DNS-8-12-17-14 58p
22位 市野・吉見 OCS-DNF-1-2-18-10 65p
25位 石川・柳川  4-10-7-24-27-26 71p

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470男子はオーストラリアのBelcher / Pageが首位に。photo by Sander van der Borch

11.05.28_03.jpg
15位にアップした前田/野呂。photo by Sander van der Borch

49er
15位 牧野・高橋 9-14-15-28-8-5-OCS-OCS-10 129p

レーザー
15位 安田真之助 9-10-6-14-13-29-26 78p
59位 城 航太 20-20-58-2-44-60-53 197p
80位 永井久規 31-56-23-57-32-14-25 181p
102位 ホール・イアン 41-56-36-41-36-49-37 240p
110位 南里研二 55-45-30-59-55-35-50 270p

11.05.28_05.jpg
トップのTom Slingsby(AUS)。オーストラリアはこの大会がプレ五輪の選考を兼ねまていす。photo by Margje Tempelaars

レーザーラジアル
26位 高橋香 46-27-32-11-21-27-27-DNF 191p
37位 蛭田香名子 35-30-35-54-35-25-23-DNF 237p

RS:X女子
6位 須長由季 5-2-12-15-7-8 33p

11.05.28_06.jpg
好調にシングルを保守する須長(写真は26日のものです)。photo by Margje Tempelaars

RS:X男子
47位 金子岳司 46-44-40-50-40-DNF-42-41 303p

スター
15位 鈴木・和田 13-19-11-11-11-DNF 65p

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トップのロバート・シェイド、2位のイアン・パーシーに遅れをとっている、Torben Grael / Marcelo Ferreira。photo by Margje Tempelaars

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2011年05月27日

30ノット強風、吹き荒れる

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オランダで開催されているデルタロイドレガッタ。大会3日目は30ノット強の強風でレーザー、ラジアル、RS:X男子以外は中止になりました。photo by Sander van der Borch

 5月26日(第3日目)。イギリスの北にある低気圧(ほとんどストーム)が東へ進み、オランダは午後から荒れ模様になる予報でした。大会委員長から朝のミーティングで「スターの2レース目と午後からの49er、2.4クラスは実施が可能か心配だ」とコメントがありましたが、実際には天気の進行が早まり、レーザー、ラジアルが1レース、RS:X男子が2レースを完了。スターはスタートしたものの、1上マークへ行く途中で中止。470男子は2上マーク手前で中止となりました。(レポート/JSAFオリ特・斉藤愛子)

470級男子…28カ国 68艇 予選2グループ
 今日はレース海面へ行ったものの、2上でレースが中止となり、予選が終了となります。明日から決勝フリートに分かれますが、日本の7艇は、すべてゴールドフリートに残りました。今日はレースができたかもしれませんが、数年前、吹き上がりに間に合わず、17本のマストが折れてしまったことがあり、運営サイドは慎重になったようです。

スター級…15カ国 23艇
 吹き上がりがあるとマストが折れたり、トラブルが心配なクラスだけに、慎重に早めの決断をしました。もしかするとレースができたのかもしれませんが、安全が優先されました。

RS:X級男子…32カ国 55艇
 金子は1レース目こそがんばってフィニッシュしましたが、吹き中の2レース目ではトラブルでリタイアとなりました。
49位 金子岳司 45-4340-47-39-DNF

レーザー級男子…45カ国 123艇 予選2グループ
 強風の中、1レースを行い、安田と城がゴールドフリートに残りました。スタート時こそ20ノットでしたが、後半は非常にガスティーで、ハンドリングが要求されるレースでした。上位はそれでも安定した走りをみせました。
16位 安田真之助 9-10-6-14-13
41位 城 航太 20-20-58-2-43
87位 永井久規 31-56-23-57-32
104位 ホール・イアン 41-55-36-41-DNF
110位 南里研二 58-41-30-59-54

レーザーラジアル級女子…32カ国 59艇
 ラジアルもスタートでゼネリコを繰り返しながら、20ノットオーバーのコンディションでレースをしました。高橋はスタートから安定した走りで上位陣に食いつき、集団の中、20位でフィニッシュ。最後のリーチングでフィニッシュまでの間、4艇での競り合いを制しました。
26位 高橋香 46-27-32-11-20
39位 蛭田香名子 35-30-35-54-34

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ラジアル級の上マーク回航。JPNは高橋香。photo by JSAF

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「確実に勝つだろう」というスター選手がいないラジアル級で、着実に上位に入っているMarit Bouwmeester(NED)。本大会でも3位につけています。photo by Sander van der Borch

 470級女子、49er級、RS:X級女子の出番はありません。大会4日目も強めの風が残りますが、本日ほどではない予報です。

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2011年05月26日

上昇機運チームジャパン!

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ISAFワールドカップ・デルタロイドレガッタの大会メディアからインタービューされ、世界へ向けて日本からメッセージを発信しました。写真中央は、オランダセーリング連盟のロブ・フランケン理事。photo by JSAF

 デルタロイドレガッタでは、日本チームの選手・コーチが、東日本被災セーラー復興支援のステッカーや旗を掲げています。この動きに現地大会本部が敏感に反応を示してくれました。大会メディアチームの取材が大会初日にあり、被災した高橋香へのインタビューがありました。今日、その続きで動画を撮りたいと依頼され、レース終了後に撮影がおこなわれました。(レポート/JSAFオリ特・斉藤愛子)

 ここでサプライズだったのですが、オランダセーリング連盟の理事であるロブ・フランケン氏が登場し、オランダがチームデルタロイド(オランダのナショナルチーム)に最初の25枚のステッカーを購入すると発表しました。JSAFとしては6月の「セールフォーゴールド」大会で販売する予定で各種の準備を進めていると伝えてあったのですが、オランダがこの機会に予約申し込みをするとのことです。そして、オランダに続いて、他の国も日本の復興支援に協力するであろうとコメントを出しました。

 日本の震災に対する関心の高さに驚くと同時に、こうした海外のセーラーたちの温かい気持ちを身近に感じて、感謝の気持ちでいっぱいです。
   
 5月25日(第2日目)。高気圧の圏内に入り、風が弱い1日でした。レース運営は、午後から風が弱まるという判断で、朝のうちに1レースを行うべく、定刻の10時スタートでエリアに出ましたが、予想よりも早く風がなくなり、12時過ぎに南から入った5〜6ノットの風でレースがおこなわれました。14時予定の午後組はさらに延期となり、スタートが16時近くになりましたが、各クラスとも2レース(49erは3レース)を実施しました。

◎中村健次ナショナルコーチのコメント
「とにかくむずかしいシフティー&ガスティーなコンディションでしたが、470級男女は今日も好調でした。納得のいかないチームもあるかもしれませんが、結果的には、みながんばっています。特に2番手、その次のチームが好調で、明日以降の日本チーム対決が楽しみです。若手NT、自費参加チームも健闘しています。切磋琢磨です。また、他種目クラスもスタートが良くなり、それが成績結果に表れているようです。集中力を切らさず、常にチャレンジ精神をもってレースに臨んでほしいと思います」

470級男子…28カ国 68艇 予選2グループ
 「今日は全日本選手権だ!」(アビームチーム・小松コーチ)と言うぐらい、石川組を除いた6チームが同じ青組になりました。しかも、2レースを松永組と市野組が1、2位を分け合う勢いで、松永組は総合3位、市野組は昨日の2レースが英語のスコアがついているにもかかわらず、31位にあがってきました。
「僕はこれまでメデンブリックのレースで一番良かった成績でも18位。強風よりも軽風のほうが得意ですから、今日はいい1日でした。明日は初ビブスでレースです」(松永)
3位 松永・今村  3-10-2-1
8位 原田・吉田 2-6-5-8
16位 石川・柳川  4-10-7-24
18位 前田・野呂 14-14-11-6
20位 阿部・森田 6-19-4-20
25位 渡辺・八山 7-DNF-8-12
31位 市野・吉見 OCS-DNF-1-2

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本日2レースを最高の風の読み、ボートスピードで総合3位に浮上!最高の笑みでコーチ答えてくた松永・今村。photo by JSAF

470級女子…17カ国 27艇
 16時頃からレースとなったこのクラスは、夕方の北風が入るようになり、途中でレースが中止、やり直しになりました。2レースを行い、吉迫組が得意の軽風で粘って2位に上がりました。近藤組は昨日のOCSがまだ消せないので7位、ライバルのスペインは今日も1回BFDにかかりました。
2位 吉迫・大熊 8-3-5-5
7位 近藤・田畑 1-OCS-3-8

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吉迫・大熊。初日3位の称号、赤ビブス。大会3日目は総合2位の青ビブスを着けてレースに臨みます。女子トップの北京五輪銅メダルスキッパーのフェルナンダ・オリビア(BRA)は、クルーを変えて新たにスタート。銅メダルクルーのイザベル・スワンは、トーベン・グラエルの娘、マルチーヌ・グラエル(20歳)と組んで現在3位です。photo by JSAF

49er級…23カ国 39艇
 レーザーのレースが終わった後に、同じエリアでおこなわれ、牧野組はトップ10に入ってきました。
「今日はスタートが良かったです。スタートがよいと、レースもいいところを走ってシングルに入れます」(関コーチ)
8位 牧野・高橋 15-14-14-(28)-8-5

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ブラックフラッグ後も果敢に攻めました。photo by JSAF

スター級…15カ国 23艇
 昨夜遅くまでレースの後、今日は朝一番に出艇して、風待ちの末に2レースを行いました。スター級は艇数こそ少ないですが、トップレベルの顔ぶれが揃い、鈴木組にとっては良いスピードテストになっています。
13位 鈴木・和田 13-19-11-11

RS:X級男子…32カ国 55艇
 体重が軽量の金子は軽風で漕ぎのレースになるとパワーが足りません。懸命の走りですが、世界のハードルの高さに四苦八苦といった状況です。よい経験です。
49位 金子岳司 45-4340-47

RS:X級女子…22カ国 27艇
 昨日の1-2の中国と須長は軽風では苦戦し、軽風が得意な中国勢がよく走った結果、順位は大きく変動しました。レースエリアがガスティーで、風を取れた選手が伸びるという展開の中、須長は2位を走る場面もありましたが、ガストを見落としたり、サイドを外してしまい、順位を落としてしまいました。
7位 須長由季 5-2-12-15

レーザー級男子…45カ国 122艇 予選2グループ
 安田は軽風でも本物の走りを見せてくれました。
「何が違うってことはないのですけど、スタートでラインをよく見て、高さが足りなくならないように注意したら、これまでのような不甲斐ないスタートがなくなり、スタート後のコースが選べるようになりました。今日はダウンウインドでもワールドチャンピオンのトム(トム・スリングスビー)に抜かれず、ロールジャイブで5艇の前に出たりなど、練習してきたことがうまく出せたと思います」(安田)
 また、2レース目では、城があわやトップかというところ、最後にはトムに抜かれて2位になって残念でした。しかしながら、これまで彼の周辺を走ることすらできなかったことを思うと、大いなる進歩の跡が見られました。
10位 安田真之助 9-10-6-14
39位 城 航太 20-20-58-2
93位 永井久規 31-56-23-57
98位 ホール・イアン 41-55-36-41
108位 南里研二 58-41-30-59

レーザーラジアル級女子…32カ国 59艇
 不規則で不安定な風の中、昨日トップのマリット(オランダ)が大きく崩すようなむずかしいレースになりました。高橋は2レース目にうまく風のあるところを走って順位を上げ、11位でフィニッシュしました。
「ランで風のないところを走ってしまいました。アップウインドはマシなのですけど、ダウンウインドでブローがよく見えていませんでした」(高橋)
28位 高橋香 46-27-32-11
43位 蛭田香名子 35-30-35-54

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59艇が出場するレーザーラジアル級。中国のメダリスト、リージャ・シューが2位に上がってきました。photo by Sander van der Borch

 大会3日目からはアイルランド付近にある低気圧が東へ移動してきて、荒れ模様になるとの予報です。本日と同じスケジュールで2レース(49erは3レース)を予定しています。

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オランダも日本復興を支援


デルタロイドレガッタでレーザーラジアル級の高橋香(福島県出身)、斉藤愛子コーチがインタビューを受けました。オランダセーリング連盟(Dutch Sailing Federation)は、震災支援の「がんばれ東日本!」ステッカーを25枚購入し、デルタロイドチーム(オランダナショナルチーム)とコーチボートに貼ることを発表しました。日本セーリング連盟では、河野会長のスピーチにもありましたが、海外大会で日本の震災を伝え、復興支援活動のステッカーキャンペーンを国際的に展開していく予定です。デルタロイドレガッタ発表のプレスリリースは、こちらを御覧ください。(BHM編集部)

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2011年05月25日

デストップニュース最新号


 デストップニュース最新号は、Sebastien Destremau本人がテレビ中継の解説をつとめたアウディ・メッドカップ第1戦カスカイストロフィー。TP52クラスは、アメリカの〈Quantum Racing〉、SOTO40クラスはスペインの〈Iberdrola〉が優勝しました。5艇により競われたSOTO40は、カスカイスの強風に予想通りのパフォーマンスを見せてくれましたが、〈Iberdrola〉と他の実力差があり、盛り上がりはいまひとつ…のように見えましたが、みなさんはどのように感じましたか? SOTO40は2012年から東南アジアを転戦するアジアカップがスタートする予定で、また姉妹艇SOTO30も発表されています。(BHM編集部)

 続いてフランス・マルセイユで開催されたクラシックヨットレース、Calanques classiques 2011。テキサス・コーパスクリスティのメルゲス24世界選手権。アフリカ・ナンビアでカイトサーフィンの世界最速記録に挑戦しているSail Rocketチーム。ニュースでは20ノットを記録とのことですが、本日のプレスリリースによると40ノット出したそうです。バルクヘッドマガジンでは、ずいぶん前から彼らのプロジェクトを紹介していますが、(本当は資金繰りなど大変なのでしょうが)、超熱心でいつも楽しそうにやってるようにみえます。目指せ、60ノット!

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強風の幕開け、日本好発進

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オランダ・デルタロイドレガッタ初日。RS:X女子2位につけた須長は、春からワールドカップに連続出場して力をつけてきています。photo by Margje Tempelaars

 5月24日(第1日目)。朝から西風が20ノットオーバーで吹き荒れ、強風での幕開けとなりました。スター級以外は定刻の11時スタートで、各エリアで2レースが行われました。後組の470女子、49erは14時からのレース。スター級は11時にエリアで30ノットが記録され、スタート延期となり、18時から20ノットのコンディションで2レースを行いました。470男子とレーザーだけが2グループに分かれ、他はすべて1グループでの予選です。(レポート/JSAFオリ特・斉藤愛子)

◎中村健次ナショナルコーチのコメント
「初日の470級日本チームを見た限りでは、トラブルやリコールがあったものの、全体的には各チームとも五輪選考であるパース、そしてウエイマスに向けた強風対策が徐々にできていると思います。ナショナルチーム上位チームだけでなく全体の走りが良くなっていますから、今日苦戦した選手も上位に上がってくる可能性大です。全体としては、プレ五輪選考を次のセールフォーゴールドで実施する強豪国が多く、セールフォーゴールド直前の今大会を回避している選手が多いようで、日本チームにとっては、各クラス上位を狙えるチャンスだと思います」

470級男子…28カ国 68艇 予選2グループ
 吹いた2レースではトラブルも多かったようです。レース後の松永のコメントです。
「2レース目、途中でトップでしたが、最後のダウンウインドに入る時、ジブのピークをとめている金具の下のスウェージングが割れてしまい、ジブが1mくらい緩んだみたいに下がってしまいました。10位まで落ちてしまったというのか、10位で何とかフィニッシュできたというべきか…」
6位 原田龍之介・吉田雄悟 2-6
10位 松永鉄也・今村公彦 3-10
12位 石川裕也・柳川祥一 4-10
23位 阿部幸久・森田栄納介 6-19
27位 前田弘樹・野呂英輔 14-14
42位 渡辺哲雄・八山慎司 7-DNF
61位 市野直樹・吉見亮平 OCS-DNF

11.05.25_15.jpg
快走する470男子の原田・吉田。初日トップは、ライバルのクロアチアのSime Fantela/Igor Marenicです。photo by Sander van der Borch

470級女子…17カ国 27艇
 吉迫組が強風でよく走り、総合3位の発進です。近藤組は1レース目トップを取り、上々の出だしを見せましたが、次はOCSでした。スペイン(4月イエールSOF優勝チーム)もOCSです。
3位 吉迫由香・大熊典子 8-3
13位 近藤 愛・田畑和歌子 1-OCS

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強風レースで初日3位の吉迫・大熊。photo by Sander van der Borch

49er級…23カ国 39艇
 14時からのスタートが少し遅れて海へ出たものの、風も少し弱まって落ち着き、3レースを行いました。
13位 牧野幸雄・高橋賢次 15-14-14

スター級…15カ国 23艇
 長い1日となりました。レース終了は21時近くになりましたが、さすが北欧に近いだけあり、日没は22時過ぎ。遅くまでレースができました。
15位 鈴木國央・和田大地 13-19

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夕陽の中、スターがフィニッシュ。長い1日でした。photo by JSAF

RS:X級男子…32カ国 55艇
 今回日本からは金子だけです。初海外遠征に戸惑いながらも、トップレベルの選手に混ざって必死にこなしています。
45位 金子岳司 45-43

RS:X級女子…22カ国 27艇
 20ノットの中ならスピード抜群の須長が5-2とよく走り、トータルでも2位につけています。中国に続いての堂々の走りで、好発進です。明日はワールドカップの初ビブス(上位3艇だけが黄色、青色、赤色を着用します)です。「写真撮ってください」(須長)とうれしそうでした。
2位 須長由季 5-2

レーザー級男子…45カ国 122艇
 安田がトップ10で2回フィニッシュする素晴らしい走りでした。相当がんばったようで、夜9時には眠ってしまうほどでした。永井は第2レースでケースを起こして艇に大穴を開けてしまいました。NTホープの南里は世界の洗礼を受けています。
15位 安田真之助 9-10
39位 城 航太 20-20
96位 永井久規 31-56
104位 ホール・イアン 41-55
107位 南里研二 58-41

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122艇が出場するレーザー級。安田が15位につけ好スタートを切りました。photo by Sander van der Borch

レーザーラジアル級女子…32カ国 59艇
 震災後、初めての海外遠征となった福島県・いわき出身の高橋は、強風の中、沈しながらもがんばりました。レース後、大会プレスがJSAFの『東日本復興支援キャンペーンステッカー』の取材に見え、被災した高橋もインタビューを受けました。ISAF会議での河野会長のスピーチをうけ、「被災地にセールがあがる日を応援してださい」のメッセージを高橋から発信させてもらいました。
31位 蛭田香名子 35-30
35位 高橋 香 46-27

 明日は午前10時から2レース(470男、レーザー、ラジアル、スター、RS:X男)、RS:X女子は12時半、470女子と49erは13時半からの予定です。予報では高気圧圏内に入り穏やかな良い天気になるとのことで、風も弱めとなりそうです。

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関コーチのボートにも復興支援のフラッグをつけています。photo by JSAF

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関東470、シーズン開始!

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今年は4戦が予定されている関東フリートレース。写真は優勝した男女コンビ、川添/板倉です。photo 関東470協会

◎学生選手は乗り込み不足? 川添/板倉が大きくリード
 今年で3年目になり、昨年より1回多く、年4回開催することになった「関東470協会フリートレース」。2011年の第1回目が5月21〜22日、江の島ヨットハーバーで、他水域の新潟大学から3艇の参加を含む、合計41艇でレースがおこなわれました。(レポート/関東470協会・伊藤譲一)

 1日目。朝から絶好のコンディションです。晴天、南寄り200度を中心に、振れ幅の小さい5m程度の中風。うねりと波が適度に入り、ダウンウインドで波にうまく乗せられれば、差をつけるチャンスがある海面です。

 1レース目。積極的に前に出てくる艇に引っ張られ、3回のゼネラルリコールのあと4回目でやっとスタートしました。市川/大矢(早稲田大学)がフィニッシュに向かうリーチング。艇をゆらさず、綺麗なパンピングでスピードに乗せた走りでトップフィニッシュしました。市川選手は、昨年インカレ3連覇のレギュラーで今年のポイントゲッ ターとして期待される選手です。続いて秋山/宮島(慶應義塾大学)が入り、次週におこなわれる関東学生ヨット連盟新人戦の前哨戦のように見えます。

 2レース目。風速が6〜7mとあがり、うねりが大きくなり始めました。東日本大震災の影響で、今年は3月11日以降春合宿を中止にしている大学も多く、練習量が少ないため昨年の同時期に比べると、ボートハンドリ ングに不安があるチームが多いように見えます。

 その学生選手たちを大きく引き離し、川添/板倉(Team SSJ)が安定したボートコントロールでトップフィニッシュ。川添選手は今春、中央大学を卒業した社会人1年生。板倉選手は女子の中で身長があり、クルーワークも力強く、男子選手に引けをとらない実力があります。学生では小柄な女子がスキッパー、クルーが男子の男女ミックスコンビは470級ではよくありますが、社会人では珍しい男女ミックスコンビ。さらに男子スキッパー、女子クルーです。

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2位の市川/大矢(早稲田大)。関東学生ヨット連盟新人戦に向けて学生選手も奮闘しました。photo 関東470協会

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3位、慶応大の秋山/宮島。photo 関東470協会
 
その学生選手たちを大きく引き離し…(続きを読む)
posted by BULKHEAD at 08:26| Comment(0) | ディンギー

2011年05月24日

デルタロイド2011開幕

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24日に開幕したデルタロイドレガッタ。成績速報はTwitter(http://twitter.com/DeltaLloydRegat)で。5月28、29日のメダルレースはライブ中継とトラッキングがおこなわれる予定です。photo by eventmedia

 ISAFワールドカップ第5戦「デルタロイドレガッタ2011」が5月23〜29日(レースは24日開始)の日程で、オランダ・アイセル湖の北西部のメデンブリックで開催されます。五輪クラス10種目とパラリンピック3種目で実施され、60カ国600艇の参加が予定されています。日本からは8種目にナショナルチームを中心とした20艇、男子24名、女子7名のチーム・選手が参戦します。(レポート/JSAFオリ特・斉藤愛子)

 5月18日頃から現地入りした日本の選手は時差を調整しながら練習しています。到着時には晴れて暑かったメデンブリックですが、22日に雨が降り、寒いくらいになりました。

 週間天気予報では風速10〜15ノットで、毎日ある程度の吹いたレースが予想されます。メデンブリックは晴れて風が弱いと虫の大群が発生して困ります。

 470女子の近藤・田畑組は、2年前にこの大会で優勝しています。また、男子470もトップ争いをする英国やフランスチームが、次のイギリス・ウェイマスのセールフォーゴールド(6月5〜11日)に焦点をしぼり、今回は欠場するため、男子チームにも優勝の可能性があります。

 また、5月から遠征を始めたスター級の鈴木・和田組は、冬の間、日本で開発してきたセールやドイツで建造した新艇、新リグがどのようにスピードになるのか、この大会で確認していくことになります。

 選手、コーチはボートにJSAF東日本大震災復興支援の「がんばれ!東日本」ステッカーやフラッグを掲げて大会を走ります。

 ラジアル女子には被災した福島・いわきの高橋香が参加しますが、彼女は津波で練習艇を失い、ホームポートのハーバーが使用できなくなったので、和歌山のナショナルトレーニングセンターへ活動の拠点を移し練習を重ねてきました。5月連休に国内で開催されたスプリングレガッタでの優勝をステップに、被災後、初めての海外大会への参加となります。

 大会を通し、日本選手がよい走りができますよう、みなさまの応援をよろしくお願いいたします。

◎参加ナショナルチーム選手:
470級男子…28カ国 74艇
松永鉄也・今村公彦(スリーボンド)
原田龍之介・吉田雄悟(アビームコンサルティング)
石川裕也・柳川祥一(関東自動車工業)
市野直樹・吉見亮平(関西学院大学・栄和)
渡辺哲雄・八山慎司(エス・ピー・ネットワーク)
阿部幸久・森田栄納介(J.F.P) *ナショナルチーム外
前田弘樹・野呂英輔(エス・ピー・ネットワーク) *ナショナルチーム外

470級女子…17カ国 31艇
近藤 愛・田畑和歌子(アビームコンサルティング)
吉迫由香・大熊典子 (ベネッセコーポレーション)

49er級…23カ国 40艇
牧野幸雄・高橋賢次(関東自動車工業)

スター級…15カ国 26艇
鈴木國央・和田大地(和歌山セーリングクラブ・日吉染業)

RS:X級男子…32カ国 66艇
金子岳司 (大垣共立銀行)

RS:X級女子…22カ国 42艇
須長由季 (ミキハウス)

レーザー級男子…45カ国 145艇
安田真之助 (鹿屋体育大学)
城 航太 (エス・ピー・ネットワーク)
ホール・イアン(福岡ヨットクラブ)
南里研二 (玄海セーリング)**NTホープ
永井久規 (豊田合成)*ナショナルチーム外

レーザーラジアル級女子…32カ国 71艇
蛭田香名子 (豊田自動織機)
高橋香(福島県セーリング連盟)

帯同オリンピック特別委員会スタッフ:
中村健次(副委員長・ナショナルコーチ)
斉藤 愛子、関 一人、飯島 洋一

◎Delta Lloyd Regatta
http://www.deltalloydregatta.org/

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活動再開!松島セーリング

 ロンドン五輪を目指して活動するレーザー級の斎藤大輔選手から、宮城県松島でのセーリングレポートが届きました。松島ヨットハーバーには宮城県内外のセーラーが集まってきてセーリングをはじめています。東北のセーラー、高校生は元気です! しかし、現地ではまだまだ船やセーリングギアが足りない状況とのこと。斎藤選手による現地レポートを紹介します。(BHM編集部)

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 震災から2カ月が経った5月18日、レーザー仙台フリートのAさんより「復興支援というわけではないのですが、22日に松島で気仙沼のレーザー乗りが来て合同練習します。一緒にやりませんか? 松島ヨットハーバーは復興して、宮城のヨット関係者を受け入れています」とお誘いのメールをいただき、「復活祭には駆けつけなければ!」と、日帰りの秋田〜松島行きを決定しました。(文・写真/斎藤大輔

11.05.24_04.jpg
松島の海に再びセールがあがりました

 秋田の実家を5時に出発して、山形経由で宮城へ。山形道の月山には、まだところどころに雪が残るなか、山を越え、宮城県に入りました。沿岸にかかる道中、高速道路から見える仙台空港沿いの海側は、本当に壊滅しており、思わず声を上げてしまいました。

 松島に入ると、観光船も走り、島の風景は見慣れたままのものでしたが、近くの自販機は使えないものもありました。フリートの方と会って第一声、自分はなんて話せるだろうか? Aさんにお会いして出てきたのは、声ではなく、なぜか涙でした。

 話を聞くと、震災直後は泥が膝くらいまであふれていて、震災後、3月26日から仲間内で集まり、泥との格闘だったそうです。泥をつめた土嚢の数は3000袋。フリート関係者や神戸からのボランティアのみなさんで詰め、かき出し、やっとハーバー内の駐車場の白線が見えたそうです。奇跡的にほとんどのレーザーは流されずに残っていたようで、5月3日、Aさんによって震災後はじめてセールが上げられたそうです。

 しかし、震災の傷跡はすさまじく、浮き桟橋がひっくりかえっていたり、ハーバー施設内のPCや書類が泥だらけになっていたりしてました。津波の跡も、建物にはくっきり残っていて、施設の電機はまだ復旧していなかったし、松島湾にたくさんあった牡蠣棚もなくなっていました。

11.05.24_02.jpg
被害をまぬがれたレーザー

11.05.24_03.jpg
泥だらけの事務所内

 それでも、ハーバーには、当日たくさんの宮城県セーラーが集まってきて、お世話になっている仙台フリートの方々、東北学院夜間連ヨット部、東北大学ヨット部の試乗会には20名以上、塩釜高校のヨット部の生徒たち、他にもたくさんのセーラーが見られました。

 松島ヨットハーバーはおそらく、現在の宮城県で唯一、利用できるハーバーでしょう。これから、もっとたくさんのセーラーが集まってくる模様です。わたしたちも、ときおり小雨の降る寒空の中、ランチ抜きで4時間ちょっとセーリングを楽しみました。

 塩釜高校の高校生たちは、とても楽しそうに艤装し、長い時間海に出て練習し、楽しそうに重いゴムボートをスロープから上げていました。なかなか上がらないボートをあんなに楽しそうに上げる様子を見て「海に出られて本当に嬉しいんだな」と思いました。

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元気にゴムボートをあげる塩釜高校ヨット部の生徒たち

 しかし、練習艇が足りません。この日、彼女たちが乗っていたのは、FJは1艇だけで、もう1艇はトラピーズのないダブルハンドのディンギーでした。そのため、大半の部員は、レスキューボートか丘番(陸上待機)です。

 塩釜高校の伊藤先生に話を聞くと、
「これから宮城県の高校生たちが松島にやってくる予定ですが、練習艇が20艇以上足りない状況です。また、着る物も全部流されたので、カッパでも古いブーツでもなんでも良いからほしい」
 とおっしゃっていました。実際、この日もトランサムやガンネルがふっとんだ船を水が入らないように、樹脂で成形しなおしている途中の、つぎはぎだらけのFJがありました。もうすぐこの船も乗れるようです。

 当初、6月中旬に岩手県宮古市で予定されていた東北高校ヨット選手権大会(インターハイ東北予選)は、7月に私のホームポートである秋田県本荘マリーナで開催されることになっています。

 気仙沼でもやはり、艇庫ごとモノがなくなったようです。この日、気仙沼から1時間半かけて乗りに来た佐藤くんは、昨年からレーザーに乗り始めました。

 彼の生活環境はまだまだ、つらいはずですが、卑屈なことをいっさい言わず、ヨットに乗っている姿は、まぎれもなく、うまくなりたいと思っているセーラーで、私がなにかアドバイスをするたびに「もっとこうやった方が」みたいにブツブツ考えながら乗っていました。

 帰りがけに中古だけど使えるスタンダートセールをAさんからニコニコ顔で受取ったようです(別の方に聞いた情報だと、一時期よりは落ち着きましたが、気仙沼の状況は、いまだ本当に大変なようです)。

 実際に被災された方々とお会いして、私は軽はずみに、大変でしたねとか、がんばってくださいなどとは言うことができませんでした(そんなの当然にきまっている)。仲間が無事で、また一緒にセーリングできて、再会ができて本当に良かった。思ったのはそれだけでした。

 松島では、やっとセーリングにこぎつけて、前向きに活動をしています。そんな姿をみて、ヨットってやっぱりすばらしいものだと思い、自分もがんばろうと思いました。誘ってくださった仙台フリートのみなさん、ありがとうございました。

 私ごときがお願いするのもなんですが、全国のみなさま、ヨットに乗りたくても乗れない子たちが、まだまだたくさんいます。どうかご支援をいただけたらと本当に思います。

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ビーターギルモア講演会

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2009年モンスーンカップで優勝したヤンマーレーシングチーム。早福選手のとなり(左から2番目)がピーター・ギルモア氏です。photo by Dan Ljungsvik

 元ニッポンチャレンジのヘルムマンで、いまもマッチレースで活躍するビーター・ギルモア氏が来日します。このたび日本マッチレース協会(JYMA)主催による講演がおこなわれます。学生の参加は無料です。みなさまのご出席をお待ちしております。マッチレースに興味ある方もない方もぜひ、ご参集下さい。(文/JYMA)

日時:6月18日(土) 17:00〜19:30
場所:横浜ベイサイドマリーナ センターハウス 2階大会議室 http://www.ybmarina.com/company/access_hw.html
講演内容:ビーター・ギルモアのマッチレースレクチャー『最新のテクニックとヨットレース世界の現状と展望』(仮題)
会費:1500円(学生無料)
【お願い】
会場の準備の都合上、ご出席いただける方は『出席します』『出席の予定』と一言で結構ですので、ご面倒でも今すぐに下記アドレスへ返信をお願いします。
JYMA/田代 tashiro@dc5.so-net.ne.jp

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2011年05月23日

JSAF河野会長のスピーチ

 5月初旬、ロシア・サンクトペテルブルクで開催されたISAFミッドイヤーミーティング。この会議の終了直前におこなわれた、日本セーリング連盟(JSAF)の河野博文会長のスピーチを紹介します。震災に関して日本がスピーチしたことは、一部の海外メディアで紹介されていたので、ご存知の方もいるかもしれません。スピーチ後、会場は全員が立ち上がり拍手の嵐。感動的だったという意見が多く寄せられたようです。また、このスピーチの後、フランスヨット協会より4月後半にイエールで開催されたフランス・セーリング・オリンピックウィークの日本チームのエントリー費を全額寄付のため返却する申し出があったとのことです。(BHM編集部)

------------------------------------------------------------------

 陛下、会長、会議の最後にお話をする機会をいただいてありがとうございます。私が発言の機会をお願いしたのは、日本セーリング連盟を代表して、またおそらく日本の人々を代表して、といっても許されると思いますが、すべての国々、すべてのMNA(ISAF Member National Authorities)、すべてのセーラーのみなさまに対して、震災の直後から寄せられたお悔やみ、お見舞い、そしてご支援に関し、深甚なる感謝の意を表したかったからであります。

 私たちは、そうしたサポートによって本当に勇気づけられ、また感激しております。ありがとうございました。この感謝の気持ちを表現する適切な言葉がありません。それは私の英語力のせいではなく、表現のしようがないほど私たちの感謝の気持ちが深く強いからであります。

 セーリングに関することだけをご報告申し上げます。われわれは何人かのセーラーの命を失いました。セーラーの家族も失いました。セーラーの家も失いました。約10カ所のセーリングボートのハーバーが破壊されました。その地域のほとんど全てのセーリングボートが失われました。

 しかしながら、よい話を付け加えさせていただきます。その時、いくつかのセーリングチーム、高校生や大学生が練習中でした。彼らは地震を察知し、津波の来襲を予期したのです。そしてそれぞれのハーバーに帰港し、無事に避難することができました。それは地震からわずか30分以内に行われたのです。この結果、全員が無事でした。あるケースでは、セーリングクラブの若い女性スタッフがひとりでレスキューボートに飛び乗って彼らを呼び戻しに行き、帰港させ、そして避難させたのです。

 JSAFは募金をはじめています。また、被災地域に送るべく、セーリングボートを集めようとしています。そして被災地のセーラー、特にジュニアセーラーに他の地域でのセーリング機会を提案しています。また、この旗とステッカーを使ってチャリティーレースを行いつつあります。

 われわれのナショナルチームのメンバーたちは、海外の大会に参加する際に支援を呼びかけようと計画しています。私は、みなさまに、この活動のサポートをご検討いただきたいと思います。

 最後に、私は、われわれはこの甚大な被害からすでに復旧、復興に着手していること、そして必ずや復興を遂げると固く決意していることをお伝えします。再度みなさまに深く感謝申し上げます。(スピーチ/河野博文JSAF会長)


------------------------------------------------------------------

※元は英語なので、やや硬い日本語になっています。また、ISAFの名誉会長は元ギリシャ国王・コンスタンティン陛下であることから、ISAFの会議では常に最初は 「Your Majesty, Mr. President、Ladies & Gentlemen」ではじまります(JSAF国際委員会・戸張房子委員長)。
※スピーチは、リオ五輪艇種決定投票の後におこなわれたもので、投票に影響したものではありません。

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2011年05月22日

HMYCクラブレース成績

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5月22日、葉山沖で開催された葉山マリーナヨットクラブレース「ティンバーランドレガッタ」の成績です。南西が吹き荒れる中、18チームがエントリー。優勝は〈GAIA〉(SYDNEY36)でした。photo by O.Yuko

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ティンバーランドレガッタ成績表

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優勝の〈GAIA〉。ゴールデンウィークも練習してました。photo by O.Yuko

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メルゲス24、UKAUKA連覇

 5月21日までテキサス・コーパスクリスティで開催されたメルゲス24世界選手権。イタリアの〈UkaUka Racing〉(Lorenzo Bressani)が、最終レースをキャンセルするほどの圧倒スコアで優勝を飾りました。〈UkaUka Racing〉は昨年のエストニアに続いて2連覇達成です。2位には、こちらもメルゲス32でも活動する〈Full Throttle〉、3位には、Nathan Wilmotがヘルムを担当した〈Embarr〉が逆転入賞しました。(BHM編集部)

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メルゲス32でも結果を出しているUka Uka軍団は、いま世界でいちばんワンデザインに強いチームといえます

 初出場となる日本の〈Esprit〉は総合13位(アマチュアクラス(コリンシアンクラス)では、全レーストップの優勝です。おめでとう!)。また、モスでお馴染みのVelocitekが主催したスピードトライアルでは、10秒平均16.9ノット、最高17.6ノットを記録した〈ARDOR〉(David O'Reilly)が賞金1000ドルを獲得しました。

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初出場ながら健闘したエスプリチーム。浜崎、川西、石黒、長橋、田淵の5名が乗りました

◎2011 MELGES 24 WORLDS 成績
1. ITA817 - Uka Uka Racing - Lorenzo Bressani - 6,2,1,2,1,1,1,1,1,5,3,(33/DNS) - 24
2. USA749 - Full Throttle - Brian Porter - (16),9,2,1,7,4,6,4,4,4,2,4 - 47
3. IRL607 - Embarr - Nathan Wilmot - 2,5,5,11,9,2,8,3,5,(26),1,3 - 54
4. BER655 - hedgehog - Alec Cutler 9,8,3,7,4,5,4,2,(11),1,7,5 - 55
5. USA812 - Brick House 812 - Kristen Lane - 8,1,10,3,3,7,5,7,(14),7,6,1 - 58
6. SUI596 - Blu Moon - Flavio Favini - 3,6,8,5,5,3,10,(11),8,3,4,7 - 62
7. ITA819 - AUDI - Riccardo Simoneschi - 7,(12),4,9,12,10,2,12,3,8,5,6 - 78
8. USA811 - WTF - Alan Field - 1,11,11,8,2,9,9,(14),13,6,12,10 - 92
9. ITA735 - Altea - Andrea Rachelli - 4,7,7,4,10,13,7,(15),10,12,9,9 - 92
10. USA820 - New England Ropes/West Marine - Bora Gulari - 15,10,12,6,8,(18),11,6,2,2,10,13 - 95
13. JPN783 - Esprit - Eiichiro Hamazaki - 11,4,9,15,11,11,15,9,15,[33/SCP],17,8 - 125

Corinthian
1. JPN783 - Esprit - Eiichiro Hamazaki - (1),1,1,1,1,1,1,1,1,1 - 11
2. GER635 - Unsponsored - Christof Wieland - (12/RAF),3,3,2,3,3,2,2,2,4 - 28
3. USA674 - Rosebud - Scott Holmgren - 4,(6),5,5,2,2,3,3,3,2 - 41

◎2011 Melges 24 World Championship
http://www.melgesworlds.com/

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2011年05月21日

フィーゴ、TP52オンボード

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期待を裏切らないポルトガル・カスカイスの風。アウディメッドカップ3日目もよく吹きました。TP52はエド・ベアードの〈QUANTUM RACING〉(USA)が連続トップで一気にトップヘ。早福選手が乗る〈CONTAINER〉(GER)は総合2位で追っています。新クラスのSOTO40はスペインの〈IBERDROLA〉が独走。本日大会4日目、TP52はコースタルレースが予定されています。写真は、ゲストで登場したサッカー界のヒーロー、ルイス・フィーゴ。はじめてTP52に試乗したとのことです。photo by Ian Roman


メッドカップ3日目ハイライト。SOTO40も激しいですね

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2011年05月20日

復興支援、Sail for Smiles!

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さわやかな初夏の相模湾でチャリティーヨットレースが開催されました。photo by M.Ikami

 5月14日、相模湾で第1回Sail for Smiles Yacht Race 2011が開催された。季節はずれに本州に接近した台風1号の余波により、多少の波は残るものの、5月らしいさわやかな風が吹く中、20艇を超える参加艇が静かにスタートラインを切った。(文/実行委員会・大坪 明)

 このヨットレースは、3月11日に発生した東日本大震災の復興支援を目的に開催されたチャリティーレース。震災直後は震災の影響や自粛により、多くのイベントが中止となる中、震災の2週間後にはレースの開催を発表した。

 そんな時期になぜチャリティーレース開催を決めたかというと、それはひとえに発起人の16年前の記憶にさかのぼる。彼(I氏)は、1995年1月に阪神大震災の被災者であった。復興時に多くのセーラーからの支援を受けたI氏は、セーラーとして何かできないかを模索し、そのひとつの方法としてチャリティーレースを企画した。I氏の「セーラーとして何か支援をしたい」「長期間にわたる支援をしたい」という思いに賛同した周囲の仲間の団結により「Sail for Smiles活動」は始まった。

 話をヨットレースに戻すと、天気予報の通りお昼頃から吹き上がった南西風は、大きな波を伴い参加艇を翻弄した。そんな強風の中、ファーストホームを飾ったのは〈タートル6〉でIグループの優勝となった。小型艇のIIグループでは、島まわりの常連艇〈RAIA〉が優勝した。

 このレースには、普段あまりレースに参加していない艇や東京湾からの参加艇、表彰式には遠くのハーバーから陸路で駆けつけたチームもあった。チャリティーレースの主旨に賛同いただけたであろう参加全艇と参加者に心より感謝する次第である。なお、来年以降も同様の時期にレース開催の予定だ。

 今回のチャリティーヨットレースは「Sail for Smiles活動」の第1弾であり、この活動は10年先を見越して続けて行く予定である。以降はヨットレース開催に限らず、被災地域のニーズと支援のマッチングなどを実施していく予定で、具体的な活動は、Sail for Smilesのホームページで確認いただきたい。レース開催決定時には支援先が不透明だったため、今回の参加料は日本赤十字社を寄付先としたが、今後はセーラーに直接支援が行える活動に変更していきたいと考えている。

 Sail for Smiles活動は有志による小さな集まりのため大きな事はできないが、大きな団体ではできない小まわりの効きく活動を長く続けて行きたいとも考えている。

◎Sail for Smilesホームページ
http://sailforsmiles.jp/

◎Sail for Smiles Yacht Race 2011に協力・協賛いただいた団体(順不同)
横須賀大楠漁業協同組合、湘南サニーサイドマリーナ、マリーナヴェラシス、アクア船舶鑑定、ウルマーセイルズジャパン、ドイルセイルジャパン、ハーケンジャパン、舵社、J.F.P、JamesList

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クラスII優勝の〈RAIA〉。photo by M.Ikami

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クラスIは〈TURTLE 6〉がファーストホーム、クラス優勝。photo by O.Yuko

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今後Sail for Smilesは、レースだけに限らず支援活動を長く続けて行きます。photo by O.Yuko

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メルゲス24ワールドフォト

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アメリカ・テキサスで30艇により開催されているメルゲス24世界選手権

 5月21日まで、テキサス・コーパスクリスティーでメルゲス24世界選手権が開催されています。日本からは、エスプリチームが出場。現在、8レースを終えて総合12位につけています(アマチュアクラスとなるコリンシアンクラスでは1位)。エスプリチームは、シドニー五輪日本代表の浜崎栄一郎をリーダーに初のワールド挑戦となります。メンバーは、470級で活動してきた長橋、田淵。キールボートやマッチレースでお馴染みの石黒、ヨットからピアノ演奏まで器用にこなす川西(ブロス)の編成です。今冬に購入した中古艇で国内練習をはじめたエスプリは、スリーボンド、ブロスチームとともに毎週練習に励んできました。がんばれ、エスプリ!(BHM編集部)

◎2011 Melges 24 World Championship(8レースまでの成績)
Top Five Overall
1. ITA817 - Uka Uka Racing - Lorenzo Bressani - (6),2,1,2,1,1,1,1 - 9
2. USA749 - Full Throttle - Brian Porter - (16),9,2,1,7,4,6,4 - 33
3. BER655 - hedgehog - Alec Cutler (9),8,3,7,4,5,4,2 - 33
4. USA812 - Brick House 812 - Kristen Lane - 8,1,(10),3,3,7,5,7 - 34
5. IRL607 - Embarr - Nathan Wilmot - 2,5,5,(11),9,2,8,3 - 34
12. JPN783 - Esprit - Eiichiro Hamazaki - 11,4,9,[15],11,11,15,9 - 70

Top Five Corinthian
1. JPN783 - Esprit - Eiichiro Hamazaki - (1),1,1,1,1,1,1,1 - 7
2. GER635 - Unsponsored - Christof Wieland - (12/RAF),3,3,2,3,3,2,2 - 18
3. USA674 - Rosebud - Scott Holmgren - 4,(6),5,5,2,2,3,3 - 24
4. USA533 - High Voltage - August Hernandez - (8),2,2,3,6,6,4,4 - 27
5. USA615 - Funtech Racing - Charlie Hess - 5,(7),4,4,4,4,7,6 - 34

◎2011 Melges 24 World Championship
http://www.melgesworlds.com/

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チャーター艇で健闘するエスプリ。初出場ながらも仕上がりは悪くありません。上マークは上位でまわっていますが、小さなミスで順位を落とす展開もあり、終盤のふんばりに期待です

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テキサスという移動しにくい場所での開催からか昨年のエストニアワールドの79艇から減少となりました

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5位につける〈Embarr〉には、北京五輪470級男子金メダルのネイザン・ウィルモット(AUS)が舵を取ります。470級のニック・ロジャースチーム(GBR)のコーチ、メルゲス32〈Samba Pa Ti〉のタクティシャンと大忙し。キールボートでも着実に実績を積んできています

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8レースを終えて昨年のワールドで優勝した〈Uka Uka Racing〉がほぼ独走。ワールド連覇に王手です

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2011年05月19日

アウディメッドカップ開幕

 5月18日からポルトガル・カスカイスでアウディ・メッドカップ2011が開幕しました。世界トップレベルのグランプリレースとなる本大会は、今年よりSOTO40クラスが新設され、あらたな展開を迎えています。エントリーは、TP52クラスに8チーム、SOTO40クラスに5チーム。2008年大会でTP52クラスに24チーム出場していたことを考えるとさびしさを拭えませんが、ゴージャス感は健在です。また、リアルタイムTV中継(今年から司会が女性に変わった?)や3Dアニメーション「バーチャルアイ」による、オリンピック・セーリング競技が、かすんで見えるほどのハイレベルなメディア体制にも注目です。(BHM編集部)

◎Audi MedCup Circuit
http://www.medcup.org/

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初日トップに立った〈CONTAINER 〉(GER)。バウマンは日本でただ一人世界のグランプリレースで活躍する早福和彦選手です。photo by Nico Martinez/Audi MedCup

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〈QUANTUM RACING〉(USA)は、テリー・ハッチンソンに代わってエド・ベアードがヘルムスマンをつとめます。photo by Nico Martinez/Audi MedCup

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チームニュージーランド、アルテミス(船はグラディエーターへ)、ルナロッサ、オリジン、ビガミスト(SOTO40クラスへ)、マタドール(クルーはアズーラへ)といった主要チームがいなくなりました。photo by Nico Martinez/Audi MedCup

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2011年サーキット第1戦カスカイス大会は雨からはじまりました。photo by Nico Martinez/Audi MedCup

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GP42から変更されたSOTO40クラス。5チームがエントリーしています。photo by Nico Martinez/Audi MedCup

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会場ではラジコンヨットも使ってヨットレースをアピール。photo by Nico Martinez/Audi MedCup

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クルマのアーケードゲーム。photo by Nico Martinez/Audi MedCup

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デストップニュース最新号


デストップニュース最新号は、ポルトフィーノトロフィー、フランスで開催された41マイルのショートオフショア「ツール・ド・ベル・イレ」。こちらはマキシトライマランの〈GITANA 11〉が2時間42分の新記録で優勝しました。続いて、マルセイユで開催されたワールドマーチレーシングツアー「マッチレースフランス」。ファイナルはフランスのベテラン同士の対決となり、Damien IehlがBertrand Paceを破って優勝しました。米チャールストンをスタートしたベルックス5オーシャンズ、ボルボオープン70〈Groupama〉の進水、2艇の新艇TP52が浸水するアウディメッドカップ・カスカイス大会のプレビュー。新艇〈Azzurra〉の進水式で、俳優ジャン・レノとトップモデルのエバ・パドバーグが試乗するシーンも紹介されています。最後は、オラクルレーシングが優勝したRC44・オーストリア大会(オーストリア・トラウン湖)のニュース。サンディエゴ大会に続くサーキット第2戦も、13チームにより激戦が繰り広げられました。(BHM編集部)

◎最新のヨットレースのニュースはこちらでも紹介しています。
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伊ビンテージヨットの祭典

 5月13〜15日まで、イタリア・ポルトフィーノでロレックス・ポルトフィーノトロフィーが開催されました。ポルトフィーノは岬の入江にある、緑に囲まれたリゾート。まるで映画のセットのように美しい泊地です。ここで1930年アメリカズカップに挑戦したリプトン卿の〈シャムロックV〉をはじめ、Jクラスの〈カンブリア〉、12m級〈クッカブラIII〉などビンテージヨットが集まり、華やかなヨットレースがおこなわれました。(BHM編集部)

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Dock side. photo by Rolex / Carlo Borlenghi

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SHAMROCK V and CAMBRIA. photo by Rolex / Carlo Borlenghi

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CAMBRIA - J Class. photo by Rolex / Carlo Borlenghi

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SHAMROCK V enjoying the big breeze. photo by Rolex / Carlo Borlenghi

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KOOKABURRA III - 12M Class. photo by Rolex / Carlo Borlenghi

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IKRA -12M. I.R. photo by Rolex / Carlo Borlenghi

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Portofino by night. photo by Rolex / Carlo Borlenghi

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2011年05月18日

J/24関東フリートR結果

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5月15日、相模湾佐島沖でおこなわれたJ/24関東フリートレースの結果です。

1. GEKKO 1-2-2
2. リップル 2-1-3
3. だぼはぜJr 5-4-4
4. テンプス 4-3-7
5. 祖国丸 3-OCS-1
6. オリーブ 6-5-6
7. 帆省海 7-8-5
8. PINKKISS 8-6-10
9. ビッキー 9-7-11
10. SARASA 10-9-9
11. JELLYFISH 11-11-8
12. スピーディーブルー 12-10-12

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2011年05月17日

海外ニューストピックス

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・テキサス・コーパスクリスティで始まったメルゲス24世界選手権(参加32艇)。日本から出場の〈Esprit〉は、大会初日を11-4位の成績で8位でスタートしました。トップに立ったのは、北京五輪470級金メダルのネイザン・ウィルモットが乗る〈Embarr〉(IRL)。〈UkaUka Racing〉(ITA)の連覇を阻むことはできるでしょうか?
・英トーベイでレーザーSB3世界選手権が開幕。地元イギリスを中心に119艇も集まり盛大に開催されています。注目は、レーザー界の伝説で、前回のボルボオーシャンレースでCEOを務めたグレン・バークですが、エントリーリストをざっとみただけでも、49er級のネイザン・アウタレッジやレーザー級のトム・スリングスビーがいたり、このクラスの人気沸騰ぶりが伺われます。
・北京五輪470女子金メダルリストのテッサ・パーキンソン、シドニー五輪470女子金メダリストのベリンダ・ストールのクルー同士が、470級で新チームを結成しました。テッサ・パーキンソンは、パルマとイエールで、別のクルーと出場してキャンペーンを準備していまいしたが、まさかベリンダ・ストールと組むとは驚きです。西オーストラリア州出身のふたり。今年のISAFセーリングワールドがパースで行われることを考えると、広告塔としても活躍しそうです。
・6月18日からクロアチアで開催されるORC世界選手権に過去最高となる119艇(!)がエントリー。9割がイタリア、クロアチアで占めれられますが、世界ではORCも元気です。
・アメリカズカップ挑戦者代表のマスカルゾーネ・ラティーノが挑戦を断念。スポンサー獲得が困難なことが主な理由です。挑戦者代表はアルテミスが継ぐという噂。
・来週からオランダでISAFセーリングワールドカップ「デルタロイドレガッタ」が開催されます。日本のナショナルチームはそろそろ出発でしょうか? バルクヘッドマガジンは現地に行かず、国内から情報をお伝えしたいと思います。
・バルクヘッドマガジンはオランダに行かない代わりに、5月28日におこなわれる第61回大島レース(葉山〜初島〜伊豆大島〜葉山)にエスメラルダで出場します。運営スタッフのみなさん、今年もよろしくお願いします!


国際420クラス協会からトレーニングビデオが4本紹介されています。420セーラーは要チェック(http://www.420sailing.org/)。目隠し練習方法などは、他の艇種にも使えそうです
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2011年05月16日

OP落札、艇を東北へ寄付

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本日16日13時締切りで企画されたパフォーマンスセイルクラフトジャパンによるチャリティーオークション。出展されたウィナー製OP級が30万円で落札されました。さらに、落札された方(都内在住の世界的に活躍されているキールボートセーラー)から「艇は東北のジュニアセーラーのために寄付します」という申し出があり、レーザー、FJなどと一緒に宮城県松島へ運ばれることになりました。また、落札価格の30万円は、東北でのジュニアセーラーのための復興資金としてJSAF義援金を通じて送られます。(BHM編集部)

◎パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
http://www.psjpn.co.jp/
◎日本OP協会掲示板
http://6610.teacup.com/joda/bbs

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470スナイプjrワールド選考

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470級成績。総合優勝は日本経済大の土居/磯崎

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スナイプ級成績。同志社大の西村/平田が優勝です

 5月14、15日に和歌山で開催された「470級・スナイプ級ジュニアワールド選考」「ユニバーシアード選考」の成績です。470級ジュニアワールド(7月20〜28日、オランダ)には、男女各1、2位の合計4チーム、スナイプジュニアワールド(8月1〜5日、デンマーク)は、1、2位の2チームが日本代表となります。また、ユニバーシアード(8月12〜22日、中国)には、470級男子1位と、女子または男女ミックス第1位の2チームが470日本代表となり、スナイプ級男子1位と、男女ミックス1位の2チームがチームレース代表選手となります。(BHM編集部)

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470級の土居/磯崎。国内では学生トップレベルにありますが、昨年の470ジュニアワールドを見た限りでは世界と差は歴然でした。今年どれだけ成長するのか楽しみです。また、470級では荒削りながら日本大に入学したばかりの中村/芹沢が健闘したようです。photo http://dailysailing.com

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新チーム編成となった早稲田大スナイプ勢を蹴って優勝した同志社大の西村/平田。昨年の全日本インカレでもよく走っていました。photo http://dailysailing.com

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運営艇にはJSAFの復興支援活動のフラッグが掲げられました。photo http://dailysailing.com


Daily Sailingの中嶋さんによるビデオニュースです。今春イギリスから日本に戻ってきた中村健一(ジュニア・ユースコーチ)のインタビューをはじめ、各クラス優勝者のコメントがあります

◎和歌山セーリングクラブ (成績等)
http://www.wakayama-sailing.org/

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2011年05月15日

相模湾Sail for Smiles成績

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5月14日に相模湾で開催された震災復興支援活動「Sail for Smiles」の成績です。当日は南西が吹き上がるハードコンディションとなりました。出場されたみなさん、おつかれさまでした!(BHM編集部)

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西宮KYCホワイト成績

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5月15日、西宮で開催されたKYCポイントレース・ホワイトクラスの成績です。現時点、10レースを終えた時点での年間総合順位は、1位DYANE(36.0p)、2位OTENTOSUN(57.0p)、3位CYGNUS(62.0p)となっています。

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posted by BULKHEAD at 18:52| Comment(0) | キールボート

2011年05月14日

29erXX対抗、RS900発表

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リオ五輪から採用される女子スキフ。この種目の艇種はまだ決まっていませんが、イギリスのRSシリーズからリオ五輪仕様となる「RS900」が登場しました。ただ、この写真はプロタイプで、写真でみる限りでは、ダブルトラピーズ、スクエアヘッド、49erのようなウイングデッキ、バウポール、ジェネカーを備えたスキフのようです。RSは、前回の北京五輪のトライアルで、RS800を改良させて艇種決めダービーに参加した経緯があります。さて、有力視されている29erXXに対抗するボートは他にも登場するのでしょうか?(BHM編集部)

◎RS SAILING
http://www.rssailing.com/

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2011年05月13日

春季関西インカレ成績

5月4〜5日、新西宮ヨットハーバーにて行われた「関西学生ヨット春季選手権大会」の成績です。

◎関西学生ヨット春季選手権大会成績
470級 50艇
1. 関西大 濱田華帆/佐藤彰洋 34p
2. 関西大 後藤沙季/山本慶裕 38p
3. 関西学院大 笠井大樹/溝上遣斗 48p
4. 関西大 赤崎恭介/西山宏美 53p
5. 関西学院大 松下 結/佐藤 就 53p
6. 関西学院大 西尾駿作/舟木 葵 57p
7. 関西学院大 若林沙優実/伊川潤哉 58p
8. 近畿大 藤尾武宏/三箇浩平 62p
9. 近畿大 竹本安希/上村理沙 72p
10. 関西学院大 植田和宏/俣江広敬 80p

スナイプ級 参加53艇
1. 関西学院大 西尾将志/三好紀子・馬場由紀子
2. 関西大 長尾昂/沖 朱理
3. 関西大 田中瑞紀/佐藤綾那
4. 関西大 葛城拓未/島田直樹
5. 関西大 藤井裕美/山中逸郎
6. 近畿大 森谷幸雄/田辺領
7. 関西学院大 小栗康弘/塚本貴大
8. 関西学院大 辻川亮太/末繁まゆ
9. 関西大 石原正裕/松下純也・土田紗華
10. 甲南大 大和田航/今田絢也

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2011年05月12日

東北大へヨット4艇到着!

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九州大から東北大へ贈られたヨット4艇が、11日午前8時頃、宮城県七ケ浜に無事に到着しました。現地には東北大ヨット部員が待ち構えていて、オーニングに書かれたメッセージや、ジブセールに書かれた寄せ書き、また、アンカーや電気ドリルなどの工具類を見て歓声を上げたそうです。また、NHKと河北新報が取材に来ていて、NHKの夜の全国ニュースでも放送されました。4艇のうち2艇は、そのまま東北大学キャンパスへ運び、構内に展示して新入部員勧誘に活用するそうです。 福岡からの長距離運搬を担当された丸玉運送の玉山さん、おつかれさまでした!(情報提供:九州大学帆友会・赤穂氏)

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九州から届いたセールの寄せ書きを読む東北大ヨット部員。セーリングに向けて1歩前進です。がんばろうぜ!

◎BHM記事・九州大より東北大へ艇贈呈
http://bulkhead.sblo.jp/article/45013118.html

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被災地支援OPオークション

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 ただいまパフォーマンスセイルクラフトジャパンで、被災地支援を目的としたOP級(ウイナー製)のチャリティーオークションが開催されています。締切りは5月16日(月)13時。現時点の価格は、パフォーマンスセイルクラフトジャパンのホームページ、またはOP協会掲示板で更新されます。(BHM編集部)

--------------------------------------
 東日本大震災により被災された地域の方々に、心からお見舞い申し上げます。パフォーマンスセイルクラフトジャパンでは、今回の東北地区の巨大な災害に対する支援の一環として、被災されたジュニアクラブ復興支援のための『東日本大震災チャリティーオークション』を開催します。大切にしていたヨットやレスキュー艇、そして艇庫までを津波によって流されてしまった仲間を日本中のみんなで応援していきましょう。落札代金は全額、JSAFを通じて被災されたジュニアクラブ復興支援のために寄付させていただきます。(パフォーマンスセイルクラフトジャパン)

◎チャリティーオークション商品
艇の仕様:WINNER 12Ti ハル
入札期間:5月16日(月)13時まで
入札方法:e-mailで受け付けます。【名前、所属クラブ、電話番号、メールアドレス】を書いて【op@psjpn.co.jp】へ。
開始価格:50,000円よりスタート(登録料、送料などの諸経費は落札価格に含まれません)
現在価格:OP協会掲示板、当社ホームページにてその時点での最高入札価格、残日数を毎日(土曜日曜を除く)午前中に更新します。
落札発表:締め切り後にOP協会掲示板に発表。当社よりメール、または電話にて落札された方に連絡します。

◎パフォーマンスセイルクラフトジャパン
http://www.psjpn.co.jp/
◎OP協会掲示板
http://6610.teacup.com/joda/bbs

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2011年05月11日

デストップニュース最新号


久々に紹介するデストップニュースは、イタリア・ポルトフィーノで開催されたウォーリーヨット(スーパーマキシ)の祭典、ネスプレッソカップ(ネスプレッソはエスプレッソマシンのブランドです)。この大会はバルセロナワールドレースで優勝したロイック・ペイロンが広告塔をつとめています。77艇が出場したグランプリ Guyader(仏)のドラゴン級。往年の名セーラー、ローリー・スミス(GBR)が2位になりました。フランスのシングルハンドレース、ソロ・コンカーノ、ポルトガル・カスカイスのワールドシリーズ(8月)へ向けて、オークランドのトレーニングを終えたアメリカズカップ・AC45を紹介しています。(BHM編集部)

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470 DID IT AGAIN?

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 2016年リオ五輪470級男女が継続採用されたことで、国際470協会はStanislav Kassarov会長名義の声明を公開しました。日本でも話題になった470級の五輪採用問題。一部の方はこの問題を真剣に考え、JSAFはISAFに反対意見を提出しました。結果は変更なし。日本が望む結果になったことは本当によかったと思います。(BHM編集部)

◎国際470協会による声明文(PDF)
05.09. - Letter 2016 Olympics.pdf

 でも…。

 もしも種目変更があり470級がミックスに変更された場合、日本のセーリングはどのような流れになっていったのでしょうか? JSAF内に変更後のビジョンがあったとは思えません。同じ問題は、ロンドン五輪の後にも必ず起こるでしょう。470がなくなれば大打撃、という日本の基礎が非常にあやういものであることに変わりありません。

 ロンドン五輪の種目決定の時、ふたり乗り女子スキフの29erXXが大どんでん返しで落選しました。しかし、その後も、イタリアやオーストラリアなど一部の国では活動を継続していて、実際に大会もおこなわれています。もし、女子スキフに29erXXが採用された場合(たぶん採用されるでしょう)、日本は他国に比べて不利な状況からスタートすることになります。

 また、BHMが疑問に感じるのは、声明文にある「The 470 is economical(470は他のクラスに比べて低予算で活動できる)」というもの。BHMはまったくそう思っていませんが、協会は本当にそう考えているのでしょうか? 他のクラス、とは何と比べてるのでしょうか? もしかしたら欧米と日本の活動方法では大きな差があるのでしょうか?

 もうひとつ、「The 470 is inclusive(470は男女のエリートが競える全てを含んだ種目)」も考えなければいけない問題を含んでいます。たしかに、目標体重が他の種目に比べて軽量の470級は、男女で実力差の少ない珍しい種目だし、体格もアジア人向きです。だからミックスという意見が出てきたのでしょう。でも、反対意見があるのを承知で述べさせてもらうと、世界にはディンギーだけで200以上の種類がありますが、そのなかでも470級の選手は、以前に比べて次のステップに進むのがむずかしくなってきているように思えるのです。

 ここ数年の470級のメダリストが、他の五輪クラス、アメリカズカップやボルボオーシャンレース、グランプリレース、マッチレースで大成した例は少なく、セーラー生命は他の種目に比べて短命のように考えられます(逆に470だけに乗り続けるのなら、ケビン・バーナムの例をあげるまでもなく、選手生命は長いといえるでしょう)。その理由は、世界の流れにあるスキフやジェネカー、ハイスピードボートの扱いができないこと。そして、アジア選手は特にスポーツの基礎となる体力が不足していることがあると考えます。

 49er級のイケール/ザビエルは、ボルボオーシャン、バルセロナワールドレースといったオフショアでも活躍しています。北京五輪が最後になったトーネード級の選手は、次回アメリカズカップやエクストリームセーリングシリーズ、オフショアカタマランでひっぱりだこ。リオ五輪で権力を取り戻す可能性があります(失敗の可能性もありそうですが…)。レーザー級のトム・スリングスビーや49er級のネイザン・アウタレッジは、モスに乗ったり、FARR40やメルゲス32でも活躍しています。GBRレーザー級のポール・グッディソンもしかり。スター級の選手はいうまでもありません(トップ30ぐらいまでは、クルーもタクティクスもヘルムもできるプロフェッショナルです)。470級でプロとして活動するネイザン・ウィルモットやジョー・グランフィールドはセーリングコーチ、タクティシャンとして一流ですが、五輪を離れた総括的なセーラーとしての実績は確定していません。

 BHM編集部は、日本の470級を否定しているわけではありません。日本の土壌には、470級で培われたノウハウがたくさんあるし、この種目に情熱を燃やす人たちがいなかったら、日本のセーリングの進化はなかったでしょう。しかし、時代は変わってきています。今回リオ五輪で470級男女の残留が決定しました。この結果は「日本は470がなくなったらダメ」を改めるチャンスなのかもしれません。

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2011年05月10日

シーホッパーミニリグ登場

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ヤマハ発動機から、国体などで採用されているシーホッパーSRよりもセール面積を小さく、軽量な少年少女に対応したミニリグ(MR)が発表されました。このリグは、SRのセール面積6.4m2に対して5.6m2と小さく、SRのマストに取り付け可能。また、供給不可扱いになっていたミニホッパー用セールを価格を下げて販売を再開するとのこと。詳しくはヤマハヨット取扱店、奥村ボートまでお問い合わせください。(BHM編集部)

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◎シーホッパーMRの特徴(パンフレットより)
『指導者にとって体格が、ぐんと伸びる小学高学年から中学に掛けて、体力差のある生徒を同時に見るには、体格差に合わせて適合風速が同じになるようセール面積を調整した方が安全面で指導しやすい』
※1は中男1(MR)と中男3(SR)が同じ適合風速で練習できる事を示しています。
※2は高女(MR)と高男(SR)が中風以上吹いた時同じような適合風速で練習できる事を示しています。
※3は青壮年の方も風速に合わせてSR→MRと変えて行くことで楽にたのしめる事を示しています。
少年〜壮年まで長く乗ることができ、その間の競技目標も持ちやすく長く楽しめることになります。

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メルゲス24ボルボカップ

 5月8日まで、イタリア・ヌマナで開催されたメルゲス24ボルボカップ第3戦。大会は軽風に終始、日本の〈ブロス〉は5位、〈スリーボンド〉は14位となりました。年間5戦おこなわれるボルボカップは、次回6月3〜5日にサルディニア・ポルトロトント、7月7〜10日までガルダ湖で開催されます。また、今週、アメリカ・テキサスではじまる世界選手権には、日本から〈エスプリ〉が参戦します。(BHM編集部)

◎メルゲス24ボルボカップ第3戦 イタリア・ヌマナ 参加29艇
1. ITA 716 SAETTA(ALBERTO BOLZAN)11,0p 3-2-2-4
2. ITA 798 LITTLE WING(ENRICO ZENNARO)14,0p 11-1-1-1
3. NOR 751 STORM CAPITAL SAIL RACING(PEDER JAHRE)22,0p 1-9-10-2
5. JPN 809 BROS.(KAN YAMADA)29,0p 4-12-5-8
14. JPN 797 THREEBOND(KENJI NAKAMURA)60,0p 12-bfd-8-10

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