2011年07月11日

土居上昇ISAFユース2日目

 7月10日、ISAFユースワールド2日目、この日も朝は風がほとんどなく、お昼過ぎになり少しずつ風が入り始め、出艇を許可するD旗が掲揚されました。本日はレーザーラジアル級男女が3レース、420級女子、RS:X級男子が2レース、420級男子については1レースが行われました。(レポート・写真/萩原正大&帯同スタッフ、編集/JSAFオリ特・広報)

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レーザーラジアルスタート。いいスタートを切りました

◎佐々木監督:レーザーラジアル級レポート
 本日は、風向295〜315度、風速2.5〜3.5mの中、レーザーラジアル級男女は、3レース実施されました。スタート後プレッシャーのある場所を走って、上マーク前の最後のアプローチで右の陸地によるベンドした風を受けた艇団が、トップで回航していきました。
 本日の課題だったスタートについては、レースを追う度に良くなっていったと思います。男子については、攻撃的な選手が多いので、その中から出るのは非常にむずかしいです。
 土居については、第1上マークを15-17位で回りながら9位、12位と順位を上げてフィニッシュ。そして本日最終レースでは、待望の6位フィニッシュを果たしました。軽順風のセールシェイプを少しパワフルにしてレースに挑んだのが良かったようです。総合でも6位に浮上です。
 何より今日は、過酷な暑さの中、2人とも最後まで集中を切らさずレースに臨めたことが良かった。明日以降もコンディショニングに注意を払いがんばります。ラジアル女子は非常に接戦です。韓国、香港、日本とアジア勢のがんばりが目立ちます。

◎重コーチ:420級レポート
 女子はスタートで出遅れて上マークはあまり良くありませんでした。またフリーのコース取りについてもまだまだ課題が残りました。しかし、ボートスピードは良いので、気持ちを切り替えて明日からのレースに臨んでほしいです。
 男子もスタートで出遅れてしまい、1上は15番くらいで回りましたが、フリー、2上で10艇抜いてきました。レース終盤に風が大きく落ちていき、その際のコース取りを失敗してしまったことが課題です。
 このようなコンディションの際には、できるだけ早くに風の吹き出しを見つけて走ることが重要です。また、マーク回航時に確実にルームがもらえるポジショニングなどを把握することも今後の課題です。

◎萩原コーチ:RSX級レポート
 倉持はスピードも悪くありません。昨日の反省点であったスタートも少しずつ改善できています。今日は、コース選択が良くありませんでした。明日は、風の入り方・プレッシャーを判断し、有利なサイドからのスタートに挑戦します。
 風の入り方を読むのはむずかしいですが、スタート前の時間を有効に使って情報収集し、自分の決めたコースを思いっきり走るようにします。軽風レースが続いているため、体のケア、食事、睡眠に気をつけて明日からのレースに臨みます。

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コーチボートは各エリアに1艇。選手はコーチボートから水や食べ物を受けてとっています

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420男子出艇前

◎日本チーム成績 第2日終了時
420級男子(34艇)
 7位 元津・日野 1-18-10
420級女子(31艇)
 25位 角田・古屋組 29-32-12
レーザーラジアル級男子(50艇)
 45位 國政 39-34-(44)-36-28
レーザーラジアル級女子(41艇)
 6位 土居 16-9-12-6
RS:X級8.5男子(34艇)
 23位 倉持 26-22-22

◎選手コメント
元津大地「スタートが悪く、1上までは思ったコースが引けませんでしたが、得意とするフリーと2上で順位を上げる事ができ、自分たちの走りができるようになってきました。明日は3番以内を目標にがんばります」
日野勇輝「フリーで5艇ほど抜くことができたので、明日はさらに上位を目指していきます」

角田きあら「今日の1レース目は、スタートが悪くて、さらにケースを起こしてしまいました。明日は気持ちを切り替えてがんばります」
古屋綾乃「今日の2レース目は、1レース目に比べて良かったです。明日もこの調子でいきます」

國政真平「スタートを決める事ができれば、シングルで回ることが出来るので、明日はさらにスタートに集中したいです」
土居愛実「陸の影響が大きくて、コース選択がむずかしかった。明日はもっと正確に風が読めるようにがんばります」

倉持大也「まだ自分のスタートと走りができていないので、明日からはもっと自分の走りができるようにします」


◎2011 ISAF Youth Sailing World Championship
http://www.isafyouthworlds.com/editions/2011/index.php
◎ISAFユースワールド・レポート
7月10日 ISAFユースW大会初日
7月8日 ISAFユースワールド直前

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49erゴールドフリートへ

 7月10日。朝は南風がそよそよと入る心地よい天気でした。一番遠いエリアで行われるフィン級が予定通り出艇。470級は予定通り、49er級は1時間遅れで出艇。その後、風が上がりスタートする頃には風向200〜23度、10〜16ノット。この風の中470級は2レース、49er級は3レース行ないました。(レポート/JSAFオリ特・関 一人、撮影/中村昭仁、関一人、編集/JSAFオリ特・広報)

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470級は男子、女子ともに世界のトップランクが出場するハイレベルです。photo by Thom Touw

 本日も素晴らしいレースをした原田・吉田組。2レースとも5位以内でフィニッシュしますが2レース目がOCS。レース終了後、原田選手と話をしたとき「スタートがビビりすぎて前にいけませんでした」と言っていました。

 松永・今村組もよく走りました。8-3位でまとめ、11位に浮上です。リズムに乗ったレース展開ができている時は素晴らしいレース見せてくれるチーム。今後のレース展開に期待です。

 470級女子の近藤・田畑組は、無難なレースをしていますが、(昨年の)スカンディア・セールフォーゴールドで優勝した時のようなレース展開に持っていくことができません。近藤組が遅くなったというより、他国が以前より速くなっているのではないか、といった印象があります。2レース目はOCSとなってしまいました。現状12位です。

 吉迫・大熊組も調子に乗れそうで乗れない悔しいレースが続いています。初日の1レース目がBFDと記録され、現状20位です。割り切って思い切り自分のレース、走りが出来ればまた違うレース感が出てくるはずです。

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ゴールドフリート進出を決めた49erの牧野・高橋。今年の欧州遠征でジワジワと実力をあげてきています。がんばれ!

 49er級はガマンの一日でした。この風速になるとボートスピードのアドバンテージがなくなり、苦戦を強いられます。今日もレース終了後、1艇のみ居残りでセッティングのチェックを行い、修正することができました。

 苦しい戦いの中でも17-14-11位と無難に順位をまとめ、ゴールドフリート(上位25位)に進出しました。明日からのレベルの高いレースでどこまで戦えるのか。非常に楽しみです。「今日はスピードが今ひとつ出ませんでした。少し遅いだけで互角には戦えないです。改善ポイントは見つかったので同じコンディションがあればちょっと改善します」(牧野)

 明日の予報は4〜9ノットの南東の風。レースができるか微妙といったところでしょうか。

◎日本チーム成績
49er級(21ヵ国 65艇)
21位 牧野幸雄・高橋賢次 2-16-(18)-4-11-2-17-14-11

470級男子(33ヵ国 74艇)
11位 松永鉄也・今村公彦 7-17-8-3
16位 原田龍之介・吉田雄悟 1-1-4-OCS・38
21位 石川裕也・柳川祥一 14-7-11-14
31位 前田弘樹・野呂英輔 19-11-23-15
42位 渡辺哲雄・八山慎司 17-30-20-15
46位 市野直樹・吉見亮平 DPI5・18-22-24-24
*DPI5は帰着申告(タリー返却)忘れペナルティー5点

470級 女子(22ヵ国 43艇)
12位 近藤 愛・田畑和歌子 3-15-4-OCS・44
20位 吉迫由香・大熊典子 BFD・44-16-8

◎Open Europeans
http://www.openeuropeans2011.com/

◎オープンヨーロッパ選手権・レポート
7月10日 470級開幕、ヨーロッパ選
7月9日 欧州選、49erスタート
7月8日 スター級最終メダルレース
7月8日 スター鈴木和田銅メダル!
7月7日 鈴木和田、明日メダルRへ
7月6日 スター鈴木和田3位へ浮上
7月5日 ヘルシンキ欧州選レポート
7月4日 欧州選手権スター級好調

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葉山HMYC小田切杯開催

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7月10日、葉山沖で開催されたHMYCクラブレース・小田切杯の結果と写真です。梅雨が開けた相模湾は快晴に恵まれ、南寄りの風で2レースおこなわれました。優勝はシーボニアから遠征の〈カラス〉(上写真)、2位〈エスプリ〉、3位〈スパンク〉です。今回は、バルクヘッドマガジンではお馴染みの、相模湾のオンボードフォトグラファー、大島ゆうこさんの写真を成績と合わせて紹介します。いつもすばらしい写真をありがとうございます!all photos by Y.Oshima

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第1回小田切杯成績

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2011年07月10日

ISAFユースW大会初日

 7月9日クロアチア・ザダルISAFユースワールド初日。それぞれの思いを胸に、いよいよレース第1日目を迎えました。この日のコンディションは、4〜10ノットと風のむらが大きい海面となりました。(レポート・写真/萩原正大&帯同スタッフ、編集/JSAFオリ特・広報)

 420級男子とレーザー級男子はこの日予定されていた2レースを消化、残りの420級女子、レーザー女子、RS:X男子は1レースのみで終了となりました。大会の地ザダルは、軽中風のコンディションが多く、大会期間中は全体的に風が弱い予報です。対岸の地形の影響で、風のむらも大きく、選手たちを苦しめています。

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420級男子、第1レースのスタート。photo by Sime Sokota / ISAF Youth Sailing

◎佐々木監督のレポート
 国際大会でのスタートのむずかしさを感じた一日でした。ただ、ボートスピードは他国に引けを取らないと思うので、スタートまでの流れと、スタート時の積極的なアプローチをすることで、明日以降、パフォーマンスの修正を行えると思います。気温30度を超える中でのレースとなるため、水分補給・エネルギー補給に注意していきます。本日のそれぞれのレース展開を振り返り、明日からの積極的なレースに期待します。

◎重コーチのレポート
 男子については、1レース目は理想的なレース展開でした。スタート、スピードと角度共に良かったです。2レース目は、スタート時の選手たちが密集したタイトな場所からうまく出られず、思うような順位をとることができませんでした。
 そのような場所からでも、自らスペースを見出してスタートできる必要があります。女子は、抜群のスタートを決め、ボートスピードも良く、風が安定している時の走りは非常に良かったです。しかし、風が落ち始めた際のシフトへの対応が遅くなり、風にむらがあるときのセールコントロールに課題が残りました。
 フリーで風が落ちた時にセールを引き込みすぎてしまい、スピードが落ちてしまう場面も見られました。ただし、男子・女子の両チームとも局所的には良い所が見られますので、明日からのレースに期待してください。

◎萩原コーチのレポート
 倉持はスタート位置の選択は問題ないのですが、スタート後のボートスピードを上げることが出来ずに艇団に飲まれてしまいました。明日は、スタートのタイミングと、加速するルームをしっかり確保することに注意して、レースに臨ませます。

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フィニッシュ後の土居選手

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RS:X級は風がなくなりハーバーへ。気温30度の中でもレースは過酷です

◎日本チーム成績
420級男子 (34艇)
 9位 元津・日野 1-19
420級女子 (31艇)
 29位 角田・古屋  29
レーザーラジアル級男子 (50艇)
 43位 國政 39-34
レーザーラジアル級女子 (41艇)
 16位 土居 16
RS:X級8.5男子 (34艇)
 26位 倉持 26

◎選手コメント
元津大地「今日悪かった点を振り返り、明日からのレースに活かしていきたい」
日野勇輝「思い切りの良いスタートをきってがんばります」

角田きあら「風のシフトに上手く対応できませんでした。またランニングのコース取りが悪かったので、明日はブローを良く見て、艇が止まらないように走ります」
古屋綾乃「スタートはとても良かったです。しかし、その後のコース取りがむずかしくて、順位の変動が大きかったです。明日は今日の課題を活かしてがんばります」

國政真平「今日はスタートがうまくできなかったので、明日はスタートに集中していきます」

土居愛実「明日は気持ちを切り替えて頑張ります」

倉持大也「スタートが思うように切れなかったので、明日からは気持ちを切り替えて挽回していきたいと思います」

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JSAFチャリティー活動についてインタビューを受けました

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前日のオープニングセレモニーは海上の特設ステージでおこなわれました。photo by Sime Sokota / ISAF Youth Sailing

◎2011 ISAF Youth Sailing World Championship
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◎ISAFユースワールド・レポート
7月8日 ISAFユースワールド直前

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KYCポイントドラゴン&J24

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7月10日に西宮沖で開催されたKYCポイントレース、ドラゴン級とJ24級の暫定結果です。次回のポイントレースは8月28日です。

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470級開幕、ヨーロッパ選

 7月9日。本日は予報通り朝から全く風がなく、運営側も早々と陸上にAPを掲揚、全種目待機となりました。ようやく15時20分にAPが降下され、470級が2レース、49er級が3レース行われました。(レポート/JSAFオリ特・関 一人、撮影/中村昭仁、関一人、編集/JSAFオリ特・広報)

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トップフィニッシュする原田・吉田は本日1-1位で首位に。2人は2009年ヨーロッパ選手権で優勝した経歴があります。同じく首位には同点で並ぶワールドカップ王者オーストラリア

 470級は1レース1時間の非常に長いレース。最終グループがハーバーに戻った時は21時をまわっていました。日の長いフィンランドならではの1日です。

 本日、素晴らしいレースを見せてくれたのは原田・吉田組です。1レース目はスタートに失敗したものの、その後の風をよく読みトップ。2レース目もファーストタックの場所が素晴らしく、最初からフリートをリードする展開に持ち込み、余裕のトップ。貫禄勝ちでした。

「思ったところからスタートできませんでしたが、風に合わせたコースが取れたこと、ボートスピードが良かったことが成績につながっていると思います」(原田)

 470級女子の日本チームはゆっくり振れるシーブリーズに翻弄される形となってしまいましたが、近藤組7位、吉迫組16位の発進と2チームとも何とか成績をまとめています。「スタートは良く、しっかり出ることができたのですが、ゆるやかに振れる風を逃すことが多く、結果が出ませんでした」(近藤)

 2日目を迎えた49er級は、シングル2本をとる素晴らしいレース展開を見せてくれました。アップウインドのコースはセオリー通りの素晴らしいコース取りを見せてくれていますが、ダウンウインドの競り合いで負けることが多く、順位を落とすことがあります。レースに出ることで対相手に慣れてくれば克服できる問題なので今後に期待です。「もう少しうまくまとめられそうです」(牧野)

 明日は9〜11ノットの東風の予報。東風は比較的安定しているのでレースはできそうです。

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2日目もシングルを含んで総合13位につけた牧野・高橋

◎日本チーム成績
49er級(21ヵ国 61艇)
13位 牧野幸雄・高橋賢次 2-16-(18)-4-11-2

470級男子(33ヵ国 85艇)
1位 原田龍之介・吉田雄悟 1-1
18位 石川裕也・柳川祥一 14-7
24位 松永鉄也・今村公彦 7-17
30位 前田弘樹・野呂英輔 19-11
35位 市野直樹・吉見亮平 13-22
44位 渡辺哲雄・八山慎司 17-30

470級女子(22ヵ国 47艇)
7位 近藤 愛・田畑和歌子 3-15
16位 吉迫由香・大熊典子 18-16

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2011年07月09日

欧州選、49erスタート

 7月8日。朝から東寄りの風がそよそよと入り、4〜9ノットの風の中、予定通りレースが行われました。レーザー級は最終の1レース、本日から登場の49er級が3レースを行い、牧野・高橋組が2-16-19とまずまずの滑り出しを見せてくれました。(レポート/JSAFオリ特・関 一人、編集/JSAFオリ特・広報)

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フィンランド・ヘルシンキで開催中のヨーロッパ選手権。本日より49er級がスタートしました

 レーザー級は本日が最終日。1レースだけなので思いっきり戦った選手が上位に入ってきます。城はこの風域では他選手と同じボートスピードが出せるようで、本人も納得のレースができたのではないかと思います。総合91位でした。

 ナショナルチーム外で自主参加の斎藤は、今日もBFD(ブラックフラッグで失格)。今大会3回目のリコールと不完全燃焼で終わってしまいましたが、「今日は周囲をよく見ることができ、初めてコースを選択している感覚があった」とのこと。多くを学び、今後につながるレースができたと思います。総合138位でした。

 49er級は、メダルレースのレース海面で、1上までが4分、上下3周で行われました。牧野・高橋組は、第1レース、真ん中から絶好のスタート。この風は他艇に対して艇速でアドバンテージがあり、すいすい前に出ていきます。海面も左有利で良いコースを引き、1上を3位で回航。

 ダウンウインドでも順位を守りきり2上へ。2上のコースもワンサイドゲームとなり、そのまま左のエッジに向かい、前を走っていた世界選手権2位のオーストラリアを抜きさり、2位へ順位を上げそのままフィニッシュ。セオリー通りのコース取りが功を奏したレースでした。

 続く2、3レースも1上は10位以内で回航しますが、途中で後続艇有利の風が入ってきたりシフトと逆のサイドを走ってしまったりで順位を下げてしまうレースとなってしまいました。世界のトップ選手は風の振れ、海面のブローの入り方に非常に敏感でよく周囲を見ています。

 牧野・高橋組も良いレースをしている時は周囲が良く見えているのですが、中位以下で走っているときに自分が上がれるチャンスのシフト、ブローが来ている時に気がつかないことがあります。修正できれば安定して上位を走る事ができるはずです。大事な初日を19位につけました。

「スタートとスピードはまずまず。あとは風を捉えることを重視します」(牧野)

 本日でレーザー級が終了。明日からは注目の男女470級のレースが始まります。風予報は3〜5ノットの南の風。こちらに来てから南風が安定したことがないので、レースができるかどうか少し気になります。

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狭いスロープを出艇する49erのフリート

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レーザー級優勝はTonc Stipanovic(CRO)。photo by eventsite

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ラジアル級は中国の優勝でしたが、ヨーロッパ選手権優勝は欧州国であるベルギーのEviに。photo by eventsite

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ラジアル級で逆転優勝したLijia Xu(CHN)。photo by eventsite

◎日本チーム成績
49er級(21ヵ国 61艇)
19位 牧野幸雄、高橋賢次 2-16-19

レーザー級(36ヵ国 140艇) 8日終了
91位 城 航太 シルバーフリート 19-24-30-22-28-(41)-41-29
138位 齊藤大輔 ブロンズフリート (OCS)-40-OCS-37-41-40-37-BFD

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2011年07月08日

スター級最終メダルレース

 7月7日。朝から風がなく、日差しが燦々と照りつけ、雲ひとつない快晴の天気でした。しかし、セーリング競技に於いては決して良い天気ではなく、フラストレーションのたまる1日となりました。スター級も早々にフリートレースの中止を決定してメダルレースのみ実施されましたが、メダルレース出場艇も海上で1時間以上開始を待つほど終日運営泣かせのコンディションでした。(レポート/JSAFオリ特・関 一人、編集/JSAFオリ特・広報)

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◎舩澤スター級コーチのレポート
 スター級最終日のメダルレースは、長い風待ちの後、岸から近くレースが間近に見える海面で行われました。スター級にとっては、通常の1/5程度のレグの長さで、見ていてもすごく速いレース展開でした。
 鈴木組は第1上マークを4位で回航。その後一旦順位を落としますが、挽回して第1下マークを再び4位で回航します。第3レグでも順位が目まぐるしく変わり、最終的に第2上マークを4位で回航し、第4レグでポジションを1つ上げ、3位で約30分程度の短いレースをフィニッシュしました。
 スター級100周年の年にチーム初の3位表彰台に上りました。アジア人はもちろん日本選手として主要国際大会初の表彰台です。晴やかな2人の姿を見ながら、仲間としてのうれしさがこみ上げてきました。
 五輪予選のパースに向けて半年を切りました。まだまだ課題が残っていますが、ひとつずつクリアして、先ずはオリンピック出場権を獲得して欲しいと思います。

「今日のレースは優勝を狙いながら、確実に表彰台に上がる事を考えていました。こちらに来て2カ月間、ボートのセッティング、レース展開等、苦しみながらの遠征でしたが、最後のレースで表彰台に上がりホッとしています。これからも精進して、12月のパースでのオリンピック出場枠獲得を目指して行きます。ご声援ありがとうございました」(鈴木)

「風にムラのある微風のコンディションで、気の抜けないコンディションでした。ひとつでも順位を上げようとしたのですが、現在の実力はこの成績が示す通りだと思います。課題はたくさんあります。パースまであと5カ月なので、時間を無駄にせずに目標に向かいたいと思います」(和田)

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メダルレースに出場した鈴木/和田

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 レーザー級は、朝9時からハーバー目前にあるブローにイライラしながら陸上待機。今大会は帆走指示書に「陸上でのAP旗降下後90分以降にスタート信号が発せられる」と記載されているので16時を過ぎた頃に他国選手が勝手に帰りはじめてしまい、17時にAP/Aが掲揚。本日はレースができずに1日が終わってしまいました。

 本日でスター級が終了。明日はレーザー級に49erが加わり、2種目のレースが予定されています。風予報は4〜6ノットの東の風。今日よりも弱い予報が気になります。

 レースが行われない事は一番のフラストレーションになってしまいます。悔いの残らないレガッタになる事を信じて戦います。

◎日本チーム成績
スター級(13か国 31艇)
3位 鈴木國央・和田大地 (8)-6-1-8-5-5-2-2-M3

レーザー級(36か国 140艇) 本日レース行われず
93位 城 航太 シルバーフリート 19-24-30-22-28-(41)-41
137位 齊藤大輔 ブロンズフリート (OCS)-40-OCS-37-41-40-37

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スター鈴木和田銅メダル!

 フィンランド・ヘルシンキで開催中の五輪種目合同ヨーロッパ選手権で、スター級の鈴木國央/和田大地が銅メダルを獲得しました。下記はJSAFオリンピック特別委員会発表のプレスリリースです。(BHM編集部)

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表彰式の様子。photo by Y.Funazawa
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セーリング スター級ヨーロッパ選手権 (フィンランド・ヘルシンキ)
日本ナショナルチーム 鈴木國央・和田大地組 3位を獲得
スター級日本人選手として主要国際大会 初の表彰台


 7月2日から北欧・フィンランドのヘルシンキにて開催されている五輪クラス合同ヨーロッパ選手権大会「Open Europeans Helsinki 2011」のスター級ヨーロッパ選手権は、7日大会最終日を迎え、8レースの通算総合順位・上位10位までの艇が出場できる決勝・メダルレース(1レース)が行われ、総合3位で同レースに進出した日本セーリング連盟・ナショナルチームの鈴木國央(すずきくにお 34歳 和歌山セーリングクラブ)・和田大地(わだだいち 36歳 日吉染業)組が3位に入り、総合3位の表彰台に立ちました。

 日本人スター級選手として主要国際大会での表彰台は初めてです。なお、優勝はスペイン、2位はギリシアでした。スター級は全長6.9mの2人乗り大型競技用ヨットとして欧米で人気があり、五輪種目として長い歴史を誇るとともに、世界の巨漢コンビのスーパースター選手たちが乗り込むことでも知られています。

 鈴木組は2008年北京五輪の出場権を惜しくも逃し、来るべき2012年ロンドン五輪のスター級出場枠(英国を含む16ヵ国)獲得を目指し、本年5月以来、欧州遠征を続けています。今大会後帰国し、活動ベースの和歌山にて国内強化活動を継続、五輪予選となる本年12月の世界選手権(豪州・パース)に出場します。

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シエスタチームで、アジア大会マッチレースでは金メダルを獲得した和田(左)とシドニー、アテネ五輪レーザー級代表、和歌山セーリングセンターでハーバーマスターを勤め、レース運営までも手がける鈴木。ふたりともおめでとう!photo by Y.Funazawa

◎Open Europeans
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ISAFユースワールド直前

 いよいよJSAFジュニア・ユース育成強化委員会における最大の目標大会である「ISAF YOUTH SAILNG WORLD 2011」(国際セーリング連盟・ユース・世界選手権)が開催されます。日本からは、代表選手7名、帯同スタッフ3名の計10名が参加します。(レポート/萩原正大&帯同スタッフ、編集/JSAFオリ特・広報)

 東日本大震災の影響により、一度は代表選手選考レースが延期され、今大会の参加自体の見直しも行われましたが、関係者のみなさまのご理解が得られ、大会に参加することが叶いました。

 この日のために私たちは、渡航前の事前強化国内合宿を実施し、万端の準備をしてきました。選手・スタッフ一同は、保護者のみなさまならびに日頃選手の育成・強化に携わる方々に感謝し、精一杯のセーリングをお見せしたいと考えております。

 今大会は、420男女、レーザーラジアル男女、RS:X8.5男女、SL16、29erの8種目の競技が実施され、全58カ国、総勢340名の選手が集い、熱戦を繰り広げます。チームジャパンは、420級男女、レーザーラジアル級男女、RS:X級8.5男子の5種目にエントリー。いずれも上位を目指してがんばります。

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ザダルの大会会場

◎大会日程
7月7日:大会受付、チャーター艇受渡
7月8日:チャーター艇受渡、海上トレーニング、プラクティスレース、開会式
7月9日〜11日:レースDAY
7月12日:レース予備日(この日までに5レース行われていない場合は、レースDAYとなる)
7月13日〜14日:レースDAY
7月15日:レースDAY、閉会式

◎開催地
 クロアチア・ザダル。ザダルはクロアチアの首都ザグレブから南西へ約250km。ザグレブ空港からバスで3時間半ほどかかります。日本から丸一日の長旅でザダルに到着しました。

◎日本代表選手
420級男子 35ヶ国/35艇
元津大地・日野勇輝(佐賀県立唐津西高等学校)

420級女子 31ヶ国/31艇
角田きあら・古屋綾乃(横須賀学院高等学校・麻布大学附属淵野辺高等学校)

レーザーラジアル級男子 49ヶ国/49艇
國政真平(佐賀県立唐津西高等学校)

レーザーラジアル級女子 41ヶ国/41艇
土居愛実(山手学院高等学校)

RS:X8.5男子 34ヶ国/34艇
倉持大也(東亜学園高等学校)

帯同JSAFジュニア・ユース育成強化委員会スタッフ
監督:佐々木共之
コーチ:重由美子
コーチ:萩原正大

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日本チーム集合。レースは9日からはじまります

◎2011 ISAF Youth Sailing World Championship
http://www.isafyouthworlds.com/editions/2011/index.php

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2011年07月07日

鈴木和田、明日メダルRへ

 7月6日。本日は前日と違う大きな振れ、強弱がある1〜8ノットの風の中、スター級、レーザー級共に1レースが行われました。このようなコンディションの場合はセーリング技術もさることながら、風の入ってくるタイミング等も順位を決める要素のひとつとなります。(レポート/JSAFオリ特・関 一人、編集/JSAFオリ特・広報)

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コース短縮はクラスルールで禁止されているため、2時間の長丁場となったスター級。photo by Y.Funazawa

 後続の選手にとってはどれだけ前との差を詰められるか、先行している選手はどれだけ差を詰められず走りきることができるか。ライトウインドの中、緊張の連続のレースであったと思います。スター級・鈴木組はよくがんばりました。

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◎舩澤スター級コーチのレポート
 60〜120度まで風が8ノットから1ノットと弱まりながら大きく変化した今日の第8レースでした。鈴木組は本部船寄りから良いスタートを決め、右へ展開し良いシフトを掴み、トップで第1マークを回航。
 下マークへ向かうまでにリードを広げましたが、そこで風が弱くなりはじめ、むずかしい展開となりました。大きなリードで第1下マークを回航しましたが、それが仇となりました。後続グループに追いつかれ抜かれてしまいました。続く第2上マークを3位で回航し、さらに風が弱まりました。
 通常であればコースが短縮されるような状況でしたが、スター級のクラスルールで禁止されているため、そのままレース続行。スタートから2時間たったフィニッシュ直前では後方からの風に乗り後続艇が大接近する展開に。手に汗握る中、トップと半艇身差、3位とは鼻差で2位フィニッシュしました。
 大きく順位を落とす可能性が高かったレースでしたが、彼らは最後まで集中を切らさず、よく戦いました。
 最終日の明日はポイント2倍の上位10艇によるメダルレースに臨みます。トップ・スペインと12点差、2位・ギリシアと11点差、そして4位・カナダと6点差です。優勝はむずかしい状況ですが可能性は残っています。
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 レーザー級は今日も思うようなコースを取ることができず、他選手に水を開けられる展開を強いられてしまいました。

「今日も昨日と同じ展開でした。非常に苦しいです。スピードが遅いとなかなか思うようにレースができません」(城)
「考え方が違うのか、他選手と違う展開になってしまいます。それでこの順位だと訳がわかりません」(齊藤)

 齊藤とはレース後、スタートから1上までの考え方、アプローチの考え方等を伝えたところ、新しい発見がとても多かったようでした。私は普段レーザーを見ているわけではありませんが、ヨットレースの基礎はどのクラスでも同じです。改めて基礎の大切さを私も学ぶことができました。

 明日もスター級、レーザー級のレースが予定されています。風予報は7〜10ノットの東風。チームジャパンのメダル獲得を期待します。

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日本選手は出場していませんがレーザーラジアル級にも注目です。実力派のVan Acker Evi(BEL)が首位に立ち、メダリストXu Lijia(CHN)が追随。5位のZhang Dong Shuang(CHN)も波はありますが上がってきています。photo by evensite

◎日本チーム成績
スター級(13か国 31艇)
3位 鈴木國央・和田大地 (8)-6-1-8-5-5-2-2

レーザー級(36か国 140艇)
93位 城 航太 シルバーフリート 19-24-30-22-28-(41)-41
137位 齊藤大輔 ブロンズフリート (OCS)-40-OCS-37-41-40-37

◎Open Europeans
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TP2011ベンガルレポート

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トランスパックスタートまで2日。写真はレインボーハーバーに係留される〈ベンガル7〉

 ベンガルチームは2年に一度開催される、ロサンゼルス〜ハワイのヨットレース、トランスパック2011に参加するためロングビーチに来ています。(レポート・写真/Bengal・寺尾真裕子)

 この大会は、世界で最古の外洋レースで1906年に始まったオフショアレースで、日本からの参加は1961年の日本丸と海王丸の特別参加が初、正式参加は1963年、石原慎太郎艇長のコンテッサV。以来50年の間に日本艇18艇が参加しています。

 ベンガルチームは2001年初参加、今回で6回目の参加となります。レースメンバーも全員現地入りし、7月8日のスタートに向け、チームの緊張感が徐々に高まってきています。

 今年は全ディビジョン合わせて53艇が参加。ベンガルチームは、前回〈Bengal7〉と同クラスで優勝した〈Criminal Mischief〉、新艇で参加の〈katana〉を初めとする強豪がひしめく激戦区、クラス2での参加です。オーナー/スキッパー邨瀬愛彦、ナビゲーター森治彦、クルー荒川海彦、安藤康治、伊藤陽一、高木裕、長尾正博、平野恭行の8名で挑みます。

 スタート後、約25マイルを走りカタリナ島を通過後、どのようなコース取りをするかで各チームの戦略が見えます。1時間ごとの各艇の位置情報は、このサイトで確認できます。

 ベンガルチームがトランスパックに出場し続ける理由の1つに、このレースの「ホスピタリティ」があげられます。多くのボランティアの方々に支えられているだけでなく、ロングビーチの町の全面協力を得てのレースが開催されるため、参加艇はレインボーハーバーの商業施設内に係留。セーラーだけでなく一般の方からも「がんばって!」と声をかけてもらえ、ちょっと誇らしい気分になります。

 ベンガルチームは、7月8日午後1時(現地時間)ロサンゼルス・ロングビーチをスタートします。ブログは、レース中も毎日更新しますので、応援よろしくお願いいたします!

◎Bengal7 ホームページ
http://www.ohashi.biz/bengal7/
◎Bengal7 ブログ
http://bengal7tp2011.doorblog.jp/
◎Transpac2011
http://www.transpacrace.com/

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2011年07月06日

スター鈴木和田3位へ浮上

 7月5日。本日は、スター級は北東10〜13ノット、レーザー級は6〜8ノット。のち両クラスとも4〜7ノットの風の中、2レースが行われました。さまざまなシフトが入り、非常にむずかしいコンディションの中のレースでした。その中でスター級は、スピードに苦しみながらも5-2位でフィニッシュ。総合でもギリシア、スペインに続く3位に上がりました。(レポート/JSAFオリ特・関 一人、編集/JSAFオリ特・広報)

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総合3位にあがった鈴木/和田。残り4レースです。photo by K.Seki

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◎舩澤スター級コーチのレポート
 後半戦の初日となる4日目第6レース。10〜13ノットの風域では、スピードが少し足りない状態が解消できない中、なんとか上位に踏みとどまるレース展開を強いられてしまいました。第1下マークで3位にまで浮上しましたが、上がった順位をコースミスで大きく下げ、第2上マークで10位に後退。その後最終レグで順位を上げ6位でフィニッシュ。ダウンウインドのレグで順位を上げる展開でした。
 続く第7レースはスタート後、北へ風が変化しながら弱くなったところを上手く捉え、第1上マークを2位で廻航。トップをうかがいつつも後続を抑え2位でフィニッシュしました。

「今日は2上のレグが悪い展開でした。1レース目は反対に行ってしまい順位を落とし、2レース目は順位こそ維持できましたが、トップと離され、後続艇にも追いつかれてしまいました。原因は風のシフトを連続的に読みきれていないことだと思います。今日のように強弱やシフトが大きいときは、どのように変化してきて今後どうなるかをイメージしてコースを考えないとだめです」(和田)

 残りあと4レース。鈴木組の戦いは進化を続けています。
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 レーザー級は3フリートに分かれ軽風のシフティーなコンディションの中、思うようなコースを取ることができず、苦戦しています。城はシルバー(48位以下)、齋藤はブロンズ(95位以下)です。

「今日は昨日の反省からスタートは積極的に出ることができましたが、クローズのスピードが遅いことでシフトに乗り遅れてしまい、コースも悪くなってしまうという悪循環になってしまいました」(城)

 明日もスター級、レーザー級のレースが予定されています。
風予報は11〜15ノットの東の風。今日より若干強い風が吹くようです。

◎日本チーム成績
スター級(13か国 31艇)
3位 鈴木國央・和田大地 (8)-6-1-8-5-6-2

レーザー級(36か国 140艇)
89位 城 航太 19-24-30-22-13-28-(41)
137位 齊藤大輔 (OCS)-40-OCS-37-41-40

◎Open Europeans
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英Wへ向けテーザー練習会

 2011年度「第3回関東合同練習会」が、6月25日に神奈川県江の島ヨットハーバーで開催されました。この練習会は、今年9月にイギリス・トーベイで開催される世界選手権に向けて、日本テーザー協会が昨年より実施しているものです。(レポート・写真/日本テーザー協会)

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テーザー恒例の関東合同練習会が江の島で開催されました

 前回より「セーリングレベルアップ」として全3回予定しているプログラムの2回目にあたり、前回に引き続き、最多の全日本タイトルを持つ田中郁也氏をコーチに迎えて開催しました。今回はフリー〜ランニングのスピードアップがテーマです。

 陸上での事前ミーティングは短めに、練習方法・フォーカスポイントの説明を受ける程度の後に出艇しました。海上ではダウンウインドで向かい波、アップウインドで追い波、というイレギュラーなコンディションの中、3艇ずつの2チームに分かれてセーリング練習を行いました。

 出艇当初は5m程度の風で練習会には最適でしたが、徐々に吹き上がり、コーチボートが追いつけない程度まで吹き上がったため、予定練習時間を切り上げて海上練習を終えました。

 帰着後はミーティングルームにて、コーチより各艇の現状(リーチカーブやボートバランスなど)について良かった点・悪かった点の指摘を受け、また艇・人ごとにどのような考えを持ってセッティング・トリム・動作を行っているか、そしてそれらのセーリングへの影響について、意見交換を行いました。

 特にボートバランス・波への対応など、フリー〜ランニング特有の艇に与える影響については多くの意見が出され、議論されました。

 翌日は任意の参加者による自主練習会と称し、今までの練習会で学んだ練習方法によるセーリング練習を中心に、浮きブイをマークに見立てたコース取り練習なども行いました。が、実際には風速が1m以下の状態が長く続き、消化不良気味となったことが残念でした。

 2日間で強風から微風(無風)という激しく差のあるコンディションではありましたが、9月にイギリスで開催されるワールド参加チームにとっても、ワールド参加予定が無い艇も11月に葉山で開催される全日本に向けて、モチベーションアップとなった練習会でした。

 次回の練習会は7月16、17日に「セーリングレベルアップ第3回」を稲毛ヨットハーバーにて行います。テーマは「レース中のセーリング」を予定しています。

 いよいよテーザー世界選手権も近づき、日本テーザー協会では7月23日に8艇をコンテナに積み込み、海路イギリスへ運搬する予定です。

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2011年07月05日

ヘルシンキ欧州選レポート

 7月4日。本日は気温も昨日とは一転、15度から18度と肌寒く、雨まじりの東風(12〜17ノット)の中、スター級、レーザー級共に2レースが行われました。(レポート/JSAFオリ特・関 一人、編集/JSAFオリ特・広報)

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ウクライナに2点差で4位につける鈴木/和田。photo by Y.Funazawa

 スター級はミスもありましたが、上位に食らいつくレースができており、昨日までの順位をキープしています。3位のウクライナとは2点差です。

「われわれにとって、このコンディションでのスピードはあまりアドバンテージがなく、いかに風を読めるか? がカギを握りました。2レースともスタートは出ているのですが、ファーストシフトを逃してしまい、トップ集団から離される展開でした。粘り強く走って順位を上げていますが、下マーク際での無駄なジャイブや即タック等、折角あげた順位を落とす悔しいミスも多くありました。大切なのはファーストシフトを逃さないことと、どうしようもないミスをなくすこと。これができないと前を走る事はできません」(和田)

 レーザー級もスター級と同コンディションで行われました。城と齋藤は苦戦を強いられていますが、1つでも前を走ろうと必死のレースをしています。

「2レースともスタートで前に行くことができませんでした。先ずは第1線でスタートできるようにしていきます。ダウンウインドは以前より良くなっているのは収穫でした」(城)
「今日もリコールをしてしまったし、2上で信じられないほど順位を落としてしまいました。明日は順位キープが課題です」(齊藤)

 明日も両クラスのレースが予定されています。他クラス(470級、49er級)もレースが近くなり、練習にも気合が入ってきています。風速の予報は9〜12ノット、北東から東の風。本日より若干弱い風のようです。チームジャパンの底力を見せてくれるか楽しみです。

◎日本チーム成績
スター級(13か国 31艇)
4位 鈴木國央・和田大地(8)-6-1-8-5

レーザー級(36か国 140艇)
80位 城 航太 19-24-(31)-22
137位 齊藤大輔 (OCS)-40-OCS-37

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ジュニアヨット東北へ到着

 7月2日、東北支援輸送ではいつも多大な協力をいただいている丸玉運送・玉山貴章様のご協力を得て、早朝から江の島〜若洲〜稲毛と回って支援物資を積込み、夕方には仙台郊外に到着しました。(文・写真/関東水域OP連絡会)

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現役ジュニア、父兄、全員で記念撮影

 この日の荷降ろしはあきらめ、名取市長や相原会長はじめ、松島名取ジュニア指導陣の待つ宿舎で大歓迎を受け宿泊。翌7月3日朝に現役ジュニア・父兄と名取市役所で集合。贈呈式を終え、暫定艇置き場の相原会長宅へ行ってOPTIMIST10艇・ゴム1艇他支援物資一式を降ろしました。その後、被災したゆりあげヨットハーバー跡地、活動再開候補地の奥松島地区(銭神漁港)へ視察に行ってから無事に全員が帰宅致しました。

 江の島YCJ・青山様、千葉YBCJ・関様、横浜JYC・中川様、OPTIMIST艇のご提供、有難うございました。夢の島J近藤様、レスキュー艇の供出、ありがとうございました。丸玉運送・玉山様、長距離輸送を無償でお引き受け下さりありがとうございました。

 その他、ここではお名前を書き切れませんが、義援金やご支援の品々をいただいた皆様、本当にありがとうございました。ご提供をいただきました金品のすべては、無事に松島名取ジュニア側に届けすることができました。

◎寄贈品一覧
https://sites.google.com/site/kansuiren/list_natorijunior

 被災した松島名取ジュニアの選手は、この逆境に負けず大人になるまでヨットを続け、立派なセーラーになって下さい。それを支えるクラブ関係者とご父兄の皆様、その力になってあげて下さい。われわれも、できうる限りの支援は続ける所存です。

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江の島で積込み

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目指せ、仙台

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2011年07月04日

欧州選手権スター級好調

 いよいよオリンピッククラスのヨーロッパ選手権が始まりました。今年はRS:X級をのぞくオリンピッククラスが集結し、6月30日から7月15日にかけてフィンランドのヘルシンキで行われます。(レポート/JSAFオリ特・関 一人、編集/JSAFオリ特・広報)

 ヘルシンキは世界でも有数の港町。海上には至るところに浅瀬や暗礁があるのですが、狭い中にもしっかりした航路が確立され、目の前を大型フェリーやタンカーが通過していきます。日本との感覚の違いには驚くばかりです。

 7月3日、スター級2日目。本日は朝からそよそよと振れのあるシーブリーズが3〜5ノット入る中、スター級が1レース、レーザー級が2レース行われました。スター級の鈴木国央/和田大地組がむずかしい海面の中を快走。ダントツでトップフィニッシュを飾りました。2日目ですが、3レースを終えて総合4位に上がりました。

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トップフィニッシュを飾った鈴木/和田。photo by Y.Funazawa

◎舩澤スター級コーチのレポート
 朝から南の風が弱いまま、スタート時間を1時間遅らせスタートしました。鈴木組は当地に来てから、これまでの課題だったスピードが徐々に上がっており、昨日のレースも良い場面が随所に見てとれました。心・技・道具がマッチしているといった感じです。
 本日行われた第3レースは、抜群のスタートで飛び出しました。第1上マークを3位で回ると、下マーク手前でトップに立ち、そのままグングン後続との差を広げ、2位と3分以上の差をつけトップフィニッシュの号砲を鳴らしました。
 不安定な風の中、後続艇は順位の入れ替わりが激しいレースでしたが、鈴木組は危なげないレースが展開できました。優勝争いに加わる位置につけました。この調子を続けてほしいと思います。スタート良ければ全てよしです。

 「安定しない弱い風の中、暑くて長いレースでしたが、艇のスピードがよく、良いレースを戦うことができました」(鈴木)
「課題だったダウンウインドレグのコースが上手くいきました。この調子でがんばります」(和田)

 一方、レーザー級は3グループにわかれ、スター級と同コンディションの中で2レースが行われました。左右からブローが入り、有利サイドの見極めはむずかしかったと思いますが、左右どちらに伸ばしたにしても思い切りよく伸ばし、しっかりとリフトブローに乗れた選手が上位に入る展開でした。城と齋藤の奮起に期待します。

「今日はコース取りが中途半端になってしまいました。それが原因でリスクを背負う展開になってしまうことがありました。明日はリスクを減らしながらも勝負できるレースを心がけるつもりです」(城)

「この遠征ではSAIL COACHという海外のレースサポートをしている機関にお願いし、他国選手と共同生活をしながらレースをしています。レース終了後にコーチから『練習量が足りないよ』と冗談半分で言われてしまいましたが、充実した毎日を過ごしています」(齊藤)

 明日も本日同様両クラスのレースが予定されています。風速の予報は10〜15ノット。今日よりは強い風の予想です。チームジャパンの選手達がどのようなレースを見せてくれるのか、注目です。

◎日本チーム成績
スター級(13か国 31艇)
4位 鈴木國央・和田大地 8-6-1

◎レーザー級(36か国 140艇)
61位 城 航太 19-24
132位 齊藤大輔 OCS-40

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ヘルシンキ・ヨーロッパ選手権種目別日程
スター級 7月2日〜7日
レーザー級 7月3日〜8日
49er級 7月8日〜13日
470級 7月9日〜15日

参加クラスと日本選手
■470級男子(33か国 85艇)
松永鉄也・今村公彦(スリーボンド)
原田龍之介・吉田雄悟(アビームコンサルティング)
石川裕也・柳川祥一(関東自動車工業)
市野直樹・吉見亮平(関西学院大学・栄和)
渡辺哲雄・八山慎司(エス・ピー・ネットワーク)
前田弘樹・野呂英輔(エス・ピー・ネットワーク)

■470級 女子(22か国 47艇)
近藤 愛・田畑和歌子(アビームコンサルティング)
吉迫由香・大熊典子 (ベネッセコーポレーション)

■レーザー級(36か国 140艇)
城 航太(エス・ピー・ネットワーク)
齊藤大輔(秋田県セーリング連盟)

■スター級(13か国 31艇)
鈴木國央・和田大地(和歌山セーリングクラブ・日吉染業)

■49er級(21か国 61艇)
牧野幸雄・高橋賢次(関東自動車工業)

◎Open Europeans
http://www.openeuropeans2011.com/

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71艇盛大開催!関東470

 6月25、26日の2日間、関東470選手権予選レース、第4回関東470マスターズ選手権、関東実業団ヨット選手権大会(470級)をきまぐれな梅雨前線が停滞する中、おこないました。他水域からは東北大学学友会ヨット部が第2回のフリートレースに引き続き4艇出場。71艇のエントリーになったので赤・青・黄・緑の4ディビジョンに分け、2ディビジョン毎にレースをおこないました。(レポート・写真/関東470協会・伊藤譲一)

 初日、前日までの雨の天気予報が嘘のような夏空になり、朝から風が吹く気配を感じません。風が南東に回り、吹き出し始めたのでコース設定があわただしく始まりました。右回りに風軸が南になると思われましたが、梅雨前線の微妙な位置取りで、急に逗子方面70度方向から順風の良い風が入りました。風向が北東に回り、チョッピーな風波が立ち始めたのに、南の沖合から大きなうねりが入る難しい海面になりました。

 1レース目、赤・黄ディビジョンのトップは大橋/中澤(日立製作所)。以前は470で活動していた時期もありましたが、ここ数年はスナイプで活動しています。今年の第2回フリートレースから470の活動を再開しており、同大会で3位に入っています。青・緑ディビジョンのトップは市川/木村(早稲田大学)。今年の早稲田のエースとして関東学連では頭一つ飛び抜けた存在です。

 2レース目から風向は50度を中心(30度〜70度とシフティーなコンディション)で、風速はアベレージで7m/s、ブローで9m/sオーバーと強風一歩手前、前から風波、後ろから大うねり、選手はあまり経験したことがない走りづらいコンディションです。赤・緑ディビジョントップは村濱/栗栖(Global Com Service/日本大学)の女子コンビ、ハードなコンディションになっても力強いセーリングをしていました。

 青・黄ディビジョンは、1レース目で沈をして艇体から離れ救助されるアクシデントによりDNFとなった村田/片山(Kos.com)が抜群の走りでトップフィニッシュ。続く3レース目、黄・緑ディビジョンでもトップフィニッシュを飾りました。社会人になってからもセーリングを楽しんで活動しているチームです。クルーの片山選手が春から名古屋に転勤になり練習量は少なくなりましたが着実にレベルアップしています。

 3レース目以降、風向は変らず50度中心、風速はアベレージで5〜6m/s程度。赤・青ディビジョンのトップは山口/石原(早稲田大学)。1年生スキッパー、2年生クルーと若いチームです。早稲田大学は今年度の関東470協会フリートレースも毎回5〜6艇参加しており、江の島で秋におこなわれる全日本インカレに向けて、選手を入れ替えレース経験を積んでおります。

 4レース目、4ディビジョンなので3レースですべてのディビジョンと対戦が終了し、1レース目と同じ組み合わせになります。青・緑ディビジョンは、市川/木村、赤・黄ディビジョンは大橋/中澤が1レース目と同様にトップフィニッシュしました。6m/s程度の風速にも関わらず、沈艇やトラブル艇が続出し、第2〜4レースは各レース共に、両ディビジョン合わせて15〜20艇近くDNFになり、初日のレースが終了しました。震災のため、大学生は3月の春休み練習ができなかった影響なのか、例年の同時期よりもレベル低下を感じられます。

 レース終了後はレセプションパーティーです。今年も協賛各社から沢山の景品を頂き、生ビールサーバーも登場し、盛大に行われました。恒例のビンゴ大会ではジブセールの景品もあります。そしてレース以外でドラマチックなできごとが起こりました。4レース目フィニッシュ間近で沈をして、ぼうず頭のクルーがジブセールに落ち、リーチからラフにかけて破りながらもフィニッシュした谷口柚香/谷口諒介(早稲田大学)のクルー谷口諒介選手が見事ジブセールを獲得したのでした。

 2日目、朝からの曇り空で風が中々吹き出しません。結局、午後まで海上で風を待ちましたがノーレースになりレースが終了しました。優勝は大橋/中澤、2位 市川/木村、3位 村濱/栗栖です。今大会はマスターズ選手権、関東実業団ヨット選手権も兼ねており、マスターズ優勝は太田/廣瀬(ボイヤンシー/PWC)。昨年度は全日本470にも出場しており、まだまだ現役選手です。実業団は大橋/中澤が優勝。2位 吉田/田中(Kos.com)、3位 村田/片山になりました。

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優勝の大橋/中澤

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2位、市川/木村

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3位の村濱/栗栖

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マスターズ優勝の太田/廣田

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レースでジブを破き、ビンゴ大会でジブを引き当てた谷口選手

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KYCポイントホワイト成績

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7月3日、西宮沖で開催されたKYCポイントレース・ホワイトクラスの暫定成績です。次回は7月30日のサンセット・メモリアルレースです。

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2011年07月01日

7月ヨットレースラッシュ!

 7月に入り、セーリングシーズンも本番を迎えます。昨年のバルクヘッドマガジンを振り返ると、日本語版だけで月間90記事更新という新記録を作ったものの、『熱中症で倒れていた』『高熱で何度も寝込んだ』『ヨットやボートをアチコチ回航していた』という記憶しかありません。今年の夏も暑くなりそうです。(文/BHM編集部)

 今月から国内外のヨットレースが怒涛のラッシュでおこなわれ、編集部でも全てを把握できないほどです。大会関係者、選手のみなさんは、ぜひ編集部(editor@sailmagazine.jp)までレポートをお寄せください。みんなでセーリングやヨットレースの情報を共有しましょう。バルクヘッドマガジンは、内容を吟味の上、ほぼ即日、高確率で掲載いたします。

 さて、今週から、フィンランド・ヘルシンキで開幕した五輪種目による合同ヨーロッパ選手権(2011 OPEN European)がはじまります。例年のヨーロッパ選手権は、種目別に開催されますが、今年は期間をずらしながら同一水域で開催されます。

 日本からは470級(渡辺/八山、石川/柳川、前田/野呂、松永/今村、原田/吉田、市野/吉見、近藤/田畑、吉迫/大熊)、49er級(牧野/高橋)、スター級(鈴木/和田)、レーザー級(城、斉藤)に五輪を狙う選手がエントリーしています。ヨーロッパ選手権は欧州若手選手の登竜門であり、時にはワールドカップよりも参加が集まります。日本選手の活躍に期待しましょう!

 また、OP級では、先に紹介した北米選手権と重なって、ヨーロッパ選手権がポルトガル・タビラで開催されます。出場するのは、川戸紅葉、田中美紗樹、鄭 愛梨、松尾虎太郎の4選手。がんばれ! 今月後半にはアジア選手権も開催されます。

 キールボートでは、7月7〜10日にメルゲス24ボルボカップ最終戦がイタリア・ガルダ湖で開催され日本チームが出場。メルゲス24は、今月22〜28日にデンマークでヨーロッパ選手権が開催され、日本の〈ブロス〉(山田寛ヘルム)が出場予定です。

 さらに、ロスからハワイまで走るトランスパック・ヨットレースのスタートも目前に迫りました。こちらには日本からベンガルチームが出場します。また、国内では、東京湾最大のイベントに成長しつつある第3回スバルザカップに注目です。この大会は参加上限を80艇と決めて受付しましたが、受付後約3時間(!)で定員一杯で締め切られる、という伝説を作りました。また、今月後半には、三重県五ヶ所湾から江の島まで180マイルを競うパールレースも開催されます。

 ほかにも、日本選手は、クロアチアでISAFユースワールド、オランダで470ジュニアワールド、レーザースタンダードジュニアワールド(FRA)、テクノ293ワールド(USA)、ラジアルユースワールド(FRA)、4.7ユースワールド(USA)にも出場。他に国内レガッタも満載です。

 気が遠くなりそうな数ですね。。。

※各大会の情報や成績などは、大会実行委員会が正式に発表するもの、または現地の公式掲示板を確認してください。バルクヘッドマガジンは常に正確な情報を発信する心構えですが、オフィシャルではありません。

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ユース選手の世界最高峰の大会となるISAFユースワールド。今年はクロアチアで開催されます。photo by Dave Kneale/Volvo Ocean Race

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