2008年02月24日

ブラジル五輪代表選考

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 北京五輪セーリング競技で、高確率で金メダルを取るであろう選手が2人いるのをご存じですか? フィン級のベン・エインズリー(GBR)とスター級のロバート・シェイド(BRA)です。

 アトランタ、シドニーの2大会をレーザー級で死闘を演じた彼らは、一勝一敗のまま種目を代えて活動することになりました。実力はあいかわらずの無敵級で、フィン級、スター級の世界選手権ではラクラクと優勝を飾っています。

Ben Ainslie(GBR) 1977年2月5日生
 1996年 Laser SILVER
 2000年 Laser GOLD
 2004年 Finn GOLD

Robert Scheidt(BRA) 1973年4月15日生
 1996年 Laser GOLD
 2000年 Laser SILVER
 2004年 Laser GOLD

 2月8〜15日まで、ブラジルで北京五輪代表選考レースが開催されました。行われたのは、2007年のポルトガル世界選手権で五輪出場国枠を獲得した、470級女子、フィン級、RS:X級男女、スター級。今月初旬に世界選手権が開催されていたレーザー級は、2月22〜3月1日に行われるようです。

 さて、スター級に転向したシェイドですが、同クラスにはオリンピックで5つのメダルを持つトーベン・グラエルがいます。トーベンは、アメリカズカップやボルボオーシャンでも現役で活躍する、言わずと知れた世界的なセーラーです。

Torben Grael(BRA) 1960年7月22日生
 1984年 Soling SILVER
 1988年 Star BRONZE
 1996年 Star GOLD
 2000年 Star BRONZE
 2004年 Star GOLD

 はっきりいって、このふたりが同じクラスで戦うなんて、もったいなさすぎます。メダルを1つ捨てるようなものですから。これは、世界中のセーリングファンと同意見だったでしょう。

 今回のブラジル代表選考では、ふたりの対決が見物でしたが……。成績表を見ると、選考レースにトーベンは出場しなかったようで、シェイドが優勝しています。2位になったラース・グラエルはトーベンの弟(ソウル、アトランタ五輪トーネード級の銅メダリスト)。

 ブラジル代表に関する選考規定をくわしく知らないので、はっきりと記事にできませんが、シェイドの代表が濃厚なのは間違いないでしょう。

 そして、ロバート・シェイドとベン・エインズリー。いつの日か、宿命の対決をみたいものです。ベンがアメリカズカップの道へ進むなら、シェイドも。。。と、夢のような筋書きにならないものでしょうか。

◎Seletiva Brasil de Vela(Evento Seletivo Beijing 2008 )
http://www.seletivabrasil.com.br/

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ブラジルの天才セーラー、ロバート・シェイド34歳(写真左)。photo by Junichi Hirai

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英国のACチームOrigin首脳陣。左からマイク・サンダーソン、キース・ミルズ、ベン・エインズリー、チャールズ・ダンストン。photo on Edition

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posted by BULKHEAD at 01:29| Comment(0) | オリンピック
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