2008年11月15日

大逆転、女子470五輪継続

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オリンピックに生き残った470級女子。国内では資生堂カップ、アビームカップ等の国際大会で強化されてきた種目です。photo by Junichi Hirai

 スペイン・マドリッドで開催されているISAF総会で、2012年ロンドン五輪で採用される艇種が決定しました。注目されていた、女子2人乗り種目と女子マッチレース種目の艇種は、470級とエリオット6mに決まりました。

 女子委員会に推薦され、イベント委員会の投票でも支持を得た29erXXは惨敗です。一昨日は、49er級、29er級のスポンサーをつとめたSEIKO社が、29erXXをサポートするというニュースが流れたり、あらかた決まるムードでしたが、最高裁判所(ISAF評議員会)で一転。投票の結果、19対16票で470級が支持されました。

 女子2人乗り種目で成績を残してきている日本は、喜ぶべき結果でもあります。過去に五輪で銀メダルを獲得した女子470級の消失は、日本にとって大打撃ですから。

 それにしても、この世界中を困惑させた政治ドラマは、なんだったんでしょうか(毎年そうだよ、という冷めた声も聞こえそうですが)。投票に関係した代表者全員の意見を聞きたいものです。そして日本は、どんな意見を持ってこの流れに関与していたのか。蚊帳の外だった、ということでしょうか?

◎2012年オリンピック 採用艇種
Men’s One Person Dinghy - Laser
Men’s One Person Dinghy Heavy - Finn
Men’s Two Person Dinghy - 470
Men’s Two Person Dinghy High Performance - 49er
Men’s Windsurfer - RS:X
Men’s Keelboat - Star
Women’s One Person Dinghy - Laser Radial
Women’s Two Person Dinghy - 470
Women’s Keelboat Match Racing - Elliott 6m (modified)
Women’s Windsurfer - RS:X

 また、女子マッチは、候補にあがっていた、エリオット6m(改造)、J22、J24、J80、レーザーSB3(マッチ用)、ソナー、スター、アルティメット20、イングリングのなかからエリオット6mが選出されました。エリオット 6mは、ロイヤル・ニュージーランド・ヨットスコードロン(RNZYS)のユーストレーニング艇に採用されている艇種です。また、女子マッチの艇種は決まりましたが、大会のフォーマット、そしてクオリファイまでの計画は発表されていません。

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エリオット6m。全長6m、全幅2.35m、吃水1.66m、排水量695kg、セールエリア25m2。久しぶりにエリオットの名前を聞いた気がします。photo by Elliott marine

◎ISAF
http://www.sailing.org/

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posted by BULKHEAD at 07:18| Comment(1) | オリンピック
この記事へのコメント
>久しぶりにエリオットの名前を聞いた気がします。
懐かしいですね。
2001年頃まで数年間、和歌山でRoyal Pines Cup Match Raceが国際ジュニアの大会として開催されていました。
その時の使用艇がElliott 5.9で、今も数艇が和歌山セーリングセンターに保管されています。

Posted by sen at 2008年11月15日 13:10
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