2009年02月11日

【NT】和歌山NT選考

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ナショナルチーム選考会場となる和歌山セーリングクラブ。同施設は日本オリンピック委員会(JOC)のナショナルトレーニングセンターに認定されています。photo by Junichi Hirai

 2月11日から15日まで、和歌山セーリングセンターで「和歌山インターナショナルレガッタ」が開催されます。種目は470級、RS:X級、スナイプ級ジュニア、OP級の4艇種。470級男女、RS:X級男女は、2009年度ナショナルチーム選考、RS:X級世界選手権代表選考、470級ジュニアワールド代表選考、スナイプ級ジュニアワールド代表選考を兼ねる、今冬最大のレガッタです。

 なかでも注目は、北京から一新されたロンドン五輪を狙う470級、RS:X級のナショナルチーム選考です。470男子は、昨年の全日本優勝で優勝し、ナショナルチームに推薦されている原田龍之介/吉田雄吾(アビームコンサルティング)をはじめ、同チームと最終日に死闘を演じた石川裕也/柳川祥一(関東自動車工業)。そして、学生から社会人までオリンピックを狙う強者が勢揃いします。実力伯仲、混戦のフリートから抜け出すのは、いったいどのチームか? 

 また、470級女子には、継続して活動している吉迫由香/大熊典子(ベネッセ)が出場します。昨年、彼女たちは、全日本スナイプ女子、全日本SS級女子、全日本470級女子部門を制しました(470女子全日本は規定参加艇数に達しなかったため成立せず)。継続して活動しているチームだけに本大会の本命といえます。

 そして、北京五輪代表の近藤 愛(アビームコンサルティング)が、満を持して復活します。クルーの鎌田奈緒子とコンビを解消した近藤が、あらたに組んだ相手は、かつて日本代表をかけて戦ったライバル・田畑和歌子です。

 北京五輪後の近藤は、国体やレーザーラジアル全日本に出場しながらトレーニングを続け、クルーザーレースにも出場するなどセーリングの幅を広げてきました。

 一方、田畑も11月に韓国釜山で開催された女子マッチレース「Busan Cup Match Race」に佐藤麻衣子チームで出場し、またレーザーラジアル全日本で準優勝するなど、独自の活動でスキルをあげてきました。

 そんなふたりの共通の悩みだったのが「クルー不在」。そこで、国体やラジアル全日本の会場で顔を合わせていたふたりが、意気投合して出した答えは、「新チーム結成。近藤スキッパー、田畑クルー」の選択です。近藤と田畑は12月から極秘裏にトレーニングを開始しました。

 近藤/田畑の練習不足は否めないものの、この新コンビの活躍は容易に想像できるでしょう。日本国中をあっと驚かせるような、世界規模の活躍を期待したいと思います。

 さて、バルクヘッドマガジンは、「和歌山インターナショナルレガッタ」を取材します。みなさん、おたのしみに! 

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昨年11月蒲郡レーザーラジアル全日本5位の近藤愛(470級世界ランキング2位)。12月には〈エスメラルダ〉でビッグボートレースに初挑戦しました。今冬は恒例の座間味合宿で特訓。ついに470級再始動です。photo by Junichi Hirai

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近藤と新チームを結成した田畑和歌子。昨年は、マッチレースや国体、ラジアル全日本などへ参戦し練習を積みました。趣味は読書。ゴルゴ13をこよなく愛する。photo by Junichi Hirai

◎和歌山インターナショナルレガッタ
http://www.wakayama-sailing.org/

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posted by BULKHEAD at 17:54| Comment(1) | オリンピック
この記事へのコメント
男子470NT枠3つのうち、2つは原田艇(アビーム)、石川艇(関自工)で堅そうだが、最後の「3つ目」は大混戦。事前合宿の出来から、長橋艇(アルファW)、市野艇(関西学院大)あたりが好調と見受けられ、一歩リードと思われた渡辺艇、前田艇(ともにSPN)あたりを脅かしそう。阿部(山口県連)、福岡経済大勢も争覇圏内で全く予想が困難。ジュニアの2つ枠は、福岡経済大勢VS関西学院大勢の争いと見た。女子470NTは吉迫艇が一歩抜けた存在で、近藤組はまだ田畑のクルーワークと体重に課題があり、現時点での差は大きい。それでも、2番目の椅子には座るだろう。こちらの「3つめ」は、平井艇(日大)VS村濱艇(日大明治混成)の新旧女子インカレチャンプ同士の一騎打ち。ジュニア枠1つは大曲(関大)VS濱本(早稲田)の争いとなりそうだが、大曲一歩リードと見た。さらに、まだ高校卒業前の松下(長崎工・今春より関西学院大入学)も敢然と挑戦してきたあたり、不気味な存在ではある。
Posted by 外道無量院 at 2009年02月11日 23:24
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