2009年02月13日

【NT】春一番40ノット!

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大会2日目はリタイア艇が続出する強烈なレースとなりました。photo by Junichi Hirai

 日本海を進む低気圧の発達により、九州、北陸、関東地方で春一番が吹いた大会2日目。朝から強風注意報が発令され、和歌山沖はハードなレース海面です。ジュニアワールド選考となるスナイプ級をのぞく、470級男女、RS:X級男女は予定通りに出艇。海上は平均20ノットオーバー、ブローで30ノット超の強風が吹き荒れました。

 2レースおこなわれた470級は、沈艇が続出するサバイバルとなりました。トップ選手が走れない風ではありませんが、時折強烈なガストが入ります。

 こうした強風では選手の実力が顕著にあらわれます。男子第4レースでは、26艇中10艇がリタイア、DNF。第1上マークを2位で向かってきた長橋/田淵は回航直前に沈。トップを快走していた原田/吉田は、最終マークのジャイブでバウが波に突き刺さって沈。順位がめまぐるしく入れ替わる展開となりました。

 そのなかでも、トッピングのトラブルに見舞われながらも走りきった石川/柳川が1-2位で、前田/谷口と同点(12点)2位へ浮上。首位を走る原田/吉田の11点へ迫ります。また、福岡経済大の飯束/大島が、5レースを消化しもっとも悪い成績(DNF)がカットされたため4位にあがってきました。

 女子は、予想通り近藤/田畑と吉迫/大熊の一騎打ちの様相となりました。本調子にはほど遠いという近藤ですが、強風セーリングが身体に染みついています。特にアップウインドの走りは圧倒していて、田畑のクルーワークを補い首位をキープしています。

 吉迫/大熊も負けていません。第5レースでは最終ランでもたついている近藤/田畑をぶっちぎり、今大会初のトップフィニッシュを決めました。近藤/田畑との総合得点は2点差となり、明日からの終盤戦が注目されます。

 2レース目の後半から風はさらに強まり、時折40ノットのガストが入ってレース続行不可能に。沈艇続出の海上はレース艇の墓場と化し、運営艇やサポートボートが救助する一幕もみられました。

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強風レースで実力発揮。石川/柳川。全日本のリベンジなるか。photo by Junichi Hirai

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男子2位につけている前田/谷口。和歌山で働く谷口は毎週末に福岡へ飛んでトレーニングしました。photo by Junichi Hirai

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女子2位へ浮上した吉迫/大熊。マイペースです。photo by Junichi Hirai

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3レースオールトップの須長。通常は三浦海岸で練習しています。RS:X級は男子3名(昨年世界選手権でAランクを獲得した富澤をのぞく)、女子3名がナショナルチームです。photo by Junichi Hirai

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風が吹き上がると無敵。2位に1レグ以上差をつけた富澤。RS:X級男子は3名の韓国選手の不参加で参加艇が減ってしまいました。photo by Junichi Hirai

◎和歌山インターナショナルレガッタ 2日目
470級 参加23艇
1. 原田龍之介/吉田雄悟 4-1-2-4-(5) 11p
2. 前田弘樹/谷口斉謙 (9)-1-6-2-3 12p
3. 石川裕也/柳川祥一 4-(10)-5-1-2 12p
4. 飯束潮吹/大嶋龍介 3-3-(DNF)-6-9 21p Jr.1位
5. 渡辺哲雄/谷川亮介 7-7-(9)-3-4 21p
6. 市野直毅/吉見亮平 (14)-5-11-5-1 22p
7. 長橋誠/田淵靖浩 (13)-4-2-10-6 22Pp
8. 富岡潤貴/内野航太 2-(11)-8-8-8 26p
9. 阿部幸久/本吉夏樹 5-(8)-7-7-7 26p
10. 新郷雅史/古谷信玄 11-6-3-9-(13) 29p

◎470級女子 参加8艇
1. 近藤愛/田畑和歌子 1-1-(3)-1-2 7p
2. 吉迫由香/大熊典子 (4)-2-2-2-1 9p
3. 大曲昭子/土井香奈子  3-3-1-(RET)-RET 16p Jr.1位
4. 平井恵子/栗栖佐和 (7)-5-5-3-3 16p
5. 松下 結/森本起代 2-7-4-(RET)-RET 22p

◎RS:X級男子 参加9艇
1. 富澤慎 1-1-1 3p
2. 谷賢二郎 2-3-2 7p
3. 小川達郎 3-2-3 8p
4. 高橋良典 4-4-DNF 17p

◎RS:X級女子 参加4艇
1. 須長由希 1-1-1 3p
2. 大西富士子 2-2-2 6p
3. 野津千尋 3-3-DNF 11p
4. 高木未散 DNF-DNF-DNF 15p

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posted by BULKHEAD at 19:19| Comment(0) | オリンピック
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