2009年02月15日

【NT】チームジャパン決定

 和歌山インターナショナルレガッタ(SAIL WAKAYAMA)最終日は、北西の中〜軽風で2レースがおこなわれました。470級男子の注目、原田/吉田 vs 石川/柳川は、第7レースで原田/吉田がスタートでリコールするもカットレース5点の利をいかし、第8レースを2位で逃げ切り優勝。石川/柳川は、全日本に続いて悔しい連敗を喫してしまいました。

 本日の原田/吉田は、リコールの次のレースでもラインギリギリのスタートをしたり、それほど有利とはいえない左海面のエッジ近くまで単独で走るなどリスキーなシーンが見られました。現時点ではボートスピードがあるので、多少のミスもカバーできますが、荒削りな部分もあります。彼らの弱点があぶり出されたようなレースでした。

「ほかのチームはあきらかに練習不足です。みんなが練習していない間、自分たちはかなり乗り込んできました。他チームの調整が不十分なだけに、負けるわけにはいかないという気持ちもありました。あれだけ練習したのに負けてしまったら自信なくなります。でも、(大会2日目の)強風レースは練習ではできているのに、できないことがありました。強風が得意なだけに、満足な走りができなかったことに納得いきません。もっともっと強風を乗り込んできます」(吉田)

 原田/吉田は、ナショナルチーム選考レース後すぐに沖縄座間味に飛んで合宿に入る予定です。座間味では強風アップウインド2時間、強風リーチング1時間の“島まわりトレーニング”が日課とか。今春、彼らは欧州遠征(スペイン、フランス、イタリア)に出発する予定です。

 近藤/田畑 vs 吉迫/大熊の一騎打ちとなった470級女子は、両チーム入れ替わりで1位、2位に入り、近藤/田畑がかろうじて逃げ切り。「アップウインドでどれだけ稼げるか」を作戦としていた近藤/田畑は、あぶないながらも1点差でNTトップ通過を果たしました。

「フリーが下手なのはわかっていたから、なるべくクローズで稼いでおこうという作戦でした。よく耐えたと思います。それにしても、クルーをやるとレース中まわりがよく見えます。スキッパーのときは、気になったときにチラリと見る程度でしたが、レース展開や風のシフトもばっちりわかる。逆に情報量が多すぎて判断できなくなることもあります」(田畑)

 12月から本格的にクルーワークをはじめたという田畑と近藤は、今後、しばらく国内で練習を積んでチームワークを向上させ、出場権利を得ているラジアル級女子ワールドに出場後、8月後半の470級ワールドにも出たいという意向です。田畑の高い運動能力が、近藤のセーリングとうまく合致すれば、予想以上の結果がついてくるでしょう。彼女たちの活動に注目です。

 470級男子は、原田/吉田(アビームコンサルティング)をはじめ、石川/柳川(関東自動車工業)、前田/谷口(SPN)、渡辺/谷川(SPN)が2009年度ナショナルチームに入りました。終わってみれば波乱はなし。

 女子は、近藤/田畑(アビームコンサルティング/福岡経済大学)、吉迫/大熊(ベネッセ)、平井/栗栖(日本大)です。日大を今春卒業する平井は、初のナショナルチーム入りですが、五輪活動をしたいもののクルーが定まらないといった状況。早期のチーム固めが求められます。

 また、RS:X級男子は、富沢(関東自動車工業)、谷(セカンドバース甲子園)、小川(旭化成/エアボーン)、高橋良典(関東学院大)。女子は、須長(ミキハウス/TEARS)、大西(TEARS)、高木未散(無所属)がナショナルチームに入りました。

◎和歌山インターナショナルレガッタ 最終日
470級 参加23艇
1. 原田龍之介/吉田雄悟 4-1-2-4-5-1-(OCS)-2 19p
2. 石川裕也/柳川祥一 4-(10)-5-1-2-3-3-5 23p
3. 前田弘樹/谷口斉謙 (9)-1-6-2-3-8-4-4 28p
4. 渡辺哲雄/谷川亮介 7-7-(9)-3-4-2-2-6 31p
5. 阿部幸久/本吉夏樹 5-8-7-7-7-4-(12)-1 39p
6. 富岡潤貴/内野航太 2-(11)-8-8-8-9-1-7 43p Jr.1位
7. 長橋誠/田淵靖浩 (13)-4-2-10-6-6-6-9 43p
8. 飯束潮吹/大嶋龍介 3-3-(DNF)-6-9-14-7-3 45p Jr.2位
9. 市野直毅/吉見亮平 14-5-11-5-1-5-15-(OCS) 56p
10. 新郷雅史/古谷信玄 11-6-3-9-13-(18)-10-10 62p
※Jr.1、2位がジュニアワールド代表

◎470級女子 参加8艇
1. 近藤愛/田畑和歌子 1-1-(3)-1-2-2-1-2 10p
2. 吉迫由香/大熊典子 (4)-2-2-2-1-1-2-1 11p
3. 平井恵子/栗栖佐和 (7)-5-5-3-3-5-3-3 27p
4. 松下 結/森本起代 2-7-4-(RET)-RET-4-5-6 37p Jr.1位
※Jr.1位がジュニアワールド代表

◎RS:X級男子 参加9艇
1. 富澤慎 1-1-1-1-1-1-(2) 6p
2. 谷賢二郎 2-(3)-2-2-2-2-1 11p
3. 小川達郎 3-2-3-(4)-4-3-3 18p
4. 高橋良典 4-4-DNF-3-3-5-5 24p

◎RS:X級女子 参加4艇
1. 須長由希 1-1-1-2-(3)-1-1 7p
2. 大西富士子 (2)-2-2-1-1-3-4 11p
3. 高木未散 (DNF)-DNF-DNF-4-2-2-2 20p
4. 野津千尋 3-3-(DNC)-3-4-4-3 20p

◎スナイプ級 参加10艇
1. 木山典彦/稲田建一(関西大) 0.75-0.75-0.75-(6)-0.75 3p
2. 増川美帆/辻川亮太(関西学院大) 2-(5)-2-2-2 8p
3. 北野庸介/中岡弘章(同志社大) 4-2-3-(5)-4 13p
※上位2チームがジュニアワールド代表

◎OP級 参加30艇
1. 山本一徹 3-2-2-1-(10)-3 11p
2. 吉保優希 8-3-3-(13)-3-1 13p
3. 市川夏未 1-1-7-2-17-(19) 28p
4. 北村勇一朗 4-17-6-(10)-1-7 28p
5. 仁井谷和平 (15)-4-1-8-6-10 29p

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posted by BULKHEAD at 19:38| Comment(0) | オリンピック
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