2009年05月17日

SWING、初の1位奪取!

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アジア初のMedcupトップを獲得した日本の〈SWING〉。photo by Audi Medcup

 スペイン・アリカンテで開催されているMedcup2009。TP52は、ラッセル・クーツ以下、BMWオラクルのニュージーランド軍団の〈ARTEMIS〉が急上昇。同点2位には、ディーン・バーカーの〈EMIRATES TEAM NEW ZEALAND〉。NZL対NZLのアメリカズカップさながらの大接戦となっています。3位には、1点差でテリー・ハッチンソンの〈QUANTUM RACING〉が追う超緊迫の展開です。

 GP42に出場している日本の〈SWING〉は、第5レースを念願の初ファーストホームを決めました。風下ピンエンドからスタートし、左海面のプレッシャーをつかんで風上マークを3位回航。その後、トリッキーな風をうまくとらえてトップ。そのままポジションをキープして1位でフィニッシュしました。しかし、続く第6レースでは、レース中にライフラインがはずれ(パルピットが折れ)、2名が落水するトラブルが発生。チームはすぐさま救助したようですが、第6レースは無念のDNFとなりました。

 アリカンテは17日が最終日。アメリカズカップ以上に白熱するTP52、GP42初参戦となる日本チームの活躍から目が離せません。

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〈ARTEMIS〉photo by Audi Medcup

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〈EMIRATES TEAM NEW ZEALAND〉photo by Audi Medcup

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Report From Alicante
レポート/伊藝徳雄

 初日のレース延期を受け、2日目は3レースを行いました。18ノット前後の風が吹き続けハードなレースになりました。強風でのクルーワークは経験不足が艇速に即座に影響してきてしまい、他艇との差が大きなことに気が付きました。しかし、スタートとアップウインドの走りは悪くはありません。

 3日目。今日も初日のノーレースを取り返すため3レースを消化しました。9ノット前後の風で、2日目のハードコンディション行った3レースがクルーのスキルを上げていました。そつのないアクションとシフトを読み当てたコース取りで、2レース目トップをゲット。

 3レース目も夕方にシフトが左へ変化してゆく傾向を予想して艇団の下からジャストスタート。3分走ったところで予想どうりの左ブレで右艇団に対して大きくゲインしました。

 そのまま一気に差を広げようとしたその時ハイクアウトをした瞬間!! 突然パルピットが折れてバウマン私とマストハンドのシンカイ君がライフラインごと落水!!ライフラインにぶら下がり艇から離れずに済みましたが、残念ながらレースをキャンセルしました。

 調子を上げてきただけに非常に悔やまれるレースになりました。急ピッチで整備をしてきましたが、見落としがあった事は本当に悔やまれます。

 明日はいよい最終日です。次回のマルセイユにつながるいいレースをしたいと思います。
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TP52 Series
Provisional standings after 7 races:
1. Artemis (SWE) 7,2,9,7,2,2,1=30 points
2. Emirates Team New Zealand (NZL) 4,4,6,2,1,3,10=30 points
3. Quantum Racing (USA) 5,1,3,4,5,6,7=31 points
4. Matador (ARG) 2,5,1,8,7,5,5=33 points
5. Bigamist (POR) 3,12,5,5,9,1,4=39 points

GP42 Series
Provisional standings after 6 races:
1. Airis (ITA) 2,3,3,1,2,1=12 points
2. Roma (ITA) 1,1,2,3,5,3=15 points
3. Islas Canarias Puerto Calero (ESP) 3,2,1,2,4,5=17 points
4. Caser-Endesa (ESP) 4,4,4,6,6,2=26 points
5. Turismo Marid (ESP) 6,5,5,4,3,4=27 points
6. Swing(JPN) 5,6,6,5,1,7=30 points

◎Audi MedCup
http://2009.medcup.org/

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posted by BULKHEAD at 07:07| Comment(0) | キールボート
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