2009年09月28日

【Tasar】華やかに閉幕

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最終レーストップは、今年1月よりタイから日本へ戻ってきた田中夫妻。田中ペアは日本選手過去最高順位となるワールド2位(浜名湖大会)の実力チームです。photo by Junichi Hirai

 和歌山で開催されたテーザー級世界選手権。最終日の和歌山マリーナ沖は、さわやかな快晴が広がり、北風のなか予定されていた1レースがおこなわれました。

 最終レースは、総合4位の田中夫妻が上マークをトップ回航し、僅差の上位へ迫ります。しかし、佐藤/村岸、マクフィー/アレバロ(AUS)、さらにすでに優勝を決めているダグラス親子(AUS)も順調に上位へ。田中夫妻は本大会3度目のトップフィニッシュを果たしますが、追撃は及ばず。上位陣に順位の変動はなく、最終レースを終えました。

 ダグラス親子は、2005年オーストラリア・ダーウイン大会に続いて2度目の優勝です。今年の全豪選手権では、本大会5位のシェーン・グゥアナリアに敗れましたが、ミリ単位まで軽量化するストイックなまでの勝負心でワールドへ挑み、見事勝利しました。

 終わってみれば、実に短く感じた世界選手権でした。風に恵まれたこともあり、強風から微風まで全12レースをこなすことができ、選手たちは満足のレガッタとなったことでしょう。

 バルクヘッドマガジンが取材をしていて感じたのは、1999年の浜名湖大会と同じように「あったかい気分」になれたことでした(その気分をしばらく忘れていました)。ヨットレースだから真剣になるのは当然。でも、ハーバーでは、いい感じのゆるいムードが心地よく、ほかのクラスとは微妙に違う温度差を感じました。

 オリンピック種目のように真剣勝負のレースとは対称的に、テーザー級のようにホンワカした世界選手権があってもいい。どちらが上とか下とかではなくて、いろんなセーリングのカタチがあっていいんじゃないかなぁ、と強く感じた次第です。

 さて、次回のテーザー級世界選手権は、2011年9月イギリス大会になります。ふたたび日本で開催されるのは10年後ぐらいでしょうか? テーザー級のようなヨットレースが増えたら、日本のセーリングがもっとたのしくなりそうです。

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表彰パーティのダグラス親子。娘のニコルが父への感謝の気持ちをスピーチ。ふたりは涙を浮かべていました。photo by Junichi Hirai

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オーストラリアチームは全員で替え歌を披露。内容をよく覚えていませんが「それでもテーザー大好き」みたいな替え歌だったような…。photo by Junichi Hirai

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選手だれもが納得の“いい仕事”をした鈴木國央レース委員長。表彰パーティでは、レスラーばりのマイクパフォーマンスで盛り上げました。photo by Junichi Hirai

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さよなら和歌山。photo by Junichi Hirai

◎2009 Tasar World Championship
1. Robert Douglass / Nicole Douglass AUS 4-RDG 1-(8)-5-(7)-1-2-2-1-1-3-2 22p
2. Craig Mcphee / Phillippa Arevalo AUS 2-5-3-3-3-5-(13)-(17)-4-5-4-2-4 37p
3. Hiroaki Sato / Yasuaki Muragishi JPN 5-4-1-1-2-2-10-(OCS 79)-11-(DPI 18)-1-3 40p
4. Ikuya Tanaka / Noriko Tanaka JPN (19)-2-2-(16)-1-9-1-7-2-14-5-1 44p
5. Shane Guanaria / Felix Grech AUS 1-3-(18)-12-(16)-11-8-1-12-6-4-6 64p
6. Mitsuru Komatsu / Kenta Takahashi JPN 6-7-13-10-4-4-11-(14)-4-11-(BFD 79)-14 84p

◎2009 Tasar World Championship
http://www.tasarworlds.sakura.ne.jp/
◎フォトギャラリー
http://www.tasarworlds.sakura.ne.jp/galleries/galleries.html

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posted by BULKHEAD at 15:05| Comment(1) | ディンギー
この記事へのコメント
I Still call Australia Home(Tasar Style)
全歌詞もらってきました、近々ブログにあげます。
Posted by regain at 2009年09月28日 19:31
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