2009年10月12日

【X35】ケット2連覇達成

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緊張の最終レーススタート。風下いちばんから飛び出したのは〈ケットフィーク〉です。photo by Junichi Hirai

 まれにみる大混戦で迎えたX35全日本選手権最終日。葉山沖は朝から風弱く、風向も定まらないため海上待機。もしやこのままノーレースか? と思われるほどの無風状態が続きましたが、午後になってそよそよと入ってきた南風で、制限時間ギリギリの1本勝負がおこなわれました。首位の〈ケットフィーク〉をわずか1点差で追うのは、〈シュビシュバ〉、〈エスプリ〉、〈エスメラルダ〉。この上位4艇よるガチンコ勝負です。

 ピリッと張り詰めた空気のなか、最終レースがスタート。ここで、風下アウターリミットからすばらしい弾丸スタートを切ったのは〈ケットフィーク〉です。風上に位置していた〈エスメラルダ〉は、風下〈ケットフィーク〉の突き上げにより、コース内側寄せのタックを強いられます。

 左海面に向かいたかったという〈エスメラルダ〉を回避した〈ケットフィーク〉は、そのまま有利な左海面へ。風上マークは、スタートのアドバンテージを保守した〈ケットフィーク〉がトップ回航。〈エスメラルダ〉、〈エックス・ユニティ〉、〈シュビシュバ〉、〈エスプリ〉(リコール)、〈ワイレア〉と続きました。

 〈ケットフィーク〉のミスを誘いたい後続艇ですが、フリートから頭を抜けただした同艇は、艇団をカバーしつつ無駄な動きがありません。そして徐々に差を広げてトップフィニッシュ。文句なしの実力で他艇をねじ伏せ、優勝を勝ち取りました。

 〈ケットフィーク〉は、昨年の第1回全日本に続いて2年連続の優勝です。国内では、ゴールデンウィークで関東ミドルボート選手権で優勝したこともあり、相模湾でも一気に知名度をあげました。そして今回の全日本2連覇。チームの豊富な練習量が、結果になってあらわれています。

 軽風戦となったX35全日本。関東初開催となりましたが、僅差の成績からもわかるように、ワンデザインらしい緊迫感がとぎれない最高のヨットレースをみせてくれました。各艇のヘルムスマン、タクティシャンは、大逆転の繰り返しに、胃を締めつけられる思いで戦っていたことでしょう。

 ケットフィークのみなさん、優勝おめでとうございます! バルクヘッドマガジンが取材をして感じたX35全日本の感想などは、また別の機会に書きたいと思います。

◎X35全日本選手権 最終日
1. QUETEFEEK 3-6-1-4-2-1-1 18p
2. ESMERALDA 2-2-3-2-4-5-2 20p
3. CHOVE CHUVA 4-4-4-3-1-2-4 22p
4. ESPRIT 1-3-2-1-5-6-7(OCS) 25p
5. X-UNITY 5-1-6-6-6-4-3 31p
6. WAILEA 6-5-5-5-3-3-5 32p

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チャーター艇、練習不足の問題がありながらも健闘した〈エスメラルダ〉。photo by Junichi Hirai

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関西から遠征してきた〈シュビシュバ〉は総合3位。photo by Junichi Hirai

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初日5位からグングンと調子を上げて勝利を勝ち取った〈ケットフィーク〉。相模湾を代表するチームに成長しました。photo by Junichi Hirai

◎日本X35ワンデザインクラス協会
http://www.x-35.jp/

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posted by BULKHEAD at 19:42| Comment(0) | キールボート
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