2009年10月22日

全日本インカレ・スナイプ

【スナイプ級】
◎出場校(24)
北海道水域:北海道大学
東北水域:東北大学
関東水域:早稲田大学、法政大学、慶應義塾大学、中央大学、日本大学、横浜国立大学、明治大
中部水域:静岡大学、名古屋大学
近畿北陸水域:立命館大学、金沢大学、京都大学
関西水域:関西大学、関西学院大学、甲南大
中国水域:岡山大学、広島大学、鳥取大学(開催枠)
四国水域:香川大学
九州水域:鹿屋体育大学、福岡大学、九州大学

 470級と比較すると、上位チームが拮抗して混戦模様ではある。その中で、今年も本命に推すのは関西大。選手だけで47名、マネージャーを加えると軽く部員60名を超える大所帯に膨れ上がった。そのような中、スナイプ陣は今年もきっちりと優勝を狙えるメンバーを揃えてきた。

 エース木山(4年中村三陽)は、8月にサンディエゴで開催されたスナイプ級ジュニア(U22)世界選手権で準優勝した実力派。加えて、全日本個選2位の相江(4年北条)と前田(3年境)の3艇に、個選11位、女子インカレ3位の西川(4年天王寺)が控える、という他大から見れば贅沢な布陣。昨年は、地元開催でのクラス優勝を意識し過ぎてかたくなったのか、前半の2日間が思わぬ不調で、残りの1日半では追い込みきれずに僅差の3位に終わったが、今年はシリーズ前半からエンジン全開体制で臨んでくるだろう。

 これに次ぐのが、海蔵寺(主将・4年県芦屋)、永井(4年検見川)、秋田(3年立命館)の3艇に、「2年生まではクルー」という部の慣例を破って、曽和(2年中村三陽)のスキッパー起用までありそうな気配の立命館を対抗とする。従来からの豊富なスポーツ推薦枠に加え、このところ強化している付属高校上がりの選手もレギュラー争いに加わり、高校以前からの経験者の層の厚さでは全国一だろう。

 その「層の厚さ」を誇る本命、対抗をまとめて負かす力がありそうなのは、関東を制した早稲田。木内(3年湘南)は、個選優勝と女子インカレ優勝同スコアの2位、古谷(3年福岡第一)も個選5位と関東インカレを両クラスを通じて唯一のオールシングルとまとめるなど、安定した力を持つ。3番艇のルーキー加藤(1年海津明誠)が、関東インカレのように伸び伸びと走れれば優勝争いに割って入ってくるだろう。

 本命にあげた関西大と関西インカレで接戦した関西学院も、インターハイ・チャンプの笠井(2年啓明学院)、個選6位の酒井(4年県芦屋)、ジュニア(U22)世界選手権13位、女子インカレ優勝2回の増川(3年博多女子)の3艇を揃え、今年は上位を争えそうだ。

 昨年のチャンプ、鹿屋体育は層の薄さが気にはなるものの、優勝メンバーの藤谷(主将・4年札幌第一)、3年ぶりに女子インカレ優勝の原田(4年長崎工)、進(2年中村三陽)とスキッパー陣の質は高そうだ。

 法政は、長期休部から復活した野村(2年唐津西)が、関東インカレでは非常によく走り、クルーにストレスを感じながら走った470チーム(4位)より上位となる2位と健闘したが、ちょうど1年前の関東インカレ真っ最中に別のハーバーにいた選手が「エース」では、胆力を問われる全日本の優勝争いには、まさか絡めまい。

 一方、一昨年の予選落ちから昨年の6位入賞、さらに今年は春の関東インカレで優勝も果たした慶応義塾。今年は部員も30名を超える規模までに増え、夏は個選に4艇を出場させるなど、大いに期待をしていたのだが、個選本番以降、残念ながら春からの進歩が感じられず、ついに関東インカレでは、前述した法政にも破れて3位に後退。何か問題があっての失速か? 以上の理由で両方とも無印。

 昨年2位の福岡大は、残ったレギュラースキッパーの川原(4年福大大濠)と古賀(3年長崎総科大付)の2名を470にコンバートした結果、九州インカレでは部員12名の鹿屋体育にスナイプの失点が響き総合までも敗れた。「虻蜂取らず」の状態に陥ったか?

 日大は関東インカレで一時は予選落ちか? と思わせる絶不調で5位とまったく振るわず、昨年に続き今年も苦しい戦いを強いられそう。そうは言っても、率いる堀川、渡辺両監督の采配で、本番で何処まで立て直してくるかには注目してみたい。

 あと、470級の9校を上回る、13校と過半数を占める国立大勢。特に「旧七帝大」のうち、北海道、東北、名古屋、京都、九州と、今年は5校がズラリと揃った。逆に東大と阪大の予選落ちが惜しまれる。(文・外道無量院)

◎・・・・・・・・関西大
〇・・・・・・・・立命館
▲・・・・・・・・早稲田
△・・・・・・・・関西学院
△・・・・・・・・鹿屋体育
注目・・・・・・・福岡大・日本大・旧帝大勢

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posted by BULKHEAD at 07:31| Comment(0) | インカレ
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