2009年11月20日

肌寒い博多湾、風吹かず

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黄色いビブが前日トップの原田/吉田。赤が前日3位の長橋/田淵。フィニッシュ手前でタッキングマッチが繰り広げられました。photo by Junichi Hirai

 福岡小戸で開催されている470全日本2日目。博多湾は朝から風弱く、肌寒い曇り空。レースは、南東の風4ノットでなんとかスタートしましたが、徐々に風はなくなり第2上マークで短縮となりました。

 スタートは下有利です。さらに左海面のブローをつかみに、トップ艇団は左、左へと展開していきます。このなかで飛び出したのは前日首位の原田/吉田で、風下2、3番手からスタートして即タック。風上位置でフリートをリードしながら上マークを回航します。あとに続いたのは、長橋/田淵、市野/吉見、そして高校生2年(福岡第一高)ながら大健闘している山口/磯崎が続きます。

 風下マークをまわるころに風はさらに弱まり、トップ艇団は左海面へ寄せながら神経戦を繰り広げます。後続との差を広げて風下マークをまわった原田/吉田は、このまま余裕のフィニッシュかと思いきや、フィニッシュ直前で長橋/田淵が猛烈に追い上げ、タッキングマッチの攻防となりました。1度のタックのミスで勝敗がわかれる緊張の場面ですが、両艇ともゆずらず。スターボードサイドに位置した長橋/田淵が有利ポジションに見えましたが、ギリギリの鼻差でフィニッシュラインを切ったのは原田/吉田でした。彼らは昨日に続いて2連続トップフィニッシュです。

 その後、海上で2時間半ほど風待ちしましたが、いっこうに風は吹く気配なく、ハーバーバックとなりました。大会2日目が終わって、まだ2レースしか消化できていないため、明日21日も予選日となります(予選は3レースで成立)。

 上位チームの成績は下記の通りです。まだ2レースしか終わっていませんが若手チームが健闘しています。高校生の山口/磯崎をはじめ、インカレを終えたばかりの関西学院大の市野と福岡経済大OBの吉見、そして山口県の阿部と組むのは、先の全日本インカレで優勝した早稲田大3年の古谷です。彼はインカレではスナイプ級のスキッパーで活躍しましたが、福岡第一高時代は420級のクルーとして、アジア大会銀メダルを獲得した経歴があります。スキッパーもクルーもこなす期待のマルチセーラーです。

 さあ、大会の進行は遅れていますが、明日より中盤戦です。上位にいないナショナルチームもこのままでは終わらないでしょう。おもしろくなってきました。

◎470全日本選手権 2日目成績
1. 原田/吉田(アビームコンサルティング)1-1 2p
2. 長橋/田淵(アルファウェーブ)3-2 5p
3. 山口/磯崎(福岡第一高)5-3 8p
4. 石川/柳川(関東自動車工業)4-5p
5. 市野/吉見(関西学院大)10-4 14P
6. 阿部/古谷(山口県セーリング連盟/早稲田大)9-8 17P

◎470全日本選手権速報 ※暫定成績になります。
http://www.fsaf.net/updata/470/zantei.pdf
◎エントリーリスト、レース公示、確定成績など
http://www.fsaf.net/modules/news/article.php?storyid=56

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posted by BULKHEAD at 19:43| Comment(0) | オリンピック
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