2010年04月26日

葉山テーザースプリング

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09テーザーワールドの余熱いまださめず。
スプリングレガッタ、佐藤/村岸勝利!

レポート/日本テーザー協会

 4月24日〜25日。日本列島を冬に逆戻りさせた寒気がシベリアへ後退し、「2010年テーザー級スプリングレガッタ」が新緑の葉山で開催されました。昨年、国内3回目となるワールドが和歌山で開催されたテーザークラス。ワールド国内開催の翌年は、盛り上がりに欠けるというジンクスを吹き飛ばす、29艇がエントリー。関西方面を初め各地から15艇がカートップで、指定管理者がリビエラリゾートに代わって、雰囲気がぐっと明るくなった葉山港に集結しました。

 初日は波乱の展開となりました。亀山/井上(稲毛)が振れまわる北風を制し、第1レースをトップでフィニッシュしたものの、続く第2レースで20位と後退。昨年のワールド3位の佐藤/村岸(江ノ島)は、第1上マークを3位で回航するも、オンザウォータージャッジにより42条違反を取られた上に、下マーク付近に投入された魚網の影響による修羅場で14位と、彼らにしては大たたき。しかしながら、続く第2レースを2位に収め、総合5位とトップを狙える位置につけます。総合4位には、“史上唯一の女性ヘルム全日本チャンプ”の軽部夫妻(稲毛)。3位には今年の全日本開催地である浜名湖から遠征してきた石塚/白岩(浜名湖)。昨年ワールドのBBQパーティーで司会を担当し、大いに盛り上げた山村/池田(稲毛)が2位に。

 初日の2レースを終えてトップに立ったのは、レセプションで婚約を発表した久礼/奥村(葉山)。「ボートから、ハートがふわふわ浮いてた」とか、「いつもより、いちオクターブ声が高い」と冷やかされながらも、リクエストに答えて、日本酒を一気飲み。美酒に酔っていました。

 2日目は、微風の北風で1レース、次第に強くなる南風の中3レースおこなわれました。最終レースは10m/sを超える強風コンディション。この日、最終レースの上マークで沈と痛恨の大叩きを喫したのは、昨日3位の石塚/白岩(浜名湖)。第5レースもOCSで、総合9位へと大きく後退しました。クルーを近い将来の奥様からクラブの先輩にスイッチした“今日も美酒に酔いたい”久礼/小林(葉山)も、風が上がるに従い上位に食い込むものの、ペアに愛がないせいか総合4位に後退。愛の力は、第4レースでトップフィニッシュを決めるほか、奥様にお願いしてヘルムを取ってもらった軽部夫妻(稲毛)が発揮し、3位に浮上しました。

 昨日2位の山村/池田は、「調子がいい時には気持ちよく走れるんですが、失敗したりすると雰囲気悪く、今日はケンカしちゃいました」と言いつつも総合2位をキープ。そして、総合優勝は、生まれて初めて“腹筋が痙攣”しちゃいながらも、2日目を1-2-1-3と全レーストップに絡んだ佐藤/村岸(江ノ島)が獲得しました。

 オリンピッククラスでも、国体クラスでもないテーザー級。にもかかわらず、カートップで移動できるメリットが生かされ、各地のレガッタには多くの艇が参加します。インターナショナルジュリーの招聘や、オンザウォータージャッジを積極的に採用するなど、ワールドを視野に入れた“きっちりとしたレース運営”も特徴のひとつです。一方で、トップセーラーからファミリーセーラーまで網羅する、レベルの幅広さは、あらゆるレベルのペアにライバルが存在する懐の広さを生み、そして笑いの絶えない雰囲気は、オン・オフどちらも存分に楽しめます。

 日本テーザー協会では、毎年恒例のレガッタに加え、来年のワールド(イギリス開催)での日本人チーム上位入賞(いや、日本人初ワールドチャンプ!)を目指し、各地での練習会や講習会も計画中。ディーラーのパフォーマンスセイルクラフトジャパンでは、昨年のワールドのみに使用したボート(セールはブランニュー)を安価で販売中と、テーザーへ参入するには、絶好のタイミングです。

◎日本テーザー協会
http://tasarjapan.org/

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posted by BULKHEAD at 16:58| ディンギー