2010年04月28日

日本470ジャンプアップ

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軽風のイエール。大会3日目を終えた時点で近藤/田畑(写真右)が首位に立ちました。photo by Effets mer - guillaume durand

軽風の中、470級男女が上位に浮上!
女子・近藤組 総合トップ、吉迫組 7位。男子・原田組 7位に。

レポート/中村健次(JSAFオリンピック特別委員会

 大会3日目。「よい風の中、数多くのレースを」の願いも届かず、相変わらず高気圧どっぷりで無風。そうした中、軽風レースが何とか行われました。470級はすべてのグループで1レースだけが行われました。

 いつものイエールとは違い、昨日同様風に恵まれず、運営側も胃の痛む思いで1日を過ごしたのではないでしょうか。470級女子の近藤/田畑と吉迫/大熊がそれぞれ1位、3位フィニッシュを果たし、総合1位と7位に浮上しました。男子の原田/吉田も5位フィニッシュで7位に上がりました。

 470級男子は3日で3レースしか実施できていないので、決勝日の明日を使って予選を消化するしかありません。470級女子は予選がないので、そのままフリートレースを行います。レーザー級は本日で4レースが消化できたので明日から決勝レースとなります。

 今回のように、微軽風のレースで外から見ていた者がつべこべ言うつもりはありませんが、いつもレポートしているように、微軽風では風の中に早く入り、より長くブローの中を走ることが前を走る重要なポイントです。ただ、言うのは簡単です。見えていたブローが途中で消えてしまうこともあります、そうした不確定な条件の中で選手は、コースをプランニングし、選択しなければなりません。

 コーチは結果論でレース後に選手と話をします。選手を信じ、悩み考える選手への的確なワンポイントアドバイスができたらといつも思います。ある選手はレースのプランニングができていて、特段こちらから言うこともない選手もいます。その一方、中には、どうしてよいか分からなくなる選手もいます。

 私がそこでアドバイスすることは、たとえば「微軽風では風優先、風が強くなるにつれ、ヘディング優先」などの話をします。セオリーです。ただ、机上での話ではなかなか身になりません。どれだけ実践を積めるかです。「強い相手と数多く戦うこと」。そして執念を持って「貪欲に学ぶこと」。世界で戦うための鍵です。今回の大会でもひとつひとつのレースが糧となり、次へのステップになる経験をして欲しいと思います。

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第1下マーク回航。吉迫/大熊4位、近藤/田畑5位でまわりました。ここから近藤/田畑はトップへ。photo by Kenji Nakamura

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松永/今村のフィニッシュ。本大会には、8月メルゲス24ワールドでも戦うことになるだろうガブリオ(ITA)も復活出場しています。photo by Kenji Nakamura

◎3日目終了時 チームジャパン成績
※レーザー級は3番目のブルーグループの4レース目がキャンセルになりましたので結果がまだ出ていません。
470級男子(90艇)
  7位 原田/吉田 3-26-5
  27位 松永/今村 2-41-10
  31位 市野/吉見 28-8-21
470級女子(44艇)
  1位 近藤/田畑 4-1
  7位 吉迫/大熊 16-3
レーザー級(141艇)
  79位 ホール イアン 35-25-18
  138位 安田真之助 39-46-43

◎42nd Semaine Olympique Française
http://sof.ffvoile.net/

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posted by BULKHEAD at 14:43| オリンピック