2010年08月31日

RS:Xワールド須長好発進

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フィニッシュへ向かう須長。この風速のスピードは男子顔負けです

女子・須長、総合12位につける

レポート・写真/宮野 幹弘、関 一人
JSAFオリンピック特別委員会

 デンマークRS:X級世界選手権2日目。男子2レース、女子3レースが行なわれました。女子は昨日レースができなかったため、本日が初日となります。

 朝、ハーバーに向かう際、レース海面を見ながら移動するのですが白波が立っており、昨日とうって変わって強風域でのコンディション。気合いが入ります。

 12〜16ノットの風のなか、女子が出艇。昨日中止になってしまったのでレースが待ちきれなかったのでしょうか、みな、われこそはと出艇していきます。女子も2グループに分かれてのレースとなりますが、日本チームは2チームともブルーグループ(後組)へ割り振られました。

 今日は岬の先端からまわり込んでくる風です。こういった場合はワンサイドが有利になることが多く、風の傾向も決まりやすいのでコースプランは比較的立てやすいのですが、さりとて、ボートスピードが速いこととリフトを走ることが絶対条件となります。今日も全員左サイドでの展開。ファーストタックの場所で勝敗が決まる展開でした。

 そんな中、須長が爆発的な走りで3レースとも10位以内にまとめる会心のレースを見せました。得意な風ということもありますが、レースプランに自信が持てれば「戦える」と分かったことが大きいと思います。7-10-8で初日総合12位につけました。

 引き続きおこなわれた男子は、昨日2レース消化しているので緊張感も女子ほどではありません。女子のレースより若干風が上がり、16〜20ノットの風。風が上がるとスピードの速さが圧倒的な差となり、ボートスピードが速いRS:X級はトップと10位前後の選手とで1マークの差がついてしまいます。

 男子ブルーグループで2レース共トップのイスラエルは、断トツのスピード。スタートで遅れても2タックしてフレッシュウインドを掴むと全員の前に出てしまい、他のトップ選手達も後ろについていく程スピード差があったのは印象的でした。

 女子トップの中国もプレアジア大会で優勝した選手で強風では、断トツのスピードです。独特のパワフルセーリングで2位の選手を半マーク以上突き放す素晴らしい走りでした。一方、わがチームジャパン、海面の感じはつかめてきたようです。先は長いです。それぞれの目標に向かってがんばるのみです。

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須長由季。7位でフィニッシュ後の写真。写真の通りの明るい性格でみなを和ませてくれます。強風の走りはピカイチ。今日も爆発的な走りを見せてくれました

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小菅寧子。北京オリンピック代表。2回目のオリンピックを目指しています。軽風では素晴らしいスピード、上り角度で他の選手を圧倒します。今日は苦手な風でしたが、明日からの巻き返しに期待です

◎RS:X級世界選手権 成績
男子 41ヶ国 113艇
22位 富澤 慎 12-13-12-20
85位 高橋 良典 37-41-44-40

女子 28ヵ国 66艇
12位 須長 由季 7-10-8
44位 小菅 寧子 23-21-21

◎2010 RS:X World Championships
http://worldwindsurfingchampionships2010.rsxclass.com/


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posted by BULKHEAD at 22:36| オリンピック