2010年09月21日

最高!逗子レガッタ2010

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相模湾の名物レガッタになるでしょうか? 来年も期待される逗子レガッタです。photo by Kiwamu Takahashi

 9月18〜20日に開催された逗子レガッタ2010は、IRCクラスに15艇、Platu25ワンデザインクラスに5艇、相模湾、東京湾の強豪チーム20艇がエントリーしました(レポート/逗子レガッタ事務局 松石万希子)。

 シリーズを通して軽風が予想され、順調にレースができるか心配はあったものの、結果的には風に恵まれ、予定通りのインショア5レース、ショートディスタンス1レース、計6レースを消化しました。軽風シリーズとなりましたが、3日間を通し、白熱したレースが展開されました。

 ビッグボートのIRC-Aクラスは、圧倒的な強さで、昨年に続き〈カラス〉(KING40)が優勝。全レースを1位でまとめ、その全レースともファーストホームという完全試合で、2位以下を大きく引き離しました。

 その〈カラス〉に対し、どこまで一矢報いるかという気持ちで臨んでいたであろう残り4艇(エントリー6艇のうち1艇はDNC)は、誰が2位になってもおかしくない状態で、レース毎に順位が入れ替わり、最後まで目が離せない状態でした。

 最終日の2レースで、〈パピヨン〉(GS42R)、〈コンステレーション〉(N/M39)がそれぞれリコールし、順位を落としてしまいました。その結果、ジャパンカップ帰りの〈光風〉(FIRST40)が2位、変動の少なかった〈マウピティ〉(COOKSON12)が3位となりました。

 ミドルボートのIRC-Bクラスは激戦区となりました。日頃から積極的な活動を続ける〈ケットフィーク〉(X35OD)、昨年新艇を進水させ、いよいよ調整も終わり本領を発揮してきた〈ノープロブレム〉(A35)、パールレース連覇などロングレースでは特に安定している〈ガイア〉(SYDNEY36CR)、35年の歴史を持つ名門〈ジュルビアン〉(DUFOUR334T)、この4艇の戦いとなりました。

 この激戦区を制したのは、イタリア遠征を終え、来月のX35全日本3連覇を目指す〈ケットフィーク〉でした。2日目のショートディスタンスにおいては、約5時間のレースで、〈ケットフィーク〉、〈ノープロブレム〉、〈ガイア〉の3艇の修正時間差が30秒以内。さらには〈ノープロブレム〉と〈ガイア〉はわずか4秒差という、激しい戦いとなりました。

 2日目を終わった時点のIRC総合成績でも、〈カラス〉に続き、2位から4位までをこの3艇が占めており、このクラスのレベルの高さと強さを見せつける結果となりました。

 スポーツボートのIRC-Cクラスは、DLR120以下のスポーツボートが集結しました。多様化しているキールボートでは、同じ性質を持つ艇同士が直接競う機会が少ないのが現状で、逗子レガッタでは、選手の要望に応え、昨年からスポーツボートクラスを設置しました。このクラスを制したのは、〈シンデレラエクスプレス〉(FARR30)。全レースともオーナーヘルムでの優勝です。

 Platu25クラスを制したのは、〈コンコード〉。1レース目はハリヤードトラブルがあって順位を落としたようですが、2レース目以降は全て1位で、2位以下を大きく引き離しての優勝となりました。

 全艇一斉スタートということで、IRCの大型艇と一緒に帆走り始めることはなかなか大変だったようですが、日頃Platu25クラスが行わないディスタンスレースなどもあり、シリーズレースならではのレースを楽しんでいたようでした。

 IRC全艇による総合成績は、1位〈カラス〉、2位〈ケットフィーク〉、3位〈シンデレラエクスプレス〉と、各クラスの1位が総合の3位までを占める結果となりました。

 総合成績は、ビッグボート、ミドルボート、スポーツボートを問わずに順位が出るため、性質の違う艇同士の中で、各艇がどこに位置するのかを把握でき、見ている側も含め楽しむことができる成績だと思います。

 逗子レガッタでは、レース期間中毎晩パーティーが行われます。特にドレスコードもある表彰式は、勝者を称えるパーティーとして盛大に行われました。

 来年の逗子レガッタも、9月の3連休を使い開催予定です。相模湾、東京湾に限らず、多くの水域の方に参加して頂きたいと思っています。

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パーティは毎日。最終日の表彰パーティは、ホストの逗子マリーナヨットクラブらしく最高潮に盛り上がりました。photo by Kiwamu Takahashi

◎逗子レガッタ2010
http://zushiregatta.typepad.jp/blog/

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posted by BULKHEAD at 21:45| キールボート