2010年09月26日

イタリア制覇M32ワールド

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世界のスター選手が集まったメルゲス32世界選手権。photo by JOY / International Melges 32 Class Association

 米・サンフランシスコで26日までメルゲス32世界選手権が開催されました。全10レースがおこなわれ、ワンデザインらしい拮抗したレースながらも、前半は強風戦となりチームの実力が問われる内容となりました。

 優勝は、8月にエストニアで開催されたメルゲス24世界選手権で優勝した〈UKA UKA RACING〉のメンバーが乗り込む〈B-lin Sailing〉(イタリア)が、ジョナサン・マッキーがタクティシャンをつとめた〈Full Throttle〉(アメリカ)を退けて優勝を飾りました。日本から出場の3チームは、〈夜叉侍〉が10位、〈ブロス〉23位、〈スレッド〉32位という結果でした。

 〈夜叉侍〉は、スワン45ワンデザインの地中海サーキットで活動していましたが、今年1月のキーウエストレースウィークからメルゲス32クラスへ移行。アメリカ国内の主要レガッタにいくつか出場し、ワールドに向けてトレーニングを積んできました。今夏には国内練習用にメルゲス24を用意し、また8月後半からは石田ヘルムスマン単独で渡米し、ワールドに向けた練習をおこなってきました。

 今回のメンバーは、日本キールボートチームになじみ深いトニー・レイがコーディネイトし、日本選手は石田オーナー/ヘルムスマンひとりです。アメリカ国内大会で出場していたこれまでの成績と比べると、並みいるライバル艇のなかで健闘したといえるのではないでしょうか。

 メルゲス32は、ワンデザインクラスでありながらも、FARR40の流れを受け継いで、オーナー(アマチュア)ドライブ、プロ規定などの「良いあんばいの足かせ」があり、今の時代にマッチしているように思えます。昨年の欧州ワールドの成功に続いて、しばらくメルゲス24と一緒にワンデザインクラスの本命として活躍しそうです。

◎2010 Melges 32 World Championship
1. Luca Lalli/Lorenzo Bressani, B-lin Sailing 48p
2. John Porter/Jonathan McKee, Full Throttle 59p
3. Jeff Ecklund/Harry Melges III, STAR 63p
4. Andy Lovell/Johnny Lovell, Rougarou 68p
5. Steve Howe/Morgan Larson, Warpath 77p
6. Alex Jackson/Rob Greenhalgh, Leenabarca 81p
7. Doug Douglas/Russell Coutts, Goombay Smash 87p
8. Joe Woods/Paul Goodison, Red 88p
9. Pieter Taselaar/Jeremy Wilmot, Bliksem 97p
10. Yukihiro Ishida/Tony Rey, Yasha Samurai 99p

2010 Melges 32 World Championship


上マーク直後、〈RED〉のブローチングと激突。こうなったらコントロール不可能ですね

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posted by BULKHEAD at 23:28| キールボート