2010年11月20日

近藤/田畑、金メダル!

アジア大会、470女子 近藤・田畑組 金メダル確定

 レイデーを終えた本日19日(大会5日目)は終日風弱く、選手の精神的な疲れを招く、なんとも辛い1日でした。風速は5ノット程度、風向は今までにないほど振れまわり、風軸を何度でレースの組み立てするか? 予想外のシフトでコース選択が非常にむずかしい1日となりました。

 そんな中、3レースを残し圧倒的な点差で優勝を確定した470級女子(近藤・田畑組)は終始冷静。どんな風でもミスをしないパーフェクトなレースを見せてくれました。世界レベルコンビの貫録です。470級男子(原田・吉田組)も残り3レースの内、2レース出て9点に抑えれば金メダルです。ついに王手です。

 昨日まで首位をキープしていたレーザーラジアル(永井)は1レース目、途中まで上位を走っていましたが、大きな風のシフトに気づかず、順位を大きく落としてしまいました。中村監督は「海外遠征中によくレポートにも記すが〈ヨットの原理・原則〉が守られなかったということだ。これ以上ないだろうという決めつけによる情報不足でしかない」と指摘しました。+プレッシャーでの判断不足もあるかもしれません。しかし2位に後退したといっても1位とは1点差です。明日次第でメダルの色が決まります。

 420級(山口・磯崎組)も9レース目に3位をとるなど、まだまだメダルへの執念を持っています。2位まで6点差まで追い上げています。明日がんばればメダルも夢ではありません。

 マッチレース(坂本チーム)は単純ミスもあり、軽風の中、苦戦しましたが4位で準決勝進出です。準決勝の相手は韓国です。メダルへの正念場です。

 RS:X級(富澤)は今日の1レースを2位でフィニッシュしました。残念ながら金メダルには届きませんが、銀メダルに向けた最後の踏ん張りを見せて欲しいところです。

 アジア大会はオリンピックに次ぐ規模の大きなスポーツの祭典です。当然プレッシャーもあると思います。それをはね退けるアスリートが表彰台に立てる権利を持つことができます。「自分に勝つ事」が勝利への道です。

 選手皆、最後まで勝つ意欲を持ってレースに臨みます。応援よろしくお願いいたします。

◎アジア大会5日目までの成績
1位 470級男子 原田・吉田組 1-1-2-3-1-1-1-3-1(7カ国)
1位 470級女子 近藤・田畑組 1-1-1-1-2-1-1-1-1(3カ国)
2位 RS:X級 富澤 3-1-3-5-1-4-5-5-2(10カ国)
2位 レーザーラジアル級 永井 5-5-1-1-4-2-7-2-6-2(13カ国)
5位 420級男子 山口・磯崎組 5-5-6-6-8-1-1-6-3(8カ国)
5位 OP級男子 岡田 6-3-4-3-4-6-2-5-7-未決(11カ国)
5位 OP級女子 深沢 5-5-5-6-OCS-4-7-6-4-未決(9カ国)
マッチレース 坂本組 予選R1&2 8勝5敗(8カ国) 準決勝進出

◎選手のコメント
岡田(OP男子)
 中国はロッキングがすごいです。シンガポールがプロテストを出していますけど、ジュリーが取ってくれません。
深沢(OP女子)
 中国の女子もロッキングです。でも、プロテストは聞いてもらえなかったようです。

永井(レーザーラジアル)
 首の皮一枚でつながっています。監督から明日へのハッパをかけられています。

近藤(470女子)
 今日もしっかり押さえて走りました。潮が強いので、マークアプローチとか潮の強い海面での注意点をしっかり練習しています。
田畑(470女子)
 中国はシンガポールを押える作戦に変わりました。今日はスタートでシンガポールが出遅れ、中国はシンガポールをカバーしてタック、その2艇を私達がしっかり押さえる場所でタックの展開になりました。

原田(470男子)
 軽風でトップでフィニッシュ。中国は崩れてくれましたから、かなり楽になりました。
吉田(470男子)
 明日2本がんばれば、最終レース前に優勝が決まります。

富沢(RS:X)
 もう金には届きませんが、2位から4位が接戦なのでがんばって銀に残ります。

山口(420)
 ハーバーに戻ったらプロテストだ! と思っていたら、ドーピング検査対象者になっていてびっくりでした。でも、全部クリアして、タイへのプロテストも相手が失格になりました。
磯崎(420)
 プロテストの審問なのに山口がドーピング検査で、ちょっとびっくりしました。でも、いろいろと間に合ってよかったです

和田(マッチレースクルー)
 シンガポールがブラック旗ルールで失格になったので、順位が決まり、予選ラウンドが終了しました。明日は準決勝で韓国と当たるので、自分たちのレースをするだけです。

◎アジア大会公式
http://www.gz2010.cn/en/
◎OP級応援ホームページ
http://japan-opti.com/2010asiangames/index.html

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posted by BULKHEAD at 00:21| ディンギー