2010年11月21日

西宮軽風、470全日本初日

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初日トップに立った出道/幸野。出道は2008年度スナイプ全日本で優勝しています

 初日が終了してトップに立ったのは出道/幸野(柳ケ崎SC/同志社大)でした。非常に軽いコンディションの中、不安定なシフトを確実に掴んだうえでいくつかの幸運を味方につけたチームが上位を占めたようです(レポート・写真/全日本470実行委員会)。

 第1レースは70度の陸風で2m前後。上よりに集まった艇団のなかから市野/吉見(Cest la vie)が即タックで右へ抜け、上位艇団を引っ張ります。一方、数艇がリコールしたうちの一艇だった松永/今村(ThreeBond)は速やかに解消したものの、いきなり苦しい展開を強いられました。

 1上マークを先頭で回航したのは清水/宮沢(愛知工業大)。サイドマークでは村濱/板倉(グローバルコム)がトップに立ちますが、上位艇団が大きくラフィングしたコースを引いたこともあり、下マークでは長橋/田淵(アルファウェーブ)がテールトゥノーズにまで迫り、後続との差も縮まってきました。

 結局、フィニッシュラインを先頭で通過したのは後続を大きく引き離した長橋/田淵でした。2位にはジャンプアップしてきた出道/幸野(柳ケ崎SC/同志社大)、3位には野田/出射(柳ケ崎SC)と琵琶湖勢、村濱/板倉は4位に後退し、続いてはベテランの奈良/伊勢木(大塚倉庫/関西大)が入りました。スタートで出遅れた松永/今村は石川/柳川(関東自動車工業)に次いでの11位と大きく挽回しています。

 中位集団のフィニッシュあたりから風が落ち、レース艇はいったんハーバーバック。第2レースは午後から吹き出した弱い海風の中で行われました。下から出て左に伸ばしたい艇が多いようで、ゼネラルリコールを3回続けたあと黒色旗を掲揚した4回目にようやくスタートしました。

 フリートを大きく引き離して松永/今村が先頭を走り、この風域で好調の出道/幸野が続く展開。第1レースでは苦笑いでフィニッシュラインを通過した飯束/古谷(日本経済大/早稲田大)がそれに続きます。

 風はさらに弱く2mを切る程度。コースは2上マークで短縮となりました。松永/今村がそのままリードを保ちトップフィニッシュ。2位の出道/幸野、3位の奈良/伊勢木はこの風域での安定感を見せつけています。

 明日も晴れ、気温はさらに上がって19度の予報です。「六甲おろし」の強風は当分期待できそうにない中、せめてシーブリーズがもう少し吹き出してくれるとよいのですが。明日も9時25分予告信号予定です。

◎470全日本 初日成績
1 出道/幸野 2-2
2 奈良/伊勢木 5-3
3 松永/今村 11-1
4 市野/吉見 7-5
5 渡辺/八山 6-6
6 長橋/田淵 1-12
7 村濱/板倉 4-10
8 石川/柳川 10-8
9 吉迫/大熊 15-9
10 笠井/俣江 9-17

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風が弱くタフな戦いとなった470全日本初日。写真中央は初日2位につけたベテラン奈良選手です

◎全日本470選手権
http://www.jsaf.or.jp/hyogo/470nationals2010/

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posted by BULKHEAD at 00:22| オリンピック