2010年11月22日

2011年12月再びパースへ

 11月21日。オーストラリア・パースインターナショナル最終日は、朝から不安定な天気です。雲で覆われた空の向こうには、スコールのような雨が降っているのがわかるほど。雨が降り、風が通り過ぎると、雲の間から晴れ間が見える、というようにめまぐるしく天気が変わりました。

 ロイヤルパースヨットクラブの岸壁に近い場所で予定されていたメダルレース(49er級、RS:X級、470級)は、風のコンディションに合わせて不規則におこなわれました。49er級はオーストラリア、RS:X級男子はオランダ、女子はスペイン、470級男子はイスラエル、女子はスウェーデンが優勝です。

 このなかで見ごたえがあったのが470級女子。午前中にゴールドフリートを1レースだけおこない、スウェーデンがトップフィニッシュで3位から2位にアップ。夕方におこなわれたメダルレースでは、トリッキーな軽風のなかで黄色のビブスを着たニュージーランドを尻目にトップを快走。3位から1位まで逆転優勝を飾りました。このトントン拍子に進んだ逆転ドラマに、選手もコーチも大喜びです。五輪でメダルを獲得したかのように抱き合い、海に飛び込み、よろこびをアピールしていました。

 470女子のメダルレースを取材中、ふと「このフリートのなかに日本女子が入ったらどんな戦いをするだろうか」と想像してみました。アジア大会で金メダルを獲得した近藤/田畑や吉迫/大熊の走りは、決して負けていないと確信します。

 世界の選手は、2011年から本格的にオリンピックに向かって動き出します。このパースインターナショナルレガッタには、日本選手の出場はわずかでしたが、大会を注目していた選手は多いでしょう。もし、五輪を目標に掲げているなら、この大会に出場した顔ぶれがロンドンで対決することになるからです。

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 パースインターナショナルレガッタ6日間の取材レポートはこれで終わります。大会を取材して、いろいろ考えさせられたこともありますが、その話はまたのちほど。ただいま深夜2時、パース国際空港の4番ゲート前です。機内では邪魔されることなくゆっくり寝られますように。

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大逆転で優勝した470女子のERICSO / GABRIELSSON(SWE)。photo by Junichi Hirai

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よろこんで海へダイブ。photo by Junichi Hirai

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470男子はイスラエルのKLIGER/ SELAが優勝しました。photo by Junichi HIrai

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軽風で戦われたRS:X女子メダルレース。フィニッシュ直後は酸欠で倒れそうなほどハードなコンディションでした。photo by Junichi Hirai

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49erチームとフリーマントル在住のバルクヘッドマガジン読者であり、町を案内してくれ、さらに49erのパッキング手伝いまでしてくれた砂山さん(写真中央)。フリーマントルセーリングクラブでレーザーラジアルに乗っているナイスガイです。清風中学ヨット部時代は松永選手、坂本選手の後輩だったとか。来年もよろしく! photo by Junichi Hirai

◎Perth International Regatta
http://www.perth2011.com/

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posted by BULKHEAD at 02:29| オリンピック