2010年11月22日

軽風激戦、西宮470選手権

10.11.23_02.jpg
学生ながらも総合7位につけて健闘している土居/大嶋(日本経済大)

 市野/吉見の逃げ切りなるか、それとも松永/今村、長橋/田淵の逆転があるか。トップ3がしのぎを削りながら最終日に突入します(レポート・写真/全日本470実行委員会)。

 すでにお伝えしているように、午前中に中風域で2レースを実施し、軽〜微風で第7レースと第8レースを実施しました。

 比較的風に恵まれた前半の3レースでは、市野/吉見が失点12、松永/今村が失点14、長橋/田淵が失点16と他を圧倒する力を見せつけながら、かつ、その中でも市野艇が少しずつポイント差を広げていきました。

 そして雨の中弱まりつつある風のなかで行われた第8レース、この3艇が今シリーズ初めてと言って良いほどのスコアをそれぞれ叩いてしまいます。松永艇は 11、長橋艇は12という失点をシリーズ前半ですでに抱えており、これをカットレースにするつもりだったはず。しかしこのレースで両艇とも新たなカットレースを作ってしまい、トータルとして市野艇に差を広げられることになりました。これまでオールシングルでまとめてきた市野艇の安定感がここで効いています。虎視眈々と上位のスキを窺っていた渡辺/八山も同じくカットレースを作ってしまいました。

 女子タイトルの争いは吉迫/大熊が村濱/板倉を逆転し、23点の差をつけました。しかしそれぞれカットしたい点数をいくつか持っていますので、明日3レースが実施されることを考えればセーフティとは言えないリードです。

 決勝ゴールドグループはトップ艇から最下位艇のフィニッシュまで5分ほどしかかかっていません。今日の4レースをオールシングルでまとめた艇はありませんでした。ひとつのブローを獲るか獲り損ねるかで大きく順位が変わります。本当に熾烈な戦いになっています。

 最終日の予定は3レース、第9レースの予告信号は9時25分。帆走指示書では「13時31分以降の予告信号は発せられない」ことが明記されています。天気は晴れ、低気圧が通過したあとの北風が強く吹き込むと予測されます。最終日は全日本チャンピオンを決めるにふさわしい海況になるかもしれません。

10.11.23_01.jpg
5位までアップした吉迫/大熊。女子首位を走っています

◎470全日本 3日目成績
1. 市野直毅/吉見亮平 7-5-1-2-2-8-2-(13) 27p
2. 松永鉄也/今村公彦 11-1-3-4-7-1-6-(12) 33p
3. 長橋誠/田淵靖浩 1-12-2-3-6-3-7-(27) 34p
4. 渡邊哲雄/八山慎司 6-6-12-5-4-6-5-(17) 44p
5. 吉迫由香/大熊典子 15-9-(27)-1-11-2-12-2 52p
6. 奈良充規/伊勢木仁 5-3-(DNF)-6-12-33-4-1 64p
7. 土居一斗/大嶋龍介 18-15-11-9-5-4-3-(19) 65p
8. 出道耕輔/幸野達也 2-2-15-8-3-(32)-21 69p
9. 笠井大樹/俣江広敬 9-17-10-12-8-(27)-9-8 73p
10. 前田弘樹/野呂英輔 12-20-7-(23)-1-17-11-5 73p
※前日掲載成績を訂正いたしました。

◎全日本470選手権
http://www.jsaf.or.jp/hyogo/470nationals2010/

毎週木曜コラム更新:サンケイビジネスアイ
バルクヘッドマガジン・ツイッター:BULKHEADER
======================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
ウルマンセイルスジャパン
丸玉運送
ネオネットマリン
ダウンアンダーセイリングジャパン
ノースセールジャパン
トーヨーアサノ
SWING
コスモマリン
葉山セーリングカレッジ
Gill Japan/フォーチュン
JIB
一点鐘
VELOCITEK
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
エイ・シー・ティー
プラネット・グリーン
ハーケンジャパン
ファクトリーゼロ
シエスタ
posted by BULKHEAD at 22:42| オリンピック