2011年01月24日

OPワンポイントアドバイス

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『OPセーラーへのワンポイントアドバイス その1(ダウンウィンド)』


1月13日
 1月8〜10日、山口県光市で開催されたGORE−TEX 光ニューイヤーレガッタ。風速10m/sのコンディション下でAクラス2位となった槇原豪君(広島)の上手なダウンウインドのパンピング連続写真を紹介します。

 パンピング前後の間、体重の前後移動がしっかりとできているので、艇の前後のバランスがきっちりと取られています。


photo by Aki Ikegami

 波のある海面の場合、バランスを前方に取り過ぎるとバウが波にもぐりやすくなるし、逆に後ろにバランスを取り過ぎてしまうとトランサムに泡が見えるようになり、抵抗が発生し、スピードがロスします。

 今回の場合、波があるため、ダウンウインドの帆走中は艇のバランスが不安定で、スキッパーはバランスがとりにくい状況です。そんな時こそ体を前後にしっかりと動かし、艇の前後が一定になるようにバランスを取ることは非常に重要で、ダウンウインドでのスピードアップの大きな鍵となります。

 また、波を上手く掴むためには、パンピングを行うタイミングが非常に重要になりますが、写真では波がスターンを持ち上げた瞬間に上手くメインシートを引き込み、艇をベアさせています。

 そして、パンピング終了後も艇のバランスが取れていて、艇スピードが失速していないため、長く波に乗り続けることができます。

 ただ、パンピング前後において、左右のバランスをもう少し丁寧に取れるようになると、さらなるスピードアップが可能になると思います。

 今回の光ニューイヤーレガッタでは、強風のダウンウインドでの順位の変動がよく見られたようです。苦手となっている原因の本質が理解できれば、苦手としているダウンウインドは攻略可能です。

 まずは、前後のバランスを取ること。そのためには、写真のように瞬間的に大きく後ろに体重を移動させることも必要となります。

 また、パンピングを行った後も艇のバランスが取れるよう、ベアする量をコントロールして失速させないハンドリングがポイントです。

 以上の事に注意し、イメージしながら練習すれば「速さ」を獲得できること間違いなしです。さらなる高みを目指してがんばってください!

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posted by BULKHEAD at 09:26| Comment(0) | 連載記事
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