2011年03月01日

英ジュニアを分析する2

連載・ケンイチ通信──FROM イングランド
『イギリス・ジュニアセーリングを分析する。その2』


2月19日
 イギリスジュニアシステムを分析するに当たり、このシステムで育ってきたピラミッドの頂点であるトップ選手たちが、どのような活躍をしているのか、北京オリンピックの成績をみてイギリスのセーリングを把握していきましょう。

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北京オリンピック・イギリスチーム

◎北京オリンピック イギリスチーム
金メダル 4個
 イングリング Sarah Ayton,Sarah Webb,Pippa Wilson
 フィン Ben Ainslie
 レーザー  Paul Goodison
 スター Iain Percy,Andrew ‘Bart’ Simpson
銀メダル 1個
 470男子 Nick Rogers,Joe Glanfield’s
銅メダル 1個
 RS:X女子 Bryony Shaw

4位 RS:X男子 Nick Dempsey
6位 470女子 Christina Bassadone,Saskia Clark
6位 トルネード Leigh McMillan、Will Howden 
9位 49er Stevie Morrison,Ben Rhodes
10位 レーザーラジアル Penny Clark

 メダルを獲得できなかったチームも、ワールド優勝、ヨーロピアン優勝、オリンピックテストイベント優勝等の実績があるものの、オリンピック本番で成果(メダル)を得ることができていません。しかし、全てのクラスで10位以内に入っていることは本当にすごいことだと思います。11種目中6種目でメダルを獲得し、3種目が入賞しているイギリスは、世界で一番強い国といって良いでしょう。

 何が今の日本に必要なのか、改善していく事はあるのか、文化の違いはありますが、みなさんそれぞれに何か感じることができればと思います。

 私も正直、はっきりと全てのクラスの成績を把握していませんでしたが、この成績を実際に見て本当に驚きました。恐るべし、GBR。

◎北京オリンピック 日本チーム
7位  470男子 松永鉄也 上野太郎
10位 RS:X男子 富沢慎
12位 49er 石橋顕 牧野幸雄
13位 RS:X女子 小菅寧子
14位 470女子 近藤愛 鎌田奈緒子
35位 レーザー 飯島洋一

 日本もあと少しの所まで近づいていると思います。全体的なピラミッドの底辺拡大や、強化の方向性が上手く進んで行けば、近い将来、金メダルを獲得する選手が出てくることと思います。

 また、セーリングに魅力を感じ、本気で取り組んでいきたいセーラーが、継続して競技を続けていける環境を、選手自身が切り開いていかなければいけないのと同時に、どこまで若い選手たちに、継続できる環境情報を提供できるかも大きなポイントになると思います。

 さて、上記の結果を把握できたでしょうか?

 意外に正確な順位を知っている人は少ないと思います。ピラミッドの一番下と一番上を把握できたところで、これから少しずつ分析していきたいと思います。

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