2011年05月20日

復興支援、Sail for Smiles!

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さわやかな初夏の相模湾でチャリティーヨットレースが開催されました。photo by M.Ikami

 5月14日、相模湾で第1回Sail for Smiles Yacht Race 2011が開催された。季節はずれに本州に接近した台風1号の余波により、多少の波は残るものの、5月らしいさわやかな風が吹く中、20艇を超える参加艇が静かにスタートラインを切った。(文/実行委員会・大坪 明)

 このヨットレースは、3月11日に発生した東日本大震災の復興支援を目的に開催されたチャリティーレース。震災直後は震災の影響や自粛により、多くのイベントが中止となる中、震災の2週間後にはレースの開催を発表した。

 そんな時期になぜチャリティーレース開催を決めたかというと、それはひとえに発起人の16年前の記憶にさかのぼる。彼(I氏)は、1995年1月に阪神大震災の被災者であった。復興時に多くのセーラーからの支援を受けたI氏は、セーラーとして何かできないかを模索し、そのひとつの方法としてチャリティーレースを企画した。I氏の「セーラーとして何か支援をしたい」「長期間にわたる支援をしたい」という思いに賛同した周囲の仲間の団結により「Sail for Smiles活動」は始まった。

 話をヨットレースに戻すと、天気予報の通りお昼頃から吹き上がった南西風は、大きな波を伴い参加艇を翻弄した。そんな強風の中、ファーストホームを飾ったのは〈タートル6〉でIグループの優勝となった。小型艇のIIグループでは、島まわりの常連艇〈RAIA〉が優勝した。

 このレースには、普段あまりレースに参加していない艇や東京湾からの参加艇、表彰式には遠くのハーバーから陸路で駆けつけたチームもあった。チャリティーレースの主旨に賛同いただけたであろう参加全艇と参加者に心より感謝する次第である。なお、来年以降も同様の時期にレース開催の予定だ。

 今回のチャリティーヨットレースは「Sail for Smiles活動」の第1弾であり、この活動は10年先を見越して続けて行く予定である。以降はヨットレース開催に限らず、被災地域のニーズと支援のマッチングなどを実施していく予定で、具体的な活動は、Sail for Smilesのホームページで確認いただきたい。レース開催決定時には支援先が不透明だったため、今回の参加料は日本赤十字社を寄付先としたが、今後はセーラーに直接支援が行える活動に変更していきたいと考えている。

 Sail for Smiles活動は有志による小さな集まりのため大きな事はできないが、大きな団体ではできない小まわりの効きく活動を長く続けて行きたいとも考えている。

◎Sail for Smilesホームページ
http://sailforsmiles.jp/

◎Sail for Smiles Yacht Race 2011に協力・協賛いただいた団体(順不同)
横須賀大楠漁業協同組合、湘南サニーサイドマリーナ、マリーナヴェラシス、アクア船舶鑑定、ウルマーセイルズジャパン、ドイルセイルジャパン、ハーケンジャパン、舵社、J.F.P、JamesList

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クラスII優勝の〈RAIA〉。photo by M.Ikami

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クラスIは〈TURTLE 6〉がファーストホーム、クラス優勝。photo by O.Yuko

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今後Sail for Smilesは、レースだけに限らず支援活動を長く続けて行きます。photo by O.Yuko

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posted by BULKHEAD at 09:08| Comment(0) | 東北支援
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