2011年05月25日

強風の幕開け、日本好発進

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オランダ・デルタロイドレガッタ初日。RS:X女子2位につけた須長は、春からワールドカップに連続出場して力をつけてきています。photo by Margje Tempelaars

 5月24日(第1日目)。朝から西風が20ノットオーバーで吹き荒れ、強風での幕開けとなりました。スター級以外は定刻の11時スタートで、各エリアで2レースが行われました。後組の470女子、49erは14時からのレース。スター級は11時にエリアで30ノットが記録され、スタート延期となり、18時から20ノットのコンディションで2レースを行いました。470男子とレーザーだけが2グループに分かれ、他はすべて1グループでの予選です。(レポート/JSAFオリ特・斉藤愛子)

◎中村健次ナショナルコーチのコメント
「初日の470級日本チームを見た限りでは、トラブルやリコールがあったものの、全体的には各チームとも五輪選考であるパース、そしてウエイマスに向けた強風対策が徐々にできていると思います。ナショナルチーム上位チームだけでなく全体の走りが良くなっていますから、今日苦戦した選手も上位に上がってくる可能性大です。全体としては、プレ五輪選考を次のセールフォーゴールドで実施する強豪国が多く、セールフォーゴールド直前の今大会を回避している選手が多いようで、日本チームにとっては、各クラス上位を狙えるチャンスだと思います」

470級男子…28カ国 68艇 予選2グループ
 吹いた2レースではトラブルも多かったようです。レース後の松永のコメントです。
「2レース目、途中でトップでしたが、最後のダウンウインドに入る時、ジブのピークをとめている金具の下のスウェージングが割れてしまい、ジブが1mくらい緩んだみたいに下がってしまいました。10位まで落ちてしまったというのか、10位で何とかフィニッシュできたというべきか…」
6位 原田龍之介・吉田雄悟 2-6
10位 松永鉄也・今村公彦 3-10
12位 石川裕也・柳川祥一 4-10
23位 阿部幸久・森田栄納介 6-19
27位 前田弘樹・野呂英輔 14-14
42位 渡辺哲雄・八山慎司 7-DNF
61位 市野直樹・吉見亮平 OCS-DNF

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快走する470男子の原田・吉田。初日トップは、ライバルのクロアチアのSime Fantela/Igor Marenicです。photo by Sander van der Borch

470級女子…17カ国 27艇
 吉迫組が強風でよく走り、総合3位の発進です。近藤組は1レース目トップを取り、上々の出だしを見せましたが、次はOCSでした。スペイン(4月イエールSOF優勝チーム)もOCSです。
3位 吉迫由香・大熊典子 8-3
13位 近藤 愛・田畑和歌子 1-OCS

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強風レースで初日3位の吉迫・大熊。photo by Sander van der Borch

49er級…23カ国 39艇
 14時からのスタートが少し遅れて海へ出たものの、風も少し弱まって落ち着き、3レースを行いました。
13位 牧野幸雄・高橋賢次 15-14-14

スター級…15カ国 23艇
 長い1日となりました。レース終了は21時近くになりましたが、さすが北欧に近いだけあり、日没は22時過ぎ。遅くまでレースができました。
15位 鈴木國央・和田大地 13-19

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夕陽の中、スターがフィニッシュ。長い1日でした。photo by JSAF

RS:X級男子…32カ国 55艇
 今回日本からは金子だけです。初海外遠征に戸惑いながらも、トップレベルの選手に混ざって必死にこなしています。
45位 金子岳司 45-43

RS:X級女子…22カ国 27艇
 20ノットの中ならスピード抜群の須長が5-2とよく走り、トータルでも2位につけています。中国に続いての堂々の走りで、好発進です。明日はワールドカップの初ビブス(上位3艇だけが黄色、青色、赤色を着用します)です。「写真撮ってください」(須長)とうれしそうでした。
2位 須長由季 5-2

レーザー級男子…45カ国 122艇
 安田がトップ10で2回フィニッシュする素晴らしい走りでした。相当がんばったようで、夜9時には眠ってしまうほどでした。永井は第2レースでケースを起こして艇に大穴を開けてしまいました。NTホープの南里は世界の洗礼を受けています。
15位 安田真之助 9-10
39位 城 航太 20-20
96位 永井久規 31-56
104位 ホール・イアン 41-55
107位 南里研二 58-41

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122艇が出場するレーザー級。安田が15位につけ好スタートを切りました。photo by Sander van der Borch

レーザーラジアル級女子…32カ国 59艇
 震災後、初めての海外遠征となった福島県・いわき出身の高橋は、強風の中、沈しながらもがんばりました。レース後、大会プレスがJSAFの『東日本復興支援キャンペーンステッカー』の取材に見え、被災した高橋もインタビューを受けました。ISAF会議での河野会長のスピーチをうけ、「被災地にセールがあがる日を応援してださい」のメッセージを高橋から発信させてもらいました。
31位 蛭田香名子 35-30
35位 高橋 香 46-27

 明日は午前10時から2レース(470男、レーザー、ラジアル、スター、RS:X男)、RS:X女子は12時半、470女子と49erは13時半からの予定です。予報では高気圧圏内に入り穏やかな良い天気になるとのことで、風も弱めとなりそうです。

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関コーチのボートにも復興支援のフラッグをつけています。photo by JSAF

◎Delta Lloyd Regatta
http://www.deltalloydregatta.org/

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posted by BULKHEAD at 19:26| Comment(0) | オリンピック
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