2011年05月29日

近藤田畑、銀メダル獲得!

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オランダ・デルタロイドレガッタ。470女子の近藤・田畑が銀メダルを獲得しました。今年2個目のワールドカップメダル獲得です。おめでとう!photo by JSAF

 5月28日(第5日目)。ここまで吹き上がる予定ではなかったのですが、今日はRSX男子、ラジアル級、レーザー級が2レース、470男子が1レース、スター級が1レースを行いましたが、470男子は2レース目が中止に。470女子、49er、RSX女子は30ノット近い強風のため、レースができませんでした。しかしながら、夕方に少し風が落ちた時に470男女とスター級のメダルレースが行われ、近藤・田畑組が見事銀メダルを獲得しました。(レポート/JSAFオリ特・斉藤愛子)

◎中村健次ナショナルコーチのコメント
「470級男女・日本チームの今回の戦いぶりですが、強風域での技量が大幅にアップしたことに確かな手ごたえを感じました
。でも、課題もはっきりと見えてきた大会だったと言えます。男子については、アップウインドの上り角度がトップチームと比べ少し劣っています。角度が足りない事はフリートレースでは致命的になる可能性があるので、ハンドリングテクニックと道具の選択(考え方)を再度検討しなければならないと思いました。
 女子については、オランダの世界チャンプと比較するとダウンウインドテクニック(波乗せ)が劣っていることです。この課題がクリアできれば、より世界の頂点に近づけます。いずれにしても、まだまだ日本チームのノビシロはあり、さらに進化できるはずです。また、多方面からの支援(マルチサポート事業の風計測、選手コンディショニング)プロジェクトも着々と進んでおり、勝つための競技力向上環境が整いつつあることも実感しました」

470級男子…28カ国 68艇 決勝
 ラジアル級とコースが重なり、1上マークまでは右エンドのエリアが混雑する状況になりましたが、吹き上がる風の中で1レースを行い、松永組と原田組がメダルレースに残りました。メダルレースは夕方に行われ、松永組が7位、原田組が9位。総合順位も変わりません。11位以下のチームは明日(29日)、最終レースが行われ、順位が確定します。
7位 松永・今村 3-10-2-1-8-23-6-M7
9位 原田・吉田 2-6-5-8-13-13-10-M9
15位 渡辺・八山 7-DNF-8-12-17-14-15
17位 阿部・森田 6-19-4-20-9-21-19
18位 前田・野呂 14-14-11-6-10-24-22
23位 市野・吉見 OCS-DNF-1-2-18-10-21
27位 石川・柳川  4-10-7-24-27-26-27

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470級男子のメダルレースには松永・今村、原田・吉田が出場しました。photo by Margje Tempelaars

470級女子…17カ国 27艇
 今日はフリートレースが強風のためにできず、昨日までの6レースでトップ10を決め、メダルレースを実施しました。20ノット近いガストが入る中、2艇ともメダルレースに参加し、近藤組は1上マークで2位。トップのオランダが9位と出遅れ、逆転のチャンスもありましたが、地力に勝るオランダは最終的には4位、近藤は3位でトータル成績は変わりませんでした。それでも、立派なシルバーメダルです。吉迫組も健闘し、総合6位に入りました。
2位 近藤・田畑 1-OCS-3-8-2-2-M3
6位 吉迫・大熊 8-3-5-5-5-5-M8

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470女子優勝は、Lisa Westerrhof / Lobke Berkhout(NED)、3位にはMartine Grael / Isabel Swan(BRA)が入賞しました。photo by Francois Wieringa

49er級…23カ国 39艇
 今日も吹き上がったコンディションとなり、レースができませんでした。明日、牧野組は11位以下のフリートレースで順位を決定します。
15位 牧野・高橋 15-14-14-28-8-5-OCS-OCS-10

スター級…15カ国 23艇
 早い開始時間が幸いし、1レースのみおこないました。鈴木組はフリートレースで6位と良い走りを見せましたが、総合13位。残念ながらメダルレースには届きませんでした。
13位 鈴木・和田 13-19-11-11-11-DNF-6

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メダルレースを前にIain Percy / Andrew Simpsonがディスマスト。ほかのクラスでも合計15本折れたそうです。photo by Sander van der Borch

RS:X級男子…32カ国 55艇
 男子が先にスタートするため、今日も2レースを行いました。
47位 金子岳司 45-4340-47-39-DNF-42-41-41-41

RS:X級女子…22カ国 27艇
 女子はスタート時刻の変更がなく、今日も吹き上がった後になったため、レースができませんでした。須長は昨日までの成績6位でメダルレースに出場します。
「本当は、今日のレースで5位にあがって、明日のメダルレースで4位にと目標を立てていたのですが…。レースがなくて残念です」(須長)
6位 須長由季 (ミキハウス) 5-2-12-15-7-8

レーザー級男子…45カ国 123艇 決勝
 安田が10mを超える強風の中、4位で第1マークを回航して7位をとりました。初めてのG1レース・ゴールドフリートで強風下初のシングルです。とても嬉しそうでした。
「高校生の時から一緒に遠征をしてきただけに、僕も嬉しかったです。涙腺が少し緩みました」(飯島コーチ)
 次のレースでは今回ワーストの40番台に落ちましたが、何かひとつ吹っ切れたかのように、よいレースをしています。残念ながらメダルレースには届きませんでしたが、明日、最終日にも1レースあるので勢いで走ってほしいと思います。永井はシルバーフリートで3位回航しましたが、ディスマストでリタイアとなりました。
16位 安田真之助 9-10-6-14-13-29-26-7-42
59位 城 航太 20-20-58-2-43-60-53-42-47
97位 永井久規  31-56-23-57-32-14-25-37-DNF
102位 ホール・イアン 41-55-36-41-36-49-37-33-28
112位 南里研二 58-41-30-59-54-35-50-54-45

レーザーラジアル級女子…32カ国 59艇
 高橋が2レース目、25ノットオーバーの中で2上を15位で回る健闘を見せました。その後のダウンウインドでメンシートにノットができていて、止まって直している間に5艇に抜かれてしまい残念でしたが、少しずつながらも、走りを掴みつつあります。

26位 高橋香 46-27-32-11-20-27-27-37-20
36位 蛭田香名子 35-30-35-54-34-25-23-32-27

 21時半よりメデンブリックの商店街で表彰式がおこなわれました。銀メダルを獲得した近藤、田畑組はほっとした表情でした。
「2位はうれしいです。でも、次は吹いてもオランダに勝ちたいです」(近藤)
「メダルレースで、1上(までの)選手権だったら、オランダに勝って優勝でしたよね。まあ、すぐに追い上げてくるとは思っていましたけど…」(田畑)

 470男女のトップ10は本日でレース終了です。470とスターの11位以下と他のクラスは明日、最終レースがあります。RS:X女子のメダルレースに須長が出場します。

◎Delta Lloyd Regatta
http://www.deltalloydregatta.org/

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posted by BULKHEAD at 17:32| Comment(0) | オリンピック
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