2011年05月30日

雨の大島、ゲフィオン優勝

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葉山沖をスタートする大島レース出場艇。photo by HMYC

 5月28、29日、第61回大島レースが開催されました。コースは、葉山をスタートして、伊豆半島の初島を回航後、伊豆大島を反時計回りして葉山へ戻る85マイル。相模湾を大三角形にまわるオーバーナイトレースです。(BHM編集部)

 今年の大島レースは、スタート開始からフィニッシュまで約20時間も雨に降られ、修行のようなレースになりました。ファーストホームは〈エスメラルダ〉(NYYC CLUB SWAN42)。IRCクラス、ORCCクラス優勝は〈ゲフィオン〉(BALTIC35)です。〈ゲフィオン〉は2クラス制覇で完全勝利となりました。おめでとうございます!

 今回もBHM編集部は〈エスメラルダ〉に乗艇しました。風がピタリと止んでしまった初島回航後は、ほとんどの艇に抜かれてしまい、「あれれ、こりゃ完全にビリだ…」という展開に。31フィート艇にスルスルと前を切られた瞬間はかなりショックでした。しかし、必ず挽回のチャンスはあると信じて集中力を切らさずコースを再考。風に合わせて、ジェネカー、コードゼロ、ジェノアのアップダウンを繰り返しました。

 大島回航は夜になりましたが、先行している艇団が島影のブランケにつかまっているが見えたため、大島竜王崎を大きく迂回するように回航。この作戦が功を奏して、後半はハマることなく走ることができました。フィニッシュは明け方5時過ぎ。雨の中、フィニッシュラインで待っていてくれた運営のみなさん、今年もいいレースをありがとうございました。

 島まわりレースは、必ずドラマが待っています。悔しい思いをする方が多いのですが、その一瞬一瞬が記憶に鮮明に残されます。普通の感覚なら、土砂降りの雨のなか、一昼夜もレースしているなんて馬鹿げていると思うでしょう。でも、終わってみれば、ぜんぶ笑い話。そんなヨットレースができるのも、島まわりレースの魅力なのかもしれません。

 〈エスメラルダ〉の次のロングは、7月後半におこなわれるパールレース(三重県五ヶ所湾から江ノ島まで)です。個人的にどうしても勝ちたいレースなのですが、そう簡単に勝たせてもらえないむずかしいレースです。いまからアレコレ秘策を考えたいと思います。

◎第61回 大島レース成績
IRC 参加18艇
1. ゲフィオン(BALTIC35)
2. ケットフィーク(X35 OD)
3. グランブルー(X35 MOD)

ORCC 参加4艇
1. ゲフィオン(BALTIC35)
2. エブリシング・エブリシング(J/V 9.6CR)
3. クレセントII(SEAM 33)

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IRCクラス成績

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ORCCクラス成績

◎第61回大島レース・ブログ
http://blog.goo.ne.jp/oshima-rc/
航跡データ(どこでもヨットレース)

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posted by BULKHEAD at 06:50| Comment(0) | 外洋レース
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