2011年08月17日

ファストネット転覆事故

 1925年にはじまった欧州を代表するオフショアレース「ファストネットレース」で〈Rambler100〉のキールが脱落し、転覆する事故が発生しました。(BHM編集部)

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転覆する〈Rambler100〉。photo by Rolex / Carlo Borlenghi

 2年に一度開催されるファストネットレースは、カウズをスタートして、アイルランド南西海岸端にあるファストネット岩礁をまわる608マイルのオフショアレース。これまでの海難事故の数から荒天のレースとしても知られ、1979年大会では参加303艇中5艇が沈没、15名の命が失われる事故が発生しました。

 〈Rambler100〉の転覆事故は、ファストネット岩礁を回航した直後の15日夕方に起こりました。事故後、イーパブ(EPIRB)によりSOS信号が発信され、乗員21名は無事救助されたようです。ナビゲーターをつとめたピーター・アイスラーのコメント・レポートが、スカットルバット誌に掲載されています。キール脱落の原因は今後発表されるでしょうが、乗員が無事でなによりでした。

 今年のファストネットレースは、ハイスピードで進行し、フランスの140フィートマキシトライマラン〈Banque Populaire〉が32時間48分のマルチハル新記録を達成。また、モノハル記録も更新され、世界一周を控えたボルボオープン70〈Abu Dhabi〉(UAE)が、2007年に〈ICAP Leopard〉の記録44時間18分を1時間39分縮めました。

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ファストネット岩礁。photo by Rolex / Carlo Borlenghi

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新記録を樹立したロイック・ペイロン率いる〈Banque Populaire〉。あれ、ロイック・ペイロンは、カスカイス(アメリカズカップ・ワールドシリーズ)だったのでは? と思ったら、終盤のヘルムスマンを若手のYann Guichardに変更していました。今春、バルセロナワールドレースで世界一周してきた人間とは思えない多忙ぶり。影武者がいるのでは、と思うほどです。photo by Rolex / Carlo Borlenghi

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posted by BULKHEAD at 11:01| Comment(0) | 外洋レース
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