2011年08月23日

RC44スウェーデンカップ

 8月21日までスウェーデン・マーストランドでRC44スウェーデンカップが開催されました。RC44は、ラッセル・クーツ考案のワンデザインキールボートで、マッチレースとフリートレースを複合し、2011年は年間6戦が用意されています。今年サーキットへ参加しているのは15チーム。昨年からアメリカ大会も開催されることになり、人気がジワジワ高まっているグランプリレースです。スウェーデンのヨッティングカメラマン、Oskar Kihlborgさんから写真が届きましたので紹介します。(BHM編集部)

 2008年の金融危機以降、大不況に陥った世界経済。これは、グランプリヨットレースにも大きく影響しています。欧州のアウディメッドカップでは参加チームが激減し、昨年アメリカではプレミアレーシング主催のマイアミグランプリがスポンサーが集まらずに中止に追い込まれました。同じくアメリカを代表する2012年キーウエストレースウィークも開催中止が危ぶまれましたが、これはクァンタムセール(親会社はアムウェイコーポレーション)の援助により継続されることが決まりました。いまアメリカ、ヨーロッパのグランプリレースは、低迷期を乗り越えられずにいます。

 そのなかで、RC44サーキットへの参加チームが増えているのは興味深いものがあります。RC44のようなプロフェッショナルセーラーが集結するヨットレースはきらびやかで華のある反面、費用対効果を考えるとチームオーナーは冷静に考えるもの。と考えると、この大会にはオーナーが満足する理由がある、という答えになります。もちろん、ラリー・エリソンがアメリカ大会を誘致したのも参加艇を集めるきっかけになったし、そもそもオーナードライブ(フリートレース)という条件も今の時代にマッチしているのかもしれません。

 「オーナーが楽しみ、満足できるヨットレース」。これがキールボートレースが継続するためのキーワードになっているのは確かです。そのなかでどの部分に満足を見出すのか。日本のキールボートレース事情も似ている部分があるように思うのですが、いかがでしょう。

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優勝はGBRの〈AQUA〉。メルゲス32〈ARGO〉(全米優勝、コパ・デル・レイ優勝)にも乗るキャメロン・アップルトンが大活躍です

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◎RC44
http://www.rc44.com/

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posted by BULKHEAD at 10:17| Comment(0) | キールボート
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