2011年09月23日

逗子レガッタ2011レポート

 9月17〜19日の3日間「逗子レガッタ」が開催されました。今年は、同じ相模湾で開催されるジャパンカップと日程が重なり、参加艇の減少が心配されたものの、IRCクラスに18艇、Platu25ワンデザインクラスに4艇、全22艇がエントリーしました。(文/松石万希子・逗子レガッタ事務局)

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3日間開催された逗子レガッタ。相模湾の秋の定番レガッタです。photo by Kiwamu Takahashi

 結果的に、ジャパンカップに大型艇がエントリーしたこともあり、逗子レガッタはミドルボート中心となり、レーティング的にも大差はなく、また同型艇対決もあり、見所満載のレースとなりました。

 初日は強いうねりを伴う強風の中で、インショアレースが予定通り3レース行われました。第1レースでファーストフィニッシュし、トップに出たのは〈Gaia〉(Sydney36CR)。しかし、その後に、〈NO PROBLEM〉(A35)、〈QUETEFEEK〉(X35OD)がしっかり続きます。

 初日3レースを終えた段階で、比較的強風に強いとされている、〈NO PROBLEM〉と〈Gaia〉がそれぞれ1位2位となりました。ただ、両艇にとっても怖い存在である〈QUETEFEEK〉が3位に続いており、気の抜けない展開です。

 2クラスに分けたIRCのBクラスは、今月進水したばかりの〈ADONIS〉(First35)が全レース1位の圧倒的な強さで1位に躍り出ました。 IRC-Aクラスと一緒にマーク回航をしているのは圧巻でした。Bクラス優勝の常連である〈SAMOA〉(Farr31)にプレッシャーをかける形になりました。ワンデザインのPlatu25クラスは、優勝常連の〈CONCORD〉が2-1-1位でまとめ、初日をトップで終えました。

 台風の影響で、より大きなうねりが心配された2日目でしたが、うねりはほとんどなくなり、軽風のフラットな海面となり、前日と大きく変わるコンディションでのレースとなりました。この日もインショアレースが予定通り3レースが行われました。

 IRC-Aクラスは、いきなり大きな変動がありました。この日の最初のレースとなる第4レースで、初日トップに立っていた〈NO PROBLEM〉がセールチョイスのミスにより、まさかのクラス最下位。また第6レースでは、〈Gaia〉がリコールにより戦線離脱。

 そうなって来ると、大きく崩れることなく、抜群のクルーワークを見せる〈QUETEFEEK〉が完全にトップに踊り出ます。2位の〈NO PROBLEM〉に4ポイントの差を付けて2日目を1位で終えました。

 IRC-Bクラスは、前日トップの〈ADONIS〉が第4レースのみ〈FELLOWS〉(YAMAHA33S)にトップを譲ったものの、そのほかは1位の圧倒的強さで、トップをキープしました。Platu25クラスは、この日も〈CONCORD〉が手堅くまとめ、2日目を終えた時点で、早くも優勝を決めました。

 ショートディスタンス1レースを残す最終日、台風が勢力を増しながら本州に近づいてきたこともあり、予定のコースを短縮し、IRCクラス、Platu25クラスとも、小網代浮標回航のコースへ変更しました。

 全艇が海上チェックインを終えた段階では、ほとんど風もなく、スタートできるか心配もありましたが、そよそよ風が吹き出し、最終の第7レースは、予定より15分遅れでスタートしました。

 ファーストホームは〈SPANK〉(ACT-GP33)。この日はスタートから〈GRAND BLUE〉(X35MOD)がフリートをリードする展開になりました。しかし、〈QUETEFEEK〉もこれに続き、IRC-Aクラスは大きく順位が変わることなく〈QUETEFEEK〉がシリーズ優勝を決めました。IRC-Bクラスは〈SAMOA〉、〈O&S〉(YAMAHA33S)が健闘しましたが及ばず、〈ADONIS〉が優勝を決めました。

 IRC総合成績は、1位〈QUETEFEEK〉、2位〈ADONIS〉、3位〈NO PROBLEM〉。同型艇対決のX35は〈QUETEFEEK〉、Farr30は〈Lucky Lady[〉、YAMAHA33Sは〈FELLOWS〉、Sydney32ODは〈SUPER CHACHAMARU〉にそれぞれ軍配が上がりました。

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IRC A、IRC総合優勝を獲得した〈QUETEFEEK〉。photo by Kiwamu Takahashi

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新艇でクラス優勝を飾ったIRC B〈ADONIS〉。photo by Kiwamu Takahashi

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2日目に優勝を決めたPlatuクラス〈CONCORD〉。photo by Kiwamu Takahashi

 天候にも恵まれ、予定通り7レースを消化することができました。インショアレースは4レグのみでなく、途中6レグのコースがあり、ゼネリコが続いたレースではブラック旗を掲揚、捨てレースなし等、参加選手にはきついレースだったと思いますが、その分充分に満足していただけたと思っております。

 また、逗子レガッタの特徴でもある、毎日のパーティー、最終日の表彰式も多いに盛り上がり、シリーズを通して3日間楽しんでいただけたのではないかと思っております。来年も9月の3連休に開催を予定しております。みなさまのエントリーをお待ちしております。

◎逗子レガッタ2011
http://zushiregatta.typepad.jp/

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posted by BULKHEAD at 03:36| Comment(0) | キールボート
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