2011年10月07日

江の島テーザーオータム

 前線の南下により、すっぽりと冷たい空気に包まれた日本列島。関東でも夏日から一気に秋へと季節が進んだ10月2日。気候にぴったりなネーミングの「オータムレガッタ」が、神奈川県江の島ヨットハーバーで開催されました。(レポート・写真/日本テーザー協会

 震災以降、レガッタごとの参加艇数が伸び悩んでいるテーザークラス。さらに今回は、「前週イギリスでワールドが行われたばかり」というアゲンストなタイミング。ワールド参加艇のボートは、コンテナに詰まれ貨物船の中。選手も、ほんの数日前に帰国し、まだ時差ぼけの名残を感じる頃。にもかからず! ワールド参加者3名が参加。どこまでスキモノなんでしょう?

 そのほか、大阪北港から2チーム、浜名湖から1チーム、関東圏では、葉山、稲毛から合計9艇がカートップで遠征。全15艇の参加で開催されました。

 このレガッタは、神奈川県セーリング連盟が定期的に開催している「江の島トレーニングレース」の1クラスという位置づけで実施することで、江の島のテーザーセーラーも海上運営にまわることなく、みなが参加できるスタイルをとっています。毎回、快くテーザークラスを設置し、運営してくださる神奈川県セーリング連盟の皆様には、感謝の念が耐えません。

 レース海面のコンディションは、一言で言えば「フレフレ、ムラムラ」。局地的に風向が変わり、強弱がある軽風コンディション。レースごとのコースチェンジを毎回行い、レース中のコースチェンジも行うものの、なかなか風軸にあった綺麗なコースを作れない、運営泣かせのコンディションでした。

 4レースのうち、第1,第2レースを連続してトップフィニッシュしたのは、大阪北港から遠征してきた石川・石場組でした。第1レースのスタートでは、直前に振れた風の影響で、本部艇の風上に追いやられ2線スタート。にも関わらず、ムラのあるコンディションの中で上手くスピードをキープして、第1上マークまでにトップに躍り出ました。第3レースで8位と叩いたものの、総合3位に入賞。

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テーザー級オータムレガッタ成績

 「1レース目が6位だったので、連覇はその時点で諦めた」というのは、昨年の覇者、石塚・白岩組(浜名湖)。とはいえ素直に諦めるチームではもちろんなく、残りのレースを3-1-3でフィニッシュし、石川・石場組に対して最小得点差で総合2位に入賞しました。

 ワールド参加組がいない「鬼のいぬ間」の勝利をものにしたのは、ハナから「強豪チームがいない今回はチャンス」と狙っていた軽部夫妻組でした。2-2-3-1の安定した順位は、軽風スペシャリストに相応しい結果でしょう。

 レース後は、コロッケ、スナック等をつつきながらの懇親会。レース海面をファイラーモスでうろちょろしていた佐藤と、パーティにあわせて姿を見せた村岸の「イギリスワールド5位入賞ペア」も加わり、ワールドでの写真やビデオを上映しながら、イギリスワールドの土産話を堪能しました。

 日本テーザー協会では、10月30日に2009年に同地で開催されたワールドを記念した「和歌山メモリアルレガッタ」を開催予定。そして、イギリスからコンテナで送った艇を11月12日に受け取って、11月19〜20日に葉山で全日本選手権大会を予定しています。

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優勝の軽部夫妻

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特別賞の最年少参加者、山下晴輝選手

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山本晴之日本テーザー協会会長による、ワールド報告

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posted by BULKHEAD at 08:16| Comment(0) | ディンギー
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