2011年10月27日

Int14西間柳沢、連覇達成

 10月8、9日の2日間、神奈川県江の島で「第37回全日本Int.14級選手権」が、例年通りK16との併催の形で開催された。参加艇は7艇と、ここ5年間ではもっとも多いエントリーである。(文/藤井義久・日本Int.14協会、写真/石村究、長嶋)

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7艇が出場した江の島全日本Int14。Int14のクラスルールは特別で、全長、ジブとメインのセール面積以外はルール制限なしというモンスターディンギーです

 初日は、東から南風へのシフトが予想される中、南の風2mで第1レーススタート。予想通り、スタート後、風は右に振れ、1上まではほぼスターボードの1本コースとなった。微風得意の西間・柳沢艇がスタート後トップに立ち、藤井・大野艇、宇都・石田艇が追う展開で、この順位で1上を回航。

 その後、西間艇は2位以下を引き離して独走態勢になった。3上でK16の艇団に絡み2、3位艇が混乱に巻き込まれる中、喜田・鷲野艇が藤井艇をかわして3位に上がったが、沖からのパフを拾った藤井艇がフィニッシュ寸前に追いつき、鼻差で差し返した。

 第2レースも、1〜2m程度の不安定な微風下でのスタート。スタート時は下有利で左海面に向かった萩原・菊地、藤井・大野艇がリードしたが、その後右からのパフを最初につかんだ重山・松尾組が前に出て1上マークをトップで回航。ところが、トラブルでスピンが上がらず、後続の喜田・鷲野艇、西間・柳沢艇にかわされてしまった。その後は、喜田艇、西間艇、重山艇の順は最後まで変わらず、4位には藤井艇が入った。

 第3レースはシーブリーズが入ってやや風が上がり、3〜4mの軽風でスタート。今度もスタート後右に返した藤井・大野組が、西寄りのパフを掴んで前に出た。1上は藤井艇、西間艇、宇都艇の順で回航。下マークを2番で回航した西間艇はちょうどスタートしたばかりのK16集団とポートスターボーでミートして、大きくロス。この間に宇都艇が2位に上がった。藤井艇はこのままリードを広げトップでフィニッシュ。宇都艇、西間艇、重山艇が続いた。

 翌9日は、5、6mの北北東の良い風が吹く中を出艇。第4レースは東北東4〜5mでスタート。しかし、スタート直後に風は落ち、東に振れ始めた。当日は潮が速く、風向と一致したことから、再度マークが定置網まで流されてしまいノーレース。レース中止後風がなくなり、1時間ほど風待ちの後第5レース開始。せっかく安定したかに見えた東風は、スタート直前に弱まり、1mほどの微風でスタート。その後、約30分間は風向もわからないほどの微風の中、潮流に逆う、がまん比べとなった。

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後半戦は忍耐の微風に

 ここでも微風を得意とする西間・柳沢艇が前に出た。Int14は微風でのバランスが悪く、10分後スタートのK16がInt14をかわしていくという、選手にとって非常に辛い状況…。

 最後尾の藤井・清野艇が上マークに到達した頃、やっと南からシーブリーズが入り始め、サイドマークからタックしながら下マークに上る変則コースとなったため、第2上マークにてコース短縮となり、西間艇がそのままリードを保ってトップフィニッシュ。1-2-3-1位と安定した成績で、昨年に引き続いて総合優勝を飾った。

 このレースで4位まで挽回した藤井・大野・清野艇が第3レースの貯金が効いて総合2位に。宇都・石田艇は最終レース2位でフィニッシュしたが、スプレッダー破損のため第2レースをキャンセルした影響が大きく、総合3位で終了した。

 運悪くサイドマークが流れるなどで途中ノーレースになったレースもありましたが、忙しい中、運営に参加していただいた方々には感謝するとともに、選手も協力して今後より良いレースができるように努力していきたいと考えます。

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優勝の西間・柳沢組

◎第37回全日本Int.14級選手権
1. 西間亮/柳沢康信 1-2-3-1 7p
2. 藤井義久/大野信博/清野大作 3-4-1-4 12p
3. 宇都康孝/石田知史 2-DNS-2-2 14p
4. 重山直樹/松尾宏次 5-3-4-3 15p
5. 喜田健資/鷲野隆夫 4-1-5-DNF 18p
6. 萩原賢一/菊地正滋 6-5-6-5 22p
7. 下里隆/平根洋一/山口直樹 DNS-DNS-7-6 29p

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posted by BULKHEAD at 09:47| Comment(0) | ディンギー
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