2011年11月23日

市野谷口470全日本優勝!

 蒲郡470全日本最終日は、朝から曇天、無風。しばらく風待ち後、そよそよと吹きだした北東風で始まりました。注目された市野/谷口対土居/磯崎の対決は、昨日の審問の結果により決勝第3レースで土居艇が失格(マークタッチへの抗議。失点28)になったために、対決の内容は大きく異なることになりました。最終決戦を前に、市野艇と土居艇との得点差は10点となり、気持ちの上でも優位に立った市野/谷口は、微風のレースを圧勝。決勝第6レースをトップフィニッシュを飾り、最終レースを待たずに優勝を決めました。

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470全日本最終日は、微風のなか2レースおこなわれました。終わってみれば予選5レース、決勝7レースを消化。蒲郡は全日本選手権にふさわしい風が吹きました。photo by Junichi Hirai

「出場するからには、昨年の優勝杯は誰にも渡したくないと考えていました。今回は気負いもなく、気持よくセーリングできたのがよかったと思います。でも、もしナショナルチームが出ていたら、前を走らせてもらえなかっただろうし、まだまだ実力は足りません。今回出場して、自分はやはり470が好きだし、もっと上手くなりたいんだと再確認しました。来年は、470だけでなく、別の船に乗ってみたいし、キールボートにも興味があります。いろんなチャレンジをしてみたい」(市野)

 クルー谷口自身は、これまでスキッパーで470全日本8位、クルーで3位が最高順位。今回うれしい初優勝を決めました。島精機に勤務する谷口は、和歌山県の国体強化選手です。国体ではシーホッパー級に乗り、今年の山口国体では3位の成績を残しています。さらにキールボートの経験も含めると、まさにマルチなセーラーといえるでしょう。

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市野(右)/谷口は、最終レースもトップフィニッシュで完全優勝。市野は昨年に続いて470全日本二連覇を達成しました。photo by Junichi Hirai

 また、早々と女子優勝を決めた日本経済大の波多江(3年)/畑山(1年)は、チーム初出場で初優勝。世界に誇る日本女子470級のそうそうたる歴代優勝チームに名前を刻みました。

「日経大はこれまで女子が少なくて、(わたしは)女子チームが組めませんでした。今年になってようやく女子コンビで始動できました。やっとレースに出られたという感じです。いま体力アップを課題にしてきていて、三船監督が作ってくれたハイクアウトマシンで鍛えています。序盤の強風でも走れたので、成果がでているのかな? スピンアップやリーチングのスピードなど、課題はまだたくさんあります。来年もがんばります!」(波多江)

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女子優勝の波多江(右)/畑山。波多江は福岡第一高校、畑山は星林高校出身です。photo by Junichi Hirai

 ナショナルチーム不在でおこなわれた470級全日本選手権。市野と、土居をはじめとする日本経済大の活躍が印象的でした。また、学生のなかにもキラリと光る選手がいますが、「全日本のタイトルを取ってやろう!」という気持ちの選手は少ないように感じました。来年は、闘争心あふれる、そして日本経済大の鉄壁を打ち壊す若手学生セーラーの登場を願います。

 来年の470級全日本は、11月後半に香川県で開催される予定です。

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第40回全日本470級選手権、第25回全日本女子470級選手権成績(成績表 PDF

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posted by BULKHEAD at 15:30| Comment(0) | ディンギー
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