2011年12月08日

明暗分けた日本。予選終了

 12月7日。オーストラリア・フリーマントル、ISAFセーリングワールド。本日、RS:X級、レーザーラジアル級、470級の予選最終日です。日本代表を狙う選手たちの第一関門が早くもやって来ました。簡単におさらいすると、日本代表になるためには、日本セーリング連盟が掲げた条件をクリアする必要があります。(BHM編集部)

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女子種目のレーザーラジアル級。102艇がエントリーしています。photo by Junichi Hirai

 その条件とは、470級男子は総合15位以内、または国別順位10位以内に入ること。ラジアル級は国別順位15位以内に入ること。RS:X級は総合20位以内、または国別順位12位以内をおさめることとなっています。

 昨日は、雷雨で全レースがキャンセルされたため、本日はすべての種目で3レースが予定されることになりました。予選最終日、バルクヘッドマガジンは女子4選手が出場するレーザーララジアル級を取材。出艇前の選手たちは、表情こそ明るく振る舞っていましたが、話していて違和感を感じるほどの緊張が伝わって来ます。近寄りがたい雰囲気、といったらいいのか、独特の緊張感が伝わってきした。

 厚い雲に覆われたフリーマントル沖は、時折雲の隙間から光がさすと海面は輝き、雲のなかでは鈍色に。風は東から南西にまわり、徐々に吹き上がって来ました。強風域になると、ラジアル日本は世界のセーラーに見劣りしてしまいます。強風でも定評あるフィンランド、ベルギー、オランダ、イスラエルが安定して上位に。一昨年前まで混沌としていたラジアル級でしたが、上位に名を連ねる顔ぶれはほとんど一緒になってきています。

 日本勢は蛭田香名子が総合56位と最高順位。日本勢全員、決勝ゴールドフリートに進むことはできませんでした。注目の470級男子は、原田/吉田が第5レースで4位、松永/今村が6位の成績をあげて、この2チームがゴールドフリート進出を決めました。また、RS:X級女子は、須長由季が33位からくもゴールド進出。小菅、大西はシルバーフリートとなり、明日からの決勝シリーズを戦います。

バルクヘッドマガジンのフェイスブックでISAFセーリングワールドの写真を掲載しています。ぜひ、ご覧下さい。

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日本勢首位ながらゴールドフリートに進めなかった蛭田香名子。ロンドン五輪出場国枠獲得のチャンスが残されています。photo by Junichi Hirai

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ゴールドフリートに進んだ須長由季。今年は欧州遠征に力を入れました。photo by Junichi Hirai

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震災後は和歌山を拠点に活動する高橋香。photo by Junichi Hirai

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RS:X級エントリー68艇中40位、小菅寧子。photo by Junichi Hirai

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ナショナルチーム外から出場する長谷川哲子。photo by Junichi Hirai

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初日の勢いを活かせず。大西富士子。photo by Junichi Hirai

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苦しい走りが続く原田小夜子。photo by Junichi Hirai


12月7日のダイジェスト映像、フィン(ベン・エインズリー)、ラジアル(マリット・ボウミスタ)の特集もあります

◎470級男子
17. 松永/今村 3-4-17-(18)-6 30p
25. 原田/吉田 (18)-17-13-14-4 48p
41. 前田/野呂 21-(28)-18-19-17 75p
55. 渡辺/八山 31-15-23-(32)-25 94p
57. 石川/柳川 17-26-31-(BFD)-22 96p

◎RS:X級女子
33. 須長由季 (22)-16-10-17-16 59p
40. 小菅寧子 6-(24)-21-21-20 68p
41. 大西富士子 8-5-(29)-28-28 69p

◎レーザーラジアル級
56. 蛭田香名子 18-26-(42)-25-27 96p
68. 高橋 香 24-39-30-34-(41) 127p
73. 長谷川哲子 (47) -34- 31-38-32 135p
92. 原田小夜子 (BFD)-45-44-41-39 169p

※上記は暫定成績です。公式サイトで確認してください。

◎Perth 2011 ISAF Sailing World Championships
http://www.perth2011.com/

◎バルクヘッドマガジン・パース2011記事
4. サンダーストーム通過
3. 松永今村、初日ダッシュ!
2. パースへ向かう機内にて
1. パースISAFワールド開幕

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posted by BULKHEAD at 00:54| Comment(0) | オリンピック
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