2012年02月09日

葉山NT選考、荒れ模様

 レーザー級、レーザーラジアル級ナショナルチーム選考2日目。雪を頂いた富士山がくっきり見えるいつもの冬の相模湾。大会2日目は風待ちから始まりました。13時前になりようやく南南西の風が入り始め、選手の出艇。13時35分レーザー級のスタートとなりました。風はおおむね230度、4〜8ノット。期待した風は最後まで吹くことがありませんでした。(レポート/JSAFオリ特広報)

 2日目を終え、レーザー級では安田が手堅く3-1位でまとめ、首位をキープ。2位との差を5点としました。安田を追う2位には前日4位のイアンが2-3位で上がってきました。また、前日予想外の発進となった永井が本来の力を発揮、1-2で6位にジャンプアップしました。これからの追い上げに注目です。

 レーザーラジアル級は、土居がフリートを圧する強さを見せ1-1位。2位の同じ高校生セーラー村山を14点引き離す首位に立っています。

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神奈川県葉山港で開催されているナショナルチーム選考。明日のレース次第ではカットレースが入るため、成績の変動が予想されます。しかし、出場艇数が少ないために最終的には1点に泣き笑う厳しい戦いになるでしょう。バルクヘッドマガジン編集部は明日より海上へ。国内最後の戦いを見届けたいと思います。photo by Junichi Hirai

◎ナショナルチーム選考2日目 レーザー級 (12艇)
1. 安田真之助 3-1-3-1 8点
2. ホールイアン 6-2-2-3 13点
3. 南里研二 1-4-7-4 16点
4. 城 航太 2-5-5-6 18点
5. 真田敦史 7-3-6-5 21点
6. 永井久規 10-OCS13-1-2 26点
7. 粟野和昭 4-8-4-10 26点
8. 齋藤大輔 5-5-11-9 31点
9. 北村勇一朗 9-9-8-8 34点
10. 室松さとし 8-11-12-7 38点
11. 平川竜也 12-7-10-11 40点
12. 川村 岳 11-10-9-12 42点

◎レーザーラジアル級(11艇)
1. 土居愛実 1-2-1-1 5点
2. 村山仁美 2-6-6-5 19点
3. 原田小夜子 3-3-5-8 19点
4. 松苗幸希 5-8-3-4 20点
5. 冨部柚三子 6-7-2-10 25点
6. 高橋 香 9-9-4-3 25点
7. 蛭田香名子 4-4-8-9 25点
8. 長谷川哲子 8-1-10-7 26点
9. 多田桃子 10-5-9-2 26点
10. 荒井かおる 7-11-7-6 31点
11. 石川智香 11-10-11-11 43点
 
◎中村健次ナショナルコーチのコメント
 昨日に続き、風のシフトと強弱があるコンディションでした。ただ、ブローの見やすい海面だった事から最初に行くサイド(海面)が分かり易い(言うなればスタート位置が決まる)レース展開となりました。そうした意味で、上位を安定して走らせた選手はその点がしっかりしていたと言えるし、スタート後の展開が有利になり、レースを支配したという結果となりました(アップウインドで先行するということは相手より先に新しい情報が得られるからです)。スタート前に情報を集め、「レースプランを立てる事が重要である」と言う事を今一度意識して明日に備えて欲しいと思います。

◎レーザー級・飯島洋一コーチのコメント
 今日は昨日出遅れた永井が1‐2位とまとめました。もうひとつも落とせないという気迫がコース取りにもあらわれ、スタート後誰よりも最初にいい風を掴んでフリートをリードしました。続いては3‐1位と昨日と同スコアの安田が続きました。安田は永井とは対照的にスタートも無難でコースも決して大崩れしないという慎重なコース取りを図り、上マークから順位を上げる走りでした。振れまわり、強弱も大きく難しいコンディションでしたが、対照的な2人が、このレースにかける意気込みを強く感じた2日目でした。

◎レーザーラジアル級・斉藤愛子コーチのコメント
 熱い戦いになりました。トップの土居は総合でダントツになりましたが、2位から9位が7点差で、明日からのレースで、どんな展開になるのか予想がつかなくなりました。今日はうねりあり、強弱あり、シフトも大きい非常に難しいレースでした。昨日は、軽風でも踏ん張りを見せていた蛭田が今日は順位を崩し、一方、昨日の大崩しをしっかり立て直した高橋香が盛り返してきました。昨日不調だった選手が今日は上位をとってきたので、点差が縮まりました。
 今日の海面は南西から伊豆半島を超えてくる風が安定せず、ハイクアウトするガストがきたかと思えば、5ノットを切るようなエアポケットがあり、集中をとぎらせないように風を見て走ることが重要でした。ダウンウインドもうねりの向きとガストの入り方がいまひとつしっくりこないもので、スピードをキープするのが難しいコンディションでした。
 土居の強さは、風をみて、フリートの散らばりを見て、よいと思ったサイドに上手に寄せていきます。ダウンウインドはバングの引き量がみんなよりも少し多く、リーチをうまく使ってセールが常にパワフルな状態をキープしています。とにかく、海面をよく見ているというのが、上位の土居、村山に共通していました。怖いもの知らずのヤングパワーです。

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posted by BULKHEAD at 20:30| Comment(0) | オリンピック
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