2007年09月10日

世界最速の470セーラー

IMG_9228.jpg
38艇を集めた470級。男子はオーストラリア、女子は近藤/鎌田が優勝しました。photo by JUNICHI HIRAI

 7〜9日まで江の島で開催されたオリンピックウィーク。台風の影響もありましたが、風に恵まれ6〜7レースを消化できました。

 今年採用された種目は、470級男女、RS:X男女、レーザー級、レーザーラジアル級、シーホッパー級(ユース種目)。また、8日夜には、オリンピックに関する選手・コーチ会議が行われ、07年の活動報告、北京本番までの予定が発表されました。

IMG_04551.jpg
第1回全日本選手権を兼ねたRS:X級は富沢慎(写真中央)がオールトップで優勝です。photo by JUNICHI HIRAI

 今大会で特筆すべきは、ポルトガル470級世界選手権と北京五輪テストイベントで優勝したウィルモット/ペイジの出場です。彼らは関東自動車工業のツイゲルマイヤーをチャーターしてレースに挑み、横綱相撲をみせました。6レース中5回のトップ。最終レースをキャンセルして余裕の勝利です。

 日本のナショナルチームは、時折、彼らに食らいついていく場面もみせましたが、レベルの差は歴然です。彼らは、上マークを上位グループで回航した後、ダウンウインドをものすごいハイスピードで走り去っていきます。

 少々厳しいことを言うようですが、日本チームは手も足もでませんでした。大人と赤ちゃんほどの差があります。

 世界チャンプなんだから当たり前ともいえますが、仮にも日本470級男子は「オリンピックのメダル獲得」を目標に掲げているわけです。現在の実力から、来年8月までにどうやったら世界のトップレベルへ上げられるのかを、真剣に考えてもらわなければなりません。

 ウィルモット/ペイジ、そして名伯楽でもあるコーチのビクター・コバレンコのオーストラリアチームは、大会後、現地練習を目的に中国青島へ向けて出発しました。

◎オリンピックウィーク・JSAFレースレポートと成績
http://www.jsaf.or.jp/sailing/2007/olympic-week/

IMG_05901.jpg
関/柳川(左)とウィルモット/ペイジのダウンウインドバトル。photo by JUNICHI HIRAI

470級男子 
1位 ウィルモット/ペイジ組(オーストラリア)……10点
2位 関一人/柳川祥一(関東自動車工業)……21点
3位 松永鉄也/上野太郎(Three Bond)……25点
4位 山田寛/中村健一(Team SLED)……30点
5位 渡辺哲雄/今村公彦(Team INFINITY)……39点

470級女子
1位 近藤愛/鎌田奈緒子(アビームコンサルティング)……9点
2位 吉迫由香/大熊典子(ベネッセコーポレーション)……10点
3位 井嶋千寿子/加藤彩香(東亜建設工業)……19点

RSX級男子
1位 富澤慎(関東自動車工業)……5点
2位 リー(韓国)……19点
3位 上野一也……19点

RSX級女子
1位 小菅寧子(ジェイ・ウィル・パートナーズ)……5点
2位 須長由季(ミキハウス)……11点
3位 大西富士子(桜美林大学)……13点

レーザー級
1位 永井久規(豊田合成)……7点
2位 飯島洋一(飯島木型)……12点
3位 沖西祥宏(エス・ピー・ネットワーク)……13点

ラジアル級
1位 才木雪代(光セーリングクラブ)……7点
2位 石川あゆ美(ベネッセコーポレーション)……7点
3位 長谷川哲子(静岡大学)……13点

シーホッパーSR級
1位 横田貴大(江ノ島ジュニア)……7点
2位 蛭田加奈子(琉球大学)……8点
3位 鈴木祥郎(江ノ島ジュニア)……13点

======================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
ファクトリーゼロ
SOHO
シエスタ
posted by BULKHEAD at 03:45| Comment(2) | オリンピック
この記事へのコメント
すばらしい写真をありがとうございます(深謝!)。
ベテランの意地と若い力の融合でがんばってみます。30y'sへの応援をよろしくお願いします(笑)。
Posted by takagi at 2007年09月10日 21:49
いろいろ大変な時期だと思いますが、今後の活動を応援しますよ。がんばって!
Posted by HIRAI at 2007年09月12日 15:16
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]