2012年03月17日

同志社W初日、雨の柳が崎

 3月17日、琵琶湖柳が崎ヨットハーバーで「第30回同志社ウィーク」が開幕しました。この大会は、同志社大ヨット部を引退した4年生が、“後輩へのお礼”にヨットレースを企画する国内最大規模のオープンレースです。エントリーは、470級66艇、スナイプ級73艇。昨年は、震災により中止になりましたが、今年はこれまで以上の参加を集めて開催されています。(BHM編集部)

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琵琶湖は終日雨。比叡山に低い雨雲が覆って幻想的でしたが、風は吹かず。photo by Junichi Hirai

 この大会の特長は、学生と社会人が同じ土俵で戦えることです。学生と社会人セーラーは、同じハーバーで活動していても接点が少なく、コミュニケーションを取るのは意外にも少ないもの。この大会は、普段は話しかけることを躊躇してしまうようなトップセーラーと、陸上で気軽に話したり質問したり、海では真剣に手合わせできる貴重な機会になっています。

 毎年、各クラスのトップ選手が招待され、今年は、470級全日本二連覇中の市野直毅、2011年スナイプ全日本優勝の近藤康史/石川真吾(AI☆STARS)が招かれました。大会前日には、招待選手への質問会。また、ゲストとして、ハイドロモスを題材にスピードセーリングの魅力について熱く語った後藤浩紀氏、アメリカズカップ出場経験から勝つためのプロセスとトラブルシューティングの重要性を話した兵藤和行氏のトークイベントがおこなわれました。

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大会前日におこなわれた招待選手による質問会。約200人を前にスピーチする後ろ姿はスナイプ級の近藤選手。学生選手から「失敗してしまった後、レースとレースの合間にどんなことをして気持ちを入れ替えますか」と質問されて、近藤選手は「クルーと無駄話しをして気分を変える」。photo by Junichi Hirai

 この第30回大会では、あたらしい試みとして、大会を単なるヨットレースではなく、学校の壁をなくして、ランダムに4、5チームずつグループ分けをしたチーム戦も企画されています。これは、他校や社会人、学生が、積極的に交流してほしいという大会実行委員会のアイデア。この大会のテーマは「琵琶湖で繋ぐヨットの絆」です。大会を通じて選手たちが親睦を深める目的もあります。

 大会初日の柳が崎沖は、朝から雨。北東の微風でスタートしましたが、風速はあがらず、雨ベタという選手、運営にも厳しいコンディションとなりました。そのような状況でも2レースをおこなうあたりは、琵琶湖らしいといえるかもしれません。その後、風はまったくなくなり、大会初日を終えました。

 成績は、470級は学連艇と同志社大クルーで即席チームを作った市野直毅/西野裕太朗(関西学院大/同志社大)が首位に。スナイプ級は、強豪社会人セーラーが大集団にもまれて低迷するなか健闘した安部賢司/山近 宏(Eba Sailing)がトップに立ちました。明日18日は、同志社ウィーク最終日となります。

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今年は琵琶湖で全日本インカレが開催されるため、他水域からも参加しています。関東からは慶應大、日本大、中央大、学習院大が出場。photo by Junichi Hirai

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学連艇で即席チームを組んだ市野/西野。初日1-1位。photo by Junichi Hirai

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ベテランコンビ、安部/山近。photo by Junichi Hirai

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この大会は「全日本スナイプ級ジュニアヨット選手権大会兼国際スナイプ級西半球選手権大会代表選考会」を兼ねています。また、同志社大と慶應大の定期戦も兼ねています。写真は同志社大の艇庫・合宿所。photo by Junichi Hirai

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470級初日成績

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スナイプ級初日成績

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レース後は、選手たちに琵琶湖名物「スナイプドッグ」(ホットドッグ)が振る舞われました。写真はスナイプドッグの主人、井田選手。photo by Junichi Hirai

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posted by BULKHEAD at 21:31| Comment(0) | ディンギー
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