2012年03月27日

RS:X富澤、14位へ上昇!

 3月26日、スペイン・カディスRS:X級世界選手権5日目。今日は昨日にもまして風が吹いています。風向は90〜100度、風速は20〜22ノット、ブローで30ノット近くの強風下で女子ゴールドフリートがスタートしました。(レポート・写真/JSAFオリ特:宮野幹弘)

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ワールド14位にまであがった富澤慎

 須長は好スタートを切り、角度スピード共によく10位前半で上マークを回航しました。その後、サイドマークに向かう途中強烈なブローが入りスピードが加速、順位を上げましたが、下りのジャイブで沈をしてしまい、結局24位でフィニッシュ。スタートがよかっただけに沈が悔やまれる結果となりました。

 その後の第9レースもスタートを果敢に攻めましたが、スピードのあるスタートができません。スラローム、ジャイブマークで数人抜いたものの、このスタートが響き36位のカットレースを作ってしまいました。昨年のワールドよりもスタートがよくなりましたが、上位を狙うためにタイトなところから出ようとする意欲は買えますが、時にそれが裏目に出てしまいます。

 富澤は、前日悪かったスタートが良くなりました。3レース共にスタートを攻めることよりも確実なところから出ることで、スピード・角度共によく、まわりもよく見てレースできました。強風下のレースでは、スタートがとても重要になってきます。失敗すると失速がひどく、スピードが出ないことにより角度も取れなくなります。風上から出たとしても直ぐに風下へ落ちてしまい、そこでやっとスピードが出せて、角度が取れるようになります。

 今日はこのスタートにおけるふたりのリスクマネージメントの重要性、考え方の違いが、明暗を分けました。しかし、須長の果敢な攻めも上位を狙うためには必要なことだし、強風下の彼女の気合は必ずや今後の展開につながることだと思います。

 ゴールドフリート後に予定されていたシルバーフリートのレースは、風が右にシフトしさらに強くなったため中止となりました。明日は、さらに風が強まる予報が出ています。しっかり走って同じミスをしないようにがんばってほしいと思います。

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現在3位、ニュージーランドのJP Tobin。photo by RS:X Class


大会5日目ダイジェスト

◎RS:X級世界選手権5日目
男子(48カ国120選手)
1. FRA Julien Bontemps 24.0p
2. GBR Nick Dempsey 26.0p
3. NZL JP Tobin 31.0p
4. NED Dorian van Rijsselberge 31.6p
5. GRE Byron Kokalanis 32.0p
14位 富澤 慎 10-10-13-14-22-(23)-19-11-12-17
86位 金子岳司 BFD(61)-42-47-46-22-19   

女子(37カ国80選手)
1. ISR Lee Korzits 17.0p
2. POL Zofia Klepacka 21.0p
3. ITA Alessandra Sensini 27.0p
4. GBR Brony Shaw 48.0p
5. POL Maja Dziarnowska 55.0p
27位 須長由季 16-13-3-14-14-22-32-24-(36)-22
44位 小菅寧子 26-(28)-21-23-5-5
45位 大西富士子 (30)-26-23-26-3-3

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posted by BULKHEAD at 20:33| Comment(0) | オリンピック
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