2011年01月03日

日本勢奮闘、420ワールド

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河川で開催されているアルゼンチン420ワールド。男子はアルゼンチン、女子はフランスがトップに立っています

日本チーム、ボートスピードが課題に
レポート・写真/鈴木誠(葉山町セーリング協会)
JSAFジュニア・ユース育成強化委員会

12月31日
 大会2日目も14時スタートで1レースのみ行いました。第3レース、南東17〜20ノットの風。当地は本当に良い風が吹きます。

 男子組はそれに対応するべく、レーキをダウンさせて臨みました。スタートは本部船寄りを狙いに行きましたが、位置取りが悪く一線からのスタートができず、逃げのタックからの展開です。上マークは30位前後、フィニッシュは33位でした。

 風の傾向として右にシフトしていくことが多いようです。女子組は前日のアクシデントがあったので、沈を恐れてしまうのではと気がかりでしたが、気持ちも切り替わった様子で安心しました。

 スタートはやはりスピード不足。上マーク30位前後で、フィニッシュは32位でした。順位はよくありませんが、初めてのフィニッシュを果たし、これで選手も落ち着いていくと思います。

「世界の選手にはボートコントロールやボートスピードが優れている人が多いのですが、大会期間中にレベルアップをはかって、残りのレースもしっかり戦っていきたいと思います」(村田)

「ランニングでのスピードは悪くないのですが、クローズのスピードアップが課題です」(田中)

「上位選手のクローズの速さにかなり驚きました、そのスピードに勝てるように、あと9レースを悔いなく終わるようにしたいです」(角田)

「スタート後のスピードをつけることと、波に対してのバランスをうまくとることができないので、その点を2日以降、改善していきたいです」(古屋)

 今日は大晦日。大会運営側の配慮でニューイヤーパーティーを開催していただき、日本チームも参加しました。パーティーは盛大に行われ、田中賢太郎が人気者になり外国セーラーとの交流もよくとれていたと思います。

◎2日目終了時の総合成績
男子:村田俊彦・田中賢太郎組 9-30-33 21位/56艇
女子:角田きあら・古屋綾乃組 DNC-DNC-32 38位/41艇

◎2011 420 World Championship
http://www.420worlds2011.org.ar/

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2011年01月02日

420級世界選手権大会初日

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アルゼンチンで開催されている420級世界選手権。男子に村田 俊彦/田中賢太郎、女子に角田きあら/古屋綾乃が出場しています

男子9-30位。女子はマストトラブル
レポート・写真/鈴木誠(葉山町セーリング協会)
JSAFジュニア・ユース育成強化委員会

12月30日
 いよいよレースが始まりました。今回はエントリー数が少ないため(男子:56艇・女子:41艇)、予選レースはなく、男女共12レースの戦いになります。

 第1レースのスタートは14時に変更になりました。やはり午後になると強風になり、レースは南東、16〜19ノットのコンディションで行われました。

 男子:村田・田中組は下1から最高のスタート。左海面をのばし、上マークをシングルで回航、息の合ったパンプを行い下マークでは5位、2上では順位を落としましたが、9位でフィニッシュしました。

 女子:角田・古屋組はアウター寄りから良いスタートをしましたが、スピードがなくファーストタックは逃げのタックから入る展開となりました。上マークは30位前後を回航。その後、最終下マーク回航直前に沈をしてしまいました。

 さらに悪いことに、水深が浅いためマストが河底に刺さり、曲がってしまいました。レースは断念せざるを得ません。1.5m位のうねりで波長が短いため、ボートコントロールがむずかしいようです。

 第2レースも南東・17〜19ノットで行われました。男子組は同じく下1からのスタート、しかしスタート後、不運にも風が右にシフトしタックポイントをつかめず上マークは30位前後。その後も順位は変わらず30位でフィニッシュしました。

 女子組はやはりマストの損傷が大きく、ハーバーに戻りマストを直すことにしました。ハーバーに戻ると、同じようなマストトラブルがあったチームが結構いて、修理に追われていました。初戦からトラブルになり、選手も精神的にダメージが大きいと思いますが、気持ちを切り替え明日の準備をして巻き返しをはかります。

◎2011 420 World Championship
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2010年12月30日

マレーシアOPワールド

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マレーシアランカウイではじまったOPワールド。photo by Mario Sampaio / eventmedia

 12月30〜1月7日まで、マレーシア・ランカウイ島で、世界56カ国から236選手を集めIODA(OP級)世界選手権が開催されます。日本から出場するのは、代表選考を勝ち抜いた次の5名です。

◎OPワールド出場日本選手
岡田奎樹(B&G別府海洋クラブ)
高山達矢(B&G別府海洋クラブ)
深沢瑛里(湘南ジュニアヨットクラブ)
小泉維吹(光セーリングクラブ)
埼玉成海(江の島ヨットクラブジュニア)

 大会は、通常のフリートレースに加えて、国対抗のチームレースもおこなわれます。昨年のブラジルワールドでは、チームレースは中国、フリートレースはペルー選手が優勝しましたが、マレーシア、中国、シンガポール、タイなど東南アジア勢の活躍が際立ちました。前年度日本選手の最高順位は岡田奎樹の12位です。大会は、30日が初日レースとなり、途中1月2、3日にチームレース。レイデイをはさんで、7日までフリートレースがおこなわれます。日本の活躍に期待しましょう!(BHM編集部)

◎IODA WORLD SAILING CHAMPIONSHIP
http://sailing.org.my/iodaworld2010/
◎OPワールド日本チーム応援ホームページ
http://sites.google.com/site/2010worldchampionshipteamjapan/
◎トラッキングデータ
http://www.optiworld.org/MiniSite/tracking.php

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アルゼンチン420ワールド

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32時間かけてたどり着いたブエノスアイレス。420世界選手権はラプラタ川で開催されます

アルゼンチン420世界選手権開幕
レポート・写真/鈴木誠(葉山町セーリング協会)
JSAFジュニア・ユース育成強化委員会

 アルゼンチン・ブエノスアイレスには24日、夜に到着し、32時間のフライトでした。選手も長いフライトで体調には心配をしていましたが、全員思った程、時差ボケもなく順調です。

 気候は、暑いですが、湿度が低く日陰に入ると涼しく感じます。治安については、貧富の格差があり夜になると外出をするのは危険のようです。

 到着後、就寝中に大きな音が何度も鳴り、銃声ではと選手も怖がっていましが、クリスマス前夜という事で花火をどこかであげていたようです。

 食事は安い、多い、おいしいと3拍子そろっていますが、注文する際、スペイン語しか通じないお店が多いので困ってしまいますが、その時はアドリブで選手も対応していました。

 海面状況は、川での開催ですが川とは思えないような広さです。しかし水は茶色で選手も最初は困っていました。

 チーム状況は非常に良く男女共レースに対してのモチベーションは高くなっています。

 特に男子チームは自分たちの事だけではなく、女子チームも気にかけ色々なアドバイスをしていました。コーチとしてみていると、はじめて一緒に海外遠征をしているチームとは思えない程、まとまっていると思います。

 27日は計測を行いましたが、チャーターボート艇も計測を行う事になり2艇とも重量が軽いため、重りをつけることになりました。その他は問題なく計測は無事通過。

 28日は開会式があり盛大に行われました。いよいよ明日からプラクティクスレースが始まり本番に入ります。選手一同、良い準備をし、レースに望みたいと思います。

◎420世界選手権出場選手
男子:村田 俊彦/田中賢太郎
女子:角田きあら/古屋綾乃

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420ワールド日本代表選手。がんばれ!

◎2011 420 World Championship
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2010年12月24日

後藤西山 、銅メダル獲得!

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フィニッシュ直後の後藤・西山。悔しさとうれしさが混じるガッツポーズです。photo by Junichi Hirai

女子 後藤・西山組 、銅メダル獲得!
470ジュニアワールド日本初の快挙


12月22日
 大会もあっという間に、最終日となりました。注目は午後から行われるメダルレースです。今日は、会期中で一番風が強い日でした(平均5〜6m、マックス7mくらいです)。

 午前中は、残念ながらメダルレースに残れなかった土居組がレースをしました。今日の土居組のレースは今までで一番よかったと思います。順位は4位(総合19位)でしたが、しっかりとした走りで何かつかめたのではないかと感じました。

 いったん陸に上がってメダルレース用の船が発表されました。メダルレースが始まる頃には、風は安定して強いブローが入っていました。メダルのかかっている後藤組は強風は苦手ですが、2人の目はやる気マンマンです!

 スタートも2位の船との位置関係を考えながらスタートしましたがうまく出られませんでした。しかし、しっかりと前についていこうと必死で走り抜きました。途中までは銀メダルでしたが、最後の上マークで1艇抜かれてしまい、6位フィニッシュ。総合3位の銅メダルを獲得しました。メダル獲得はとてもすごいことです。二人ともよくがんばりました。

 予選シリーズ6位で挑んだ徳重組は、スタートのときにポーランド船とのトラブルにより双方失格となり、総合8位で大会を終えました。

 一方、男子のメダルレースは今村組が6位で挑みました。今日はスタートでうまく出られず、やっぱりトップ10の中でのレースはそう簡単に前を走らせてもらえません。残念ながら10位でフィニッシュをしました。総合10位。“世界の壁はやっぱり高かった”と思いました。

 振り返ると今回のジュニアワールドは軽風から強風までオールマイティな風の大会でした。日本チームの軽風での走りは世界で十分に通用します。あとは、強風での乗り込みです。

 メダルレースに4チーム中3チームも出場することができ、しかも銅メダルを獲得することができました。次世代セーラーの励みにもなります。4チームにはよい経験だったと思います。今後も練習を続けて、世界に大きく羽ばたいてもらいたいと思います。

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トロフィーを持っていると知らない人からもCongratulationの嵐。おめでとう、銅メダル! photo by Junichi Hirai

470 JUNIOR WORLD CHAMPIONSHIP
男子最終成績(12カ国・32艇)
1 FRA SOFIAN BOUVET/JEREMIE
5-(7)-2-5-1-1-4 MED 18p
2 AUT DAVID BARGEHR/LUKAS MAHR
12-(19)-1-1-2-3-12 MED 31p
3 ITA Simon SVITZKOSUTA/Jas FARNETTI
4-16-8-(19)-3-10-16MED 57p
4 FRA SACHA PELISSON/NICOLAS ROSSI
17-21-3-(23)-4-11-2 MED 58p
5 GRE Vasileios PAPOUTSOGLOU/Ioannis ORFANOS
(16)-3-13-11-13-12-6MED 58p
6 NED Dirk BENNEN/Remy OOMENS
11-18-(BFD)-9-5-7-8 MED 58p
7 GER DANIEL ZEPUNTKE/DUSTIN BALDWEIN
2-1-(BFD)-26-11-4-14 MED 58p
8 ITA Davide VIGNONE/Matteo RAMIAN
7-(17)-12-14-8-5-18 MED 64p
9 FRA GABRIELSTOCZEK BERNARD/ACHILLE NEBOUT-JAVAL
13-13-(BFD)-12-16-2-10 MED 66p
10 JPN 今村亮/内野航太(日本経済大学)
8-24-(BFD)-3-6-8-20 MED 69p
19 JPN 土居一斗/外薗潤平(日本経済大学)
(25)-9-17-25-15-16-26 FIN 108p

女子最終成績(8カ国・16艇)
1 GER Victoria JURCZOK/Josephine BACH
1-(13)-1-2-3-4-4-8 MED 23p
2 GER Annika BOCHMANN/Anika LORENZ
6-3-5-(BFD)-4-1-3-4 MED 26p
3 JPN 後藤沙季/西山宏美(関西大学)
4-1-2-1-1-(7)-6-12 MED 27p
4 GER Tina LUTZ/Susann BEUCKE
9-(11)-4-4-7-2-2-2 MED 30p
5 NED Afroditi KYRANAKOU/Shannen MARCK
5-9-10-8-(15)-6-1-6 MED 45p
6 UKR Anna KYSELOVA/Liubov CHUNIHOVSKA
8-5-9-(BFD)-8-5-5-10 MED 50p
7 POL Madeleine ZIELINSKA/Nadia ZIELINSKA
(14)-10-3-5-2-10-7-22 MED 59p
8 JPN 徳重エリカ/安田真世(日本経済大学)
3-2-(12)-6-9-9-8-22 MED 59p
9 GER Karoline PEPIN/Sabine BECKE
10-4-6-3-12-12-(13)-16 MED 61p
10 MAS Khairunnisa MOHD AFENDY/Ameira Izla ZULKIFLI
2-(15)-8-7-5-15-12-16 MED 65p

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2010年12月23日

BHMカタールだより(7)

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銅メダルを獲得した後藤/西山。photo by Junichi Hirai

 470級ジュニア世界選手権最終日。日本女子は残念ながら金メダルを獲得できず。惜しくも銅メダルとなりました。

 最終日のドーハ湾は、ブローでマックス14ノットまで上がり、軽量チームの日本には厳しい内容となりました。関西大の後藤/西山は、2位のドイツに次いで上マークをまわり、追い上げを試みましたが、パワフルさにおいては海外勢が一歩リード。

 また、3位だったドイツも最終下マーク付近で2位に浮上し、後藤/西山を抜いて銀メダルとなりました。日本にとっては悔しい内容でしたが、銅メダル獲得は立派のひとことです。

「すごく悔しいです。(同点決戦だから)先にフィニッシュしたほうが勝ち。順位は走っていてわかります。力不足を感じました。スタートは、ドイツに責められて、スペースを探しながら風下から。スタート後、下のボートに伸ばされて逃げのタックでした。もっとカラダを鍛えないと。軽風で走ったのは……、自分でもよくわかりません。日本でもこんなに調子がいいことはなかったし。ここへ来てテクニックがついたわけでないでしょうけど、精神面はすこし成長した気がします」(後藤)

 また、徳重/安田は、スタートラインでポーランド艇とマストが接触し、相手のセールにマストが刺さるトラブルがありDNS(総合8位)。男子の今村/内野は、スタートで失敗し、その遅れをリカバリできずに10位(総合10位)。フリートレースに出場した土居/外園は最後をしっかり走り総合19位に上げました。

 日本出発から9日間のワールド遠征も終わりです。日本チームは世界を相手に大健闘したといえるでしょう。しかし、風域によって、と限定しなければいけないのも確かです。日本の若手はまだまだ、これから。来年のオランダ大会がたのしみです。

 これでバルクヘッドマガジンの仕事もひと段落です。今回も荷物をバッグに詰め込んで慌ただしく帰ります。

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2010年12月22日

日本3チームメダルレース

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上マークを2位で回航する今村・内野組。海外勢に全く負けていません。photo by Junichi Hirai

後藤組にメダルの期待。
男子・今村組、奮起の6位に上昇でメダルレースへ


12月21日
 ドーハ・470級ジュニア世界選手権4日目。4〜6mのよい風の中、男子4レース、女子2レースが行われました。

 男子は、最初のレースに今村組が昨日のブラックにより参加はできなかった(BFD・33点)のですが、その名誉挽回と言ってよいほど残りの3レースはとても良いレースをしてくれました。

 第4レースはスタートで1線から出られず、逃げてしまったのですが、上マークを2位で回航しました。そのまま順位をキープして最後は1艇に抜かれてしまいましたが、3位でフィニッシュ。

 第5レースは後ろから見ていても、リコールではないかと思うくらいグッドスタートをしました(実はこのとき、ブラックが掲揚されていました・・・ドキドキ)。果たして4位で上マークを回航。その後もうまく順位をキープしていましたが、最後の下マークまでの間に抜かれてしまい6位でフィニッシュしました。

 第6レースは2回目のスタートでブラックが掲揚されました。今村組はその中またしてもよいスタートを切って出ていきました。上マークは7位とちょっと遅れましたが、ランニングで順位を上げていました。しかし、最後はまた抜かれてしまい8位でフィニッシュ。

 土居組はスタートはよいものの、そのあとの展開がうまくいかず前を走ることができず、総合順位を23位まで大きく落としてしまいました。

 今日の成績により、なんと今村組は6位までジャンプアップしました。彼らは明日は目標だった“メダルレース”に出場します。

 今村組に今日の勝因を聞きました。
「今日はスタートがよくて、スタートをしてファーストタックのポイントがとてもよかったからだと思います」
 そして、明日の意気込みは?
「銅メダルを狙います!!」
 そうです。点差は8点です。行けます。

 女子が海上で交代をした後から、また少し風が強くなりました。今日の成績次第でメダルの行方が気になる後藤組は、軽量コンビ(101kg)にとってはやっぱりきつかったようで、スタートは出ることができても海外の選手についていくことができません。なんとか、7-6と大きく崩すこともなく明日のメダルレースは2位と同点で総合トップのまま出場しす。      

 徳重組も今日の風はオーバーの風できつかったようで、スタートはすごくよいのですが、後の展開がうまくいかなかったことと海外の選手についていけなかったことにより、1つ順位を落として総合6位となってしまいました。

 女子は、2艇とも明日のメダルレースに出場します。今回はメダルがかかっています!
 2艇の選手に明日の意気込みを聞きました。
「金メダルを持って帰ります!!」(後藤・西山組)
「精一杯がんばります!!」(徳重・安田組)
 頼もしいです。落ち着いて走ってください。

 明日は、メダルレース以外のレースの予告が現地時間10:00。女子のメダルレースは13:00、男子は13:30です(時差は日本時間から6時間遅れ)。日本女子がメダルを獲得するかもしれません。みなさん応援宜しくおねがいします。

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BHMカタールだより(6)

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第4レース3位でフィニッシュする今村/内野。本日3-6-8位で大爆発しました。photo by Junichi Hirai

 カタール・ドーハ470級ジュニア世界選手権4日目は、昨日までできなかったレースを消化するために、男子4、女子2レースをおこないました。帰着は日暮れ。本当に長い長い1日となりました。

 本日、ふんばりを見せたのは、男子の今村亮/内野航太(日本経済大)です。昨日の最終レースのスタート(結局ゼネリコによりスタートできず)で、ブラックフラッグにより第3レースをスタートできなかった今村/内野ですが、続く第4、5、6レースで3-6-8位とシングルを連発。自ら招いたピンチをチャンスに変えて、総合6位に浮上です。

「(ブラックフラッグによる失格で)後のない状況でしたが、無理はしないで走らせました。スタートで逃げた第4レースで右に風が振れたので、うまく挽回できました。成績を下げたレースもありましたが、きょうは上出来です。明日も気を抜かずに戦います」(内野)

「スタートでしっかり出ることを意識していました。失敗もありましたが、うまくできたと思います。あとは、大きシフトをはずさずに走ること。内野さんのフリック(クルーがトラピーズワイヤーをつかっておこなうパンピング)が相当効きました」(今村)

 男子から女子にボートを乗り換えることには、風が10ノットを超えて、軽量日本チームにはオーバーパワーのコンディションに。首位を走る後藤/西山も、パワフルな海外勢に遅れを取り7-6位の結果でした。しかし、前日までのアドバンテージがあり、ドイツと同率トップに立っています。

「体重が軽いので風が吹くと走り負けしていますが、なんとか踏みとどまりました。わたしも、後藤さんも負けず嫌いです。明日のメダルレースは負けません!」(西山)

 明日最終日は、午後からメダルレースがおこなわれます。日本からは、男子1、女子2チームが出場。女子は金メダルがかかる大勝負です。日本がメダルを獲得すれば史上初の快挙。がんばれ!

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軽風から中風で4レースを消化した男子。首位争いは前年度優勝のフランスとオーストリアがリードしています。photo by Junichi Hirai

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いつもバルクヘッドに掲載されることを気にしているクルーの内野(3年)と真面目〜な今村(2年)。羽咋工業高校出身の今村は「インターハイで大した成績もなかった自分が、大学に入ってここまで走れるようになるとは思いませんでした」。日本経済大の指導力は世界に通じています。photo by Junichi Hirai

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長い1日となった大会4日目。女子がフィニッシュすると同時に日没となりました。photo by Junichi Hirai

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ハーバーを後にする頃にはもう夜です。長いカタール遠征もあと1日。毎日ホテル〜ハーバー〜海を行き来しているばかりで、カタールを見てまわる時間はありませんが、どこの国へ行ってもそんなものです。海ばかり。photo by Junichi Hirai

470 JUNIOR WORLD CHAMPIONSHIP
470 WOMEN
1. JPN 後藤/西山 4-1-2-1-1-(7)-6 15p
2. GER JURCZOK / BACH 1-(13)-1-2-3-4-4 15p
3. GER BOCHMANN / LORENZ 6-3-5-(17 BFD)-4-1-3 22p
4. GER LUTZ / BEUCKE 9-(11)-4-4-7-2-2 28p
5. POL ZIELINSKA / ZIELINSKA (14)-10-3-5-2-10-7 37p
6. JPN 徳重/安田 3-2-(12)-6-9-9-8 37p
7. NED KYRANAKOU / MARCK 5-9-10-8-(15)-6-1 39p
8. UKR KYSELOVA / CHUNIKHOVSKA 8-5-9-(17 BFD)-8-5-5 40p
9. GER PEPIN / BECKER 10-4-6-3-12-12-(13) 47p
10. MAS AFENDY / ZULKIFLI 2-(15)-8-7-5-15-12 49p

470 MEN/MIXED
1. FRA BOUVET / MION 5-(7)-2-5-1-1 14p
2. AUT BARGEHR / MAHR 12-(19)-1-1-2-3 19p
3. ITA KOSUTA / FARNETTI 4-16-8-(19)-3-10 41p
4. GER ZEPUNTKE / BALDEWEIN 2-1-(33 BFD)-26-11-4 44p
5. ITA VIGNONE / RAMIAN 7-(17)-12-14-8-5 46p
6. JPN 今村/内野 8-24-(33 BFD)-3-6-8 49p
7. NED BENNEN / OOMENS 11-18-(33 BFD)-9-5-7 50p
8. GRE PAPOUTSOGLOU / ORFANOS (16)-3-13-11-13-12 52p
9. FRA BERNARD / JAVAL 13-13 (33 BFD)-12-16-2 56p
10. FRA PELISSON / ROSSI 17-21-3-(23)-4-11 56p
23. JPN 土居/外園 (25)-9-17-25-15-16 82p

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2010年12月21日

ドーハ、戦いは明日に延期

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ドーハ湾は、時々まばらな風が入ってきますが、すぐになくなり無風に。長時間の海上待機後、レースはキャンセルされました。photo by Junichi Hirai

ドーハ・470級ジュニア世界選手権3日目
風弱く、男女ともレースできず


12月20日
 今日は男子が先に出発です。ところが朝から風が全くありません。午前中は陸上で風待ちをして昼から海に出ました。海上は思った以上に風は弱く、だんだんと風はなくなり、海上待機です。

 ランチを食べながら待っていたら、少しずつ風が入ってきてやっとレースが始まりました。と思ったら、2回目のブラック掲揚のスタートでゼネリコになり、今村・内野組がブラックにかかってしまいました。この後、風がなくなり今日のレースはできないまま終了。今村組は明日の最初のレースは参加できません(女子は陸上待機中にAPAとなりました)。

 明日は今までよりよい風が吹く予報です。男子が先発。彼らの走りに期待しましょう!

470 JUNIOR WORLD CHAMPIONSHIP

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BHMカタールだより(5)

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チャーターボートは朝イチでチェック。故障や傷があった場合、技術スタッフが修理してくれます。レース後はダメージレポートを提出します。photo by Junichi Hirai

 カタール・ドーハ470級ジュニアワールド3日目。本日は男子のスタート時間を早めて予定されていましたが、朝から風なく陸上待機。その後も風はあがらず、午後になって海に出てスタートを試みましたが、ゼネリコを繰り返すうちに風がなくなり、ハーバーバックとなりました。遅番の女子はハーバーに来たものの、レースの用意をすることもなく終わりました。

 さて、今回の470ジュニアワールドではチャーターボートシステムがイベントの目玉になっています。40艇の新艇を大会側が用意し、同じ道具を極めて公平に分け与えられて、全員が同一条件で戦っています。朝、ハーバーに到着しても勝手に艇の準備をすることは許されず、艤装するのも全員が集まって「よーい、ドン」でおこなわれます。

 また、男子と女子を海上で船を乗り換え、効率よくレースを消化したいという試みが実行されています。昨日の昼、風がなくなったときには、船同士を海上でつなげ放しにして、選手だけがハーバーに戻ってくるという大胆な休憩もありました(運営スタッフが海上待機しています)。すべてが同じ条件の船だからできることですが、バルクヘッドマガジンが初めてみる興味深いレース運営です。

 さあ、ドーハ470ジュニアワールドは終盤を迎えました。21日も9時スタートに変更され、成立レース数(4レース)を消化していない男子からおこなわれます。そして、22日最終日にはメダルレース。日本のメダル獲得に期待がかかります。

470 JUNIOR WORLD CHAMPIONSHIP
470 WOMEN
1. 後藤/西山 (4)-1-2-1-1 5p
2. GER JURCZOK / BACH 1-(13)-1-2-3 7p
3. GER BOCHMANN / LORENZ 6-3-5-(17 BFD)-4 18p
4. POL ZIELINSKA / ZIELINSKA (14)-10-3-5-2 20p
5. 徳重/安田 3-2-(12)-6-9 20p

470 MEN/MIXED
1. GER DANIEL ZEPUNTKE / DUSTIN BALDEWEIN 2-1 3p
2. FRA SOFIAN BOUVET / JEREMIE MION 5-7 12p
3. ITA Francesco FALCETELLI / Gabriele FRANCIOLINI 10-5 15p
18. 今村/内野 8-24 32p
19. 土居/外園 25-9 34p

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2022年サッカーワールドカップ開催を知らせる巨大ポスター。photo by Junichi Hirai

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夜、ホテル近くを散策してみました。廃墟、瓦礫、でこぼこの歩道、石造りの家、礼拝堂(イスラムのお経が町に流れています)、運転の荒いクルマ、食堂、にわとりとうさぎの食材屋、床屋、スーパーマーケット、絨毯屋。アジアの匂いがプンプンしました。この雰囲気、どこかの国の路地と似ています。どこだったのか思い出せず。photo by Junichi Hirai

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2010年12月20日

470ジュニア日本女子首位

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トップの直後に後藤は「次もやります!」と頼もしいひとこと。その言葉は現実になり、1-2-1-1-位でハットトリック達成です。photo by Junichi Hirai

ドーハ・470級ジュニア世界選手権2日目
関西大、後藤・西山組。3連続トップで首位に


12月19日
 今日は、大会2日目で女子からレースが行われました。予告信号の時間が早なったため、朝7時にホテルを出発しました。ハーバーに着くと、風はなく国旗が垂れ下がっていました。でもこの風はまたしても日本女子チームにとっては“チャンス到来”です。実際、選手は「やったー。風弱いよ」と思ったようです。

 艤装も終わり、予定通り出艇していきました。と、その前に今日は徳重・安田組が初日のレースで3位でしたので、メインセールに赤色のシールを貼りました。

女子第2レース
 3ノットの風で9時に予告が掲揚されました。2艇ともまずまずのスタート。後藤組はうまくブローを掴みながら、1上マークをなんと2位で回航。徳重組はその流れについていけず、15位と出遅れてしまいました。

 ところが、風がどんどん落ちていく中、日本チームの追い上げはものすごいものでした。後藤組は1下に行くランニングでトップの船を下突破しトップになりました。徳重組は2上までうまくブローを掴むことができ、また軽量を生かし、なんと4位までジャンプアップしました。

 そのあとの2下までもいい走りをして2位まであがり、そのまま2位でフィニッシュしました。後藤組はトップになった後もしっかりとした走りで1位でフィニッシュしました。このレースなんと日本チームワン・ツーです!

 このあと、風がなくなり船を会場にアンカリングして、選手だけ陸にバックしました。お昼ごはんを食べた後に、風が入りはじめ、AP旗が降りました。また、選手を救助艇に乗せて海上へ。

女子第3レース
 4ノットの風で予告信号。後藤組は真ん中からいいスタートを切りました。徳重組はいまひとつ頭を出し切れません。後藤組は快調な走りで、1上を3位で回航。徳重組はまたしても流れについていけず14位と出遅れてしまいました。

 後藤組は得意のランニングで順位を上げ、2位になりました。徳重組もランニングで順位を上げるのですが、今日は抜け出られません。後藤組はまたしてもブローをうまく掴み2位でフィニッシュ。徳重組は順位を上げたものの12位でフィニッシュしました。

「徳重組は、全体的にリスクの高いコースをとっている」(山田寛コーチ)
 
女子第4レース…(続きを読む)
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BHMカタールだより(4)

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4レース中3レースでトップフィニッシュを飾った後藤/西山。5レースを終えて首位に立ちました。photo by Junichi Hirai

 カタール・ドーハ470級ジュニア世界選手権2日目。やりました。4レースおこなわれた女子で、関西大の後藤沙季/西山宏美が1-2-1-1。3レースをトップフィニッシュするという快進撃をみせ、首位に立ちました。

 16艇という少数精鋭でおこなわれている女子のなかで、ボートスピードが抜群に優れ、コース戦略も有利な条件で立てられるため、余裕あるなかで走っている印象です。もともと軽量コンビで微軽風域に定評ある選手ですが、世界を相手に臆することなく実力を発揮しています。

「アップウインドもダウンウインドも調子いいです。学連艇以外に乗るのははじめてなので、うまく乗れるか心配もありましたが、相性がいいみたいです。風が弱いうちに点数を稼いでおかないと。油断しないで、明日からもしっかり走らせます」(後藤)

 後藤は一昨年の470ジュニアワールドにクルーとして出場した経験があります。そのせいもあり、ワールドの雰囲気にのまれず、リラックスしてレースを戦えているようです。

 一方、徳重/安田も健闘しています。大胆なコース取りでミスをするシーンもありましたが、ダウンウインドで挽回。現在、4位と同点の5位につけています。

 19日は女子デーとなり男子は終日陸上待機で、朝から夕暮れまでレース漬けの1日となりました。風が弱く、海面にまばらなパフが広がる場面もありましたが、午後のレースではハーフトラピーズに出るまでに安定して吹きました。

 他国が苦しむ中、日本チームが得意とする風でレースがおこなわれているのはチャンスです。最終日には上位10艇によるメダルレースがおこなわれます。好機を最大限にいかしてがんばれ!

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後藤艇とわずか2点差で2位につけるドイツのVictoria JURCZOK / Josephine BACH。photo by Junichi Hirai

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強豪ドイツからは女子6、男子7チームが出場しています。photo by Junichi Hirai

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ファーストレグで遅れ、追い上げ型になっている徳重/安田。photo by Junichi Hirai

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にっこり後藤/西山。明日からセールに1位の黄色いマークをつけて戦います。photo by Junichi Hirai

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着艇する頃は日がくれて、町のあかりに灯がともりました。photo by Junichi Hirai

470 JUNIOR WORLD CHAMPIONSHIP
470 WOMEN
1. 後藤/西山 (4)-1-2-1-1 5p
2. GER JURCZOK / BACH 1-(13)-1-2-3 7p
3. GER BOCHMANN / LORENZ 6-3-5-(17 BFD)-4 18p
4. POL ZIELINSKA / ZIELINSKA (14)-10-3-5-2 20p
5. 徳重/安田 3-2-(12)-6-9 20p

470 MEN/MIXED
1. GER DANIEL ZEPUNTKE / DUSTIN BALDEWEIN 2-1 3p
2. FRA SOFIAN BOUVET / JEREMIE MION 5-7 12p
3. ITA Francesco FALCETELLI / Gabriele FRANCIOLINI 10-5 15p
18. 今村/内野 8-24 32p
19. 土居/外園 25-9 34p

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2010年12月19日

BHMカタールだより(3)

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カタールで年に一度のビッグイベント、ナショナルデーのパレードを見学してきました。photo by Junichi Hirai

 18日のカタールは、ナショナルデーという祝日で、ジュニアワールドははじまったばかりですが、はやばやとレイデイになりました。レース前のノーティスには書かれていなかったので、こちらに来てびっくりしましたが、とにかく休みは休みです。

 このナショナルデーは、カタール国民にとってかなりビッグなイベントらしく、大会主催者は、早朝からバスを借りてパレード見学ツアーを用意してくれました。わたくしも、山田寛コーチ、徳重選手、土居選手といっしょにツアーへ参加。ほかの選手たちは寝ていました。なにしろ朝6時30分に出発ですから。

 幹線道路に出るとカタールの国旗を巻きつけたり、キラキラの装飾をしたクルマがあちこちに。さらに、パレードがおこなわれる公園に近づくに連れて渋滞がはじまりました。道路を閉鎖して交通整理をしていたり、バスは大渋滞ゾーンへ突入。クラクションのオンパレードです。たぶん通常なら30分ぐらいの場所へ、遠回りしたり、何度も同じ場所をぐるぐるしたり、バスを乗り換えたり2時間近く掛かって目的地へ到着しました。

 パレードのある沿道には、すでに間近で見ようという群衆が陣取っていて、われわれがたどり着いたときには、4線、5線のライン。まるで鎌倉・鶴岡八幡宮の初詣を2倍にしたような人ごみです。パレードを見学されるカタールの首長らしきクルマが通ると、ワーワーと歓声がわきあがりました。

 さて、9時半からはじまったパレードは、完全な軍事ショーなのでした。スピーカーからカタールの行進曲(?)が大音量で流れてパレードのはじまりです。馬に乗った警備隊が足並み揃えて行進すると、今度はラクダ警備隊。続いて、歩兵部隊、女子部隊が通り過ぎ、その後は、戦車、装甲車、バズーカ砲を抱えた軍人が乗るクルマ、護送車、救急車、はしご車が続きます。真っ黒なクルマに真っ黒の服を着た特殊部隊が通り過ぎるときは、歓声がいちばん大きくなりました。人気があるのでしょうか?

 海では、トラディショナルな帆船がセールをあげてパレード。空には、戦闘機やヘリがビュンビュン飛んでいきます。陸海空とも一糸乱れぬ大行進で、ナショナルデーのためにかなり練習したのでしょう。

 しかし。。。スゴイことはスゴイのですが、ヨットレースをしにきたセーラーが、カタールの軍事力にそれほど興味があるわけでもなく、人ごみに揉まれていたこともあり、すぐに飽きてしまいました。

 帰りのクルマも当然渋滞です。午後はホテルで風邪の治療に専念していました。おかげで体調は復活。明日からのレース取材に備えました。

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海上では帆船パレード。photo by Junichi Hirai

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ラクダの警備隊。photo by Junichi Hirai

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戦車もずんずん行きます。photo by Junichi Hirai

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2010年12月18日

ドーハ日本女子好スタート

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弱い風ではじまった470ジュニアワールド。1レースおこなわれた女子は、徳重/安田3位、後藤/西山4位と好スタートをきりました。photo by Junichi Hirai

ドーハ・470級ジュニア世界選手権初日。
女子2チーム、得意の風域で好発進


12月17日
 いよいよレース初日を迎えました。今日は男子が最初にレースをして、終了次第、海上で女子と交代します。9時になって、受け取る船の番号が発表されました。

 選手とコーチは「いざ艤装へ!!」と思って急いで行ったら、またしても大会側が注意事項と一斉に船の所に行くようにと選手たちをロープの向こう側に並べさせました。どこまで平等にするのでしょうか…。

 チャーターボートのルール上、ほとんど動かすことができないので、すぐセッティングして、男子チームとコーチ陣は海に出ました。女子は陸上待機です。

 海面は風が左に振れ、風軸が定まりません。AP旗が掲揚され、10時45分に予告信号が掲揚されました。風は4〜5ノット。気温は22度と少し肌寒いくらいです。スタートはゼネリコで、10時50分に2回目の予告が掲揚され、4分前にブラックフラッグが掲揚されました。ブラックということもあって、他の選手が警戒している中、日本チームはまずまずのスタートをしました。

 風が左に振れて行っている中、今村・内野組(日本経済大学:以下今村組)は左に展開していき、第1マークを9位で回航。土居・外薗組(日本経済大学:以下土居組)は最初左海面に行きましたが、途中でタックを返さないといけない状況になり、右海面で展開することになり、第1マークを22位とかなり出遅れてしまいました。

 今村組はブローを掴みながら順位を落とすこともなく9位でフィニッシュをしました。土居組は回航ごとに順位を上げ2上は16位で回航をし、そのままの順位でフィニッシュできるかと思われましたが、最終下マーク付近のジャイブのタイミングが早くて、集団に風上からやられてしまい、残念ながら25位でフィニッシュしました。

 風が弱まる風の中、第2レースの予告信号が掲揚され、一度スタートしましたが、風がどんどん落ちてしまい、風も振れてしまい2上マーク直前でノーレースとなりました。

 気温が上がり、風は右に振れ、3〜4ノットと少しだけ強くなりました。14時05分に予告信号が掲揚され、ブラックフラッグが一発目から掲揚されました。今村組は真ん中からスタートをしました。土居組はスタート前20秒くらいにジャイブをして並び直し、出遅れてしまいました。

 今村組はウロウロしながら左へ伸ばしたのですが、風は右へ振れているため、最初右へのばした土居組の集団が前を通って行きました。第1マークは土居組が8位とシングルで回航、今村組は30位と出遅れてしまいました。風は弱まる中、右へと振れて土居組はスピンランで順位を上げましたが、クローズで順位を落とし最終的に9位でフィニッシュ。今村組は順位を上げたものの、残念ながら24位フィニッシュでした。

男子成績 32艇
18位 今村・内野組(日本経済大学) 8‐24
19位 土居・外薗組(日本経済大学) 25‐9

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第1レース、風下寄りからうまくスタートした今村/内野は8位フィニッシュ。photo by Junichi Hirai

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土居/外園は微風のなかで厳しい戦いに。第2レースは順位を落とす展開で9位に。photo by Junichi Hirai

 続いて、15時過ぎにやっと女子と交代です。女子のレースが始まる頃には、風は落ちてしまい2ノットくらいだと思います。しかし、この風は日本女子選手にとって得意風域なので、コーチ側は「チャンス到来」と言っていました。

 男子との交代が終わるとすぐに予告信号が掲揚されました。大会側は意地でも「1レースはやってやる」という勢いでした。女子は16艇と少ないため、スタートラインも見やすく徳重・安田組(日本経済大学:以下徳重組)は頭を出してしっかりとスタートしました。後藤・西山組(関西大学:以下後藤組)は、スタートに間に合わず出遅れてしまいました。

 徳重組はブローを掴みながら展開していました。後藤組は出遅れてしまったので左に伸ばしました。第1マークは徳重組が5位、後藤組は9位とまあまあの滑り出しです。2艇ともしっかりと風を掴みながら回航ごとに順位を上げていきました。

 他国の選手と比べて体重が軽いからなのか、日本チームの船はスイスイと前に出て行きました。徳重組は最初の下マークを回航後、即タックをして右へ伸ばしていきトップとも近づきました。そして、最後のスピンランでうまくブローを掴みトップに立ちました。

 しかし、下マーク直前でのジャイブの位置により抜かれてしまい、結局3位でフィニッシュ。そんな中、後藤組はクローズでもスピンランでも順位を上げ、下マークを回航するときには4位まで上がっていました。後藤組はそのまま4位でフィニッシュしました。それにしても最初のスタートの遅れが惜しかったです。女子は2チームとも初戦から好調な滑り出しです。

女子成績 16艇
3位 徳重・安田組(日本経済大学) 3
4位 後藤・西山組(関西大学)   4

 明日はナショナルデー(国の祝日)で早くも大会はレイデーです。パレードやショーがあるのでみんなで行ってきたいと思います。明後日は、予告信号の時間が9時と早くなりました。明後日は女子が最初にレースをします。

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女子はボートで海上へ。チャーターボートを海上で男子と乗り換えました。photo by Junichi Hirai

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ライブで公開されているトラッキングデータは、クラブハウスのテレビ画面にも表示されています。photo by Junichi Hirai

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BHMカタールだより(2)

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ドーハ470級世界選手権初日。レースができるかどうか、という微風で男子2、女子1レースが行われました。本日は体調すぐれず、メディアボートで海に出るもダウン。早々に陸に上がり倒れていました。むむむ。photo by Junichi Hirai

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19. 土居/外園 25-9 34p

470 WOMEN
1. GER Victoria JURCZOK/ Josephine BACH 1p
2. MAS Khairunnisa MOHD AFENDY / Ameira Izla ZULKIFLI 2p
3. 徳重/安田 3p
4. 後藤/西山 4p

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2010年12月17日

ドーハ470ワールド前日

17日開始、470級ジュニア世界選手権

12月16日
 2010年470級ジュニア世界選手権はカタールの首都ドーハで開催されます。カタールはとても小さい国(秋田県とほぼ同じ)ですが、ご存じのように2006年にアジア大会が行われた場所です。時差はJSTマイナス6時間です。

 私たちは、15日の現地時間朝5時過ぎに空港に到着しました。初海外という選手もいましたので、長旅の疲れを癒すために昨日は体の調整と現地視察をしました。体調を崩した選手もいましたが、時差ぼけで悩まされる選手はいませんでした。やっぱり若者は違いますね!

 16日は、まずは朝の散歩から始まりました。朝食後ハーバーに向かい、9時から受付が始まりました。受付もスムーズにいき、いよいよチャーター船の受け取りです。

 選手&コーチたちが船のまわりに集まり、船についての注意事項を聞きました。帆走指示書にも書いてあるのですが、スプレッダー・マストステップの位置・サイドステイのピンの位置などは変えてはいけません。風が強くなって、ピンをつめたくても動かしてはいけません。ここまでしてみんな同じ条件にそろえるのもすごいです。今回は本当に各選手の腕の見せ所です。

 今日は、とりあえず船を選び、チューニングをして2時間ほど練習をしていいということになりました。日本チームは、みんなで協力しながらチューニングをして海に出ました。短い練習時間でしたので、感覚のチェックをしました。ひとつつだけ問題がありまして、外薗が体調を崩して今日は安静のためホテルに残っていました。クルーが1人足りないということで、なんと私栗田が2年ぶりにクルーをすることに…(2年前もなぜか同じジュニアワールドの直前練習でした)。

 チャーターということで選手たちは悩んでいましたが、あとは自分の感覚を信じるしかないと思います。条件はみな同じですからね。

 夜はオープニングセレモニーです。ブッフェ形式ですが、今回は参加者が少ないということもあって各テーブルにいろいろな国の選手が集まって座るようになっていました。これを機会に他の国の選手と会話を楽しんでいる日本選手もいました。こうしたことは国際大会では大事なことです。

 日本経済大学の土居は、NOVAで学んだ英会話を頼りにイタリア選手に積極的に話しをしていました。さらに彼はひとりで他の国の選手の所に行き、声をかけて交流を深めていました。気づいたらウクライナの帽子をかぶっていました。

 17日はレース初日。10時30分に予告信号が上がります。今回はチャーターということもあって船の数が足りないので、男子が3レースした後、海上で女子と交代をします。選手それぞれが高い目標を持って、レースに挑みます。

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BHMカタールだより(1)

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470ジュニアワールドに出場する日本代表チーム。どこでもワイワイがやがや楽しそうにしています。日本チームのプライベートネタはこちらに。photo by Junichi Hirai

 17〜22日まで、カタール・ドーハで470級ジュニア世界選手権が開催されます。この大会は21歳以下に限定されるジュニアワールドで、日本からは今年3月に和歌山でおこなわれた選考レースを勝ち抜いた男子2、女子2チームが出場します。

◎470級ジュニア世界選手権・日本代表選手
男子
土居一斗/外薗潤平(日本経済大)
今村 亮/内野航太(日本経済大)
女子
徳重エリカ/安田真世(日本経済大)
後藤沙季/西山宏美(関西大)

 エントリーは、男子(男女混合を含む)32艇、女子16艇。昨年のギリシア大会に比べると参加艇が減っていますが、これはカタールへのアクセスのむずかしさもあるでしょう。日本(関空)から11時間、ドイツの選手に聞いたところ、彼らはイスタンブールで乗り継いで9時間かかったそうです。出場国は、ドイツ、スロベニア、イタリア、ギリシア、フランス、フィンランド、オランダ、ロシア等。アジアからは、カタール、日本のほかにマレーシアが出場します。

 しかし、大会主催者のモチベーションは非常に高く、新艇チャーターボート(ブルーブルー)、ブーム・マスト(スーパースパー)、ニューセール(オリンピックセール)が用意され、さらに豪華ホテル、朝昼晩の食事、ハーバー〜ホテルの送迎、渡航ビザの手配までを含めたパッケージで選手を迎え入れています。

 大会前日は、チャーターボートの説明と海上練習、開会式がおこなわれました。今回のチャーターボートは、各チームに決まった船を与えるのではなく、全艇をイコールコンディション(マスト位置、スプレッダー、サイドステイピンを固定)にして、毎日ボートを変更(乗り換え)して配艇されるようです。

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ずらりと並んだ40艇の新艇470。ブルーブルーはOPでも活躍してるポーランドのビルダーです(元ツイゲルマイヤーでしたっけ? 枝分かれしたんでしたっけ? 詳しいことはフォイラーモスに夢中の国内販売代理店へ)。photo by Junichi Hirai

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午前の少ない時間で新艇のならしセーリングに出ました。明日は別のボートが配艇されるため動作確認を中心に。photo by Junichi Hirai

 470でめずらしいことをするな、と思っていたら、山田 寛コーチによれば「以前、ISAFワールドでも同じことやりましたよ」とのこと。このような大盤振る舞いができるのもカタールという経済力のある国だからでしょうか。

 さて、はるばるカタールへやってきたバルクヘッドマガジンは、大会の様子を随時レポートしていきたいと思います(※バルクヘッドとは別に、日本セーリング連盟からのレポートも並行して紹介していく予定です)。カタールに到着して2日目ですが、食事もおいしく、朝晩は冷え込むものの、日中はTシャツ短パンでオーケーという過ごしやすい気候です。

 日本チームのほとんどは初海外遠征ですが、目をキラキラせさせて海外のセーリングをたのしんでいます。レースは明日から本番。がんばれ日本!

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関西大の後藤/西山。後藤(3年・写真右)は大分別府育ち、別府青山高校を経て関西大へ。後藤選手の実家は蛇口から温泉が出るそう。西山(2年)は生粋の大阪っ子。大学からヨットを始めて2年で世界選手権出場です。すごい。photo by junichi hirai

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ドーハセーリングクラブでおこなわれた開会式&晩餐会。テレビカメラが入るなか、全選手テーブル着席でおごそかにおこなわれました。photo by Junichi Hirai

470 JUNIOR WORLD CHAMPIONSHIP

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2010年12月08日

光ニューイヤーレガッタ

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 1月8〜10日、第3回となる「HIKARI NEW YEAR REGATTA」が山口県光市スポーツ交流村ヨットハーバーで開催されます。毎年、参加選手が増加し、今年はすでに70艇のエントリーがあります(文/大会実行委員会)。

 大会内容については、初日の8日はプラクティスレースをできるだけ行うなかで、山田 寛氏がゴムボートで直接指導を行います。

 また、レース後には写真やビデオを見ながら反省会を行うと共に、世界トップ選手のビデオも観覧しようと思っています。大変役に立つクリニックなので、親子そろってぜひ参加してください。

 9日、10日はレースで、Aグループ・Bグループに分かれて全5レースを予定しています。8日の初日にトップ3に入った選手は毎年恒例のマイヨジョーヌを着て、レースを盛り上げます。

 昨年に引き続き、ジャパンGORE-TEXが特別協賛となり、参加賞品をはじめ、AフリートBフリートともに1位から6位まで豪華GORE-TEX商品を提供していただいています。今年はさらにグレードアップしてみなさまをお待ちしています。

 また、昨年から地域との交流を図るために企画した選手へのうどんの提供が好評だったので、今年も行いたいと思っています。

 2011年山口国体を控え、大会運営も万全の態勢です。エントリー締め切りは12月6日となっていますが、まだ間に合いますのでぜひ参加してください。

◎光セーリングクラブジュニア(大会サイト)
http://ophikari.web.fc2.com/
2010年度大会の様子(バルクヘッドマガジン記事)

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2010年12月01日

タイOP級クリニック案内

 関東水域OP連絡会(KSR・関水連)では、2000年に国際オプティミスト級のセーリングクリニック(第1回湘南オプティクリニック)を、神奈川県三浦半島の初声で実施。以来、これまでに11回のセーリングクリニックを開催してきました。2004年からは、その開催場所を海外にも広げ、日本とタイの国際合同クリニックとして過去5回の開催実績があります(文/関東水域OP連絡会会長・増川幸嗣)。

 この度も、タイ王国海軍(RTN)、タイヨットレース協会(YRAT)の多大なる協力を得て、2011年3月26〜4月2日に「第12回湘南オプティクリニック」として、6回目のタイ開催を実施する事になりました。

 先ごろ終ったばかりの広州アジア大会セーリング競技では、日・タイ両国のエントリーが揃った五種目。すなわち、OP級男女、420級男子、レーザーラジアル級、RS:X級男子の直接対決はタイ側の5勝0敗。獲得メダル数でも、金3、銀1、銅2の実績を上げて日本勢を上まわりました。

 タイのナショナルチームが、そのトレーニングのベースキャンプとしているのがチョンブリー県サタヒップ市のタイ王国海軍内セーリングセンターです。そこで、タイのオプティセーラーと一緒に走り、また、タイヨットレース協会のナショナルチームコーチに直接の指導を受けられます。さらに、現地に住むあの「外道無量院」に会えるかもしれません。

 この4〜5年で劇的な進歩を遂げたタイのジュニア・ユース層の「強さ」と「層の厚さ」の秘密は一体、何なのでしょうか!?

 まだまだ日本では肌寒い季節に常夏のタイで、常に一定以上の風が保障される環境下、選手自身、また、コーチ自身が直接に体験し、その「上昇気流」に触れる絶好のチャンスです。しかも、料金は格安!!

 応募の締め切りは年内一杯です。お申し込みはお早めに。

 なお、詳しい募集要項や過去の体験レポート・報告書等は、関水連・KSRのホームページに掲載中です。

◎関水連・KSRホームページ
http://sites.google.com/site/kansuiren/home

 また、12月12日(日)には、江の島ヨットハーバーで開催中のジュニア・ユースクリスマスカップで、父兄向けに最終ガイダンスを開催予定です。

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posted by BULKHEAD at 16:14| ジュニア・ユース

2010年09月14日

スナイプ級西半球レポート

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8月30〜9月3日までカナダ・エリー湖でスナイプ西半球選手権が開催されました。参加は40艇で日本から5チームが出場しました

スナイプ西半球選手権・ユース代表レポート

 今回のスナイプ西半球選手権には、ジュニア・ユース育成強化委員会として、初めてスナイプチームを派遣しました。今大会は南米、中米、北米各および日本の代表で競われる大会です。アメリカ大陸に於けるスナイプ級は、日本で言うアジア大会にあたる「アメリカ大陸大会」の正式種目に採用されているため、非常にレベルの高いフリートが形成されています。

 12日間の遠征でしたが、2名の選手は精一杯レースを戦い、世界を舞台にレースをすることの厳しさと楽しさをフルに経験しました。

 結果として、成績は26位と振るいませんでしたが、ジュニア・ユースの時期に世界に出てレースをする重要性を改めて認識させられました。

 以下は望月・杉浦両選手のレポートです。

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レース初日
 カナダは、日本と気候がまるで違って乾燥していて、朝晩はとくに冷え込み、日本の秋を先取りしてしまっている気分です。体調管理が重要です。

 レース前日は、大会のプログラムに組まれた「ナイアガラの滝バストリップ」でした。スケジュールに組まれるところが、カナダならではというか、おもしろいです。また、開会式の後は会食パーティーが開催されました。

 このどちらにおいても、各国の選手たちと親善交流することができました。海外選手とコミュニケーションを取ることで「世界大会に来た」ということを改めて実感しつつ、話している中で、自分の知らない外国の事情を知ることができました。

 24日にカナダに来て、事前練習や、昨日のプラクティスレースで、チャーター艇の調整もうまくでき、艇のボートスピードも、悪くなく仕上がっていました。

第1レースは、スタートが決まり、途中まで良いビジョンでコースを展開でましたが、最後のレグ3分の1ほどで、ブローに乗りきれず、10番台で1上マークを回航。フィニッシュも13位でした。

 第2レースは、スタート直前に風向が右に振れ、アウター寄りでスタートした私たちは、そのまま左海面をひた走り(風が左に振れ戻ると予想したが…)、左一本のコースを引きました。しかし、ブローは右から入っており、そのような展開をした私たちに晩回のチャンスはありませんでした。完全にブローを見逃し、不確かな確信を持ったことが敗因です。

 今回、世界レベルでの初めてのレースで感じたのは、「基本に忠実に」レースをすることのむずかしさです。言うのは簡単ですが、実際にそれをこのレべルで行うことは、かなりの神経を使い、そして集中しなければ実行できませんでした。また、コースを組み立てる前には、他艇に劣らない、もしくはそれ以上のボートスピードも必要で、案の定、この大会でコンスタントに前を走る選手はその両方を確実にこなしていました。

 しかし、私たちも、それをできるようになるためにこの遠征に来ているので、残りの7レースで、少しでも成長できるように全力で走ってきたいと思います。

 ライトウインドのボートスピードは悪くない(むしろ調子いい)ので、トップホーンを鳴らす勢いでがんばります。
 
レース2日目。きょうは…(続きを読む)
posted by BULKHEAD at 06:33| ジュニア・ユース