2011年06月11日

SFG日本、健闘およばす

 英・ウェイマスで開催されているセールフォーゴールド5日目(フリートレースの最終日)。メダルレースに進出する可能性をもったチームが振るわずに終わりました。470女子・近藤組は13位、49er・牧野組は16位でした。いつもより20度くらい西寄りの風で定刻にスタートしましたが、次第に上がる風の傾向は、夏の五輪でもよく吹く海風の弱めバージョンだったのではないでしょうか。(レポート/JSAFオリンピック特別委員会

◎中村健次ナショナルコーチの総括コメント
 ウェイマスは風向と潮流の条件により、走るサイドが明確になりますから、どれだけ攻めスタートできるかによって、結果に大きな差が出た大会でした。
 これらは選手自身、身をもって体験できた部分であると思います。これは470級に限らず、どの海面にも共通した傾向でした。つまり、ウェイマスではその「海面癖」をつかむことが成績に「大きく左右する」という事です。
 今大会ではプレ五輪(8月・当地)の選考の掛かった国(選手)とは違い、われわれはこの海面の「癖」をつかむ事が重要な大会と位置づけしていました。そして個々の選手たちはそのための「大いなるTRY」もおこないました。勝負には負けましたが、風調査を含め、それに勝る情報をわれわれは手に入れることができました。これらの成果を選手、スタッフが共有し、プレ五輪、そして本番である2012年ロンドン五輪につなげて行きたいと思います。

470級男子…28カ国 77艇
 日本選手は、良いスタートができ、そして賢明なストラテジーを使って前を走ることができます。原田組と松永組は1回ずつシングルを取って順位を上げましたが、上位艇との得点差を詰めることはできませんでした。シルバーフリートの市野組は1-6位を取り、次への期待がふくらみます。
18位 原田・吉田 5-21-19-3-19-12-32-20-1-12
24位 松永・今村 15-15-23-21-6-11-24-36-18-2
44位 市野・吉見 17-19-DNC-DNC-31-20-5-3-1-6
49位 石川・柳川 31-25-19-12-21-23-22-25-3-15
62位 阿部・森田 24-36-33-23-18-20-25-20-28-27
65位 渡辺・八山 27-27-20-22-28-25-DNC-DNC-21-19
69位 前田・野呂 26-15-29-26-29-24-33-14-DNC-DNC

470級女子…24カ国 46艇
13位 近藤・田畑 DSQ-9-9-17-2-11-18-19-21-23
28位 吉迫・大熊 21-36-27-23-26-30-20-26-26-20

49er級…26カ国 64艇
 牧野組は今日もタフなフリートの中で、スタートを中心に頑張りました。メダルレースには届きませんでしたが、トップセーラーがすべて揃う中での走りは、遠征に出てからまた1ステップ前進した印象です。次はメダルレースという期待が持てるレース振りでした。「総合16位、国別9位と来年の五輪出場国枠を取れる順位でした。今回はほぼ大満足の結果でしたが、課題がまだまだあります。油断せず、さらに上を目指して精進していきたいと思っています」(関 一人コーチ)
16位 牧野・高橋 3-DNF-10-9-7-14-9-18-6-23-16-17-11-15

スター級…22カ国 41艇
 トラブル続きだった鈴木が、やっとニコッとしました。1レース目9位でフィニッシュし、その風域ではセッティングが合ってきたのかと感じることができました。まだ、長いワーキングリストができただけかもしれませんが、ひとつずつ、クリアしていく辛抱が肝心です。
「6〜12ノットの南西風の中、2本戦いました。1本目はスピードがないなりにしぶとくレースを続け、ワンチャンスをものにし、中盤からジャンプアップし、9位でフィニッシュ。2本目は中盤の混戦を何とか走り切り27位。疲れを取って次に向かいます」(舩澤コーチ)
「なにかと大変なシリーズでした。この後、フィンランドのヨーロッパ選手権までに、スピードという重要な課題を克服できるようにがんばります」(鈴木)
33位 鈴木・和田 31-35-16-DNC-DNC-38-35-32-9-27

RS:X級男子…37カ国 86艇
 迷える富澤は、まだトンネルの出口が見えないようです。次の大会はプレ五輪になりますが、その前にウェイマスで海外チームと練習をする時間があり、問題点を整理整頓して万全の準備をします。
39位 富澤 慎 14-39-15-14-19-11-42-42-38-37
79位 金子岳司 39-40-42-39-41-38-34-32-34-29

RS:X級女子…27カ国 60艇
 ゴールドフリートで戦った須長ですが、トップフリートの中では、中軽風の走りでついて行かれない様子です。昨年から少しずつ減量と軽風での技術を学んでいますが、誰よりも先にプレーニングしだすことが今後の課題です。
29位 須長由季 19-21-17-15-3-6-19-26-23-23
40位 小菅寧子 12-17-20-9-19-16-18-11-12-13-15

レーザー級男子…45カ国 124艇
 安田が2回ともシングルで、シルバーフリートの2位になりました。予選の時からあと1歩でゴールドに残れる力がついてきたので、予選最終日で安全モードになったのが惜しまれます。ビッグフリートのレーザーでは、とにかく勢いが大切だということを学んだのではないでしょうか。「安田は、ちゃんと走ればゴールドフリートに残れたはずです。予選での失敗が悔まれます」(飯島コーチ)
64位 安田真之助 49-29-35-32-26-34-20-4-3-5
83位 永井久規 35-34-45-43-33-46-35-29-19-25
87位 城 航太 54-43-43-47-41-42-3-3-BFD-28
96位 ホール・イアン 55-41-38-45-50-44-19-20-46-16
112位 南里研二 62-55-54-54-50-55-51-49-36-51

レーザーラジアル級女子…35カ国 91艇
 蛭田は、12〜15ノットのアップウインドでは、よいスピードが出せるようになりました。課題はダウンウインドで、パンピングとステアリングのコンビネーションをもっとマスターしなければなりません。昨年から取り組んできたダウンウインドは人並みのスピードになりましたが、ここからトップグループについていけるスピードをマスターするにはもっと運動量を上げなければなりません。チェコのベロニカは「アップウインドよりもダウンウインドのほうが心拍数は上がる」と言っていました。
60位 蛭田香名子 42-34-28-23-29-24-14-6-24-12
68位 高橋香 18-38-30-32-31-26-21-21-30-35
70位 長谷川哲子 34-37-40-33-35-25-15-30-20-20

 この大会は各国のオリンピックへの取り組みがよく出た大会でした。大会に焦点を合わせてきたイギリス、フランス、ニュージーランドは確実に成績を出してきています。これまでは選考がかかった大会では、上位選手がプレッシャーでつぶれるということもありましたが、強豪国ではセーラーというよりもアスリートという域で選手を育成しているため、個人の力で戦っていた20年前のようなことはなくなりました。

 今回、日本は選考にかかっていませんが、収穫と課題を得たものの全体的に選手に疲れがみえたのも事実です。欧州に住んでいないハンデもありますが、次のプレ五輪では万端の準備と調整をおこなってリベンジしたいと思います。

 最後に当地における「がんばれ!東日本」キャンペーンについて少しふれておきます。主催者側の協力と理解をいただき、順調に進んでいます。海外セーラーの心遣いに感謝いたします。

 今日の夕方、パラリンピックの表彰式がありました。その中で主催者が、各種目の金メダリストに震災支援のチャリティーフラッグをその趣旨と経緯を説明して贈呈してくれました。

 ふたり乗りのスカッドクラスの金メダリストは女性(オーストラリア/リスル・テッシュ選手)でした。彼女が表彰式の後、渡されたフラッグを持ってくれました(写真)。明日のオリンピッククラスの表彰式でも同じくフラッグを各金メダリストに贈呈してくれることになっています。

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スカッド級金メダリストに贈られた「がんばれ!東日本」フラッグ。photo by JSAF

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2011年06月10日

英SFG、日本勢苦戦続く


ウエイマスで開催中のセールフォーゴールド。大会4日目ダイジェスト動画です

 セールフォーゴールド4日目。大会が始まって以来、はじめてスケジュールどおりにレースを消化しました。英国の北に低気圧がありますが、ウェイマスには南西からの冷たい風が安定して入りました。49erの牧野・高橋組が、ゴールドフリートになってからも健闘しています。(レポート/JSAFオリンピック特別委員会

470級男子…28カ国 77艇
 今日からゴールド、シルバーの決勝フリートに分かれ、2レースを行いました。風は15ノット超のよいコンディションでした。総合首位を走るのは、和歌山でも勝ったフランスのルボシェール・ギャロス組、続いて2位スウェーデン、3位オーストラリアとなっています。原田組と松永組はシビアな展開の中、それぞれ捨てレースポイントを取り、上位進出は果たせませんでした。シルバーフリートの若手NT・市野組は5位、3位の走りを見せフリートの9位・総合48位に上昇しました。
26位 原田・吉田 5-21-19-3-19-12-32-20
32位 松永・今村 15-15-23-21-6-11-24-36
48位 市野・吉見 17-19-DNC-DNC-31-20-5-3
50位 石川・柳川 31-25-19-12-21-23-22-25
56位 前田・野呂 26-15-29-26-29-24-33-14
57位 阿部・森田 24-36-33-23-18-20-25-20
67位 渡辺・八山 27-27-20-22-28-25-DNC-DNC

470級女子…24カ国 46艇
 総合首位ニュージーランド、2位イギリス、3位イスラエルの順となっています。近藤組は順位を落としましたが、ベスト10内とは僅差です。「う〜ん、スピードで負けています。私達はとくに変えていないから、自分のスピードが遅くなっているのではなく、トップグループが速くなっているのだと思います。ウェイマスの風域とコンディションに合わせてきている、と思います」(近藤)。「出遅れているわけではないのですが、走り負けてタックして逃げて、行きたいほうへ行けない。今日はニュージーランドが思い切りいいコースで圧勝です」(田畑)
11位  近藤・田畑 DSQ-99-17-2-11-18-19
30位  吉迫・大熊 21-36-27-23-26-30-20-26

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有利海面に行けず、先行艇を追いかける展開になった近藤・田畑。追いつくチャンスも少なく苦戦を強いられました。photo by JSAF

49er級…26カ国 64艇
 トップレベルが揃う中でのゴールドフリートレースですが、果敢に攻める牧野組は1レース目に9位とシングルスコアでフィニッシュ、その後も18-6-23位でまとめました。「4レース行いましたが、どんな風域でもスピードが出せるようになってきたことが大きいです。470チームに負けないぞ!」(牧野)。
17位 牧野・高橋 3-DNF-10-9-7-14-9-18-6-23

スター級…22カ国 41艇
 前日のトラブルから復帰して3レース戦いましたが、とにかくスピード負けです。新艇はキールの位置が異なり、それに合ったマストの位置がうまく出ず、マストのベンドが思ったように調整できず…。というのがスピードにつながらない要因のようです。悩める鈴木ですが、辛抱強く、準備と調整を続けることが大切です。
35位 鈴木・和田 31-35-16-DNC-DNC-38-35-32

RS:X級男子…37カ国 86艇
 負のサークルに落ち込んでしまったのか、富澤はゴールドの42-42位で全くいいところがありませんでした。レースの風域にあわせたセッティングがきちんとできていないのか、レース後、頭を抱えてセッティングを直していました。
39位 富澤 慎 14-39-15-14-19-11-42-42
81位 金子岳司 39-40-42-39-41-38-18-34

RS:X級女子…27カ国 60艇
 須長はゴールドフリートで順位に変動はありませんでしたが、小菅がシルバーフリートで連続の2位をとりました。予選ではゴールドフリートに届きませんでしたが、「せっかくだから、考えていることを試していきます」と、スピードアップに努めて、落ち着いてレースをしています。
27位 須長由季 19-21-17-15-3-6-19-26
35位 小菅寧子 12-17-290-19-17-18-2-2

レーザー級男子…45カ国 124艇
 全員シルバーフリートでの戦いでしたが、今日のエースは城でした。3位を2回とり、95位から76位へと大きく順位(シルバー14位)を上げました。「ウェイマスへ来てから走りで悩んでいましたが、今日は海面がよく見えたし、走り方をちょっと工夫したらスピードも出せました。すべてがうまくかみ合いました」(城)
67位 安田真之助 49-29-35-32-26-34-20-4
70位 永井久規 35-34-45-43-33-46-35-29
76位 城 航太 54-43-43-47-41-42-3-3
90位 ホール・イアン 55-41-38-45-50-44-19-20
114位 南里研二 62-55-54-54-50-55-51-49

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今春、高校を卒業した南里。NTホープとして挑戦しています。photo by JSAF

レーザーラジアル級女子…35カ国 91艇
 2レースを行いました。蛭田は15ノット前後になるとスピードが安定します。1上はあわやトップかと思いきや、最後のシフトでデンマーク他の数艇に抜かれてしまい、6位でした。「ダウンウインドがよかったです。今日ぐらいの風だとクローズも安定して走れます」(蛭田)
56位 蛭田香名子 42-34-30-25-29-24-14-6
65位 高橋香 18-38-30-32-31-26-21-21
70位 長谷川哲子 34-37-42-35-35-25-15-30

 大会5日目はフリートレースの最終日で、2レースを予定しています。470の近藤組はメダルレース進出をかけた勝負の1日となります。吹かない予報が出ていますので、長い1日になりそうです。

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2011年06月09日

英SFG近藤/田畑8位浮上

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ウエイマスで開催されているセールフォーゴールド予選最終日。スター級は25ノットの強風が吹き荒れました。photo by JSAF

 大会3日目。朝のチームリーダー会議では定刻どおり470とレーザーはスタートすると伝達がありましたが、それからすぐにレース運営艇が海上へ出ると、「全エリア陸上待機」と知らせが入りました。風は27ノット、波が悪く、少し風が落ちるのを待って9時半過ぎから出艇し、レースをこなしました。49erは1レース、スターは2レースしかできませんでしたが、他のクラスは2レースを行い、予選シリーズ6レースを終了。235度からの風が時折25ノットを超える場面もありましたが、ほぼ15〜18ノットで、よいレースコンディションでした。(レポート/JSAFオリンピック特別委員会

◎中村健次ナショナルコーチの報告
 3日目を終えましたが、世界の強豪を相手に期待していた結果にはなかなかなりません。ロンドンを前に試練が与えられています。しかしながら、部分的には日々改善が施され、それなりの前進ができているように見えます。
 一方のマルチ事業の風調査ですが、予想以上に成果が見えてきています。詳細は次の機会に譲りますが、プロフェッショナルとしてアメリカズカップキャンペーンで活躍した鹿取氏、気象予報士の岡本氏ほかマルチ・サポートチームが、われわれオリ特の思いを共有し「一丸となって勝ちに行く」強い意識がこれらを導き出しているのだと思います。添付するデータはごく一部ですが、「見えない風」を「見える風」にして選手がレースに使う情報の一助になればさいわいと思っています。
 さらに、7月には東大潮流調査チームも当地入りし調査を行います。仲間が増え「強いチームジャパン」になると信じています。

470級男子…28カ国 77艇
 吹いて、しかも波が悪い中で、12月のオーストラリア・パース(ISAFセーリングワールド)対策を重ねている国がよく走りました。また、イギリス、フランスのようにプレ五輪の代表選考がかかり、しかもパースへ向けて五輪代表予選を兼ねている国の選手達がしっかり走っています。日本は強風域の走りに進境めざましい原田組、松永組がゴールドフリートに残りました。
26位 原田・吉田 5-21-19-3-19-12
31位 松永・今村 15-15-23-21-6-11
43位 石川・柳川 31-25-19-12-21-23
51位 阿部・森田 24-36-33-23-18-20
53位 前田・野呂 26-15-29-26-29-24
55位 渡辺・八山 27-27-20-22-28-25
59位 市野・吉見 17-19-DNC-DNC-32-20

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原田艇(左)と松永艇のバトル。男子はこの2チームがゴールドフリートに進出しました。photo by JSAF

470級女子…24カ国 46艇
 強風番長のオランダに迫る走りを見せた近藤組が。1カット(初日のDSQ)になり、23位から8位にあがりました。2レース目は吹いた中、誰よりも先にリーチングでスピンをあげ、一気に追いつくなど随所に執念の走りを見せていました。
8位  近藤・田畑 DSQ-9-9-17-2-11
29位  吉迫・大熊 21-36-27-23-26-30

49er級…26カ国 64艇
 牧野組は、昨日のうちに黄組でレースを行っていたため、今日は1日中、風が落ちるのを待って終わってしまいました。18時からRS:X女子の後に湾内でレースをする予定でしたが、結局、18〜22ノットの風で中止に。安全確認ができなかったことが理由のようでした。
16位 牧野・高橋 3-DNF-10-9-7-14

スター級…22カ国 41艇
 2レースが実施されましたが、25ノットオーバーの強風下、鈴木組はフォアステイが切れてしまい、2レースともDNCとなりました。途中までよいレースができていただけに残念なトラブルでした。さいわい修理はできましたので、明日から復帰します。
34位 鈴木・和田 31-35-16-DNC-DNC

RS:X級男子…37カ国 85艇
 富澤が少しずつですが、走りを整えつつあります。アジアのライバルが上位にからんで走るのが気になってしかたがないようです。また、金子は初遠征ではあるものの「もっとしっかり走れ!」とコーチから叱咤激励されています。
29位 富澤慎 14-39-15-14-19-11
82位 金子岳司 39-40-42-39-41-38

RS:X級女子…27カ国 60艇
 風が吹くと須長のスピードは、トップクラスになってきました。今日は2本をシングルでまとめ、前日から11人抜きしてゴールドフリートに残りました。小菅も吹きの走りがよくなってきましたが、1歩届きませんでした。
27位 須長由季 19-21-17-15-3-6
37位 小菅寧子 12-17-290-19-17-18

レーザー級男子…45カ国 124艇
 安田が10点足りずにゴールドに残れませんでした。10点というのは1レースで2点頑張っていたら残ることができた順位です。オランダ戦と比べて、あとひとつの勢いがなかったことが結果に表れたのではないでしょうか。
69位 安田真之助 49-29-35-32-26-34
82位 永井久規 35-34-45-43-33-46
95位 城 航太 54-43-43-47-41-42
97位 ホール・イアン 55-41-38-45-50-44
113位 南里研二 62-55-54-54-50-55

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レーザー級は世界の高い壁を感じずにはいられません。写真は城 航太。photo onEdition

レーザーラジアル級女子…35カ国 91艇
 ラジアル女子もレーザー同様全員がシルバーフリートになりました。レベルの高いフリートですが、50位が壁になっています。少しずつの積み重ねが前を行く集団を抜くことにつながります。蛭田は第6レースで20番まであがりながら、フィニッシュ前のマークで沈をしてしまい残念でした。
57位 高橋香 18-38-30-32-31-26
59位 蛭田香名子 42-34-30-25-29-24
70位 長谷川哲子 34-37-42-35-35-25

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ラジアルは全員シルバーフリートに。写真は高橋香。photo onEdition

 大会4日目から決勝グループでのレースとなります。少し風が弱くなる予報です。

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大会3日目ダイジェスト動画

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2011年06月08日

SFG・49er牧野高橋上昇

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上マークに向かうRS:X富澤。photo by JSAF

 大会2日目は朝から南西の風が15ノット吹く中、11時定刻で各エリアで2、3レースを行いました。ポートランドの上空には雲列ができて時折にわか雨もありましたが、13時過ぎからは晴れて、風も強まりました。(レポート/JSAFオリンピック特別委員会

◎日本選手 2日目終了時の成績
470級男子…28カ国 77艇
20位 原田・吉田 5-21-19-3
37位 松永・今村 15-15-23-21
41位 石川・柳川 31-25-19-12
48位 前田・野呂 26-15-29-26
49位 渡辺・八山 27-27-20-22
62位 市野・吉見 17-19-DNC-DNC
64位 阿部・森田 24-36-33-23

470級女子…24カ国 46艇
 風邪気味だった近藤選手ですが、今日くらいから顔色もよくなりました。初日はレース委員会から抗議を出されて失格となりましたが、5レース以上を終えれば捨てレースが生まれ、失格が消せることになり上位にジャンプアップとなります。「今のうちに経験しておいてよかったです」(近藤)と、いたって冷静でした。
23位 近藤・田畑 DSQ-9-9-17
27位 吉迫・大熊 21-36-27-23

49er級…26カ国 64艇
 2グループに分かれて予選をしていますが、牧野組は黄組で今日3レースを行いました。反対グループの青は2レースしかできていないので、明日、取戻しのレースを行います。牧野組はシングルに2回入り、トータルでも11位につけています。
11位 牧野・高橋 3-(DNF)-10-9-7-14

スター級…21カ国 41艇
 初日を31位で終え、迎えた2日目、14〜20ノットの南西風の中、色々試しながらの35-16位でした。これまで使用していた艇を乗り換え、調整が戻ってこない鈴木組ですが、5位で第1マークを回航するなど良いところも見え始めてきました。明日に期待です。「フィンのゼネリコが多くて閉口しました。昨日よりもさらに沖で、予定していた3レース目を誰も待たずに戻ってきました。とにかく遠いです」(鈴木)
27位 鈴木・和田 31-35-16

RS:X級男子…37カ国 85艇
 湾内のコースで2レースを行いました。昨日は周囲のセーラーに翻弄されて自分を見失っていた富澤でしたが、今日は少しセッティングを変えたりして、落ち着いてレースができました。少し思い込みでセッティングしているところがあったのではないでしょうか。今日は韓国が2位でフィニッシュしていたので、コーチのキムさんにその訳を聞きました。ブームを短くしているそうです。
39位 富澤慎 14-39-15-14
81位 金子岳司 39-40-42-39

RS:X級女子…27カ国 60艇
 今日は先のスタートでしたので、昼過ぎには2レースを終了しました。小菅はフォームもよくなり、日々、研究しながら環境を整えています。
37位 小菅寧子 12-17-20-19
38位 須長由季 19-21-17-15

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小菅寧子。photo onEdition

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須長由季。photo onEdition

レーザー級男子…45カ国 124艇
 ラジアル女子が終わってからスタートとなり、レーザーが実際に始まったのは15時過ぎでした。西風が吹きあがった中での強風シリーズとなりました。3レースを行い、後組にいた城がハーバーに戻ってきたのは20時近くになりました。
69位 安田真之助 49-29-35-32
79位 永井久規 35-34-45-43
95位 ホール・イアン 55-41-38-45
99位 城 航太 54-43-43-47
117位 南里研二 62-55-54-54

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遅くまでレースがおこなわれたレーザー級。photo by JSAF

レーザーラジアル級女子…35カ国 91艇
 レーザーと同じ海面ですが、11時からレースできました。「きつかったです。1上は10番台でまわれた時もありましたが、15位より上の選手達と比べるとスピードもスタミナも足りません。ダウンウインドがまだとくに遅いです」(高橋)
61位 高橋香 18-38-30-32
66位 蛭田香名子 42-34-29-23
78位 長谷川哲子 34-37-41-33

 あと1日で予選が終了します。決勝は、クラスによってゴールドフリートとシルバーフリートに分かれますが、できるだけゴールドに残りたいものです。470男子、RS:X男女、そして49er、さらにはレーザー、ラジアルとチームジャパンはゴールドに残れるように懸命に戦っています。

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2011年06月07日

英・SFG大会初日レポート

11.06.07_09.jpg
混戦の上マークを回航する49er級の牧野/高橋。photo by JSAF

 6月6日、大会初日は風待ちから始まりました。午前9時にAP旗があがり、陸上待機。北寄りの風が西に変化しだした昼頃に49erから順番に出艇し、最後になったラジアルが17時過ぎにAP降下でした。レーザー、ラジアル、RS:X男子は1レースしかできず、しかもラジアルチームが陸へ戻ったのは20時を回っていました。欧州では夜遅くまでレースをしますが、初っ端からこれではたいへんです。(レポート/JSAFオリンピック特別委員会

◎中村健次ナショナルコーチの報告
 470級男子・女子はちょうど風の吹き始めるタイミングでレースが始まり、風の予測がとてもむずかしい中での海面でした。日本チームは初日をまとめた上位チームを明日から追いかける展開となります。
 今回、風調査チームも仲間入りし、風の入り方・傾向の調査を始めています。すぐに答えは出ませんが、日々新しい発見やアイデアが生まれてきています。
 まだ大会は始まったばかりです。とは言え、世界の強豪が勢ぞろいしています。現在の日本チームの実力が試される大会であることには違いありません。470級だけでなく、すべてのクラスの成果・成長に期待し、チーム一丸となってサポートしていきたいと思います。

470級男子…28カ国 77艇
「今日は誰が良かったのですか?」(松永)というように、みんなアップダウンのある1日となりました。2レースを行いましたが、中盤を走るばかりで、コースの右展開になってしまうと前に行かれなかったようです。
24位 原田龍之介・吉田雄悟 5-21
31位 松永鉄也・今村公彦 15-15
37位 市野直樹・吉見亮平 17-19
40位 前田弘樹・野呂英輔 26-15
56位 渡辺哲雄・八山慎司 27-27
58位 石川裕也・柳川祥一 31-25
61位 阿部幸久・森田栄納介 24-36

470級女子…24カ国 46艇
 第1レースはスタート前に本部艇に掲示されたコースにミスがあり、アウターとインナーをまわる集団に分かれるという混乱がありました。しかし、掲示が変更されたのが準備信号直前ということで、誤ったコースを走った7艇が失格となりました。「7分前にはアウターだったのに…。今度から5分前に確認するようにします。でも、第2レース目は全艇、すごく真剣にコースボードを見ていましたよ」(田畑)
28位 近藤 愛・田畑和歌子 DSQ-9
31位 吉迫由香・大熊典子 21-36

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スタート直前のコース変更を見落とし第1レースを失格してしまった近藤/田畑。photo by JSAF

49er級…26カ国 64艇
 3レースを行いました。「1レース目はスタートから良くて3位でしたが、2レース目はトップ艇がかなり前で入り、フィニッシュ前に風が反対から吹き始め、僕らはダウンウインドではなく、アップウインドになってしまい、フィニッシュライン30m手前でタイムリミットになってしまいました」(高橋)
24位 牧野幸雄・高橋賢次 3-DNF-10

スター級…21カ国 41艇
 沖の海面でフィン級といっしょですが、大混戦で迫力のあるレースぶりでした。
31位 鈴木國央・和田大地 31

RS:X級男子…37カ国 85艇
 ポートランドハーバー内でレースをしました。富澤は先月24日から当地で練習を重ねてきましたが、今日はいまひとつ、思い通りの展開ができませんでした。
53位 富澤 慎 14-39
81位 金子岳司 39-40

RS:X級女子…27カ国 60艇
 16時を過ぎた頃から海面に出ましたが、10ノット前後の南西からの風が吹き出し、2レースを行うことができました。富澤同様、早めに当地入りして練習した小菅はスピードに少し変化がでてきたようです。
29位 小菅寧子 12-17
40位 須長由季 19-21

レーザー級男子…45カ国 124艇
 一番沖の海面になってしまったレーザーですが、風が安定せず、レースのやり直しとなり、1レースしかできませんでした。上マークでは1ノットの逆潮があり、ストラテジーがわかっていないと、すぐに抜かれてしまうハードな展開でした。
69位 永井久規 35
97位 安田真之助 49
107位 城 航太 54
109位 ホール・イアン 55
123位 南里研二 62

レーザーラジアル級女子…35カ国 91艇
 AP降下が17時5分、レースのスタートが18時32分。そして、フィニッシュしてハーバーへ戻ったのが20時5分でした。朝からスタンバイしていたので、とても長い1日になりました。その中、高橋は右へシフトした風をつかみ、トップ集団のすぐ後ろでフィニッシュする健闘を見せました。
35位 高橋 香 18
67位 長谷川哲子 34
83位 蛭田香名子 42

 前線が通過し、2日目からは西風15ノットでレースができるのではないかと予想されます。英国らしい天気で晴れたり、雨が降ったり、目まぐるしいコンディションというべきでしょうか。

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2011年06月06日

セールフォーゴールド開幕

 6月6日のレース開幕へむけて、英国・セールフォーゴールドの受付が始まりました。昨年までISAFセーリングワールドカップ最終戦として8月に開催されていましたが、今年はオリンピック前年にあたり、8月にプレ五輪が開催されるため、時期を早めて開催されます。大会本部の発表では、62カ国、755艇、1072選手の参加規模となっています。(レポート/オリンピック特別委員会

 今大会、チームジャパンは五輪本番の諸準備を始めていて、日本から文部科学省が推進しているチーム「ニッポン」マルチ・サポート事業のJISS(国立スポーツ科学センター)メンバーもウェイマスに到着しています。

 エリア内の風実測を行うチーム(鹿取、岡本、藤原、萩原)、本番のサポート体制を整えるための事前調査を行うチーム(居石、近藤)、コンディショニングのチェック(前田)がそれぞれ現地活動します。とくに風実測については4艇の測定ボートをエリアに配置してデータを蓄積します。チームジャパンの活躍を陰で支える日本の英知がここにも集結しています。

 また、すでにオリ特ホームページ等でご報告していますが、東日本大震災被災セーラー復興支援のオリ特・海外キャンペーンを現地展開しています。

 特設ブースにての実務は松岡けい(オリ特/マルチ・サポート)が担当、同じスタッフとして英国・サザンプトン在住の鈴木祥子ご夫妻がボランティアとして参加していただいています(このキャンペーン模様についてはあらためてご報告します)。鈴木祥子さんには、一昨年からチームジャパンの宿泊関係をはじめとして各種の準備・手配なども担当していただいています。心強い限りです。

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チャリティーブースを訪れた海外セーラー。photo by JSAF

 今大会では多くの国がプレ五輪代表(8月・ウェイマス)を決定したり、五輪本番の選考の一部にしています。日本はとくに選考がかかっているわけではないので、本番の会場で、できるだけ多くの情報を収集し、特徴ある海面に慣れることが重要です。

 470女子の近藤・田畑組はワールドカップ第5戦(5月・オランダ・メデンブリック)でも銀メダルを獲得しており、今回もウェイマスでの2連覇を目指しています。他国が選考で緊張する中、日本選手はマイペースで確実なレースをしてもらいたいと思います。

 大会を通し、日本選手がよい走りができますよう、みなさまの応援をよろしくお願いいたします。

◎参加ナショナルチーム選手
470級男子…28カ国 76艇
松永鉄也・今村公彦(スリーボンド)
原田龍之介・吉田雄悟(アビームコンサルティング)
石川裕也・柳川祥一(関東自動車工業)
市野直樹・吉見亮平(関西学院大学・栄和)
渡辺哲雄・八山慎司(エス・ピー・ネットワーク)
阿部幸久・森田栄納介(J.F.P) *ナショナルチーム外
前田弘樹・野呂英輔(エス・ピー・ネットワーク) *ナショナルチーム外

470級女子…24カ国 46艇
近藤 愛・田畑和歌子(アビームコンサルティング)
吉迫由香・大熊典子 (ベネッセコーポレーション)

49er級…26カ国 65艇
牧野幸雄・高橋賢次(関東自動車工業)

スター級…22カ国 42艇
鈴木國央・和田大地(和歌山セーリングクラブ・日吉染業)

RS:X級男子…37カ国 88艇
富澤慎 (関東自動車工業)
金子岳司 (大垣共立銀行)

RS:X級女子…27カ国 61艇
須長由季 (ミキハウス)
小菅寧子 (ジェイ・ウィル・パートナーズ、新潟県セーリング連盟)

レーザー級男子…45カ国 128艇
安田真之助 (鹿屋体育大学)
城 航太 (エス・ピー・ネットワーク)
ホール・イアン(福岡ヨットクラブ)
南里研二 (玄海セーリング)**NTホープ
永井久規 (豊田合成)*ナショナルチーム外

レーザーラジアル級女子…35カ国 92艇
蛭田香名子 (豊田自動織機)
高橋香(福島県セーリング連盟)
長谷川哲子 (豊田自動織機)*ナショナルチーム外

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2011年05月30日

デルタロイドレガッタ最終

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女子マッチレースで優勝したオランダチーム(Groeneveld / Annemieke / Bes)。photo by Sander van der Borch

 オランダ・デルタロイドレガッタ最終日。メダルレースに進んだRS:X級の須長は最終6位で、順位は変わらずに大会を終えました。須長はワールドカップ自己最高記録です。本大会では、オランダとオーストラリア、イギリス勢が活躍。また、RS:X級男子で韓国、女子で中国が金メダルを獲るなどアジア勢の活躍も際立ちました。本大会後、選手たちは、次のワールドカップ「セール・フォー・ゴールド」(6月5〜11日)開催地、英ウエイマスへ向かいます。(BHM編集部)

470級男子…28カ国 68艇
7位 松永・今村 3-10-2-1-8-23-6-M7
9位 原田・吉田 2-6-5-8-13-13-10-M9
14位 渡辺・八山 7-DNS-8-12-17-14-16-4
19位 市野・吉見 OCS-DNF-1-2-18-10-22-7
20位 前田・野呂 14-14-11-6-10-24-23-17
21位 阿部・森田 6-19-4-20-9-21-20-19
26位 石川・柳川 4-10-7-24-27-26-28-8

470級女子…17カ国 27艇
2位 近藤・田畑 1-OCS-3-8-2-2-M3
6位 吉迫・大熊 8-3-5-5-5-5-M8

49er級…23カ国 39艇
15位 牧野・高橋 9-14-15-28-8-5-OCS-OCS-10

スター級…15カ国 23艇
13位 鈴木・和田 13-19-11-11-11-DNF-6

RS:X級男子…32カ国 55艇
47位 金子岳司 45-44-40-50-40-DNF-42-41-41-41-32

RS:X級女子…22カ国 27艇
6位 須長由季 5-2-11-15-7-8-6

レーザー級男子…45カ国 123艇
16位 安田真之助 9-10-6-14-13-29-26-7-42-17
60位 城 航太 20-20-58-2-44-60-53-42-47-BFD
95位 永井久規 31-56-23-57-32-14-25-37-DNF-18
99位 ホール・イアン 41-56-36-41-36-49-37-33-28-21
111位 南里研二 55-45-30-59-55-35-50-54-45-38

レーザーラジアル級女子…32カ国 59艇
27位 高橋香 46-27-32-11-21-27-25-37-20-29
36位 蛭田香名子 35-30-35-54-35-25-21-32-27-24

11.05.30_14.jpg
RS:X男子優勝のTaehoon Lee(KOR)。強風シリーズとなったデルタロイドでワールドカップ初優勝を飾りました。photo by Sander van der Borch

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レーザー級はTom Slingsby(AUS)が圧倒的勝利。自国で調整しているGBR勢が出場していなかったとはいえ、実力は飛び抜けています。photo by Margje Tempelaars

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2011年05月29日

近藤田畑、銀メダル獲得!

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オランダ・デルタロイドレガッタ。470女子の近藤・田畑が銀メダルを獲得しました。今年2個目のワールドカップメダル獲得です。おめでとう!photo by JSAF

 5月28日(第5日目)。ここまで吹き上がる予定ではなかったのですが、今日はRSX男子、ラジアル級、レーザー級が2レース、470男子が1レース、スター級が1レースを行いましたが、470男子は2レース目が中止に。470女子、49er、RSX女子は30ノット近い強風のため、レースができませんでした。しかしながら、夕方に少し風が落ちた時に470男女とスター級のメダルレースが行われ、近藤・田畑組が見事銀メダルを獲得しました。(レポート/JSAFオリ特・斉藤愛子)

◎中村健次ナショナルコーチのコメント
「470級男女・日本チームの今回の戦いぶりですが、強風域での技量が大幅にアップしたことに確かな手ごたえを感じました
。でも、課題もはっきりと見えてきた大会だったと言えます。男子については、アップウインドの上り角度がトップチームと比べ少し劣っています。角度が足りない事はフリートレースでは致命的になる可能性があるので、ハンドリングテクニックと道具の選択(考え方)を再度検討しなければならないと思いました。
 女子については、オランダの世界チャンプと比較するとダウンウインドテクニック(波乗せ)が劣っていることです。この課題がクリアできれば、より世界の頂点に近づけます。いずれにしても、まだまだ日本チームのノビシロはあり、さらに進化できるはずです。また、多方面からの支援(マルチサポート事業の風計測、選手コンディショニング)プロジェクトも着々と進んでおり、勝つための競技力向上環境が整いつつあることも実感しました」

470級男子…28カ国 68艇 決勝
 ラジアル級とコースが重なり、1上マークまでは右エンドのエリアが混雑する状況になりましたが、吹き上がる風の中で1レースを行い、松永組と原田組がメダルレースに残りました。メダルレースは夕方に行われ、松永組が7位、原田組が9位。総合順位も変わりません。11位以下のチームは明日(29日)、最終レースが行われ、順位が確定します。
7位 松永・今村 3-10-2-1-8-23-6-M7
9位 原田・吉田 2-6-5-8-13-13-10-M9
15位 渡辺・八山 7-DNF-8-12-17-14-15
17位 阿部・森田 6-19-4-20-9-21-19
18位 前田・野呂 14-14-11-6-10-24-22
23位 市野・吉見 OCS-DNF-1-2-18-10-21
27位 石川・柳川  4-10-7-24-27-26-27

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470級男子のメダルレースには松永・今村、原田・吉田が出場しました。photo by Margje Tempelaars

470級女子…17カ国 27艇
 今日はフリートレースが強風のためにできず、昨日までの6レースでトップ10を決め、メダルレースを実施しました。20ノット近いガストが入る中、2艇ともメダルレースに参加し、近藤組は1上マークで2位。トップのオランダが9位と出遅れ、逆転のチャンスもありましたが、地力に勝るオランダは最終的には4位、近藤は3位でトータル成績は変わりませんでした。それでも、立派なシルバーメダルです。吉迫組も健闘し、総合6位に入りました。
2位 近藤・田畑 1-OCS-3-8-2-2-M3
6位 吉迫・大熊 8-3-5-5-5-5-M8

11.05.29_04.jpg
470女子優勝は、Lisa Westerrhof / Lobke Berkhout(NED)、3位にはMartine Grael / Isabel Swan(BRA)が入賞しました。photo by Francois Wieringa

49er級…23カ国 39艇
 今日も吹き上がったコンディションとなり、レースができませんでした。明日、牧野組は11位以下のフリートレースで順位を決定します。
15位 牧野・高橋 15-14-14-28-8-5-OCS-OCS-10

スター級…15カ国 23艇
 早い開始時間が幸いし、1レースのみおこないました。鈴木組はフリートレースで6位と良い走りを見せましたが、総合13位。残念ながらメダルレースには届きませんでした。
13位 鈴木・和田 13-19-11-11-11-DNF-6

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メダルレースを前にIain Percy / Andrew Simpsonがディスマスト。ほかのクラスでも合計15本折れたそうです。photo by Sander van der Borch

RS:X級男子…32カ国 55艇
 男子が先にスタートするため、今日も2レースを行いました。
47位 金子岳司 45-4340-47-39-DNF-42-41-41-41

RS:X級女子…22カ国 27艇
 女子はスタート時刻の変更がなく、今日も吹き上がった後になったため、レースができませんでした。須長は昨日までの成績6位でメダルレースに出場します。
「本当は、今日のレースで5位にあがって、明日のメダルレースで4位にと目標を立てていたのですが…。レースがなくて残念です」(須長)
6位 須長由季 (ミキハウス) 5-2-12-15-7-8

レーザー級男子…45カ国 123艇 決勝
 安田が10mを超える強風の中、4位で第1マークを回航して7位をとりました。初めてのG1レース・ゴールドフリートで強風下初のシングルです。とても嬉しそうでした。
「高校生の時から一緒に遠征をしてきただけに、僕も嬉しかったです。涙腺が少し緩みました」(飯島コーチ)
 次のレースでは今回ワーストの40番台に落ちましたが、何かひとつ吹っ切れたかのように、よいレースをしています。残念ながらメダルレースには届きませんでしたが、明日、最終日にも1レースあるので勢いで走ってほしいと思います。永井はシルバーフリートで3位回航しましたが、ディスマストでリタイアとなりました。
16位 安田真之助 9-10-6-14-13-29-26-7-42
59位 城 航太 20-20-58-2-43-60-53-42-47
97位 永井久規  31-56-23-57-32-14-25-37-DNF
102位 ホール・イアン 41-55-36-41-36-49-37-33-28
112位 南里研二 58-41-30-59-54-35-50-54-45

レーザーラジアル級女子…32カ国 59艇
 高橋が2レース目、25ノットオーバーの中で2上を15位で回る健闘を見せました。その後のダウンウインドでメンシートにノットができていて、止まって直している間に5艇に抜かれてしまい残念でしたが、少しずつながらも、走りを掴みつつあります。

26位 高橋香 46-27-32-11-20-27-27-37-20
36位 蛭田香名子 35-30-35-54-34-25-23-32-27

 21時半よりメデンブリックの商店街で表彰式がおこなわれました。銀メダルを獲得した近藤、田畑組はほっとした表情でした。
「2位はうれしいです。でも、次は吹いてもオランダに勝ちたいです」(近藤)
「メダルレースで、1上(までの)選手権だったら、オランダに勝って優勝でしたよね。まあ、すぐに追い上げてくるとは思っていましたけど…」(田畑)

 470男女のトップ10は本日でレース終了です。470とスターの11位以下と他のクラスは明日、最終レースがあります。RS:X女子のメダルレースに須長が出場します。

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2011年05月28日

デルタ4日目成績・写真

11.05.28_08.jpg
デルタロイド4日目。本日2レースで2位へ上がった470級の近藤/田畑。トップはワールドチャンプのオランダに代わりました。photo by Sander van der Borch

470女子
2位 近藤・田畑 1-OCS-3-8-2-2 16p
5位 吉迫・大熊 8-3-5-5-5-14 26p

470男子
7位 松永・今村  3-10-2-1-8-23 24p
9位 原田・吉田 2-6-5-8-13-13 34p
15位 前田・野呂 -14-14-11-6-10-24 55p
16位 阿部・森田 6-19-4-20-9-21 58p
17位 渡辺・八山 7-DNS-8-12-17-14 58p
22位 市野・吉見 OCS-DNF-1-2-18-10 65p
25位 石川・柳川  4-10-7-24-27-26 71p

11.05.28_02.jpg
470男子はオーストラリアのBelcher / Pageが首位に。photo by Sander van der Borch

11.05.28_03.jpg
15位にアップした前田/野呂。photo by Sander van der Borch

49er
15位 牧野・高橋 9-14-15-28-8-5-OCS-OCS-10 129p

レーザー
15位 安田真之助 9-10-6-14-13-29-26 78p
59位 城 航太 20-20-58-2-44-60-53 197p
80位 永井久規 31-56-23-57-32-14-25 181p
102位 ホール・イアン 41-56-36-41-36-49-37 240p
110位 南里研二 55-45-30-59-55-35-50 270p

11.05.28_05.jpg
トップのTom Slingsby(AUS)。オーストラリアはこの大会がプレ五輪の選考を兼ねまていす。photo by Margje Tempelaars

レーザーラジアル
26位 高橋香 46-27-32-11-21-27-27-DNF 191p
37位 蛭田香名子 35-30-35-54-35-25-23-DNF 237p

RS:X女子
6位 須長由季 5-2-12-15-7-8 33p

11.05.28_06.jpg
好調にシングルを保守する須長(写真は26日のものです)。photo by Margje Tempelaars

RS:X男子
47位 金子岳司 46-44-40-50-40-DNF-42-41 303p

スター
15位 鈴木・和田 13-19-11-11-11-DNF 65p

11.05.28_04.jpg
トップのロバート・シェイド、2位のイアン・パーシーに遅れをとっている、Torben Grael / Marcelo Ferreira。photo by Margje Tempelaars

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2011年05月27日

30ノット強風、吹き荒れる

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オランダで開催されているデルタロイドレガッタ。大会3日目は30ノット強の強風でレーザー、ラジアル、RS:X男子以外は中止になりました。photo by Sander van der Borch

 5月26日(第3日目)。イギリスの北にある低気圧(ほとんどストーム)が東へ進み、オランダは午後から荒れ模様になる予報でした。大会委員長から朝のミーティングで「スターの2レース目と午後からの49er、2.4クラスは実施が可能か心配だ」とコメントがありましたが、実際には天気の進行が早まり、レーザー、ラジアルが1レース、RS:X男子が2レースを完了。スターはスタートしたものの、1上マークへ行く途中で中止。470男子は2上マーク手前で中止となりました。(レポート/JSAFオリ特・斉藤愛子)

470級男子…28カ国 68艇 予選2グループ
 今日はレース海面へ行ったものの、2上でレースが中止となり、予選が終了となります。明日から決勝フリートに分かれますが、日本の7艇は、すべてゴールドフリートに残りました。今日はレースができたかもしれませんが、数年前、吹き上がりに間に合わず、17本のマストが折れてしまったことがあり、運営サイドは慎重になったようです。

スター級…15カ国 23艇
 吹き上がりがあるとマストが折れたり、トラブルが心配なクラスだけに、慎重に早めの決断をしました。もしかするとレースができたのかもしれませんが、安全が優先されました。

RS:X級男子…32カ国 55艇
 金子は1レース目こそがんばってフィニッシュしましたが、吹き中の2レース目ではトラブルでリタイアとなりました。
49位 金子岳司 45-4340-47-39-DNF

レーザー級男子…45カ国 123艇 予選2グループ
 強風の中、1レースを行い、安田と城がゴールドフリートに残りました。スタート時こそ20ノットでしたが、後半は非常にガスティーで、ハンドリングが要求されるレースでした。上位はそれでも安定した走りをみせました。
16位 安田真之助 9-10-6-14-13
41位 城 航太 20-20-58-2-43
87位 永井久規 31-56-23-57-32
104位 ホール・イアン 41-55-36-41-DNF
110位 南里研二 58-41-30-59-54

レーザーラジアル級女子…32カ国 59艇
 ラジアルもスタートでゼネリコを繰り返しながら、20ノットオーバーのコンディションでレースをしました。高橋はスタートから安定した走りで上位陣に食いつき、集団の中、20位でフィニッシュ。最後のリーチングでフィニッシュまでの間、4艇での競り合いを制しました。
26位 高橋香 46-27-32-11-20
39位 蛭田香名子 35-30-35-54-34

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ラジアル級の上マーク回航。JPNは高橋香。photo by JSAF

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「確実に勝つだろう」というスター選手がいないラジアル級で、着実に上位に入っているMarit Bouwmeester(NED)。本大会でも3位につけています。photo by Sander van der Borch

 470級女子、49er級、RS:X級女子の出番はありません。大会4日目も強めの風が残りますが、本日ほどではない予報です。

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2011年05月26日

上昇機運チームジャパン!

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ISAFワールドカップ・デルタロイドレガッタの大会メディアからインタービューされ、世界へ向けて日本からメッセージを発信しました。写真中央は、オランダセーリング連盟のロブ・フランケン理事。photo by JSAF

 デルタロイドレガッタでは、日本チームの選手・コーチが、東日本被災セーラー復興支援のステッカーや旗を掲げています。この動きに現地大会本部が敏感に反応を示してくれました。大会メディアチームの取材が大会初日にあり、被災した高橋香へのインタビューがありました。今日、その続きで動画を撮りたいと依頼され、レース終了後に撮影がおこなわれました。(レポート/JSAFオリ特・斉藤愛子)

 ここでサプライズだったのですが、オランダセーリング連盟の理事であるロブ・フランケン氏が登場し、オランダがチームデルタロイド(オランダのナショナルチーム)に最初の25枚のステッカーを購入すると発表しました。JSAFとしては6月の「セールフォーゴールド」大会で販売する予定で各種の準備を進めていると伝えてあったのですが、オランダがこの機会に予約申し込みをするとのことです。そして、オランダに続いて、他の国も日本の復興支援に協力するであろうとコメントを出しました。

 日本の震災に対する関心の高さに驚くと同時に、こうした海外のセーラーたちの温かい気持ちを身近に感じて、感謝の気持ちでいっぱいです。
   
 5月25日(第2日目)。高気圧の圏内に入り、風が弱い1日でした。レース運営は、午後から風が弱まるという判断で、朝のうちに1レースを行うべく、定刻の10時スタートでエリアに出ましたが、予想よりも早く風がなくなり、12時過ぎに南から入った5〜6ノットの風でレースがおこなわれました。14時予定の午後組はさらに延期となり、スタートが16時近くになりましたが、各クラスとも2レース(49erは3レース)を実施しました。

◎中村健次ナショナルコーチのコメント
「とにかくむずかしいシフティー&ガスティーなコンディションでしたが、470級男女は今日も好調でした。納得のいかないチームもあるかもしれませんが、結果的には、みながんばっています。特に2番手、その次のチームが好調で、明日以降の日本チーム対決が楽しみです。若手NT、自費参加チームも健闘しています。切磋琢磨です。また、他種目クラスもスタートが良くなり、それが成績結果に表れているようです。集中力を切らさず、常にチャレンジ精神をもってレースに臨んでほしいと思います」

470級男子…28カ国 68艇 予選2グループ
 「今日は全日本選手権だ!」(アビームチーム・小松コーチ)と言うぐらい、石川組を除いた6チームが同じ青組になりました。しかも、2レースを松永組と市野組が1、2位を分け合う勢いで、松永組は総合3位、市野組は昨日の2レースが英語のスコアがついているにもかかわらず、31位にあがってきました。
「僕はこれまでメデンブリックのレースで一番良かった成績でも18位。強風よりも軽風のほうが得意ですから、今日はいい1日でした。明日は初ビブスでレースです」(松永)
3位 松永・今村  3-10-2-1
8位 原田・吉田 2-6-5-8
16位 石川・柳川  4-10-7-24
18位 前田・野呂 14-14-11-6
20位 阿部・森田 6-19-4-20
25位 渡辺・八山 7-DNF-8-12
31位 市野・吉見 OCS-DNF-1-2

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本日2レースを最高の風の読み、ボートスピードで総合3位に浮上!最高の笑みでコーチ答えてくた松永・今村。photo by JSAF

470級女子…17カ国 27艇
 16時頃からレースとなったこのクラスは、夕方の北風が入るようになり、途中でレースが中止、やり直しになりました。2レースを行い、吉迫組が得意の軽風で粘って2位に上がりました。近藤組は昨日のOCSがまだ消せないので7位、ライバルのスペインは今日も1回BFDにかかりました。
2位 吉迫・大熊 8-3-5-5
7位 近藤・田畑 1-OCS-3-8

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吉迫・大熊。初日3位の称号、赤ビブス。大会3日目は総合2位の青ビブスを着けてレースに臨みます。女子トップの北京五輪銅メダルスキッパーのフェルナンダ・オリビア(BRA)は、クルーを変えて新たにスタート。銅メダルクルーのイザベル・スワンは、トーベン・グラエルの娘、マルチーヌ・グラエル(20歳)と組んで現在3位です。photo by JSAF

49er級…23カ国 39艇
 レーザーのレースが終わった後に、同じエリアでおこなわれ、牧野組はトップ10に入ってきました。
「今日はスタートが良かったです。スタートがよいと、レースもいいところを走ってシングルに入れます」(関コーチ)
8位 牧野・高橋 15-14-14-(28)-8-5

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ブラックフラッグ後も果敢に攻めました。photo by JSAF

スター級…15カ国 23艇
 昨夜遅くまでレースの後、今日は朝一番に出艇して、風待ちの末に2レースを行いました。スター級は艇数こそ少ないですが、トップレベルの顔ぶれが揃い、鈴木組にとっては良いスピードテストになっています。
13位 鈴木・和田 13-19-11-11

RS:X級男子…32カ国 55艇
 体重が軽量の金子は軽風で漕ぎのレースになるとパワーが足りません。懸命の走りですが、世界のハードルの高さに四苦八苦といった状況です。よい経験です。
49位 金子岳司 45-4340-47

RS:X級女子…22カ国 27艇
 昨日の1-2の中国と須長は軽風では苦戦し、軽風が得意な中国勢がよく走った結果、順位は大きく変動しました。レースエリアがガスティーで、風を取れた選手が伸びるという展開の中、須長は2位を走る場面もありましたが、ガストを見落としたり、サイドを外してしまい、順位を落としてしまいました。
7位 須長由季 5-2-12-15

レーザー級男子…45カ国 122艇 予選2グループ
 安田は軽風でも本物の走りを見せてくれました。
「何が違うってことはないのですけど、スタートでラインをよく見て、高さが足りなくならないように注意したら、これまでのような不甲斐ないスタートがなくなり、スタート後のコースが選べるようになりました。今日はダウンウインドでもワールドチャンピオンのトム(トム・スリングスビー)に抜かれず、ロールジャイブで5艇の前に出たりなど、練習してきたことがうまく出せたと思います」(安田)
 また、2レース目では、城があわやトップかというところ、最後にはトムに抜かれて2位になって残念でした。しかしながら、これまで彼の周辺を走ることすらできなかったことを思うと、大いなる進歩の跡が見られました。
10位 安田真之助 9-10-6-14
39位 城 航太 20-20-58-2
93位 永井久規 31-56-23-57
98位 ホール・イアン 41-55-36-41
108位 南里研二 58-41-30-59

レーザーラジアル級女子…32カ国 59艇
 不規則で不安定な風の中、昨日トップのマリット(オランダ)が大きく崩すようなむずかしいレースになりました。高橋は2レース目にうまく風のあるところを走って順位を上げ、11位でフィニッシュしました。
「ランで風のないところを走ってしまいました。アップウインドはマシなのですけど、ダウンウインドでブローがよく見えていませんでした」(高橋)
28位 高橋香 46-27-32-11
43位 蛭田香名子 35-30-35-54

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59艇が出場するレーザーラジアル級。中国のメダリスト、リージャ・シューが2位に上がってきました。photo by Sander van der Borch

 大会3日目からはアイルランド付近にある低気圧が東へ移動してきて、荒れ模様になるとの予報です。本日と同じスケジュールで2レース(49erは3レース)を予定しています。

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オランダも日本復興を支援


デルタロイドレガッタでレーザーラジアル級の高橋香(福島県出身)、斉藤愛子コーチがインタビューを受けました。オランダセーリング連盟(Dutch Sailing Federation)は、震災支援の「がんばれ東日本!」ステッカーを25枚購入し、デルタロイドチーム(オランダナショナルチーム)とコーチボートに貼ることを発表しました。日本セーリング連盟では、河野会長のスピーチにもありましたが、海外大会で日本の震災を伝え、復興支援活動のステッカーキャンペーンを国際的に展開していく予定です。デルタロイドレガッタ発表のプレスリリースは、こちらを御覧ください。(BHM編集部)

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2011年05月25日

強風の幕開け、日本好発進

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オランダ・デルタロイドレガッタ初日。RS:X女子2位につけた須長は、春からワールドカップに連続出場して力をつけてきています。photo by Margje Tempelaars

 5月24日(第1日目)。朝から西風が20ノットオーバーで吹き荒れ、強風での幕開けとなりました。スター級以外は定刻の11時スタートで、各エリアで2レースが行われました。後組の470女子、49erは14時からのレース。スター級は11時にエリアで30ノットが記録され、スタート延期となり、18時から20ノットのコンディションで2レースを行いました。470男子とレーザーだけが2グループに分かれ、他はすべて1グループでの予選です。(レポート/JSAFオリ特・斉藤愛子)

◎中村健次ナショナルコーチのコメント
「初日の470級日本チームを見た限りでは、トラブルやリコールがあったものの、全体的には各チームとも五輪選考であるパース、そしてウエイマスに向けた強風対策が徐々にできていると思います。ナショナルチーム上位チームだけでなく全体の走りが良くなっていますから、今日苦戦した選手も上位に上がってくる可能性大です。全体としては、プレ五輪選考を次のセールフォーゴールドで実施する強豪国が多く、セールフォーゴールド直前の今大会を回避している選手が多いようで、日本チームにとっては、各クラス上位を狙えるチャンスだと思います」

470級男子…28カ国 68艇 予選2グループ
 吹いた2レースではトラブルも多かったようです。レース後の松永のコメントです。
「2レース目、途中でトップでしたが、最後のダウンウインドに入る時、ジブのピークをとめている金具の下のスウェージングが割れてしまい、ジブが1mくらい緩んだみたいに下がってしまいました。10位まで落ちてしまったというのか、10位で何とかフィニッシュできたというべきか…」
6位 原田龍之介・吉田雄悟 2-6
10位 松永鉄也・今村公彦 3-10
12位 石川裕也・柳川祥一 4-10
23位 阿部幸久・森田栄納介 6-19
27位 前田弘樹・野呂英輔 14-14
42位 渡辺哲雄・八山慎司 7-DNF
61位 市野直樹・吉見亮平 OCS-DNF

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快走する470男子の原田・吉田。初日トップは、ライバルのクロアチアのSime Fantela/Igor Marenicです。photo by Sander van der Borch

470級女子…17カ国 27艇
 吉迫組が強風でよく走り、総合3位の発進です。近藤組は1レース目トップを取り、上々の出だしを見せましたが、次はOCSでした。スペイン(4月イエールSOF優勝チーム)もOCSです。
3位 吉迫由香・大熊典子 8-3
13位 近藤 愛・田畑和歌子 1-OCS

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強風レースで初日3位の吉迫・大熊。photo by Sander van der Borch

49er級…23カ国 39艇
 14時からのスタートが少し遅れて海へ出たものの、風も少し弱まって落ち着き、3レースを行いました。
13位 牧野幸雄・高橋賢次 15-14-14

スター級…15カ国 23艇
 長い1日となりました。レース終了は21時近くになりましたが、さすが北欧に近いだけあり、日没は22時過ぎ。遅くまでレースができました。
15位 鈴木國央・和田大地 13-19

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夕陽の中、スターがフィニッシュ。長い1日でした。photo by JSAF

RS:X級男子…32カ国 55艇
 今回日本からは金子だけです。初海外遠征に戸惑いながらも、トップレベルの選手に混ざって必死にこなしています。
45位 金子岳司 45-43

RS:X級女子…22カ国 27艇
 20ノットの中ならスピード抜群の須長が5-2とよく走り、トータルでも2位につけています。中国に続いての堂々の走りで、好発進です。明日はワールドカップの初ビブス(上位3艇だけが黄色、青色、赤色を着用します)です。「写真撮ってください」(須長)とうれしそうでした。
2位 須長由季 5-2

レーザー級男子…45カ国 122艇
 安田がトップ10で2回フィニッシュする素晴らしい走りでした。相当がんばったようで、夜9時には眠ってしまうほどでした。永井は第2レースでケースを起こして艇に大穴を開けてしまいました。NTホープの南里は世界の洗礼を受けています。
15位 安田真之助 9-10
39位 城 航太 20-20
96位 永井久規 31-56
104位 ホール・イアン 41-55
107位 南里研二 58-41

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122艇が出場するレーザー級。安田が15位につけ好スタートを切りました。photo by Sander van der Borch

レーザーラジアル級女子…32カ国 59艇
 震災後、初めての海外遠征となった福島県・いわき出身の高橋は、強風の中、沈しながらもがんばりました。レース後、大会プレスがJSAFの『東日本復興支援キャンペーンステッカー』の取材に見え、被災した高橋もインタビューを受けました。ISAF会議での河野会長のスピーチをうけ、「被災地にセールがあがる日を応援してださい」のメッセージを高橋から発信させてもらいました。
31位 蛭田香名子 35-30
35位 高橋 香 46-27

 明日は午前10時から2レース(470男、レーザー、ラジアル、スター、RS:X男)、RS:X女子は12時半、470女子と49erは13時半からの予定です。予報では高気圧圏内に入り穏やかな良い天気になるとのことで、風も弱めとなりそうです。

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関コーチのボートにも復興支援のフラッグをつけています。photo by JSAF

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2011年05月24日

デルタロイド2011開幕

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24日に開幕したデルタロイドレガッタ。成績速報はTwitter(http://twitter.com/DeltaLloydRegat)で。5月28、29日のメダルレースはライブ中継とトラッキングがおこなわれる予定です。photo by eventmedia

 ISAFワールドカップ第5戦「デルタロイドレガッタ2011」が5月23〜29日(レースは24日開始)の日程で、オランダ・アイセル湖の北西部のメデンブリックで開催されます。五輪クラス10種目とパラリンピック3種目で実施され、60カ国600艇の参加が予定されています。日本からは8種目にナショナルチームを中心とした20艇、男子24名、女子7名のチーム・選手が参戦します。(レポート/JSAFオリ特・斉藤愛子)

 5月18日頃から現地入りした日本の選手は時差を調整しながら練習しています。到着時には晴れて暑かったメデンブリックですが、22日に雨が降り、寒いくらいになりました。

 週間天気予報では風速10〜15ノットで、毎日ある程度の吹いたレースが予想されます。メデンブリックは晴れて風が弱いと虫の大群が発生して困ります。

 470女子の近藤・田畑組は、2年前にこの大会で優勝しています。また、男子470もトップ争いをする英国やフランスチームが、次のイギリス・ウェイマスのセールフォーゴールド(6月5〜11日)に焦点をしぼり、今回は欠場するため、男子チームにも優勝の可能性があります。

 また、5月から遠征を始めたスター級の鈴木・和田組は、冬の間、日本で開発してきたセールやドイツで建造した新艇、新リグがどのようにスピードになるのか、この大会で確認していくことになります。

 選手、コーチはボートにJSAF東日本大震災復興支援の「がんばれ!東日本」ステッカーやフラッグを掲げて大会を走ります。

 ラジアル女子には被災した福島・いわきの高橋香が参加しますが、彼女は津波で練習艇を失い、ホームポートのハーバーが使用できなくなったので、和歌山のナショナルトレーニングセンターへ活動の拠点を移し練習を重ねてきました。5月連休に国内で開催されたスプリングレガッタでの優勝をステップに、被災後、初めての海外大会への参加となります。

 大会を通し、日本選手がよい走りができますよう、みなさまの応援をよろしくお願いいたします。

◎参加ナショナルチーム選手:
470級男子…28カ国 74艇
松永鉄也・今村公彦(スリーボンド)
原田龍之介・吉田雄悟(アビームコンサルティング)
石川裕也・柳川祥一(関東自動車工業)
市野直樹・吉見亮平(関西学院大学・栄和)
渡辺哲雄・八山慎司(エス・ピー・ネットワーク)
阿部幸久・森田栄納介(J.F.P) *ナショナルチーム外
前田弘樹・野呂英輔(エス・ピー・ネットワーク) *ナショナルチーム外

470級女子…17カ国 31艇
近藤 愛・田畑和歌子(アビームコンサルティング)
吉迫由香・大熊典子 (ベネッセコーポレーション)

49er級…23カ国 40艇
牧野幸雄・高橋賢次(関東自動車工業)

スター級…15カ国 26艇
鈴木國央・和田大地(和歌山セーリングクラブ・日吉染業)

RS:X級男子…32カ国 66艇
金子岳司 (大垣共立銀行)

RS:X級女子…22カ国 42艇
須長由季 (ミキハウス)

レーザー級男子…45カ国 145艇
安田真之助 (鹿屋体育大学)
城 航太 (エス・ピー・ネットワーク)
ホール・イアン(福岡ヨットクラブ)
南里研二 (玄海セーリング)**NTホープ
永井久規 (豊田合成)*ナショナルチーム外

レーザーラジアル級女子…32カ国 71艇
蛭田香名子 (豊田自動織機)
高橋香(福島県セーリング連盟)

帯同オリンピック特別委員会スタッフ:
中村健次(副委員長・ナショナルコーチ)
斉藤 愛子、関 一人、飯島 洋一

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2011年05月14日

29erXX対抗、RS900発表

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リオ五輪から採用される女子スキフ。この種目の艇種はまだ決まっていませんが、イギリスのRSシリーズからリオ五輪仕様となる「RS900」が登場しました。ただ、この写真はプロタイプで、写真でみる限りでは、ダブルトラピーズ、スクエアヘッド、49erのようなウイングデッキ、バウポール、ジェネカーを備えたスキフのようです。RSは、前回の北京五輪のトライアルで、RS800を改良させて艇種決めダービーに参加した経緯があります。さて、有力視されている29erXXに対抗するボートは他にも登場するのでしょうか?(BHM編集部)

◎RS SAILING
http://www.rssailing.com/

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2011年05月08日

仏イエールSOF写真集更新

11.05.07_01.jpg
フランスで壊れてしまったノートパソコンが直り、現地の海で撮影した写真データがようやく復活。イエールで開催されたフランスセーリング・オリンピックウィーク(SOF)の写真を、Photo SAIL! × BULKHEAD magazineにアップしました。ぜひ御覧ください。二度と海外取材中にパソコンが壊れませんように!(BHM編集部)

◎Photo SAIL! × BULKHEAD magazine
http://www.bulkhead.jp/photo/photo.html

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メダルレースの近藤/田畑。世界で最も名前の知られた日本人セーラーになりました。プレスルームでも彼女たちは必ず上位に入ると思われていて、調子が悪いと「きょうは何かあったの?」と聞かれます。BHM編集部に聞かれても困るんですけど。photo by Junichi Hirai

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スター級優勝のRobert SCHEIDT / Bruno PRADA(BRA)。スター級がブラジル五輪でなくなり、ブラジルは確実にメダルが1つ減ることになるでしょう。シェイドは今年38歳。次のステップが気になります。photo by Junichi Hirai

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RS:X級女子優勝のBlanca MANCHON(10年ワールド優勝)。同じくスペインのMarina ALABAU(09年ワールド優勝。本大会には出場せず)との決着に注目が集まります。とにかくこのふたりは、吹かなくても速く、吹いたら当然速い。なにしても速い。photo by Junichi Hirai

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激戦となった470男子のフランス対決は、北京五輪銅メダルのNicolas CHARBONNIERを振り切り、LEBOUCHER / GAROSに軍配があがりました。ふたりは昨年の江の島オリンピックウィーク、和歌山インターナショナルレガッタに招待されたチーム。編集部の記憶をたどると世界のほとんどの大会に出場して、メキメキ実力をつけています。photo by Junichi Hirai

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2011年05月07日

470男子女子、残留決定!

 5月7日、ロシア・サンクトペテルブルクのISAFミッドイヤーミーティングで、ISAF評議会により五輪艇種を選ぶ投票がおこなわれました。(BHM編集部)

 投票の結果は、
Men's Board or Kiteboard - evaluation
Women's Board or Kiteboard - evaluation
Men's One Person Dinghy - Laser
Women's One Person Dinghy - Laser Radial
Men's 2nd One Person Dinghy - Finn
Men's Skiff - 49er
Women's Skiff - Evaluation
Men's Two Person Dinghy - 470
Women's Two Person Dinghy - 470
Mixed Two Person Multihull - Evaluation


 となり、日本が唯一メダルを獲得した2人乗り種目の470級男子、470級女子は、2016年のリオ五輪で採用されることになりました。

 昨年11月のISAF総会でイベント委員会よりカイトボード、470級男女混合、女子スキフ、マルチハルなど10種目が提案されました。それに対して各国から50にのぼる意見・提案があったとのこと。

 470級男子、女子のクラス分けに関しては、欧米諸国優勢のセーリング競技の実際を身長や体重で解析、また470級の普及率、ジュニアからユースまで世代別プログラムなどのデータが日本から提出されました。

 リオ五輪で落選したのは、男子キールボートのスター級と女子キールボート(マッチレース)です。また、新種目として、ボードもしくはカイトボード、女子スキフ、男女混合マルチハルが採用されることになります。これらは今後のトライアルで艇種が決められます。

◎ISAF プレスリリース
http://www.sailing.org/35891.php


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posted by BULKHEAD at 19:32| Comment(0) | オリンピック

2011年04月30日

イエールSOF取材を終えて

 イエールSOFの取材も早いもので最終日を終えました。メダルは取れませんでしたが、オリンピックに向かって一歩一歩進む日本チームを見ることができました。シリーズレースの流れから、メダルレースに進んだアビームチームばかりを取り上げましたが、ほかの日本勢にもさまざまな見所がありました。

 49erの牧野/高橋はこれまで使ったことのない新艇に乗り、途中でトップを引くなど今後を期待させるシーンがありました。49erのように日本で少ないクラスは、海外のフリートのなかでレースをしないと身に付かない技術があります。新艇の調整を万全に、これからガンガン乗り込んで、世界で戦ってほしいと思います。

 また、レーザーの安田は、今後がたのしみなヨットレースを見せてくれました。予選最終日にゴールドフリートを狙える位置につけ、進出を目指して賭けに出ましたが失敗。シルバーフリートで失格レースもありましたが、なにかひとつのきっかけで上のステージにあがれる可能性を秘めています。しかし、レーザーは五輪種目でもっとも数が集まるキツイ種目です。上位グループで戦うためにはあと3つぐらいステージアップを目指さなければなりません。

 今回BHM編集部は、なかなか見る機会の少ないRSXのレースをよく見ていました。日本男女は全員ゴールドフリートに進みましたが、トップ、セカンドグループの選手とはまだ差があるように思います。スタートを出られず、スピードを得られないまま後位置で戦うという日本勢を何度かみました。RSX日本は、470に次いで成績を残してきている種目です。ロンドンでは北京よりも進化した姿を見せてくれることを期待します。

 さて、BHMのイエール取材は、これでひとまず終了です。twitterでご存じの方もいると思いますが、実は大会中盤からノートパソコンが動かなくなり、携帯電話から更新していました。毎日海に出て撮影していましたが、それを更新する手段がなく、後半は文章だけのレポートになってしまいました。写真を楽しみにされていた方、もうしわけございません。日本に戻ったら、撮りためている写真を発表しますので、しばらくお待ちください。

 このイエールは、とても疲れる取材になりました。パソコントラブルもそうですが、この大会に国内のプレスが大勢やってきて、海外取材陣への配慮が二の次になっている節があったからです。プレスルームは常に満席状態だったほどで、カメラボートの配艇も毎朝ドタバタ。油断するとフランス主体でズンズン進んでいき、置いてきぼりにされるので気を緩められません。時には大声を出して、意思を伝えないといけない場面もありました。

 ただ、海外メディアチームとは、パルマから連続で顔を付き合わせてるので仲良くなりました。だいたい一緒になるのは主にイギリス、オランダ、フランス、ドイツ、デンマークの取材チームで、アジア代表でBHMという感じです。いうなれば、上記の国はメディア対策にも力を注いでいるセーリング強国、ということになります。

 パルマから続いたワールドカップ取材特集はこれでおわり。BHMは戻ったらすぐさまゴールデンウィークのクルーザーレースに出場します。

 さあ、日本へ帰ろう!

11.05.01_01.jpg
大会終了日の翌日、フライトまで時間があったのでイエールの町まで行ってきました。ハーバーからバスで10分程度。城跡のある古い町並みには、週末の市場ができていてたくさんの人であふれていました。photo by Junichi Hirai
posted by BULKHEAD at 19:24| Comment(2) | オリンピック

SOFメダル獲得ならず

 フランス・イエールSOF最終日。五輪種目でおこなわれるメダルレースには、470男子の原田/吉田、女子の近藤/田畑が出場しました。

 風弱く、まばらなパフとラルがある海面で、11時過ぎから470男子のスタートシークエンスがはじまりました。2回のスタート延期後にはじまったレースで原田/吉田は風上位置からベストスタート。しかし、本部船にリコールフラッグがあがり、風上にいたクロアチアに続いて原田/吉田も戻り、スタートラインを切り直します。

 パフを狙いながら右海面を走りますが、ファーストレグは岸よりの左海面有利。原田/吉田は最下位で上マークを回航します。ショートコースのメダルレースで、最後までその差をつめることはできず、同順位でフィニッシュ。トップのオーストラリアがリコールをしていたため、メダルレース9位、総合5位となりました。

「いま思えばリコールだと思って戻ったのは失敗でした。メダルレースで最悪の順位でも6位、を考えたら、そのままスタートするべきでした。そうすれば、2位になるチャンスがあったのですから。経験不足です。瞬間の判断であせりもありました。本当ならフリートレースで余裕のある得点にしておき、メダルレースに突入できるのが理想です。今回も、小さなミスで何点も無駄にしています。まだまだ実力不足です」(原田)

◎470男子最終成績
1. FRA
2. FRA
3. ESP
4. CRO
5. 日本 原田/吉田
6. AUS
7. GRE
8. GRE
9. NZL
10. SWE

 昼を過ぎ、女子がスタートする頃には風があがり、海面に白波が立ち始めました。9位でメダルレースに挑んだ近藤/田畑は、ベストスタートで上マークを3位回航。ダウンウインドでは激しいパンピング合戦となりましたが、一歩も引けをとることなく下マークへ。2上マークまでに一時、トップに立つ場面もありましたが、最終順位は3位、総合8位で大会を終えました。

「メダルを取れなかったけど、レガッタ中盤の崩れをクルーとふたりで話し合い、改善できたのは収穫でした。メダルレースはメダルに届かない位置だったので、他からマークもなく自由に走れました。メダルレースで、メダルを取れる順位にいるのかいないのかでは、プレッシャーがまったく違います。今回はメダルに絡めなかったけど、チームにとって成長できたと思います。つぎのデルタロイドはこれまで不参加だった(ワールドチャンプの)オランダチームも出ます。今回の経験を活かして上位を狙います」(近藤)

◎470女子最終成績
1. ESP
2. GBR
3. GBR
4. ITA
5. FRA
6. DEN
7. USA
8. 日本 近藤/田畑
9. FRA
10. GBR

※オフィシャルホームページでは、3Dアニメによるトラッキングデータが見られます。
posted by BULKHEAD at 00:16| Comment(0) | オリンピック

2011年04月29日

アビーム男女メダルR進出!

 イエールSOF決勝最終日。定刻通りに出艇したフリートは規定レース数を消化するため1、2レースをおこないました。風は軽風。昨年と同様の軽風シリーズに物足りなさを感じるものの、それでもトップ10のメンツは実力者ばかりです。

 470男子の原田/吉田は落ち着いたスタートでトップ集団に絡みます。一時は4位まで順位をあげましたが、最後に惜しいタクティクスミスで10位へ。第2レースは手堅く7位でまとめてメダルレースへ4位で進出です。

「ようやくイエールのスタートラインに並んだ気持ちです。今回は序盤から大きな失点がないし、いい流れでメダルレースに入れます。2位から6位まで15点差。メダルレースで何がおこるのかわかりません。表彰台にあがれるようにがんばります」(吉田)

◎470男子トップ10
1. FRA44 35P
2. FRA7 54P
3. CRO 59P
4. 日本 61P
5. ESP 63P
6. AUS 69P
7. GRE1 86P
8. GRE165 94P
9. NZL 94P
10. SWE 98P

 メダルレースの得点は2倍です。トップのフランス44は抜けていますが、フランス7からオーストラリアまでの順位は大きく変わる可能性があります。前週のスプリングカップで優勝した原田/吉田は、海外でも実力を知られた存在。当然、マークもきびしいものになるでしょう。どのような戦いになるのか注目です。

 1レースだけおこなわれた女子の近藤/田畑は1上マークを中盤で回航し、集団にもまれる最悪の状況から見事に抜け出して13位フィニッシュ。9位でメダルレース進出を決めました。

 メダルレースには日本からアビーム男女が進みます。がんばれ、日本!

◎470女子
9. 近藤田畑 133P
28. 吉迫大熊 224P

◎470男子
4. 原田吉田 61P
11. 松永今村 108P
39. 前田野呂 219P
47. 石川柳川 240P
79. 渡辺八山 256P

◎RSX男子
37. 富澤 199P

◎RSX女子
32. 須長 188P
35. 小菅 195P

◎レーザーラジアル
59. 蛭田 211P

◎レーザー
89. 安田 252P
135. 城 302P
146. イアン 344P

◎49er
38. 牧野高橋 181P
posted by BULKHEAD at 00:55| Comment(0) | オリンピック